JP2006276404A - クリーニング部材および該クリーニング部材を用いる画像形成装置 - Google Patents

クリーニング部材および該クリーニング部材を用いる画像形成装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 被清掃物から拭き取るなどした不要物を溜め込む容量を大きくすることにより、長期間の使用でも被清掃物に汚れが残らないようにして、クリーニング機能を長期に亘って維持することのできるクリーニング部材を実現し、画像品質の低下を未然に防止することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 スポンジをローラ形状に形成した本体部31の外周面31aに、帯電ローラ13の外周面13aに摺接する際に開閉する長尺スリット33を形成することにより、その帯電ローラ13に付着するトナーなどを外周面31aで拭き取りつつ、長尺スリット33のエッジ33aでそのトナーなどを掻き取るようにして除去し、その長尺スリット33内に保持することのできるクリーニングローラ30として画像形成装置に搭載する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、クリーニング部材および該クリーニング部材を用いる画像形成装置に関し、詳しくは、微細の不要物を内部に取り込んで被清掃物の表面から取り除くことができるものに関する。
従来より、塵埃等が付着している部材表面を清浄にする場合には、クリーニング部材を用いてその部材表面から塵埃等の不要物を拭き取るなどの清掃(クリーニング)作業が行われる。このクリーニング部材としては、スポンジを所望の形状に形成するとともに、そのスポンジの小さな空孔内に塵埃などを溜め込むように保持させてクリーナーとして機能するものがある。
例えば、トナーにより画像形成するプリンタなどでは、このクリーニング部材をローラ形状に形成して、トナーの付着する部材表面に接触回転させるように取り付けることが提案されており、この場合には、クリーニング部材は、スポンジの柔軟な弾性力で精度よく被清掃物の変位に追従するとともに、その被清掃物に損傷を与えることなくトナーを拭き取り保持させすることができ、その清掃面を清浄にすることができる(例えば、特許文献1)。
特開平2−272594号公報
しかしながら、このような従来のクリーニング部材にあっては、被清掃物の表面から拭き取った塵埃などでスポンジの清掃面が一杯になると、それ以上清掃することができなくなる。このため、例えば、トナーにより画像形成するプリンタなどでは、クリーニング部材と被清掃物とが接触回転することから、決まった場所に筋状に汚れが残ってしまって、画像品質が劣化してしまう、という問題があった。
そこで、本発明は、被清掃物から拭き取るなどした不要物を溜め込む容量を大きくすることにより、長期間の使用でも被清掃物に汚れが残らないようにして、クリーニング機能を長期に亘って維持することのできるクリーニング部材を提供することを目的とする。
また、このクリーニング部材を搭載することにより、画像品質の低下を未然に防止することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するクリーニング部材の第1の発明は、清掃する対象物の表面に本体部を摺接させつつ相対移動させることにより該被清掃物の表面から不要物を除去するクリーニング部材であって、本体部をスポンジ材料により形成するとともに、該本体部の被清掃物に摺接する表面に該被清掃物に対する相対移動に伴って開閉する複数本のスリットを形成したことを特徴とするものである。
この発明では、本体部のスポンジ材料が被清掃物に摺接する際に、被清掃物の表面から不要物を摺接面で拭き取るとともに、その摺接面内の(摺接面に連続する)スリットが開く。このとき、このスリットは、エッジで掻き取るようにして被清掃物表面の不要物をそのスリット内に進入させることができ、そのスリットの内面の空孔内に塵埃などの不要物を溜め込むとともにそのスリットの内面間で保持することができる。したがって、スリットのない場合よりも大量の不要物を被清掃物の表面から取り除くことができ、早期に使用不能になってしまうことなく、そのクリーニング能力を向上させることができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記スリットは、被清掃物の相対移動方向に対して交差する方向に延在するように形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、被清掃物に摺接する方向に対して直交・傾斜するなどの交差する方向にスリットが延在することにより、そのスリットは、被清掃物の表面に引き摺られるようにして摺接面に連続して開く。したがって、特別な仕組みを設けることなく、被清掃物の清掃時にスリットを開かせることができ、そのスリットのエッジが摺接方向に交差する状態で被清掃物表面の不要物を効果的に掻き取るようにしてスリット内に進入させることができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第3の発明は、上記第1または第2の発明の特定事項に加え、前記スリットは、略円柱形状に形成されて延在する切れ止め空間が最深部に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、被清掃物の表面との摺接により引き摺られてスポンジ材料内のスリットが開くために、そのスリットが深さ方向に進もうとする(深くなろうとする)が、そのスリットの最深部に形成されている円柱状空間などの円弧面が変形するだけで、さらに深く切れ込むことが制限される。したがって、スリットがスポンジ材料の裏側まで広がってしまうことを未然に防止することができ、そのスリットの開閉量などが設計量と異なってしまって所望の能力を発揮できなくなったり、拭き取るなどした不要物が不用意に裏側などに至ってしまうことを回避することができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記スリットは、本体部の幅内に複数本を形成可能な短尺に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、被清掃物の表面との摺接面内のスリットが短尺に形成されて、その摺接面内で開閉する。