JP2006277417A - 冷却制御装置、および冷却制御方法 - Google Patents

冷却制御装置、および冷却制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の負担軽減および赤外線センサの出力特性の向上を図ることができる冷却制御装置および冷却制御方法を提供すること。
【解決手段】冷却制御装置100は、冷え切り温度検知部102において、冷却装置120によって冷却されている赤外線センサ110の温度の下限値を検知すると、冷却温度設定部103において、赤外線センサ110の温度の下限値に基づいて、赤外線センサ110の冷却温度を設定する。制御部105は赤外線センサ110の温度を設定された冷却温度に調整するための信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、冷却装置による冷却温度を温度センサによって検出し、検出結果に応じた制御指令を冷却装置へフィードバックする冷却制御装置、および冷却制御方法に関する。
従来、赤外線カメラ等に用いられる赤外線センサの出力特性が赤外線センサ自体の温度に敏感に左右されることから、冷却温度が変動すると赤外線センサの出力が変化してしまう。その結果、赤外線カメラの場合、安定した赤外線画像が得られなくなるといった不具合が生じることとなる。
したがって、赤外線センサは、冷却装置により十分に冷却されて使用されることが好ましい。このような赤外線センサを冷却する冷却装置は、一般的にカートリッジ式であり、その冷却温度の特性は、各冷却装置固有の最大冷却温度、いわば冷え切り温度に漸次収束する。したがって、赤外線センサを冷却する際の冷却温度は、各冷却装置の冷却温度の特性に左右されないよう利用者が任意に設定をおこなっていた。
このように、赤外線センサの冷却温度を利用者が設定した冷却温度となるように制御をおこなうのが冷却制御装置である。冷却制御装置は、赤外線センサの冷却温度を検出し、その検出結果と利用者が設定した冷却温度との差に応じた指示を冷却装置にフィードバックすることで、冷却温度の補正をおこなう。また、補正動作をより迅速におこなうために、あらかじめ赤外線センサの出力特性を測定しておき、その測定結果を参考に補正をおこなう冷却制御装置も開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開平5−332841号公報
しかしながら、赤外線センサは、その原理上、冷却温度が低いほど優れた出力特性を示すため、各冷却装置固有の冷え切り温度を考慮した上で、安定した冷却温度を保てる範囲で可能な限り低い冷却温度を設定することが好ましい。しかも、同じ冷却装置であっても使用条件が異なれば冷え切り温度に多少のばらつきが生じてしまう。したがって、利用者が冷却温度を設定する従来の冷却装置では、利用者は、使用ごとに冷却温度を設定する手間がかかるという問題があった。
さらに、冷却温度の設定は、冷え切り温度から赤外線センサが安定した冷却温度を保つことができる温度を設定するため、利用者には、ある程度の使用経験や、使用する冷却装置の特徴を考慮して冷却温度を設定することが求められるという問題があった。
また、特許文献1の冷却制御装置は、迅速な冷却温度補正をおこなうためには、あらかじめ冷却装置の出力特性を測定する必要がある。先に述べたように同じ冷却装置であっても使用条件ごとに収束する冷え切り温度が異なるため、赤外線カメラ等に取り付けられた冷却装置の場合は、使用環境がかわるごとに出力特性を測定しなければならない。
たとえば、緊急時に使用する場合は、その使用条件下での出力特性を測定していないため、冷え切り温度に収束するまで冷却制御動作を待機してから、補正動作がおこなわれる。このように、特許文献1の冷却制御装置は、使用状況により動作速度の差が生じるため、常に迅速な動作を必要とする環境には適さないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、冷却装置の性能やその使用環境にかかわらず、冷却装置の性能やその使用環境に応じた冷却温度を自動的かつ的確に設定することにより、利用者の負担軽減および赤外線センサの出力特性の向上を図ることができる冷却制御装置および冷却制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる冷却制御装置は、冷却装置によって冷却されている冷却対象素子の温度を検出する検出手段(たとえば、温度センサ101)と、前記検出手段によって検出された、前記冷却対象素子の温度の下限値(以下、「冷え切り温度」という)を検知する検知手段(たとえば、冷え切り温度検知部102)と、前記検知手段によって検知された冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整する制御手段(たとえば、制御部105)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、外部環境や冷却装置の特性にかかわらず、冷却対象素子の冷え切り温度を自動的に検知することができる。
