JP2006291550A - Method and apparatus for installing column fixing member in steel pipe foundation pile - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、土木建築構造物等に用いられる鋼管基礎杭内に柱固定用部材を設置する方法及び装置に関する。 The present invention relates to a method and an apparatus for installing a column fixing member in a steel pipe foundation pile used in a civil engineering structure.
土木建築構造物の鋼管柱を鋼管基礎杭に、柱固定用部材を用いて取付けることが特許文献1に開示されている。
すなわち、鋼管基礎杭内にアンカーボルトを備えた柱固定用部材をコンクリートによって埋め込んで設置し、鋼管柱の脚部を鋼管基礎杭内に挿入して前述のアンカーボルトで固定し、その後に鋼管基礎杭内にコンクリートを打設して鋼管基礎杭と鋼管柱を接合して一本化することで取付けている。
Patent Document 1 discloses that a steel pipe column of a civil engineering building structure is attached to a steel pipe foundation pile using a column fixing member.
That is, a column fixing member equipped with anchor bolts is embedded in the steel pipe foundation pile with concrete, and the legs of the steel pipe columns are inserted into the steel pipe foundation pile and fixed with the anchor bolts, and then the steel pipe foundation. It is installed by placing concrete in the pile and joining the steel pipe foundation pile and the steel pipe column together.
前述したように柱固定用部材を鋼管基礎杭内に設置するには、柱固定用部材を打設したコンクリートで動くことがないように鋼管基礎杭内に仮固定し、その後にコンクリートを打設している。
例えば、鋼管基礎杭の内周面に支持フレームを溶接して固着し、アンカーボルトを備えた柱固定用部材を支持フレームに載置して溶接して固着することで柱固定用部材を仮固定し、その後にコンクリートを打設している。
このように、従来の柱固定用部材設置方法は、溶接作業で仮固定しているから、柱固定用部材の設置作業が面倒である。
As described above, in order to install the column fixing member in the steel pipe foundation pile, temporarily fix it in the steel pipe foundation pile so that it does not move with the concrete in which the column fixing member is placed, and then cast the concrete. is doing.
For example, a support frame is welded and fixed to the inner peripheral surface of a steel pipe foundation pile, and a column fixing member having anchor bolts is placed on the support frame and welded and fixed to temporarily fix the column fixing member. After that, concrete is placed.
Thus, since the conventional column fixing member installation method is temporarily fixed by welding work, installation work of the column fixing member is troublesome.
前述のようにして鋼管柱を取付ける場合には、その鋼管柱の取付け位置精度はアンカーボルトの設置位置精度によって決定されるので、アンカーボルトを備えた柱固定用部材を精度高く位置決めして設置する必要がある。
しかしながら、前述のように狭隘な鋼管基礎杭内で溶接によって柱固定用部材を仮固定しているので、その柱固定用部材を精度高く位置決めして仮固定することは大変困難であり、柱固定用部材を精度高く位置決めして設置することは事実上不可能であった。
When mounting a steel pipe column as described above, the mounting position accuracy of the steel pipe column is determined by the installation position accuracy of the anchor bolt, so the column fixing member equipped with the anchor bolt is positioned and installed with high accuracy. There is a need.
However, since the column fixing member is temporarily fixed by welding in the narrow steel pipe foundation pile as described above, it is very difficult to position and fix the column fixing member with high accuracy. It was practically impossible to position and install the structural member with high accuracy.
本発明の目的は、柱固定用部材の設置作業が容易であると共に、柱固定用部材を精度高く位置決めして設置できるようにした鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法及び柱固定用部材設置装置を提供することである。 An object of the present invention is to provide a column fixing member installation method and a column fixing member installation method for a steel pipe foundation pile, in which the column fixing member is easily installed and the column fixing member can be positioned and installed with high accuracy. Is to provide a device.
