JP2006289045A - モーターフアン - Google Patents
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Abstract
【課題】循環気流型電気掃除機に於いて塵埃集收に供するヘッド部での塵埃集收の際に外気の吸気をせずに、当該電気掃除機内の空気を活用し、循環流路の要部であるヘッド部に強力な循環気流を流し塵埃の集收を行い、当該電気掃除機外には排気を放出しないモーターフアンの提供。
【解決手段】モーターとフアンケースとの結合には熱的遮断のできる構造とし、当該モーターは連続定格の自然空冷のものを使用し、フアンに就いては吸気流、及び排気流が案内路に添い円滑に流れ易くなるよう、斜面、曲面、及び球面を活用し、当該案内路を形成し、気流の正面衝突のするような面をなくし、また渦流の生じないよう要部に於いては案内路を流れ方向に仕切るのと、それに相俟って、循環路を形成するので常に気流の流れる方向に、循環路中の何処の位置にも「引き」及び「押し」の力がフアンに依って発生しているので気流は案内路に馴染み円滑に流れる。
【選択図】図1
【解決手段】モーターとフアンケースとの結合には熱的遮断のできる構造とし、当該モーターは連続定格の自然空冷のものを使用し、フアンに就いては吸気流、及び排気流が案内路に添い円滑に流れ易くなるよう、斜面、曲面、及び球面を活用し、当該案内路を形成し、気流の正面衝突のするような面をなくし、また渦流の生じないよう要部に於いては案内路を流れ方向に仕切るのと、それに相俟って、循環路を形成するので常に気流の流れる方向に、循環路中の何処の位置にも「引き」及び「押し」の力がフアンに依って発生しているので気流は案内路に馴染み円滑に流れる。
【選択図】図1
Description
この発明は循環気流型電気掃除機に於いて塵埃集收に供するヘッド部での塵埃集收の際に外気の吸気をせずに、当該電気掃除機内の空気を活用し、循環流路の要部であるヘッド部に強力な循環気流を流し塵埃の集收を行い、当該電気掃除機外には排気を放出しない、循環気流の自己生成に供するモーターフアンに関するものである。
現在排気循環機能を有する、電気掃除機を、販売している会社は2社あり、カタログでの記述では、S社に於いては『後ろからの排気を出さない「ジェットターン方式」ハウスダストの舞い上げを抑えます。※両側の車輪部から、モーター冷却のために一部排気が出ています。
排気エネルギーを約90%カットし、ハウスダストの舞い上げを抑えます。』またT社に於いては『気になる排気を抑える「排気カット強と清」(クリーナーの本体の中で排気を循環。排気風速を約80%※5カツト!(当社比))※5排気風速約80%カツト。当社排風カット未採用機種VC−J9Dとの排風速比較。排気風速の測定方法:排気出口から50mm離れた所で最大風速(強モード時):VC−P81R 2.5m/秒、VC−J9D 13m/秒』とあり、2社共に、モーターフアンのモーターの冷却のために、フアンからの排風をモーターに吹き掛けるために、その排風の温度を上げないための新しい吸気の入替分であり、排気を皆無にすることは、従来のモーターフアンの活用に於いては不可能である。
排気エネルギーを約90%カットし、ハウスダストの舞い上げを抑えます。』またT社に於いては『気になる排気を抑える「排気カット強と清」(クリーナーの本体の中で排気を循環。排気風速を約80%※5カツト!(当社比))※5排気風速約80%カツト。当社排風カット未採用機種VC−J9Dとの排風速比較。排気風速の測定方法:排気出口から50mm離れた所で最大風速(強モード時):VC−P81R 2.5m/秒、VC−J9D 13m/秒』とあり、2社共に、モーターフアンのモーターの冷却のために、フアンからの排風をモーターに吹き掛けるために、その排風の温度を上げないための新しい吸気の入替分であり、排気を皆無にすることは、従来のモーターフアンの活用に於いては不可能である。
