JP2006290442A - 包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吊り下げ部が収容部の水平断面形状の長軸方向と角度をなしていることで、狭い陳列スペースでも効率良く吊り下げが可能で、商品も取り易く選び易くなる。
【解決手段】 本発明は、吊り下げ部2と収容部1を有する包装体に関する。収容部1の水平断面形状は長軸と短軸を有し、該長軸と吊り下げ部2とは角度をなして形成されている。吊り下げ部2は、収容部1の天頂部3に設けられた挿し込み穴4に、吊り下げ部材20を挿入して構成されており、吊り下げ部2は、吊り下げ部材20を挿入したときに前記長軸方向と角度をなすように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吊り下げ部と収容部を備えた包装体に関する。
商品陳列の方法の1つとして、陳列棚の壁面等より吊り下げ用の棒(陳列棒)を前面側に延出し、その陳列棒に商品を吊り下げることが一般的におこなわれている。この際、陳列する商品の形態が様々であるため、幅の広い商品があると他の商品の陳列スペースがなくなることや、陳列のスペースが狭く商品を吊り下げることが出来ない等の不具合があった。また吊り下げられた場合であっても、隣の商品との隙間が無く、消費者が商品を選ぶ際には、仮に手前側にあっても隣の商品に引っかかって取り出しが困難であったり、隣の商品を落としてしまったりした。また、商品管理者の在庫確認作業等の場合では、陳列された商品の量や種類を手前側から確認することが困難であり、商品を1つ1つ外して確認し、もう一度吊り下げるなど非常に不便な状況であった。
斯かる課題を解決する手段として、商品内容を表示するタブを、商品の包装容器の上部に位置を変えて付しておき、縦一列に並べた場合でも奥の商品を手前から容易に判別できるようにした技術が提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
ところが狭い陳列棒の商品の抜き取り易さは改善されていなく、また例えば、商品の仕様の一つとして挙げられる商品の色やサイズが多数ある場合のように、商品内容の種類が多くなると、それに応じてタブの位置や商品内容の表示の異なる包装体で判別は出きる。しかし種類が多ければ多いほど奥にある商品を取り出したい時、他の商品に触れたりして商品を落としたりしてしまう可能性がある。
特開2004−17998号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、陳列幅が狭く、また判別性に優れた包装体を提供することを目的とする。
本発明は、吊り下げ部と収容部を有する包装体であって、前記収容部の水平断面形状は長軸と短軸を有し、該長軸と前記吊り下げ部とは角度をなして形成されている包装体を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明によれば、包装体の陳列幅を狭くすることができ、また、商品表示が見やすく判別性に優れている。また、包装体の陳列が容易であり、更には取り出し性に優れている。
以下本発明の包装体をその好ましい実施形態に基づいて、図を参照しながら説明する。図1は、本発明の包装体の第1実施形態を模式的に示す斜視図である。
本発明の好ましい第1実施形態の包装体10は、図1に示すように、六面体形状の箱状の収容部1と、吊り下げ部2を有している。吊り下げ部2は、図2に示すように、収容部1の天頂部3の中央部に設けられた挿し込み穴4に、吊り下げ部材20が挿入されて構成されている。収容部1は、天頂部3である天面、底面、正面、裏面及び両側面を有している。
図3(a)に示すように、収容部1の水平断面形状は、長軸Xと短軸Yを有しており、詳細には長方形である。ここで、収容部の水平断面形状の長軸とは、包装体を吊り下げ部を介して水平な陳列棒に吊り下げた状態において、収容部の水平断面形状における直線で表される正面又は裏面に対して平行な軸をいい、本実施形態では、長方形の長辺が長軸である。なお、正面とは、包装体を陳列棒に吊り下げた状態において陳列棒の前端側から概ね見える面をいう。また、該収容部の同水平断面形状の短軸とは、前記長軸と垂直に交わる軸をいい、本実施形態では、長方形の短辺である。あるいは、収容部の水平断面形状の長軸とは、包装体を吊り下げ部を介して水平な陳列棒に吊り下げた状態において、収容部の水平断面形状を含む最小の矩形(長方形)の長辺をいい、該収容部の同水平断面形状の短軸とは、該最小の矩形の短辺をいう。
