JP2006286433A - 間接照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 間接照明により屋内空間の演出を行う場合、従来の照明装置では大きな屋内空間に利用するのが比較的困難であって、多彩な演出を行うことはできず、また設備費用がかかるなど経済性に劣っている。
【解決手段】 そこで本発明では、面状反射体4と、その両側に配置した光源6a,6bとから構成し、面状反射体には、一方側の光源の光の照射方向に配置した一方側の反射面7aと、他方側の光源の光の照射方向に配置した他方側の反射面7bを交互に隣接させて列設した間接照明装置を提案する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば公共性のある建築物による大きな屋内空間や居室等の室内空間に演出効果をもたらす間接照明装置に関するものである。
間接照明は、光源からの光を直接に室内等の屋内空間に照射せずに、空間の壁や天井又は床に照射して、反射光により照明を行うものであり、眩しさが少なく、やわらかい雰囲気と高い演出効果を得ることができる。そして間接照明による演出効果を高める各種の工夫が従来から提案されている。
例えば特許文献1では、光源からの光が照射される反射板に、電圧を印加すると液晶調光素子により高い反射光を出すことができる区画と、電圧が印加されても反射光の状態が変わらない区画を構成して、光の拡がり状態や照度の分布を変えることが可能な間接照明装置が提案されている。
また特許文献2では、紫外線の照射によって蛍光を発する蛍光性塗料で任意の模様が描かれたシートを天井の内面に取付けると共に、シートに向って近紫外線を照射する近紫外線照射灯を浴室に取付けて、簡単な構成で浴室天井の演出効果を高めることができる浴室用演出装置が提案されている。
また特許文献3では、直管蛍光灯を非透光性ケースで囲んで、このケースに通光窓を開け、この通光窓を透光色又は透過率の異なる複数のスライド板で選択的に塞ぐことにより、簡単な構成で照明光の色や明るさを多様に変化させることができる浴室用照明器が提案されている。
また特許文献4では、浴室内における壁面と天井面の繋ぎ部分に多数のLEDを設け、このLEDからの光が前記壁面に沿って下方へ照射されるように構成した浴室用の演出照明装置が提案されている。
また、特許文献5では、エスカレータの側面及び底面を被う側部及び底部外装板の内側に照明ランプを配設して、外装側部と外装底部を同時照明することにより、エスカレータ全体の意匠性を向上させた照明装置が提案されている。
一方、公共性のある大型建築物等の大きな屋内空間における照明による演出手法の一つとしてライトアップが行われている。
特開平5−205503号公報 特開平8−86100号公報 特開平8−83511号公報 特開2001−297605号公報 特開平10−297859号公報
上記特許文献1〜4で提案されている照明装置は大きな屋内空間に利用するのが比較的困難であり、またこれらや特許文献5に記載されている照明装置では多彩な演出を行うことはできない。
またライトアップは設備費用がかかるなど経済性に劣っている。
そこで本発明では、以上の課題を解決し、大きな屋内空間にも利用が可能で、多彩な演出を行うことが可能な間接照明装置を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するために、本発明では、面状反射体と、その両側に配置した光源とから構成し、面状反射体には、一方側の光源の光の照射方向に配置した一方側の反射面と、他方側の光源の光の照射方向に配置した他方側の反射面を交互に隣接させて列設した間接照明装置を提案するものである。
また本発明では、上記の構成において、光源は色を可変に構成することを提案する。
また本発明では、上記の構成において、光源は複数を列設した構成とすることを提案する。
一方側の反射面は、面状反射体の一方側に対応する第1の光源の光の照射方向に配置しているため、一方側の光源の光は照射されず、面状反射体の他方側に対応する他方側の光源の光が照射される。同様に他方側の反射面は、面状反射体の他方側に対応する他方側の光源の光の照射方向に配置しているため、他方側の光源の光は照射されず、上記一方側の光源の光が照射される。
従って一方側の反射面と他方側の反射面が交互に隣接して列設された面状反射体は、他方側の光源と一方側の光源の光が交互に反射されるため、これらの光源のON−OFFや光の色あるいは明度等を変えることにより、多彩な演出による間接照明を行うことができる。
次に本発明の間接照明装置をエスカレータの底板の間接照明に利用した実施例につき添付図面を参照して説明する。
