JP2006275169A - ブーツ付き等速自在継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な耐久性と十分なシール性を兼ね備えたブーツを有するブーツ付き等速自在継手を提供する。
【解決手段】ブーツ付き等速自在継手において、外側継手部材の横断面形状は円周方向に交互に現れる直線部分と凹円弧部分とからなり、直線部分はトルク伝達要素が転動するトラック溝の位相に位置し、凹円弧部分は隣り合った直線部分間に位置し、ブーツ110は、外側継手部材のブーツ取付部の外形に沿う形状の内周面と円筒形状の外周面とからなり全容積をブーツ材料により充足された大径取付部112を有し、外側継手部材の直線部分と凹円弧部分との境界にあたるブーツ取付部に突出部が設けてあり、それに対応する位相のブーツ110の大径取付部112には外側継手部材の突出部と嵌合するための窪み113が設けてあり、外側継手部材の直線部分と凹円弧部分は軸方向断面が平滑であり、そこに嵌合するブーツ110の内周面形状は外側継手部材の直線部分および凹円弧部分に沿った形状である。
【選択図】 図10

Description

この発明は、自動車や各種産業機械等の動力伝達系で使用されるブーツ付き等速自在継手に関する。
等速自在継手は、内部に封入したグリースの漏れや外部からの異物の侵入を防止する目的でブーツを装着して使用される。このブーツは、一般に、等速自在継手の外側継手部材の開口端部に設けたブーツ取付部に装着される大径取付部と、等速自在継手の内側継手部材に連結された第二の回転軸に装着される小径取付部と、両取付部を一体に連結する屈曲部とで構成される。等速自在継手用ブーツとしては、クロロプレンなどのゴムや熱可塑性エラストマーなどで成形されたものが広く用いられている。
一方、等速自在継手には、θ=45〜50deg程度の大きな作動角を取ることのできるタイプ(例えばツェッパ型、バーフィールド型などのボールを用いた固定式等速自在継手)や、作動角はそれ程大きく取ることはできないが外側継手部材の軸線方向にスライドする機構を兼ね備えたタイプ(例えばダブルオフセット型、トリポード型、クロスグルーブ型などの摺動式等速自在継手)等がある。
等速自在継手の外側継手部材の形状は、その開口端部の輪郭形状が円筒状のものもあれば非円筒状のものもある。等速自在継手の軽量化や加工性等の観点から、内部構造を考慮した非円筒形状とする方が効率的である場合が多数存在する。そのような非円筒形状の外側継手部材に適用される等速自在継手用ブーツには、主にクロロプレンラバー製ブーツが使用されてきた。昨今では熱可塑性エラストマー製ブーツの適用も検討されている(特許文献1〜5参照)。
特開平10−110738号公報 特開平10−196673号公報 特開2002−13546号公報 特開2003−194093号公報 特開2003−329057号公報
クロロプレンラバー製ブーツは、等速自在継手用ブーツとして比較的良好な性能を持っているが、耐疲労性、耐摩耗性、耐低温性、耐熱老化性、耐グリース性(耐油性)などの面で、使用条件によっては十分とは言えない場合も発生するため、より優れた性能を持つ熱可塑性エラストマー製ブーツに置き換わる傾向にある。
しかし、ブーツ取付部の輪郭が非円筒形状の外側継手部材を用いる等速自在継手には、クロロプレンラバー製ブーツが主に使用されている。これは、熱可塑性エラストマー製ブーツは大径取付部を薄肉部と厚肉部が円周方向で交互に現れる非円筒形状に成形することや軸方向も含めた複雑な形状に成形することが困難なためである。あるいは、熱可塑性エラストマーは材料特性上、弾性にやや乏しく材料硬さも高いため、外側継手部材へのブーツ装着性に難があったり、シール性が不十分となったりする場合がある。