フアンに就き記述すれば、フアンは風を生むものなのだから、冷えこそすれ、熱くはならないと云うことが、フアンに対する、固定観念であり、これに携わる、技術者の常識でもあったので、モーターで駆動を受ける、フアンは加熱の無い、強い気流を発生するので、その発生した気流を活用し、モーター、冷やすことにすれば、モーターの温度上昇を抑えることができ無理な負荷を掛けても耐えることができる、との考へで経済的設計で製作されたのが、現モーターである。従ってモーターに就いては裕のある設計の連続定格のモーターとし、フアンに就いては、発明者は発熱体であると云う認識であり、その原因はフアンでの循環気流の生成には回転数が1分間に1万回〜3万回と高いこと。フアン内での
空気同志の摩擦、衝突、更らには側壁等との摩擦等が考へられ、そのエネルギーが熱への変換となり、気流及び関連装置の温度上昇に繋がるのである。
空気同志の摩擦、衝突、更らには側壁等との摩擦等が考へられ、そのエネルギーが熱への変換となり、気流及び関連装置の温度上昇に繋がるのである。
上述せるように、モーターは発熱体であり、フアンも発熱体であるため、フアンの排風を、モーターに吹き掛けることはせず、モーターは連続定格で自然冷却で済むものにし、フアンに就いては、生成する気流の流れを円滑にし熱の発生を極力低く抑える構造とするのである。
本発明のモーターフアンは循環気流型電気掃除機の係りのある装置内の空気を活用し、塵埃の集收を司るヘッドに掃除用の強力な自己生成の循環気流を提供するための装置であり、以下これに就き記述する。
図1はモーターフアン1の断面を含む側面図であり、モーター2は、自然空冷の連続定格のコンミュテーターモーターで公知のモーターであり、モーターに関する記述は省くことにする。
図1に示めすフアン装置3はフアン4、直胴部3A、球曲面部3T、及び小直胴部3Fから成る、フアンケース3’で形成され、フアンケース3’内には排気えの加速部24及び集收部26、更らに吸気案内路20を收容するのである。
フアン4は図2及び図3に示めす形状であり、これはフアンケース3’の直胴部3A内での円滑な排気の流れを確保するための工夫であり、即ち吸気口5Aから、吸入した吸気を排気口7E〜15Eから噴出の際は所定の方向に噴出するのである。
フアン4は図3の側断面図に示めすように内側は異形の皿の内皿5を配し、当該内皿5の中央部から円形に中心に向かい緩かな上り勾配の膨を付し、その後中心部には所用径の吸気口5Aを穿ち、また周辺には所用の曲面にて所用の高さの立上げ縁部5Bを当該膨み方向に形成する。
またフアン4の外側は異形の皿の外皿6から成り、中心にはモーター2の出力軸先端部2Gに堅着用の穴6Aを穿ち、その近くに所用の小径の通気口6Bを複数個付し、更らに周辺には所用の球曲面及び縁側を有する周面6Cを形成する。
図2に示めす一部破断正面図に於いて、内皿5及び外皿6を所用の間隔で配し、その間隔間に、回転方向を示めす矢印16方向に、ほぼ倣う方向に、インボリュート曲線を有し所要形で成る、案内壁7〜15を図示のように、吸気口5A側に、一方端を置き、他方端を周面6C側に置く、当該案内壁7〜15を介し且つこれに当該内皿5及び外皿6とを堅着し、フアン4を形成するのである。
フアン装置3に就き記述する。図1の断面図に示めすように、熱伝導率の低い、ベークライト等からの合成樹脂で成る、中間部材3Bに、フアンケース3’の取付鍔3Cの、打出しタップ部3D群にボルト3E群を中間部材に3B側から通し締付け堅着する。
図4に示めす断面図で直胴部3A内に收設する加速部24及び集收部26とは要部を共有する一体的構成である。
加速部24は所要の直径から成る中空の円錐17を基本形とし、その変形を活用するのであり、所要の円錐面域17Aを形成し、その域外を緩かな球曲面18を形成更に連らなる面域を内側に曲込み所用のパイプ状の支持部19を形成する。
図5は加速部24の上から見た平面図、図6は正面図であり、案内壁21A〜21Mが円錐域17Aの斜曲面に設定の状態を示めすものであり、図5に示す案内壁21A〜21Mの角度の設定はフアン4から排気の噴射角度との係りがあるので後述する。
図6に示す一部破断図で示めすように所要形の案内壁21A,21M,(図の表示分だけだが案内壁全部)の端部22A、及び22Mは円錐17の直径周辺よりも、約3mm高いのであり、この高さは案内壁21A〜案内壁21Mが同じなので、直胴部3Aの内径と、円錐17の外径との差を案内壁端部22A〜22Mで仕切るスリツト状の窓23Aが全周に形成するのであり、フアン4側の受入窓は広く緩かに先細りする加速部側のスリット窓は狭く楔形の案内路の形成により、進行方向に流れ易く、逆方向には阻止力が作用するのである。