したがって、スリットが大きく開き過ぎてしまうことなく、摺接面とスリット(エッジ)とで被清掃物の表面から不要物を効果的に拭取・掻取することができ、クリーニング能力をより向上させることができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第5の発明は、上記第4の発明の特定事項に加え、前記スリットは、直線状の、湾曲する、あるいは、折曲する形状に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、被清掃物の表面との摺接面内のスリットが短尺な直線状、湾曲形状、あるいは、折曲形状に形成されて、その摺接面内で開閉する。したがって、被清掃物の表面との摺接方向に対して任意の角度でそのスリットのエッジを摺接させることができ、被清掃物の表面から不要物を効果的に掻き取ることができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第6の発明は、上記第4または第5の発明の特定事項に加え、前記スリットは、略円柱形状に形成されて深さ方向に延在する切れ止め空間が両端部に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、被清掃物の表面との摺接により引き摺られてスポンジ材料内のスリットが開くために、そのスリットが長さ方向に進もうとする(長くなろうとする)が、そのスリットの両端部に形成されている円柱状空間などの円弧面が変形するだけで、さらに切れ込みが広がることを制限される。したがって、スリットがスポンジ材料の摺接面の平面方向に広がってしまうことを未然に防止することができ、そのスリットの開閉量などが設計量と異なってしまって所望の能力を発揮できなくなったり、閉じなくなるなどの不都合の発生を回避することができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第7の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記本体部は、ローラ形状に形成されており、前記スリットは、該本体部の外周面で軸方向に対して傾斜するリング形状に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、ローラ形状の本体部のスポンジ材料が回転することにより被清掃物の表面に摺接して、その回転方向(摺接方向)に対して傾斜(交差)するリング状のスリットがその被清掃物の表面に引き摺られるようにして摺接面内で開く。したがって、特別な仕組みを設けることなく、被清掃物の清掃時にスリットを開かせることができ、そのスリットのエッジが被清掃物の表面に摺接する位置をずらしつつその表面の不要物を効果的に掻き取るようにしてスリット内に進入させることができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第8の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記本体部は、ローラ形状に形成されており、前記スリットは、該本体部の外周面で軸方向に変位するスパイラル形状に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、ローラ形状の本体部のスポンジ材料が回転することにより被清掃物の表面に摺接して、そのスパイラルに変位することにより回転方向(摺接方向)に対して傾斜(交差)するスリットがその被清掃物の表面に引き摺られるようにして摺接面内で開く。したがって、特別な仕組みを設けることなく、被清掃物の清掃時にスリットを開かせることができ、そのスリットのエッジが被清掃物の表面に摺接する位置をずらしつつその表面の不要物を効果的に掻き取るようにしてスリット内に進入させることができる。
上記課題を解決するクリーニング部材の第9の発明は、上記第1から第8のいずれかの発明の特定事項に加え、前記スリットは、当該スリット自体同士あるいは当該スリットの延長線同士が交差するように形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、被清掃物の表面との摺接面内のスリットがその摺接方向に対して異なる角度でエッジを摺接させることができる。したがって、被清掃物の表面から不要物を効果的に掻き取ることができる。
上記課題を解決する画像形成装置の第1の発明は、画像データに基づく静電潜像が表面に形成されて該静電潜像を現像したトナー像を担持する担持部材と、該担持部材表面の静電潜像にトナーを選択的に付着させて該静電潜像を現像する現像カートリッジと、担持部材表面を静電潜像を形成可能に帯電させる帯電ローラ部材と、を備えて、担持部材表面のトナー像を記録媒体に転写して定着させることにより画像を形成する画像形成装置であって、上記の第1から第9のいずれかの発明のクリーニング部材を、ローラ形状に形成して帯電ローラ部材の外周面に接触回転するように設けることを特徴とするものである。
この発明では、担持部材の表面を帯電させる帯電ローラ部材の外周面に、所望のスリットの形成されているスポンジ材料のクリーニング部材が接触回転して、その外周面が清掃される。ここで、帯電ローラ部材は、トナーの担持部材の表面に接触回転して所望の電位に帯電させる際に、その担持部材の表面に残留する画像転写後のトナー(クリーニングブレードなどによる掻き残しトナー)やその外添剤などが乗り移って、画像品質の劣化要因となる、所謂、フィルミングが発生する恐れがある。しかるに、この帯電ローラ部材の外周面からは、トナーと共に極微細な外添剤なども、スポンジ材料の摺接面やスリットのエッジにより効果的に拭取・掻取して、その摺接面やスリット内で十分に保持することができ、長期に亘ってその外周面を清浄に維持することができる。
上記課題を解決する画像形成装置の第2の発明は、画像データに基づいて形成された静電潜像を現像したトナー像を担持する担持部材と、該静電潜像にトナーを選択的に付着させて現像する現像カートリッジと、を備えて、担持部材表面のトナー像を記録媒体に転写して定着させることにより画像を形成する画像形成装置であって、上記の第1から第9のいずれかの発明のクリーニング部材を、ローラ形状に形成して担持部材の外周面に接触回転するように設けることを特徴とするものである。
この発明では、トナー像の担持部材(例えば、静電潜像を形成して現像したトナー像を担持する感光体や、そのトナー像を中継するように転写される中間転写媒体など)の外面に、所望のスリットの形成されているスポンジ材料のクリーニング部材が接触回転して、その外面が清掃される。ここで、担持部材は、その表面に残留する画像転写後のトナー(クリーニングブレードなどによる掻き残しトナー)やその外添剤が、続けて形成するトナー像の画像品質の劣化要因となる。しかるに、この担持部材の外面からは、トナーと共に極微細な外添剤なども、スポンジ材料の摺接面やスリットのエッジにより効果的に拭取・掻取して、その摺接面やスリット内で十分に保持することができ、長期に亘ってその外面を清浄に維持することができる。