図3(b)に示すように、挿し込み穴4は、長軸xと短軸yを有しており、詳細には長方形であり、挿し込み穴4の長軸xは、収容部1の前記水平断面形状の長軸Xと角度を有するように形成されている。ここで、挿し込み穴の長軸とは、ここでは長方形の長辺方向の軸をいい、挿し込み穴の短軸とは、長方形の短辺方向の軸をいう。
挿し込み穴4に挿入された吊り下げ部材20は、挿し込み穴4と平行に固定され、吊り下げ部2は、収容部1の前記水平断面形状の長軸Xと角度をなして形成されている。ここで、吊り下げ部と収容部の前記水平断面形状の長軸Xとの角度とは、水平に配設された陳列棒に包装体を吊り下げたときに、陳列棒に直行する軸と収容部1の水平断面形状の長軸Xとのなす角で、陳列時に包装体が傾く角度でもある。本実施形態では、挿し込み穴4の長軸xと、収容部1の前記水平断面形状の長軸Xとがなす角度をいう。また、「角度をなす」または「角度を有する」とは、平行ではないことを表している。
収容部1には、例えば、生理用ショーツ等の商品が収容される。収容部1の各面には、内容物(商品)に関する情報や、判別を容易にするための商品表示が印刷されている。側面の下方や正面の右下にはくりぬかれて透明なフィルムが貼られた窓51、52が形成されており、窓51、52から内容物を確認することができる。また、収容部1の背面の右上には、内容物のサイズ(M)が示されたタブが付設されている。
挿し込み穴4の長軸xと、収容部1の水平断面形状の長軸Xとがなす角度、つまり、吊り下げ部2と長軸Xとがなす角度は、包装体の陳列幅および商品表示や内容物の判別の観点から15〜60°が好ましく、20〜45°がより好ましい。
図2に示すように、吊り下げ部材20は、陳列棒に引っかかるフック部21と、挿し込み穴4に挿入される挿入部22を有し、フック部21と挿入部22の間は連結部23で連結されている。挿入部22は挿し込み穴4の長軸方向長さより長く、斜めにしながら挿し込んだ後は、挿入部22が挿し込み穴4近傍の天頂部3で引っかかり、吊り下げ部材20が抜けないようになされている。連結部23は、挿し込み穴4に挿通されて挿し込み穴4の縁に接触している部位である。連結部23の断面形状及び断面積は、内容物を含めた包装体の重量や吊り下げ部材の材質により設定される。通常は、厚みは吊り下げ部の厚みで、長さは厚みより長くした長方形の断面である。挿し込み穴4は、吊り下げ部2の挿入部22を差し込んだ後、連結部23まで戻すようにし天頂部3に固定される。この際、挿し込み穴4は連結部23が戻され固定された位置において、バランスがとれるよう形成される。なお、吊り下げ部の厚みとは、フック部及び挿入部の厚みを含む厚みをいい、本実施形態では連結部の長方形の幅(厚み)をいう。
収容部1と吊り下げ部2は、様々な材料によって形成可能であるが、成形性や印刷の容易さ、また挿し込み穴4の形成容易性の観点から、収容部1には、紙、ラミネート紙、ポリプロピレンやポリエステル等のプラスチック材料等が好ましく用いられる。吊り下げ部2となる吊り下げ部材20には、成形性の点から、ポリプロピレンやポリエステル等のプラスチック材料が好ましく用いられる。
図4に示すように、包装体10は、陳列棒8に吊り下げ部2を引っ掛けて吊り下げると、収容部1の水平断面形状の長軸と、吊り下げ部2とが角度をなしているために、包装体10は陳列棒8に対して斜めに陳列される。このため、包装体10の陳列の幅を狭くすることができ、狭い陳列スペースにも陳列することが可能である。複数の陳列棒8がある場合には、隣の陳列棒に吊り下げられた包装体10との間隔に余裕ができ、取り出し性が容易になる。また、陳列棒8間の間隔を狭くして、陳列スペースをコンパクトにしたり、陳列棒8の数を増やしてより多くの包装体10を陳列することが可能となる。また、収容部1も斜めになるため、正面に設けられた窓52のみならず、側面に設けられた窓51からも内容物を確認することができ、商品の判別性が向上する。
次に本発明の包装体の第2〜7実施形態を、図5〜10を参照しながら説明する。第2〜7の実施形態について、特に説明しない点については、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図5〜10において、第1実施形態と同じ部材に同じ符号を付してある。
