JP2006287742A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
無線通信システムにおける基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制し、効率的に修正内容を移動局に送信することを可能とする。
【解決手段】
プログラムが格納される記憶部と、プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、複数の移動局との通信機能を有する通信部と、プログラムを修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムであって、基地局の通信部は、修正情報を複数のブロックに分割し、各ブロックに識別情報を付し、全ブロックを複数の移動局に繰り返し送信し、移動局の通信部は、全ブロックの受信完了に応じて基地局に受信完了を通知し、基地局は受信完了の通知に応じて修正情報の送信を停止し、移動局の制御部は受信された修正情報に基づいて、移動局の記憶部に格納されるプログラムを変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基地局と移動局との間でデータ通信を行う通信システムにおいて、移動局のプログラムや設定内容の書き換えを行う通信システムに関する。
基地局と複数の移動局との間でデータ通信を行う無線通信システムにおいて、移動局無線機は、制御プログラムの実行にあたり、移動局無線機の動作を決定する設定内容(パラメータ)に従い動作する。制御プログラムは、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の書き換え可能な不揮発性メモリに格納されている。
このプログラムや設定内容に不具合が見つかり、プログラムや設定内容を変更する場合、移動局無線機1台ずつに対してケーブルを接続し、不具合が修正されたプログラムや変更後の設定内容(以上まとめて修正内容と呼ぶ)を転送し、メモリの内容を書き換える必要がある。このため、移動局の台数が非常に多い場合は、プログラムの変更作業に多大な工数が必要となっていた。
このような問題を回避するため、例えば、基地局から移動局へ修正内容を無線で送信することにより、移動局のプログラムを一度に変更する方法が考えられる。特許文献1によれば、移動局における受信電界強度が所定の値以上である場合に発呼を行う発呼方式が提案され、移動局が通信圏内にいる場合であっても、データ通信に支障を来たす状況下では発呼が行われず、データ通信の確実性が増す。
特開平5−167529号公報
しかしながら、送受信途中に通信が切断されてしまう場合、移動局が完全な修正内容を受信するまでデータの再送が行われる。この際、以前の受信で得られたデータは利用されずに破棄されるため非効率的である。送受信中に誤りが発生した場合も同様に、正確に受信された部分のデータは利用されずに破棄されるため非効率的である。また、プログラムによる処理の複雑化に伴い、プログラム本体やその設定内容が大規模化すると、以前の受信で得られたデータの破棄は非効率性を増す。
この非効率性によりデータの再送量が増大すると、通信網のトラフィックが増大するため、無線通信システムを利用する通常業務に支障を来たすという問題も引き起こす。また、不具合の修正のためだけに通常業務を停止することができない場合、不具合が長期にわたり放置されることにもなりかねず、新たな問題となる。
そこで本発明の目的は、基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制し、効率的に修正内容を移動局に送信することのできる無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第一の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムであって、前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付
し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に繰り返し送信し、前記移動局の前記通信部は、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知し、前記基地局の前記通信部は、全ての前記移動局からの受信完了の通知に応じて、前記修正情報の送信を停止し、前記複数の移動局の前記制御部は、前記移動局の前記通信部によって受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラム、もしくは、前記プログラムの動作を変更することを特徴とする。
また、本発明の第二の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムであって、前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信し、前記移動局の前記通信部は、正常受信できなかった未受信ブロックを前記基地局に通知し、前記基地局の前記通信部は、前記未受信ブロックの通知を行った当該移動局に対して、前記未受信ブロックの通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返し、前記複数の移動局の前記制御部は、前記移動局の前記通信部により受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラムもしくは、前記プログラムの動作を変更することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記基地局の前記通信部は、前記複数の移動局に正常受信できなかった未受信ブロックの通知を要求することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に複数回送信することