JP2006281865A - 車両のブレーキペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブレーキペダルの反力を適切に制御して操作フィーリングと制動力とを両立させる。
【解決手段】 ドライバーの足で操作されるブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力付与手段がブレーキペダルの反力を増加させる制御を行うものにおいて、ブレーキペダルのストロークの増加に応じて粘性摩擦反力を増加させる。これにより、ブレーキペダルのストローク速度が高くなり易い踏み込み初期の領域で反力を低めに抑えて操作フィーリングを高めながら、ブレーキペダルを大きく踏み込んだときに大きな反力を発生させてドライバーに安心感を与えることができる。またブレーキペダルの踏み増し時や緊急時に粘性摩擦反力を減少させることで、通常時はブレーキペダルの必要な剛性感を確保しながら、踏み増し時に反力を減少させてブレーキペダルを容易にストロークさせることで充分な制動力を発生させることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルと、ブレーキペダルの操作に対する反力を付与する反力付与手段と、反力付与手段の作動を制御してブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段とを備えた車両のブレーキペダル装置に関する。
ドライバーがブレーキペダルを踏み込むストローク速度が増加するほど、同一踏力に対するブレーキペダルのストロークを減少させることで、ブレーキペダルの踏み増し時や緊急時に反力を増加させて踏力の立ち上がりを促進し、制動力を速やかに増加させることを可能にしたものが、下記特許文献1により公知である。
特開平11−157439号公報
ところで、一般にブレーキペダルのストローク速度はブレーキペダルを踏み始めた直後の領域で大きくなるので、上記特許文献1に記載されたもののように、ブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力が単純に増加してしまうと、ブレーキペダルを踏み始めた直後の領域で操作フィーリングが硬くなり過ぎてドライバーに違和感を与える可能性がある。またブレーキペダルの踏み増し時や緊急時にはストローク速度が高くなるため、反力が著しく増加してブレーキペダルの操作フィーリングが極端に硬くなり、ブレーキペダルがストロークし難くなって充分な制動力が得られなくなる可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ブレーキペダルの反力を適切に制御して操作フィーリングと制動力とを両立させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルと、ブレーキペダルの操作に対する反力を付与する反力付与手段と、反力付与手段の作動を制御してブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段とを備えた車両のブレーキペダル装置において、前記制御手段は、前記ストローク速度の増加に応じて増加する反力を、ブレーキペダルのストロークの増加に応じて増加させることを特徴とする車両のブレーキペダル装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルと、ブレーキペダルの操作に対する反力を付与する反力付与手段と、反力付与手段の作動を制御してブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段とを備えた車両のブレーキペダル装置において、前記制御手段は、ブレーキペダルのストローク速度およびストロークに基づいて踏み増し状態を判定し、踏み増し状態の判定時に反力を減少させることを特徴とする車両のブレーキペダル装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルと、ブレーキペダルの操作に対する反力を付与する反力付与手段と、反力付与手段の作動を制御してブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段とを備えた車両のブレーキペダル装置において、前記制御手段は、ブレーキペダルの緊急操作時に前記ストローク速度に応じて増加する反力を減少させることを特徴とする車両のブレーキペダル装置が提案される。