本発明の好ましい第2実施形態の包装体10は、図5(a)及び(b)に示すように、天頂部3の挿し込み穴4が複数(本実施形態では四つ)の方向に放射状に延びる延出部40を有している。詳細には、挿し込み穴4は、複数(本実施形態では四つ)の矩形の挿し込み穴が天頂部3の重心を中心にして重なっている形状を有している。延出部40の延出方向は、挿し込み穴4や天頂部3の大きさによって異なるが、2方向から4方向が好ましい。挿し込み穴4の延出部40の各延出方向を長軸xとした場合、この長軸xが、収容部2の水平断面形状の長軸Xと角度をなしている。長軸xと長軸Xのなす角度は、第1実施形態と同様の範囲とすることが好ましい。
吊り下げ部材20は、挿し込み穴4に挿入して、吊り下げ部2を構成し、吊り下げ部2と収容部1の水平断面形状の長軸Xとは角度を有する。このため、陳列棒に吊り下げる場合に、挿し込み穴の選択した方向によって、収容部1を陳列棒に対して斜めに設置することができる。第2実施形態においては、図5のように、吊り下げ部材20は、挿し込み穴4の方向によって、複数の角度に挿入が可能であり、収容部1の陳列棒に対する角度や、斜めの向きを変えることができる。商品管理者が陳列幅スペースや陳列イメージにあった角度を選択して、角度や向きを調節することが可能であるため、陳列スペースの調整が容易となり、また商品判別性を向上させることが可能となる。
本発明の好ましい第3実施形態の包装体10は、図6(a)に示すように、収容部1の天頂部3に設けられた挿し込み穴4の長軸xが、収容部1の水平断面形状の長軸Xと平行に形成されている。吊り下げ部材20は、挿し込み穴4との接触部位となる連結部23の水平断面形状が多角形となっており、第3実施形態では、正六画形である。図6(b)は、図6(a)において、吊り下げ部材20が挿し込み穴4に挿入された箇所付近のB−B断面図であり、吊り下げ部材20を、収容部1の挿し込み穴4に挿入した後、図6(b)のように、吊り下げ部材20の連結部23の外周の平行な二面が、挿し込み穴4の対向する二辺(長軸方向の二辺)の間に位置するように回転させることで、吊り下げ部2を収容部1の長軸Xと角度を有するように形成することが可能となる。第3実施形態は、吊り下げ部材20を時計回りに60°回転させている。
吊り下げ部材20の連結部23の断面形状は、その外周に挿し込み穴4の対向する二辺の間隔Wより僅かに短い間隔の平行な二辺を有する五角形以上の多角形で、偶数角形が好ましく、特に偶数角形で且つ正角形であることが好ましい。挿し込み穴4には、連結部の回転が可能なように連結部23の最大外形H1よりも幅の広い領域41を設けておく。これにより、吊り下げ部の挿入後に回転させる時、収容部の挿し込み穴4の切り口を極端にキズ付けたり変形させることがなく、しかも吊り下げ部をある方向に回転させた後、容易に動くことがなく固定できる。このように吊り下げ部2が天頂面の長軸方向と角度を有すことができ、陳列時に包装体を陳列棒に対して斜めに設置することが出来る。
この様に吊り下げ部材20を回転させることで、収容部1の陳列棒に対する角度や、斜めの向きを変えることができ、商品管理者が陳列幅スペースや陳列イメージにあった角度や向きを選択して、包装体10を設置することが出来る。
本発明の好ましい第4実施形態の包装体10は、図7(a)に示すように、収容部1は、第3実施形態と同様に、収容部1の天頂部3に設けられた挿し込み穴4の長軸xが、収容部1の水平断面形状の長軸Xと平行に形成されている。吊り下げ部2は、吊り下げ部材20を挿し込み穴4に挿し込んで構成されているが、吊り下げ部材20のフック部21と挿入部22とが捻れて形成されており、吊り下げ部材20を挿し込み穴4に挿入することで、フック部21と挿し込み穴4の長軸Xが角度を有し、吊り下げ部2と収容体1の長軸Xとは角度を成して形成される。第4実施形態では、図7(b)のように、フック部21と挿入部22とが連結部23においてθ=30°の捻れた関係にある。吊り下げ部はポリプロピレンやポリエステル等のプラスチック材料で形成され、成形時に角度を付けて成形されている。
第4実施形態の包装体10は、吊り下げ部材20の捻れ構造によって、陳列時に包装体10が陳列棒に対して斜めに設置することが出来る。
