JP2006276554A - カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】未だ通信ネットワークが整備されていない地域での利用など、ラオケ演奏装置がスタンドアロン仕様のものであっても、その盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるカラオケシステムの提供。
【解決手段】楽曲の演奏音とカラオケマイクからの歌唱者の歌唱音を混合して放音させるためのカラオケ演奏装置を具備してなり、カラオケマイクには識別符号を付与し、カラオケ演奏装置には、所定のカラオケマイクの識別符号を予め登録すると共に、この登録識別符号と現使用中のカラオケマイクの識別符号との一致・不一致を照会して認証する機能を持たせ、その認証結果に応じて、カラオケマイクからの歌唱音信号を演奏音信号に混合するか否かを制御させた。
【選択図】図3

Description

本発明は、楽曲の演奏音とカラオケマイクからの歌唱者の歌唱音を混合して放音させるカラオケ演奏装置を備えたカラオケシステムに関する。
近年、カラオケは老若男女を問わずポピュラーな娯楽として定着し、カラオケボックスやスナック店に数多く設置され、全国的に広がっている。一方、各店舗に設置される一般的なカラオケ演奏装置は、最近の記憶装置の大容量化に伴って、当初から数万曲以上の演奏データや多数のアーティスト本人映像などの背景映像を格納できるようになり、スタンドアロン仕様の装置は基より、通信カラオケ仕様の装置へのデータ追加をせずとも十分な使用条件を満たすため、カラオケ演奏装置が盗まれる事態が発生するようになった。そのため、現在では、盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるカラオケ演奏装置が望まれている。
そこで、従来、盗難予防機能を有したカラオケ演奏装置も想到されてきた。例えば、特許文献1には、通信カラオケ演奏装置が盗難に遭っても、オフラインでは使用できなくさせる技術が開示されている。具体的には、カラオケ演奏装置がホストコンピュータと通信ネットワークで接続され、定期的に所定のログデータをホストコンピュータに送信するシステムとし、当該ログデータが正しくホストコンピュータに送信されなかった場合、所定数量の計測後に演奏装置自体の使用を不能とするものである。すなわち、盗難による回線切断とメンテナンスなどによる一時的な回線切断を鑑み、所定の短期間に限って使用できるようにし、その後は使用できなくすることで、盗難予防を図るものである。
特許第3196166号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている盗難予防の手法では、カラオケ演奏装置がホストコンピュータと通信ネットワークと接続されていることが必須条件であることから、未だ通信ネットワークが整備されていない地域では適用できず、また、諸外国においてもカラオケが一般化しつつある現在では、ADSLやISDNあるいは光通信技術などを利用したネットワーク化が遅れている国々もあり、この手法を適用できないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みなされたもので、すなわち、未だ通信ネットワークが整備されていない地域での利用など、カラオケ演奏装置がスタンドアロン仕様のものであっても、その盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるカラオケシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者らは、楽曲の演奏音とカラオケマイクからの歌唱者の歌唱音を混合して放音させるためのカラオケ演奏装置を具備してなり、カラオケマイクには識別符号を付与し、カラオケ演奏装置には、所定のカラオケマイクの識別符号を予め登録すると共に、この登録識別符号と現使用中のカラオケマイクの識別符号との一致・不一致を照会して認証する機能を持たせ、その認証結果に応じて、歌唱音信号を演奏音信号に混合するか否かを制御するシステム、さらに好ましくは、不一致の場合に、所定の計測を開始して、予め設定された計測値までは歌唱音信号を混合し、その後は混合しないように制御するシステムを提供することで上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケシステムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載のカラオケシステムは、楽曲の演奏音とカラオケマイクからの歌唱者の歌唱音を混合して放音させるためのカラオケ演奏装置を具備したカラオケシステムにおいて、
(ア)前記カラオケマイクは、
カラオケ演奏装置との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
