JP2006290455A - 屋根型容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の屋根型紙容器の開封は、屋根の縁を広げて開ける際、接着面を指を使って開けようとして注ぎ口先端が破れてしまうことがあり、牛乳等の飲料を紙等の容器で梱包する際、小さな力量で容易に容器を開封可能な梱包技術に関する。
【解決手段】 以上の課題を解決するため、容器上部前板に形成された中央三角片と左右三角片に跨る折曲線を施し、容器上部を密封する際、当該折曲線により生じた中央小三角片と左右小三角片より構成される折り返し突出した注ぎ口を形成する。
本発明は、以上の構成よりなる牛乳等の飲料物などを密封または開封可能な、折り返し突出した注ぎ部を形成したことを特徴とする屋根型容器である。
【選択図】 図1
【解決手段】 以上の課題を解決するため、容器上部前板に形成された中央三角片と左右三角片に跨る折曲線を施し、容器上部を密封する際、当該折曲線により生じた中央小三角片と左右小三角片より構成される折り返し突出した注ぎ口を形成する。
本発明は、以上の構成よりなる牛乳等の飲料物などを密封または開封可能な、折り返し突出した注ぎ部を形成したことを特徴とする屋根型容器である。
【選択図】 図1
Description
牛乳等の飲料を紙等の容器で梱包する際、小さな力量で容易に容器を開封可能な梱包技術に関する。
従来の屋根型紙容器にて密封された牛乳パックの開け方は、二つの屋根の縁を外側にあける方法、または、容器屋根にコックを取り付けする方法、別途ストローを用意する方法などがあった。
これは次のような欠点があった。
従来の一般的な屋根型紙容器の開封方法である屋根の縁を広げて開ける方法では、接着面を指を使って開けようとして注ぎ口先端が破れてしまうことがあった。また、幼児などでも簡単に飲料できるよう箱上部に開閉穴を備え付け、次いで、ストローやコックなどの道具を別途用意する必要があった。
従来の一般的な屋根型紙容器の開封方法である屋根の縁を広げて開ける方法では、接着面を指を使って開けようとして注ぎ口先端が破れてしまうことがあった。また、幼児などでも簡単に飲料できるよう箱上部に開閉穴を備え付け、次いで、ストローやコックなどの道具を別途用意する必要があった。
以上の課題を解決するために、前板上部の中央三角片と左右三角片に跨る折曲線を形成し、容器を屋根型に閉じる際、折曲線内部に形成された中央小三角片と左右小三角片を当該折曲線によって折り返し突出した注ぎ部を形成する。
本発明は、以上の構成よりなる牛乳等の飲料物などを密封または開封する方法である。
本発明は、以上の構成よりなる牛乳等の飲料物などを密封または開封する方法である。
本発明によれば、容器上部のふたつの屋根を指を用いて両側に開く際、完全に屋根をめくり終わらなくとも注ぎ口の一部を開封することができるため、小さい力量でも注ぎ口全体を開けることができる。
また、折り返し突出した注ぎ部は、梱包時両側の屋根の間に収納されている構造のことから、搬送または取り扱い時において細菌などの微生物より汚染を防ぐことが可能となる。
また、折り返し突出した注ぎ部は、梱包時両側の屋根の間に収納されている構造のことから、搬送または取り扱い時において細菌などの微生物より汚染を防ぐことが可能となる。
以下、この本発明の好ましい一実施の形態を説明する。
図1を用いて説明すると、箱を開くと注ぎ口となる前板上部(2)に、次の折り返し突出した注ぎ部(1)を設ける。
図1を用いて説明すると、箱を開くと注ぎ口となる前板上部(2)に、次の折り返し突出した注ぎ部(1)を設ける。
折り返し突出した注ぎ部(1)を、図2の本発明の折り返し突出した注ぎ部を備えた屋根型容器展開図を用いて説明すると中央三角片(1a)と左三角片(1b)と右三角片(1c)に跨る折曲線(1L)を形成し、折曲線(1L)内部に生じた中央小三角片(1d)と左小三角片(1e)と右小三角片(1f)をそれぞれ設ける。
容器を密封する際、中央小三角片(1d)と左小三角片(1e)、右小三角片(1f)を折曲線(1L)によって折り返し突出した注ぎ部(1)に形成する。
箱の内部に牛乳等の飲用物を収納したのち、左側板上部(3)と右側板上部(4)に接着剤等を塗布して容器を密封する。
ついで、図3の本発明の容器を完全に開封した状態の構造を説明すると、折り返し突出した注ぎ部(1)と、前板上部(2)は、従来よりある一般的なピュアパックと呼ばれる屋根型容器同様の開口形状となる。