次に、第5実施形態の包装体10について説明する。本発明の好ましい第5実施形態の包装体10は、図8(a)に示すように、収容部1と吊り下げ部2が同一材料の一体物で構成されており、詳細には、収容部1の背面から、天頂部3より上方に延出する片部2’を形成し、この片部2’で吊り下げ部2を形成している。尚、片部2’は天頂部3から延出させ、上に折り曲げて吊り下げ部2を形成してもよい。吊り下げ部2は、フック部21を有し、フック部内に縦方向に折り誘導線26が形成されており、図8(b)のように、フック部21の先端が折り曲げられている。フック部21を折り誘導線26によって、折り曲げることによって、吊り下げ部2は、収容部1の水平断面形状の長軸と角度を有し、陳列時に包装体を陳列棒に対して斜めに設置することができる。
折り誘導線26は、吊り下げ部2の素材に凹凸加工や切り込み線等で形成されている。折り誘導線26によって折り曲げられたフック部21は、陳列性および商品表示の見易さの点から、フック部21以外の吊り下げ部2に対して、10〜45の角度を有しているのが好ましい。
吊り下げ部2は、図8(a)のように、収容部背面の片部を大きくすることで、吊り下げ部2の強度をより向上させている。また、片部を大きくしたことによって、吊り下げ部2に、商品表示の情報を入れ易くしている。尚、折り誘導線に対して、図8(a)では、背面側にフック部21を折り曲げたが、正面側に折り曲げることが可能であり、任意に折り返して、収納部1の向きを変更することができる。
第5実施形態の包装体10において、収容部1と吊り下げ部2の材質は、吊り下げ部2を折り曲げたときに割れにくくするために、紙、ラミネート紙、ポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性プラスチック材料が好ましく用いられる。
本発明の好ましい第6実施形態の包装体10は、図9(a)に示すように、収容部1と、吊り下げ部材20から構成された吊り下げ部2を有している。収容部1は、その背面上部から上方に延出する片部2’を有し、片部2’の中央部に挿入穴(図示せず)を有している。吊り下げ部材20は、図9(a)のように、その下方の内側に互いに嵌合可能な雄雌の凹凸部を有する留め部27を有しており、留め部27の凹凸部を挿入穴で嵌合させることで固定される。吊り下げ部材20は、ポリプロピレンやポリエステル等のプラスチック材料で形成されている。図9(b)のように、吊り下げ部材20のフック部21と留め部27側面が角度を有するように捻れており、吊り下げ部2と収容部1の水平断面形状の長軸は角度を有している。第6実施形態の包装体10は、陳列棒に対して収容部1が斜めに設置される。
本発明の好ましい第7実施形態の包装体10は、収容部1の天頂部3が吊り下げ部2を形成する形態である。天頂部3には、図10(a)及び(b)に示すように、切り込み7が施されている。そして、切り込みが施された領域を、天頂部3より起立させることで吊り下げ部2が形成される。切り込み7は、立上げ部となる領域が吊り下げ部の形状を有し、吊り下げ部2の付け根に該当する箇所は切り込みがなされず、天頂部3から切り離されない。図10(b)のように、吊り下げ部2を起立させることによって、付け根に折り返し線が形成され、折り返し線は、収容部1の水平断面形状の長軸に対して角度を有する。吊り下げ部2は、収容部1の水平断面形状の長軸に対して角度を有し、陳列時に包装体10の収容部1が陳列棒に対して斜めに設置される。
収容部1は、紙、ラミネート紙、ポリプロピレンやポリエステル等のプラスチック材料等を好ましく用いることができる。天頂部3は、吊り下げ部を立上げても収容部1内に密閉性を保つ観点から、2層構造になっていることが好ましく、天頂部3(収容部1)の材料を2重にしたり、天頂部3の内側にポリエチレン等のフィルムを貼りつけて2層構造にする等して形成される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば、図1のように、商品の識別子を記載したタブを、収容部の背面右上部に設けてもよいが、タブを、側面上部に設けてもよい。タブを設けることにより、商品の識別が容易になり、必要な商品を容易に取りだすことができる。
