JP2006283926A - フリクションプレートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

フリクションプレートの製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コアプレートとフェーシングの精度のよい位置合わせ及び芯合わせで接着を行うことができ、面取り加工が不要のフリクションプレートの製造方法及び製造方法を提供する。
【解決手段】 湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造方法であって、コアプレートの外周に少なくとも3個以上配置された位置決め部材により、コアプレートの外径より小さい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量でコアプレート上に位置決めする工程と、コアプレートに対してフェーシングを押圧接着する工程とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両などの自動変速機等の摩擦係合装置に使用されるフリクションプレートの製造方法に関する。
湿式多板クラッチなどの摩擦係合装置に使用されるフリクションプレートは、環状で金属製のコアプレートの両面または片面に環状の摩擦材からなる環状のフェーシングを接着剤などで貼着して製造される。
従来の製造装置の一例が、特許文献1に開示されている。フリクションプレート、すなわちクラッチ板の製造装置は、金属製リングの両側に環状の摩擦リング(フェーシング)を接着して、クラッチ板を製造する。
摩擦リングを金属製リングに接着するのに、導電性環状装置を用いて精密に温度管理をした上で、熱硬化性の接着剤を溶融して、摩擦リングを金属性リングに接着し、クラッチ板を作っている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特公昭56−53127号公報
以上説明した従来の製造装置及び方法では、接着時においてコアプレートとフェーシングの芯ずれのためにフェーシングがコアプレートよりはみ出し、はみ出した状態にて使用すると、摩擦材が脱落し油圧ピストンの作動不良をもたらす。このために接着後、外径部を研磨ペーパ材により面取り加工を行ない、フェーシングのオーバハングの除去を行っていた。
この面取り加工は、フェーシングの摩擦材とコアプレート金属粉および研磨剤の粉塵を伴い、作業環境の悪化や、製品へ付着した粉塵の除去作業等のため製造コストの増加をもたらす。
本発明の目的は、コアプレートとフェーシングの精度のよい位置合わせ及び芯合わせで接着を行うことができ、面取り加工が不要のフリクションプレートの製造方法及び製造方法を提供することである。
上述の目的を達成するため、本発明のフリクションプレートの製造方法は、
湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造方法であって、
コアプレートの外周に少なくとも3個以上配置された位置決め部材により、コアプレートの外径より小さい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量でコアプレート上に位置決めする工程と、
コアプレートに対して前記フェーシングを押圧接着する工程と、
からなることを特徴としている。
また、本発明のフリクションプレートの製造方法は、
湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造方法であって、
コアプレートの内周に少なくとも3個以上配置された位置決め部材により、コアプレートの内径より大きい内径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量でコアプレート上に位置決めする工程と、
コアプレートに対してフェーシングを押圧接着する工程と、
からなることを特徴としている。
更に、本発明のフリクションプレートの製造装置は、
湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造装置であって、
コアプレートの外周に少なくとも3個以上配置され、コアプレートの外径より小さい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量で前記コアプレート上に位置決めする位置決め部材と、
コアプレートに対してフェーシングを押圧接着する手段と、
からなることを特徴としている。
更に、本発明のフリクションプレートの製造装置は、
湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造装置であって、
コアプレートの内周に少なくとも3個以上配置され、コアプレートの内径より大きい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量でコアプレート上に位置決めする位置決め部材と、
コアプレートに対してフェーシングを押圧接着する手段と、
からなることを特徴としている。
