JP2006290129A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体フレームと干渉せずに、シリンダヘッド周りのスペースにポンプをコンパクトに配設する。
【解決手段】ヘッドパイプ21から後方へ延びる左右一対のメインフレーム22と、その左右一対のメインフレームの下方に位置し、且つシリンダ3Aの軸線を前傾させてメインフレームに支持されたエンジン3と、そのエンジンのシリンダヘッド3B内に装備されたカムシャフト上のポンプ用カムの回転により駆動されるプランジャ型のポンプ30と、を備え、前記ポンプ30は、その少なくとも一部が左右一対のメインフレーム22の間に位置するようにシリンダヘッド3Bに取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車、バギー、スノーモービル等の乗員が跨って搭乗するタイプの鞍乗型車両に関するものである。
四輪自動車においては、圧縮行程中の燃焼室内に燃料を直接噴射する筒内直接噴射式(直噴式という)エンジンを採用するものが増えてきている。この直噴式エンジンでは、燃焼室内の圧力に抗して燃料を噴射しなければならないため、燃料を非常に高い圧力(数MPa〜数10MPa)に加圧する必要がある。そのため、直噴式エンジンの燃料供給装置には、従来の燃料ポンプ(低圧燃料ポンプ)のほかに、燃料の圧力を高める働きを持つ高圧燃料ポンプが設けられている。
また、現在使用されている自動車用のエンジンにおいては、カムシャフトがエンジンの燃焼室の上方に設けられたオーバーヘッドカムシャフト式(OHC式)が主流となっており、エンジンの燃焼室の上方には、吸気弁と、排気弁と、カムシャフトなどを備えてなる動弁機構が配置されている。そして、それらを覆うためにシリンダヘッドカバーが設けられ、エンジンのシリンダヘッド上部を密閉している。
前記高圧燃料ポンプは、燃料噴射弁と近い位置に配置するのが好ましく、最近では、カムシャフトに設けられたポンプ用カムによって駆動する形式を採用する関係から、カムシャフトの直上にあるシリンダヘッドカバーに取り付けることが多い(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許出願公開第1515007(A)号明細書
ところで、例えば自動二輪車等の鞍乗型車両に直噴式エンジンを搭載しようとした場合、四輪自動車と違って特にシリンダヘッド周りのスペースが車体フレームによって大きく制約されることから、高圧燃料ポンプをコンパクトに搭載するのが難しいという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、車体フレームと干渉せずに、狭いシリンダヘッド周りのスペースに、燃料ポンプをコンパクトに配設することのできる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
請求項1の発明の鞍乗型車両は、ヘッドパイプから後方へ延びる左右一対のフレーム部材と、その左右一対のフレーム部材の下方に位置し、且つシリンダの軸線を前傾させて前記フレーム部材に支持されたエンジンと、
そのエンジンのシリンダヘッド内に装備されたカムシャフト上のポンプ用カムの回転により駆動されるプランジャ型のポンプと、を備え、前記ポンプは、その少なくとも一部が前記左右一対のフレーム部材の間に位置するように、前記シリンダヘッドに取り付けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の鞍乗型車両であって、前記エンジンの上方で前記左右一対のフレーム部材間に形成された吸気チャンバと、その吸気チャンバの上面に形成され、前記エンジンに連なる吸気出口と、前記吸気チャンバの底面に形成され、前記吸気チャンバ内に突出する凸部と、前記吸気チャンバの上面および前記凸部を除く壁面に形成され、その吸気チャンバ内に空気を取り入れるための吸気入口と、を備え、前記凸部は、前記底面の前記プランジャ型ポンプの上方部位に形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の鞍乗型車両であって、前記凸部は、前記左右一対のフレーム部材の中央に形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の鞍乗型車両であって、前記吸気入口は、少なくとも車体幅方向の左右にそれぞれ形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2に記載の鞍乗型車両であって、前記凸部は、上方に向かって傾斜する傾斜面を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の鞍乗型車両であって、前記吸気入口は、前記凸部の傾斜面に向かって形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ヘッドパイプから後方へ延びる左右一対のフレーム部材と干渉せずに、狭いスペースにポンプをコンパクトに配設することができる。