このように本発明によれば、所望のスリットを形成したスポンジ材料をクリーニング部材にしているので、被清掃物の表面との摺接面に加えて、スリットのエッジでその表面から掻き取るように極微細な不要物を含めて拭取・掻取して除去することができ、その除去した不要物をスリット内でも保持することができる。
したがって、被清掃部材の表面から不要物を効果的に拭取・掻取することができるとともに、そのクリーニング能力を長期間維持することができる。また、このクリーニング部材を、トナーにより画像形成する画像形成装置に搭載することにより、静電潜像を形成可能にトナーの担持部材を帯電させる帯電ローラ部材や、その静電潜像を現像したトナー像を担持する担持部材の表面を長期に亘って信頼性高く清浄な状態に維持することができ、高品質な画像を形成可能にすることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第1実施形態を示す図である。
図1において、画像形成装置は、文字等の画像を作成・出力するパーソナルコンピュータPCなどの外部装置に接続して利用するプリンタであり、この画像形成装置は、画像形成する文字等の画像データを受け取って電子写真方式により記録用紙(記録媒体)の一面側または両面側に記録形成する画像記録装置10と、積載する複数枚の記録用紙をこの画像記録装置10に搬送するとともに画像を記録形成されたその記録用紙を装置外に搬出して積載する用紙搬送装置20と、により構成されている。
画像記録装置10は、簡単に説明すると、画像データに基づいてレーザ光Lを走査するレーザ光走査装置11と、このレーザ光走査装置11からのレーザ光Lを照射・走査されて画像データに基づく静電潜像が表面に露光・形成される感光体ドラム(担持部材)12と、レーザ光Lの照射により静電潜像を形成可能に感光体ドラム12の外周表面を帯電させる帯電ローラ13と、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、ブラック(K)のトナーを収容して、感光体ドラム12の表面に隙間を介して対面する現像ローラ14aを同期回転させることにより、その収容トナーを選択的に付着させて感光体ドラム12表面の静電潜像をトナー現像する各色毎の現像カートリッジ14(1箇所のみ図示)と、この現像カートリッジ14をその各色毎の設置空間15a内に収納して回転軸15bを中心に回転する現像ロータリーユニット15と、感光体ドラム12上に現像されたトナー像を受け取って記録用紙上に転写記録可能なトナー画像(モノクロ画像あるいはカラー画像)を形成する中間転写ベルト(担持部材)16と、搬送されてきた記録用紙を中間転写ベルト16との間で挟むように圧接(ニップ)することによりその中間転写ベルト16が担持するトナー像を転写させるとともにその記録用紙を挟持しつつ下流へと搬送する転写ローラ17と、トナー像を転写されて搬送されてきた記録用紙を加熱圧接することによりそのトナー画像を定着させるとともにその記録用紙をさらに下流側へと挟持搬送する定着ローラ対18と、感光体ドラム12や中間転写ベルト16の表面上に残留するトナーをクリーニングブレード19aにより回収して貯留する廃トナータンク19と、を備えている。なお、現像カートリッジ14の現像ローラ14aには、その現像カートリッジ14のトナーの収容空間内で回転する供給ローラ14bが圧接回転することによりトナーを供給する。
これにより、画像記録装置10は、レーザ光走査装置11により感光体ドラム12表面に形成された画像データに基づく静電潜像を、その画像データに応じて切り換えられた現像ロータリーユニット15内の現像カートリッジ14がトナー現像するようになっておりこの後に、その感光体ドラム12上のトナー像を、中間転写ベルト16に一次転写して用紙搬送装置20により搬送されてきた記録用紙に二次転写して記録した後に定着ローラ対18が加熱圧接して定着させることにより画像形成する。
用紙搬送装置20は、簡単に説明すると、装置本体下部に着脱可能にセットされて複数枚の記録用紙を積載する用紙カセット21と、この用紙カセット21の底面の昇降板21aにより上昇された記録用紙束に圧接して回転することにより最上の記録用紙を引き出して搬送経路fへと送り出すピックアップローラ22と、このピックアップローラ22により送り出されてきた記録用紙を受け取ってさらに下流の搬送経路fへと挟持搬送する中継搬送ローラ対23a、23bと、この中継搬送ローラ対23a、23bが搬送する搬送経路f内の記録用紙を受け取って画像記録装置10の中間転写ベルト16および転写ローラ17による画像の記録形成位置に挟持搬送するレジストローラ対24と、このレジストローラ対24から中間転写ベルト16および転写ローラ17の間や定着ローラ対18間を経る搬送経路fを搬送されることにより一面側に定着画像が形成された記録用紙を受け取って装置本体上部の排紙テーブル29上に搬出・排紙して積載する排紙ローラ対25a、25bと、を備えている。なお、画像記録装置の中間転写ベルト16および転写ローラ17や、定着ローラ対18は、記録用紙を搬送する機能も備えることから、この用紙搬送装置20の一部をも構成している。
これにより、用紙搬送装置20は、用紙カセット21内からピックアップローラ22により引き出された記録用紙を、中継搬送ローラ対23a、23bを介してレジストローラ対24に受け渡した後に、そのレジストローラ対24が画像記録装置10の動作に同期するように、中間転写ベルト16と転写ローラ17が圧接する画像の記録形成位置に給紙するようになっており、その中間転写ベルト16上のトナー像を転写記録して定着ローラ対18により定着させた記録用紙を、排紙ローラ対25a、25bが受け取って排紙テーブル29上に搬出・排紙して積載する。
ここで、この用紙搬送装置20は、一面側に画像形成された記録用紙を反転させてレジストローラ対24の上流側の搬送経路fに送り出すための再搬送経路rおよびその経路rに配設された中間搬送ローラ対27を備えており、排紙ローラ対25a、25bが反転することにより再搬送経路r内に送られてきた記録用紙を中間搬送ローラ対27が受け取ってレジストローラ対24に受け渡すことにより、記録用紙の両面に画像形成することができる。また、この用紙搬送装置20は、手差しする記録用紙をレジストローラ対24の上流側の搬送経路fに送り出すための手差し経路mおよびその経路mに配設された手差し給送ローラ対28を備えており、その手差し経路m内に差し込まれた記録用紙を手差し給送ローラ対28が受け取ってレジストローラ対24に受け渡すことにより、記録用紙の片面または両面に画像形成することができる。