コアプレートより僅かに小径のリング状フェーシングとコアプレートを、コアプレート外径部または内径部とフェーシング外径部または内径部のオフセット量を一定にするため、コアプレートの外周に少なくとも3個以上の複数個配置された位置決め部材で位置合わせ及び芯合わせを行ない、その後、押圧接着するため、フェーシングがコアプレートからオーバハングしないフリクションプレートが得られる。
従って、従来必要であった外径または内径にはみ出たフェーシングの面取り処理が不要となるため、製造コストを低減できる。また、面取り作業に伴う粉塵の発生もなくなり作業環境の悪化を防ぐことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。尚、同一部分は同一符号で示している。また、以下説明する実施例は本発明を例示として説明するものであって、いかなる意味においても限定するものではないことは言うまでもない。
図1は、本発明の一実施例にかかるフリクションプレートの製造装置30の要部を示す上面図である。ほぼ環状の金属製のコアプレート1上に、摩擦材からなるほぼ環状のフェーシング2が載置されている。図1から分かるように、コアプレート1の径方向幅はフェーシング2の径方向幅より大きく、コアプレートの外周縁1aと内周縁1bとフェーシング2の外周縁2aと内周縁2bとの間では、コアプレート1の表面が環状に露出している。
コアプレート1の外周には、周方向等配に6個の位置決め治具、すなわち位置決め部材3が配置されている。位置決め部材3は、それぞれスプリング4により径方向内方に向って、すなわちコアプレート1の外周縁1aに対して付勢されている。すべての位置決め部材3の押圧方向はコアプレート1の中心に向かっていることが好ましい。
図2及び図3は、本発明による製造装置30によるフェーシングの位置決め過程を示す断面図である。図2は、位置決め部材3によるフェーシング2の位置決めが行なわれている状態を示し、図3は、位置決め後に接着上型治具すなわち上部接着部材12(図2では不図示)が下降しフェーシング2を押圧して接着している状態を示している。
接着下型治具、すなわち下部接着部材11上に載置されたコアプレート1は、下面及び上面にフェーシング2が接着される。従って、図2から分かるように、下部接着部材11上に、フェーシング2、コアプレート1、フェーシング2の順番でそれぞれ接触しながら積層されている。例えば熱硬化性の接着剤は、コアプレート1の上面及び下面に塗布するか、フェーシング2の接着面に塗布しておく。もちろん、必要であれば、コアプレート1及びフェーシング2の両方に塗布しておくことも可能である。
後述の下部接着部材11の段部11a上を摺動する位置決め部材3は、コアプレート1の外周に当接する凹状周面3b、凹状周面3bからテーパ面3cを介して上方でコアプレート1方向に突出する凸状周面3aを備えている。また、凹状周面3bの下方には、凹状周面3bからテーパ状にコアプレート1方向に突出する凸状周面3dが設けられている。また、凸状周面3aの上部にはスプリング4方向に後退するテーパ面3eが設けられている。
位置決め部材3は、コイルスプリングなどのスプリング4によりコアプレート1の外周縁1aに当接する方向に付勢されている。スプリング4に付勢された位置決め部材3の凹状周面3bに対してコアプレート1の外周縁1aが当接している。この状態で、コアプレート1の上面に載置されたフェーシング2の外周縁2aは、テーパ面3cに当接し、コアプレート1の外周縁1aより径方向内方に変位している。
また、コアプレート1の下面に配置されたフェーシング2の外周縁2aは、位置決め部材3の凸状周面3dにより、径方向内方に変位している。コアプレート1の上下面に接するフェーシング2のコアプレート1の外周縁1aからの後退変位量はそれぞれほぼ同じである。この変位量は、図2においてオフセット量Wとして示されている。すなわち、オフセット量Wは、コアプレート1の外周縁1aとフェーシング2の外周縁2aとの間の距離に相当する。
尚、位置決め部材3の凸状周面3aは、フェーシング2の外周縁2aより径方向内方に突出している。また、位置決め部材3のテーパ面3cの傾斜を増減することで、オフセット量Wを所望の大きさに調節できる。位置決め部材3は、コアプレート1の外周縁1aからフェーシング2の外周縁2aが後退するように位置決めするが、また、環状のコアプレート1の中心と環状のフェーシング2との中心を合わせるように位置決めする、すなわち芯合わせを行なう。位置決めと芯合わせは同時に行なうことが好ましい。
以上のように位置決めした状態で、図3に示すように、フェーシング2を押圧するため、上部接着部材12を下降させる。上部接着部材12の位置決め部材3寄りの端面12aは、コアプレート1の外周縁1aと面一である。従って、上部接着部材12が、下降を始めると、端面12aの下縁が位置決め部材3のテーパ面3eに当接し、テーパ面3e上を滑りながら、更に下降する。
上部接着部材12が、テーパ面3e上を滑りながら下降すると、位置決め部材3は図3において、スプリング4の付勢力に抗して左方向に後退する。上部接着部材12が更に下降すると、端面12aはテーパ面3eと連続する平坦な凸状周面3aに乗り上げる。この状態で、コアプレート1の上面に載置されたフェーシング2に当接するまで下降する。図3はこの状態を示している。