また、左右のフレーム部材の間に少なくとも一部が位置するようにポンプをシリンダヘッドに取り付けるので、ポンプへの外力の影響や洗車時の高圧水の影響を極力排除することができる上、ポンプからの放射音の軽減を図ることもできる。また、左右のフレーム部材の間にポンプを配置するので、左右方向の重量バランスも良好に保つことができる。
請求項2の発明によれば、ヘッドパイプから後方へ延びる左右一対のフレーム部材間に、上面に吸気出口を有する吸気チャンバを形成し、その吸気チャンバの底面に吸気チャンバ内に突出する凸部を設け、吸気チャンバの上面および前記凸部を除く壁面に、吸気チャンバ内に空気を取り入れる吸気入口を設けたので、吸気入口から吸気チャンバ内に取り込んだ空気を、凸部で案内しながら吸気出口へとスムーズに誘導することができる。従って凸部によって過給用の走行風の水切り効果と整流効果を奏することができる。また、凸部は前記プランジャ型ポンプの上方部位に形成されているので、凸部の裏面の凹部にポンプの一部(上端)を収容することができ、ポンプを配置する上でのスペース的な有利さを得ることができる。
請求項3の発明によれば、前記凸部を左右一対のフレーム部材の中央に形成してあるので、ポンプをエンジンの車幅方向の中央に配置する場合に、ポンプの一部を凸部の裏側の凹部に収容することができる。また、凸部が中央にあることによって、吸気チャンバ内に取り込んだ空気を吸気出口へ誘導する際にバランスよく案内できるようになる。
請求項4の発明によれば、前記吸気入口を、少なくとも車体幅方向の左右にそれぞれ形成したので、吸気チャンバ内に左右方向からバランスよく空気を取り込むことができ、左右方向から取り込んだ空気を凸部によってスムーズに吸気出口へ誘導することができる。
請求項5の発明によれば、前記凸部に、上方に向かって傾斜する傾斜面を設けたので、吸気出口への空気の誘導を、よりスムーズに行うことができる。
請求項6の発明によれば、前記吸気入口を、前記凸部の傾斜面に向かって形成してあるので、吸気チャンバ内に取り込んだ空気を、凸部に当てて傾斜面の案内で吸気出口に向かわせることができ、良好な整流効果を奏することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は実施形態の鞍乗型車両としての自動二輪車の全体構成を示す概略側面図、図2は同じ方向から見た要部側面図、図3はさらにその要部構成を拡大して示す側断面図である。図4は高圧燃料ポンプとの干渉を避ける逃げ部を吸気チャンバの底壁(隔壁)に設けたことによる空気流れの説明図、図5〜図9はシリンダヘッド本体並びにシリンダヘッドカバーの構成を示す図である。
この自動二輪車は、図1に示すように、車体フレーム20、前輪1、後輪2、エンジン3、ラジエータ4、フロントフォーク5、バーハンドル6、燃料タンク7、エアクリーナ8、燃料供給装置の一要素である高圧燃料ポンプ30、ピボット軸10、リヤフレーム11、スイングアーム12、動力伝達装置13、シート14、排気管16、マフラー17、フロントカウル9等を具備して構成されている。
車体フレーム20は、前端のヘッドパイプ21から斜め下向き後方へ延びる左右一対のメインフレーム(フレーム部材)22を有しており、メインフレーム22の後部には、上側にリヤフレーム11が連結され、その下側にピボット軸10を介して上下方向揺動自在にスイングアーム12が連結されている。そして、スイングアーム12の後端に後輪2が支持されている。
また、車体フレーム20の前端のヘッドパイプ21には、バーハンドル6が回動自在に支持され、バーハンドル6の下側には、バーハンドル6によって操向されるフロントフォーク5が連結され、フロントフォーク5の下端に前輪1が懸架されている。
エンジン3は、車体前後方向の中央部に配置され、車体フレーム20の左右のメインフレーム22間の下側に懸架されている。このエンジン3は、直列4気筒エンジンであり、クランクシャフトを車幅方向に水平に沿わせた横置きで搭載され、クランクケース上方のシリンダ3Aの軸線がやや前傾している。4本の排気管16は、シリンダ3Aの車体前方側の排気ポートに接続された後、途中で合流を繰り返しながらエンジン3の下側を通り、最終的にマフラー17につながっている。