そして、画像記録装置10の現像カートリッジ14は、現像ロータリーユニット15の回転軸15bを中心に回転する区画フレーム15cにより区画されている複数の設置空間15aと、外形を相似形状に形成されることにより収納可能に作製されており、この現像ロータリーユニット15が回転軸15bを中心に回転することにより、感光体ドラム12に対面する現像カートリッジ14が切り換えられてその感光体ドラム12表面の静電潜像を現像してトナー像を形成する。このとき、例えば、現像ロータリーユニット15がイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、ブラック(K)の各色トナーを収容する現像カートリッジ14を収納されている場合には、感光体ドラム12上の静電潜像を現像するトナーの色を切り換えることにより、受け取った画像データに基づいてその各色のトナーを色重ねしたり選択してカラー画像から単色画像までを記録用紙に印字形成することができる。また、現像ロータリーユニット15がすべての現像カートリッジ14内に同色の、例えば、ブラック(K)のトナーを収容する現像カートリッジ14を収納されている場合には、感光体ドラム12上の静電潜像を現像する現像カートリッジ14を順次に切り換えてモノクロ画像を記録用紙に連続印字して形成する専用機として利用することができる。
この静電潜像を形成する感光体ドラム12は、その表面にローラ形状の帯電ローラ13の外周面が接触しつつ回転して高電圧を印加されることにより、レーザ光走査装置11がレーザ光Lを走査してトナーの付着する静電潜像を形成可能な電位に(露光前にはトナーの付着しない高電圧に)帯電される。このとき、帯電ローラ13は、その外周面に付着物(不要物)があると感光体ドラム12の表面に帯電ムラを生じさせてしまい、形成する静電潜像や担持するトナー像の品質を劣化させてしまう。
このことから、この帯電ローラ13には、例えば、感光体ドラム12の表面から乗り移ってくる残留トナー等を除去するなどして清掃するように図2に示すクリーニングローラ30が配設されている。
このクリーニングローラ30は、図2および図3に示すように、スポンジを円柱形状に形成した本体部31を回転軸32に固着することによりローラ形状に作製されており、その外周面31aを帯電ローラ13の外周面13aに接触させつつ回転させるように取り付けられている。このクリーニングローラ30の本体部31は、ローラ形状(円柱形状)の外周面31aに回転軸32と平行に切り込まれた長尺直線スリット33が複数本形成されており、この長尺直線スリット33は、その軸方向の直線状に延在して本体部31の両端面31bに至るまで切り込まれている。また、この本体部31は、円柱形状の空間を画成する貫通孔(切れ止め空間)34がその軸方向に貫通(延在)して両端面31bに開口しており、外周面31aからこの貫通孔34に至るように長尺直線スリット33が切り込まれて形成されている。すなわち、スポンジ材料により作製されているクリーニングローラ30の本体部31には、回転方向に対して直交する複数本の長尺直線スリット33が外周面31aに形成されており、この長尺直線スリット33は、最深部に貫通孔34が形成されている。
そして、このクリーニングローラ30と帯電ローラ13は、外周面31a、13a同士に相対的な周速度差を持って、例えば、クリーニングローラ30が帯電ローラ13よりも遅く回転するようになっており、この相対的な速度差により本体部31の外周面31aが帯電ローラ13の外周面13aに摺接しつつ回転(相対移動)する。これにより、クリーニングローラ30の本体部31は、感光体ドラム12から乗り移ってきた帯電ローラ13の外周面13a上の残留トナーなどをシリカ(SiO)やチタニア(TiO)などの極微細な外添剤も含めて拭き取ることができ、そのスポンジの空孔内などに溜め込み保持することができる。
このとき、クリーニングローラ30は、本体部31の外周面31aが帯電ローラ13の外周面13aに摺接して引き摺られることから、図3に示すように、特別な仕組みを設けることなく、その外周面31a内の(外周面31aに連続する)長尺直線スリット33が広げられて開口し、また、帯電ローラ13の外周面13aとの摺接箇所から離隔する位置まで回転したときにはその長尺直線スリット33はスポンジ材料の弾性力により閉まる。また、この長尺直線スリット33は、大きく開く場合には、その切り込みが深さ方向に進もうとするが、最深部には貫通孔34が形成されているので、その貫通孔34が変形するだけで済み、例えば、回転軸32に至るまで深くなって剥離するなどしてしまうことが制限される。
このため、このクリーニングローラ30は、本体部31の外周面31aが帯電ローラ13の外周面13aに摺接して残留トナーなどを拭き取ることができるのに加えて、開口しつつ摺接する長尺直線スリット33のエッジ33aで帯電ローラ13の外周面13aから残留トナーなどを掻き取るようにして、その長尺直線スリット33内に進入させて、その内面の空孔内に溜め込んだり内面間に挟んで保持することができ、早期にクリーニング能力が低下してしまうことなく、帯電ローラ13の外面(表面)からトナーなどを効果的に除去して清浄な状態にすることができる。
したがって、帯電ローラ13は、外周面13aからトナーなどを効果的に除去されて固着してしまうことが回避されており、感光体ドラム12の帯電ムラの発生要因となる、所謂、フィルミングの発生を長期に亘って未然に防止することができ、静電潜像やトナー像を高品質に形成可能にすることができる。
また、この帯電ローラ13が帯電させる感光体ドラム12は、その表面の静電潜像にトナーを付着させたトナー像を担持して中間転写ベルト16に受け渡す動作を繰り返すので、その表面は帯電ムラや残留トナーによる混色や画像の乱れが生じないように、帯電ローラ13が接触回転して帯電される前に清浄にされている必要がある。このことから、図4に示すように、その感光体ドラム12の表面に摺接して残留トナーを掻き落とすクリーニングブレード19aの下流側には、クリーニングローラ40が配設されている。
さらに、この感光体ドラム12からトナー像を受け渡される中間転写ベルト16は、そのトナー像をその表面に担持して記録用紙に転写する動作を繰り返すので、その表面は残留トナーによる混色や画像の乱れが生じないように、次のトナー像を感光体ドラム12から受け渡される前に清浄にされている必要がある。このことから、感光体ドラム12と同様に、図5に示すように、その中間転写ベルト16の表面に摺接して残留トナーを掻き落とすクリーニングブレード19aの下流側には、クリーニングローラ50が配設されている。