第1の発明は、柱固定用部材1と吊込治具10を着脱自在に連結すると共に、この吊込治具10に位置決め用横材50を取付け、
鋼管基礎杭20に取付治具30を、その上端部を挟持して取付け、この取付治具30にレベル架台40を取付け、
前記吊込治具10を吊り上げて柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に挿入して前記位置決め用横材50をレベル架台40に載置し、
この状態で位置決めして位置決め用横材50とレベル架台40を仮固定し、
この後に、鋼管基礎杭20内にコンクリートを打設して柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に埋設し、
前記柱固定用部材1と吊込治具10を分離し、その吊込治具10とレベル架台40と取付治具30を取り外して鋼管基礎杭20内に柱固定用部材1を設置することを特徴とする鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法である。
The first invention detachably connects the column fixing member 1 and the hanging
An
The hoisting
In this state, the
Thereafter, concrete is placed in the steel
The pillar fixing member 1 and the
第2の発明は、第1の発明において、吊込治具10に一対の位置決め用横材50を、柱固定用部材1の埋込み深さに応じて高さ方向に位置決めして水平に取付け、
取付治具30は、X方向、Y方向に位置決めして4つ取付け、
2つの取付治具30に亘って一対のレベル架台40を、Y方向に向けて高さ調整して所定の同一高さで、水平にそれぞれ取付け、
この一対のレベル架台40に亘って前記吊込治具10に取付けた一対の位置決め用横材50を載置し、
前記レベル架台40、位置決め用横材50を基準として吊込治具10をX方向、Y方向に位置決めして柱固定用部材1を高さ方向、X方向、Y方向に位置決めするようにした鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法である。
According to a second invention, in the first invention, a pair of positioning
There are four
A pair of
A pair of
A steel pipe in which the
第3の発明は、第2の発明において、鋼管基礎杭20に、その中心を通りX方向に向かうX方向通り心と合致する目印aを設け、この目印aにパネル定規21のX方向基準線23を合わせてパネル定規21をY方向に位置決めして鋼管基礎杭20に設け、
このパネル定規21の一対のY方向基準線24に合わせて4つの取付治具30を取付けるようにした鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法である。
In the third invention, in the second invention, the steel
This is a column fixing member installation method for steel pipe foundation piles in which four
第4の発明は、第1の発明において、柱固定用部材1は、その上面に位置決め用突部2とねじ孔3を有し、この位置決め用突部2とねじ孔3がコンクリートよりも上方に突出するように埋設されるようにした鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法である。
In a fourth aspect based on the first aspect, the column fixing member 1 has a
第5の発明は、柱固定用部材1と、この柱固定用部材1に着脱自在に連結される吊込治具10と、この吊込治具10に取付けた位置決め用横材50と、
鋼管基礎杭20の上端部を挟持して取付けられる取付治具30と、
この取付治具30に取付けたレベル架台40を備え、
前記位置決め用横材50をレベル架台40に載置して固定することで柱固定用部材1が鋼管基礎杭20内に吊り下げて設けられるようにしたことを特徴とする鋼管基礎杭の柱固定用部材設置装置である。
The fifth invention includes a column fixing member 1, a
An
A
Column fixing of a steel pipe foundation pile, wherein the
第6の発明は、第5の発明において、X方向基準線23とY方向基準線24を有するパネル定規21を設けた鋼管基礎杭の柱固定用部材設置装置である。
6th invention is the member installation apparatus for column fixation of the steel pipe foundation pile which provided the
第7の発明は、第5の発明において、柱固定用部材1は、その上面に位置決め用突部2とねじ孔3を有し、
吊込治具10は、その下面に位置決め用孔13とボルト挿通孔14を有し、
前記位置決め用突部2と位置決め用孔13が嵌合することでボルト挿通孔14とねじ孔3が合致し、そのボルト挿通孔14からボルト15をねじ孔3に螺合して柱固定用部材1と吊込治具10が連結されている鋼管基礎杭の柱固定用部材設置装置である。
In a fifth aspect based on the fifth aspect, the column fixing member 1 has a
The hanging
The
請求項1に係る発明によれば、取付治具30を鋼管基礎杭20に簡単に取付け、取り外しできるし、柱固定用部材1に吊込治具10を取付け、その吊込治具10で吊り上げ、吊り下げて柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に挿入し、その鋼管基礎杭20よりも上方において吊込治具10をレベル架台40、位置決め用横材50によってX方向、Y方向に位置決めできる。
よって、柱固定用部材1の設置作業が容易であると共に、柱固定用部材1を精度高く位置決めして設置できる。
According to the first aspect of the present invention, the
Therefore, the column fixing member 1 can be easily installed, and the column fixing member 1 can be positioned and installed with high accuracy.