ラジエータ4は、エンジン3の前方のシリンダ3Aの上部とほぼ同じ高さの位置に、通風面を前方に向けて配置されている。ラジエータ4の背後にはラジエータファン4Aが備わっている。また、エアクリーナ8は左右のメインフレーム22間の上方に配置され、その後側に燃料タンク7が配置され、その後側にリヤフレーム11に載せてライダーの着座するシート14が配置されている。なお、また、車体の後部左側には動力伝達装置13が配置され、車体の後部右側にはリヤフレーム11に沿わせた状態でマフラー17が配置されている。
図2及び図3に示すように、エンジン3のシリンダヘッド3Bは、シリンダブロック(図3には不図示)の上面に下面を合わせてボルト101で接合されたアルミダイカスト製のシリンダヘッド本体40と、シリンダヘッド本体40の上部を覆うように設けられた同じくアルミダイカスト製のシリンダヘッドカバー50とから構成されている。
シリンダヘッド本体40及びシリンダヘッドカバー50よりなるシリンダヘッド3Bの内部には、吸気弁(不図示)、排気弁(不図示)、吸気側カムシャフト70、排気側カムシャフト80(図6においては、簡略的に軸線70L、80Lで示す)等よりなる動弁機構が装備されている。吸気側及び排気側のカムシャフト70、80は、シリンダヘッド本体40の上合わせ面41にシリンダヘッドカバー50の下合わせ面51の周縁部をシール部材60を介して合わせることで密閉されたカム室52内に収容されている。
高圧燃料ポンプ30は、吸気側カムシャフト70に設けられたポンプ用カム71の回転によってプランジャ38が往復動されることで、低圧ポンプ(不図示)から送られてきた燃料を加圧するプランジャ型のポンプよりなり、シリンダヘッドカバー50の上面に突設した取付座53の上に、吸気側カムシャフト70の中心軸線に自身の軸線を合わせて配設されている。
この場合、高圧燃料ポンプ30は、図4、図5、図7、図8に示すように、エンジン3の車幅方向略中央に装備され、且つ、図2に示すように、搭載状態における上端の一部が、左右のメインフレーム22の間に入り込むように、シリンダヘッドカバー50の上に配設されている。ここでは、軸線が前傾したシリンダヘッド3Bに取り付けられ、ポンプ30の軸線も前傾しているので、ポンプ30の上端角部分が、左右のメインフレーム22間の空間内に入り込んでいる。そして、この高圧燃料ポンプ30は、図3、図5に示すように、自身に設けられた取付フランジ31とシリンダヘッドカバー50のボス部57、58とを貫通するボルト33によって、シリンダヘッドカバー50と共にシリンダヘッド本体40に共締めされている。
即ち、シリンダヘッドカバー50のボス部(シリンダヘッドカバーの支持部)57、58には、シリンダヘッド40側のボス部47、48のネジ孔47a、48aに対応したボルト通し孔57a、58aが形成され、高圧燃料ポンプ30の取付フランジ31には、シリンダヘッド40のネジ孔47a、48a及びシリンダヘッドカバー50のボルト通し孔57a、58aに対応したボルト通し孔32が形成されている。そして、取付フランジ31の上側からボルト33を、取付フランジ31のボルト通し孔32、シリンダヘッドカバー50のボルト通し孔57a、58aに順番に通して、シリンダヘッド本体40のネジ孔47a、48aにねじ込むことにより、高圧燃料ポンプ30が、シリンダヘッドカバー50と共にシリンダヘッド本体40に共締めされている。
この場合、高圧燃料ポンプ30の取付フランジ31には、ボルト通し孔32A、32Bをそれぞれ有する第1の支持部31Aと第2の支持部31Bが設定されており、第1の支持部31Aは、シリンダヘッドカバー50の周縁に形成された第1のボス部(第1支持部)58に対応し、また、第2の支持部31Bは、シリンダヘッドカバー50の周縁から離間した内側に形成された第2のボス部(第2支持部)57に対応している。
特に、シリンダヘッドカバー50の第2のボス部(第2支持部)57及び高圧燃料ポンプ30の第2の支持部31Bは、点火プラグ挿入孔250に隣接した位置に形成されている。また、シリンダヘッドカバー50の第1のボス部(第1支持部)58及び高圧燃料ポンプ30の第1の支持部31Aは、シール部材60の外側に配置されており、ポンプ30を取り付けたエンジン3を車載した状態で、シリンダヘッドカバー50の第2のボス部(第2支持部)57及び高圧燃料ポンプ30の第2の支持部31Bよりも上側に位置している。