これらのクリーニングローラ40、50は、帯電ローラ13に接触回転するクリーニングローラ30と同様に、回転軸32に固着された本体部31の外周面31aに長尺直線スリット33が複数本形成されているとともに、その本体部31の両端面31bに開口する貫通孔34が形成されている。これにより、クリーニングローラ40、50は、クリーニングブレード19aが掻き落としきれない感光体ドラム12や中間転写ベルト16の表面のトナーなどを本体部31の外周面31aで拭き取って、また、その本体部31の長尺直線スリット33のエッジ33aで掻き取って保持することができ、感光体ドラム12や中間転写ベルト16の表面を長期に亘って信頼性高く清浄な状態に維持することができる。
このように本実施形態おいては、クリーニングローラ30、40、50のスポンジ材料からなる本体部31に長尺直線スリット33と貫通孔34を形成することにより、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16の表面から除去したトナーなどを、その外周面31aや長尺直線スリット33内の空孔などで溜め込み保持することができる。また、この長尺直線スリット33は、貫通孔34により深くなってしまうことが制限されて、機能することができなくなってしまうことがなく、また、トナーなどを撒き散らしてしまうこともない。したがって、このクリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aでのみトナーなどを拭取って清浄にする場合よりも、大量のトナーなどを効率よく掻取・掻取して、その表面を清浄に維持することができ、長期に亘って高品質な画像を形成可能にすることができる。
次に、図6および図7は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第2実施形態を示す図である。ここで、本実施形態は上述実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する(以下で、説明する他の実施形態においても同様)。
図6において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30の本体部31に、その軸方向の直線状に延在して両端面31b間に複数本を形成可能な短尺の短尺直線スリット43が形成されており、この短尺直線スリット43は、その軸方向および周方向の不規則な位置に複数本形成されている。また、この短尺直線スリット43は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所に、その本体部31の軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔が形成されている。ここで、図示することは省略するが、クリーニングローラ40、50も同様に、本体部31に最深部に貫通孔を有する複数本の短尺直線スリット43が形成されている。すなわち、本実施形態のクリーニングローラ30、40、50の本体部31には、回転方向に対して直交する複数本の短尺直線スリット43が外周面31aに形成されており、この短尺直線スリット43の最深部にも貫通孔が形成されている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16(以下、単にこれらを「帯電ローラ13など」と省略する場合もある)の表面に、本体部31の外周面31aが摺接してその表面から残留トナーなどを拭き取るようになっており、また、図7に示すように、帯電ローラ13の外周面13aなどとの摺接領域S内で本体部31の外周面31aが引き摺られて短尺直線スリット43が開口することより、そのエッジ43aで帯電ローラ13などの表面から残留トナーを掻き取るようにして短尺直線スリット43内に保持することができ、帯電ローラ13の表面などからトナーなどを効果的に除去して清浄な状態にすることができる。
このとき、この本体部31は、上述実施形態の長尺直線スリット33よりも、短尺直線スリット43が小さく開口することにより、外周面31aによる拭き取りと共にエッジ43aによる掻き取りを細かく繰り返して、帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去することができる。なお、この短尺直線スリット43は、長尺直線スリット33と同様に、大きく開く場合に、その切り込みが深さ方向に進もうとするが、最深部には貫通孔が形成されているので、その貫通孔が変形するだけで済み、例えば、回転軸32に至るまで深くなって剥離するなどしてしまうことが制限される。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、本体部31の外周面31aの短尺直線スリット43が細かく開閉して(大きく開口し過ぎずに)、帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図8は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第3実施形態を示す図である。
図8において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31の短尺直線スリット43の両端側に、円柱形状の空間を画成する縦孔44が深さ方向に穿孔されており、この縦孔44は、少なくとも切れ止め空間として機能する深さ以上で延在する。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13の外周面13aなどとの摺接領域S内で本体部31の外周面31aが引き摺られて短尺直線スリット43が開口する際に、その短尺直線スリット43の切り込みが長さ方向に進もうとするが、両端部には縦孔44が形成されているので、その縦孔44が変形するだけで済む。
このように本実施形態においては、上述実施形態による作用効果に加えて、短尺直線スリット43が長くなってしまうことを未然に防止することができ、その短尺直線スリット43の開閉量などが設計量と異なってしまって所望の能力を発揮できなくなったり、閉じなくなるなどの不都合の発生を回避することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、静電潜像やトナー像をより信頼性高く高品質に形成・転写することができる。