本発明の構造を構成する素材は、紙を主成分とする素材がもっとも好ましいが、その他材料でも、本発明の趣旨を逸脱しない。
本発明の折り返し突出した注ぎ部(1)の注ぎ口部分を構成する折曲線(1L)は、一定の大きさ角度および位置に限定されるものではなく、前板上部(2)に、突出した注ぎ口を備えていれば如何なる形状でも本発明の趣旨を逸脱しない。
また、折り返し突出した注ぎ部(1)は、容器に一箇所備え付けることが望ましいが複数あっても本発明の趣旨を逸脱しない
また、折り返し突出した注ぎ部(1)は、容器に一箇所備え付けることが望ましいが複数あっても本発明の趣旨を逸脱しない
本発明の突出した注ぎ部(1)を備えた容器の内部は、牛乳などの飲料物の他、洗剤や塗料などを格納し如何なる構成成分を包装しても本発明の趣旨を逸脱しない。
「実施発明の効果」
本発明の折り返し突出した注ぎ部(1)を使用することにより、小さい力量でも容易に牛乳パック等の屋根型容器の開封が可能となり、別途ストローやコックを取り付けする必要がない。
また、折り返し突出した注ぎ部(1)を備えた構造は、梱包時外気に触れない構造のことより従来の屋根型容器同様細菌や微生物等からの汚染防止することが可能であり、安全な運搬および保管を提供できる。
本発明の折り返し突出した注ぎ部(1)を使用することにより、小さい力量でも容易に牛乳パック等の屋根型容器の開封が可能となり、別途ストローやコックを取り付けする必要がない。
また、折り返し突出した注ぎ部(1)を備えた構造は、梱包時外気に触れない構造のことより従来の屋根型容器同様細菌や微生物等からの汚染防止することが可能であり、安全な運搬および保管を提供できる。
1 折り返し突出した注ぎ部
1a 中央三角片
1b 左三角片
1c 右三角片
1d 中央小三角片
1e 左小三角片
1f 右小三角片
1L 折曲線
2 前板上部
3 左側板上部
4 右側板上部
5 前板
6 左側板
7 右側板
8 後板
9 底板
1a 中央三角片
1b 左三角片
1c 右三角片
1d 中央小三角片
1e 左小三角片
1f 右小三角片
1L 折曲線
2 前板上部
3 左側板上部
4 右側板上部
5 前板
6 左側板
7 右側板
8 後板
9 底板
Claims (1)
- 前板、底板、側板、および後板で構成され、当該前板上部に形成された折曲線により中央三角片および左右三角片を区分し、これら三角片を折り曲げつつ前記側面板上部に傾斜部を形成し、前記前板、側板、および後板上縁を接着固定した屋根型容器において、前記前板の上部中央に、前記中央三角片および左右三角片に跨った折曲線によって折り返し突出した注ぎ部を形成したことを特徴とする屋根型容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005143211A JP2006290455A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 屋根型容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005143211A JP2006290455A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 屋根型容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006290455A true JP2006290455A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37411467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005143211A Pending JP2006290455A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 屋根型容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006290455A (ja) |
-
2005
- 2005-04-13 JP JP2005143211A patent/JP2006290455A/ja active Pending
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