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記移動局の前記通信部は、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知し、前記基地局の前記通信部は、受信完了した前記移動局の数に応じて、前記修正情報の全ブロックの、前記複数の移動局に対する送信の回数を決定することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記移動局の前記通信部は、他の前記移動局に対して送信された前記修正情報のブロックが、当該移動局の前記未受信ブロックである場合に、受信することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は、当該移動局の位置が前記基地局からの信号の届きにくい位置にあるかどうかを判定する判定部と、メッセージを出力する表示部を備え、前記移動局の前記表示部は、前記判定部が当該移動局の位置が信号の届きにくい位置にあると判定した場合、移動を促すメッセージを表示することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信を継続することを特徴とする。
上記発明の第二の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は表示部を有し、前記移動局の表示部は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作
が行われた場合に、前記修正情報の受信中であることをメッセージとして表示することを特徴とする。
また、本発明の第三の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおけるプログラム変更方法であって、前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に繰り返し送信する送信工程と、前記移動局の前記通信部によって、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知する通知工程と、 前記基地局の前記通信部によって、全ての前記移動局からの受信完了の通知に応じて、前記修正情報の送信を停止する停止工程と、前記複数の移動局の前記制御部によって、前記移動局の前記通信部によって受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラム、もしくは、前記プログラムの動作を変更する変更工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の第四の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおけるプログラム変更方法であって、前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信する送信工程と、前記移動局の前記通信部によって、正常受信できなかった未受信ブロックを前記基地局に通知する通知工程と、前記基地局の前記通信部によって、前記未受信ブロックの通知を行った当該移動局に対して、前記未受信ブロックの通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返す再送信工程と、前記複数の移動局の前記制御部によって、前記移動局の前記通信部により受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラムもしくは、前記プログラムの動作を変更する変更工程とを有することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記基地局の前記通信部は、前記複数の移動局に正常受信できなかった未受信ブロックの通知を要求することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に複数回送信することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記移動局の前記通信部は、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知し、前記基地局の前記通信部は、受信完了した前記移動局の数に応じて、前記修正情報の全ブロックの、前記複数の移動局に対する送信の回数を決定することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は、当該移動局の位置が前記基地局からの信号の届きにくい位置にあるかどうかを判定する判定部を備え、前記移動局の前記判定部は、前記基地局から送られる信号の電界強度に基づいて判定することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は、当該移動局の位置が前記基地局からの信号の届きにくい位置にあるかどうかを判定する判定部を備え、前記移動局の前記判定部は、前記基地局から送られる信号の受信率に基づいて判定することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信を継続することを特徴とする。
上記発明の第四の側面において、好ましい実施例では、前記移動局は表示部を有し、前記移動局の表示部は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信中であることをメッセージとして表示することを特徴とする。
また、本発明の第五の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局であって、前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数からなる全ての移動局が受信を完了するまで繰り返し送信することを特徴とする。