また、収容部1は、六面体の箱状に限られず、その水平断面形状は、長軸Xと短軸Yを有していれば、図11(a)〜(d)に示すように、楕円形状や、正面又は背面の一方若しくは両方を湾曲にしたり、図12(a)〜(f)に示すように、三角形から八角形をなっていてもよい。天頂部3は、面状にかぎられず、上に凸状や凹状であってもよい。これらの場合、基本的には長軸X及び短軸Yは第1実施形態と同様に定義されるが(〔0011〕参照)、収容部の正面または裏面が図11(a)〜(d)のように円弧状で表されている部分を有する場合は、円弧と2箇所で交わる直線で最も長い直線と平行な軸が長軸となる。図11(b)の1本の直線と円弧の組み合わせである場合には、直線と平行な軸が長軸となる。尚、直線が複数ある場合には、円弧で考える。また、収容部1の水平断面形状における正面または裏面が図12(a)及び(d)のように複数の直線で構成される場合は、正面および裏面を通じて最も長い直線と平行な軸が長軸となる。
本発明の包装体は、その収容する物品に特に制限はないが、生理用ショーツや吸収物品等のパッケージ、また靴下やショーツ等の衣類分野、歯ブラシ等の日用品雑貨分野、プリンターのインクカートリッジやお菓子等の収容に好ましい。
本発明の第1実施形態の包装体の斜視図である。 図1に示す第1実施形態の、吊り下げ部材20を収容部1に挿し込む前の状態を示す分解斜視図である。 収容部並びに挿し込み穴の長軸及び短軸を説明するための図であり、(a)は図1の収容部の水平断面図、(b)は収容部の天頂部の平面図である。 本発明の第1実施形態の包装体を、複数、陳列棒に陳列した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の包装体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は収容体の天頂部の平面図である。 本発明の第3実施形態の包装体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は吊り下げ部材の連結部と挿し込み穴の配置を示す部分拡大断面図である。 本発明の第4実施形態の包装体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 本発明の第5実施形態の包装体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 本発明の第6実施形態の包装体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 本発明の第7実施形態の包装体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は吊り下げ部を起立させる前の状態の平面図である。 (a)〜(d)は、本発明の包装体の収容部の他の実施形態を模式的に示す平面図である。 (a)〜(f)は、本発明の包装体の収容部の他の実施形態を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 収容部
10 包装体
2 吊り下げ部
20 吊り下げ部材
21 フック部
22 挿入部
23 連結部
3 天頂部
4 挿し込み穴
8 陳列棒

Claims (6)

  1. 吊り下げ部と収容部を有する包装体であって、
    前記収容部の水平断面形状は長軸と短軸を有し、該長軸と前記吊り下げ部とは角度をなして形成されている包装体。
  2. 前記吊り下げ部は、前記収容部の天頂部に設けられた挿し込み穴に、吊り下げ部材を挿入して構成されており、前記吊り下げ部は、前記吊り下げ部材を挿入したときに前記長軸方向と角度をなすように形成されている請求項1記載の包装体。
  3. 前記挿し込み穴は、長軸および短軸を有する形状であり、挿し込み穴の長軸は、前記収容部の水平断面形状の長軸と角度を有するように形成されている請求項2記載の包装体。
  4. 前記挿し込み穴は、収容部の天頂部の重心を中心として複数方向に形成されており、前記収容部の長軸方向に対して複数の角度に調整可能なようになされている請求項2又は3記載の包装体。
  5. 前記吊り下げ部材は、前記挿し込み穴との接触部位において、その断面形状が五角以上の多角形に形成されている請求項2〜4記載の包装体。
  6. 前記吊り下げ部は、収容部の天頂部に施された切り込みから、天頂部を部分的に起立させることで形成される請求項1記載の包装体。

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