尚、実施例の反力付与モータ12は本発明の反力付与手段に対応し、実施例のブレーキECU26は本発明の制御手段に対応する。
請求項1の構成によれば、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力付与手段がブレーキペダルの反力を増加させる制御を行うものにおいて、ブレーキペダルのストロークの増加に応じて反力を増加させるので、ブレーキペダルのストローク速度が高くなり易い踏み込み初期の領域(ストロークが小さい領域)で反力を低めに抑えて操作フィーリングを高めながら、ブレーキペダルを大きく踏み込んだときに大きな反力を発生させてドライバーに安心感を与えることができる。
請求項2の構成によれば、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力付与手段がブレーキペダルの反力を増加させる制御を行うものにおいて、ブレーキペダルのストローク速度およびストロークに基づいて踏み増し状態が判定されると反力を減少させるので、通常時は充分な反力を発生させてブレーキペダルの必要な剛性感を確保しながら、踏み増し時に反力を減少させてブレーキペダルを容易にストロークさせることで充分な制動力を発生させることができる。
請求項3の構成によれば、ドライバーの足で操作されるブレーキペダルのストローク速度の増加に応じて反力付与手段がブレーキペダルの反力を増加させる制御を行うものにおいて、ブレーキペダルの緊急操作時に前記ストローク速度に応じて増加する反力を減少させるので、通常時は充分な反力を発生させてブレーキペダルの必要な剛性感を確保しながら、緊急時に反力を減少させてブレーキペダルを容易にストロークさせることで充分な制動力を発生させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施例を示すもので、図1はブレーキ・バイ・ワイヤ式のブレーキ装置を備えたACC装置の全体構成を示す図、図2はブレーキECUの回路構成を示すブロック図、図3はブレーキペダルのストロークと粘性係数との関係を示すグラフ、図4はブレーキペダルのストロークと踏力(反力)との関係を示すグラフである。
図1に示すように、先行車が存在するときには先行車との間に所定の車間距離を維持する追従走行制御を行い、先行車が存在しないときには所定の車速で定速走行する定速走行制御を行うACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)装置に接続されたブレーキ・バイ・ワイヤ式のブレーキ装置は、ドライバーの足で操作されるブレーキペダル11を備えており、ブレーキペダル11の上端を揺動自在に枢支する支軸に反力付与モータ12と、制動信号出力手段としてのエンコーダ13とが接続される。ブレーキペダル11は反力スプリング14によりストロークに応じた反力を付与される以外に、反力付与モータ12が発生するトルクによりストローク、ストローク速度あるいは他の信号に応じた任意の大きさの反力が付与される。
エンコーダ13はブレーキペダル11の操作量(つまりブレーキペダル11のストローク)に応じた信号を出力する。またブレーキスイッチ15はドライバーによるブレーキペダル11の操作を検出し、踏力センサ16はブレーキペダル11に加えられる踏力を検出する。
一方、車両の前後左右の車輪17(図1には1輪のみ図示)に設けられたホイールシリンダ18に接続されたブレーキアクチュエータ19は、モータで駆動される液圧ポンプや液圧シリンダで発生したブレーキ液圧を、任意の大きさに制御してホイールシリンダ18に供給することで車輪17を制動する。尚、ブレーキペダル11にマスタシリンダを接続しておき、電源の失陥や制御装置の故障によりブレーキアクチュエータ19が作動不能になったときに、マスタシリンダが発生するブレーキ液圧でホイールシリンダ18を作動させるフェイルセーフ機構を設けることができる。
追従走行ECU20は、レーダー装置21で検出した先行車等の障害物の情報と、車速センサ22で検出した車速と、ACCスイッチ23の操作信号と、セットスイッチ24の操作信号とに基づいて、スロットルバルブの開度を制御するスロットルアクチュエータ25の作動と、前記ブレーキアクチュエータ19の作動とを制御する。