そして、高圧燃料ポンプ30の取付フランジ31の第1の支持部31Aを、シリンダヘッドカバー50の周縁に形成した第1のボス部(第1支持部)58に重ね、高圧燃料ポンプ30の取付フランジ31の第2の支持部31Bを、シリンダヘッドカバー50の周縁から離れた内側に形成した第2のボス部(第2支持部)57に重ね、その状態で、取付フランジ31の上側からボルト33を、取付フランジ31の各ボルト通し孔32A、32B、シリンダヘッドカバー50のボルト通し孔57a、58aに順番に通して、シリンダヘッド本体40のネジ孔47a、48aにねじ込むことにより、高圧燃料ポンプ30が、シリンダヘッドカバー50と共にシリンダヘッド本体40に取り付けられている。
また、この場合の取付ボルト33の位置は、図7に示すように吸気側カムシャフト70の中心軸線70Lを挟んで斜めに対向するように設定されている。これは、ボス部47、48、57、58を形成するための内側肉盛部分とポンプ用カム71との干渉をできるだけ避ける上で有効なためである。なお、取付ボルト33の位置や個数は、高圧燃料ポンプ30をバランス良く取り付けることができるのであれば、任意に変更して構わない。例えば、2本を斜めに対向する位置ではなくて、吸気側カムシャフト70の中心軸線70Lと直交する線上に配置してもよい。
このようにボルト33で締結されることにより、その固定力によってシリンダヘッドカバー50とシリンダヘッド本体40の合わせ面41、51間に介在されているシール部材60が潰されて両者に密着し、カム室52の気密を保持する。
なお、図10に示すように、シール部材60の潰れ代が適正となるように、シリンダヘッドカバー50側のボルト締結用のボス部58の端面58cは、シール部材60の嵌合溝51aを有する合わせ面51よりも僅かに相手ボス部(シリンダヘッド本体40のボス部)側に向けて高くなっており、ボス部47、48、57、58の端面同士が直に圧接するようになっている。
また、シリンダヘッド3B内には、図3に示すように、ポンプ用カム71の摺接面の少なくとも一部を常時浸漬させ得るレベルに潤滑オイルを貯留するためのオイルバス(潤滑油を保持する凹部)79が設けられている。このオイルバス79は、図6、図9に示すように、前記シリンダヘッド本体40のボス部47及びシリンダヘッドカバー50の第2のボス部57に連設した平面視コ字状のリブ49、59によって形成されており、これらのリブ49、59の存在によってボス部47、57の剛性アップも図られている。
また、図4(a)、(b)に示すように、エンジン3の吸気ポートにつながるエアクリーナ8が上側に配置された左右のメインフレーム22の間には、メインフレーム22間の底面を隔壁120で塞ぐことにより、エアクリーナ8の入口に連通する吸気チャンバ122が形成されており、吸気チャンバ122の左右側部を画成するメインフレーム22には、車体前方に延ばした左右対のエアダクト110の内部に取り入れた走行風(空気)F1を吸気チャンバ122内に導入するための吸気入口112がそれぞれ開口されている。なお、エアクリーナ8の入口は、吸気チャンバ122の上面に開口した吸気出口126に接続されている。
また、吸気チャンバ122の底面を画成する隔壁120は、下面(裏面)が凹部124aとなり上面が吸気チャンバ122内に突出する凸部124bとなった変形部124が、左右一対のメインフレーム22間の中央に位置させて設けられており、高圧燃料ポンプ30の上方部位に位置するこの変形部124の下面側の凹部124aに、高圧燃料ポンプ30の上端角部が収容されている。このように吸気チャンバ122の底面の凹部124aに高圧燃料ポンプ30の少なくとも一部を収容することによって、高圧燃料ポンプ30を、極めて狭隘なスペースであるにも拘わらず、エンジン3の車幅方向の中央部に、車体フレーム20と干渉せずに、配置することができている。
また、その変形部124の上面側の凸部124bは、吸気入口112から導入されるエアの当たる場所に位置しており、その凸部124bには、図4(b)、(c)に示すように、吸気入口112から導入されたエアF2をエアクリーナ8の入口に誘導する傾斜面124cが設けられている。この傾斜面124cは、上方に向かって傾斜しており、吸気入口112に対向している。なお、吸気入口112は、吸気チャンバ122の上面および凸部124bを除く壁面に形成されていればよい。
上記構成によれば、ヘッドパイプ21から後方へ延びる左右一対のメインフレーム(フレーム部材)22と干渉せずに、狭いスペースに高圧燃料ポンプ30をコンパクトに配設することができる。また、左右のメインフレーム22の間に少なくとも一部が位置するように高圧燃料ポンプ30をシリンダヘッド3Bに取り付けているので、高圧燃料ポンプ30への外力の影響や洗車時の高圧水の影響を極力排除することができる上、高圧燃料ポンプ30からの放射音の軽減を図ることもできる。また、左右のメインフレーム22間の中央部に高圧燃料ポンプ30を配置しているので、左右方向の重量バランスも良好に保つことができる。