次に、図9は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第4実施形態を示す図である。
図9において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31に、その軸方向に対して傾斜する(同時に、周方向の回転方向にも傾斜することになる)短尺の短尺傾斜スリット45が形成されており、この短尺傾斜スリット45は、その軸方向および周方向の不規則な位置に複数本形成されている。また、この短尺傾斜スリット45は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に開口する短尺傾斜スリット45が、その摺接方向に対して傾斜することから、そのエッジ45aが帯電ローラ13の外周面13aなどに摺接する位置を軸方向にずらしつつその表面からトナーを掻き取ることができ、その帯電ローラ13の表面などからトナーなどを効果的に除去するとともにその短尺傾斜スリット45内に保持して清浄な状態にすることができる。なお、この短尺傾斜スリット45でも、大きく開く場合に、その切り込みが深さ方向に進もうとするが、最深部に貫通孔が形成されているので、その貫通孔が切り込まれてしまうことを制限することができる(以下で、説明する他の実施形態においても同様)。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、本体部31の外周面31aの短尺傾斜スリット45が摺接方向に対して傾斜する姿勢で細かく開閉して(大きく開口し過ぎずに)、帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図10は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第5実施形態を示す図である。
図10において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31の短尺直線スリット43に直交するように(十字になるように)、周方向の短尺な短尺直交スリット46がその短尺直線スリット43毎に形成されている。この短尺直交スリット46も、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接して短尺直線スリット43が開口する際に、短尺直交スリット46も変形して開口することから、帯電ローラ13などの表面から掻き取ったトナーを保持する容量を大きくすることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aに形成された短尺直線スリット43と短尺直交スリット46内に帯電ローラ13などの表面から除去したトナーなどを進入させて保持することができ、クリーニング能力を維持可能な期間を延長することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像を高品質に形成・転写することができる。
次に、図11は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第6実施形態を示す図である。
図11において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31の短尺傾斜スリット45に直交するように(十字になるように)、軸方向に対して逆方向に傾斜する短尺の短尺傾斜スリット47がその短尺傾斜スリット45毎に形成されている。なお、この短尺傾斜スリット47も、短尺傾斜スリット45と同様に、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に、短尺傾斜スリット45のエッジ45aとは逆方向に、短尺傾斜スリット47のエッジ47aが帯電ローラ13の外周面13aなどに摺接する位置を軸方向にずらしつつその表面からトナーを掻き取ることができ、また、短尺傾斜スリット45、47によりトナーを保持する容量を大きくすることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aの短尺傾斜スリット45、47のそれぞれで帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去しつつ、その短尺傾斜スリット45、47内に保持してクリーニング能力を長期に維持することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図12は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第7実施形態を示す図である。
図12において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31に、その周方向を上下方向としたときにV字になるように(延長線が交差するように)折れ曲がるV字スリット48が、その軸方向および周方向の不規則な位置に複数個形成されている。また、このV字スリット48は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。なお、このV字スリットは、軸方向が上下方向になるように形成してもよいことはいうまでもない。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に、その摺接方向に対して逆向きに傾斜するV字スリット48の傾斜辺毎のエッジ48aが、それぞれ帯電ローラ13の外周面13aなどに摺接する位置を軸方向にずらしつつその表面からトナーなどを掻き取ることができ、また、V字スリット48の傾斜辺によりトナーを保持する容量を大きくすることができる。なお、このとき、V字スリット48は、V字の先細側から幅広側に向かって引き摺られることにより大きく開口させることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aのV字スリット48により帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去しつつ、そのV字スリット48内に保持してクリーニング能力を長期に維持することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図13は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第8実施形態を示す図である。