また上記発明において、前記検知手段は、前記冷却対象素子の温度の一定の冷却温度への収束可能性を判定する判定手段(たとえば、比較器206)と、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記冷え切り温度を決定する決定手段(たとえば、フリップフロップ回路209)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、冷却対象素子の温度が収束、すなわち完全に冷え切る前に、冷え切り温度を検知することができる。
また上記発明において、前記判定手段は、前記冷却対象素子の温度の振幅が所定時間継続して所定のしきい値以内である場合、前記一定の冷却温度に収束可能と判定することを特徴とする。
この発明によれば、冷え切り温度の誤検知を防止することができる。
また上記発明において、さらに、前記決定手段により前記冷え切り温度が決定するまでの前記冷却対象素子の温度のばらつき量に基づいて、前記冷却対象素子の動作が安定する冷却温度を設定する設定手段(たとえば、冷却温度設定部103)を備え、前記制御手段は、前記設定手段によって設定された冷却温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする。
この発明によれば、冷却対象素子の温度が安定する冷却温度を自動的に設定することができる。
また、上記発明において、さらに、前記冷却温度と当該冷却温度が設定されたときにおける前記冷却対象素子の温度との温度差を算出する算出手段(たとえば、加減算器104)を備え、前記制御手段は、前記算出手段によって算出された算出結果に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整してもよい。
この発明によれば、冷却温度を正確に設定することができる。
また、上記発明において、前記制御手段は、前記冷却対象素子の温度が所定温度以下に下降した場合にのみ、前記冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整してもよい。
この発明によれば、冷却対象素子の温度に応じて、冷却対象素子の温度調整動作を開始することができる。
また、上記発明において、前記制御手段は、前記冷却対象素子の温度が所定温度にまで下降していない場合、前記冷却対象素子の温度の調整をしないとしてもよい。
この発明によれば、冷却対象素子の温度に応じて、冷却対象素子の温度調整の誤動作を防止することができる。
また、本発明にかかる冷却制御方法は、冷却装置によって冷却されている冷却対象素子の温度の下限値(以下、「冷え切り温度」という)を検知する検知工程と、前記検知工程によって検知された冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整する調整工程と、を含んだことを特徴とする。
この発明によれば、外部環境や冷却装置の特性にかかわらず、冷却対象素子の冷え切り温度を自動的に検知することができる。
本発明にかかる冷却制御装置、および冷却制御方法によれば、冷却装置の性能やその使用環境にかかわらず、冷却装置の性能やその使用環境に応じた冷却温度を自動的かつ的確に設定することにより、利用者の負担軽減および赤外線センサの出力特性の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる冷却制御装置、および冷却制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(冷却制御装置の構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる冷却制御装置の構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる冷却制御装置の構成を示す説明図である。図1において、冷却システム140は、冷却対象素子である赤外線センサ110と、赤外線画像化処理部111と、冷却装置120と、加熱装置130と、冷却制御装置100とから構成されている。