また、ヘッドパイプ21から後方へ延びる左右一対のメインフレーム22間に、上面に吸気出口126を有する吸気チャンバ122を形成し、その吸気チャンバ122の底面に吸気チャンバ122内に突出する凸部124bを設け、吸気チャンバ122の上面および凸部124bを除く壁面(メインフレーム22上)に、吸気チャンバ122内に空気を取り入れる吸気入口112を設けたので、吸気入口112から吸気チャンバ122内に取り込んだ空気を、凸部124bで案内しながら吸気出口126へとスムーズに誘導することができる。従って、凸部124bによって過給用の走行風の水切り効果と整流効果を奏することができる。また、凸部124bは高圧燃料ポンプ30の上方部位に形成されているので、凸部124bの裏面の凹部124aに高圧燃料ポンプ30の一部(上端角部)を収容することができ、高圧燃料ポンプ30を配置する上でのスペース的な有利さを得ることができる。また、凸部124bが車幅方向の中央にあることによって、吸気チャンバ122内に取り込んだ空気を吸気出口126へ誘導する際にバランスよく案内できるようになる。
また、本実施形態では、前記吸気入口112を、少なくとも車体幅方向の左右にそれぞれ形成しているので、吸気チャンバ122内に左右方向からバランスよく空気を取り込むことができ、左右方向から取り込んだ空気を凸部124bによってスムーズに吸気出口126へ誘導することができる。特に、凸部124bには、上方に向かって傾斜する傾斜面124cを設けてあるので、吸気出口126への空気の誘導をよりスムーズに行うことができる。また、吸気入口112を、凸部124bの傾斜面124cに向かって形成してあるので、吸気チャンバ122内に取り込んだ空気を、凸部124bに当てて傾斜面124cの案内で吸気出口126に向かわせることができ、良好な整流効果を奏することができる。
また、本実施形態では、高圧燃料ポンプ30をシリンダヘッドカバー50と共にシリンダヘッド本体40にボルト33で共締めしているので、シリンダヘッドカバー50の板面部分に燃料ポンプを固定するのと違い、シリンダヘッドカバー50のボス部57、58を介するものの、高圧燃料ポンプ30を、剛性の高いシリンダヘッド本体40にほぼ直接固定することができる。従って、高圧燃料ポンプ30の振動によるシリンダヘッドカバー50の共振を極力抑えることができ、騒音低減効果を得ることができる。
また、シリンダヘッドカバー50の板面部分に高圧燃料ポンプ30を取り付けるのではないから、同板面部分を肉厚にしたり同板面部分の裏面に補強用のリブを設けたりする必要がなく、単純でコンパクトな構造を実現できると共に、無用な重量増加や高さ方向の寸法増加を抑えることができる。また、荷重のかかるボス部57、58を除けば、シリンダヘッドカバー50の他の部分の強度は特に高めておく必要がないから、ボス部57、58以外の部分を樹脂等の軽量な材料で作ることもでき、シリンダヘッドカバー50の材質や構造の選択自由度を広げることができる。例えば、ボス部57、58の部分のみ金属で構成し、その他の部分を樹脂によるインサート成形で作ることもできる。
また、本実施形態では、オイルバス79に溜まった潤滑オイルによって、ポンプ用カム71と高圧燃料ポンプ30のプランジャ38との摺接部を十分に潤滑することができるので、エンジン始動時においても、潤滑不良を起こす心配がない。
また、本実施形態では、高圧燃料ポンプ30の取付フランジ31に第1の支持部31Aと第2の支持部31Bを設け、そのポンプ30の第1の支持部31Aを、シリンダヘッドカバー50の周縁に形成した第1のボス部(第1支持部)58と重ねてボルト33で締結し、ポンプ30の第2の支持部31Bを、シリンダヘッドカバー50の周縁から離間した位置でシリンダヘッドカバー50に形成した第2のボス部(第2支持部)57と重ねてボルト33で締結しているので、ポンプ30及びシリンダヘッドカバー50を、更に強固にシリンダヘッド本体40に結合することができる。
また、高圧燃料ポンプ30の第2の支持部31Bを、点火プラグの挿入孔250に隣接させて設けたので、第2の支持部31Bを剛性の高い条件で支持しやすくなる。更に、シリンダヘッドカバー50の第1のボス部(第1支持部)58とポンプ30の第1の支持部31Aを、シリンダヘッドカバー50とシリンダヘッド本体40の気密を確保するシール部材60の外側に形成しているので、カム室52の気密保持の点で楽になる。
なお、上記実施形態では、車体フレーム20とは別のエアダクト110を、車体前方に延ばした例について説明したが、図11に示すように、車体フレーム20Bの内部空間を、ヘッドパイプ21の両側を通るダクト通路130として利用する場合にも、本発明は適用することができる。その場合は、吸気チャンバ122の左右前部または左右側部に吸気入口(不図示)が開口しており、そこから吸気チャンバ122内の凸部124bに向けて走行風が入り込むようになっていればよい。