請求項2に係る発明によれば、一対のレベル架台40、一対の位置決め用横材50を基準として柱固定用部材1をX方向、Y方向に位置決めできるし、一対のレベル架台40上に一対の位置決め用横材50を載置することで柱固定用部材1を埋込み深さに応じて高さ方向に位置決めできる。
According to the invention of
請求項3に係る発明によれば、パネル定規21を用いて取付治具30をX方向、Y方向に位置決めして取付けできる。
According to the third aspect of the invention, the
請求項4に係る発明によれば、位置決め用突部2とねじ孔3を利用して柱固定用部材1と吊込治具10を位置決めして連結できる。
また、打設したコンクリート60で位置決め用突部2とねじ孔3が埋まることがなく、柱固定用部材1から吊込治具10を容易に分離できると共に、その位置決め用突部2、ねじ孔3を利用して柱を位置決めして連結することもできる。
According to the fourth aspect of the present invention, the column fixing member 1 and the hanging
Further, the
請求項5に係る発明によれば、取付治具30を簡単に鋼管基礎杭20に取付けできるし、その取付治具30にレベル架台40を高さ調整して取付けできる。
そして、柱固定用部材1を吊込治具10を介して吊り上げることで鋼管基礎杭20内に挿入し、そのレベル架台40に、吊込治具10に取付けた位置決め用横材50を載置して位置決めし、その位置決め用横材50をレベル架台40に固着することによって、柱固定用部材1を位置決めして仮固定できる。
よって、柱固定用部材1の設置作業が容易であると共に、柱固定用部材1を精度高く位置決めして設置できる。
According to the invention which concerns on
Then, the column fixing member 1 is inserted into the steel
Therefore, the column fixing member 1 can be easily installed, and the column fixing member 1 can be positioned and installed with high accuracy.
請求項6に係る発明によれば、パネル定規21を用いて取付治具30を位置決めできる。
According to the invention of
請求項7に係る発明によれば、柱固定用部材1と吊込治具10を位置決めして連結できる。
According to the invention which concerns on Claim 7, the member 1 for pillar fixation and the hanging jig |
図1に示すように、柱固定用部材1は吊込治具10に着脱自在に取付けてあり、その吊込治具10をクレーン等で吊り下げることで柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に吊り降ろして後述するように設置される。
前記柱固定用部材1は、複数の位置決め用突部2と複数のねじ孔3を有し、その位置決め用突部2は上面1aよりも上方に突出し、ねじ孔3は上面1aに開口している。
この実施の形態の柱固定用部材1は上面板4と下面板5と連結縦板6で断面H型の本体7と(例えば、H型鋼)と、その上面板4と下面板5に亘って固着した補強縦板8を備えている。
前記上面板4の穴2aにピン2bを嵌合して固着して前述の位置決め用突部2としてある。
前記上面板4の穴3aの周縁下面にナット3bを固着して前述のねじ孔3としてある。
As shown in FIG. 1, the column fixing member 1 is detachably attached to a
The column fixing member 1 has a plurality of
The column fixing member 1 of this embodiment includes a
A pin 2b is fitted and fixed in the hole 2a of the
A
前記吊込治具10は縦材11の下端面に下面板12を固着したもので、その下面板12に位置決め用孔13とボルト挿通孔14が形成してある。
この位置決め用孔13を位置決め用突部2に嵌合することでボルト挿通孔14とねじ孔3が合致し、図2に示すように、ボルト15をボルト挿通孔14からねじ孔3に螺合することで下面板12が上面板4に接して固着され、柱固定用部材1の上面1aに吊込治具10が取付けられる。
前記縦材11は一側縦板11aと他側縦板11bと連結縦板11cで断面H型(例えばH型鋼)で、その一側縦板11a、他側縦板11bのボルト挿通孔14と対向した部分には切欠部16、例えば下切欠部16a、中間切欠部16b、上切欠部16cが形成され、前述のボルト15を工具を用いて締め付け、弛める時に工具が干渉しないようにしてある。
The hanging
By fitting the
The
前記一側縦板11aと他側縦板11bとに亘ってボルト17が貫通し、そのボルト17に螺合したナット18を一側縦板11a、他側縦板11bの両面にそれぞれ押しつけて一側縦板11aと他側縦板11b間の幅Hを調整できるようにしてある。
このようであるから、一側縦板11aと他側縦板11bとの連結縦板11cを境とした両側部の幅Hが異なる場合に、その幅Hを同一とすることができる。
Since it is like this, when the width H of the both sides bordering the connection
前述の柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に位置決めして仮固定する位置決め治具について説明する。
図3と図4に示すように、鋼管基礎杭20の上端面20aに載置されるパネル定規21と、その鋼管基礎杭20の上端部(頭部)に取付けられる取付治具30と、この取付治具30に取付けられるレベル架台40と、図2に示すように吊込治具10に取付けられ、前記レベル架台40に載置して取付けられる位置決め用横材50で位置決め治具を構成している。
好ましくは、鋼管基礎杭20のX方向両側にY方向に離隔してそれぞれ取付けた4つの取付治具30と、X方向両側に取付けた一対の取付治具30に亘ってそれぞれ取付けたY方向に向かう一対のレベル架台40と、この一対のレベル架台40のY方向両側寄りに亘ってそれぞれ取付けたX方向に向かう一対の位置決め用横材50を備えている。
A positioning jig for positioning and temporarily fixing the aforementioned column fixing member 1 in the steel pipe foundation pile 20 will be described.
