JP2006281079A - 飛灰の含有塩素低減装置および方法 - Google Patents

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【課題】焼却飛灰の塩素濃度を、大量の水を使わずに0.1wt%以下まで低減させることができ、以てセメント原料への利用を可能にすること。
【解決手段】飛灰を水洗する第1水洗槽と、第1水洗槽に設けられた第1の塩素濃度計と、第1水洗槽内の飛灰と水の第1混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第1のケーキにする第1脱水手段と、前記第1のケーキを水洗する第2水洗槽と、該第2水洗槽内の飛灰と水の第2混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第2のケーキにする第2脱水手段とを備え、該第2のケーキの残留塩素濃度がある濃度以下に収まるように、前記第1の塩素濃度計の検出濃度値によって前記第1の混合液体を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水手段の脱水率を決定し、前記第1ケーキの含水率に基づいて前記第2混合液体を成す飛灰と水の割合を決定するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を、セメント原料などに利用できるようにするための飛灰の含有塩素低減装置および方法に関するものである。
燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰には約10wt%程度の塩素が含まれている。セメント原料にするには塩素濃度を0.1wt%以下まで低減させる必要がある。飛灰を水洗することで脱塩素化することは可能であるが、この方法は膨大な量の洗浄水を発生する結果となり、現実的には困難と言われていた(特許文献1)。更に焼却時にアルカリ金属等を存在せしめ、次いで焼却飛灰を洗浄する焼却飛灰の回収方法がある(特許文献2)。
また更に、溶融飛灰を水洗、脱水により、排水と洗浄残査を水洗、脱水により、排水と洗浄残査を得る第2の水洗工程を持つ溶融飛灰の塩素除去方法が記載されている(特許文献2)。
特開平11−300310号公 特開平11−351546号公 特開2003−334510号公
本発明の目的は、焼却飛灰の塩素濃度を、大量の水を使わずに0.1wt%以下まで低減させることができ、以てセメント原料への利用を可能にする飛灰の含有塩素低減装置および方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る飛灰の含有塩素低減装置は、燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を水洗する第1水洗槽と、該第1水洗槽に設けられた第1の塩素濃度検出手段と、該第1水洗槽内の飛灰と水の第1混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第1のケーキにする第1脱水手段と、前記第1のケーキを水洗する第2水洗槽と、該第2水洗槽内の飛灰と水の第2混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第2のケーキにする第2脱水手段とを備え、該第2のケーキの残留塩素濃度がある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まるように、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記第1の混合液体を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水手段の脱水率を決定し、前記第1ケーキの含水率に基づいて前記第2混合液体を成す飛灰と水の割合を決定するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の水洗槽で飛灰に水を加えて水洗することで、飛灰に付着していたKCl、NaCl、CaCl等の塩素成分は水に溶ける。この状態で第1の脱水手段によって脱水されるので、脱水された水と一緒に塩素成分が除かれ、第1のケーキ内に残留する塩素の絶対量は大幅に減少する。ここで、脱水率を高めるほど、除かれる塩素の量は増加し、その分、第1のケーキ内に残留する塩素の絶対量を少なくできる。塩素は飛灰の粒内に入り込んで固相中に存在するのではなく、飛灰の粒子間に存在(含水)する水相中に溶けて存在しているからである。すなわち、脱水処理によって固体である飛灰自体の絶対量は変わらず、含水量が変わる。含水量が減ることは、飛灰全量(固体の飛灰の重量+飛灰粒子間に存在する水の重量)に対する塩素の総量の減少を意味し、これは飛灰全量に対する塩素濃度が小さくなることを意味する。
該第1のケーキは第2水洗槽内で再び水の供給を受けて水洗される。これにより、水が増えた分、水中塩素濃度は小さくなる。この状態で、第2脱水手段によって脱水され、脱水された水と一緒に塩素成分が除かれる。脱水率を高めることで、第2のケーキ内に残留する水の量が減るため、塩素の絶対量も大幅に減少し、第2のケーキの塩素濃度を充分に小さくすることが可能である。
本発明によれば、第2のケーキの残留塩素濃度がある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まるように、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記第1の混合液体を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水手段の脱水率を決定し、前記第1ケーキの含水率に基づいて前記第2混合液体を成す飛灰と水の割合を決定するように構成されている。従って、この2段階の水洗及び脱水工程により、焼却飛灰の塩素濃度を、大量の水を使わずに0.1wt%以下まで低減させることができ、以てセメント原料への利用を可能にすることができる。
本発明の第2の態様に係る飛灰の含有塩素低減装置は、第1の態様において、前記第1混合液体を成す水の量を予め一定量にしておき、飛灰の量を漸次増加し、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記飛灰の量を決定するように構成されていることを特徴とするものである。
飛灰中の初期塩素濃度はばらついているのが通常であるため、使用する水の量を一定にし、飛灰の量を変えることで、上記ばらつきに容易に対処することができる。
本発明の第3の態様に係る飛灰の含有塩素低減装置は、第1又は第2の態様において、前記第2水洗槽に第2の塩素濃度検出手段が設けられ、該第2の塩素濃度検出手段の検出濃度値により該第2水洗槽に水を追加可能に構成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、第2水洗槽に第2の塩素濃度検出手段が設けられているので、第2のケーキの残留塩素濃度が、該第2のケーキをある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まっていない場合、容易にそれを確認することができ、更に修正することができる。