カラオケ演奏装置へ歌唱音信号を送信するための歌唱音信号送信部と、
当該カラオケマイクを識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部と、
当該識別符号を所定のカラオケ演奏装置に送出するための識別符号送出部とを有し、
(イ)前記カラオケ演奏装置は、
カラオケマイクとの間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
カラオケマイクから受信した歌唱音信号を演奏音信号に混合し、所定のスピーカユニットにて放音させるための楽音混合部と、
所定のカラオケマイクの識別符号を予め登録するための識別符号登録部と、
前記送出された識別符号と前記登録識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部とを有し、
前記楽音混合部が、当該認証結果に応じ、一致の場合は、前記歌唱音信号を演奏音信号に混合するように制御し、不一致の場合は、混合しないように制御する、
ことを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載のカラオケシステムは、請求項1記載のカラオケシステムにおいて、前記認証結果が不一致の場合は、時間計測部にて自然時間または稼働時間の時間計測を開始し、前記楽音混合部が、予め設定された計測値までは前記歌唱音信号を演奏音信号に混合し、その後は混合しないように制御することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3記載のカラオケシステムは、請求項1記載のカラオケシステムにおいて、前記認証結果が不一致の場合は、回数計測部にて演奏回数の回数計測を開始し、前記楽音混合部が、予め設定された計測値までは前記歌唱音信号を演奏音信号に混合し、その後は混合しないように制御することを特徴とする。
本発明の請求項1記載のカラオケシステムによれば、カラオケマイクの識別符号と、予め登録された識別符号との一致・不一致を照会して認証を行い、識別符号が一致した場合は歌唱音信号を演奏音信号に混合し、通常の使用ができるが、不一致の場合は混合しないため、演奏音のみが放音され、歌唱音が放音されず、通常の使用ができなくなる。これにより、盗難を意図する場合、カラオケ演奏装置と一緒にカラオケマイクをも盗まなければならず、また、カラオケマイク本来のモバイル性から、カラオケ使用時以外は、納戸などに収納したり、カラオケ演奏装置とは別の部屋で保管すれば盗難が困難となり、カラオケ演奏装置がスタンドアロン仕様のものであっても、その盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるといった効果を奏する。
また、本発明の請求項2記載のカラオケシステムによれば、認証結果が不一致の場合は自然時間または稼働時間の時間計測を開始し、予め設定された計測値までは歌唱音信号を演奏音信号に混合し、その後は混合しないように制御することから、盗難カラオケ演奏装置との接続ではなく、正規のメンテナンスや故障の際、代替カラオケ演奏装置の接続時からの非混合制御まで、ある程度のタイムラグが設定できるため、一定期間は通常使用に支障をきたさないという効果を奏する。
さらに、本発明の請求項3記載のカラオケシステムによれば、認証結果が不一致の場合は回数計測部にて演奏回数の回数計測を開始し、予め設定された計測値までは歌唱音信号を演奏音信号に混合し、その後は混合しないように制御することから、請求項2の発明と同様な効果を奏する。
以下、本発明のカラオケシステムにつき、好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、本発明のカラオケシステムに係わる主要構成図と、図2に示す、本発明に係わるカラオケ演奏装置の構成図と、図3に示す、本発明の一実施例に係わるブロック構成図と、図4に示す、本発明の一実施例に係わるフロー図に基づき、本発明の請求項1記載のカラオケシステムについて詳述する。
図1に示すように、本発明のカラオケシステム(1)は、基本的には従来のカラオケシステムとほぼ構成要素を同じくする。具体的には、楽曲の演奏音やカラオケマイク(M)からの歌唱音を混合して放音させるスピーカユニット(S)と、当該楽曲演奏に応じた歌詞・背景映像を表示させる液晶やプラズマなどのディスプレイ(D)と、これらの演奏音や歌唱音および歌詞・背景映像を供給するカラオケ演奏装置(P)などから構成されている。
ここで、図2に基づき、本発明に係わるカラオケ演奏装置について説明する。本実施例において、カラオケ演奏装置(P)は従来の通信カラオケシステムの演奏端末と殆ど同じ構成であり、その動作も基本的に同様である。すなわち、内部にCPU、RAM、ROMなどを含む中央制御部(33)は、モデム(MD)を介して電話回線と適時に接続することで、カラオケホスト装置(図示省略)から配信されたカラオケデータを受け取る。そして、受け取ったカラオケデータをハードディスク装置(38)に格納する構成を有する。
