JP2006290189A - 車載通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DSRC通信を行なうための車載通信装置を利用して車両盗難警報を車両を離れた運転者に通知する。
【解決手段】DSRC通信を行なうための車載通信装置(1)を電波送信部(6)及び制御部(5)を含む本体部(2)と、電波受信部(16)を含む携帯部(3)とに分離可能に構成する。運転者は車両を離れる時に本体部の所定場所に収納されていた携帯部を外して携帯する。制御部に車両盗難に関する異常信号が入力された場合には電波送信部を介して異常発生を知らせる信号を携帯部に向けて送信する。携帯部は、電波受信部にて異常発生信号を受信して警報部(17)により運転者に知らせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者が車両を離れている間に車両盗難に関する異常が発生した場合に、その異常発生を運転者に警報通知する機能を備えた車載通信装置に関する。
従来から、駐車中における車体の振動やドアの開閉を検知して車両盗難や車上荒らしを防止する警報を発する車両防犯警報装置が種々提案されている。代表的なものしては異常が検知された場合に警報音やライト点滅により侵入者や危害を加えようとする者を威嚇すると共に周囲の不特定者に知らせるものがある。しかし、こうした装置では一般に警報が継続する時間は短く、警報が出ても運転者や周囲の不特定者が気付かなければ盗難や危害を防ぐことはできないという問題がある。
これに対して異常が検知された場合には、車両に搭載した送信機から運転者の保持する専用の受信機や携帯電話に異常発生を知らせる装置が提案されている(特許文献1、2、3参照)。しかし、このような装置の場合には車両側に専用の送信機が必要となる。また、受信側にも専用受信機又は携帯電話が必要になるという問題がある。
特開平10−315917号公報 特開2003−170811号公報 特開2003−63357号公報
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その課題は、車両盗難が発生したことをDSRC通信を行なうための車載通信装置を利用して車両を離れた運転者に警報通知する技術に関する。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、路上機との間でDSRC通信を行なうための電波送信部及び電波受信部と、その電波送信部及び電波受信部を制御する制御部と、を備えた車載通信装置であって、その車載通信装置は、電波送信部及び制御部を含む本体部と、電波受信部を含む携帯部とに分離可能に構成され、制御部は本体部から携帯部が分離されている時に制御部に車両盗難に関する異常信号が入力されると、電波送信部を介して異常発生信号を送信し、携帯部は電波送信部を介して異常発生信号を受信すると携帯部が有する警報部により警報することを特徴とする車載通信装置である。
DSRC通信を行なうための車載通信装置は、一般に電波送信部と電波受信部を備える。従って、本構成のようにその電波送信部と電波受信部を利用して車両盗難に関する異常の発生を車両を離れた運転者に知らせるようにすれば、異常信号の送信と受信に専用の電波送信機、電波受信機を必要としなくなる効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載通信装置において、電波送信部は異常発生信号をDSRC通信に使用する周波数を分周した周波数の電波で送信することを特徴とする。
分周した周波数はDSRC通信に使用する電波の周波数より低いため、電波の到達範囲が拡がる効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載通信装置において、電波送信部は、異常発生信号を本体部に固有のコード信号にて変調して送信し、携帯部は該携帯部と対の本体部に固有のコード信号にて変調された異常発生信号を受信した場合のみ警報部により警報することを特徴とする。
このような構成とすれば、複数の車載通信装置が異常発生信号の送信に同じ周波数の電波を使用したとしても、携帯部は対の本体部から送信された異常発生信号のみを識別して警報を発することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して詳しく説明する。図1は本発明に係る車載通信装置の一実施例の全体構成をブロック図で示したものである。本発明に係る車載通信装置は路上機との間でDSRC通信を行なうためのものである。本実施形態ではその車載通信装置としてETC車載器を例にあげて説明する。
