JP2006283420A - デッキの下地構造 - Google Patents

デッキの下地構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006283420A
JP2006283420A JP2005105703A JP2005105703A JP2006283420A JP 2006283420 A JP2006283420 A JP 2006283420A JP 2005105703 A JP2005105703 A JP 2005105703A JP 2005105703 A JP2005105703 A JP 2005105703A JP 2006283420 A JP2006283420 A JP 2006283420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joists
deck
joist
installation surface
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005105703A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Inoue
繁人 井上
Hiroharu Nishibe
洋晴 西部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP2005105703A priority Critical patent/JP2006283420A/ja
Publication of JP2006283420A publication Critical patent/JP2006283420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】勾配のある設置面に、デッキを安定良くしっかりと設置することができ、しかも、設置面の勾配を勾配の形態にかかわらず施工容易に吸収することができる、デッキの下地構造を提供する。
【解決手段】デッキ材を載せる例えば4本の根太2…が所定の間隔おきに並列状態に設置され、これら根太3…の長さ方向の一方の側ともう一方の側とに通し材6,6がわたされ、各通し材6,6が各根太2…に接合されて方形の根太フレーム7が形成され、各根太2にナットが長さ方向に間隔的に複数設けられ、各ナットに螺合したレベル調整用の脚が設置面1に当接されている。各根太2は角形管材からなり、ナットがその下壁に設けられると共に、該ナットの直上位置において管材の上壁に脚操作用開口部5…が備えられているとよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デッキの下地構造に関する。
勾配のある設置面に、デッキを施工する場合に、デッキを安定良くしっかりと設置するために、その勾配をいかに施工容易に吸収できるかが問題である。特に、図8に示すような、単純な片流れの勾配ではない設置面1に対する勾配吸収のための施工は、多くの手間と時間を要する。
本発明は、かかる問題に鑑み、勾配のある設置面に、デッキを安定良くしっかりと設置することができ、しかも、設置面の勾配を勾配の形態にかかわらず施工容易に吸収することができる、デッキの下地構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、デッキ材を載せる3本以上の根太が所定の間隔おきに並列状態に設置され、これら根太の長さ方向の一方の側ともう一方の側とに、根太と交差して延びる通し材がわたされ、各通し材が各根太に接合されて、方形の根太フレームが形成されており、
各根太に、レベル調整用のネジ孔が長さ方向に間隔的に複数設けられ、各ネジ孔に螺合したレベル調整用の脚が設置面に当接されていることを特徴とするデッキの下地構造によって解決される。
この構造では、各根太が、対の通し材との組み合わせで、方形の根太フレームのなかに含められているので、該根太フレームの平面方向の最低3カ所、普通は、四隅の4カ所において、レベル調整用の脚でレベル調整をしさえすれば、すべての根太を、設置面の勾配を吸収して、水平、あるいは、所望の傾斜状態にすることができる。そして、残りのレベル調整用の脚を、その先端が設置面に当接するように下方に進出させていけば、すべての根太はそれぞれに備えられた脚によって安定良くしっかりと支えられ、デッキの設置を安定の良いしっかりとしたものにすることができ、しかも、設置面の勾配を勾配の形態にかかわらず施工容易に吸収することができる。
上記の構造において、各根太が管状材からなり、脚螺合用の前記ネジ孔が該管状材の下壁に設けられると共に、該ネジ孔の直上位置において管状材の上壁に脚操作用開口部が備えられているとよい。
この場合は、各レベル調整脚に対する操作を、脚操作孔を通じて下向き作業で行っていくことができ、施工を能率良く行っていくことができる。しかも、ネジ孔は管状材の下壁に設けられているので、レベル調整範囲が大きい場合であっても、レベル調整脚が根太の上面から上方に突出してしまうのを防ぐことができる。
また、本発明は、デッキ材を載せる2本以上の根太が所定の間隔おきに並列状態に設置され、これら根太の長さ方向の一方の側ともう一方の側とに、根太と交差して延びる通し材がわたされ、各通し材が各根太に接合されて、方形の根太フレームが形成されており、
各根太に、レベル調整用のネジ孔が長さ方向に間隔的に複数設けられ、各ネジ孔に螺合したレベル調整用の脚が設置面に当接されていることを特徴とするデッキの下地構造も含む。
即ち、根太が2本の場合であっても、通し材との関係で方形を形成し、少なくとも3カ所のレベル調整をすれば、すべての根太を、設置面の勾配を吸収して、水平、あるいは、所望の傾斜状態にすることができる場合もある。そして、残りのレベル調整用の脚を、その先端が設置面に当接するように下方に進出させていけば、すべての根太はそれぞれに備えられた脚によって安定良くしっかりと支えられ、デッキの設置を安定の良いしっかりとしたものにすることができ、しかも、設置面の勾配を勾配の形態にかかわらず施工容易に吸収することができる。