追従走行ECU20に接続されたブレーキECU26は、エンコーダ13で検出したブレーキペダル11のストロークと、ブレーキスイッチ15で検出したブレーキペダル11の操作状態と、踏力センサ16で検出したブレーキペダル11の踏力とに基づいて反力付与モータ12の作動を制御するとともに、追従走行ECU20を介してブレーキアクチュエータ19の作動を制御する。
図2に示すように、ブレーキECU26はペダルストローク演算手段M1と、ペダル速度演算手段M2と、パッシブ反力推定手段M3と、剛性反力演算手段M4と、粘性摩擦反力演算手段M5と、アクティブ反力補償電流演算手段M6と、電流制御手段M7と、踏み込み状態判定手段M8とを備えており、ペダルストローク演算手段M1およびペダル速度演算手段M2にエンコーダ13からの信号が入力され、電流制御手段M7に反力付与モータ12実電流がフィードバックされる。
ドライバーがブレーキペダル11を操作するとエンコーダ13からの信号がペダルストローク演算手段M1およびペダル速度演算手段M2に入力され、ペダルストローク演算手段M1はブレーキペダル11のストロークを演算するとともに、ペダル速度演算手段M2はブレーキペダル11のストローク速度を演算する。パッシブ反力推定手段M3はパッシブ反力、つまり反力スプリング14により発生する反力をブレーキペダル11のストロークに基づいて推定する。
アクティブ反力は反力付与モータ12により発生する反力であり、そこにはブレーキペダル11を踏んだ際にペダル位置に依存する反力をシミュレートする剛性反力と、ブレーキペダル11を踏んだ際にペダル速度に依存する反力をシミュレートする粘性摩擦反力とが含まれており、剛性反力はブレーキペダル11のストロークに基づいて剛性反力演算手段M4により演算され、粘性摩擦反力はブレーキペダル11のストロークおよびストローク速度に基づいて粘性摩擦反力演算手段M5により演算される。その際に、踏み込み状態判定手段M8がブレーキペダル11の踏み込み状態を判定し、その結果に基づいて粘性摩擦反力演算手段M5が演算する粘性摩擦反力を変化させる。
アクティブ反力補償電流演算手段M6は、剛性反力および粘性摩擦反力の加算値からパッシブ反力推定手段M3で推定したパッシブ反力を減算して反力付与モータ12に発生させるべきアクティブ反力を算出するとともに、そのアクティブ反力を反力付与モータ12に供給すべき補償電流に換算する。そして電流制御手段M7は、反力付与モータ12に流れる実電流が前記補償電流に一致するようにフィードバック制御を行う。
次に、踏み込み状態判定手段M8の判定結果に基づいて粘性摩擦反力演算手段M5が演算する粘性摩擦反力の特性について説明する。
基本的に、粘性摩擦反力演算手段M5により演算される粘性摩擦反力は、
粘性摩擦反力=粘性係数×ブレーキペダルのストローク速度
で与えられる。従来、粘性係数は図3に破線で示すように、ブレーキペダル11のストロークに無関係に一定値であったが、本実施例ではストロークが小さい領域では粘性係数が小さく、ストロークが大きい領域では粘性係数が大きくなるように制御される。
一般的に、ドライバーがブレーキペダル11を踏むとき、踏み始めた直後のストロークが比較的に小さい領域でストローク速度が最も高くなる傾向があるが、粘性係数を上述のように制御することで、ドライバーがブレーキペダル11を踏み始めた直後のストローク速度が大きい領域(斜線の領域参照)であっても、粘性係数を小さい値に保持して粘性摩擦反力(=粘性係数×ストローク速度)が過大になるのを防止することができる。
即ち、図4において、ブレーキペダル11のトータルの反力は、ブレーキペダル11のストロークだけで決まる剛性反力と、ブレーキペダル11のストローク速度およびストロークの両方で決まる粘性摩擦反力とを加算したものとなるが、上述したように、ドライバーがブレーキペダル11を踏み始めた直後のストローク速度が大きい領域(斜線の領域参照)で粘性摩擦反力を小さめにすることでトータルの反力を小さめに抑え、ストローク初期にブレーキペダル1を踏み込み易くして操作フィーリングを高めることができる。一方、ストローク後期には粘性係数が増加するため、ストローク速度が低下しても粘性摩擦反力を大きな値に保持することができ、その結果トータルの反力を大きな値に保持してドライバーにとって安心感のある操作フィーリングを得ることができる。