図7は集收部26の正面図であり、加速部24の眞後に位置し、円錐17の内側にはインボリュート曲線を有する所要形の集收案内壁27A〜27Rを図示のように設定するのである。集收部26での集收案内壁27A〜27Rの各々の壁間は狭いが当該集收案内壁27A〜27Rの高さで示めす幅(又は深さでも可)が広いので、各々の案内壁間で形成する案内路の通気抵抗は低いのである。なほ排気の集收部26としての機能は、図面上の集收案内壁27A〜27R群が直胴部3Aに連らなる、球曲面部3Tにより、手前から覆うことにより、発揮できるのである。
こゝで集收案内のために集收部26の動作を記述する。なほ加速部24までの排気の流れは後述するのである。図7に示めす正面図にて加速部24のスリット状の窓、23A〜23M(全周を窓23Aを配置に相当)から加速されて集收部26の広い案内路に噴出され(外部の循環路を介してフアン4からの吸引による負圧も作用中)外壁に相当する直胴部3に連らなる球曲部3T、更らに広い大きな案内路であっても、多数の集收案内壁により分割され、しかも外部の循環路を介してフアン4からの吸引力の作用により、上述の加速されて集收部26えの噴出された、排気は渦も生ずることなく、集收案内壁間で構成する案内路に矢印28A〜28R方向えと円滑に流れ、中央に集收した排気流はドット印29A〜29Rで示めすように紙面上から手前側に向う、即ち集收部26から案内路を形成する、小直胴部3F側に流入するのである。
図8は集收部26の側断面図である。
フアン装置3に係る外部装置を二重鎖線で示めし、その相互効果を記述する。なほフアン装置3には排気の案内路を形成する、小直胴部3Fに小ダクト3H及び放出口3Lを付す小ダクト3Kを連係するのである。
外部案内路としては、放出口3Lに連係する、フレキシブルホースから成る案内路3Mこれに連係するヘツド装置3N更らにこれに連係するフレキシブルホースから成る案内路3Pこれに連係する紙パック室3S内の、紙パックフイルター3R及び紙パック室3Sを介し吸引口20Aに連係し、フアン装置3内である、吸引口20Aから入り、放出口3Lから放出され上述の外部案内路を介し、吸引口20Aに戻る、気流が、給気として、吸引、吸気、及び排気と、其の都度名称が変わるが何処を流れても総称して循環気流の意味も含め記号はF1とする。以上で機構的な記述は示したが
外部案内路としては、放出口3Lに連係する、フレキシブルホースから成る案内路3Mこれに連係するヘツド装置3N更らにこれに連係するフレキシブルホースから成る案内路3Pこれに連係する紙パック室3S内の、紙パックフイルター3R及び紙パック室3Sを介し吸引口20Aに連係し、フアン装置3内である、吸引口20Aから入り、放出口3Lから放出され上述の外部案内路を介し、吸引口20Aに戻る、気流が、給気として、吸引、吸気、及び排気と、其の都度名称が変わるが何処を流れても総称して循環気流の意味も含め記号はF1とする。以上で機構的な記述は示したが
これからは、本モーターフアン1の実験の記録を踏まえ記述を行うものである。図12は本発明のフアン装置3の実験時の装置を示めし、要部の記述をすれば装置27は架台A28上に図示のようにフアンケース3’を固着し、熱的な影響を受けないよう、フアン駆動軸29を長くして、モーターMを離し、モーター出力軸とフアン駆動軸29とはカップリング28で連結する。図にはないが、モーターMの速度の設定は、電源側に電圧調整器を置きモーターMえの供給電圧を調節して行うのである。
フアンケース3’の小直胴部3Fの排気路の排出口3Lは外部案内路33を形成するフレキシブルホースの一方端部に挿入し、フレキシブルホースの他方端部には、紙パツク室31の吸入口32を挿入する、更らに紙パツク室31には吸気案内路の吸引口20Aが挿入され、気流37は、吸引口20Aに入りフアン4、加速部24、集收部26、小直胴部3F排出口3L、外部案内路33、吸入口32、及び紙パック38のフィルターを通過し吸引口20Aに循環してかえるのである。なほ紙パック室31は蓋を閉じ密封するのである。温度の測定位置は直胴部3Aの表面で位置34、排出口3Lの接近位置にフレキシブルホースに穴を穿ち温度計を挿入流れの中心位置35更らに吸気案内路に穴を穿ち温度計を挿入流れの中心位置36の3箇所である。