また、本発明の第六の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局であって、前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信するとともに、前記移動局からの未受信ブロックの通知がある場合に、該通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返すことを特徴とする。
また、本発明の第七の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける移動局であって、前記移動局の前記制御部は、前記移動局の前記通信部によって受信された前記修正情報の未受信ブロックがある場合に、該未受信ブロックを基地局に通知することを特徴とする。
また、本発明の第八の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局のプログラム送信方法であって、前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に繰り返し送信する送信工程と、前記基地局の前記通信部によって、全ての前記移動局から
の受信完了の通知に応じて、前記修正情報の送信を停止する停止工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の第八の側面によれば、プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局のプログラム送信方法であって、前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信する送信工程と、前記移動局からの未受信ブロックの通知がある場合に、該通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返す再送信工程とを有することを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、修正内容を分割し、分割したブロックごとに送受信を行い、基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制し、効率的に修正内容を基地局から移動局に送信することができる。
以下、図面に従って本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本発明の実施形態における無線通信システムの構成例である。基地局10に格納される修正内容(不具合が修正された制御プログラム、バージョンアップされた制御プログラム、もしくは、その制御プログラムの実行にあたり移動局100の動作を決定するパ
ラメータ値等)を移動局100に送信し、移動局100が送信された修正内容を反映するための無線通信システムである。
本無線通信システムの一例としては、タクシー等の配車システムがある。その場合、基地局10は配車センターに設置される端末として、移動局20は各タクシーに搭載される車載端末として実現される。図1には、1つの移動局100が描かれるが、通常、1つの基
地局10に対し、複数の移動局が存在する。基地局からの通信範囲は、例えば、半径5キロメートル程度である。
基地局10は、信号線を介して互いに接続される制御部11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、そして通信機能を備える通信部14を含む。
制御部11は、図示省略されたCPU(Central Processing Unit)を含み、RAM12に格納
される制御プログラムを実行し、基地局10に含まれる各部を制御する。RAM12は、基
地局10の処理における演算結果やプログラムが一時的に格納される記憶手段である。記憶部13は、ハードディスク等の不揮発性記憶手段であり、各種データやRAM12へ読み
出される前の制御プログラムが格納される。
通信部14は、移動局100との交信を可能にする無線装置であって、アンテナ15を介
して無線電波を送受信することにより、移動局100からの情報を受信し、移動局100に修正内容を送信する。また、通信部14は、受信信号の電界強度を測定する電界測定部としても機能する。
移動局100は、信号線を介して互いに接続される制御部101、RAM102、第一記憶部103a、第二記憶部103b、そして通信機能を備える通信部104を含む。
制御部101は、図示省略されたCPUを含み、RAM102に格納される制御プログラムを実行し、移動局100に含まれる各部を制御する。RAM102は、移動局100の処理における演算結果やプログラムが一時的に格納される記憶手段である。
第一記憶部103aは、不揮発性であるため、移動局100の電源をオフにしても記憶内容が
保持されるメモリであり、基地局10から送信される修正内容を格納するために使用される。後述する起動処理(図2)にて説明されるように、第一記憶部103aに格納された修正内容は、移動局100の次回起動時に反映される。
第二記憶部103bは、各種データやRAM102へ読み出される前の制御プログラムを格納する。 通信部104は、基地局10との交信を可能にする無線装置であって、アンテナ105を介して無線電波を送受信することにより、基地局10からの修正内容を受信し、基地局10に情報を送信する。また、通信部104は、基地局と同様に、受信信号の電界強度を測定す
る電界測定部としても機能する。
こうして、本無線通信システムによれば、基地局10に格納される修正内容(不具合が修正された制御プログラムやバージョンアップされた制御プログラム、その制御プログラムの実行にあたり、移動局100の動作を決定するパラメータ値等)を移動局100に送信し、移動局100が送信された修正内容を反映することができる。
図2は、基地局10から送信された修正内容が反映される様子を説明するフローチャートである。移動局100の電源がオンになると、制御部101は、第二記憶部103bに格納された制御プログラムを読み出してRAM102に展開する(ステップW1)。
そして、制御部101は、第一記憶部103aに修正内容が格納されているかを確認する(ス