図5〜図8は本発明の第2実施例を示すもので、図5は踏み増し判定ルーチンのフローチャート、図6はブレーキペダルのストロークと粘性係数との関係を示すグラフ、図7はブレーキペダルのストロークと粘性摩擦反力との関係を示すグラフ、図8は踏み増し時制御の一例を示すタイムチャートである。
第2実施例では、第1実施例の反力制御に加えて、ドライバーが車両を制動すべくブレーキペダル11を踏み込んだ後、制動力が不足していると感じてブレーキペダル11を更に踏み込む場合(踏み増し時)に、ブレーキペダル11の反力を変化させるようになっている。
先ず、ドライバーがブレーキペダル11を踏み増ししたことを判定する手法を、図5のフローチャートおよび図8のタイムチャートに基づいて説明する。尚、この踏み増し判定は、図2のブロック図における踏み込み状態判定手段M8において実行される。
ステップS1でブレーキスイッチ15がオンしていないとき、即ちブレーキペダル11が踏まれていないとき、ステップS11で最大ストローク速度が0に初期設定され、ストローク閾値が0に設定される。前記ステップS1でブレーキペダル11が踏まれてブレーキスイッチ15がオンすると、ステップS2で最初はストローク閾値が初期設定値の0に設定されているため、ステップS3に移行する。ステップS3で最初は最大ストローク速度が0に初期設定されているため、ストローク速度>最大ストローク速度が成立してステップS4に移行し、そこでストローク速度が最大ストローク速度に置き換えられる。
このようにして最大ストローク速度が順次更新されて次第に増加し、ステップS5で最大ストローク速度がストローク速度閾値1を上回ると(図8のa点参照)、ステップS6に移行する。その後にストローク速度が低下し、ステップS6でストローク速度が前記ストローク速度閾値1よりも小さいストローク速度閾値2を下回ると(図8のb点参照)、ステップS7でその時点でのストロークをストローク閾値に置き換える(図8のc点参照)。
前記ステップS7で0でないストローク閾値が設定された後、ステップS8でストロークが再び増加して前記ストローク閾値を上回ると(図8のd点参照)、ブレーキペダル11の踏み増しが行われたと判定し、ステップS9で制御フラグをオン(踏み増し有り)にする。一方、前記ステップS8でストロークがストローク閾値を上回らなければ、ステップS10で制御フラグをオフ(踏み増し無し)にする。
上述のようにしてブレーキペダル11の踏み増しが判定されると、図6に示すように、ストロークに対する粘性係数の特性が破線で示す特性(踏み増し制御無し)から実線で示す特性(踏み増し制御無し)へと、減少方向に変更される。その結果、図7に示すように、ドライバーが制動力の不足を感じてブレーキペダル11を強く踏み増ししたとき、従来であれば粘性摩擦反力が急激に立ち上がってブレーキペダル11がストロークし難くなるところを(破線参照)、本実施例では粘性摩擦反力の立ち上がりを緩やかにしてブレーキペダル11をストロークし易くすることができる(実線参照)。
このように、ブレーキペダル11の踏み増し時に反力の急激な立ち上がりを防止することで、通常時はブレーキペダル11に必要な剛性感(つまり反力)を与えながら、緊急の踏み増し時にブレーキペダル11をストロークし易くして充分な制動力を発生させることができる。
次に、図9に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
第1、第2実施例ではブレーキ・バイ・ワイヤ式のブレーキ装置を例示したが、第3実施例は本発明をマスタシリンダを備えたコンベンショナルなブレーキ装置に適用したものである。
マスタシリンダ31を作動させる負圧ブースタ32に機械的に接続されたブレーキペダル11の上端を揺動自在に枢支する支軸に、反力付与モータ12およびエンコーダ13とが接続される。エンコーダ13はブレーキペダル11のストロークに応じた信号を出力し、ブレーキスイッチ15はドライバーによるブレーキペダル11の操作を検出し、踏力センサ16はブレーキペダル11に加えられる踏力を検出する。マスタシリンダ31と前後左右の車輪(図には1輪のみ表示)に設けられたホイールシリンダ18…とが油圧モジュール33を介して接続されており、この油圧モジュール33は追従走行ECU20からの信号で制御される。即ち、この第3実施例では、第1、第2実施例のブレーキアクチュエータ19の代わりに、マスタシリンダ32が発生したブレーキ油圧でホイールシリンダ18…を作動させるようになっている。
