JP2006285218A - 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 1つ以上の発光部を有する光源手段1から出射した光束を回転多面鏡6に、該回転多面鏡の偏向面の主走査方向の幅より広い状態で入射させる第1の光学系11と、該回転多面鏡で偏向された光束を被走査面9上に導光する第2の光学系78と、を有し、該回転多面鏡の回転動作によって被走査面上を主走査方向に光束で走査する光走査装置において、該回転多面鏡の偏向面の数を10面以下とし、かつ各条件式を満足すること。
【選択図】 図1
Description
f=WN/(4π・duty)
上記関係式より焦点距離fは回転多面鏡の面数Nに比例して大きくなるため結果として面数の増加は光学系を大型化してしまうという問題点がある。
特許文献1の光走査装置はOFSにおいて回転多面鏡に収束光束を入射させ、結像光学系の焦点距離よりも短い位置に結像させることにより装置全体の小型化を実現している。
よって、該偏向面から被走査面までの距離を437mmから305mmに短縮し、68%の短縮率を達成している。また特許文献1ではfθ性能の誤差を0.5%まで許容し、主走査方向の印字位置精度を割り切って装置全体の小型化を実現している。
前記回転多面鏡の偏向面の数をN、前記被走査面上における有効走査幅をW(mm)、前記光源手段から出射する光束の波長をλ(μm)、該被走査面上において光束の主走査方向のスポット径をS(μm)とするとき、
N≦10
であり、かつ
39(mm)≦(W×N×λ)/{S・tan(π/N)}
なる条件を満足する構成としている。
前記回転多面鏡の偏向面の数をN、前記被走査面上における有効走査幅をW(mm)、前記光源手段から出射する光束の波長をλ(μm)、該回転多面鏡の内接円直径をφ(mm)とするとき、
N≦10
W≦310(mm)
であり、かつ
(W×N×λ)/{φ・tan(π/N)}≦475(μm)
なる条件を満足する構成としている。
2はレンズ系(シリンドリカルレンズ)であり、副走査断面内(副走査方向)にのみ所定のパワーを有しており、入射光束を副走査断面内で後述する回転多面鏡6の反射面(偏向面)6aにほぼ線像として結像させている。
4は開口絞り(アパーチャー)であり、通過光束を規制してビーム形状を整形している。
3は集束レンズであり、開口絞り4で規制された光束の状態を他の状態に変換している。
5は折り返しミラーであり、集束レンズ3を通過した光束を回転多面鏡6側へ反射させている。
6は外接円直径が7.4mm、面数が8面よりなる光偏向器であり、回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成り、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
集束レンズ3は入射光束を主走査面内において弱発散光束に変換する。
N≦10
であり、かつ
39(mm)≦(W×N×λ)/{S・tan(π/N)}‥‥(1)
なる条件を満足させている。
(W×N×λ)/{φ・tan(π/N)}≦475(μm)‥‥(2)
なる条件を満足させている。
Φ=d/tan(π/N) ‥‥(a)
d=fθ/Fno ‥‥(b)
fθ=WN/(4π・0.9)=WN/3.6π ‥‥(c)
Fno=S(kλ)=S/1.43λ ‥‥(d)
であり、関係式(b),(c),(d)より
d=1.43WNλ/(3.6πS) ‥‥(e)
関係式(e)より
7.9Φ=WNλ(S・tan(π/N)) ‥‥(f)
となる。我々が検討した結果から、回転多面鏡が容易に製造できる範囲はΦ
4.9(mm)であるから、
39(mm)≦WNλ/(S・tan(π/N)) ‥‥(1)
となる。
Φ=d/tan(π/N) ‥‥(a)
d=fθ/Fno ‥‥(b)
fθ=WN/(4π・0.9)=WN/3.6π ‥‥(c)
Fno=S(kλ)=S/1.43λ ‥‥(d)
であり、関係式(b),(c),(d)より
d=1.43WNλ/(3.6πS) ‥‥(e)
関係式(e)より
S=0.12644・WNλ/(Φ・tan(π/N))‥‥(g)
となる。
(W×N×λ)/{φ・tan(π/N)}≦475(μm) ‥‥(2)
となる。
δ×βs×tanγ≦2.5(μm) ‥‥(3)
なる条件を満足させている。
M=2δ・βs・tanγ
と表すことができる。
δ×βs×tanγ≦2.5(μm) ‥‥(3)
となる。
回転多面鏡の面数N=8、
内接円直径φ=6.8mm、
結像光学系の焦点距離f=150mm、
波長λ=0.78μm、
有効走査幅W=214mm、
走査効率duty=0.9
主走査方向のスポット径S=60μm
である。
WNλ/(S・tan(π/N))=53.73(mm)
となる。
WNλ/(φ・tan(π/N))=474.5(μm)
となり、これは条件式(2)を満たしている。
N≦10
W≦310(mm)
であり、かつ
(W×N×λ)/{φ・tan(π/N)}≦475(μm)‥‥(2)
なる条件を満足させている。
回転多面鏡の面数N=8、
内接円直径φ=9.34mm、
結像光学系の焦点距離f=219mm、
波長λ=0.78μm、
有効走査幅W=310mm、
走査効率duty=0.9
主走査方向のスポット径S=60μm
である。
WNλ/(S・tan(π/N))=77.83(mm)
となる。
WNλ/(φ・tan(π/N))=474.5(μm)
となり、これは条件式(2)を満たしている。
これにより偏向走査された光束は走査面上で均一な照度分布が得られる。
Cos(5.6/N)≦Ee/Ec‥‥(4)
なる条件を満足するように光量補正手段により調整している。
光量補正手段とはガウシアン分布で近似されるレーザ光束の強度分布を平坦化するための手段である。
図5は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。
しかし、記録密度が高くなればなるほど、高画質が求められることを考えると、1200dpi以上の画像形成装置において本発明の実施例1、2の構成はより効果を発揮する。
図6は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、光走査装置を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。
2 集光レンズ(コリメーターレンズ)
3 シリンドリカルレンズ
4 開口絞り
5 折り返しミラー
6 回転多面鏡(ポリゴンミラー)
78 結像光学系(fθレンズ)
7 第1の結像レンズ
8 第2の結像レンズ
9 被走査面(感光ドラム)
61,62,63,64 光走査装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光ビーム
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器
Claims (15)
- 光源手段と、回転多面鏡と、該光源手段の発光部から出射した光束を主走査断面内において該回転多面鏡の偏向面の幅より広い状態で該偏向面に入射させる入射光学系と、該回転多面鏡で偏向された光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を有する光走査装置において、