電気掃除機に於いて装置内を満たす空気の活用により、ヘッドを含む循環路を形成し、本発明のモーターフアンにより当該電気掃除機自身で強力な循環気流を生成しヘツドに於いて外気の吸入のない状能でヘツド内を循環気流を流し掃除面からの塵埃の剥離及び除去を行うものであり、集塵部のフィルター通過の循環気流を活用するのであり当モーターフアンの活用のもとで外気からわ吸気せず、外気えは、排気せずこれを実行するのが、本発明のモーターフアンであり、フアンに於いても自然冷却で使用ができるがより性能の高揚のため回転速度の増加でフアンケースの温度上昇が高くなるときは、フアンケースを二重構造等にして水冷式の可能性は不可能ではない。当実験は図12に示めすように装置内を満たす空気は、紙パック室31、フアンケース3’、及び外部案内路33のフレキシブルホース内であり、体積にして約6,500cm3である
図13はフアン装置3の温度上昇(表示温度−外気温度)試験の線グラフである。線グラフの下方には、フアン4の1分間当たりの回転数と循環気流量の1分間当りの流量m3/mとあるが、この流量はフアン4の回転によりフアン4を通過した量の累積であり、上述において実体積は6,500cm3であっても、フアン4の吸引力、及び排気による加圧力の引及び押しの作用により、実体積を循環案内路を所用の回数循環させることにより、所要の累積量を達成できるのである。
次に累積量に対する、装置内の実体積(貯留体積と云う)と大気との比較図12で示めす循環の経路は0023で記述したが、この経路に於いての貯留体積の所用時間内の累積量と外部案内路33のフレキシブルホースを点線位置40で切開き各々の切口を41及び42位置に置き干渉しないよう、フアン4を作動し点線で示めす吸気、及び排気を行ない後部から排気を出す排気クリーナーと同様にしても、フアン4を通過する累積量は、所要同一時間内では同量なのであり、貯留体積に比較し、無限的な大気の量であっても累積量は増さないのである、それは、フアン4の回転数に対する、循環案内路の流路抵抗に依って決定付けられ、電気回路に例えれば回路の電気抵抗に相当するものと考へられるのである。
図13の線グラフに依り温度上昇を見るに通電後60分でフアンケース3’の位置34では32℃、排出口では45℃、また吸引口では29℃であり、飽和状態である。グラフの見方は、排出口の放出中の中心の流れの温度 上昇が45℃で循環案内路を通過し、29℃まで冷やされて測定位置36を通過するのである。
通電から60分間はフアン4の回転数は、14,200rpm、循環気流量は0.95m3/mであったが次に、フアン4の回転数を17,800rpm、それにつれて循環気流量は1.2m3/mとなり設定を変えて30分後グラフに示すとおり、ファンケース3’の位置34の温度上昇39℃、排出口の位置では(35の位置)52.5℃また吸引口の位置36では35.5℃の各々の温度上昇であり
更らに設定を変え,ファン4を回転数を21,300rpm,に循環気流量を1.5m3/mとし60分間の運転では各々の温度上昇はフアンケース3’の位置34で47℃,排出口3L位置35で58℃また吸引口20Aの位置36では39℃であり、此の実験に依り、発明者の云うフアン(フアン装置3)は発熱体であることを証明したのであり、更らに発生熱の生じ難い機構を工夫に依り実施し、実用に供する発明である。
これより本発明のモーターフアンの要部に就き記述する。図9に示めす正面図は機能を記述するために、内皿5を外したフアン4であるが、図中、二重鎖線で示めす円形は、内皿5の立上げ縁部5Bの位置である。このフアン4に図13のフアン4の回転数21,300rpm及び循環気流の累積量1.5m3/mに対応するのである。
