JP2006288608A - 自立構造を持つ杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、他の支えを必要とせずに自立することができる杖を提供すること。
【解決手段】握り部2aにスイッチ2cを備えた操作部2と先端部4を連結し、内部にモーターの動力を変換する変換部からなる駆動部を内包した筒体3と、上下面板5a5bを連結する略長方形状の4枚のガイド板5cと、ガイド板5cの中央に備えられ外周面にネジ山が施されたガイド棒5e、平板状の上脚部7aと下脚部7bの一端同士を回動可能に連結し、上下脚部7a7bを開脚したり、折り畳むことができ、自立構造にすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、歩行の手助けをする杖の改良に関する発明である。
従来の歩行の手助けをする杖は細長い棒の上部に握り部を取り付けたものであった。
しかしながら、従来の杖は杖を使用しない間は壁やテーブルの縁に立てかけたり、傘立て等に置かなければならず、壁やテーブルの縁に立てかけた場合には容易に倒れてしまい邪魔になり、傘立て等を使用する場合も傘立て自体が通常建物の入り口に備えられていることが多く、杖を置いてから建物内を歩くしかなかった。
特願2000−314556号公報
そこで、本発明は、他の支えを必要とせずに自立することができる杖を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、スイッチ2cを備えた操作部2と、ガイド部5及び前記ガイド部5と連動して可動する可動部6からなる先端部4と、前記操作部2と先端部4を連結し内部にモーター9及びモーターの動力を変換する変換部10からなる駆動部8を内包した筒体3とからなる自立構造を持つ杖1と、略T字状の握り部2aと前記握り部2aの内部から上面中央外へ向かって突出したスイッチ2cからなる操作部2とからなることを特徴とする請求項1に記載の自立構造を持つ杖と、中央に孔が穿設された円形の上面板5aと、前記上面板5aと同径で孔の穿設されていない下面板5bと、前記上下面板5a、5bを連結する略長方形状の4枚のガイド板5cと、十文字状に設置された前記4枚のガイド板5cの中央に備えられ外周面にネジ山が施されたガイド棒5eからなるガイド部5を構成要素とする先端部4とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の自立構造を持つ杖と、連結部材6eを回動可能に取り付けた4枚の連結片6bを十文字状に位置するように外周面に備え、内壁面にネジ山が施された円柱状の可動部材6aと、連結部材6eを可動可能に取り付けた4枚の連結片6dを十文字状に位置するように外周面に備えた円柱状の固定部材6cと、前記可動部材6aと固定部材6cを連結する4つの脚7からなる可動部6を構成要素とする先端部4とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の自立構造を持つ杖と、細長い平板状の上脚部7aと、同じく細長い平板状の下脚部7bと、前記上下脚部7a、7bの一端同士を回動可能に連結する連結部材7cとからなり、前記上脚部7aの内側面には上ストッパ7dを備え、前記下脚部7bの内側面には下ストッパ7eを備えた脚7を構成要素とする可動部6とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の自立構造を持つ杖と、モーター本体9aとモーター本体9aの下部に連設している連結部9bと前記モーター本体9aと軸9cを介して連結されている歯車9dからなるモーター9と、内部が中空で内壁面に歯10cが施された本体10aと本体10aの下部に連設している連結部10bと上面に3本の軸10lを垂直に突出させ各軸10lに歯車10d、10e、10fを取り付け前記本体10a内に設置された変換板10gと前記変換板10gの底面中央に下方に向かって垂直に取り付けられ先端に連結部材10iを備えた軸10hからなる変換部10を構成要素とする駆動部8とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の自立構造を持つ杖と、第1から第6までの6つのピン2d、2e、2f、2g、2h、2iを底面に備えたスイッチ本体2bとプラス、マイナスの両極を備え前記スイッチ本体2bのピンに接続される電力源12と、プラス・マイナスの両極を備え前記スイッチ本体2bのピンに接続される駆動部8からなることを特徴とする請求項1乃至る請求項6に記載の自立構造を持つ杖の構成とした。
本発明の杖は自立構造を備えているため、杖を一時使用しない場合でも自分の側に立たせておくことができ、歩行不自由者にとっていつも手の届く場所に安心して立てておくことができる。
また、杖の握り部にスイッチを設けたことで容易に杖を自立させたり元に戻すことができる。
