JP2006288259A - コンバイン - Google Patents

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JP2006288259A
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Chu Aida
宙 相田
Yuji Tanaka
祐二 田中
Shigenori Saito
成徳 斎藤
Sadao Asakura
定夫 朝倉
Takashi Ichimori
隆 一森
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Abstract

【課題】 走行機体に脱穀装置と穀粒タンクを左右に並列して搭載配備するとともに、穀粒タンクの前方にエンジンおよび運転部を配備したコンバインにおいて、補機のメンテナンス性を向上する。
【解決手段】 穀粒タンク6の下部に下すぼまり状の流下案内部6aを形成して、流下案内部6aの底部に沿って穀粒搬出用の底スクリュー41を配備し、流下案内部6aにおける機体内方の斜面外側と脱穀装置4との間に形成された空間にエンジンに連動連結された補機45,46を配備してある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、主として全稈投入型の脱穀装置を搭載したコンバインに関する。
全稈投入型の脱穀装置を搭載したコンバインでは、走行機体に脱穀装置と穀粒タンクを左右に並列して搭載配備するとともに、穀粒タンクの前方にエンジンおよび運転部を配備している(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−266670号公報
コンバインにおいては、刈取り部を昇降する油圧シリンダやアンローダを昇降する油圧シリンダなどの作業用油圧装置の動力源となる油圧ポンプや、キャビン付きの運転部を備えた機種に備えられる空調用のコンプレッサ、などがエンジン動力で駆動される補機として装備されるが、これらはエンジンルーム内あるいはその近くに配備されることが多い。
このように配置された補機はエンジン出力軸に近いために、エンジン動力を伝達しやすい利点はあるが、補機の周囲にはエンジンおよびこれに付随する機器が接近しているために、補機のメンテナンスが行いにくいものとなる。特に、エンジンを停止した直後は補機の近くにエンジン本体や排気管などの高温部があるために、直ちにメンテナンス作業しにくいものとなる。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、補機の配置に改良を加えることで、補機のメンテナンス性を向上することを主たる目的としている。
第1の発明は、走行機体に脱穀装置と穀粒タンクを左右に並列して搭載配備するとともに、前記穀粒タンクの前方にエンジンおよび運転部を配備したコンバインにおいて、
前記穀粒タンクの下部に下すぼまり状の流下案内部を形成して、流下案内部の底部に沿って穀粒搬出用の底スクリューを配備し、前記流下案内部における機体内方の斜面外側と前記脱穀装置との間に形成された空間に、前記エンジンに連動連結された補機を配備してあることを特徴とする。
上記構成によると、穀粒タンクにおける流下案内部の機体内方の斜面外側と脱穀装置との間に形成される空間は、エンジンおよびこれに付随する機器から離れたデッドスペースであり、ここに設置された補機は、穀粒タンクを取外したり移動させることで大きく露出されることになり、他の装置に邪魔されることなく広く開けられた空間で補機を点検整備することができる。また、エンジン停止直後でも高温部に近づくことなくメンテナンス作業を行うことができる。
従って、第1の発明によると、補機のメンテナンス性を高めることができるとともに、エンジンからの熱的影響を与えることなく補機を駆動することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記穀粒タンクを縦軸心周りに機体横外方へ旋回開放可能に構成してあるものである。
上記構成によると、補機のメンテナンス時における穀粒タンクの移動が容易となり、第1の発明の上記効果を一層顕著に発揮させることができる。
図1に、本発明に係るコンバインの全体側面が、また、図2に、その全体平面がそれぞれ示されている。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2にキャビン付きの運転部3、全稈投入式に構成された軸流型の脱穀装置4、および、スクリュー式のアンローダ5を備えた穀粒タンク6が搭載されるとともに、脱穀装置4の前部に支点p周りに上下揺動自在に連結された刈取り作物搬送用のフィーダ7が配備され、このフィーダ7の前端に機体横幅と略同幅の刈幅を有する刈取り部8が連結された構造となっている。