また、上記実施形態では、高圧燃料ポンプ30を取り付ける場合について説明したが、他のポンプを取り付ける場合にも、本発明は適用することができる。
また、上記実施形態では、単列の多気筒エンジン3に高圧燃料ポンプ30を取り付ける場合について説明したが。V形エンジンに高圧燃料ポンプを取り付ける場合にも、本発明は適用することができる。その場合は、前側の前傾したシリンダ列のシリンダヘッドカバーに高圧燃料ポンプを取り付けることになる。
本発明の実施形態の鞍乗型車両としての自動二輪車の全体構成を示す概略側面図である。 図1と同じ方向から見た前記自動二輪車の要部側面図である。 図2の更に要部構成を拡大して示す側断面図である。 (a)は前記自動二輪車のメインフレーム(左右一対のフレーム部材)の上面から下側を見た平面図、(b)は(a)のIVb−IVb矢視断面図、(c)は走行風の流れを示す概略説明図である。 前記自動二輪車に搭載されるエンジンのシリンダヘッド部分の構成を示す斜視図である。 同シリンダヘッドの分解斜視図である。 同シリンダヘッドの概略平面図である。 同シリンダヘッドの側面図である。 同シリンダヘッドを構成するシリンダヘッドカバーの合わせ面側から見た平面図である。 同シリンダヘッドカバーのボルト締結のためのボス部の拡大斜視図である。 本発明の他の実施形態における図4(a)と同様の図である。
符号の説明
3 エンジン
3A シリンダ
3B シリンダヘッド
8 エアクリーナ
20 車体フレーム
21 ヘッドパイプ
22 メインフレーム(左右一対のフレーム部材)
30 高圧燃料ポンプ
31 取付フランジ
31A 第1の支持部
31B 第2の支持部
33 ボルト
38 プランジャ
40 シリンダヘッド本体
47,48 ボス部
57 第2のボス部(第2支持部)
58 第1のボス部(第1支持部)
50 シリンダヘッドカバー
70 吸気側カムシャフト
71 ポンプ用カム
79 オイルバス(潤滑油を保持する凹部)
112 吸気入口
120 隔壁
122 吸気チャンバ
124a 凹部
124b 凸部
124c 誘導壁
126 吸気出口

Claims (6)

  1. ヘッドパイプから後方へ延びる左右一対のフレーム部材と、
    その左右一対のフレーム部材の下方に位置し、且つシリンダの軸線を前傾させて前記フレーム部材に支持されたエンジンと、
    そのエンジンのシリンダヘッド内に装備されたカムシャフト上のポンプ用カムの回転により駆動されるプランジャ型のポンプと、を備え、
    前記ポンプは、その少なくとも一部が前記左右一対のフレーム部材の間に位置するように、前記シリンダヘッドに取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンの上方で前記左右一対のフレーム部材間に形成された吸気チャンバと、
    その吸気チャンバの上面に形成され、前記エンジンに連なる吸気出口と、
    前記吸気チャンバの底面に形成され、前記吸気チャンバ内に突出する凸部と、
    前記吸気チャンバの上面および前記凸部を除く壁面に形成され、その吸気チャンバ内に空気を取り入れるための吸気入口と、を備え、
    前記凸部は、前記底面の前記プランジャ型ポンプの上方部位に形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  3. 請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
    前記凸部は、前記左右一対のフレーム部材の中央に形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 請求項3に記載の鞍乗型車両であって、
    前記吸気入口は、少なくとも車体幅方向の左右にそれぞれ形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  5. 請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
    前記凸部は、上方に向かって傾斜する傾斜面を有することを特徴とする鞍乗型車両。
  6. 請求項5に記載の鞍乗型車両であって、
    前記吸気入口は、前記凸部の傾斜面に向かって形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
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