どんな場所であっても容易に自立させることができる杖という目的を、杖の下部に自立構造を持たせることによって実現した。
図1は本発明である自立構造を持つ杖の正面図、図2は自立構造を持つ杖の先端部を可動させ始めた状態を示す正面図、図3は自立構造を持つ杖を先端部を開いた状態を示す正面図である。
図1から図3に示すように、本発明である自立構造を持つ杖1は、スイッチ2cを備えた操作部2と、ガイド部5及び前記ガイド部5と連動して可動する可動部6からなる先端部4と、前記操作部2と先端部4を連結し内部に先端部4の動力源を内包した筒体3とからなる。
前記操作部2は、略T字状の握り部2aと前記握り部2aの内部から上面中央外へ向かって突出したスイッチ2cとからなり、前記握り部2aの形状は特に略T字状に限定したものではなく、握りやすい形状でれば他の形状でもよいものとする。また、前記スイッチ2cの取付け及び握り部外への突出位置についても特に上面中央に限定したものではなく、スイッチ操作のし易い場所へ変更してもよい。尚、前記操作部2の内部構造については、図10において詳細に説明することとする。
前記筒体3は、内部が中空の細長い筒状本体3aからなり、前記操作部2の下端に接続されている。尚、前述の筒体3内の電力源については、操作部2の内部構造と同様に図10において詳細に説明することとする。
図1から図3に示すように、前記先端部4は、ガイド部5とガイド部5と連動して可動する可動部6とからなる。可動部6が可動することにより前記可動部6を構成する4つの脚7がガイド部5の間から外方へ向かって図2に示すように広がり始め、最終的に図3に示すように前記脚7が完全に開ききり杖自体が自立することができる。
次に尚先端部4については図4から図6において詳細に説明する。図4は本発明である自立構造を持つ杖の先端部の拡大斜視図、図5は自立構造を持つ杖の先端部の拡大分解図、図6は自立構造を持つ杖のA−A線に沿った断面図である。
図4及び図5に示すように、前記先端部4を構成するガイド部5は、中央に孔が穿設された円形の上面板5aと、前記上面板5aと同径で孔の穿設されていない下面板5bと、前記上下面板5a、5bを連結する略長方形状の4枚のガイド板5c、5c、5c、5cと、十文字状に設置された前記4枚のガイド板5c、5c、5c、5cの中央に備えられ外周面にネジ山が施されたガイド棒5eとからなる。
図5の上部に示すように、前記ガイド部5は、前記4枚のガイド板5c、5c、5c、5cを十文字状に配置し、4枚のガイド板5cの下端を前記下面板5bの縁に接続し、更に前記4枚のガイド板5cの上端も前記上面板5aの縁に接続した略円柱状の形状をしており、前記略円柱内の中央にガイド棒5eが設置されている。また、前述のように十文字状に配置されたガイド板5c同士の間には隙間5fが設けられた状態となっている。尚、前記下面板5bの底面には下面板5bと同径の緩衝部材5dが取り付けられており、衝撃緩和及び滑り止めの役割を果たしている。
図5の下部に示すように、前記可動部6は、連結部材6eを回動可能に取り付けた4枚の連結片6b、6b、6b、6bを十文字状に位置するように外周面に備え、内壁面にネジ山が施された円柱状の可動部材6aと、連結部材6eを可動可能に取り付けた4枚の連結片6d、6d、6d、6dを十文字状に位置するように外周面に備えた円柱状の固定部材6cと、前記可動部材6aと固定部材6cを連結する4つの脚7、7、7、7とからなる。
前記脚7は細長い平板状の上脚部7aと、同じく細長い平板状の下脚部7bと、前記上下脚部7a、7bの一端同士を回動可能に連結する連結部材7cとからなり、前記上脚部7aの内側面には上ストッパ7dが取り付けられ、前記下脚部7bの内側面には下ストッパ7eが取り付けられている。
前記上脚部7aの他端は前記連結片6bと連結部材6eを介して回動可能に連結されており、前記下脚部7bの他端は前記連結片6dと連結部材6eを介して回動可能に連結されている。これにより前記可動部材6aは固定部材6cと脚7を介して連結されていることとなる。
図4及び図5に示すように、ガイド部5と可動部6の連結状態は、まず前記固定部材6cがガイド部5の下面板5bの上面中央に固定され、前記可動部材6aはガイド部5のガイド棒5eに螺合されている状態となっている。このとき、前記可動部6の4本の脚7、7、7、7が、ガイド板5c、5c、5c、5c間に設けられた隙間5f、5f、5f、5fと同じ位置にある。
前記可動部材6aはガイド棒5eに螺合されているため、前記ガイド棒5eの回転により上下に移動することができる。可動部材6aは脚7を介して動くことのできない固定部材6cと連結されいるため、ガイド棒5eの回転により上方に向かって移動した場合、脚7がまっすぐになる状態までしか上方に向かって移動することができない。
また、ガイド棒5eが前述と逆の回転をした場合、可動部材6aは下方に向かって移動してゆき、前記脚7が連結部材7cを境に折り畳まれて下脚部7bが床や地面に付くまで下方に向かって移動することができる。