本発明の第4の態様に係る飛灰の含有塩素低減方法は、燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を第1水洗槽で水洗し、該第1水洗槽内の飛灰と水の第1混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第1のケーキを生成し、前記第1のケーキを第2水洗槽で水洗し、該第2水洗槽内の飛灰と水の第2混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第2のケーキを生成し、該第2のケーキの残留塩素濃度がある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まるように、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記第1の混合液体を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水手段の脱水率を決定し、前記第1ケーキの含水率に基づいて前記第2混合液体を成す飛灰と水の割合を決定することを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明の第5の態様に係る飛灰の含有塩素低減方法は、第4の態様において、前記第1混合液体を成す水の量を予め一定量にしておき、飛灰の量を漸次増加し、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記飛灰の量を決定することを特徴とするものである。
本発明によれば、第2の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明の第6の態様に係る飛灰の含有塩素低減方法は、第4又は第5の態様において、前記第2水洗槽に設けられた第2の塩素濃度検出手段の検出濃度値に応じて該第2水洗槽に水を追加することを特徴とするものである。
本発明によれば、第2の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、焼却飛灰の塩素濃度を、大量の水を使わずに0.1wt%以下まで低減させることができ、以てセメント原料への利用を可能にすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る一実施の形態に係る飛灰の含有塩素低減装置を示す構成図である。本実施の形態に係る飛灰の含有塩素低減装置は、燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を水洗する第1水洗槽1と、第1水洗槽1に設けられた第1の塩素濃度計3と、第1水洗槽1内の飛灰と水の第1混合液体5を受け入れて脱水し、所定の含水率の第1のケーキ7にする第1脱水装置9と、前記第1のケーキ7を水洗する第2水洗槽11と、第2水洗槽11内の飛灰と水の第2混合液体13を受け入れて脱水し、所定の含水率の第2のケーキ15にする第2脱水装置17を備えている。第1の塩素濃度計3は、公知の物が使用される。
そして、第2のケーキ15の残留塩素濃度がある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まるように、すなわち、本実施の形態では、飛灰をセメント原料に利用できるように残留塩素濃度に要求される条件を満たすように、第1の塩素濃度計3の検出濃度値によって各構成要素が以下のように構成されている。すなわち、第1の混合液体5を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、第1脱水装置9の脱水率を決定し、第1ケーキ7の含水率に基づいて第2混合液体13を成す飛灰と水の割合を、それぞれ決定するように構成されている。
本実施の形態では、第1混合液体5を成す水の量を予め一定量にしておき、飛灰の量を漸次増加し、前記第1の塩素濃度計3の検出濃度値を制御部19が受けて、該制御部19の制御信号によって前記飛灰の供給流路21に設けられた供給量調節バルブ23の開度を調節し、飛灰の供給量を決定するように構成されている。
また、本実施の形態では、第2水洗槽11に第2の塩素濃度計25が設けられ、該第2の塩素濃度計25の検出濃度値を制御部19が受けて、該制御部19の制御信号により第2水洗槽11に水を供給するライン29に設けられた供給量調節バルブ27を開閉して、水を追加可能に構成されている。
図1において、符号30は水供給ライン、符号31、33は撹拌羽根、符号35,37は液レベル計、符合45,46は逆流防止弁を示す。本実施の形態は、第1水洗槽1及び第2水洗槽11のいずれも、そこに入れる水の量は一定としたものであり、該液レベル計35,37によって一定量に水が供給されるようになっている。
次に、上記実施の形態の作用を説明する。本実施の形態によれば、第1の水洗槽1で飛灰に水を加えて水洗することで、飛灰に付着していたCaCl等の塩素成分は水に溶ける。この状態で第1の脱水装置9によって脱水されるので、脱水された水41と一緒に塩素成分が除かれ、第1のケーキ7内に残留する塩素の絶対量は大幅に減少する。ここで、脱水率を高めるほど、除かれる塩素の量は増加し、その分、第1のケーキ7内に残留する塩素の絶対量を少なくできる。すなわち、脱水処理によって固体である飛灰自体の絶対量は変わらず、含水量が変わる。含水量が減ることは、飛灰全量(固体の飛灰の重量+飛灰粒子間に存在する水の重量)に対する塩素の総量の減少を意味し、これは飛灰全量に対する塩素濃度が小さくなることを意味する。
第1のケーキ7は第2水洗槽11内で再び水の供給を受けて水洗される。これにより、水が増えた分、水中塩素濃度は小さくなる。この状態で、第2脱水装置17によって脱水され、脱水された水43と一緒に塩素成分が除かれる。脱水率を高めることで、第2のケーキ内に残留する水の量が減るため、塩素の絶対量も大幅に減少し、第2のケーキ15の塩素濃度を充分に小さくすることが可能である。
本発明によれば、第2のケーキ15の残留塩素濃度が、飛灰をセメント原料に利用する場合に条件となる濃度(0.1wt%)以下に収まるように、第1の塩素濃度計3の検出濃度値によって前記第1の混合液体5を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水装置9の脱水率を決定し、前記第1ケーキ7の含水率に基づいて前記第2混合液体13を成す飛灰と水の割合を決定するように構成されている。従って、この2段階の水洗及び脱水工程により、焼却飛灰の塩素濃度を、大量の水を使わずに0.1wt%以下まで低減させることができ、以てセメント原料への利用を可能にすることができる。
[実施例1]
第1水洗槽1に投入した飛灰の量x0と第1水洗槽1の塩素濃度C1は、以下の一般式に基づいて、灰処理量に対する第1水洗槽塩素濃度の関係を示す図2の線図上にくるように制御される。
一般式
C0=(x0+x2)/x0/(x0・y)・C3/y・(x0+x1)
C0:灰中塩素濃度(−)
C3:製品中塩素濃度(−)
x0:灰処理量
x1:第1水洗槽の水量(kg)
x2:第2水洗槽の水量(kg)
y:含水比(−)
含水比1とは、灰1kgに対して、水1kg含んでいることを示す。