熱可塑性エラストマー製ブーツを非円筒形状の外側継手部材に適用する際には、非円筒形状の外側継手部材と円筒形状のブーツの大径取付部との間、または、非円筒形状の外側継手部材に対してブーツの大径取付部を外側継手部材に沿った非円筒形状に成形し、その非円筒形状をしたブーツの大径取付部とバンドとの間に中間部材(ブッシング)を介在させるタイプを使用することが考えられる。しかし、これらの形態では部品点数が多くなり、管理上も工程上も好ましくない。しかもコストが高くなる。あるいは、ブッシングにある程度の厚みが必要なため外径寸法が大きくなる。さらに、外側継手部材/ブーツ間およびブーツ/ブッシング間の接触部におけるシール性も不十分である。
一方、ブーツの大径取付部をほぼ一定肉厚にて非円筒形状の外側継手部材に沿った形状に成形し、そのブーツの外周面をその非円筒形状に沿った形状をしたバンドで締め付けることも考えられるが、バンドが複雑な形状となるためコストが上がり、シール性も不十分である。
また、ブーツの大径取付部の内周面は非円筒形状の外側継手部材の形状に沿った形状とし、ブーツの大径取付部の外周面は円筒形状にして、厚肉部に肉抜き部を設けた熱可塑性エラストマー製ブーツなども提案されているが(特開2003−329057号公報の図2)、これではシール性が不十分だと言った問題がある。
本発明の目的は、十分な耐久性と十分なシール性を兼ね備えたブーツを有するブーツ付き等速自在継手を提供することにある。
請求項1の発明は、第一の回転軸とトルク伝達可能に結合する外側継手部材と、第二の回転軸とトルク伝達可能に結合する内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してトルクの伝達をするトルク伝達部材と、外側継手部材と第二の回転軸との間に装着したブーツとを具備したブーツ付き等速自在継手において、
外側継手部材の横断面形状は円周方向に交互に現れる直線部分と凹円弧部分とからなり、直線部分はトルク伝達部材が転動するトラック溝の位相に位置し、凹円弧部分は隣り合った直線部分間に位置し、
ブーツは、外側継手部材のブーツ取付部の外形に沿う形状の内周面と円筒形状の外周面とからなり全容積をブーツ材料により充足された大径取付部を有し、
外側継手部材の直線部分と凹円弧部分との境界部分にあたるブーツ取付部に突出部が設けてあり、それに対応する位相のブーツの大径取付部には外側継手部材の突出部と嵌合するための窪みが設けてあり、
外側継手部材の直線部分と凹円弧部分は軸方向断面が平滑であり、そこに嵌合するブーツの内周面形状は外側継手部材の直線部分および凹円弧部分に沿った形状であり、
ブーツの大径取付部の内周面には一条以上の円周方向に延びる突起が設けてあり、少なくとも一条の突起は直線部分および凹円弧部分ならびに両者の境界部分のすべてにわたって連続的に形成され、
ブーツの前記窪みおよび前記突起はブーツの大径取付部の外周面に設けたバンド溝の幅の範囲内に位置していることを特徴とするものである。
ここで、直線部分は必ずしも文字通りの直線に限らず、ほぼ直線的であるものを含むものとする。また、凹円弧部分は、直線部分に比べて小径になった、へこんだ部分という程度の意味であり、したがって、この部分の外形の断面形状は直線状であってもよい。
請求項2の発明は、第一の回転軸とトルク伝達可能に結合する外側継手部材と、第二の回転軸とトルク伝達可能に結合する内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してトルクの伝達をするトルク伝達部材と、外側継手部材と第二の回転軸との間に装着したブーツとを具備したブーツ付き等速自在継手において、
前記外側継手部材の外形は、円周方向に交互に現れる第一および第二の凸円弧部分からなり、第一の凸円弧部分はトルク伝達部材が転動するトラック溝の位相に位置して外側継手部材の軸心と異なる中心をもち、第二の凸円弧部分は外側継手部材の軸心と同心で隣り合った第一の凸円弧部分をつないでおり、