しかして、この第3実施例ではブレーキペダル11に加えられた踏力が負圧ブースタ31を介してマスタシリンダ32を作動させ、マスタシリンダ32が発生したブレーキ油圧が油圧モジュール33を介してホイールシリンダ18…を作動させる。そして追従走行ECU20からの減速指令で油圧モジュール33が作動してブレーキ油圧を発生させることで、ホイールシリンダ18…を自動的に作動させるようになっている。
第3実施例のその他の構成および効果は、上述した第1、第2実施例と同じである。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではACC装置を備えた車両を例示したが、本発明はブレーキ・バイ・ワイヤ式のブレーキ装置を備えた任意の車両に対して適用することができる。
また第2実施例では、ブレーキペダル11の踏み増し時に粘性係数を減少させてブレーキペダル11をストロークし易くしているが、衝突回避のような緊急時にブレーキペダル11のストローク速度が増加した場合にも、同様に粘性係数を減少させてブレーキペダル11をストロークし易くすることができる。
この緊急時の判定は、ブレーキペダル11のストローク速度、ブレーキペダル11の踏力上昇速度、マスタシリンダ液圧の上昇速度、車両の前後方向減速度の上昇量のうちの少なくとも一つと、ブレーキペダル11のストローク、ブレーキペダル11の踏力、マスタシリンダの液圧、車両の前後方向減速度、アクセルペダルからブレーキペダル11への踏み換え時間のうちの少なくとも一つとの組み合わせにより行うことができる。
ブレーキ・バイ・ワイヤ式のブレーキ装置を備えたACC装置の全体構成を示す図 ブレーキECUの回路構成を示すブロック図 ブレーキペダルのストロークと粘性係数との関係を示すグラフ ブレーキペダルのストロークと踏力(反力)との関係を示すグラフ 第2実施例に係る踏み増し判定ルーチンのフローチャート ブレーキペダルのストロークと粘性係数との関係を示すグラフ ブレーキペダルのストロークと粘性摩擦反力との関係を示すグラフ 踏み増し時制御の一例を示すタイムチャート 第3実施例のブレーキ装置を備えたACC装置の全体構成を示す図
符号の説明
11 ブレーキペダル
12 反力付与モータ(反力付与手段)
26 ブレーキECU(制御手段)

Claims (3)

  1. ドライバーの足で操作されるブレーキペダル(11)と、ブレーキペダル(11)の操作に対する反力を付与する反力付与手段(12)と、反力付与手段(12)の作動を制御してブレーキペダル(11)のストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段(26)とを備えた車両のブレーキペダル装置において、
    前記制御手段(26)は、前記ストローク速度の増加に応じて増加する反力を、ブレーキペダル(11)のストロークの増加に応じて増加させることを特徴とする車両のブレーキペダル装置。
  2. ドライバーの足で操作されるブレーキペダル(11)と、ブレーキペダル(11)の操作に対する反力を付与する反力付与手段(12)と、反力付与手段(12)の作動を制御してブレーキペダル(11)のストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段(26)とを備えた車両のブレーキペダル装置において、
    前記制御手段(26)は、ブレーキペダル(11)のストローク速度およびストロークに基づいて踏み増し状態を判定し、踏み増し状態の判定時に反力を減少させることを特徴とする車両のブレーキペダル装置。
  3. ドライバーの足で操作されるブレーキペダル(11)と、ブレーキペダル(11)の操作に対する反力を付与する反力付与手段(12)と、反力付与手段(12)の作動を制御してブレーキペダル(11)のストローク速度の増加に応じて反力を増加させる制御手段(26)とを備えた車両のブレーキペダル装置において、
    前記制御手段(26)は、ブレーキペダル(11)の緊急操作時に前記ストローク速度に応じて増加する反力を減少させることを特徴とする車両のブレーキペダル装置。
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