上部接着部材12がフェーシング2に当接するまで下降すると、上部接着部材12に押し出された位置決め部材3は、最も左側に後退した位置、すなわちコアプレート1から最も離れた位置に変位する。この状態では、位置決め部材3の凸状周面3aが上部接着部材12の端面12に当接しているのみで、凹状周面3bはコアプレート1の外周縁1aから離れ、テーパ面3cと凸状周面3dは、それぞれフェーシング2の外周端から離間している。
図示していないが、下部接着部材11及び/または上部接着部材12にはヒータが設けられ、コアプレート1にフェーシング2を接着させるため、加圧及び加熱する。加熱により溶融した熱硬化性接着剤が硬化することでコアプレート1と上下のフェーシング2とは強固に接着される。この接着時に、位置決め部材3がコアプレート1から離間しているので、位置決め部材3からの熱の伝達が遮断でき、コアプレート1またはフェーシング2に塗布してある接着剤の発泡が防止できる。
以上説明した製造装置30により、コアプレート1にフェーシング2が接着されたフリクションプレートが得られる。オフセット量Wを確保したため、フェーシング2がコアプレート1の外周にオーバハングしないフリクションプレート20が得られる。
図4は、フェーシング2の芯ズレを防止する機構を設けた製造装置40の断面図である。上部接着部材12に設けた室15にスプリング14でフェーシング2方向に付勢された押圧ピン13を設ける。位置決め部材3により芯合わせされた後、フェーシング2の上面を押圧ピン13で押さえフェーシング2のズレを防止をした状態で、上部接着部材12を下降させ押圧する。すなわち、図2で位置決めされた後、すなわち、図3において位置決め部材3がコアプレート1とフェーシング2から離間した後も芯合わせされた状態を維持する。尚、上部接着部材12の下面がフェーシング2に当接すると、押圧ピン13の先端は、後退して上部接着部材12の下面と面一になるようにスプリング14により付勢されている。
以上説明した実施例において、フリクションプレート20の製造装置30は、位置決め部材3とコアプレート1に対してフェーシング2を押圧接着する上部接着部材12及び下部接着部材11とから構成されている。ほぼ環状のフェーシング2は摩擦材から環状に打ち抜いて作られたものでもよいし、セグメント状に摩擦材を打ち抜き円周上数箇所でジョイントして環状にしたものでもよい。また位置決め部材3の配置は円周等配でもよいし、不等配でもよい。更に、各実施例ではコアプレート1の上下両面にフェーシング2を接着しているが、片面にのみ接着してもよい。
図5乃至図7は、位置決め部材3の各例を示す拡大断面図である。図5に示す位置決め部材3の基本的構成は、図2乃至図4に示したものとほぼ同様である。フェーシング2の外周縁2aは位置決め部材3のテーパ面3c、すなわち円錐面に当接し、コアプレート1の外周縁1aは凹状周面3b、すなわち円筒面に当接している。コアプレート1の下のフェーシング2の外周縁2aは、円錐形の凸状周面3dに当接している。スプリング4は図示を省略している。
図6の例では、位置決め部材3の周面構成が異なり、円筒形の凸状周面3aの軸方向幅が図5の場合より大きくされ、テーパ面3cの幅が小さくなっている。また、凸状周面3dの更に下方に円筒形の凸状周面3fが設けられている。この例では、コアプレート1の上に載置されたフェーシング2は、円筒形の凸状周面3aに当接し、下に位置するフェーシング2は、円筒形の凸状周面3fに当接する。
図6の例では、凸状周面3aにフェーシング2の外周縁2aと図6では不図示の上部接着部材12の端面12aが当接するため、凸状周面3aの軸方向幅は、図5の場合より大きくすることが好ましい。また、図6では、コアプレート1とフェーシング2の全てが円筒面と当接することになる。
図7は、位置決め部材の更に他の形態を示す拡大図である。この例では、位置決め部材23の形状は、前述の位置決め部材3と異なる。位置決め部材23は、下部接着部材11上に摺動可能に載置され、図7(b)に示すように、コアプレート1上のフェーシング2の外周縁2aに当接する凸部23a、コアプレート1の外周縁1aに当接する凹部23b、更にコアプレート1下のフェーシング2の外周縁2aに当接する凸部23cを備えている。スプリング4は図示を省略している。
図7(a)から分かるように、凸部23a、凹部23b、凸部23c(図7(a)では見えない)は、周面として形成されていた前述の実施例とは異なり、ナイフ状の先細りの形状をしており、先端に幅の狭い平面が設けられている。その平面でコアプレート1の外周縁1aとフェーシング2の外周縁2aに当接して、フェーシング2をオフセットする。
以上説明した実施例の形状を組み合わせることも可能である。例えば、フェーシング2と接する凸部を円筒面として、コアプレート1に接する凹部を図7に示した幅の狭い平面にすることもできる。また、円筒面と円錐面との組み合わせも可能である。
