JP2006287475A - 構内ip電話システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 IP電話装置で特番の発呼が行われたとき、IPセントレックスでは被呼側が発呼元を特定することができない。そこで、被呼側が発呼元を特定できるようにする。
【解決手段】 インターネット網10を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内ゲートウェイ3を備え、特番を記憶するメモリ52と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内ゲートウェイ3を介して公衆回線網20に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときは前記セントレックスサーバに発呼を行う制御回路51を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 インターネット網10を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内ゲートウェイ3を備え、特番を記憶するメモリ52と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内ゲートウェイ3を介して公衆回線網20に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときは前記セントレックスサーバに発呼を行う制御回路51を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、公衆回線網に特番の発呼を行うIP電話装置に関する。
通信事業者が提供する企業向けのIP電話サービスとしてIPセントレックス(IP centrex)がある。図3はその構成を示すブロック図である。企業の構内のVoIP電話装置(4)(5)(6)で発呼操作を行われると、発呼信号のIPパケットはインターネット網(10)を通してセントレックスサーバ(IP BOX)に送信される。セントレックスサーバ(14)は呼制御を行うものであり、IP電話装置(4)(5)(6)からの発呼信号の発呼先に応じて、インターネット網(10)のVoIP電話装置(12)や公衆回線網(20)の加入者電話装置を発呼させる。このように、IPセントレックスでは公衆回線網(20)の加入者電話装置(22)(25)との通話も可能である。
しかしながら、IPセントレックスは複数のゲートウェイを有しており最適な経路となるゲートウェイにより公衆回線網に接続される。このために、公衆回線網の番号が特番(100番や119番など、1から始まる「1××」の番号、NTT特番とも呼ばれる。)であった場合は、どの市外局番の緊急通報施設と接続されるか特定できない。従って、緊急通報施設、あるいは緊急通報施設から転送された警察署や消防署などは発信元を特定することができないという問題があった。このために、IPセントレックスでは特番の発呼を禁止する通信業者が多い。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、インターネット網を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内のゲートウェイを備え、
特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときは前記セントレックスサーバに発呼を行う制御手段を備える。
特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときは前記セントレックスサーバに発呼を行う制御手段を備える。
また、インターネット網を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内のゲートウェイを備え、
特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときはインターネット網に発呼を行う制御手段を備える。
特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときはインターネット網に発呼を行う制御手段を備える。
本発明は、インターネット網を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内のゲートウェイを備え、特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行う。
このように、所定の市外局番の公衆回線網の局に接続されるが、接続申請書類の情報から、緊急通報施設側は構内のゲートウェイの居所を知ることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本実施例の構内IP電話システムの要部を示すブロック図である。会社の敷地内に設置されたルータ(2)がインターネット網(10)に接続される。このインターネット網(10)にはIPセントレックスの通信業者が有するセントレックスサーバ(14)がルータ(13)を介して接続される。セントレックスサーバ(14)は交換機の機能を行う。例えば、セントレックスサーバ(14)はIPパケットで送信される発呼要求の信号を受信すると、発呼先に応じてインターネット網(10)に接続されるVoIP電話装置や、インターネット網(10)に接続されるセントレックスゲートウェイ(16)を介して公衆回線網(20)の加入者電話装置(25)(緊急通報施設(26)を含む。)に発呼信号を送信する。このセントレックスゲートウェイ(16)は複数配設され、夫々市外局番が異なる地域の局に接続されている。セントレックスサーバ(14)は最適な経路となるセントレックスゲートウェイ(16)を選択する。尚、セントレックスサーバ(14)は発呼先が特番であれば、接続を拒否する。
ルータ(2)に構内ゲートウェイ(3)、VoIP電話装置A(4)、VoIP電話装置B(5)とVoIP電話装置C(6)が接続される。
そして、構内ゲートウェイ(3)は会社と同一市外局番である地域内の局に、インターネット網(1)を介することなく、直接接続される。この接続手続きのときの申請書に構内ゲートウェイ(3)が設置される居所が記入され、この居所が地域内の局のデータベース(図示せず。)に登録される。