前記ブーツは、外側継手部材のブーツ取付部の外形に沿う内周面と円筒形状の外周面とからなり全容積をブーツ材料により充足された大径取付部を有し、
外側継手部材の第一の凸円弧部分のブーツ取付部には突出部が設けてあり、ブーツの大径取付部には前記突出部と嵌合するための窪みが設けてあり、
第二の凸円弧部分のブーツ取付部は軸方向断面が平滑で、そこに嵌合するブーツの内周面は第二の凸円弧部分に沿った形状であり、
ブーツの大径取付部の内周面には一条以上の円周方向に延びる突起が設けてあり、少なくとも一条の突起は大径取付部の内周面の全周にわたって連続的に形成され、
ブーツの前記窪みおよび前記突起は、ブーツの大径取付部に設けたバンド溝の幅の範囲内に位置していることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2のブーツ付き等速自在継手において、ブーツの大径取付部の内周面に設けた肩当てが外側継手部材の端面に当接することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかのブーツ付き等速自在継手において、ブーツの大径取付部の内周面に円周方向に連続した突起が形成してあり、前記突起の横断面形状が、頂点がブーツの軸心側を向いた三角形であり、前記突起が外側継手部材のブーツ取付部に形成した軸方向断面が平滑なブーツ溝と密着することを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかのブーツ付き等速自在継手において、外側継手部材のブーツ取付部の端面付近に突出部が形成してあり、ブーツの大径取付部の内周面に前記突起と嵌合する窪みが形成してあることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかのブーツ付き等速自在継手において、ブーツの大径取付部の端面から軸方向に1mm以上にわたり軸線に対する角度が20°以上60°以下の面取りを施したことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかのブーツ付き等速自在継手において、ブーツの大径取付部に設けたバンド溝の端面側側壁を構成する突部が、円周上3箇所以上の奇数個に等配分され、その突起高さが0.6mm以上1.2mm以下で、軸方向突起幅が0.6mm以上2.0mm以下、円周方向の突起幅が10°以上25°以下であることを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかのブーツ付き等速自在継手において、ブーツがJIS K 6253によるタイプDデュロメータ硬さが35以上50以下の熱可塑性ポリエステル系エラストマー製であることを特徴とするものである。
本発明によれば、外側継手部材に対するブーツの装着性および位置決め安定性、そしてバンドのブーツ溝への装着が容易となり、組付け時の作業性が向上する。本発明の効果は、ブーツ材質がクロロプレン等のJIS K 6253によるタイプAデュロメータ硬さが50以上70以下のゴム材である場合にも得られるが、請求項8の発明のように、JIS K 6253によるタイプDデュロメータ硬さが35以上50以下の熱可塑性ポリエステル系エラストマーなど材料硬さが比較的高い材料である場合に一層顕著である。たとえば熱可塑性ポリエステル系エラストマー製ブーツは、クロロプレンラバー製ブーツに比べて耐久性が向上し、十分なシール性も確保できることから、ブーツ性能の信頼性が向上する。さらに、部品点数を最小に留めてコストを抑えることもできる。
説明の便宜上、本発明の実施の形態の説明に先立ち、それと同時に開発したブーツ付きトリポード型等速自在継手の基本的な構成をまず説明する。
図1および図2に示すように、トリポード型等速自在継手1は、外側継手部材2と、内側継手部材としてのトリポード部材4と、トルク伝達部材としてのローラ6を主要な構成要素としており、さらにブーツ10を具備している。