以上説明した実施例では、位置決め部材3及び23は、コアプレート1の外周に配置されているが、コアプレート1の内周に配置して位置決めすることもできる。この場合、コアプレート1の内周縁に対してフェーシング2の内周縁がオフセットされて位置決めされる。内周配置においても、位置決め部材の個数は任意であり、また外周に配置する場合と同様に、周方向等配でも不等配でもよい。少なくとも3個以上の位置決め部材を設けることで、コアプレート1に対してフェーシング2を芯合わせすることができる。
本発明に一実施例にかかるフリクションプレートの製造装置の要部を示す上面図である。 本発明によるフェーシングの位置決め過程を示す断面図であり、接着前を示す。 本発明によるフェーシングの位置決め過程を示す断面図であり、接着時を示す。 フェーシング2の芯ズレを防止する機構を設けた製造装置の断面図である。 位置決め部材の一例を示す拡大断面図である。 位置決め部材の一例を示す拡大断面図である。 位置決め部材の一例を示す拡大図であり、(a)は上面図、(b)は断面図である。
符号の説明
1 コアプレート
2 フェーシング
3,23 位置決め部材
4 スプリング
11 下部接着部材
12 上部接着部材
20 フリクションプレート
30 製造装置

Claims (27)

  1. 湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造方法であって、
    前記コアプレートの外周に少なくとも3個以上配置された位置決め部材により、前記コアプレートの外径より小さい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量で前記コアプレート上に位置決めする工程と、
    前記コアプレートに対して前記フェーシングを押圧接着する工程と、
    からなることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  2. 湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造方法であって、
    前記コアプレートの内周に少なくとも3個以上配置された位置決め部材により、前記コアプレートの内径より大きい内径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量で前記コアプレート上に位置決めする工程と、
    前記コアプレートに対して前記フェーシングを押圧接着する工程と、
    からなることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  3. 請求項1または2のフリクションプレートの製造方法において、前記コアプレートと前記フェーシングとを芯合わせする工程を含むことを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  4. 請求項3のフリクションプレートの製造方法において、前記位置合わせ工程と前記芯合わせ工程とは同時に行なわれることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  5. 請求項1または2のフリクションプレートの製造方法において、前記フェーシングは円錐および円筒面からなる曲面により位置決めされることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  6. 請求項1または2のフリクションプレートの製造方法において、前記フェーシングは角錐および角錐からなる直線状面からなる面により位置決めされることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  7. 請求項6のフリクションプレートの製造方法において、前記直線状面は平面または直線と直角方向に形成された曲面であることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  8. 請求項6のフリクションプレートの製造方法において、前記直線状面は多角錐または/および多角柱より構成されていることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  9. 請求項8のフリクションプレートの製造方法において、前記直線状面は角錐と角柱より構成されていることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  10. 請求項1または2のフリクションプレートの製造方法において、前記押圧接着する工程において、加熱を伴った接着が行なわれることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  11. 請求項1または2のフリクションプレートの製造方法において、前記フェーシングは、円筒面と円筒面からなる曲面により位置決めされることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  12. 請求項3または4のフリクションプレートの製造方法において、前記芯合わせ工程後、接着までの間、前記フェーシングの上部を押圧ピンにより押圧し前記コアプレートと前記フェーシングの芯ずれ防止を行うことを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項のフリクションプレートの製造方法において、前記位置決め部材は、接着時に前記コアプレートから離間していることを特徴とするフリクションプレートの製造方法。