ETC車載器は、周知のように有料道路、有料駐車場等の料金収受をノンストップで行なうETCシステム(Electronic Toll Collection System、自動料金収受システム)に使用される車載通信装置であり、路上機との間で料金収受に必要な情報通信を行なうためのものである。通信はDSRC通信(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)方式により行なわれる。
本実施形態のETC車載器(車載通信装置)1は、本体部2と携帯部3とにより構成される。本体部2は車両内に常時、載置しておかれるもので、制御部5、電波送信部6、表示部8、音声出力部9、入力操作部10、ICカードインターフェイス部11、本体側位置検出部13、電源部14を備えて構成される。
制御部5はETC車載器1の動作全般を制御する機能を有するものでマイクロコンピュータを主体に構成されており、内部にはCPU、RAM、ROM、それらを接続するバスライン、I/Oインターフェースなどを備える。この内のROMには、制御部5に後述する制御フローを実行させるためのプログラムが予め記憶させてある。
電波送信部6は、ETC路上機4に電波を送信する送信機能と、後述するように携帯部3が本体部2と切り離されているときに異常発生信号を携帯部3に送信する送信機能とを兼ね備える。異常発生信号を携帯部3に送信する際には、後述するように所定周波数の電波を制御部5の指示するON/OFFパターンで、あるいは指示されたタイミングより連続波で送信する。
表示部8は、ETCシステムの出口料金所を通過した際に取得した料金情報を表示するためのものである。音声出力部9はその料金情報を音声で知らせるためのものである。入力操作部10は、ETC車載器1の制御部としても機能する制御部5に情報を入力するためのものである。ICカードインターフェイス部11は、ETCシステム用のICカード12とのインターフェイスを行なう部分である。
本体側位置検出部13は、携帯部3が本体部2から分離された状態にあるか否かを検出して制御部5に知らせる。検出には種々の方式が考えられ、例えば携帯部3が所定場所に収納された状態にあるときに動作するリミットスイッチにより検出してもよい。また、電気回路で検出することもでき、その回路構成については後述する。
電源部14は、本体部2内の各部が必要とする電源を供給する。本体部2が携帯部3から分離されていない状態では携帯部3にも電源供給を行なう。
この他、制御部5にはETC車載器1の外部に設けられた異常検出センサ25によって検出された異常信号が入力される。異常検出センサ25は、運転者が車両を離れている間に車両盗難が発生したことを検出するためのセンサであり、振動センサ26、ドア開閉センサ27、乗員検知センサ28等で構成される。振動センサ26は車体の異常振動を検出て車両盗難を検出するセンサ、ドア開閉センサ27は運転者が車両を離れている間にドアが開閉されたことを検出して車両盗難を検出するセンサ、乗員検知センサ28は運転者が車両を離れている間に座席上に人が座ったことを検出して車両盗難を検出するセンサである。
携帯部3は、電波受信部16、警報部17、携帯側位置検出部18、バッテリー19を備えて構成される。電波受信部16は、携帯部3が本体部2から分離されていない一体状態では本来のETC車載器として機能し、ETC路上機4からの電波を受信して制御部5に伝える。一方、携帯部3が本体部2と分離された状態では、本体部2から送信される前記異常発生信号を受信して警報部17に伝える。
携帯側位置検出部18は、携帯部3が本体部2の所定場所に収納された一体状態にあるか、分離された状態にあるかを検出して警報部17に知らせる。検出には、例えば、携帯部3が所定場所に収納された状態にあるときに動作するリミットスイッチにより検出してもよい。また、電気回路で検出することもでき、その回路構成については後述する。
警報部17は、電波受信部16の出力信号と携帯側位置検出部18の検出信号を入力として受け、本体部2から送信されてくる信号の意味を判断して携帯部3の携帯者に知らせる働きをする部分である。知らせる情報は、後述するように携帯部3が本体部2の発信する電波の受信可能範囲内にあることと、異常発生信号を受信したことの2種類である。それら情報を携帯者に知らせる手段としては、表示灯の点滅、ブザーの警報音、警報部17の振動などを使用する。従って、警報部17にはそれらのための表示灯20、ブザー21、図示しない振動機構が含まれる。また、それらによる警報を停止させるリセット釦も設けられている。
バッテリー19は、携帯部3が本体部2から分離されている時に携帯部3内の各部に電源供給を行なう。