テップW2)。修正内容が格納されていれば、制御部101は、その修正内容をRAM102に展開
する(ステップW3)。修正内容が、変更プログラムであれば、制御部101は、RAM102に展
開済みの制御プログラムを、第一記憶部103aに格納された制御プログラムに変更する。修正内容が、パラメータ値であれば、RAM102に展開済みのパラメータ値を、第一記憶部103aに格納されたパラメータ値で置き換える。
移動局100が稼動している間は、RAM102に展開された制御プログラムに従い移動局100は動作するため、第二記憶部103bの書き換えを行っても移動局100の動作に支障を来たすこ
とはない。そこで、制御部101は、第一記憶部103aに格納された修正内容を、第二記憶部103bに書き込む(ステップW4)。すると、次回の起動時からは、第二記憶部103bに格納さ
れた変更済みの制御プログラムが直接RAM102に展開されることになる。
ステップW2において、第一記憶部103aに修正内容が格納されていない場合、又は、ステップW4において、修正内容の第二記憶部103bへの反映が完了した場合、制御部101は、RAM102に展開された制御プログラムを実行することにより、移動局101の制御を開始する。
図3は、第一の実施形態の無線通信システムにおける送受信を説明するフローチャートである。基地局10の制御部11において移動局のプログラムの変更、もしくは、パラメータ値の変更が決定されると、制御部11は、プログラムもしくはパラメータ値のいずれかである修正内容を分割する(ステップS1)。ここで、修正内容は4分割されたものとして説明する。
全移動局に対して、分割されたブロックは第一ブロックから、順次、第四ブロックまで送信される(ステップS2)。ここで、移動局は100から300までの3局が存在するものとして説明する。第一から第四まで全ブロックを正常に受信した移動局から、基地局10は受信完了通知を受信する(ステップS3)。
図4は、移動局の受信状態を説明するための例である。ここで、○印は正常に受信されたブロック、×印は正常に受信されなかったブロック、−印は受信を行わないブロックを示す。
移動局100は、1回目の受信において全てのブロックを正常に受信するため、受信完了
通知を基地局10に対して送信する。それに対して、移動局200は第二のブロックと第三
のブロックを、移動局300は第二のブロックをそれぞれ受信失敗するため、この時点では
基地局10に対して受信完了通知を送信しない。
基地局10は、全局からの受信完了通知を受け取っていないため(ステップS4)、再び全ブロックを全移動局に対して送信する(ステップS2)。2度目の送受信において、移動局100は受信を完了しているため、受信を行わない。それに対して、移動局200は第二ブロックと第三ブロック、移動局300は第二ブロックの受信をそれぞれ試みる。ここで、移動
局200は第二ブロックの受信に成功するが、第三ブロックの受信は失敗したため、受信完
了通知を基地局10に対して送信しない。移動局300は、第二ブロックの受信に成功する
ため、受信完了通知を基地局10に対して送信する。基地局10は移動局300からの受信
完了通知を受け取るが(ステップS3)、移動局100からの受信完了通知は受け取っていな
いため、再びステップS2に戻る。
3度目の送受信において、移動局200は、第三ブロックの受信に成功するため、基地局
10に対して受信完了通知を送信する。基地局10は、移動局100からの受信完了通知を
受信し(ステップS3)、全移動局からの受信完了通知の受信を確認し(ステップS4)、変更処理を終了する。
この後、図2を用いて説明された処理によって、受信されたプログラム、もしくは、パラメータ値である修正内容が反映される。
図5は、送受信の際に、最初に移動局に送られる初期フレームの例である。初期フレームは、4ビットのデータタイプと、14ビットの局番号と、6ビットのブロックタイプと、32ビットのブロック数を含む。
データタイプはデータの送受信の目的を示すものであり、プログラムの変更、パラメータ値の変更などを示す。局番号は、それぞれの移動局に対して与えられた番号をしめすものであり、全ての移動局を示す場合は、たとえば、3FFF(H)が用いられる。また、タクシ
ーに搭載される移動局である場合に、空車のタクシーに搭載される移動局を指定したい場合には、たとえば、3FFE(H)が用いられる。この際、3FFE(H)を受け取った移動局は、空車かどうか判断し、空車であれば、自身に送られたフレームであると認識する。ブロックタイプは、詳細な種類を示し、たとえばプログラムの変更の開始を示すものである。ブロック数は、データの分割数を示すものであり、以後に送られるブロックの数を示す。
図6は、送受信されるデータブロックの例である。データブロックは、4ビットのデータタイプと、14ビットの局番号と、6ビットのブロックタイプと、32ビットのシリアル番号と、144ビットのデータを含む。
データタイプはデータの送受信の目的を示すものであり、プログラムの変更、パラメー
タ値の変更などを示す。局番号は、それぞれの移動局に対して与えられた番号をしめすものであり、全ての移動局を示す場合は、たとえば、3FFF(H)が用いられる。また、タクシ
ーに搭載される移動局である場合に、空車のタクシーに搭載される移動局を指定したい場合には、たとえば、3FFE(H)が用いられる。ブロックタイプは、詳細な種類を示し、たと
えばプログラムの変更のデータを示すものである。シリアル番号は、各データブロックに割り当てられる識別番号を示す。データは、修正内容の本体である。
図7は、受信完了通知の例である。受信完了通知は、4ビットのデータタイプと、14ビットの局番号と、32ビットの受信完了番号を含む。
データタイプはデータの送受信の目的を示すものであり、この場合移動局から基地局への受信完了の通知であることを示す。局番号は、それぞれの移動局に対して与えられた番号をしめすものであり、発信元を示している。受信完了番号は、受信が正常に完了したデータブロックに割り当てられている識別番号を示す。本実施の形態の場合、全てのデータブロックの正常な受信完了を示すFFFFFFFF(H)のみが使用される。
