JP2006281652A - 装飾プレートおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係る装飾プレート10は、凹部を有する被着体1と、該凹部と略同形状の装飾パターン3とからなり、装飾パターン3が該凹部内にホットメルト接着剤と紫外線硬化型接着剤との混合接着剤層、ホットメルト接着剤層または粘着剤層を介して固定されていることを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
力が得られない。これにより、装飾パターンの接着力が不十分となり、落下の衝撃により脱落してしまうことがあった。
(1)凹部を有する被着体と、該凹部と略同形状の装飾パターンとからなり、装飾パターンが該凹部内にホットメルト接着剤と紫外線硬化型接着剤との混合接着剤からなる装飾パターン用固着層を介して固定されていることを特徴とする装飾プレート。
(2)凹部を有する被着体と、該凹部と略同形状の装飾パターンとからなり、装飾パターンが該凹部内にホットメルト接着剤からなる装飾パターン用固着層を介して固定されていることを特徴とする装飾プレート。
(3)凹部を有する被着体と、該凹部と略同形状の装飾パターンとからなり、装飾パターンが該凹部内に粘着剤からなる装飾パターン用固着層を介して固定されていることを特徴とする装飾プレート。
(4)装飾パターン表面および側面に、樹脂コート層が設けられていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の装飾プレート。
(5)装飾パターンと、装飾パターン用固着層との合計厚みが前記凹部の深さに対して、−200μm〜+50μmの範囲にあることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の装飾プレート。
(6)装飾パターンが、電着画像であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の装飾プレート。
(7)装飾パターンが、エッチング画像であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の装飾プレート。
(8)支持部材上に、装飾パターンを整列仮着するように形成し、接着剤層を有するアプリケーションテープに該装飾パターンを転写し、
装飾パターンが接着されている面にさらに、
(i)ホットメルト接着剤と紫外線硬化型接着剤との混合接着剤、
(ii)ホットメルト接着剤、および、
(iii)粘着剤
からなる群から選択される装飾パターン用固着層を形成し、
装飾パターンを略同形状の凹部を有する被着体の該凹部に、装飾パターン用固着層を介して装飾パターンを嵌合し、
装飾パターンからアプリケーションテープを剥離することを特徴とする装飾プレートの製造方法。
(9)アプリケーションテープの接着剤層が紫外線硬化型接着剤を含み、アプリケーションテープに該装飾パターンを転写した後、接着剤層に紫外線を照射して接着力を低下させる工程をさらに含む(8)に記載の装飾プレートの製造方法。
(10)装飾パターン用固着層が紫外線硬化型接着剤およびホットメルト接着剤を含み、被着体凹部に装飾パターンを嵌合した後、アプリケーションテープ側から紫外線を照射し
、かつアプリケーションテープ側から加熱または加熱および加圧を施す工程をさらに含む(8)または(9)に記載の装飾プレートの製造方法。
(11)装飾パターン用固着層がホットメルト接着剤を含み、被着体凹部に装飾パターンを嵌合した後、アプリケーションテープ側から加熱または加熱および加圧を施す工程をさらに含む(8)または(9)に記載の装飾プレートの製造方法。
(12)支持部材上に、装飾パターンを整列仮着された状態で、装飾パターン表面に剥離処理を施す工程をさらに含む(8)〜(11)の何れかに記載の装飾プレートの製造方法。
(13)支持部材上に、装飾パターンを整列仮着された状態で、装飾パターン表面および側面を樹脂コートする工程をさらに含む(8)〜(11)の何れかに記載の装飾プレートの製造方法。
(14)支持部材上に、装飾パターンを整列仮着された状態で、装飾パターン表面および側面を樹脂コートし、かつ樹脂コート表面に剥離処理を施す工程をさらに含む(8)〜(11)の何れかに記載の装飾プレートの製造方法。
図1に示すように、装飾プレート10は、凹部2を有する被着体1と、該凹部2と略同形状の装飾パターン3とからなり、装飾パターン3が該凹部内に後述する特定の固着層4を介して固定されている。
飾パターン3としては、多くの場合、製造社名、商品名、商標等の文字・図形パターンを有する装飾パターンが用いられるが、これらに限定されず、各種の装飾パターンであってもよい。
厚みが、前記凹部2の深さに対して、−200μm〜+50μm、さらには−150μm〜+20μm、特には−100μm〜±0μmの範囲にあることが好ましい。
まず、支持部材11上に、装飾パターン3を整列仮着するように形成する。このような装飾パターン3の製造は、たとえば特開平7−331479号公報、特開平8−27597号公報等に記載の電着画像法を応用して行なってもよく、また、支持部材11として、粘着シート等を用いて、該粘着シート上に金属箔を貼付し、該金属箔を、エッチング法、プレス法、レーザー光線カット法によりパターニングすることで、粘着シート上に整列仮着された装飾パターン3を形成してもよい。
エッチング画像の形成は、たとえば、支持部材11として、粘着シート等を用いて、該粘着シート上に金属箔を貼付し、該金属箔上にレジスト膜を形成した後に、露光、現像した上で、エッチングし、最終的にレジスト膜を除去することで行なわれる。このような方