まず、赤外線センサ110は赤外線を入力することで、入力された赤外線の光の強度に応じた電気信号を出力する。赤外線画像化処理部111は、この出力された電気信号を入力することで、赤外線を映像化する。そして、その映像化された信号を、赤外線カメラなどの上位システムへ出力する。これにより、赤外線画像を得ることができる。
また、冷却装置120は赤外線センサを冷却する。この冷却装置120は、たとえばJ−Tクーラーなどの一般的なカートリッジ式の冷却装置であり、その冷却温度の特性は、各冷却装置固有の最大冷却温度、いわば冷え切り温度に漸次収束する。また、加熱装置130は赤外線センサを加熱するヒーターである。
これにより、上述した赤外線センサ110の出力は、赤外線センサ110自身の温度に大きく依存する。したがって、赤外線センサ110は、冷却装置120によって冷却され、加熱装置130によって微調整されることで、安定した冷却温度に保たれる。
また、冷却制御装置100は、温度センサ101と、冷え切り温度検知部102と、冷却温度設定部103と、加減算器104と、制御部105と、パワーアンプ(PA)106とから構成される。まず、温度センサ101は、赤外線センサ110の温度をモニタリングし、検出したモニタ温度を、冷え切り温度検知部102、加減算器104および制御部105に出力する。
また、冷え切り温度検知部102は、温度センサ101から出力されたモニタ温度を入力し、この入力されたモニタ温度が、冷却装置120固有の最大冷却温度、すなわち冷え切り温度に漸次収束するか否かを判定する。ここで、「冷え切り温度」とは、あらかじめ設定された所定の温度ではなく、冷却装置120の特性や冷却システム140が置かれている環境に応じて決定される最大冷却温度(冷却温度の下限値)であり、冷却装置120による通常冷却開始後、一定の時間経過することで、最終的に収束する冷却温度である。
この冷え切り温度検知部102は、具体的には、モニタ温度が特定の挙動を示すことにより特定温度に収束するか否かを判定する。そして、特定温度に収束すると判定されたときのモニタ温度を、冷え切り温度として冷却温度設定部103に出力する。
また、冷却温度設定部103は、冷え切り温度検知部102から出力された冷え切り温度を入力し、冷え切り温度に基づいて安定状態を保てる冷却温度を設定し、設定した冷却温度を加減算器104へ入力する。
加減算器104は、温度センサ101から出力された赤外線センサ110のモニタ温度(入力モニタ温度)と冷却温度設定部103から出力された冷却温度(以下、「設定冷却温度Ts」という)とを入力する。そして、この入力モニタ温度と設定冷却温度Tsの温度差を算出し、算出値を制御部105へ出力する。
また、制御部105は、赤外線センサ110に対し加減算器104から出力された算出値を入力し、この算出値分の温度上昇をおこなうため、加熱装置130への動作命令信号を出力する。なお、制御部105による加熱装置130の制御方法としては、PID(Proportional;比例、Integral;積分、Derivative;微分)制御などの一般的な温度制御法を用いる。制御部105から出力された動作命令信号は、パワーアンプ(PA)106へ入力されることで増幅される。増幅された動作命令信号は、加熱装置130へ出力される。加熱装置130は、パワーアンプ(PA)106からの動作命令信号に応じて赤外線センサ110の加熱をおこなう。
このように冷却制御装置100は、赤外線センサ110の冷却制御をおこなう。すなわち、冷却装置120によって冷却された赤外線センサ110の冷え切り温度は、使用する冷却装置120ごとに異なる。さらに、同一の冷却装置120を毎回使用した場合であっても、使用ごとに冷え切り温度は、僅かながら変化する。したがって、冷え切り温度検知部102は、冷却制御装置100の動作ごとに冷え切り温度、すなわちモニタ温度の収束温度の予測判定をおこなう。さらに、冷却温度設定部103によって判定された冷え切り温度から冷却温度の設定をおこない、設定冷却温度Tsを加熱装置130へ反映させることで、冷却温度を安定させ、かつ安定状態を維持することができる。
(冷え切り温度検知部の詳細な構成)