このように本実施の形態は、送受信される修正内容を分割して送受信することによって、正常に送受信された部分を有効に活用し、基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制する。そして、再送を抑制することによって、効率的に修正内容を移動局に送受信することが可能である。
図8は、第二の実施形態の無線通信システムにおける送受信を説明するフローチャートである。基地局10の制御部11において移動局のプログラムの変更、もしくは、パラメータ値の変更が決定されると、制御部11は、プログラムもしくはパラメータ値のいずれかである修正内容を分割する(ステップT1)。
その後、全移動局に対して、分割されたブロック全てが送信される(ステップT2)。ここで、ステップT2の全ブロックの全移動局に対する送信は複数回行うことも可能である。その後、各移動局は正常に受信できなかったデータブロックを基地局10に通知する。基地局10は、各移動局から未受信通知を受信する(ステップT3)。ここで、未受信通知は、図7で説明された受信完了通知と同様のフォーマットであり、データタイプには未受信通知を意味するビットが設定される。
基地局10は、全ての移動局が全てのブロックを受信したかどうかを判断し(ステップT4)、全ての移動局が全てのブロックを受信した場合は、プログラム変更、もしくは、パラメータ値変更を終了する。全ての移動局が全てのブロックを受信していない場合は、未受信ブロックを通知してきた移動局に対して、未受信ブロックを送信する(ステップT5)。その後、再び未受信通知により、各移動局の受信状況を確認する(ステップT3)。このステップT3からステップT5までのループは、全ての移動局が全てのデータブロックを受信するまで繰り返される。
ここで、ステップT5において、基地局10が移動局100に対して第二ブロックを送信す
るとする。送信された第二ブロックには、目的の移動局100の番号が明示されているが、
移動局200が同様に第二ブロックの受信に失敗している場合、移動局200が移動局100あて
の第二ブロックを受信し、第一記憶部103aに格納するように設定することも可能である。
このように本実施の形態は、送受信される修正内容を分割して送受信することによって、正常に送受信された部分を有効に活用し、基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制する。そして、再送を抑制することによって、効率的に修正内容を移動局に送受信することが可能である。
図9は、第三の実施形態の無線通信システムにおける送受信を説明するフローチャートである。基地局10の制御部11において移動局のプログラムの変更、もしくは、パラメータ値の変更が決定されると、制御部11は、プログラムもしくはパラメータ値のいずれかである修正内容を分割する(ステップU1)。
その後、全移動局に対して、分割されたブロック全てが送信される(ステップT2)。ここで、正常に全てのブロックを受信した移動局から、基地局10は受信完了通知を受信する(ステップU3)。そして、基地局10は、受信完了通知を送信した移動局の数が、予め定められた数以上かどうかを判断することによって、全ブロックの全移動局に対する送信を停止するかどうかを決める(ステップU4)。予め定められた数以上の移動局が受信を完了していれば、全ブロックの全移動局に対する送信を停止する。予め定められた数以上の移動局が受信を完了してなければ、ステップU2へと戻り、全ブロックの全移動局に対する送信を行う(ステップU2)。ステップU2からステップU4は、受信完了通知を送信した移動局の数が、予め定められた数以上になるまで繰り返される。
その後、基地局10は、各移動局に対して受信状況を問い合わせる(ステップU5)。受信状況の問い合わせは、受信状況の問い合わせであることを示す4ビットのデータタイプと、目的の移動局を示す14ビットの局番号からなる。
受信状況の問い合わせを受け取った移動局は、未受信ブロックが存在する場合、未受信通知を基地局10に対して送信する。基地局10は、未受信通知を受け取った場合、その移動局の受信が未完了と判断し(ステップU6)、未受信ブロックをその移動局に対して送信する(ステップU7)。その後、受信状況の問い合わせを再び行い(ステップU5)、その移動局が全てのブロックの受信を完了するまで、ステップU5〜U7が繰り返される。
ステップU5〜U7が予め設定された回数よりも多く繰り返された場合、電波の届きにくい場所に移動局が存在すると判断され、移動局に設けられた表示部に移動を促すメッセージが表示される。電波の届きにくい場所かどうかの判断は、通信部104によって測定される
基地局10からの電波の電界強度によっても可能である。さらに、電波の届きにくい場所かどうかの判断は、通信部104によって測定されるデータ受信率によっても可能である。
一つの移動局の受信完了が確認されると、他の移動局に対しても同様にステップU5〜U7が繰り返される。全ての移動局が受信を完了したと判断された場合(ステップU8)、プログラム、もしくは、パラメータ値の変更処理が終了する。
この変更処理の最中に、移動局の電源を切るように操作された場合、この操作を無視するように設定がなされている。これは、電源の切断による通信の中断を避けるためである。また、電源の操作がなされた際、移動局に設けられた表示部に変更処理の最中であるメッセージを表示させることも可能である。
このように本実施の形態は、送受信される修正内容を分割して送受信することによって、正常に送受信された部分を有効に活用し、基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制する。そして、再送を抑制することによって、効率的に修正内容を移動局に送受信することが可能である。