前記刈取り部8には、バリカン型の刈取り装置9と、刈り取った作物を横送りして前記フィーダ7の始端部に送り込むオーガ10が備えられており、フィーダ7と走行機体2との間に架設された油圧シリンダ11の伸縮作動によって刈取り部8がフィーダ7と一体に揺動昇降されるようになっている。また、刈取り部8の前部上方に、植立した作物を後方に掻き込む掻込みリール12が装備されている。
図4に示すように、前記脱穀装置4の上半部には、扱歯15を螺旋状に植設した扱胴16が前後水平に軸支された扱室17が設けられるとともに、扱室17の下方に沿って受網(コンケーブ)18が配備され、また、扱室17の下方には、受網18から漏下した処理物を1番物(精粒)、2番物、および、排塵とに選別する選別部19が配備されている。
前記選別部19には、受網18から漏下した処理物を後方に揺動移送しながら篩い選別する選別ケース20が装備されるとともに、選別部19の前端部には選別ケース20に向けて選別風を供給する唐箕21が配備されており、また、脱穀装置4の後端には、扱室17の後端下部に形成された送塵口22から排出された大きいワラ屑類、および、選別部の後端に形成された排塵口23から排出されたワラ屑類を細断処理する回転チョッパ24が配備されている。
前記選別部19の下部には1番回収部25と2番回収部26がそれぞれ配備され、回収された1番物は横送りスクリュー27で搬送されて装置外に搬出された後、揚送装置28によって前記穀粒タンク6に送込まれ、また、回収された2番物は横送りスクリュー29で搬送されて装置外に搬出された後、還元装置30で搬送されて選別ケース20の前部に還元供給されるようになっている。なお、図7に示すように、1番回収部25の底面は横送り方向に先下がり傾斜され、豆類の収穫時における穀粒の横送りを損傷なく円滑に行うことができるようになっている。
図5,6,7に示すように、前記揚送装置28は、上下に巻掛け回動されるチェーン31にバケット32を一定ピッチで取り付けたバケットコンベアが利用されており、揚送された穀粒は横送りスクリュー33で穀粒タンク6における左右中間位置にまで送られた後、スクリュー端の排出羽根34によって排出口35から後向きに飛散排出され、タンク内の後方箇所から前方に順次堆積されてゆくようになっている。また、穀粒タンク6の上部にはガイド棒36に沿って前後移動可能に支持された均平板37が装備されるとともに、キャビン後方の窓を開けてタンク前面に配備されたハンドル38を手回し操作して送り軸39を正逆回転させることで、前記均平板37を任意に前後移動させて穀粒の山を崩して均らすことができるようになっている。なお、穀粒タンク6の天板後半部6bが後下がり傾斜されて運転部3から後方を見た際の死角が少なくなるよう構成されるとともに、穀粒タンク6の前端上部にやや傾斜した透視窓6cが形成されてタンク内部の穀粒投入状況を覗き込み監視できるよう構成されている。
前記穀粒タンク6の下部には下すぼまり形状の流下案内部6aが形成され、その底部に沿って底スクリュー41が配備され、この底スクリュー41で後方に送られた穀粒が前記アンローダ5の下端部に供給されるようになっている。
アンローダ5は、底スクリュー41に連動連結されて駆動される縦送りスクリュー42を内装した縦送りコンベア5aと、これの上端に連動連結されて駆動される横送りスクリュー43を内装した横送りコンベア5bとで構成され、横送りコンベア5bが縦送りコンベア5aの縦軸心X周りに所定範囲内で旋回操作可能、かつ、その基端部を中心にして油圧シリンダ47で上下に揺動操作可能に支持されている。また、穀粒タンク6自体が縦送りコンベア5aの縦軸心Xを中心にして機体横外方に旋回開放可能に支持されている。
穀粒タンク6の下部に形成された流下案内部6aの機体内方の斜面外側と脱穀装置4との間に形成された空間に、エンジン動力で駆動される補機として、刈取り部昇降用の油圧シリンダ11、掻込みリール昇降用の油圧シリンダ(図示せず)、アンローダ5における横送りコンベア昇降用の油圧シリンダ47、などの作業用油圧装置の動力源である油圧ポンプ45と空調用のコンプレッサ46が設置されている。
通常、前記油圧ポンプ45およびコンプレッサ46は穀粒タンク6の陰に隠れているが、穀粒タンク6を縦軸心X周りに機体横外方に旋回開放することで露出することができ、これらのメンテナンス作業を開けられた広い空間で行うことができる。