つぎに、図2を用いて、冷え切り温度検知部102の詳細な構成と動作を説明する。図2は、冷え切り温度検知部の詳細な構成を示すブロック図である。また、同時に図3を用いて冷え切り温度検知部102におけるモニタ温度の波形の変換を説明する。図3は、冷え切り温度検知部における温度センサのモニタ温度の波形の変化を示すモデル図である。図3は、横方向は時間をあらわし、縦方向は温度をあらわす。最上段に位置する波形301を波形モデルとし、この波形301が各機能部によって所定の処理がおこなわれた後の波形をあらわしたのが波形302と波形303である。具体的な処理内容は図2の説明と合わせ、後述する。
図2において、冷え切り温度検知部102は、A/D(A/D変換器)201と、LPF(ローパスフィルタ)202と、レジスタ203と、加減算器204と、絶対値化回路205と、比較器206と、シフトレジスタ207と、ラッチ208と、フリップフロップ回路209とから構成されている。上述したように、冷え切り温度検知部102は、温度センサ101から出力されたモニタ温度を入力する。
まず、A/D201には、図1に示した温度センサ101から出力されたモニタ温度が入力される。図3の波形301は、A/D201に入力されたモニタ温度をあらわしている。波形301は、赤外線センサ110の温度をそのままモニタリングしたアナログ信号であるため、A/D201によってデジタル信号に変換してLPF202へ出力される。図3に示す波形302は、このデジタル信号化されたモニタ温度をあらわしている。
また、LPF202は、A/D201から出力されたデジタル信号化されたモニタ温度が入力されると、モニタ温度の微分をおこなう。この微分により、モニタ温度に含まれているノイズを低減させ、モニタ温度の変動量V1を検出することができる。
変動量V1とは、モニタ温度の高周波成分を除去することで各モニタ温度時刻における微小時刻変化に関するモニタ温度の変動量である。LPF202は、この変動量V1を、レジスタ203と加減算器204とラッチ208へ出力する。なお、図3に示す波形303は、LPF202によって検出されたモニタ温度の変動量V1をあらわしている。
また、レジスタ203には、LPF202から出力されたモニタ温度の変動量V1が書き込まれ、変動量を積分する。具体的には、入力されたモニタ温度の変動量を単位時間ごとに区切り、単位時間あたりのモニタ温度の変動量V2を加減算器204へ出力する。また、同時にこの単位時間のモニタ温度の変動量V2は、冷却温度設定部103へも出力される。この単位時間は、冷却制御装置100内の図示しないクロック発振器から出力されるクロック信号のカウントを利用する。
また、加減算器204には、レジスタ203から出力された変動量V2が入力され、この変動量V2を減算値とする。また、加減算器204には、LPF202から出力された現在の時刻におけるモニタ温度の変動量V1が、加算値として入力される。加減算器204は、この加算値と減算値との加減算をおこない、単位時間あたりのモニタ温度の変動量V3を導き、絶対値化回路205へ入力する。この加減算器204の出力となる変動量V3は、冷却温度の振幅をあらわすこととなる(図5を参照。)。
また、絶対値化回路205には、加減算器204から出力された変動量V3(冷却温度の振幅)が入力され、絶対値化する。そして、絶対値化された変動量V4を比較器206へ出力する。
また、比較器206には、絶対値化回路205から出力された変動量V4が入力され、あらかじめ設定されているしきい値Dと、入力された変動量V4との比較をおこなう。この変動量V4がしきい値Dよりも小さければ、モニタ温度が収束可能性ありと判定する。この場合、比較器206は、ラッチ208とシフトレジスタ207へ出力許可信号Sを出力する。一方、変動量V4がしきい値D以上場合は、現時点においてモニタ温度が冷え切り温度に収束しないと判定され、比較器206は出力許可信号Sを出力しない。
また、シフトレジスタ207は、比較器206から出力された出力許可信号Sが書き込まれると、タイミングを遅らせてフリップフロップ回路209に出力許可信号Sを出力する。
また、ラッチ208には、LPF202からのモニタ温度が常に入力されており、比較器206からの出力許可信号Sの出力を契機(トリガ)として、この出力許可信号Sが入力されたときのモニタ温度をフリップフロップ回路209へ出力する。なお、図2に示した絶対値化回路205と、比較器206にかわり、符号反転器と、ウィンドウ・コンパレータとを用いた構成でもよい。
また、フリップフロップ回路209は、4つの入力端子S,R,D、CKを有する。入力端子Sには、初期冷却温度が入力される。また、入力端子Rには、冷却制御装置100の電源のON/OFFの切り替えを契機にしたリセット信号が入力される。冷却制御装置100の動作が開始された直後は、設定冷却温度Tsとして入力端子Sに入力された初期冷却温度が出力端子Qから冷却温度設定部103へ出力される。入力端子Dには、ラッチ208からのモニタ温度が入力される。入力端子Dに入力されたモニタ温度は、シフトレジスタ207から入力された出力許可信号Sの入力を契機に出力端子Qから冷却温度設定部103へ出力される。
