JP2006290138A - 車両用シート - Google Patents

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JP2006290138A
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Tetsuya Sasaki
々 木 哲 也 佐
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

【課題】 シート後方から見た時の意匠性を向上させ、構造が簡単なリクライナー機構隠しを提供する。
【解決手段】 本発明は、シートクッションに対してシートバックを傾倒可能に連結するリクライナーアームをシートの背面から隠蔽する構造であって、シートバックの背面に上部が固定され、下部が自由状態となってシートクッション側に延びた状態で前記リクライナーアーム配置部位を背面側から覆い、リクライニング時にシートバックと連動して下部がスライドするシャッタープレートと、シートクッションの内部に配置され、前記シャッタープレートのスライドがシートクッションの内部で行われるように前記シャッタープレートをガイドするガイドプレートと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、リクライニングシートにおけるリクライナーアームを含むリクライナー機構を覆い隠すシャッタープレートに関する。
リクライニングシートをシート後方からみた場合、シートクッションとシートバックの間には隙間があり、シートを傾動するに従ってその間隔が変化するようになっている。また、シートクッション後部両サイドのリクライナーアームを含むリクライナー機構も、シート傾動に従ってその内部機構が見えるようになっていた。
隙間については、隙間を隠して見栄えの向上を図り、またその隙間から小物等が落下するのを防止するために、隙間隠しカバーを設ける等の対策がとられている。
すなわち、シートバックの下端部にカバーを設けたり、シートクッションの後部からカバーを立ち上げる方法である。また、シートバックの下端部からシートクッションの底部にかけて回り込むように、隙間隠しを設け、リクライニング位置を変更した場合でも隙間隠しが緩まないように張力を与える方法などもある。
しかし、これらの方法は、何れもシートバックの幅中央部を覆うもので、シートバック両端のリクライナー機構までカバーするものはなかった。
そのため、リクライナー機構に関しては、リクライナー機構が見える切れ目内に軟質の樹脂を挿入して隠す方法がとられていたが、リクライニングシートの回転時に軟質樹脂に折れ目などが入り、折れ目に指を突っ込んでけがをする危険性があった。
特許第3135761号公報 特開2003−320880号公報
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、シート後方から見た時の意匠性を向上させ、構造が簡単な車両用シートを提供することを目的とする。
本発明は、シートクッションに対してシートバックを傾倒可能に連結するリクライナーアームをシートの背面から隠蔽する構造であって、シートバック部の背面に上部が固定され、下部が自由状態となってシートクッション側に延びた状態で前記リクライナーアーム配置部位を背面側から覆い、リクライニング時にシートバックと連動して下部がスライドするシャッタープレートと、シートクッションの内部に配置され、前記シャッタープレートのスライドがシートクッションの内部で行われるように前記シャッタープレートをガイドするガイドプレートと、を備えることを特徴とする。
前記ガイドプレートは、シートの両サイドのサイドフィニシャーに取り付けられ、リクライニング中間位置でシャッタープレートの自由端部を支持する上部ガイドプレートと、リクライニング最後傾時に、シートクッション下面に沿ってシートクッション前部方向に移動するシャッタープレートの自由端部をガイド支持する下部ガイドプレートからなり、前記シャッタープレートは樹脂製で、上端部はシートバックに樹脂クリップで止着されることを特徴とする。
本発明の車両用シートでは、簡単な構造で、リクライニング機構周りを隠すことによって、シート後部の見栄えが向上するほか、リクライニング機構に指を挟まれたりする危険が防止できる効果がある。
以下、添付図に基づき、本発明による車両用シートについて説明する。
図1は自動車のリクライニングシートの後部斜視図である。このリクライニングシートはシートクッションとシートクッションにリクライニング式に取り付けられたシートバック4とを備えている。図2、3図,4図は、リクライニング機構部の側面の断面図であり、図2は、リクライニングの中間位置、図3はシートバックの前倒し状態、図4はリクライニング最大傾倒状態を示す。
図2に示す通り、シートクッションに対してシートバック4を傾倒可能に連結するリクライナーアーム5をシートの背面から隠蔽する構造であり、シートバック4の両端部背面に上部が固定され、下部が自由状態となってシートクッション側に延びた状態でリクライナーアーム5配置部位を背面側から覆っている。
リクライニング時には、シートバック4と連動して下部がスライドするシャッタープレート3と、シートクッションの内部に配置され、シャッタープレート3のスライドがシートクッションの内部で行われるようにシャッタープレート3をガイドするガイドプレート7,8とを備えている。