中央制御部(33)は、操作パネル(30)から直接、あるいは、リモコン装置(R)からリモコン受信部(31)を経由して、操作制御部(32)を介して選曲情報を受け取ると、カラオケ楽曲のリクエストであるとしてシーケンサ(図示省略)に伝達し、適宜な演奏データをハードディスク装置(38)より読み出す。演奏データ(39)はハードディスク装置(38)内に設置された楽曲データベース(DB)に紐付けされて蓄積され、MIDI規格などによって符号化された音源情報からなる。
中央制御部(33)は、シンセサイザ(34)に演奏データを順次転送し、この演奏データに従った演奏音信号を生成する。さらに、カラオケマイク(M)から入力される歌唱音信号は、データ送受信部(11)を介し、カラオケ演奏装置(P)本体が受信する。この歌唱音信号は演奏音信号に混合されるが、これはミキシングアンプ機能を有する楽音混合部(12)にて行われ、スピーカユニット(S)から放音される。また、中央制御部(33)は、この演奏音信号の生成処理に同期させて歌詞描出データを処理し、適宜な歌詞テロップを順次ビデオRAM(36)にビットマップ展開させて行く。そして、ビデオCDチェンジャ(35)を制御して、ビデオCDに収録されている背景映像を再生させると共に、映像出力部(37)は、この背景映像に歌詞テロップをスーパーインポーズし、これを表示装置(D)に表示させる。
さらに、ハードディスク装置(38)には、楽曲データベース(DB)が管理する演奏データ(39)の他、識別符号登録部(13)には、登録識別符号データ(13a)も蓄積されている。この登録識別符号データ(13)は、当該カラオケ演奏装置(P)に対応して使用可能なカラオケマイクを、その付与された識別符号にて特定し、これを所定のテーブル(図示省略)にて予め登録するもので、識別符号認証部(14)は、当該カラオケ演奏装置(P)とカラオケマイク(M)が接続されると、カラオケマイク(M)に対し、その識別符号を要求し、送出された識別符号と登録識別符号データ(13a)との一致・不一致を照会して認証する。なお、この登録識別符号は、通常、1〜2本カラオケマイクに付与された識別符号を登録するが、勿論、それ以上のカラオケマイクの識別符号を登録しても構わない。
次に、図3に基づき、本発明の一実施例に係わる各構成要件について説明する。本実施例のカラオケシステム(1a)は、先ず、カラオケ演奏装置(P)側には、カラオケマイク(M)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(11)と、カラオケマイクから受信した歌唱音信号を演奏音信号に混合し、所定のスピーカユニットにて放音させるための楽音混合部(12)と、所定のカラオケマイクの識別符号を予め登録するための識別符号登録部(13)と、カラオケマイク(M)側から送出された識別符号と登録識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部(14)などが設けられている。この識別符号認証部(14)は、識別符号同士を照合するためのテーブル(図示省略)や一時記憶メモリ(図示省略)などを備え、当該テーブルを参照して、現使用中のカラオケマイク(M)がカラオケ演奏装置(P)に登録されたものであるか否かの認証を行うと共に、その認証結果に基づき、楽音混合部(12)に対し、所定の制御信号を発するもので、そのための回路基板やプログラムを具備する。
楽音混合部(12)は、当該認証結果に応じ、一致の場合は、歌唱音信号を演奏音信号に混合するように制御し、不一致の場合は、混合しないように制御する。この放音制御とは、具体的には、回路接続のハードウエア的な切断/接続制御や信号伝達プログラムのソフトウエア的なON/OFF制御であり、スピーカユニットからの歌唱音の放音を可能としたり不可能としたりする。
一方、カラオケマイク(M)側には、従来の赤外線送信機能(あるいはFM波送信機能など)を有するワイヤレス型マイク、あるいはワイヤード型マイクの基本構成である、歌唱者の歌声の音圧を受けて振動する音圧受振部(25)、その振動を電気信号に変換して所定の変調処理を行う圧電変換・変調手段(26)などの他、カラオケ演奏装置(P)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(21)と、カラオケ演奏装置へ歌唱音信号を送信するための歌唱音信号送信部(24)と、当該カラオケマイクを識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部(22)と、当該識別符号をカラオケ演奏装置に送出するための識別符号送出部(23)などが設けられている。なお、本実施例のカラオケマイクはワイヤレス型であるが、本発明はこれに限らず、勿論、ワイヤード型であっても構わない。