本発明デッキの下地構造は、以上のとおりのものであるから、デッキを安定良くしっかりと設置することができ、しかも、設置面の勾配を勾配の形態にかかわらず施工容易に吸収することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7に示す実施形態の構造のデッキの下地構造は、根太2が4本備えられており、例えば、図8に示すような水勾配の形成されたバルコニーの床面1を設置面とし、図1(イ)に示すように、これら4本の根太2…が設置面1上に所定の間隔おきに並列状態に設置される。各根太2…は、図2(イ)に示すように、アルミ等の金属製の角形管材からなっており、各根太2にはそれぞれ、図4〜図7に示すように、4つのレベル調整脚3…が下方に突出するように、長さ方向に所定の間隔をおいて分散状態に備えられている。
具体的には、図3に示すように、根太2の下壁に脚螺合用ネジ孔を形成するナット4が溶接などで取り付けられ、レベル調整用脚3は、該ナット4に螺合されており、ナット4の直上位置において、根太2の上壁には脚操作用開口部としての孔5が設けられ、該操作孔5を通じて上から脚3の頭部に工具を係合し、脚3を回転させることで上下方向に進退するようになされていて、該操作によって、各脚3…の先端部を設置面1上に当接状態にすることができるようになされている。
そして、図1(ロ)及び図2に示すように、これら4本の根太2…の一方の端部ともう一方の端部には、同じくアルミ等の金属製のL形をした通し材6,6が、根太2と直交する方向に向けられて根太2…の上面側にわたされ、ビス8…で各根太2…に接合されて方形の根太フレーム7を形成しており、該根太フレーム7の各根太2…の上に、図5(ニ)及び図7(ニ)に示すように、デッキ材9が設置されてデッキを構成するようになされている。
施工は、図1(イ)に示すように、設置面1に、根太2…を所定の間隔おきに並列状態に設置したのち、図1(ロ)に示すように、これら4本の根太2…の一方の端部ともう一方の端部に、通し材6,6をわたし、該通し材6,6をそれぞれ、ビス8…で各根太2…に接合して方形の根太フレーム7を形成する。
しかる後、図4(イ)(ロ)及び図6(イ)(ロ)に示すように、根太フレーム7の隅の3つ又は4つのレベル調整用脚3…を操作して、根太フレーム7を設置面1上に水平にする。これにより、4本の根太2はすべて水平状態になる。その後、図5(ハ)及び図7(ハ)に示すように、残りすべてのレベル調整用脚3…を操作して下方に進出させ、設置面1に当接させた状態にすれば、すべての根太2…は、それぞれに備えられた脚3…によって設置面1上に安定良くしっかりと支えられ、あとは、図5(ニ)及び図7(ニ)に示すように、デッキ材9…を根太2…の上に設置していけば、安定の良いしっかりとしたデッキが形成される。
このように、上記のデッキ下地構造によれば、根太2が4本備えられていても、通し材6,6で形成された根太フレーム7の四隅のレベル調整用脚3…でレベル調整をすれば、すべての根太2を水平にすることができ、残りのレベル調整用の脚3…は、その先端が設置面1に当接するように下方に進出させていくだけでよく、設置面1の勾配を勾配の形態にかかわらず施工容易に吸収することができる。
また、本実施形態では、各根太2…が角形管材からなり、ナット4が角形管材2の下壁に設けられ、ナット4の直上位置において角形管材2の上壁に脚操作孔5が設けられているので、数あるレベル調整脚3…に対する操作を、脚操作孔5を通じて下向き作業で能率良く行っていくことができ、施工を短時間で済ませることができる。しかも、レベル調整範囲が大きい場合であっても、ナット4が角形管材2の下壁に設けられていることにより、レベル調整脚3が根太2の上面から上方に突出してしまうこともない。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、根太として角形管材2を用い、その上壁に脚操作孔5が形成されている場合を示したが、本発明では、根太を構成する管状材としてリップ付き溝形材を使用し、リップ間の開口部を上方に開口する操作用開口部としてもよいし、角形管材として、溝形材を使用し、溝開口部を上方に開口する操作用開口部としてもよいし、根太として円形パイプ材を使用し、その上壁部に操作用開口部としての孔を形成したものであってもよい。
また、上記の実施形態では、通し材6,6が根太2…の端部に接合されて根太フレーム7を形成しているが、通し材は、そのいずれか一方又は両方が根太の長さ方向の中間部に備えられて根太フレームを形成していてもよいし、これら2本の通し材のほかに他の通し材が根太にわたされて接合され根太フレームを形成していてもよい。また、根太は2本であってもよい。
実施形態の構造を示すもので、図(イ)は根太の設置状態を示す平面図、図(ロ)は根太フレームの設置状態の平面図である。 図(イ)は根太と通し材とを分離状態にして示す斜視図、図(ロ)は接合状態の斜視図である。 図(イ)はレベル調整用脚の機構部を示す断面正面図、図(ロ)は図(イ)のIII−III線断面矢視図である。 図(イ)及び図(ロ)は、図5(ハ)(ニ)とともに施工方法を示すもので、図1(ロ)のI−I線断面矢視図である。 図(ハ)及び図(ニ)は、図4(イ)(ロ)とともに施工方法を示すもので、図1(ロ)のI−I線断面矢視図である。 図(イ)及び図(ロ)は、図7(ハ)(ニ)とともに施工方法を示すもので、図1(ロ)のII−II線断面矢視図である。 図(ハ)及び図(ニ)は、図6(イ)(ロ)とともに施工方法を示すもので、図1(ロ)のII−II線断面矢視図である。 設置面の傾斜状態の一例を示す平面図である。
符号の説明
1…設置面
2…根太
3…レベル調整用脚
4…ナット(ネジ孔)
5…操作孔
6…通し材
7…根太フレーム