As shown in FIGS. 3 and 4, a
Preferably, the steel pipe foundation pile 20 is mounted in four Y-directions attached to both sides in the X-direction and spaced apart in the Y-direction, and a pair of mounting
前記パネル定規21は、主として取付治具30を位置決めするものであって、鋼管基礎杭20の直径より若干長い板状で、そのX方向の両端部分に切欠部22が形成され、この切欠部22によって鋼管基礎杭20の上端面20aが見えるようにしてある。
このパネル定規21の上面には、この切欠部22を基準としてX方向基準線23が設けてあり、このX方向基準線23と直角にX方向一対のY方向基準線24が設けてある。
The
An
前記取付治具30は、鋼管基礎杭20の上端部(頭部)を挟持して取付けできる取付部31と、この取付部31に設けた取付用ボルト32と、この取付用ボルト32に螺合した下ナット33、上ナット34を備えている。
前記取付部31は、コ字状の取付材35と、その取付材35の一方の縦片35aに螺合した押え用ボルト36を備え、その取付材35の横片35cの下面を鋼管基礎杭20の上端面20aに当接し、他方の縦片35bと押え用ボルト36で鋼管基礎杭20の上端部を挟持して取付けられる。
このようであるから、溶接などせずに押え用ボルト36を締め付け、弛めることで取付治具30を取付け、取り外しでき、その取付治具30を容易に取付け、取り外しできる。
前記取付用ボルト32は横片35cの上面に上向きに固着され、取付用ボルト32は鋼管基礎杭20よりも上方に突出する。
The mounting
The mounting
Thus, the
The mounting
前記一対のレベル架台40には、その長手方向両端寄りにボルト挿通部、例えば長手方向の長孔41がそれぞれ形成してある。
この長孔41に取付用ボルト32が挿通し、レベル架台40の下面が下ナット33に当接し、上ナット34をレベル架台40の上面に押しつけてレベル架台40を取付用ボルト32に固定する。このレベル架台40は鋼管基礎杭20よりも上方に位置する。
このようであるから、下ナット33の位置を調整することでレベル架台40の取付け高さを調整して高さ方向に位置決めできる。この操作は鋼管基礎杭20よりも上方で行うので、その操作が容易で高精度に高さ方向に位置決めできる。
前記一対のレベル架台40には当て具42が、そのレベル架台40の長手方向(Y方向)に位置調整自在に取付けられる。
例えば、当て具42に長孔43を形成し、レベル架台40の孔44と長孔43にボルト45を挿通し、そのボルト45にナット46を螺合して取付ける。
The pair of level mounts 40 are formed with bolt insertion portions, for example,
The mounting
Since it is like this, by adjusting the position of the
An abutting
For example, a
前記位置決め用横材50は、図2に示すように吊込治具10の一側縦板11aと他側縦板11bに高さ方向に位置決めして相互に平行で、かつ水平に取付けられる。そしてレベル架台40に載置してY方向に位置決めして固着される。例えば、位置決め用横材50は横片50aと縦片50bで鉤形の断面形状で、その横片50aに第1孔51、縦片50bに第2孔52が形成してある。第2孔52からボルト55を一側縦板11a、他側縦板11bの孔19を挿通してナット56を螺合して取付ける。
前記第1孔51と前記レベル架台40の孔41に亘ってボルト53を挿通し、ナット54を螺合してレベル架台40に位置決め用横材50を取付ける。
この位置決め用横材50は鋼管基礎杭20よりも上方に位置し、前述の位置決め、固着作業がやり易い。
なお、図3と図4では位置決め用横材50が図示され、吊込治具10は図示していないが、実際には後述するように吊込治具10に取付けた位置決め用横材50がレベル架台40に載置される。
As shown in FIG. 2, the
A
The
3 and 4, the
次に、柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に設置する作業を説明する。
まず、前記吊込治具10に位置決め用横材50を取付ける作業を説明する。
図5に示すように、定盤60を水平とする。
例えば、前記定盤60は四隅に高さ調整ボルト61がそれぞれ螺合してあり、この高さ調整ボルト61によって定盤60の四隅の高さを調整して第1水準器62でX方向の水平、第2水準器63でY方向の水平を確認して水平とする。
図6に示すように、前記定盤60の上に吊込治具10の下面板12を載置して吊込治具10を起立して置く。
これによって下面板12が水平となる。
前述した吊込治具10の一側縦板11aと他側縦板11bとの連結縦板11cを境とした両側部の幅寸法H1,H2を測定し、その幅寸法H1,H2が異なる場合には前述のようにボルト17に螺合したナット18を締め付け、弛めして幅寸法H1,H2を同一とし、一対の位置決め用横材50を平行に取付けできるようにする。
つまり、吊込治具10がH型鋼などの場合には、そのH型鋼のひずみによって前述の幅寸法H1,H2が異なることがあり、その場合には一対の位置決め用横材50が平行とならないので、後述する位置決めに誤差が生じることがあるので、前述のようにして幅寸法H1,H2を同一とする。
この定盤60の上面(つまり、水平面)を基準として、柱固定用部材1の埋込み深さに応じて吊込治具10の位置決め用横材50の取付け高さ位置を決め、前述のようにして位置決め用横材50を所定の高さ位置に水平で平行に固着して取付ける。