(冷却温度設定部の詳細な構成)
つぎに、図4を用いて、冷却温度設定部103の詳細な構成を説明する。図4は、図1に示した冷却温度設定部の詳細な構成を示すブロック図である。図4において、冷却温度設定部103は、メモリ401と、RMS(Root Mean Square Value;二乗平均根)402とから構成される。メモリ401は、冷え切り温度検知部102のレジスタ203と接続され、RMS402は、冷え切り温度検知部102のフリップフロップ回路209と接続されている。
冷却温度設定部103では、冷え切り温度検知部102から入力された冷え切り判定温度から上昇温度ΔTupを計算するため、メモリ401には、レジスタ203から出力された変動量V2が書き込まれて蓄積される。そして、蓄積された変動量V5をRMS402へ出力する。RMS402は、フリップフロップ回路209からの冷え切り温度の入力を契機として、メモリ401から出力された変動量V5に基づいて、二乗平均根法による上昇温度ΔTupを計算する。そして、算出された上昇温度ΔTupを加減算器104へ出力する。
以上のような、冷却制御装置100による冷却制御方法を温度センサ101によるモニタ温度の例を用いて説明する。図5は、図1に示した温度センサのモニタ温度の時間的変化を示すグラフである。グラフの縦軸は図1に示した冷却制御装置100の温度センサ101によるモニタ温度をあらわし、横軸は時間をあらわす。
まず、図5の冷却開始時刻S1は、冷却装置120が赤外線センサ110の冷却を開始した時刻をあらわす。冷却装置120の特性に沿ってモニタ温度は低下し、まず、冷却状態温度Tc以下になると、制御部105が温度調整のための動作がおこなる状態に切り替わる(詳しくは図6で説明する)。モニタ温度はそのまま低下し、冷え切り温度Tb近傍になると、冷え切り温度Tbを境に上昇下降の振幅を繰り返す。一定時間経過すると、モニタ温度は冷え切り温度Tbに収束するが、この冷却制御方法では、冷え切り温度Tb近傍のモニタ温度の振幅から冷え切り温度Tbをいち早く判定する。
具体的には、モニタ温度が冷え切り温度Tbに収束する前に冷え切り温度Tbを判定するためには、冷え切り温度Tb近傍のモニタ温度の振幅が、一定時間あらかじめ定めたしきい値D以内に収まることが条件となる。たとえば、一時的または瞬間的に安定状態となった場合であっても、冷え切り温度Tbに収束するとは限らない。したがって、一定時間という条件を課すことで、冷え切り温度検知部102の誤判定を防ぐことができる。
また、この条件を満たしたときの時刻が、図5に示した冷え切り判定時刻S2である。この冷え切り判定時刻S2と判定されたときのモニタ温度が冷え切り温度Tbとなる。さらに、冷え切り温度Tbから、安定な冷却状態を保つためには、冷え切り温度Tbから何度上昇させなければならないかを求める。
この安定な冷却状態へ推移させるための温度が上述した上昇温度ΔTupであり、冷え切り温度Tbを上昇温度ΔTupだけ上昇させた温度が、赤外線センサ110の出力特性が最も安定する設定冷却温度Tsとなる。この上昇温度ΔTupは、上述したように、あらかじめ設定された値ではなく、冷却温度設定部103によって計算される値である。
つぎに、上述した冷却制御装置100による冷却制御方法、すなわち冷却制御処理の流れについて、図6を用いて説明する。図6は、この発明の実施の形態にかかる冷却制御処理の流れを示すフローチャートである。
まず、冷却制御装置100の電源がONの状態であるか否かの判断をおこなう(ステップS601)。冷却制御装置100の電源がON状態であれば(ステップS601:Yes)、温度センサ101による赤外線センサ110の温度モニタを開始する(ステップS602)。冷却制御装置100の電源がOFF状態であれば(ステップS601:No)、ON状態となるまで、待機状態となる。
なお、冷却制御装置100の電源がON状態になると、制御部105は、動作禁止状態となる。動作禁止状態とは、入力信号にかかわらず動作がおこなわれず、加熱装置130を制御することができない状態である。