本発明の実施形態における無線通信システムの構成例である 基地局10から送信された修正内容が反映される様子を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の無線通信システムにおける送受信を説明するフローチャートである。 移動局の受信状態を説明するための例である。 送受信の際に、最初に移動局に送られる初期フレームの例である。 送受信されるデータブロックの例である。 受信完了通知の例である。 第二の実施形態の無線通信システムにおける送受信を説明するフローチャートである。 第三の実施形態の無線通信システムにおける送受信を説明するフローチャートである。
本発明のによると、修正内容を分割し、分割したブロックごとに送受信を行い、基地局と移動局の間での修正内容の再送を抑制し、効率的に修正内容を基地局から移動局に送信することができる。

Claims (23)

  1. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムであって、
    前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に繰り返し送信し、
    前記移動局の前記通信部は、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知し、
    前記基地局の前記通信部は、全ての前記移動局からの受信完了の通知に応じて、前記修正情報の送信を停止し、
    前記複数の移動局の前記制御部は、前記移動局の前記通信部によって受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラム、もしくは、前記プログラムの動作を変更することを特徴とする無線通信システム。
  2. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムであって、
    前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信し、
    前記移動局の前記通信部は、正常受信できなかった未受信ブロックを前記基地局に通知し、
    前記基地局の前記通信部は、前記未受信ブロックの通知を行った当該移動局に対して、前記未受信ブロックの通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返し、
    前記複数の移動局の前記制御部は、前記移動局の前記通信部により受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラムもしくは、前記プログラムの動作を変更することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項2において、
    前記基地局の前記通信部は、前記複数の移動局に正常受信できなかった未受信ブロックの通知を要求することを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項2、又は、請求項3において、
    前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に複数回送信することを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4において、
    前記移動局の前記通信部は、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知し、
    前記基地局の前記通信部は、受信完了した前記移動局の数に応じて、前記修正情報の全ブロックの、前記複数の移動局に対する送信の回数を決定することを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項2乃至5のいずれかにおいて、
    前記移動局の前記通信部は、他の前記移動局に対して送信された前記修正情報のブロックが、当該移動局の前記未受信ブロックである場合に、受信することを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記移動局は、当該移動局の位置が前記基地局からの信号の届きにくい位置にあるかどうかを判定する判定部と、メッセージを出力する表示部を備え、
    前記移動局の前記表示部は、前記判定部が当該移動局の位置が信号の届きにくい位置にあると判定した場合、移動を促すメッセージを表示することを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記移動局は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信を継続することを特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項8において、
    前記移動局は表示部を有し、
    前記移動局の表示部は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信中であることをメッセージとして表示することを特徴とする無線通信システム。
  10. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおけるプログラム変更方法であって、
    前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に繰り返し送信する送信工程と、
    前記移動局の前記通信部によって、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知する通知工程と、
    前記基地局の前記通信部によって、全ての前記移動局からの受信完了の通知に応じて、前記修正情報の送信を停止する停止工程と、
    前記複数の移動局の前記制御部によって、前記移動局の前記通信部によって受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラム、もしくは、前記プログラムの動作を変更する変更工程とを有することを特徴とするプログラム変更方法。