なお、柱固定用部材1の埋込み深さは種々異なるので、前述の縦剤11の一側縦板11a、他側縦板11bに複数の孔19を高さ方向に位置をずらして形成する。
前述の位置決め用横材50の取付け高さ位置の調整は、例えば図6に示すように各位置決め用横材50の長手方向両端部の下面と定盤60の上面との間の距離S1,S2を測定し、その各距離S1,S2が所定の値となるように調整する。
また、前述の一対の位置決め用横材50が平行であるかは、図6に示すように一対の位置決め用横材50の長手方向一端部間の寸法L1と他端部間の寸法L2を測定し、寸法L1と寸法L2が同一であるかで確認する。
Next, the operation | work which installs the member 1 for column fixation in the steel pipe foundation pile 20 is demonstrated.
First, an operation of attaching the
As shown in FIG. 5, the
For example,
As shown in FIG. 6, the
As a result, the
Width H 1 one side vertical plate 11a and side portions that bordering the connecting
That is, when the hanging
The mounting height position of the
In addition, since the embedding depth of the column fixing member 1 is variously different, the plurality of
The adjustment of the mounting height position of the
Further, as shown in FIG. 6, the pair of
この後に、吊込治具10と柱固定用部材1を図2に示すように連結する。
Thereafter, the hanging
次に、前述の位置決め治具の取付けについて説明する。
まず、鋼管基礎杭20の上端部に、取付治具30をパネル定規21を用いて位置決めして取付ける。
例えば、図7(a),(b)に示すように鋼管基礎杭20の上端面20aにX方向の通り心Xと合致する目印aを付す。
そして、図8(a),(b)に示すように、鋼管基礎杭20の上端面20aにパネル定規21を載置し、そのX方向基準線23を前記目印aに合わせてパネル定規21をY方向に位置決めする。
この後にパネル定規21の一対のY方向基準線24に合わせて取付治具30を取付ける。これによって、取付治具30はX方向、Y方向に位置決めされる。
前述のX方向の通り心とは、鋼管基礎杭20の中心を通りX方向に向かう中心線で、光波トランシットなどを用いて求め、目印aを付す。なお、鋼管基礎杭20がX方向に複数ある場合には、各鋼管基礎杭20に亘ってX方向中心線を連続させる。
Next, attachment of the positioning jig will be described.
First, the
For example, as shown in FIGS. 7A and 7B, a mark a that matches the center X in the X direction is attached to the upper end surface 20 a of the steel
And as shown to Fig.8 (a), (b), the
Thereafter, the mounting
The above-mentioned center in the X direction is a center line passing through the center of the steel pipe foundation pile 20 in the X direction, and is obtained using a light wave transit or the like, and is marked with a mark a. When there are a plurality of steel pipe foundation piles 20 in the X direction, the center line in the X direction is made continuous over each steel
前記取付治具30は、その取付用ボルト32がY方向基準線24に合致するように、パネル定規21よりも両側方にそれぞれ取付ける。
なお、パネル定規21のX方向基準線23は一対の切欠部22を通るようにしてあるので、その一対の切欠部22を目印aに合致することでパネル定規21を位置決めでき、X方向基準線23をパネル定規21の表面に連続して付すことなしに一対の切欠部22の切欠面22aによってX方向基準線23とすることもできる。
また、一対のY方向基準線24は、パネル定規21を位置決めして載置した後に、付すようにしても良い。
The mounting
Since the
The pair of Y-
前述のようにして取付治具30を取付け完了したら、図9(a),(b)に示すように、その取付治具30に一対のレベル架台40を所定の同一高さで、水平姿勢としてそれぞれ取付ける。
例えば、X方向両側においてY方向に隣接した2つの取付治具30の取付用ボルト32にレベル架台40の長孔41をそれぞれ挿通して下ナット33に接し、その下ナット33を締め付け、弛めて上下に移動することでレベル架台40の高さを調整して所定の同一高さで水平とし、上ナット34を螺合して固定する。
これによって、一対のレベル架台40はX方向に位置決めされる。
When the
For example, the
Thereby, the pair of level mounts 40 are positioned in the X direction.