次に、このような構成の下でのETC車載器(車載通信装置)1の動作について、図2、図3の制御フローを参照して説明する。図2は、本体部2の制御部5の制御フローを表わしたものである。最初のステップS1では、携帯部3が本体部2の所定場所に収納された状態にあるか否か、即ち、携帯部3が本体部2から分離されていないかどうかを本体側位置検出部13の検出信号に基づいてチェックする。携帯部3が所定場所に収納されていると判定された場合にはステップS2に移る。この状態では本体部2と携帯部3とは一体となって本来のETC車載器としての機能を果たす。
携帯部3が本体部2の所定場所に収納されていないと判定された場合、即ち、図4に示すように運転者31が携帯部3を携帯して車両32を離れている状態では、本体部2と携帯部3とは異常検出センサ25が検出した車両盗難に関する異常発生信号を運転者31に知らせる盗難通報端末として機能する。ステップS3以降のフローは、この盗難通報端末として機能する場合に制御部5が行なうフローである。
図5は、携帯部3が本体部2の所定場所から分離された後における電波送信部6の発信電波の波形(図5の(2))、電波受信部16の出力信号波形(図5の(3))、異常検出センサ25の出力する異常発生信号波形(図5の(4))、警報部17の出力(図5の(5)、(6))を示したものである。
図5の横軸の時刻t0において携帯部3が本体部2から分離されたことが本体側位置検出部13により検出されると、図5の(2)に示すように電波送信部6は所定周波数の電波を一定パルス幅で周期的に発信開始する。
続くステップS4では所定時間待機してステップS5に移り、異常検出センサ25の出力信号の読み取りを開始する。この場合の所定時間は、運転者31が携帯部3を取り外して車外に出るまでに要する時間を考慮して決める。このような待機時間を設けるのは、車外に出るまでの間に発生する振動等により異常検出センサ25が異常発生信号を出力して警報が発せられるのを防止するためである。
続くステップS6では、異常検出センサ25が異常発生信号を出力しているか否かをチェックする。異常発生信号が出力されていない場合にはステップS7に移り、本体側位置検出部13の検出信号に基づいて携帯部3が本体部2の所定場所に戻されたか否かチェックする。戻されていない場合には、再びステップS6に戻り異常検出センサ25の出力のチェックを繰り返す。このようにすることで携帯部3が本体部2から分離されている間(図5における時刻t0〜t1の間)には、電波送信部6からは一定周期で所定幅のパルス状電波が送信される。ステップS6にて携帯部3が所定場所に戻されていると判定された場合にはステップS8に移り、電波送信部6の電波発信を停止させてステップS1に戻る。
ステップS6で異常発生信号が出力されていると判定された場合(図5の時刻t1)にはステップS9に移る。ステップS9では所定時間待機した後にステップS10に移る。ステップS10では、電波送信部6より連続電波の発信を開始させる(図5の(2)の時刻t2〜t4)。この連続電波は、携帯部3に対して異常発生を知らせる信号である。ステップS9にて所定時間待機したのは、運転者31が車外から戻りドアを開けて携帯部3を本体部2の所定場所に収納するまでの間に振動等により警報が発せられるのを防止するためである。
ステップS11では携帯部3が所定場所に戻されたか否かをチェックし、戻されていない場合にはステップS10に戻って連続電波の発信を継続する。戻されていた場合はステップS12に移り、連続電波の発信を停止する。そして、ステップS1に戻る。
このようにして携帯部3が本体部2から分離されると電波送信部6が所定周波数の電波を一定パルス幅で周期的に発信し続ける。そして、異常検出センサ25が異常発生を検出すると、所定時間待機した後に電波送信部6が連続電波を発信する。この一定パルス幅の電波は、次に説明するように携帯部3が発信電波の受信可能範囲内にあることの確認に、また連続電波は異常発生の通報に使用される。
次に、携帯部3側の動作を図3に示した制御フローにより説明する。図3は、携帯部3の警報部17が実行する制御フローである。最初のステップT1では、携帯部3が本体部2の所定場所に収納された状態にあるか否かを携帯側位置検出部18の検出信号に基づいてチェックする。所定場所に収納されている場合には、ステップT2に移る。この状態では携帯部3はETC車載器の受信部として機能し、本体部2と携帯部3とが一体となって本来のETC車載器としての機能を果たす。
所定場所から分離されていた場合にはステップT3に移る。ステップT3以降は、携帯部3が盗難通報端末の携帯側端末として機能する場合の制御フローである。ステップT3では、電波受信部16が本体部2から送信される電波の受信を開始する。電波受信部16は電波送信部6から発信された電波を受信して包絡線検波し、図5の(3)に示すような波形の信号を警報部17に出力する。