前記脚7は、可動部材6aが下方に移動するにつれて連結部材7cを境に折り畳まれるが、このとき脚7は近接する前記隙間5fより徐々に外方に向かって広がりつつ折り畳まれてゆき、最終的に図3から図5に示した状態となる。
図6に示すように、前述の可動部材6aが最上部にあり脚7がほぼまっすぐな状態であるときとは、上脚部7aに取り付けられた上ストッパ7dと下脚部7bに取り付けられた下ストッパ7eが前記ガイド棒5eに接地するため、完全にはまっすぐになることができないことを意味している。
前記上下ストッパ7d、7eを取付けて脚7を完全にまっすぐな状態にできず、脚7の一部がほんの僅か隙間5fより突出している状態にした理由は、脚7を完全にまっすぐな状態でガイド部5の内部に格納してしまうと、脚7が隙間5f常に同じ位置にあるとは限らず、脚7を外方へ広げる際にガイド板5cと同じ位置関係になっていた場合、脚を7を広げようとしても広げることがでず故障の原因になるからである。
図7は本発明である自立構造を持つ杖の駆動部の内部構造図、図8は自立構造を持つ杖の駆動部のI−I線に沿った断面図、図9は自立構造を持つ杖の駆動部のJ−J線に沿った平面図である。
図7に示すように、駆動部8は、モーター本体9aとモーター本体9aの下部に連設している連結部9bと前記モーター本体9aと軸9cを介して連結されている歯車9dからなるモーター9と、内部が中空で内壁面に歯10cが施された本体10aと本体10aの下部に連設している連結部10bと上面に3本の軸10l、10l、10lを垂直に突出させ各軸10lに歯車10d、10e、10fを取り付け前記本体10a内に設置された変換板10gと前記変換板10gの底面中央に下方に向かって垂直に取り付けられ先端に連結部材10iを備えた軸10hからなる変換部10とからなる。
図7から図9に示すように、前記モーター9の歯車9dは、変換部10の変換板10gに取り付けられた歯車10d、10e、10fの中央で全ての歯車10d、10e、10fと咬み合っており、また前記歯車10d、10e、10fは、前記本体10aの内壁面に施された歯10cと咬み合っている。
モーター9と変換部10を重ね連結部10bの孔10kよりネジ11を挿入し、本体10aの連結孔10jに螺入させて更にモーター9の連結部9bに穿設された連結孔9eまで一気に螺入させることでモーター9と変換部10はしっかりと連結される。
モーター本体9aの底面中央より突出した軸9cがモーター本体9aより動力を得て回転することで、軸9cの先端に取り付けられた歯車9dも同時に回転する。この歯車9dの回転は歯車9dと咬み合っている歯車10d、10e、10fを歯車9dと逆方向に回転させ、更に歯車9d、9e、9fは本体10a内壁面の動かない歯10cと咬み合っているため、自転しながら前述の歯車9dの周囲を公転する。
前記歯車10d、10e、10fが歯車9dの周囲を公転することにより、歯車10d、10e、10fの貴台である変換板10gが回転し、変換板10gの回転に伴い変換板10gの底面中央に取り付けられた軸10hが変換板10gと同方向に回転する。このとき当然に軸10hの最下端に取り付けられた連結部材10iも軸10hと同方向に回転している。
前記連結部材10iは、前述のガイド部5を構成するガイド棒5eに連結されており、従って連結部材10iの回転に伴いガイド棒5eも同方向に回転する。
前述の各軸及び部材の咬み合いによる回転を詳しく説明すると、図7の枠内に記載の図に示すように、まず、モーター本体9aの回転に伴い軸9c及び軸9cの先端の歯車9dが矢印B方向に回転する。
矢印B方向に回転する歯車9dと咬み合っている歯車10d、10e、10fは全て歯車9dと逆回転をする。即ち、歯車10dは矢印C方向へ回転し、歯車10eは矢印D方向へ回転し、歯車10fは矢印E方向へ回転する。
前記歯車10d、10e、10fは回転しない本体10aの内壁面の歯10cと咬み合っているため、各歯車10d、10e、10fは自転しながらも前記歯車9dの周囲を矢印F方向へ向かって公転する。
前記歯車9dの周囲を公転する歯車10d、10e、10fの軸10lは変換板10g上面に固定されているため、歯車10d、10e、10fの公転が変換板10gを同じく矢印F方向へ回転させる。
前記変換板10gの背面中央に垂直に取り付けられた軸10h及び軸10hの先端の連結部材10iは、変換板10gと同じ方向である矢印G方向に回転し、連結部材10iの下部に接続されたガイド棒5eも、変換板10gと同じ方向である矢印H方向に回転する。尚、矢印Bが逆回転をした場合、当然に全ての歯車及び部材が逆回転をする。
モーター本体10aより直接動力を受け高速回転する歯車9dの回転力は、歯車9dよりも径の大きい3つの歯車10d、10e、10fを介して変換板10gへ伝わるときには低速回転の強い回転力に変換されており、変換板10gと軸10h、連結部材10i介して接続されているガイド棒5eに低速で力の強い回転をさせている。