フアン4の1秒間の回転数は21,300/60=355rpsまた1秒当の循環流量は1,500,000cm3/60=25,000cm3でフアン1回転当たりの流量は25,000cm3/355=70.42cm3であり、フアン4は案内壁7〜15で9分路あるので1分路の流路は即ち1案内路分は70.42cm3/9=7.824cm3となり1案内路の平均断面積が1cm2なので通過速度は7.824cm3/1cm2=7.824cm/1回転,であり1秒分にすれば355回転なので7.824cm×355=2,777.52cm/sであり1秒間に27.77mの速度で矢印7A〜15Aに示すように流れドット印7D〜15Dに示すように、紙面上から手前側に向かい排気口7E〜15Eから噴出するのであるが、高速度での回転中の排気口の移動を考慮し、排出口7E〜15Eからの噴出を検討する。
フアン4の排気口7E〜15Eの平均中心直径は9.5cmであり、当該中心直径点の周辺の1秒間の速度は9.5cm×π×355=10,589.65cmとなり105.89m/sの速度となり、これは、ベクトル的に表わせるので図11に示すベクトル図となる。これは先ず矢印39はフアン4の排気口7E〜15Eが105.89m/sでの速度で矢印方向に移動の状況を示めし矢印4Dは矢印39の面から90°の開きで、排気口7E〜15Eから速度27.77m/sで噴出する状況を示すものであり、矢印39及び矢印40とのベクトル和である矢印41が合成速度であり、角度xが噴出角度となるのである。
となりx=105.89/109.47=0.9672
三角関数真数表からcosx=0.96726の14°42’となりフアン4の排気口7E〜15Eの回転する平面(仮想)から噴出する合成流は14°42’の角度で常に噴出するのであり、当該噴出流を受流するのが、加速部24である。図9に示めすように矢印16方向の高速回動により案内壁7〜15の吸気口5A側先端により杓り込み吸気口5Aからクロス印7C〜15C方向の手前側から紙面に向けての強い矢印7A〜15Aを作るのである。
となりx=105.89/109.47=0.9672
三角関数真数表からcosx=0.96726の14°42’となりフアン4の排気口7E〜15Eの回転する平面(仮想)から噴出する合成流は14°42’の角度で常に噴出するのであり、当該噴出流を受流するのが、加速部24である。図9に示めすように矢印16方向の高速回動により案内壁7〜15の吸気口5A側先端により杓り込み吸気口5Aからクロス印7C〜15C方向の手前側から紙面に向けての強い矢印7A〜15Aを作るのである。
上述でのフアン4の排気口7E〜15Eからの合成流は一部を示し記述するが、図5,及び図6に示めすように図5では二重鎖線で示めすフアン4は図示の位置に在り矢印16方向に回動され、合成流の噴出し流れの方向は矢印の24A及び24Bであり、これは図11の合成流41の向と平行であり、二重鎖線で示めす矢印16方向の回動平面に14°42’の開き角度をもって排気が噴出するのであり、これを円滑に案内するには、案内壁21A〜21Mのフアン4側に向く面側表面を、噴出角度(噴射角度でも可)に平行に設定するのである。これにより0016での記述した案内壁の角度の設定は決したのである。
図10は放熱円板,放熱板,及び放熱装置を装着前の斜外観図である。
モーター2は図1に示めすが通常の連続定格のコンミュテーターモーターで公知であり、記述は省略するが、中間部材3Bと、これに設定の構成は記述する、中間部材3Bには所要径のざくり2N及び穴2Pを付し、更にタップ穴2Rを所用数、且つ外周近くには、所用数の穴3B’を付して成る。正面を形成する中心部に承持部2Dを形成し、ボールベアリング2Eを承持する.軸受部材2Aの外周端縁面とモーターケース2Bの取付鍔外周端縁面とを図示のように合致、固着し、当該軸受部材2A,及び当該モーターケース2Bの取付鍔2Cを覆う、ゴム材で成形の吸振材3F’を当該ざぐり2Nに嵌込み、押えリング2Hに付す通し穴及び吸振材3F、更に取付鍔2C及び軸受部材2Aに付す貫通穴にボルト2Kを通しタツプ穴2Rに締付け、モーター2を中間部材3Bに設定するのである。このときに所用長突出した、モーター2の出力軸先端部2Gには、フアン4の外皿6に付す堅着穴6Aに座金を両側に配し係結状に置き、ナット2Sを締付け、出力軸先端部2Gとフアン4とは堅着が成されるのである。
フアン4の外皿6に付す通気口6Bは図1に示めすように、フアン4の外皿6の背面と中間部材3Bとの空間に滞る、空気が在ると装置内部の温度上昇に繋るので、この空気を加速部24側に、引込ませる、気流F2を生むための補給用の通気口である。