ここで、本実施例のカラオケシステムの動作手順につき、図4に示すフロー図に基づき説明する。先ず、カラオケ演奏装置の電源が入った状態で、所定のカラオケマイクに電源が入ると、カラオケ演奏装置の識別符号認証部は、この接続を確認し(S1)、カラオケマイクへその識別符号の送出を要求する(S2)。すると、カラオケマイクの識別符号送出部をもって、識別符号記憶部から識別符号が送出される(S3)。識別符号が送出されると、これに基づき、識別符号認証部は登録識別符号との一致・不一致を照会して認証を行う(S4)。
そして、この認証結果に基づき、識別符号が一致の場合、識別符号認証部は楽音混合部に対して混合信号を送出し(S5)、この混合信号に基づき、楽音混合部は歌唱音信号を演奏音信号に混合するように制御する(S6)。すなわち、識別符号認証部は現に使用中のカラオケマイクが正規のものであると判断し、当該カラオケ演奏装置は通常のカラオケ機能で使用される。反面、識別符号が不一致の場合、識別符号認証部は楽音混合部に対して非混合信号を送出し(S7)、この非混合信号に基づき、楽音混合部は歌唱音信号を演奏音信号に混合しないように制御する(S8)。すなわち、識別符号認証部は現に使用中のカラオケマイクが正規のものでないと判断し、当該カラオケ演奏装置は、正規のカラオケマイクと接続しない限り、通常の使用ができなくなる。
以下、図5に示す、本発明の別の実施例に係わるブロック構成図と、図6に示す、本発明の別の実施例に係わるフロー図に基づき、本発明の請求項2および請求項3記載のカラオケシステムについて詳述する。
先ず、図5に基づき、本発明の別の実施例に係わる各構成要件について説明する。本実施例のカラオケシステム(1b)は、上記実施例1と同様に、カラオケ演奏装置(P)側には、カラオケマイク(M)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(11)と、カラオケマイクから受信した歌唱音信号を演奏音信号に混合し、所定のスピーカユニットにて放音させるための楽音混合部(12)と、所定のカラオケマイクの識別符号を予め登録するための識別符号登録部(13)と、カラオケマイク(M)側から送出された識別符号と登録識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部(14)などの他、さらに、時間計測あるいは回数計測を行うための計測部(15)などが設けられている。
この計測部(15)とは、タイマ機能あるいはカウンタ機能を有するものであり、具体的には、通常の時計時間に基づく自然時間やカラオケ演奏装置との接続時間に基づく稼働時間を計測したり、あるいは、1曲分の楽音信号がカラオケ演奏装置から送出される毎、それぞれを個々の演奏と見なし、その演奏回数を計測するもので、識別符号認証部(14)による不一致の判定時点をトリガとして計測を開始する。さらに、この計測部(15)は、楽音混合部(12)に対し、条件付混合を行うように制御する。すなわち、予め設定された計測値までは歌唱音信号を演奏音信号に混合し、計測値が設定値に達すると混合しないように制御し、そのための回路基板やプログラムを具備する。
一方、カラオケマイク(M)側には、上記実施例1と同様に、従来のカラオケマイクの基本構成である、歌唱者の歌声の音圧を受けて振動する音圧受振部(25)、その振動を電気信号に変換して所定の変調処理を行う圧電変換・変調手段(26)などの他、カラオケ演奏装置(P)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(21)と、カラオケ演奏装置へ歌唱音信号を送信するための歌唱音信号送信部(24)と、当該カラオケマイクを識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部(22)と、当該識別符号をカラオケ演奏装置に送出するための識別符号送出部(23)などが設けられている。
ここで、本実施例のカラオケシステムの動作手順につき、図6に示すフロー図に基づき説明する。上記実施例1と同様に、先ず、カラオケ演奏装置の電源が入った状態で、所定のカラオケマイクに電源が入ると、カラオケ演奏装置の識別符号認証部は、この接続を確認し(S1)、カラオケマイクへその識別符号の送出を要求する(S2)。すると、カラオケマイクの識別符号送出部をもって識別符号記憶部から識別符号が送出される(S3)。識別符号が送出されると、これに基づき、識別符号認証部は登録識別符号との一致・不一致を照会して認証を行う(S4)。