前述のレベル架台40の長孔41に取付用ボルト32が挿通するからレベル架台40の長手方向に異なる位置に取付用ボルト32を挿通できると共に、取付治具30は鋼管基礎杭20の上端部を挟持して取付けられるから、その取付治具30は鋼管基礎杭20の任意の位置に取付けできる。
よって、レベル架台40の取付位置を任意に変更できるし、大きさの異なる鋼管基礎杭20にレベル架台40を取付け可能である。
Since the mounting
Therefore, the mounting position of the
前述のようにして一対のレベル架台40を取付け完了したら、当て具42をY方向に位置決めして取付ける。
例えば、図9(a),(b)のように、一対のレベル架台40上に跨ってマグネット付定規(水平器)47を置き、この定規47の外側面47aの前後をトランシットで見て通りX2を出す。つまり、前述の目印aを通るX方向通り心Xと所定の距離だけ離隔したX方向の通りX2と定規47の外側面47aを一致させ、その定規47の内側面47bがX方向の通りX1と一致させる。
この定規47の内側面47bに当て具42を当てて位置決めし、ボルト・ナット45,46で固定する。この後に定規47を外す。
When the pair of level mounts 40 is completely attached as described above, the abutting
For example, as shown in FIGS. 9A and 9B, a
The
前述のように柱固定用部材1を取付けした吊込治具10をクレーン等で吊り下げ、その柱固定用部材1、吊込治具10を鋼管基礎杭20内に吊り降ろし、吊込治具10の一対の位置決め用横材50を一対のレベル架台40上に置き、図10(a),(b)に示すように一方の位置決め用横材50を当て具42に接してY方向に位置決めする。
X方向の基準点から吊込治具10までの距離をトランシットで測定し、所定の距離となるように吊込治具10を、位置決め用横材50を介してレベル架台40に沿ってX方向に移動し、X方向に位置決めする。
つまり、吊込治具10をX方向、Y方向に位置決めすることで、柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内にX方向、Y方向に位置決めして吊り下げる。
As described above, the hanging
The distance from the reference point in the X direction to the hanging
That is, by positioning the suspending
前述のように吊込治具10を位置決めする際に、図10(a),(b)に仮想線で示すように吊込治具10の縦材11にパネル定規48の角孔49を挿通して設け、このパネル定規48のX方向に向かう中心線b、この中心線bとY方向に所定距離だけ離隔したX方向に向かう線cに基づいて吊込治具10をY方向に再度位置決めする。この線cは前述の通りX2と合致し、角孔49のY方向一方の内側面が前述の通りX1と合致する。
前記パネル定規48のX方向に向かう中心線bと直角で、Y方向に向かう中心線dと、この中心線dとX方向に所定距離だけ離隔したY方向に向かう線eを用いてX方向に位置決めする。
つまり、中心線dをY方向の通り芯Yと一致させ、このY方向の通り芯Yと所定距離だけ離れたY方向の通りY1と線eを一致させるようにトランシットを用いてX方向に位置決めする。この線eは角孔49のX方向一方の内側面と合致する。
前記パネル定規48には当て具42と位置決め用横材50を見るための切欠部48aが形成してある。
このパネル定規48による位置決めは前述の位置決めの確認であるから、必ずしも実施しなくても良い。
When positioning the hanging
In the X direction, the
That is, the center line d to match the base line Y in the Y direction, the X direction using the transit to match the street Y 1 and line e of the street in the Y direction center Y and a predetermined distance away Y direction Position it. This line e coincides with one inner surface of the square hole 49 in the X direction.
The
The positioning by the
前述のようにして位置決めすることで、柱固定用部材1は図11に示すように鋼管基礎杭20内に、所定の高さ位置でX,Y方向に位置決めして吊り下げられる。
この状態で、一対の位置決め用横材50を一対のレベル架台40にそれぞれ固定する。
そして、鋼管基礎杭20内にコンクリート60を打設して図11に示すように柱固定用部材1を所定深さで埋込みする。この時、柱固定用部材1を全部埋込みすると柱の固定がしづらいから、柱固定用部材1の上部、例えば上面から50mmまでの部分をコンクリート60よりも上方に突出し、それよりも下方部分を埋込み、前述の位置決め用突部2、ねじ孔3がコンクリートよりも上方に突出するようにするようにする。。
By positioning as described above, the column fixing member 1 is suspended in the steel pipe foundation pile 20 in the X and Y directions at a predetermined height position as shown in FIG.