本発明のモーターフアン1も冷却に就いては重要な課題であり、特に外気からの吸気、また外気えの排気を必要としない装置であり、冷却に就いては自然冷却で塵埃を吹き散らしたり、舞い上げたりして塵埃の拡散を生むような強風の強制冷却は不適当であり、強制冷却にしても風の出ない水冷式(フアンケースを二重構造にし、水を入れ循環させる)等を活用することは可能であるが、こゝでは図1に示めす放熱に依る自然冷却を行うのであり、モーター2には、モーターケース2Bを接して覆う、所用形の円筒2Lの外面に接する係合部2Tを付す放熱円板2M群を配する、円筒2Lを当該モーターケース2Bに装着し、連続定格ではあるが、更に放熱を活発にし温度上昇を抑えることに効果的である。また直胴部3Aには、直接に、係合部3Vを形成する放熱円板3W群を図示のように装着し、また小直胴部3Fを密着状の所用形の中継部材3Uの表面に係合部3Xを有する放熱板3Y群を有する放熱装置3Zを当該小直胴部3F上に装着し、放熱を活発にし、フアン装置3の温度上昇を抑えるのである。放熱用材は軽金属の活用である。
図12に示めすフアン装置3の実験に於いて大気圧と循環案内路とのことに就き、或る現象を見ることができたのである。当該現象を記述する、此の現象は、フアン装置3は完全な循環案内路で、大気との通流のないことが必要である。当該実験装置27の外部案内路33を形成するのは、ワイヤー入りのフレキシブルホースであり、ワイヤーは0.9φのバネ材であり、ホース外径はワイヤー部が46mm、螺旋ピッチ8mm、0.25mm厚のシート両面張り、及び谷外径が42mmで曲げに対しては柔軟なホースである。
図12に示めす状態にて、気流37を流すことに依り、循環案内路内の気圧が低下し大気圧の圧力よりも低くなるので、差圧の影響を受け、当該フレキシブルホースは差圧力で外面を押され、谷部が僅か細くなり、ピッチも僅か縮み全長も短かく動くのが目視で分かるのである、がこの大気圧の影響を無くすべく、且つ循環路を有するフアンの、吸気=排気の鉄則に立って、当該ホースに平衡穴39を穿ったのである。循環路に穴を1つ穿っても、その穴からは吸気も吸わなければ排気も排かず、例えば1つの穴から吸気しても、排くところが無ければ吸へず、また排気しても、吸うところがなければ排けないのであり、従って1つの穴では気流量には無関係で気流量には変化なく、大気圧だけが、平衡穴39を介し気流37に影響することなく、循環路内部の圧力は外部の圧力と同気圧となり、循環案内路には、差圧が無くなり大気圧と同圧になるので穴39を平衡穴と称するのである。なほ記述中のホースとはフレキシブルホースを指すのである。
図12に示めす状態にて、気流37を流すことに依り、循環案内路内の気圧が低下し大気圧の圧力よりも低くなるので、差圧の影響を受け、当該フレキシブルホースは差圧力で外面を押され、谷部が僅か細くなり、ピッチも僅か縮み全長も短かく動くのが目視で分かるのである、がこの大気圧の影響を無くすべく、且つ循環路を有するフアンの、吸気=排気の鉄則に立って、当該ホースに平衡穴39を穿ったのである。循環路に穴を1つ穿っても、その穴からは吸気も吸わなければ排気も排かず、例えば1つの穴から吸気しても、排くところが無ければ吸へず、また排気しても、吸うところがなければ排けないのであり、従って1つの穴では気流量には無関係で気流量には変化なく、大気圧だけが、平衡穴39を介し気流37に影響することなく、循環路内部の圧力は外部の圧力と同気圧となり、循環案内路には、差圧が無くなり大気圧と同圧になるので穴39を平衡穴と称するのである。なほ記述中のホースとはフレキシブルホースを指すのである。
以上のように本発明のモーターフアンの活用によって電気掃除機に於いて、当該モーターフアン及びヘッドを含む所要の循環路を形成し、当該循環路に自己生成の気流を循環気流として流し、当該電気掃除機の操作時には、大気に対し吸気及び排気のない、循環気流型電気掃除機、完成の源である。
1 モーターフアン 2 モーター 3 フアン装置 3’ フアンケース
3A 直胴部 3F 小直胴部 3T 球曲面部 4 フアン
5 内皿 6 外皿 7〜15 案内壁 17 円錐
17A 円錐面域 18 球曲面 21A〜21M 案内壁