つぎに、温度センサ101のモニタ温度が、あらかじめ定めた冷却状態温度Tc(図5参照)以下になったか否かの判断をおこなう(ステップS603)。温度センサ101のモニタ温度が、冷却状態温度Tc以下になれば(ステップS603:Yes)、制御部105の動作禁止状態を解除して、待機状態に設定する(ステップS604)。待機状態とは、温度センサ101からの冷却温度や加減算器104からの算出値の入力を待ち受けている状態である。そして、冷却温度や算出値が入力されることにより、制御動作を即座に開始することができる。
このステップS603における冷却状態温度Tcは、冷却装置120による冷却がある程度おこなわれていると認識できる温度に設定すればよい。つまり、自然環境下で赤外線センサ110が取りうる温度よりも低く設定してあればよい。また、温度センサ101のモニタ温度が、冷却状態温度Tc以下にならなければ(ステップS603:No)、冷却制御装置100は、待機状態となる。
つぎに、冷え切り温度検知部102において、温度センサ101から入力されたモニタ温度の単時間あたりの変動量V4が、あらかじめ定めたしきい値Dよりも小さいか否かの判断をおこなう(ステップS605)。この変動量V4がしきい値Dよりも大きければ(ステップS605:No)、そのままステップS605の判定処理を繰り返す。変動量V4がしきい値Dよりも小さければ(ステップS605:Yes)、比較器206は出力許可信号Sをラッチ208に出力することで、ラッチ208からのモニタ温度が冷え切り温度Tbとしてフリップフロップ回路209に書き込まれる。これにより、冷え切り温度Tbが決定される(ステップS606)。
つぎに、冷却温度設定部103において、冷え切り温度Tbを基に、上昇温度ΔTupを計算し、冷え切り温度Tbに上昇温度ΔTupを加えることで、設定冷却温度Tsを設定する(ステップS607)。ステップS607によって設定された設定冷却温度Tsが加減算器104に出力される。また、加減算器104には、温度センサ101からのモニタ温度も出力されている。加減算器104は、設定冷却温度Tsとモニタ温度との温度差を算出して制御部105に出力する。
そして、加減算器104から出力された温度差が入力されると、制御部105は制御動作を開始する(ステップS608)。これは、赤外線センサ110の冷却温度をステップS607において設定した設定冷却温度Tsに保つため、制御部105による加熱装置130への動作命令信号の出力を意味する。
ステップS608により、制御部105から出力された動作命令信号は、パワーアンプ(PA)106により増幅され、加熱装置130へ入力される。加熱装置130は、動作命令信号に応じて赤外線センサ110の温度を上昇させる。このとき温度センサ101によるモニタ温度は、制御部105へ入力されているため、制御部105は、モニタ温度と、設定冷却温度Tsが等しいか否かの判断をおこなう(ステップS609)。
モニタ温度と、設定冷却温度Tsが等しい場合(ステップS609:Yes)、ステップS609に戻り処理を繰り返すことで、モニタ温度と設定冷却温度Tsとの比較を継続させる。このようにステップS609の処理を繰り返すことで、常に制御部105から出力される動作命令信号の変更を迅速におこなうことができる。
モニタ温度と、設定冷却温度Tsが等しくない場合(ステップS609:No)、制御部105からの出力の調整をおこなう(ステップS610)。モニタ温度が設定冷却温度Tsよりも低ければ、制御部105から出力された動作命令信号を変更して、モニタ温度が設定冷却温度になるように赤外線センサ110の温度を上昇させる。モニタ温度が設定冷却温度Tsよりも高ければ、制御部105から出力された動作命令信号を変更して、モニタ温度が設定冷却温度になるように赤外線センサ110の温度を低下させる。
つぎに、モニタ温度が冷却状態温度Tc以上になったか否かの判断をおこなう(ステップS611)。モニタ温度が冷却状態温度Tc未満であれば(ステップS611:No)、赤外線センサ110は、設定冷却温度Ts近傍まで冷却されている可能性があると判断され、ステップS609の処理に戻り、再度、モニタ温度と設定冷却温度Tsとの比較をおこなう。
モニタ温度が冷却状態温度Tc以上になった場合(ステップS611:Yes)、ステップS603において既にモニタ温度が冷却状態温度Tc以下であると確認していることから、赤外線センサ110の温度が、上昇し過ぎていることになる。したがって、つぎに、赤外線センサ110の温度が、通常動作による温度上昇であるか否かの判断をおこなう(ステップS612)。ステップS612の判断は、あらかじめ、冷却装置120と加熱装置130との機能をから考慮した通常動作時の上昇率の上限値を制御部105に設定し、モニタ温度の上昇率が、上限値よりも高い場合は、通常動作による温度上昇ではないと判断してもよい。