ガイド棒5eは前述のように、回転することにより螺合されている可動部材6aを上下動させることができるため、モーター本体9aの回転方向を変えることで可動部6の脚7を折り畳んで外方へ広げたり、ほぼまっすぐな状態に戻すことができる。
図10は本発明である自立構造を持つ杖の配線図である。図10に示すように、操作部2内にはスイッチ本体2bが取り付けられており、スイッチ本体2bのスイッチ2cの一部が握り部2aより突出し、容易に操作できるようになっている。
図10の一部拡大図に示すように、前記スイッチ本体2b背面には6つの接続ピンが取り付けられており、左上の第1ピン2d、左下の第2ピン2e、中央上の第3ピン2f、中央下第4ピン2g、右上の第5ピン2h、右下の第6ピン2iとなっている。
前記第1ピン2dに接続された導線13と、第6ピンに接続された導線13aは、途中から一つのコード14となり電力源12のプラス極へ接続され、前記第2ピン2eに接続された導線15と、第5ピン2hに接続された導線15aは途中から一つのコード16となり電力源12のマイナス極へ接続されている。
また、前記第3ピン2fに接続された導線17は、駆動部8のプラス8aへ接続され、第4ピン2gに接続された導線18は駆動部8のマイナス8bへ接続されている。
以上のようにスイッチ本体2bを介して電力源12と駆動部8は接続されており、スイッチ2cを入れる方向により電流が逆転し、駆動部8のモーター本体9aの回転方向を変更することができる。尚、前記電力源12には、充電式のバッテリーや乾電池などを使用することができる。
本発明である自立構造を持つ杖の正面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の先端部を可動させ始めた状態を示す正面図である。 本発明である自立構造を持つ杖を先端部を開いた状態を示す正面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の先端部の拡大斜視図である。 本発明である自立構造を持つ杖の先端部の拡大分解図である。 本発明である自立構造を持つ杖のA−A線に沿った断面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の駆動部の内部構造図である。 本発明である自立構造を持つ杖の駆動部のI−I線に沿った断面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の駆動部のJ−J線に沿った平面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の配線図である。
符号の説明
1 自立構造を持つ杖
2 操作部
2a 握り部
2b スイッチ本体
2c スイッチ
2d 第1ピン
2e 第2ピン
2f 第3ピン
2g 第4ピン
2h 第5ピン
2i 第6ピン
3 筒体
3a 筒状本体
4 先端部
5 ガイド部
5a 上面板
5b 下面板
5c ガイド板
5d 緩衝部材
5e ガイド棒
5f 隙間
6 可動部
6a 可動部材
6b 連結片
6c 固定部材
6d 連結片
6e 連結部材
7 脚
7a 上脚部
7b 下脚部
7c 連結部材
7d 上ストッパ
7e 下ストッパ
8 駆動部
8a プラス
8b マイナス
9 モーター
9a モーター本体
9b 連結部
9c 軸
9d 歯車
9e 連結孔
10 変換部
10a 本体
10b 連結部
10c 歯
10d 歯車
10e 歯車
10f 歯車
10g 変換板
10h 軸
10i 連結部材
10j 連結孔
10k 孔
10l 軸
11 ネジ
12 電力源
13 導線
13a 導線
14 コード
15 導線
15a 導線
16 コード
17 導線
18 導線
本発明は、歩行の手助けをする杖の改良に関する発明である。
従来の歩行の手助けをする杖は、細長い棒の上部に握り部を取り付けたものであった。
しかしながら、従来の杖は、杖を使用しない間は壁やテーブルの縁に立てかけたり、傘立て等に置かなければならず、壁やテーブルの縁に立てかけた場合には容易に倒れてしまい、傘立て等を使用する場合も傘立て自体が通常建物の入り口に備えられていることが多く、杖を置いてから建物内を歩くしかなかった。
特願2000−314556号公報