続くステップT4では、本体部2から送信されてくる電波の有無をチェックする。電波を受信していない場合にはステップT12に移り、携帯部3が本体部2の所定場所に収納されているかチェックする。収納されていない場合には、ステップT4に戻り受信電波の有無のチェックを繰り返す。
ステップT4で電波受信ありと判定された場合にはステップT5に移り、警報部17に取り付けた表示灯20を電波受信部16の出力信号と同じタイミングで点滅させる(図5の(5)参照)。次にステップT6に移り、電波受信部16が受信した電波の波形がパルス状か否か判定する。パルス状であった場合には、再びステップT4に戻り受信電波の有無のチェックを繰り返す。従って、電波受信部16がパルス状電波を発信している間、即ち、まだ異常発生信号が出力されておらず且つ携帯部3が本体部2からの電波の受信可能範囲にある間は警報部17の表示灯20はパルス点灯を繰り返す。携帯部3の携帯者(運転者31)は表示灯20の点滅により自分が本体部2から発せられる電波の受信可能範囲内に居ることを確認することができる。
ステップT6にてパルス状電波でないと判定された場合にはステップT7に移る。ステップT7では受信電波が連続電波か否か判定する。連続電波でない場合はステップT12に移る。連続電波であった場合は、ステップT8に移り警報部17の表示灯20を連続点灯させる(図5の(5)の時刻t2より)と共に、ブザー21から警報音を発生させ、また携帯部3を振動させることにより携帯者に異常発生を知らせる(図5の(6)参照)。これにより携帯者(運転者31)は車両に異常が発生したことを知ることができる。
続くステップT9では警報部17に取り付けた図示しない警報リセット釦が押されたか否かをチェックする。押されていない場合はステップT10に移り、警報部17が所定場所に収納されたかチェックする。所定場所に収納されていない場合はステップT8に戻り、異常発生の警報を継続する。ステップT9で警報リセット釦が押された場合(図5の(7)の時刻t3)はステップT11に移り、異常発生警報を停止する。そしてステップT12に移る。
ステップT12では携帯部3が所定場所に収納されたかチェックし、収納されていない場合はステップT4に戻り再び電波の受信チェックを繰り返す。収納されていた場合はステップT13に移り、電波受信を停止してステップT1に戻る。なお、ステップT9で警報リセット釦が押されていた場合もステップT11に移り、警報を停止して収納状態の判定(ステップT12)に移る。
以上のように動作することから本実施形態のETC車載器(車載通信装置)1によれば、運転者は車両を離れた場所に居ても車両盗難に関する異常が発生したことを知ることができる。また、異常が発生していない状態では警報部17の表示灯20の点滅の有無により自分が本体部2から発せられる電波の受信可能範囲内に居るか否かを確認することができる。表示灯20の点滅の周期は一定しているので複数のETC車載器が同一周波数の電波を発信した場合にも、表示灯20の点滅の周期から自己の本体部2からの電波のみを受信しているか、他のETC車載器の本体部からの電波も同時に受信しているかを判断することができる。
なお、上記実施形態においては異常検出センサ25が異常を検出した場合には連続電波を電波送信部6より発信させるようにしたが、連続電波に代えて本体部2毎に固有のコード信号で変調した電波を繰り返し発信させるようにしてもよい。変調方式としては位相変調、振幅変調、その両者の組み合わせ、周波数変調、パルス変調等を用いる。この場合、携帯部3は、それが属する本体部2に固有のコード信号で変調された電波を受信した時にのみ異常発生を携帯者に知らせるようにする。このような構成とすれば、複数のETC車載器が同じ周波数の電波を使用して異常発生信号を送信したとしても、携帯部3は自己とペアの本体部2が発した異常発生信号のみを識別することが可能となる。従って、複数のETC車載器が同じ地域で同じ周波数の電波を使用することができる。
また、上記実施形態においては、本体部2からはパルス状電波が継続して発信するようにしたが、携帯部3が本体部2から取り外されたことを本体側位置検出部13が検出してから所定時間経過したならば、そのパルス状電波の発信を停止させるようにしてもよい。複数のETC車載器が同じ周波数の電波を同じ地域で使用した場合には、携帯部3は複数の本体部からのパルス状電波を受信することになり、表示灯を点滅させる意味は薄くなる。従って、所定時間経過後にはパルス状電波の発信を停止させれば、本体部2の消費電力を少なくすることができる。この場合においても所定時間経過するまではパルス状電波が発信されるのでその間は電波受信可能範囲に居ること、及び本体部2が盗難通報モードで正常に動作していることの確認をすることができる。
また、電波送信部6が盗難通報端末として機能する場合に発信する電波の周波数は、ETC車載器として機能する場合の周波数と同一としてもよいし、異なる周波数としてもよい。異なる周波数としては、例えばETC車載器として機能する場合の周波数を分周した周波数とする。分周した周波数は元の周波数より低いため電波の到達範囲が拡がる利点がある。