図示するように、外側継手部材2は一体に形成されたマウス部22とステム部26とからなる。ステム部26は端部に形成したスプラインまたはセレーション軸28にて第一の回転軸(図示せず)とトルク伝達可能に結合する。マウス部22は一端にて開口したカップ状で、内周の円周方向三等分位置に軸方向に延びるトラック溝24が形成してある。マウス部22の外周面は、横断面(図2)で見ると、大径部22aと小径部22bが交互に現れる非円筒形状である。この実施の形態の場合、大径部22aはトラック溝24と同位相に位置する外側継手部材2と同軸の凸円弧形状の部分で、小径部22bは隣り合う大径部22a間に位置する凹円弧形状の部分である。
トリポード部材4はボス42と脚軸46とからなる。ボス42には第二の回転軸3とトルク伝達可能に結合するスプラインまたはセレーション穴44が形成してある。脚軸46はボス42の円周方向三等分位置から半径方向に突出している。トリポード部材4の各脚軸46はローラ6を担持している。脚軸46とローラ6との間には複数の針状ころ8が介在させてあり、ローラ6は脚軸46の軸線を中心として回転自在である。なお、図1ではローラ6の脱落防止のための止め輪やワッシャ等を省略してある。また、ここでは、一つの脚軸46に一つのローラ6を支持させたシングルローラタイプを例示してあるが、相対回転自在の内外ローラを支持させたダブルローラタイプであってもよい。
図3にマウス部22の大径部22aの縦断面を示す。図示するように、端面38の近傍に円周方向に伸びるブーツ溝30が形成してある。このブーツ溝30付近を外側継手部材のブーツ取付部と呼ぶこととする。ブーツ溝30の底面は部分円筒面形状で、縦断面では軸線に平行な直線である。大径部22aの円周方向の一部または全部にわたって、突出部32が形成してある。突出部32は外側継手部材2の端面38付近に位置しているのが好ましい。
図示例の場合、突出部32の軸方向両側はいずれも斜面34,36である。これらの斜面34,36の軸線に対する傾斜角度は25°以上60°以下、好ましくは25°以上45°以下とする。これにより、外側継手部材2の旋削加工効率を良くすると同時にブーツ10の大径取付部12を外側継手部材2に嵌合させる際の装着性を向上させ、かつ、ブーツ装着後における外側継手部材2に対するブーツ10の抜け防止作用および位置安定性も向上させることができる。
第一の斜面すなわち外側継手部材2の端面38とは反対側の斜面34の角度が60°よりも大きくなると、外側継手部材2のブーツ取付部の加工性が低下してしまう。一方、25°未満の場合、外側継手部材2に嵌合させた後のブーツ10の軸方向への抜け防止作用や位置安定性が低下してしまう。また、軸方向に長い突起となることで、外側継手部材2のブーツ取付部の全幅が大きくなってしまい、スペース効率や強度上好ましくない。第二の斜面すなわち外側継手部材2の端面38側の斜面36の角度が60°よりも大きくなるとブーツ装着性が阻害される。一方、25°未満の場合、突出部32が軸方向に長くなることでブーツ取付部の全幅が大きくなってしまい、スペース効率や強度上好ましくない。
図4に示すように、ブーツ10の全体概観は円すい台形状で、大径取付部12と小径取付部14と両者間の屈曲部16とからなる。図示した実施の形態では屈曲部16として蛇腹部が示してあるが、蛇腹タイプ以外のブーツにも適用することができる。図1に示すように、大径取付部12を外側継手部材2に嵌合させ、小径取付部14を第二の回転軸3に嵌合させて、それぞれ、ブーツバンド13,15で締め付けて固定するようになっている。このため、各取付部の外周にブーツバンド13,15を受け入れるためのバンド溝18が形成してある。バンド溝18の底面は円筒面形状で縦断面が軸線に平行である。