そこで、本発明は、他の支えを必要とせずに自立することができる杖を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、スイッチ2c及び握り部2aを備えた操作部2と、歯車9dを取り付けた軸9cを有するモーター9及び内部が中空で内壁面に歯10cが施された本体10aの上部及び下部には連結部9b、10bが連設されていて、前記本体10aの変換板10gの上面には3本の軸10l、10l、10lを垂直に突出させた各軸10lに歯車10d、10e、10fを軸9cに取り付けた前記歯車9dを囲むように取り付けるとともに前記変換板10gの中央には先端にガイド棒5eを連結させた連結部材10iを備えた軸10hを取り付け、前記モーター9の回転力を変換する変換部10とからなり、前記操作部2の下部に取り付け、前記スィッチ2cを操作することにより駆動する駆動部8と、上端には中央に孔が穿設された円形の上面板5aを設けるとともに、下端には前記上面板5aと同径で孔の穿設されていない下面板5bを設け、前記上面板5aと前記下面板5bとを連結する略長方形状の4枚のガイド板5c、5c、5c、5cを十文字状に設置し、外周面にネジ山を施し中央に取り付けたガイド棒5eからなり、前記駆動部8の下部に取り付けるガイド部5と、外周面には連結部材6e、6e・・・・を回動可能に取り付けた4枚の連結片6b、6b、6b、6bを十文字状に設け、内壁面にはネジ山を施した円柱状の可動部材6aと連結部材6e、6e・・・・・を可動可能に取り付けた4枚の連結片6d、6d、6d、6dを十文字状に外周面に備えた円柱状の固定部材6cとからなり、前記可動部材6aと前記固定部材6cとに上脚部7aと下脚部7bからなる4つの脚7、7、7、7を連結させ前記ガイド部5の動きに連動し前記ガイド部5の下部に取り付ける可動部6とからなり前記可動部6の可動部材6aには前記ガイド部5のガイド棒5e差し込み螺合させるとともに、前記可動部6の固定部材6c内には前記ガイド棒5eの下端を差し込んだことを特徴とする自立構造を持つ杖1の構成とした。
本発明の杖は自立構造を備えているため、杖を一時使用しない場合でも自分の側に立たせておくことができ、歩行不自由者にとっていつも手の届く場所に安心して立てておくことができる。
また、杖の握り部にスイッチを設けたことで容易に杖を自立させたり元に戻すことができる。
どんな場所であっても容易に自立させることができる杖という目的を、杖の下部に自立構造を持たせることによって実現した。
図1は本発明である自立構造を持つ杖の正面図、図2は自立構造を持つ杖の先端部を可動させ始めた状態を示す正面図、図3は自立構造を持つ杖を先端部を開いた状態を示す正面図である。
図1から図3に示すように、本発明である自立構造を持つ杖1は、スイッチ2c及び握り部2aを備えた操作部2と、前記操作部2の下端に接続され、内部に動力源を 内包した筒体3とガイド部5及び前記ガイド部5と連動して可動する可動部6からなる先端部4とからなる。
操作部2は、略T字状の握り部2aと握り部2aの内部から上面中央外へ向かって突出したスイッチ2cとからなり、握り部2aの形状は特に略T字状に限定したものではなく、握りやすい形状でれば他の形状でもよいものとする。
また、スイッチ2cの取付け及び握り部外への突出位置についても特に上面中央に限定したものではなく、スイッチ操作のし易い場所へ変更してもよい。尚、操作部2の内部構造については、図10において詳細に説明することとする。
筒体3は、内部が中空の細長い筒状本体3aからなり、操作部2の下端に接続されている。尚、前述の筒体3内の電力源については、操作部2の内部構造と同様に図10において詳細に説明することとする。
図1から図3に示すように、先端部4は、ガイド部5とガイド部5と連動して可動する可動部6とからなる。
次に、先端部4については、図4から図6において詳細に説明する。図4は本発明である自立構造を持つ杖の先端部の拡大斜視図、図5は自立構造を持つ杖の先端部の拡大分解図、図6は自立構造を持つ杖のA−A線に沿った断面図である。
図4及び図5に示すように、先端部4を構成するガイド部5は、中央に孔が穿設された円形の上面板5aと、上面板5aと同径で孔の穿設されていない下面板5bと、上下面板5a、5bを連結する略長方形状の4枚のガイド板5c、5c、5c、5cと、十文字状に設置された4枚のガイド板5c、5c、5c、5cの中央に備えられ外周面にネジ山が施されたガイド棒5eとからなる。
図5の上部に示すように、ガイド部5は、4枚のガイド板5c、5c、5c、5cを十文字状に配置し、4枚のガイド板5cの下端を下面板5bの縁に接続し、更に4枚のガイド板5cの上端も上面板5aの縁に接続した略円柱状の形状をしており、略円柱内の中央にガイド棒5eが設置されている。
また、前述のように、十文字状に配置されたガイド板5c同士の間には隙間5fが設けられた状態となっている。尚、下面板5bの底面には下面板5bと同径の緩衝部材5dが取り付けられており、衝撃緩和及び滑り止めの役割を果たしている。
図5に示すように、可動部6は、連結部材6eを回動可能に取り付けた4枚の連結片6b、6b、6b、6bを十文字状に位置するように外周面に備え、内壁面にネジ山が施された円柱状の可動部材6aと、連結部材6eを可動可能に取り付けた4枚の連結片6d、6d、6d、6dを十文字状に位置するように外周面に備えた円柱状の固定部材6cと、
可動部材6aと固定部材6cを連結する4つの脚7、7、7、7とからなる。
脚7は細長い平板状の上脚部7aと、同じく細長い平板状の下脚部7bと、上下脚部7a、7bの一端同士を回動可能に連結する連結部材7cとからなり、上脚部7aの内側面には上ストッパ7dが取り付けられ、下脚部7bの内側面には下ストッパ7eが取り付けられている。