In this state, the pair of
And concrete 60 is laid in steel
コンクリート60の養生期間が経過したら吊込治具10と柱固定用部材1を分離し、その吊込治具10、レベル架台40、取付治具30を取り外して鋼管基礎杭20内に柱固定用部材1の設置が完了する。
前述の吊込治具10と柱固定用部材1を分離するにはボルト15を弛めることになるが、鋼管基礎杭20内に人が入ってボルト15を弛めるのは困難であるので、図11に示すラチェットレンチ61と長尺なボックス62より成る工具を用いて鋼管基礎杭20の上方からボルト15を弛める。
この時、ラチェットレンチ61、ボックス62が吊込治具10の縦材11の一側縦板11a、他側縦板11bに干渉することがあるので、前述のように切欠部16を形成して干渉しないようにしてある。
When the curing period of the concrete 60 elapses, the
The
At this time, since the
次に、柱を設置する作業を説明する。
図12、図13、図14に示すように、柱70は一側縦板71と他側縦板72と連結縦板73で断面H型で、下端面にプレート74が固着してある。
このプレート74には位置決め孔75と孔76が形成してある。
柱70を鋼管基礎杭20内に入れて位置決め孔75を位置決め用突部2に嵌合して位置決めし、ボルト77を孔76からねじ孔3に螺合して柱70を柱固定用部材1に固着する。
この後に、鋼管基礎杭20の上端部までコンクリートを打設して柱固定用部材1と柱70の下端部を鋼管基礎杭20内に埋設して設置する。
Next, an operation for installing the pillar will be described.
As shown in FIGS. 12, 13, and 14, the
The
The
Thereafter, concrete is cast up to the upper end portion of the steel
前述のようにして柱70を設置する際に、柱70を安定して支持するための支持部材を用いる。
この支持部材は第1支持部材80と第2支持部材81と第1受金具82と第2受金具83を備えている。
前記第1支持部材80は斜めの縦面80aを有するほぼ台形状で、第2支持部材81は斜めの縦面81aを有するほぼ三角形状である。
前記第1受金具82と第2受け金具83は上向きコ字状の受具82a,83aの両側面に鉤片82b,83bを固着したもので、その鉤片82b,83bを鋼管基礎杭20の上部周縁に係止して取付け、その受具82a,83aに第1・第2支持部材80,81を嵌合して取付ける。
第1受金具82の受具82aは第2受金具83の受具83aよりも長尺である。
When the
This support member includes a
The
The
The receiving member 82 a of the first receiving
そして、第1支持部材80の斜めの縦面80aと第2支持部材81の縦面81aを接したものを柱70の連結縦板73の両側と鋼管基礎杭20との間に設けて支持し、2つの第2支持部材81の斜めの縦面81aを接したものを柱70の一側縦板71、他側縦板72と鋼管基礎杭20との間に設けて支持する。
このようにすることで、柱70を起立した姿勢で安定して支持できる。
前述の第1・第2支持部材80,81は木製が好ましいが、樹脂製などでも良い。
And the thing which contacted the diagonal vertical surface 80a of the
By doing in this way, the
The first and
1…柱固定用部材、2…位置決め用突部、3…ねじ孔、10…吊込治具、15…ボルト、20…鋼管基礎杭、20a…上端面、21…パネル定規、22…切欠部、23…X方向基準線、24…Y方向基準線、30…取付治具、31…取付部、32…取付用ボルト、33…下ナット、34…上ナット、40…レベル架台、42…当て具、50…位置決め用横材、60…コンクリート、70…柱、80…第1支持部材、81…第2支持部材。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Column fixing member, 2 ... Positioning protrusion, 3 ... Screw hole, 10 ... Suspension jig, 15 ... Bolt, 20 ... Steel pipe foundation pile, 20a ... Upper end surface, 21 ... Panel ruler, 22 ...
Claims (7)
鋼管基礎杭20に取付治具30を、その上端部を挟持して取付け、この取付治具30にレベル架台40を取付け、
前記吊込治具10を吊り上げて柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に挿入して前記位置決め用横材50をレベル架台40に載置し、
この状態で位置決めして位置決め用横材50とレベル架台40を仮固定し、
この後に、鋼管基礎杭20内にコンクリートを打設して柱固定用部材1を鋼管基礎杭20内に埋設し、
前記柱固定用部材1と吊込治具10を分離し、その吊込治具10とレベル架台40と取付治具30を取り外して鋼管基礎杭20内に柱固定用部材1を設置することを特徴とする鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法。 The column fixing member 1 and the hanging jig 10 are detachably connected, and a positioning cross member 50 is attached to the hanging jig 10.