ブーツ10は熱可塑性エラストマー製で、あらゆる部位が熱可塑性エラストマーにより充足され、空隙は全く存在しない。言い換えるならば、特に大径取付部12において、その全容積がブーツ材料で充足されている。大径取付部12に空隙が存在すると、バンド13(図1参照)の締付力が外側継手部材2のブーツ取付部に十分伝わらず、シール性が損なわれる。採用し得る材料の例としては、JIS K 6253によるタイプDデュロメータ硬さが35以上50以下の熱可塑性ポリエステル系エラストマーを挙げることができる。
外側継手部材2に対するブーツ10の装着性もさることながら、ブーツ10に対するバンド13,15の装着性も、等速自在継手を組み立てる上で考慮すべき重要な因子である。たとえば、バンド溝18の両側壁は全周に連続的に設けてもよいが、その場合バンドの装着性を低下させる場合がある。そこで、バンド溝18の両側壁のうち、特に図4の右側に現れている端面側の側壁を形成する突部19については、バンド13の装着性に問題がなく、しかもバンド13の位置が安定する設定として、次のような構成とするのが好ましい。すなわち、図5から分かるように、突部19を円周方向に断続的に、たとえば三等分位置に配置し、各突部19の高さを0.6mm以上1.2mm以下、軸方向寸法を0.6mm以上2.0mm以下、さらに円周方向寸法をブーツ軸心から10°以上25°以下の範囲とする。
ブーツ10の大径取付部12の内周面は、図5に示すように、外側継手部材2のマウス部22の外周面形状に沿う形状となっている。すなわち、マウス部22の大径部22aに対応する薄肉部12aと、小径部22bに対応する厚肉部12bとが円周方向で交互に現れる。
大径取付部12の薄肉部12aの内周面は、縦断面で見ると、図6に示すように、端面側から面取り部A、軸線に平行な直線部B、窪みC、肩当てDが連続して形成してある。
面取り部Aは、軸線に対して20°以上60°以下の角度で端面から1mm以上設ける。このような面取り部Aを設けることにより、上述のブーツ装着性をさらに向上させることができる。面取り部Aの端面側径D2は、外側継手部材2の突出部32の端面側斜面36の最小径D1よりも大きく設定してある。外側継手部材2の突出部32の端面側斜面36と端面38との会合部分は丸みを付けて滑らかにつないである。これにより、ブーツ10を装着するとき、当該丸み部分によってブーツ10の面取り部Aが案内されるため、一層円滑にブーツ10の装着を行うことができる。
窪みCは、外側継手部材2の突出部32を受け入れるため、突出部32の斜面34,36と接する斜面C1,C2を有する。これらを第三の斜面C1、第四の斜面C2とすると、第三の斜面C1が突出部32の第一の斜面34に対応し、第四の斜面C2が突出部32の第二の斜面36に対応する。このような構成であるため、窪みCは外側継手部材2の突出部32と嵌合して軸方向への抜け防止作用を発生させる。
ブーツ10の大径取付部12は、外側継手部材2のブーツ取付部に容易に装着でき、かつ、バンド13で締め付けられた際に十分なシール性を発揮することが求められる。そのため、ブーツ10の大径取付部12の内面に設けた窪みCは、外側継手部材2の突出部32に沿う形状である。
ブーツ10の窪みCから肩当てDにかけての部分の輪郭は、外側継手部材2の突出部32から端面38にかけての部分の輪郭にほぼ一致する。そして、肩当てDは外側継手部材2の端面38と当接してブーツ10の軸方向位置を安定させる役割を果たす。
ブーツ10の大径取付部12のうち厚肉部12bの内周面は、図7に示すように、端面側から、面取り部Aと軸線に平行な直線部Fが連続して形成してある。面取り部Aは既に述べた薄肉部のそれと同じである。