上脚部7aの一端は連結片6bと連結部材6eを介して回動可能に連結されており、下脚部7bの他端は連結片6dと連結部材6eを介して回動可能に連結されている。これにより、可動部材6aは、固定部材6cと脚7を介して連結されていることとなる。
図4及び図5に示すように、ガイド部5と可動部6の連結状態は、まず固定部材6cがガイド部5の下面板5bの上面中央に固定され、可動部材6aはガイド部5のガイド棒5eに螺合されている状態となっている。このとき、可動部6の4本の脚7、7、7、7が、ガイド板5c、5c、5c、5c間に設けられた隙間5f、5f、5f、5fと同じ位置にある。
可動部材6aはガイド棒5eに螺合されているため、ガイド棒5eの回転により上下に移動することができる。可動部材6aは脚7を介して動くことのできない固定部材6cと連結されいるため、ガイド棒5eの回転により上方に向かって移動した場合、脚7がまっすぐになる状態までしか上方に向かって移動することができない。
また、ガイド棒5eが前述と逆の回転をした場合、可動部材6aは下方に向かって移動してゆき、脚7が連結部材7cを境に折り畳まれて下脚部7bが床や地面に付くまで下方に向かって移動することができる。
脚7は、可動部材6aが下方に移動するにつれて連結部材7cを境に折り畳まれるが、このとき脚7は近接する隙間5fより徐々に外方に向かって広がりつつ折り畳まれてゆき、最終的に図3から図5に示した状態となる。
図6に示すように、前述の可動部材6aが最上部にあり脚7がほぼまっすぐな状態であるときとは、上脚部7aに取り付けられた上ストッパ7dと下脚部7bに取り付けられた下ストッパ7eがガイド棒5eに接地するため、完全にはまっすぐになることができないことを意味している。
上下ストッパ7d、7eを取付けて脚7を完全にまっすぐな状態にできず、脚7の一部がほんの僅か隙間5fより突出している状態にした理由は、脚7を完全にまっすぐな状態でガイド部5の内部に格納してしまうと、脚7が隙間5f常に同じ位置にあるとは限らず、脚7を外方へ広げる際にガイド板5cと同じ位置関係になっていた場合、脚を7を広げようとしても広げることがでず故障の原因になるからである。
図7は本発明である自立構造を持つ杖の駆動部の内部構造図、図8は自立構造を持つ杖の駆動部のI−I線に沿った断面図、図9は自立構造を持つ杖の駆動部のJ−J線に沿った平面図である。
図7に示すように、駆動部8は、モーター本体9aの下部に連結部9bが連設されていて、モーター本体9aの軸9cに連結されている歯車9dからなるモーター9と、内部が中空で内壁面に歯10cが施された本体10aの下部に連結部10bが連設されていて、上面に3本の軸10l、10l、10lを垂直に突出させ各軸10lに歯車10d、10e、10fを取り付け、本体10a内に設置された変換板10gの底面中央に下方に向かって垂直に取り付けられ先端に連結部材10iを備えた軸10hからなる変換部10とからなる。
図7、図8及び図9に示すように、モーター9の歯車9dは、変換部10の変換板10gに取り付けられた歯車10d、10e、10fの中央で全ての歯車10d、10e、10fと咬み合っている。また、歯車10d、10e、10fは、本体10aの内壁面に施された歯10cと咬み合っている。
モーター9と変換部10を重ね連結部10bの孔10kよりネジ11を挿入し、本体10aの連結孔10jに螺入させて、モーター9の連結部9bに穿設された連結孔9eまで一気に螺入させることでモーター9と変換部10はしっかりと連結される。
モーター本体9aの底面中央より突出した軸9cが、モーター本体9aより動力を得て回転すると軸9cの先端に取り付けられた歯車9dも同時に回転する。この歯車9dの回転は、歯車9dと咬み合っている歯車10d、10e、10fを歯車9dと逆方向に回転させ、歯車9d、9e、9fは本体10a内壁面の動かない歯10cと咬み合っているため、自転しながら前述の歯車9dの周囲を公転する。
歯車10d、10e、10fが歯車9dの周囲を公転することにより、歯車10d、10e、10fの基台である変換板10gが回転し、変換板10gの回転に伴い変換板10gの底面中央に取り付けられた軸10hが変換板10gと同方向に回転する。このとき、当然に軸10hの最下端に取り付けられた連結部材10iも軸10hと同方向に回転している。
連結部材10iは、前述のガイド部5を構成するガイド棒5eに連結されており、従って連結部材10iの回転に伴いガイド棒5eも同方向に回転する。
前述の各軸及び部材の咬み合いによる回転を詳しく説明すると、図7の枠内に記載の図に示すように、まず、モーター本体9aの回転に伴い軸9c及び軸9cの先端の歯車9dが矢印B方向に回転する。
矢印B方向に回転する歯車9dと咬み合っている歯車10d、10e、10fは全て歯車9dと逆回転をする。即ち、歯車10dは矢印C方向へ回転し、歯車10eは矢印D方向へ回転し、歯車10fは矢印E方向へ回転する。