An attachment jig 30 is attached to the steel pipe foundation pile 20 while sandwiching the upper end thereof, and the level mount 40 is attached to the attachment jig 30.
The hoisting jig 10 is lifted, the column fixing member 1 is inserted into the steel pipe foundation pile 20, and the positioning cross member 50 is placed on the level mount 40,
In this state, the positioning cross member 50 and the level mount 40 are temporarily fixed,
Thereafter, concrete is placed in the steel pipe foundation pile 20 to embed the column fixing member 1 in the steel pipe foundation pile 20.
The pillar fixing member 1 and the hanging jig 10 are separated, the hanging jig 10, the level mount 40 and the mounting jig 30 are removed, and the column fixing member 1 is installed in the steel pipe foundation pile 20. A method for installing a column fixing member for a steel pipe foundation pile.
取付治具30は、X方向、Y方向に位置決めして4つ取付け、
2つの取付治具30に亘って一対のレベル架台40を、Y方向に向けて高さ調整して所定の同一高さで、水平にそれぞれ取付け、
この一対のレベル架台40に亘って前記吊込治具10に取付けた一対の位置決め用横材50を載置し、
前記レベル架台40、位置決め用横材50を基準として吊込治具10をX方向、Y方向に位置決めして柱固定用部材1を高さ方向、X方向、Y方向に位置決めするようにした請求項1記載の鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法。 A pair of positioning cross members 50 are attached to the hanging jig 10 in the height direction according to the embedding depth of the column fixing member 1 and attached horizontally.
There are four mounting jigs 30 that are positioned in the X and Y directions,
A pair of level mounts 40 are horizontally adjusted at a predetermined height by adjusting the height in the Y direction across the two mounting jigs 30;
A pair of positioning cross members 50 attached to the hanging jig 10 is placed over the pair of level mounts 40,
The hoisting jig 10 is positioned in the X direction and the Y direction on the basis of the level frame 40 and the positioning cross member 50, and the column fixing member 1 is positioned in the height direction, the X direction, and the Y direction. Item 1. A method for installing a column fixing member for a steel pipe foundation pile according to Item 1.
このパネル定規21の一対のY方向基準線24に合わせて4つの取付治具30を取付けるようにした請求項2記載の鋼管基礎杭の柱固定用部材設置方法。 The steel pipe foundation pile 20 is provided with a mark a that coincides with the center of the X direction passing through the center in the X direction, and the panel ruler 21 is positioned in the Y direction by aligning the X direction reference line 23 of the panel ruler 21 with the mark a. Provided in the steel pipe foundation pile 20,
The steel pipe foundation pile column fixing member installation method according to claim 2, wherein four attachment jigs 30 are attached to the pair of Y-direction reference lines 24 of the panel ruler 21.
鋼管基礎杭20の上端部を挟持して取付けられる取付治具30と、
この取付治具30に取付けたレベル架台40を備え、
前記位置決め用横材50をレベル架台40に載置して固定することで柱固定用部材1が鋼管基礎杭20内に吊り下げて設けられるようにしたことを特徴とする鋼管基礎杭の柱固定用部材設置装置。 A column fixing member 1, a hanging jig 10 detachably connected to the column fixing member 1, a positioning cross member 50 attached to the hanging jig 10,
An attachment jig 30 which is attached by sandwiching the upper end of the steel pipe foundation pile 20;
A level mount 40 attached to the mounting jig 30 is provided.
Column fixing of a steel pipe foundation pile, wherein the positioning cross member 50 is placed and fixed on a level gantry 40 so that the column fixing member 1 is suspended in the steel pipe foundation pile 20. Equipment installation device.
吊込治具10は、その下面に位置決め用孔13とボルト挿通孔14を有し、
前記位置決め用突部2と位置決め用孔13が嵌合することでボルト挿通孔14とねじ孔3が合致し、そのボルト挿通孔14からボルト15をねじ孔3に螺合して柱固定用部材1と吊込治具10が連結されている請求項5記載の鋼管基礎杭の柱固定用部材設置装置。
The column fixing member 1 has a positioning projection 2 and a screw hole 3 on its upper surface,
The hanging jig 10 has a positioning hole 13 and a bolt insertion hole 14 on its lower surface,
The positioning projection 2 and the positioning hole 13 are fitted to each other so that the bolt insertion hole 14 and the screw hole 3 are matched, and the bolt 15 is screwed into the screw hole 3 from the bolt insertion hole 14 to fix the column. The steel pipe foundation pile column fixing member installation device according to claim 5, wherein 1 and the hanging jig 10 are connected.
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