ブーツ10の大径取付部12の内周面に全周にわたって連続した突起Eが形成してある。この突起Eは薄肉部および厚肉部における上記直線部B,Fに位置する。突起Eの断面形状は半円や半楕円等でもよいが、三角形がより好ましい。図示する実施の形態では、突起Eの横断面は三角形で、頂点がブーツの半径方向内側つまり軸心側に向いている。突起Eは外側継手部材2のブーツ溝30と接触してシール機能を発揮する。突起Eは二条以上設けてもよい。あるいは、この突起Eとは別の不連続な突起を設けてもよい。バンド13で締め付けることにより、突起Eが外側継手部材2の非円筒形状からなるブーツ取付部のブーツ溝30に対して円周上均一に密着して十分なシール性を発揮する。その突起Eが密着する外側継手部材2のブーツ溝30の底面は平滑である。ブーツ溝30の底面は突起を設ける等の種々形状が考えられるが、外側継手部材2の加工工数の点から平滑であることが好ましい。
ブーツ10の大径取付部12における突起Eは、薄肉部12aと厚肉部12bの境界部においては凹円弧状に丸みをつけて滑らかにつないである。これにより、図8に示すように、外側継手部材2のブーツ溝30の円周方向端部の、異なる二曲面の接合部において、通常の締めしろの他の部位よりもブーツが外側継手部材に食い込むことが可能となってシール性が向上する。ただし、曲率半径が大きすぎると中央部が「担ぐ」ことになってすきまが生じてしまい、シール性が低下する。したがって、当該丸みの曲率半径は0.5mm以上5mm以下が好ましい。
窪みCと突起Eの部位と外側継手部材2のブーツ取付部に対する締めしろは、突起Eの部位が弾性変形により外側継手部材2の突出部32を乗り越え、かつ、突起Eと外側継手部材2のブーツ溝30との間において十分なシール性を保つことができる設定が必要である。
ブーツ材質が熱可塑性エラストマー、特にJIS K 6253によるタイプDデュロメータ硬さが35以上50以下で示される熱可塑性ポリエステル系エラストマーである場合など、材料硬さが高い場合にはこの締めしろ設定が重要である。外側継手部材2のブーツ取付部におけるブーツ溝30と突出部32との段差が0.8mm以上1.5mmで、これに装着されるブーツ10の大径取付部12に窪みCの突出部32に対する締めしろが半径で0.1mm以上1.0mm以下であり、かつ、突起Eの先端のブーツ溝30に対する締めしろが半径で0.1mm以上1.5mm以下であることが好ましい。さらに、突起Eの高さは0.3mm以上1.0mm以下が好ましい。
述べたような締めしろ設定であれば、突起Eに外側継手部材2の突出部32を越えさせてブーツ10の大径取付部12を装着することができ、その後、バンド13で締め付けることによって、外側継手部材2のブーツ取付部にブーツ10の大径取付部12を強固に密着させて取り付けることができる。上述の締めしろよりも小さく設定した場合、バンド13を締めた時点でブーツ10が変形することにより局部的にすきまを生じる可能性がある。一方、上述の締めしろよりも大きい設定とすると、ブーツ装着が困難となる。また、突起Eの高さが0.3mm未満の場合、外側継手部材2の溝30に対する密着性が低くなり、十分なシール性が得られない。突起Eの高さが1.0mmを越える場合は、突起部の体積が大きくなりすぎて設計的にもシール性の面でも効率的でない。
ブーツ10の窪みCと突起Eはバンド溝18の幅の範囲内に位置させるのが好ましい。このような構成とすることにより、突起Eにバンドの締付け力が垂直方向に伝達され、かつ、突出部32と嵌合する窪みCの軸方向への拘束が強化されるため、より安定したシール性が得られる。
次に、図9および図10に示す第一の実施の形態ならびに図11および図12に示す第二の実施の形態を説明する。第一の実施の形態は上述の基本的な構成の変形例に相当し、トリポード型等速自在継手の外側継手部材102が図9に示すような非円筒形状をしており、ブーツ110の大径取付部112が図10に示すような形状をしている。第二の実施の形態はダブルオフセット型等速自在継手に適用した場合の代表例を示し、外側継手部材202が図11に示すような非円筒形状をしており、ブーツ210の大径取付部212が図12に示すような形状をしている。これらはいずれも例示であって、図9ないし12に明示した形状に限らず、外側継手部材がその最外径部に軸心と同心の円筒形状をした部分を有しない、あるいは殆ど有しないようなその他の任意の非円筒形状であってもよい。