図1はエスカレータの模式的横断面図であり、また図2は模式的底面図である。符号1はエスカレータを示すもので、2a,2bはその側面外装板である。また符号3は底板であり、底板3の下方に上記面状反射体に相当する反射板4を設けている。他の実施例として、この反射板4は底板自体とすることもできる。上記側面外装板2a,2bは上記底板3及び反射板4よりも下方に垂下させて、その下端から内側に底面外装板5a,5bを突設しており、この底面外装板5a,5bの上側に光源6a,6bを設置している。
以上の構成において、本発明では、反射板4は、図中左側の光源6aからの光の照射方向、即ち、図中二点鎖線で示す方向に配置した反射面7aと、右側の光源6bからの光の照射方向、即ち、図中一点鎖線で示す方向に配置した反射面7bを、交互に隣接させて列設した構成としている。
図2に示すように、この実施例では、反射板4の反射面7a,7bは、凹凸条としてエスカレータの長さ方向に延びており、それに応じて、光源6a,6bが複数が長さ方向に列設されている。
光源6a,6bとしては色を可変とするものが好ましく、このような光源としては、例えば光の3原色に対応した高輝度発光ダイオードの多数をマイクロプロセッサにより制御して、色を多様なモードで制御することができる光源(例えばカラーキネティクス社の製品)を用いることができる。
上述したように図2においては、反射板4の反射面7a,7bは、凹凸条としてエスカレータの長さ方向に直線上に延びているが、他の実施例として、適宜長さ毎に各反射面7a,7bの位置をずらすようなこともできる。更に他の実施例として、反射板4は、反射面7a,7bの他に、他の方向の反射面を構成する等、適宜の形状の反射面を構成することもできる。
以上の構成において、両側の光源6a,6bをONとして反射板4の反射面7a,7bに照射すると、一方側の反射面7aは、図中左側の光源6aの光の照射方向に配置しているため、この光源6aの光は照射されず、他方側の光源6bの光のみが照射される。同様に他方側の反射面7bは、他方側の光源6bの光の照射方向に配置しているため、他方側の光源6bの光は照射されず、上記一方側の光源6aの光が照射される。
従って一方側の反射面7aと他方側の反射面7bが交互に隣接して列設された反射板3は、他方側の光源6bと一方側の光源6aの光が交互に反射されるため、これらの光源6a,6bのON−OFFや光の色を変えること等により、図3の(a)〜(d)において、ハッチングの有無、向き及び間隔によって色や明度等を模式的に示すように、多彩な演出による間接照明を行うことができる。
図3に示す間接照明の態様は、反射板4の長さ方向には色や明度等が変化しないものとしているが、複数の光源6a,6bの夫々において色や明るさ等を変化させることにより、図4に示すように反射板4の長さ方向に色や明るさ等を変化させることができ、この点においても多彩の演出による間接照明を可能とする。
以上の実施例は、本発明の間接照明装置をエスカレータの底板の間接照明に利用したものであるが、本発明の間接照明装置は、面状反射体を、大きな屋内空間や、居室等の室内空間の天井、壁、床等の適宜の個所に設けて間接照明を行うことができる。
本発明は以上の通り、一方側の反射面と他方側の反射面が交互に隣接して列設された面状反射体により、他方側の光源と一方側の光源の光を交互に反射するため、これらの光源のON−OFFや光の色あるいは明度等を変えることにより、多彩な演出による間接照明を行うことができるという格別なる効果を有し、産業上の利用可能性が大である。
本発明を利用したエスカレータの模式的横断面図である。 図1の模式的底面図である。 照明の態様の例を示した図2の一部拡大図である。 照明の態様の他の例を示す模式的底面図である。
符号の説明
1 エスカレータ
2a,2b 側面外装板
3 底板
4 反射板
5a,5b 底面外装板
6a,6b 光源
7a,7b 反射面

Claims (3)

  1. 面状反射体と、その両側に配置した光源とから構成し、面状反射体には、一方側の光源の光の照射方向に配置した一方側の反射面と、他方側の光源の光の照射方向に配置した他方側の反射面を交互に隣接させて列設したことを特徴とする間接照明装置
  2. 光源は色を可変に構成することを特徴とする請求項1に記載の間接照明装置
  3. 光源は複数を列設した構成とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の間接照明装置
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