そして、この認証結果に基づき、識別符号が一致の場合、識別符号認証部は、計測部に対して一致信号を送出する(S9)。一致信号を受けた計測部は、楽音混合部に対して混合信号を送出する(S10)。この混合信号に基づき、楽音混合部は歌唱音信号を演奏音信号に混合するように制御する(S11)と共に、計測部が計測を継続している場合は、計測は中止され初期化が行われる(S12)。反面、識別符号が不一致の場合、識別符号認証部は計測部に対して不一致信号を送出する(S13)。不一致信号を受けた計測部は、直ぐには楽音混合部に対して非混合信号を送出せずに混合信号を送出し(S14)、この混合信号に基づき、楽音混合部は歌唱音信号を混合するように制御する(S15)。
また、同時に、計測部が計測を開始する(S16)。計測が開始されると、予め設定した計測値と現計測値が比較されるようになり、設定計測値に到達するまで、通常使用通り、計測部は楽音混合部に対しては混合信号を送出し、歌唱音信号を演奏音信号に混合させる(S14〜S16)。そして、設定計測値に到達すると、計測部は、楽音混合部に対して非混合信号を送出する(S18)。この非混合信号に基づき、楽音混合部は歌唱音信号を混合しないように制御する(S19)。すなわち、ある程度のタイムラグはあるものの、識別符号認証部は現に使用中のカラオケマイクが正規のものでないと判断し、当該カラオケ演奏装置は、正規のカラオケマイクと接続しない限り、通常の使用ができなくなる。
以上、詳述したように、本発明のカラオケシステムによれば、登録された正規のカラオケマイクにおいてのみ歌唱音信号が混合されることから、カラオケ演奏装置と共にカラオケマイクも窃盗しなけらばならず、盗難抑止効果を発揮できる。また、当該カラオケ演奏装置が通信ネットワークに接続されておらず、スタンドアロン仕様で稼働するものであっても同様な効果を発揮できる。
本発明のカラオケシステムに係わる主要構成図。 本発明に係わるカラオケ演奏装置の構成図。 本発明の一実施例に係わるブロック構成図。 本発明の一実施例に係わるフロー図。 本発明の別の実施例に係わるブロック構成図。 本発明の別の実施例に係わるフロー図。
符号の説明
1,1a、1b カラオケシステム
11,21 データ送受信部
12 楽音混合部
13 識別符号登録部
13a 登録識別符号データ
14 識別符号認証部
15 計測部
22 識別符号記憶部
23 識別符号送出部
24 歌唱音信号送信部
33 中央制御部
38 ハードディスク装置
39 演奏データ
M カラオケマイク
P カラオケ演奏装置
S スピーカユニット

Claims (3)

  1. 楽曲の演奏音とカラオケマイクからの歌唱者の歌唱音を混合して放音させるためのカラオケ演奏装置を具備したカラオケシステムにおいて、
    (ア)前記カラオケマイクは、
    カラオケ演奏装置との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
    カラオケ演奏装置へ歌唱音信号を送信するための歌唱音信号送信部と、
    当該カラオケマイクを識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部と、
    当該識別符号を所定のカラオケ演奏装置に送出するための識別符号送出部とを有し、
    (イ)前記カラオケ演奏装置は、
    カラオケマイクとの間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
    カラオケマイクから受信した歌唱音信号を演奏音信号に混合し、所定のスピーカユニットにて放音させるための楽音混合部と、
    所定のカラオケマイクの識別符号を予め登録するための識別符号登録部と、
    前記送出された識別符号と前記登録識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部とを有し、
    前記楽音混合部が、当該認証結果に応じ、一致の場合は、前記歌唱音信号を演奏音信号に混合するように制御し、不一致の場合は、混合しないように制御する、
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記認証結果が不一致の場合は、時間計測部にて自然時間または稼働時間の時間計測を開始し、前記楽音混合部が、予め設定された計測値までは前記歌唱音信号を演奏音信号に混合し、その後は混合しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
  3. 前記認証結果が不一致の場合は、回数計測部にて演奏回数の回数計測を開始し、前記楽音混合部が、予め設定された計測値までは前記歌唱音信号を演奏音信号に混合し、その後は混合しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
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