なお、重複した説明を省略するため、図9および図10では、図1ないし図7におけるものと実質的に同じ部品ないしは部分を同じ符号に100を足した符号で表してある。同様に、図11および図12では、図1ないし図7におけるものと実質的に同じ部品ないしは部分を同じ符号に200を足した符号で表してある。
要するに、第一および第二の実施の形態は、図9および図11に例示したように、最外径部に軸心と同心の円筒形状を有しない、あるいは殆ど有しない非円筒形状の外側継手部材を用いる等速自在継手とそれに装着するブーツの組合せに特徴がある。
図1および図2に示した既述の外側継手部材2は、最外径部が軸心と同心の円筒形状であり、その円筒形状部分(大径部22a)と凹円弧形状部分(小径部22b)とが円周方向で交互に現れる。図9の外側継手部材102は、図2の外側継手部材2とは輪郭が異なり、図2の外側継手部材2ではトラック溝24の位相にある軸心と同心の円筒形状部分(大径部22a)が最外径部となっているが、図9の外側継手部材102における当該位相部分は符号122aで示すように平面またはほぼ平面形状で、最外径部ではない。最外径部はX−O断面の位相に現れ、その形状は外側継手部材102の軸心と同心の円筒形状ではない。なお、このX−O断面(図9(B))の位相に、バンド溝130と突出部132とからなるブーツ取付部が外側継手部材102の端面138付近に設けてある。一方、図9に符号122bで示すように、図2の外側継手部材2における平滑な軸方向断面の凹円弧形状部分(小径部22b)に相当する部分が図9の外側継手部材102にも設けてある。
図11はダブルオフセット型等速自在継手の外側継手部材202の一例であるが、最外径部となるのはトルク伝達部材としてのボールが転動するトラック溝の位相部分である。すなわち、外側継手部材202の軸心と異なる中心を持つ円筒部分222aが半径方向外側に突出し、隣接する円筒部分222a間を外側継手部材202の軸心と同心の円筒部分222bにより連結した形状である。外側継手部材202の端面238付近で、円筒部分222aにブーツ溝230と突出部232を含むブーツ取付部が設けてある点は既述の他の実施の形態と変わらない。なお、図11は6トラックのダブルオフセット型等速自在継手の場合を例示したものであるが、7トラックや8トラックなども可能で、トラック数は問わない。
図8を参照して既に述べたように、図9における平面部122aとX−O断面の接合部およびX−O断面と凹円弧形状部分122bの接合部や、図11の外側継手部材202の軸心と異なる中心を持つ円筒部分222aと外側継手部材202の軸心と同心の円筒部分222bとの接合部においても、ブーツ110,210の大径取付部112,212における円周方向突起Eが円弧形状によって滑らかにつながることで、外側継手部材102,202のブーツ取付部における接触部の異なる二曲面の接合部において他の部位よりもブーツ110,210が外側継手部材102,202に食い込むことが可能となってシール性が向上する。
第一、第二の実施の形態においても、前述の基本的な構成において窪みCに関連して既に述べたように、ブーツ110,210の大径取付部112,212の内周面のX−O断面あるいは円筒部分222aと嵌合する位相に、外側継手部材102,202の突出部132,232の形状に沿った窪み113,213を設けることにより、軸方向への抜け防止作用を発生させることができる。
図9における平面部122aと軸方向断面が平滑な凹円弧形状部分122bや、図11における外側継手部材202の軸心と同心で軸方向断面が平滑な円筒部分222bに対応する、ブーツ110,210の大径取付部112,212の形状は、それぞれ、外側継手部材102,202のブーツ取付部の平滑な軸方向断面に沿った形状をなし、かつ、その内周面には図9におけるX−O断面あるいは図11における外側継手部材202の軸心と異なる中心を持つ円筒部分222aからつながる連続的に形成された円周方向突起が形成される。