24 加速部 26 集收部 27A〜27R 集收案内壁
F1 循環気流 F2 気流
3A 直胴部 3F 小直胴部 3T 球曲面部 4 フアン
5 内皿 6 外皿 7〜15 案内壁 17 円錐
17A 円錐面域 18 球曲面 21A〜21M 案内壁
24 加速部 26 集收部 27A〜27R 集收案内壁
F1 循環気流 F2 気流
Claims (1)
- モーターフアンに於いて、フアンの構成は、一方の異形の内皿及び、他方の異形の外皿、更に吸気案内に供する案内壁群とから成り、当該内皿には中央部を吸気側に円形の緩かな、上り勾配の膨らみを付し、その中心に吸気口を穿ち、外周部には当該吸気側に所要の立上縁部を形成する。また内皿よりも所要にして大きな当該外皿の中心位置には、モーターの出力軸えの堅着用の穴を付し、更らに所要の複数の通気小穴を配し、且つ外周には所要の球曲面及び縁側部を形成し、当該内皿の立上縁部及び当該外皿の縁側部とを同方向に向け、各々の当該の内皿及び外皿の対向間に当該所要形状を有する所要数の案内壁を配し、当該案内壁に当該各々の内皿及び外皿を固着し、フアンを形成するのであり、また当該モーターは出力軸側正面を所要形の吸振材で覆い、所要形で成る、中間部材に当該モーターの出力軸先端部を所用長突出し、当該モーターの取付部にて当該モーターを設定し、当該出力軸先端部には、当該フアンを回動可能に堅着する、また当該フアンの收納部等を有する、直胴部及び小直胴部とから成るフアンケースを当該フアンを当該收納部に收容し、当該フアンを回動可能に且つ当該モーターとは、当該中間部材を境に非通気状に当該フアンケースの取付部を、当該中間部材に堅着し、当該モーターと当該フアン(フアンケース内の全装置とフアンケース含)とが一体的に形成され、当該モーターからの当該フアンへの駆動に基ずく吸引えの吸気の供給には、当該フアンの吸気口と対向状でその場が一端の給出口と同体他端の吸気に供する吸引口とを有する、給気案内路を、当該吸引口の所用域を残し全体を当該フアンケースに包容状に配し、更に当該直胴部内には当該フアンからの排気えの加速部及び集收部を設け、集收の当該排気の放出には、当該集收部から放出口に至る当該小直胴部及び案内部で構成する排気案内路を介して行うのであるが、その際に当該排気を当該モーターに吹き掛けないことを特徴とし、且つ放出口より放出せる当該排気を、当該放出口及び当該吸引口とを外部にて結ぶ、所要の循環路を介し、当該吸引口に戻入状の当該排気を給気として、吸引のできる循環気流の生成に最適にして成る、モーターフアン
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JP2005156346A JP2006289045A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | モーターフアン |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016522357A (ja) * | 2013-06-18 | 2016-07-28 | クライオスター・ソシエテ・パール・アクシオンス・サンプリフィエ | 遠心ロータ |
CN112983883A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-06-18 | 宁波朗迪叶轮机械有限公司 | 斜流风叶 |
-
2005
- 2005-04-14 JP JP2005156346A patent/JP2006289045A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016522357A (ja) * | 2013-06-18 | 2016-07-28 | クライオスター・ソシエテ・パール・アクシオンス・サンプリフィエ | 遠心ロータ |
CN112983883A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-06-18 | 宁波朗迪叶轮机械有限公司 | 斜流风叶 |
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