ガイドプレート7,8は、シートの両サイドのサイドフィニシャー1に取り付けられ、リクライニング中間位置でシャッタープレート3の自由端部を支持する上部ガイドプレート7と、リクライニング最後傾時に、シートクッション下面に沿ってシートクッション前部方向に移動するシャッタープレートの自由端部をガイド支持する下部ガイドプレート8からなっている。シャッタープレート3は樹脂製で、上端部はシートバック4に樹脂クリップで止着されている。
次に、シャッタープレート3の作動状況について説明する。
図2に、リクライニングが中間位置の状況を示す。この状態では、シートバック4が、シートクッションに対して直立状態より若干後傾となっている。リクライナーアーム5も、シートバック4とともに、回動中心に対して若干後傾となっている。
この場合、シャッタープレート3の下端は、上部ガイドプレート7に沿って曲がり、上部ガイドプレート7の下端まで延びている。
図3には、リクライニング最前傾時の状況を示す。この状態では、シートバック4が、シートクッションに対して直立状態より前傾となっている。リクライナーアーム5も、シートバック4とともに、回動中心に対して若干前傾となっている。
この場合、シャッタープレート3は、シートバック4に引張られてその下端が、上方向に移動し、ガイドプレート7の上端まで延びている。
図4には、リクライニング最後傾時の状況を示す。この状態では、シートバック4が、シートクッションに対する直立状態から大きく後傾している。リクライナーアーム5も、シートバック4とともに、回動中心に対して大きく後傾している。
この場合、シャッタープレート3は、その自由端である下端が、インサイドフィニシャー2内を下方に移動して下部ガイドプレート8部に到達し、下部ガイドプレート8に沿って、下部ガイドプレート8部の下端まで延びている。リクライニングシートを最後傾位置まで移動する際には、シャッタープレート3の先端または先端に近い部分がシートクッションのフレーム9に接触し、フレーム9と下部ガイドプレート8に挟まれた空間を下方に延びるようになっている。
本発明の車両用シートでは、シャッタープレート3を樹脂クリップでシートバック4に取り付け、ガイドプレート7,8を設ける簡単な構造でリクライニング機構周りを隠すことができる。シャッタープレート3は下方が自由端になっているため、リクライニングが最前傾や最後傾の場合でもリクライニング機構周りを覆うことによってシート後部の見栄えを良くするほか、リクライニング機構に指を挟まれたりする危険を防止できる効果がある。
自動車のリクライニングシートの後部斜視図である。 リクライニング中間位置に関するリクライニング機構部側面の断面図である。 リクライニング最前傾位置に関するリクライニング機構部側面の断面図である。 リクライニング最後傾位置に関するリクライニング機構部側面の断面図である。
符号の説明
1 サイドフィニシャー
2 インサイドフィニシャー
3 シャッタープレート
4 シートバック
5 リクライナーアーム
7 ガイドプレート(上部)
8 ガイドプレート(下部)
9 フレーム

Claims (3)

  1. シートクッションに対してシートバックを傾倒可能に連結するリクライナーアームをシートの背面から隠蔽する構造であって、
    シートバックの背面に上部が固定され、下部が自由状態となってシートクッション側に延びた状態で前記リクライナーアーム配置部位を背面側から覆い、リクライニング時にシートバックと連動して下部がスライドするシャッタープレートと、
    シートクッションの内部に配置され、前記シャッタープレートのスライドがシートクッションの内部で行われるように前記シャッタープレートをガイドするガイドプレートと、
    を備えることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記ガイドプレートは、シートの両サイドのサイドフィニシャーに取り付けられ、リクライニング中間位置でシャッタープレートの自由端部を支持する上部ガイドプレートと、リクライニング最大傾倒時に、シートクッション下面に沿ってシートクッション前部方向に移動するシャッタープレートの自由端部をガイド支持する下部ガイドプレートからなることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記シャッタープレートは樹脂製で、上端部はシートバックに樹脂クリップで止着されることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013049A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Honda Motor Co Ltd 車両用シート

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JPH051343U (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 株式会社タチエス 乗り物に使用されるフロント・シート
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JP2005074007A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Toyota Boshoku Corp リクライニング装置用シールドおよびこのシールドを備えた車両用シート

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