  11. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおけるプログラム変更方法であって、
    前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信する送信工程と、
    前記移動局の前記通信部によって、正常受信できなかった未受信ブロックを前記基地局に通知する通知工程と、
    前記基地局の前記通信部によって、前記未受信ブロックの通知を行った当該移動局に対
    して、前記未受信ブロックの通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返す再送信工程と、
    前記複数の移動局の前記制御部によって、前記移動局の前記通信部により受信された前記修正情報に基づいて、前記移動局の前記記憶部に格納される前記プログラムもしくは、前記プログラムの動作を変更する変更工程とを有することを特徴とするプログラム変更方法。
  12. 請求項11において、
    前記基地局の前記通信部は、前記複数の移動局に正常受信できなかった未受信ブロックの通知を要求することを特徴とする無線通信システム。
  13. 請求項11、又は、請求項12において、
    前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に複数回送信することを特徴とするプログラム変更方法。
  14. 請求項13において、
    前記移動局の前記通信部は、前記修正情報の全ブロックの受信完了に応じて、前記基地局に受信完了を通知し、
    前記基地局の前記通信部は、受信完了した前記移動局の数に応じて、前記修正情報の全ブロックの、前記複数の移動局に対する送信の回数を決定することを特徴とするプログラム変更方法。
  15. 請求項10乃至14のいずれかにおいて、
    前記移動局は、当該移動局の位置が前記基地局からの信号の届きにくい位置にあるかどうかを判定する判定部を備え、
    前記移動局の前記判定部は、前記基地局から送られる信号の電界強度に基づいて判定することを特徴とするプログラム変更方法。
  16. 請求項10乃至14のいずれかにおいて、
    前記移動局は、当該移動局の位置が前記基地局からの信号の届きにくい位置にあるかどうかを判定する判定部を備え、
    前記移動局の前記判定部は、前記基地局から送られる信号の受信率に基づいて判定することを特徴とするプログラム変更方法。
  17. 請求項10乃至16のいずれかにおいて、
    前記移動局は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信を継続することを特徴とするプログラム変更方法。
  18. 請求項17において、
    前記移動局は表示部を有し、
    前記移動局の表示部は、前記修正情報の受信の開始から終了までの間に、電源の停止の操作が行われた場合に、前記修正情報の受信中であることをメッセージとして表示することを特徴とするプログラム変更方法。
  19. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局であって、
    前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数からなる全ての移動局が受信を完了するまで繰り返し送信することを特徴とする無線通信システムにおける基地局。
  20. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局であって、
    前記基地局の前記通信部は、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信するとともに、前記移動局からの未受信ブロックの通知がある場合に、該通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返すことを特徴とする無線通信システムにおける基地局。
  21. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける移動局であって、
    前記移動局の前記制御部は、前記移動局の前記通信部によって受信された前記修正情報の未受信ブロックがある場合に、該未受信ブロックを基地局に通知することを特徴とする無線通信システムにおける移動局。
  22. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局のプログラム送信方法であって、
    前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に繰り返し送信する送信工程と、
    前記基地局の前記通信部によって、全ての前記移動局からの受信完了の通知に応じて、前記修正情報の送信を停止する停止工程とを有することを特徴とする無線通信システムにおける基地局のプログラム送信方法。
  23. プログラムが格納される記憶部と、前記プログラムを実行する制御部と、通信機能を有する通信部とを備える複数の移動局と、
    前記複数の移動局との通信機能を有する通信部と、前記プログラムを修正する、もしくは、前記プログラムの動作を修正するための修正情報が予め格納される記憶部とを備える基地局とからなる無線通信システムにおける基地局のプログラム送信方法であって、
    前記基地局の前記通信部によって、前記修正情報を複数のブロックに分割し、分割された前記修正情報の各ブロックに識別情報を付し、分割された前記修正情報の全ブロックを前記複数の移動局に送信する送信工程と、
    前記移動局からの未受信ブロックの通知がある場合に、該通知がなくなるまで、前記未受信ブロックの送信を繰り返す再送信工程とを有することを特徴とする無線通信システムにおける基地局のプログラム送信方法。
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