通常動作による温度上昇である場合(ステップS612:Yes)、赤外線センサ110の冷却温度は、設定冷却温度Tsとの差が大きいことから、ステップS603の処理に戻り、再度、設定冷却温度Tsの設定をおこなう。
通常動作による温度上昇でない場合(ステップS612:No)、たとえば、使用環境が急激に変化した場合や、赤外線センサ110の使用を終了するために冷却装置120の電源がOFF状態になった場合は、冷却状態温度Tc以上になると冷え切り温度検知部にリセットがかかり、設定冷却温度Tsは、初期冷却温度に設定される。したがって、制御部は、動作を終了する(ステップS613)。つまり、制御部105から加熱装置130に、加熱動作を停止する旨の動作命令信号が出力して冷却制御処理を終了する。
以上説明したように、冷却制御装置、および冷却制御方法によれば、安定した冷却温度を保てる温度への設定を自動的におこなうことができる。また、冷え切り温度判定をおこなうことで、安定した冷却状態への遷移を迅速におこなうことができる。また、本発明にかかる冷却制御装置、および冷却制御方法は、赤外線センサの冷却に限らず、安定した冷却状態が必要となる測定装置などにも適用可能である。
(付記1)冷却装置によって冷却されている冷却対象素子の温度を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された、前記冷却対象素子の温度の下限値(以下、「冷え切り温度」という)を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする冷却制御装置。
(付記2)前記検知手段は、
前記冷却対象素子の温度の一定の冷却温度への収束可能性を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記冷え切り温度を決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の冷却制御装置。
(付記3)前記判定手段は、
前記冷却対象素子の温度の振幅が所定時間継続して所定のしきい値以内である場合、前記一定の冷却温度に収束可能と判定することを特徴とする付記2に記載の冷却制御装置。
(付記4)さらに、前記決定手段により前記冷え切り温度が決定するまでの前記冷却対象素子の温度のばらつき量に基づいて、前記冷却対象素子の動作が安定する冷却温度を設定する設定手段を備え、
前記制御手段は、
前記設定手段によって設定された冷却温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする付記2または3に記載の冷却制御装置。
(付記5)さらに、前記冷却温度と当該冷却温度が設定されたときにおける前記冷却対象素子の温度との温度差を算出する算出手段を備え、
前記制御手段は、
前記算出手段によって算出された算出結果に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする付記4に記載の冷却制御装置。
(付記6)前記制御手段は、
前記冷却対象素子の温度が所定温度以下に下降した場合にのみ、前記冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の冷却制御装置。
(付記7)前記制御手段は、
前記冷却対象素子の温度が所定温度にまで下降していない場合、前記冷却対象素子の温度の調整をしないことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の冷却制御装置。
(付記8)冷却装置によって冷却されている冷却対象素子の温度の下限値(以下、「冷え切り温度」という)を検知する検知工程と、
前記検知工程によって検知された冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整する調整工程と、
を含んだことを特徴とする冷却制御方法。
(付記9)前記検知工程は、
前記冷却対象素子の温度の一定の冷却温度への収束可能性を判定する判定工程と、
前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記冷え切り温度を決定する決定工程と、
を含んだことを特徴とする付記8に記載の冷却制御方法。
(付記10)前記判定工程は、
前記冷却対象素子の温度の振幅が所定時間継続して所定のしきい値以内である場合、前記一定の冷却温度に収束可能と判定することを特徴とする付記9に記載の冷却制御方法。