図13において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31に、その周方向を上下方向としたときにU字(シェブロン)になるように湾曲するU字スリット49が、その軸方向および周方向の不規則な位置に複数個形成されている。また、このU字スリット49は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。なお、このU字スリットは、軸方向が上下方向になるように形成してもよいことはいうまでもない。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に、U字スリット48の摺接方向に対して湾曲するエッジ49aが帯電ローラ13などの表面からトナーを掻き取ることができ、また、U字スリット49の長さによりトナーを保持する容量を大きくすることができる。なお、このとき、U字スリット48は、U字の湾曲側から開口側に向かって引き摺られることにより大きく開口させることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aのU字スリット49により帯電ローラ13などの表面からトナーなどを効果的に除去しつつ、そのU字スリット49内に保持してクリーニング能力を長期に維持することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図14は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第9実施形態を示す図である。
図14において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31に、その軸方向に対して傾斜して一周するリング形状の長尺なリングスリット53が複数本形成されており、このリングスリット53は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に、リングスリット53のエッジ53aのそれぞれが帯電ローラ13の外周面13aなどに摺接する位置を軸方向にずらしつつ連続して一周することにより、その表面からトナーを掻き取ってそのリングスリット53内に保持することができ、その長尺なリングスリット53により掻き取ったトナーを保持する容量を大きくすることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aのリングスリット53が帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去しつつ、そのリングスリット53内に保持してクリーニング能力を長期に維持することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図15は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第10実施形態を示す図である。
図15において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31に、その軸方向に対して傾斜しつつスパイラル状に連続する長尺なスパイラルスリット54が形成されており、このスパイラルスリット54は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に、スパイラルスリット54のエッジ54aのそれぞれが帯電ローラ13の外周面13aなどに摺接する位置を軸方向にずらしつつ連続して一周することにより、その表面からトナーを掻き取ってそのスパイラルスリット54内に保持することができ、その長尺なスパイラルスリット54により掻き取ったトナーを保持する容量を大きくすることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aのスパイラルスリット54が帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去しつつ、そのスパイラルスリット54内に保持してクリーニング能力を長期に維持することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
次に、図16は本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第11実施形態を示す図である。
図16において、用紙搬送装置20と共に画像形成装置を構成する画像記録装置10は、クリーニングローラ30、40、50の本体部31に、その軸方向に対して逆向きに傾斜しつつスパイラル状に連続することにより交差する長尺なスパイラルスリット55が複数本形成されており、このスパイラルスリット55は、本体部31における形成箇所の最深部に該当する箇所で軸方向に貫通して両端面31bに開口する不図示の貫通孔に繋がっている。
これにより、クリーニングローラ30、40、50は、帯電ローラ13などの表面に本体部31の外周面31aが摺接する際に、スパイラルスリット55のエッジ55aのそれぞれが帯電ローラ13の外周面13aなどに摺接する位置を軸方向の双方にずらしつつ連続して一周することにより、その表面からトナーを掻き取ってそのスパイラルスリット55内に保持することができ、その長尺なスパイラルスリット55により掻き取ったトナーを保持する容量を大きくすることができる。
このように本実施形態おいては、上述実施形態による作用効果に加えて、クリーニングローラ30、40、50は、本体部31の外周面31aのスパイラルスリット55が帯電ローラ13などの表面からトナーなどをより効果的に除去しつつ、そのスパイラルスリット55内に保持してクリーニング能力を長期に維持することができる。したがって、帯電ローラ13や感光体ドラム12や中間転写ベルト16は、長期に亘って信頼性高く静電潜像やトナー像をより高品質に形成・転写することができる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことはいうまでもない。例えば、本実施形態では、中間転写ベルト16を備える機構に適用する場合を一例に説明するが、これに限るものではなく、感光体ドラムからトナー像を記録用紙に直接転写して画像形成する機構の画像形成装置にも好適に適用することができることはいうまでもない。また、スリットの形態についても、これに限るものではなく、上述実施形態を適宜組み合わせてもよく、また、延長方向をも不規則に形成してもよいことはいうまでもない。