Claims (3)

  1. デッキ材を載せる3本以上の根太が所定の間隔おきに並列状態に設置され、これら根太の長さ方向の一方の側ともう一方の側とに、根太と交差して延びる通し材がわたされ、各通し材が各根太に接合されて、方形の根太フレームが形成されており、
    各根太に、レベル調整用のネジ孔が長さ方向に間隔的に複数設けられ、各ネジ孔に螺合したレベル調整用の脚が設置面に当接されていることを特徴とするデッキの下地構造。
  2. 前記各根太が管状材からなり、脚螺合用の前記ネジ孔が該管状材の下壁に設けられると共に、該ネジ孔の直上位置において管状材の上壁に脚操作用開口部が備えられている請求項1に記載のデッキの下地構造。
  3. デッキ材を載せる2本以上の根太が所定の間隔おきに並列状態に設置され、これら根太の長さ方向の一方の側ともう一方の側とに、根太と交差して延びる通し材がわたされ、各通し材が各根太に接合されて、方形の根太フレームが形成されており、
    各根太に、レベル調整用のネジ孔が長さ方向に間隔的に複数設けられ、各ネジ孔に螺合したレベル調整用の脚が設置面に当接されていることを特徴とするデッキの下地構造。
JP2005105703A 2005-04-01 2005-04-01 デッキの下地構造 Pending JP2006283420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105703A JP2006283420A (ja) 2005-04-01 2005-04-01 デッキの下地構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105703A JP2006283420A (ja) 2005-04-01 2005-04-01 デッキの下地構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006283420A true JP2006283420A (ja) 2006-10-19

Family

ID=37405617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005105703A Pending JP2006283420A (ja) 2005-04-01 2005-04-01 デッキの下地構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006283420A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120457A (ja) * 1988-10-27 1990-05-08 Oyo Kikaku:Kk 二重床の構築方法
JP2002106155A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Fujisash Co 木製床材の敷設装置
JP2004154251A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Toto Ltd 床材設置架台

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120457A (ja) * 1988-10-27 1990-05-08 Oyo Kikaku:Kk 二重床の構築方法
JP2002106155A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Fujisash Co 木製床材の敷設装置
JP2004154251A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Toto Ltd 床材設置架台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4268157B2 (ja) 床構造体及びテラスデッキ並びに係合具付き根太
JP2002047782A (ja) 床板の固定具
JP2010144372A (ja) 屋外デッキ取付構造
JP2006283420A (ja) デッキの下地構造
JP2010150779A (ja) デッキ材取付構造
JP2007198096A (ja) 屋外床
KR101821230B1 (ko) 목조 건축물의 높이 조절형 기둥 연결구조
JP5296397B2 (ja) コンクリート基礎の土台構造
JP2009138357A (ja) 単管足場の固定型ベース金具
KR20130007194U (ko) 그레이팅과 킥플레이트의 결합구조
JP7045221B2 (ja)
JP2008088666A (ja) バルコニーユニット
JP6533414B2 (ja) 屋根上における設置物の取付け構造、設置物付き屋根および屋根上における設置物の取付け方法
JP2006097403A (ja) 床レベル調整金具
JP2006169873A (ja) 屋外デッキ構造
JP2877794B1 (ja) 根太材とフローリング材との結合金具、フローリング材の敷設方法、及び床構造
JP5349222B2 (ja) デッキ床の幕板固定具及び幕板取付構造
JP3182118B2 (ja) 木製床構造における根太材とフローリング材との結合金具、及び木製フローリング材の敷設方法
JPH10238074A (ja) 木製床構造における根太材とフローリング材との結合金具及び木製フローリング材の敷設方法
JP2010077645A (ja) 木造建築物における接合構造
JP5547904B2 (ja) 鋼製の大引き及びそれを用いた床施工方法
JP6198669B2 (ja) 床構造
JP4006326B2 (ja) 根太支持具及び床部材
JP3058031U (ja) 組立式フローリング施工装置
JP6679300B2 (ja) 基礎構造及び建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080326

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100420

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02