また、図8に示すように、脱穀装置4の後端下方に配備された機体フレーム58に燃料タンク59が搭載支持されるとともに、この燃料タンク59の補給筒59aが機体内側に向けて突出され、脱穀装置4と穀粒タンク6との間の空間から燃料補給を行うようになっている。なお、前記機体フレーム58には取っ手付きのバランスウエイト60を所望数引っ掛け固定することができるようになっている。
前記運転部3の下方にはエンジン13が配備されており、次に、エンジン13から各部への動力伝達構造を図3に基づいて説明する。
エンジン13からの動力は走行系と作業系に分けられ、走行系の動力は静油圧式無段変速装置(HST)51に入力されて変速された後、ミッションケース52を介して左右のクローラ走行装置1に伝達される。また、作業系の動力は2系統に分けられ、その一方の分岐動力は脱穀装置4のカウンター軸53にテンション式の脱穀クラッチ54を介してベルト伝達され、他方の分岐動力が前記油圧ポンプ45、コンプレッサ46、および、底スクリュー41にベルト伝達されるようになっている。
脱穀装置4のカウンター軸53に伝達された動力で脱穀装置4に備えられた各種の作動部が駆動されるとともに、カウンター軸53で分岐された動力でフィーダ7および刈取り部8が駆動される。
つまり、前記カウンター軸53と前記フィーダ基端の入力軸55とがテンション式の刈取りクラッチ56を介してベルト連動され、入力軸55に伝達された動力で先ず、フィーダ7に内装された掻上げコンベア57が駆動される。そして、入力軸55の機体左側への突出端部から取り出された動力が、フィーダ7および刈取り部8の左外側面に沿って配備された巻掛け式の伝動機構58を介して刈取り部8の刈取り装置9、オーガ10、および、掻込みリール12に伝達されるようになっているのである。
〔別実施例〕
(1)図9に示すように、掻込みリール12を備えた刈取り部8に代えて引起し装置付きの刈取り部8を装着する場合には、ミッションケース52に備えられた車速同調PTO軸61とフィーダ7の入力軸55とをベルト連動し、フィーダ7および刈取り部8を走行速度と同調した速度で駆動する形態で実施することもできる。この場合、車速同調PTO軸61、脱穀装置4のカウンター軸53、および、フィーダ7の入力軸55におけるプーリ位置が前後一直線状に配置されており、ベルト架け替えによって図3に示す伝動形態と図9の伝動形態を選択することができるのである。
(2)図10に示すように、エンジン動力を中間軸61にベルト伝達した後、脱穀装置4のカウンター軸53とフィーダ7の入力軸55とに分岐伝達することもできる。この場合、エンジン13から中間軸61へのベルト伝動の減速比を大きくしておくことで、以降の伝動系での減速負担を少なくすることができる。
コンバイン全体側面図 コンバイン全体の平面図 伝動系統図 脱穀装置の縦断側面図 穀粒タンクの縦断正面図 穀粒タンクの縦断側面図 1番回収部の縦断正面図 機体後部の背面図 別実施形態の伝動系統図 別実施例の伝動系統図
符号の説明
2 走行機体
3 運転部
4 脱穀装置
6 穀粒タンク
6a 流下案内部
13 エンジン
41 底スクリュー
45 補機
46 補機
X 縦軸心

Claims (2)

  1. 走行機体に脱穀装置と穀粒タンクを左右に並列して搭載配備するとともに、前記穀粒タンクの前方にエンジンおよび運転部を配備したコンバインにおいて、
    前記穀粒タンクの下部に下すぼまり状の流下案内部を形成して、流下案内部の底部に沿って穀粒搬出用の底スクリューを配備し、前記流下案内部における機体内方の斜面外側と前記脱穀装置との間に形成された空間に、前記エンジンに連動連結された補機を配備してあることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記穀粒タンクを縦軸心周りに機体横外方へ旋回開放可能に構成してある請求項1記載のコンバイン。
JP2005112361A 2005-04-08 2005-04-08 コンバイン Pending JP2006288259A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013247964A (ja) * 2013-09-13 2013-12-12 Iseki & Co Ltd コンバイン
CN103814678A (zh) * 2014-03-06 2014-05-28 星光农机股份有限公司 一种联合收割机的集粮卸粮装置及具有该装置的联合收割机

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