本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第1実施形態を示す図であり、その概略全体構成を示す透視正面図である。 そのクリーニングローラの配置構成を示す法線方向から見た立面図である。 そのクリーニングローラの接触回転を説明する軸方向から見た正面図である。 そのクリーニングローラの別の配置構成を示す軸方向から見た正面図である。 そのクリーニングローラの別の配置構成を示す軸方向から見た正面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第2実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの配置構成を示す法線方向から見た立面図である。 そのクリーニングローラの接触回転を説明する法線方向から見た一部拡大立面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第3実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第4実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第5実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第6実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第7実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第8実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第9実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第10実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。 本発明に係るクリーニング部材をクリーニングローラとして搭載する画像形成装置の第11実施形態を示す図であり、そのクリーニングローラの要部構成を示す法線方向から見た一部拡大平面図である。
符号の説明
10……画像記録装置 11……レーザ光走査装置 12……感光体ドラム 13……帯電ローラ 14……現像カートリッジ 14a……現像ローラ 15……現像ロータリーユニット 16……中間転写ベルト 17……転写ローラ 18……定着ローラ対 19……廃トナータンク 19a……クリーニングブレード 20……用紙搬送装置 30、40、50……クリーニングローラ 31……本体部 31a……外周面 31b……両端面 33……長尺直線スリット 33a、43a、45a、47a、48a、49a、53a、54a……エッジ 34……貫通孔 43……短尺直線スリット 44……縦孔 45、47……短尺傾斜スリット 46……短尺直交スリット 48……V字スリット 49……U字スリット 53……リングスリット 54、55……スパイラルスリット L……レーザ光

Claims (11)

  1. 清掃する対象物の表面に本体部を摺接させつつ相対移動させることにより該被清掃物の表面から不要物を除去するクリーニング部材であって、
    本体部をスポンジ材料により形成するとともに、該本体部の被清掃物に摺接する表面に該被清掃物に対する相対移動に伴って開閉する複数本のスリットを形成したことを特徴とするクリーニング部材。
  2. 前記スリットは、被清掃物の相対移動方向に対して交差する方向に延在するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング部材。
  3. 前記スリットは、略円柱形状に形成されて延在する切れ止め空間が最深部に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニング部材。
  4. 前記スリットは、本体部の幅内に複数本を形成可能な短尺に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクリーニング部材。
  5. 前記スリットは、直線状の、湾曲する、あるいは、折曲する形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のクリーニング部材。
  6. 前記スリットは、略円柱形状に形成されて深さ方向に延在する切れ止め空間が両端部に形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載のクリーニング部材。
  7. 前記本体部は、ローラ形状に形成されており、
    前記スリットは、該本体部の外周面で軸方向に対して傾斜するリング形状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクリーニング部材。
  8. 前記本体部は、ローラ形状に形成されており、
    前記スリットは、該本体部の外周面で軸方向に変位するスパイラル形状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクリーニング部材。
  9. 前記スリットは、当該スリット自体同士あるいは当該スリットの延長線同士が交差するように形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のクリーニング部材。
  10. 画像データに基づく静電潜像が表面に形成されて該静電潜像を現像したトナー像を担持する担持部材と、該担持部材表面の静電潜像にトナーを選択的に付着させて該静電潜像を現像する現像カートリッジと、担持部材表面を静電潜像を形成可能に帯電させる帯電ローラ部材と、を備えて、担持部材表面のトナー像を記録媒体に転写して定着させることにより画像を形成する画像形成装置であって、
    上記請求項1から9のいずれかに記載のクリーニング部材をローラ形状に形成して帯電ローラ部材の外周面に接触回転するように設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像データに基づいて形成された静電潜像を現像したトナー像を担持する担持部材と、該静電潜像にトナーを選択的に付着させて現像する現像カートリッジと、を備えて、担持部材表面のトナー像を記録媒体に転写して定着させることにより画像を形成する画像形成装置であって、
    上記請求項1から9のいずれかに記載のクリーニング部材をローラ形状に形成して担持部材の外周面に接触回転するように設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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