C1=x0・C0/(x0+x1)
C1:第1水洗槽の塩素濃度(−)

C2=x0・y・C1/(x0+x2)
C2:第2水洗槽の塩素濃度(−)

仮定値
x1 1000kg
x2 1000kg
y 1 −
C3 0.001−
この仮定条件において、灰中塩素濃度C0が0.12(12%)の場合、灰の処理量を増やすと第1水洗槽塩素濃度も増加する。図2の一般式と交差するA点まで灰の処理量を増やす。この点は灰の処理量は100kg、第1水洗槽塩素濃度は0.011(1.1%)となる。
また表1から、第2水洗槽塩素濃度は0.001(0.1%)になるように第2水洗槽の水量を微調整することによって、第2脱水装置で作られた第2のケーキの残留塩素濃度は0.1%となる。
Figure 2006281079
本発明は、燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を、セメント原料などに利用できるようにするための飛灰の含有塩素低減装置および方法に利用可能である。
本発明に係る一実施の形態に係る飛灰の含有塩素低減装置を示す構成図である。 灰処理量に対する第1水洗槽塩素濃度の関係を示す図である。
符号の説明
1 第1水洗槽
3 第1の塩素濃度計
5 第1混合液体
7 第1のケーキ
9 第1脱水装置
11 第2水洗槽
13 第2混合液体
15 第2のケーキ
17 第2脱水装置
19 制御部

Claims (6)

  1. 燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を水洗する第1水洗槽と、
    該第1水洗槽に設けられた第1の塩素濃度検出手段と、
    該第1水洗槽内の飛灰と水の第1混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第1のケーキにする第1脱水手段と、
    前記第1のケーキを水洗する第2水洗槽と、
    該第2水洗槽内の飛灰と水の第2混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第2のケーキにする第2脱水手段と、を備え、
    該第2のケーキの残留塩素濃度がある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まるように、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記第1の混合液体を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水手段の脱水率を決定し、前記第1ケーキの含水率に基づいて前記第2混合液体を成す飛灰と水の割合を決定するように構成されていることを特徴とする飛灰の含有塩素低減装置。
  2. 請求項1において、前記第1混合液体を成す水の量を予め一定量にしておき、飛灰の量を漸次増加し、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記飛灰の量を決定するように構成されていることを特徴とする飛灰の含有塩素低減装置。
  3. 請求項1又は2において、前記第2水洗槽に第2の塩素濃度検出手段が設けられ、該第2の塩素濃度検出手段の検出濃度値により該第2水洗槽に水を追加可能に構成されていることを特徴とする飛灰の含有塩素低減装置。
  4. 燃焼焼却設備の排ガス流路で回収される飛灰を第1水洗槽で水洗し、
    該第1水洗槽内の飛灰と水の第1混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第1のケーキを生成し、
    前記第1のケーキを第2水洗槽で水洗し、
    該第2水洗槽内の飛灰と水の第2混合液体を受け入れて脱水し、所定の含水率の第2のケーキを生成し、
    該第2のケーキの残留塩素濃度がある用途に用いる場合に条件となる濃度以下に収まるように、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記第1の混合液体を成す飛灰の量と、飛灰と水の割合を決定し、前記第1脱水手段の脱水率を決定し、前記第1ケーキの含水率に基づいて前記第2混合液体を成す飛灰と水の割合を決定することを特徴とする飛灰の含有塩素低減方法。
  5. 請求項4において、前記第1混合液体を成す水の量を予め一定量にしておき、飛灰の量を漸次増加し、前記第1の塩素濃度検出手段の検出濃度値によって前記飛灰の量を決定することを特徴とする飛灰の含有塩素低減方法。
  6. 請求項4又は5において、前記第2水洗槽に設けられた第2の塩素濃度検出手段の検出濃度値に応じて該第2水洗槽に水を追加することを特徴とする飛灰の含有塩素低減方法。
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