(付記11)さらに、前記決定工程により前記冷え切り温度が決定するまでの前記冷却対象素子の温度のばらつき量に基づいて、前記冷却対象素子の動作が安定する冷却温度を設定する設定工程を含み、
前記調整工程は、
前記設定工程によって設定された冷却温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする付記9または10に記載の冷却制御方法。
(付記12)さらに、前記冷却温度と当該冷却温度が設定されたときにおける前記冷却対象素子の温度との温度差を算出する算出工程を含み、
前記調整工程は、
前記算出工程によって算出された算出結果に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする付記11に記載の冷却制御方法。
(付記13)前記調整工程は、
前記冷却対象素子の温度が所定温度以下に下降した場合にのみ、前記冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする付記8〜12のいずれか一つに記載の冷却制御方法。
以上のように、本発明にかかる冷却制御装置、および冷却制御方法は、使用環境が頻繁に変化する条件下に有用であり、特に、赤外線カメラに用いる赤外線センサの冷却に適している。
この発明の実施の形態にかかる冷却制御装置の構成を示す説明図である。 冷え切り温度検知部の詳細な構成を示すブロック図である。 冷え切り温度検知部における温度センサのモニタ温度の波形の変化を示すモデル図である。 図1に示した冷却温度設定部の詳細な構成を示すブロック図である。 図1に示した温度センサのモニタ温度の時間的変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態にかかる冷却制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 冷却制御装置
101 温度センサ
102 冷え切り温度検知部
103 冷却温度設定部
104,204 加減算器
105 制御部
106 パワーアンプ(PA)
110 赤外線センサ
111 赤外線画像化処理部
120 冷却装置
130 加熱装置
201 A/D変換器(A/D)
202 ローパスフィルタ(LPF)
203 レジスタ
205 絶対値化回路
206 比較器
207 シフトレジスタ
208 ラッチ
209 フリップフロップ回路
401 メモリ
402 RMS

Claims (5)

  1. 冷却装置によって冷却されている冷却対象素子の温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された、前記冷却対象素子の温度の下限値(以下、「冷え切り温度」という)を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整する制御手段と、
    を備えることを特徴とする冷却制御装置。
  2. 前記検知手段は、
    前記冷却対象素子の温度の一定の冷却温度への収束可能性を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記冷え切り温度を決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷却制御装置。
  3. 前記判定手段は、
    前記冷却対象素子の温度の振幅が所定時間継続して所定のしきい値以内である場合、前記一定の冷却温度に収束可能と判定することを特徴とする請求項2に記載の冷却制御装置。
  4. さらに、前記決定手段により前記冷え切り温度が決定するまでの前記冷却対象素子の温度のばらつき量に基づいて、前記冷却対象素子の動作が安定する冷却温度を設定する設定手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記設定手段によって設定された冷却温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整することを特徴とする請求項2または3に記載の冷却制御装置。
  5. 冷却装置によって冷却されている冷却対象素子の温度の下限値(以下、「冷え切り温度」という)を検知する検知工程と、
    前記検知工程によって検知された冷え切り温度に基づいて、前記冷却対象素子の温度を調整する調整工程と、
    を含んだことを特徴とする冷却制御方法。
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