構内ゲートウェイ(3)は地域内の公衆電話網(24)を介して緊急通報施設(10)を含む加入者電話装置(通常の電話機)と接続され、音声データとIPパケットの変換を行う。
VoIP電話装置A(4)の制御回路(41)はメモリ(42)に書き込まれたプログラムにより各部を制御する。また、メモリ(42)は制御回路(41)の動作に必要な情報、例えば、特番(100番や119番など、1から始まる「1××」の番号、NTT特番とも呼ばれる。)を記憶する。表示部(43)は通話や設定などに係る情報を表示する。入力部(44)は通話や設定などの操作を行う。
VoIP電話装置B(5)、VoIP電話装置C(6)はVoIP電話装置A(4)と同じハード構成であり、端末を特定する番号が異なる。
上述の構成における、構内のVoIP電話装置A(4)からの発呼動作を説明する。図2はVoIP電話装置A(4)の制御回路(41)の動作を示すフローチャートである。
VoIP電話装置A(4)の入力部(44)で発呼操作が行われると、制御回路(41)は、発呼で指定された番号がメモリ(42)に記憶されている特番と一致するか否かを調べる(S1)。
特番と異なる発呼が行われた場合は(S1のN)、即ち、通常の電話番号の発呼がおこなわれた場合は、制御回路(41)は発呼信号をIPパケットでインターネット網(10)を介してセントレックスサーバ(14)に送信する。前述の如く、セントレックスサーバ(14)は発呼先に応じてインターネット網(10)に接続されるVoIP電話装置や、インターネット網(10)に接続されるセントレックスゲートウェイ(16)を介して公衆回線網(20)の加入者電話装置(25)に発呼信号を送信する。例えば、福岡市のVoIP電話装置A(4)から仙台市の加入者電話装置(25)へ発呼する場合は、セントレックスサーバ(14)は仙台市に配設されたセントレックスゲートウェイ(16)に発呼信号を送信して、仙台市の市外局番となる公衆電話網の局に発呼信号を送信することになる。
特番と同一の発呼が行われた場合は(S1のY)、制御回路(41)は発呼信号をIPパケットで構内ゲートウェイ(3)に送信する。構内ゲートウェイ(3)は会社と同一市外局番である地域内の局に、直接接続されているので、会社と同一市外番号の緊急通報施設(26)に発呼信号を送信する。この場合は緊急通報施設(26)が地域内の局から構内ゲートウェイ(3)の居所の情報を得ることができる。
1 構内IP電話システム
3 構内ゲートウェイ
4,5,6 VoIP電話装置
10 インターネット網
14 セントレックスサーバ
16 セントレックスゲートウェイ
20 公衆回線網
21 地域外の局
22 加入者電話装置
23、25 緊急通報施設
24、26 地域内の局
41 制御回路
42 メモリ
3 構内ゲートウェイ
4,5,6 VoIP電話装置
10 インターネット網
14 セントレックスサーバ
16 セントレックスゲートウェイ
20 公衆回線網
21 地域外の局
22 加入者電話装置
23、25 緊急通報施設
24、26 地域内の局
41 制御回路
42 メモリ
Claims (2)
- インターネット網に接続されたセントレックスサーバに発呼信号を送信することによりインターネット網の他のIP電話装置や公衆回線網の加入者電話装置と通話を確立することができるIP電話装置を有する構内IP電話システムにおいて、
インターネット網を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内のゲートウェイを備え、
特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときは前記セントレックスサーバに発呼を行う制御手段を備えたことを特徴とする構内IP電話装置システム。 - インターネット網を介して他のIP電話装置と通話を確立することができ、また、インターネット網と複数のセントレックスのゲートウェイと該夫々のゲートウェイに接続された公衆回線網の夫々の局を介して加入者電話装置と通話を確立することができるIP電話装置を有する構内IP電話システムにおいて、
インターネット網を介することなく公衆回線網の所定の局に接続された構内のゲートウェイを備え、
特番を記憶する記憶手段と、前記記憶された特番と一致する特番が指定されて発呼するときは前記構内のゲートウェイを介して公衆回線網に発呼を行い、前記特番でない番号が指定されて発呼するときはインターネット網に発呼を行う制御手段を備えたことを特徴とする構内IP電話装置システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005103038A JP2006287475A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 構内ip電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005103038A JP2006287475A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 構内ip電話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006287475A true JP2006287475A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37408920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005103038A Pending JP2006287475A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 構内ip電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006287475A (ja) |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005103038A patent/JP2006287475A/ja active Pending
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