前記回転多面鏡の偏向面の数をN、前記被走査面上における有効走査幅をW(mm)、前記光源手段から出射する光束の波長をλ(μm)、該被走査面上において光束の主走査方向のスポット径をS(μm)とするとき、
N≦10
であり、かつ
39(mm)≦(W×N×λ)/{S・tan(π/N)}
なる条件を満足することを特徴とする光走査装置。 - 前記有効走査幅Wは
W≦214(mm)
であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。 - 前記回転多面鏡の内接円直径をφ(mm)とするとき、
(W×N×λ)/{φ・tan(π/N)}≦475(μm)
なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。 - 前記回転多面鏡の偏向面の数をN、前記被走査面上の走査中央に結像する光束のエネルギーをEc、該被走査面上の走査端部に結像する光束のエネルギーをEeとするとき、
N≦10
であり、かつ
Cos(5.6/N)≦Ee/Ec
なる条件を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の光走査装置。 - 前記被走査面上における光束の主走査方向のスポット径S(μm)は、
S≦60(μm)
であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の光走査装置。 - 前記結像光学系の副走査断面内における倍率をβs、副走査断面内において前記回転多面鏡の偏向面に対して斜め方向から入射する光束の角度をγ(°)、該回転多面鏡が回転する際に発生する該回転多面鏡の偏向面が前記結像光学系の光軸方向に移動する偏心量をδ(μm)とするとき、
δ×βs×tanγ≦2.5(μm)
なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光走査装置。 - 光源手段と、回転多面鏡と、該光源手段の発光部から出射した光束を主走査断面内において該回転多面鏡の偏向面の幅より広い状態で該偏向面に入射させる入射光学系と、該回転多面鏡で偏向された光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を有する光走査装置において、
前記回転多面鏡の偏向面の数をN、前記被走査面上における有効走査幅をW(mm)、前記光源手段から出射する光束の波長をλ(μm)、該回転多面鏡の内接円直径をφ(mm)とするとき、
N≦10
W≦310(mm)
であり、かつ
(W×N×λ)/{φ・tan(π/N)}≦475(μm)
なる条件を満足することを特徴とする光走査装置。 - 前記被走査面上において光束の主走査方向のスポット径をS(μm)とするとき、
39(mm)≦WNλ/{S・tan(π/N)}
なる条件を満足することを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。 - 前記回転多面鏡の偏向面の数をN、前記被走査面上の走査中央に結像する光束のエネルギーをEc、該被走査面上の走査端部に結像する光束のエネルギーをEeとするとき、
N≦10
であり、かつ
Cos(5.6/N)≦Ee/Ec
なる条件を満足することを特徴とする請求項7又は8記載の光走査装置。 - 前記被走査面上における光束の主走査方向のスポット径S(μm)は、
S≦60(μm)
であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の光走査装置。 - 前記結像光学系の副走査断面内における倍率をβs、副走査断面内において前記回転多面鏡の偏向面に対して斜め方向から入射する光束の角度をγ(°)、該回転多面鏡が回転する際に発生する該回転多面鏡の偏向面が前記結像光学系の光軸方向に移動する偏心量をδ(μm)とするとき、
δ×βs×tanγ≦2.5(μm)
なる条件を満足することを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載の光走査装置。 - 請求項1乃至11の何れか1項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光ビームによって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至11の何れか1項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
- 各々が請求項1乃至11の何れか1項に記載の光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
- 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴とする請求項14に記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006054948A JP2006285218A (ja) | 2005-03-09 | 2006-03-01 | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005065375 | 2005-03-09 | ||
JP2006054948A JP2006285218A (ja) | 2005-03-09 | 2006-03-01 | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006285218A true JP2006285218A (ja) | 2006-10-19 |
JP2006285218A5 JP2006285218A5 (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=37407160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006054948A Withdrawn JP2006285218A (ja) | 2005-03-09 | 2006-03-01 | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006285218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008257193A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | 光走査装置および光走査装置の製造方法、並びにこの光走査装置を備える画像形成装置および画像形成装置の製造方法 |
-
2006
- 2006-03-01 JP JP2006054948A patent/JP2006285218A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
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JP2008257193A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | 光走査装置および光走査装置の製造方法、並びにこの光走査装置を備える画像形成装置および画像形成装置の製造方法 |
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