本体側位置検出部13及び携帯側位置検出部18は、携帯部3が本体部2の所定場所に格納され電波受信部16が制御部5にコネクタ30により接続された状態にあるか否かの検出を行なうためのものである。その検出方法としては、前述したようにリミットスイッチにより検出することも可能であるが図6に示すような回路で検出してもよい。
図6は、本体部2と携帯部3とがコネクタ30により接続された状態にあるか否かを電気的に検出する回路の例である。図に示すように本体部2内の電源部14が出力する電圧+Vをコネクタ30を通して携帯部3側に渡し、抵抗R1を介した後に再びコネクタ30を通して本体部2側に戻し、抵抗R2を介して接地電位GNDに接続する。そして、抵抗R1、抵抗R2の両端の電圧をそれぞれ電圧検出回路35、36にて検出する。このようにすれば電圧検出回路35、36の出力信号OUT1、OUT2によって、携帯部3が本体部2の所定場所に収納され、コネクタ30が接続状態にあるか否かを判定することができる。
ETC車載器(車載通信装置)1の全体構成を示すブロック図である。 本体部2の制御部5の制御フローである。 携帯部3の警報部17の制御フローである。 ETC車載器1の盗難通報端末としての使用状態を示す図である。 ETC車載器1の各部の信号波形である。 本体部2と携帯部3の接続を検出する回路の例である。
符号の説明
図面中、1はETC車載器(車載通信装置)、2は本体部、3は携帯部、4はETC路上機、5は制御部、6は電波送信部、13は本体側位置検出部、16は電波受信部、17警報部、20は表示灯、21はブザー、18は携帯側位置検出部を示す。

Claims (3)

  1. 路上機との間でDSRC通信を行なうための電波送信部及び電波受信部と、前記電波送信部及び電波受信部を制御する制御部と、を備えた車載通信装置であって、
    該車載通信装置は、前記電波送信部及び前記制御部を含む本体部と、前記電波受信部を含む携帯部とに分離可能に構成され、
    前記制御部は、前記本体部から携帯部が分離されている時に、前記制御部に車両盗難に関する異常信号が入力されると、前記電波送信部を介して異常発生信号を送信すると共に、前記携帯部は、前記電波送信部を介して異常発生信号を受信すると前記携帯部が有する警報部により警報することを特徴とする車載通信装置。
  2. 請求項1に記載の車載通信装置において、前記電波送信部は前記異常発生信号をDSRC通信に使用する周波数を分周した周波数の電波で送信することを特徴とする車載通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車載通信装置において、前記電波送信部は、前記異常発生信号を前記本体部に固有のコード信号にて変調して送信し、前記携帯部は該携帯部と対の本体部に固有のコード信号にて変調された異常発生信号を受信した場合のみ警報部により警報することを特徴とする車載通信装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009071432A1 (de) * 2007-12-07 2009-06-11 Robert Bosch Gmbh Mauterfassungsgerät für ein kraftfahrzeug mit einer diebstahlsicherungseinrichtung, verfahren zum betreiben eines mauterfassungsgerätes mit diebstahlsicherungsfunktion und computerprogrammprodukt zur durchführung des verfahrens

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WO2009071432A1 (de) * 2007-12-07 2009-06-11 Robert Bosch Gmbh Mauterfassungsgerät für ein kraftfahrzeug mit einer diebstahlsicherungseinrichtung, verfahren zum betreiben eines mauterfassungsgerätes mit diebstahlsicherungsfunktion und computerprogrammprodukt zur durchführung des verfahrens

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