歯車10d、10e、10fは回転しない本体10aの内壁面の歯10cと咬み合っているため、各歯車10d、10e、10fは自転しながらも歯車9dの周囲を矢印F方向へ向かって公転する。
歯車9dの周囲を公転する歯車10d、10e、10fの軸10lは変換板10g上面に固定されているため、歯車10d、10e、10fの公転が変換板10gを同じく矢印F方向へ回転させる。
変換板10gの背面中央に垂直に取り付けられた軸10h及び軸10hの先端の連結部材10iは、変換板10gと同じ方向である矢印G方向に回転し、連結部材10iの下部に接続されたガイド棒5eも、変換板10gと同じ方向である矢印H方向に回転する。尚、矢印Bが逆回転をした場合、当然に全ての歯車及び部材が逆回転をする。
モーター本体10aより直接動力を受け高速回転する歯車9dの回転力は、歯車9dよりも径の大きい3つの歯車10d、10e、10fを介して変換板10gへ伝わるときには低速回転の強い回転力に変換されており、変換板10gと軸10h、連結部材10i介して接続されているガイド棒5eに低速で力の強い回転をさせている。
前述のように、 ガイド棒5eは回転することにより螺合されている可動部材6aを上下動させることができるため、モーター本体9aの回転方向を変えることで可動部6の脚7を折り畳んで外方へ広げたり、ほぼまっすぐな状態に戻すことができる。
図10は、本発明である自立構造を持つ杖の配線図である。図10に示すように、操作部2内にはスイッチ本体2bが取り付けられており、スイッチ本体2bのスイッチ2cの一部が握り部2aより突出し、容易に操作できるようになっている。
図10の一部拡大図に示すように、スイッチ本体2b背面には6つの接続ピンが取り付けられており、左上の第1ピン2d、左下の第2ピン2e、中央上の第3ピン2f、中央下第4ピン2g、右上の第5ピン2h、右下の第6ピン2iとなっている。
第1ピン2dに接続された導線13と、第6ピンに接続された導線13aは、途中から一つのコード14となり電力源12のプラス極へ接続され、第2ピン2eに接続された導線15と、第5ピン2hに接続された導線15aは途中から一つのコード16となり電力源12のマイナス極へ接続されている。
また、第4ピン2gに接続された導線17は、駆動部8のプラス8aへ接続され、第3ピン2fに接続された導線18は駆動部8のマイナス8bへ接続されている。
以上のように、スイッチ本体2bを介して電力源12と駆動部8は接続されており、スイッチ2cを入れる方向により電流が逆転し、駆動部8のモーター本体9aの回転方向を変更することができる。尚、電力源12には、充電式のバッテリーや乾電池などを使用することができる。
本発明である自立構造を持つ杖の正面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の先端部を可動させ始めた状態を示す正面図である。 本発明である自立構造を持つ杖を先端部を開いた状態を示す正面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の先端部の拡大斜視図である。 本発明である自立構造を持つ杖の先端部の拡大分解図である。 本発明である自立構造を持つ杖のA−A線に沿った断面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の駆動部の内部構造図である。 本発明である自立構造を持つ杖の駆動部のI−I線に沿った断面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の駆動部のJ−J線に沿った平面図である。 本発明である自立構造を持つ杖の配線図である。
符号の説明
1 自立構造を持つ杖
2 操作部
2a 握り部
2b スイッチ本体
2c スイッチ
2d 第1ピン
2e 第2ピン
2f 第3ピン
2g 第4ピン
2h 第5ピン
2i 第6ピン
3 筒体
3a 筒状本体
4 先端部
5 ガイド部
5a 上面板
5b 下面板
5c ガイド板
5d 緩衝部材
5e ガイド棒
5f 隙間
6 可動部
6a 可動部材
6b 連結片
6c 固定部材
6d 連結片
6e 連結部材
7 脚
7a 上脚部
7b 下脚部
7c 連結部材
7d 上ストッパ
7e 下ストッパ
8 駆動部
8a プラス
8b マイナス
9 モーター
9a モーター本体
9b 連結部
9c 軸
9d 歯車
9e 連結孔
10 変換部
10a 本体
10b 連結部
10c 歯
10d 歯車
10e 歯車
10f 歯車
10g 変換板
10h 軸
10i 連結部材
10j 連結孔
10k 孔
10l 軸
11 ネジ
12 電力源
13 導線
13a 導線
14 コード
15 導線
15a 導線
16 コード
17 導線
18 導線
本発明は、上記の課題を解決するために、