法により、粘着シート上に、装飾パターンとしてのエッチング画像が整列仮着された状態で得られる。後の工程でエッチング画像の剥離を容易にするため、粘着シートとしては、紫外線硬化型粘着シートを用いることが好ましい。
固着層4の形成に際しては、装飾パターン3と略同形状の開口部を有するマスクを用いることもできる。すなわち、マスクの開口部と装飾パターン3とを位置合わせした上で、接着剤を塗布、吹付けすることで、装飾パターン3の露出面に固着層4を形成できる。ま
た、前記したように、工程管理用パターン9を形成しておき、マスクとして使用することもできる。
このような工程を経ることで、図6に示すように、装飾パターン3の露出面とその周辺部にのみ固着層4を形成することができ、被着体1に貼付後の接着剤のはみ出しを低減できる。
ーン3の下面に位置する固着層4は、装飾パターン3により隠蔽されているため紫外線が到達せず、未硬化の状態を維持するため、装飾パターン3を充分な接着力で凹部内に固定することができる。また、仮に紫外線照射が不適正であり、紫外線硬化型接着剤を過度に硬化させたとしても、ホットメルト接着剤により接着力が補完されるため、装飾パターン3を凹部内に確実に固定できる。一方、装飾パターン3の周辺部にはみ出した接着剤には、紫外線が照射されるため重合硬化し、アプリケーションテープ12の接着剤層7と一体化した硬化物を形成する。特に、アプリケーションテープ12の接着剤層7と固着層4とを同一または類似の接着剤で形成した場合には、両者は強固に一体化する。
ので、被着体1表面や装飾パターン3の周辺部に、固着層用接着剤の硬化物が残留することはない。この結果、被着体1の凹部内に、装飾パターン3が固着層4を介して固定されることになり、図1に示した本発明に係る装飾プレート10が得られる。
2…凹部
3…装飾パターン
4…固着層
5…導電性被膜
6…金属板
7…接着剤層
8…基材
9…工程管理用パターン
10…装飾プレート
11…支持基材
12…アプリケーションテープ
13…耐熱ラバー刻印
Claims (14)
- 凹部を有する被着体と、該凹部と略同形状の装飾パターンとからなり、装飾パターンが該凹部内にホットメルト接着剤と紫外線硬化型接着剤との混合接着剤からなる装飾パターン用固着層を介して固定されていることを特徴とする装飾プレート。
- 凹部を有する被着体と、該凹部と略同形状の装飾パターンとからなり、装飾パターンが該凹部内にホットメルト接着剤からなる装飾パターン用固着層を介して固定されていることを特徴とする装飾プレート。
- 凹部を有する被着体と、該凹部と略同形状の装飾パターンとからなり、装飾パターンが該凹部内に粘着剤からなる装飾パターン用固着層を介して固定されていることを特徴とする装飾プレート。
- 装飾パターン表面および側面に、樹脂コート層が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装飾プレート。
- 装飾パターンと、装飾パターン用固着層との合計厚みが前記凹部の深さに対して、−200μm〜+50μmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の装飾プレート。
- 装飾パターンが、電着画像であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装飾プレート。
- 装飾パターンが、エッチング画像であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装飾プレート。
- 支持部材上に、装飾パターンを整列仮着するように形成し、接着剤層を有するアプリケーションテープに該装飾パターンを転写し、
装飾パターンが接着されている面にさらに、
(i)ホットメルト接着剤と紫外線硬化型接着剤との混合接着剤、
(ii)ホットメルト接着剤、および、
(iii)粘着剤
からなる群から選択される装飾パターン用固着層を形成し、
装飾パターンを略同形状の凹部を有する被着体の該凹部に、装飾パターン用固着層を介して装飾パターンを嵌合し、
装飾パターンからアプリケーションテープを剥離することを特徴とする装飾プレートの製造方法。 - アプリケーションテープの接着剤層が紫外線硬化型接着剤を含み、アプリケーションテープに該装飾パターンを転写した後、接着剤層に紫外線を照射して接着力を低下させる工程をさらに含む請求項8に記載の装飾プレートの製造方法。
- 装飾パターン用固着層が紫外線硬化型接着剤およびホットメルト接着剤を含み、被着体凹部に装飾パターンを嵌合した後、アプリケーションテープ側から紫外線を照射し、かつアプリケーションテープ側から加熱または加熱および加圧を施す工程をさらに含む請求項8または9に記載の装飾プレートの製造方法。
- 装飾パターン用固着層がホットメルト接着剤を含み、被着体凹部に装飾パターンを嵌合した後、アプリケーションテープ側から加熱または加熱および加圧を施す工程をさらに含
む請求項8または9に記載の装飾プレートの製造方法。 - 支持部材上に、装飾パターンを整列仮着された状態で、装飾パターン表面に剥離処理を施す工程をさらに含む請求項8〜11の何れかに記載の装飾プレートの製造方法。
- 支持部材上に、装飾パターンを整列仮着された状態で、装飾パターン表面および側面を樹脂コートする工程をさらに含む請求項8〜11の何れかに記載の装飾プレートの製造方法。
- 支持部材上に、装飾パターンを整列仮着された状態で、装飾パターン表面および側面を樹脂コートし、かつ樹脂コート表面に剥離処理を施す工程をさらに含む請求項8〜11の何れかに記載の装飾プレートの製造方法。
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