  14. 湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造装置であって、
    前記コアプレートの外周に少なくとも3個以上配置され、前記コアプレートの外径より小さい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量で前記コアプレート上に位置決めする位置決め部材と、
    前記コアプレートに対して前記フェーシングを押圧接着する手段と、
    からなることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  15. 湿式多板クラッチ装置に使用され、コアプレートとフェーシングからなるフリクションプレートの製造装置であって、
    前記コアプレートの内周に少なくとも3個以上配置され、前記コアプレートの内径より大きい外径を有する環状のフェーシングを所定のオフセット量で前記コアプレート上に位置決めする位置決め部材と、
    前記コアプレートに対して前記フェーシングを押圧接着する手段と、
    からなることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  16. 請求項14または15のフリクションプレートの製造装置において、前記位置決め部材は、前記コアプレートと前記フェーシングとを芯合わせすることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  17. 請求項16のフリクションプレートの製造装置において、前記位置決め部材は、前記コアプレートと前記フェーシングとを位置合わせと芯合わせを同時に行なうことを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  18. 請求項14または15のフリクションプレートの製造装置において、前記位置決め部材は円錐および円筒面からなる曲面を有することを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  19. 請求項14または15のフリクションプレートの製造装置において、前記フェーシングは角錐および角錐からなる直線状面からなる面により位置決めされることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  20. 請求項19のフリクションプレートの製造装置において、前記直線状面は平面または直線と直角方向に形成された曲面であることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  21. 請求項19のフリクションプレートの製造装置において、前記直線状面は多角錐または/および多角柱より構成されていることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  22. 請求項21のフリクションプレートの製造装置において、前記直線状面は角錐と角柱より構成されていることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  23. 請求項14または15のフリクションプレートの製造装置において、前記押圧接着する工程において、加熱を伴った接着が行なわれることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  24. 請求項16または17のフリクションプレートの製造装置において、前記芯合わせ工程後、接着までの間、前記フェーシングの上部を押圧ピンにより押圧し前記コアプレートと前記フェーシングの芯ずれ防止を行うことを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  25. 請求項14または15のフリクションプレートの製造装置において、前記押圧接着する手段は、加熱をすることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  26. 請求項16または17のフリクションプレートの製造装置において、前記フェーシングの上部を押圧する押圧ピンを備え、前記押圧ピンは、前記芯合わせ後、接着までの間、前記コアプレートと前記フェーシングの芯ずれを防止するため前記フェーシングの上部を押圧することを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
  27. 請求項14乃至26のいずれか1項のフリクションプレートの製造装置において、前記位置決め部材は、接着時に前記コアプレートから離間していることを特徴とするフリクションプレートの製造装置。
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