スイッチ2c及び握り部2aを備えた操作部2と、
歯車9dを取り付けた軸9cを有するモーター本体9の下部に連結部9bを連設するとともに前記連結部9bの下部に内部が中空で内壁面に歯10cが施された本体10aを連設し、前記本体10aの下部には連結部10bを連設し、前記本体10a内に回転するように設置した変換板10gの上面には3本の軸10l、10l、10lを垂直に突出させた各軸10l、10l、10lに歯車10d、10e、10fを、前記軸9cに取り付けた歯車9dを囲むように取り付けるとともに前記変換板10gの中央には先端にガイド棒5eを連結させる連結部材10iを備えた軸10hを取り付け、前記モーター9の回転力を変換する変換部10を有し、前記操作部2の下部に取り付けて前記スィッチ2cを操作することにより駆動する駆動部8と、
上端には中央に孔が穿設された円形の上面板5aを設けるとともに、下端には前記上面板5aと同径で孔の穿設されていない下面板5bを設け、前記上面板5aと前記下面板5bとを連結する略長方形状の4枚のガイド板5c、5c、5c、5cを十文字状に設置した前記ガイド板5c、5c、5c、5cの中央に外周面にネジ山を施したガイド棒5eを設けて前記駆動部8の下部に取り付けたガイド部5と、
外周面には連結部材6e、6e・・・・を回動可能に取り付けた4枚の連結片6b、6b、6b、6bを十文字状に設けるとともに内壁面にはネジ山を施した円柱状の可動部材6aと外周面に連結部材6e、6e・・・・・を可動可能に取り付けた4枚の連結片6d、6d、6d、6dを十文字状に設けた円柱状の固定部材6cに、上脚部7aと下脚部7bを連結部材7c、7c、7c、7cにより連結された4つの脚7、7、7、7を連結し、前記ガイド部5の動きに連動するように前記ガイド部5の下部に取り付けた可動部6とからなり、
前記可動部6の可動部材6aには前記ガイド部5のガイド棒5eを螺合させて差し込むとともに、前記可動部6の固定部材6c内には前記ガイド棒5eの下端を差し込んだ構造としたことを特徴とする自立構造を持つ杖1の構成とした。

Claims (7)

  1. スイッチを備えた操作部と、ガイド部及び前記ガイド部と連動して可動する可動部からなる先端部と、前記操作部と先端部を連結し内部にモーター及びモーターの動力を変換する変換部からなる駆動部を内包した筒体とからなる自立構造を持つ杖。
  2. 略T字状の握り部と前記握り部の内部から上面中央外へ向かって突出したスイッチからなる操作部とからなることを特徴とする請求項1に記載の自立構造を持つ杖。
  3. 中央に孔が穿設された円形の上面板と、前記上面板と同径で孔の穿設されていない下面板と、前記上下面板を連結する略長方形状の4枚のガイド板と、十文字状に設置された前記4枚のガイド板の中央に備えられ外周面にネジ山が施されたガイド棒からなるガイド部を構成要素とする先端部とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の自立構造を持つ杖。
  4. 連結部材を回動可能に取り付けた4枚の連結片を十文字状に位置するように外周面に備え、内壁面にネジ山が施された円柱状の可動部材と、連結部材を可動可能に取り付けた4枚の連結片を十文字状に位置するように外周面に備えた円柱状の固定部材と、前記可動部材と固定部材を連結する4つの脚からなる可動部を構成要素とする先端部とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の自立構造を持つ杖。
  5. 細長い平板状の上脚部と、同じく細長い平板状の下脚部と、前記上下脚部の一端同士を回動可能に連結する連結部材とからなり、前記上脚部の内側面には上ストッパを備え、前記下脚部の内側面には下ストッパを備えた脚を構成要素とする可動部とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の自立構造を持つ杖。
  6. モーター本体とモーター本体の下部に連設している連結部と前記モーター本体と軸を介して連結されている歯車からなるモーターと、内部が中空で内壁面に歯が施された本体と本体の下部に連設している連結部と上面に3本の軸を垂直に突出させ各軸に歯車を取り付け前記本体内に設置された変換板と前記変換板の底面中央に下方に向かって垂直に取り付けられ先端に連結部材を備えた軸からなる変換部を構成要素とする駆動部とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の自立構造を持つ杖。
  7. 第1から第6までの6つのピンを底面に備えたスイッチ本体とプラス、マイナスの両極を備え前記スイッチ本体のピンに接続される電力源と、プラス・マイナスの両極を備え前記スイッチ本体のピンに接続される駆動部からなることを特徴とする請求項1乃至る請求項6に記載の自立構造を持つ杖。
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