なお、図9における平面部122aと軸方向断面が平滑な凹円弧形状部分122bや、図11における外側継手部材202の軸心と同心で軸方向断面が平滑な円筒部分222bに対応する、ブーツ110,210の大径取付部112,212の内周面には、円周方向に連続した突起以外に、必要に応じて別の突起を設けてもよい。図9における平面部122aと軸方向断面が平滑な凹円弧形状部分122bや図11における外側継手部材202の軸心と同心で軸方向断面が平滑な円筒部分222bにも、外側継手部材102,202のブーツ取付部にブーツ溝130,230や突出部132,232を設ける上述の形状を適用してもよいが、図9における外側継手部材102の平面部122aと軸方向断面が平滑な凹円弧形状部分122bや、図11における外側継手部材202の軸心と同心で軸方向断面が平滑な円筒部分222bに、ブーツ溝や突出部を加工することは加工効率上好ましくない。
トリポード型等速自在継手の縦断面図である。 図1のトリポード型等速自在継手の横断面図である。 図1における外側継手部材の要部拡大図である。 ブーツの縦断面図である。 図4のブーツの右側面図である。 図4のブーツの薄肉部の拡大図である。 図4のブーツの厚肉部の拡大図である。 外側継手部材とブーツの接触部の詳細図であって、(A)は両者を別々に示し、(B)は外側継手部材にブーツを嵌合させた状態を示す。 (A)は第一の実施の形態を示すトリポード型等速自在継手の外側継手部材の端面図、(B)は図9(A)のX−O−Y断面図である。 (A)は第一の実施の形態におけるブーツの端面図、(B)は同じく縦断面図である。 (A)は第二の実施の形態を示すダブルオフセット型等速自在継手の外側継手部材の端面図、(B)は同じく縦断面図である。 (A)は第二の実施の形態におけるブーツの端面図、(B)は同じく縦断面図である。
符号の説明
1 トリポード型等速自在継手
2 外側継手部材
22 マウス部
22a 大径部
22b 小径部
24 トラック溝
30 ブーツ溝
32 突出部
38 端面
26 ステム部
28 スプラインまたはセレーション軸
4 トリポード部材
42 ボス
44 スプラインまたはセレーション穴
46 脚軸
6 ローラ
8 針状ころ
10 ブーツ
12 大径取付部
12a 薄肉部
12b 厚肉部
14 小径取付部
16 蛇腹部(屈曲部)
18 バンド溝
19 突部

Claims (8)

  1. 第一の回転軸とトルク伝達可能に結合する外側継手部材と、第二の回転軸とトルク伝達可能に結合する内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してトルクの伝達をするトルク伝達部材と、外側継手部材と第二の回転軸との間に装着したブーツとを具備したブーツ付き等速自在継手において、
    外側継手部材の横断面形状は円周方向に交互に現れる直線部分と凹円弧部分とからなり、直線部分はトルク伝達部材が転動するトラック溝の位相に位置し、凹円弧部分は隣り合った直線部分間に位置し、
    ブーツは、外側継手部材のブーツ取付部の外形に沿う形状の内周面と円筒形状の外周面とからなり全容積をブーツ材料により充足された大径取付部を有し、
    外側継手部材の直線部分と凹円弧部分との境界部分にあたるブーツ取付部に突出部が設けてあり、それに対応する位相のブーツの大径取付部には外側継手部材の突出部と嵌合するための窪みが設けてあり、
    外側継手部材の直線部分と凹円弧部分は軸方向断面が平滑であり、そこに嵌合するブーツの内周面形状は外側継手部材の直線部分および凹円弧部分に沿った形状であり、
    ブーツの大径取付部の内周面には一条以上の円周方向に延びる突起が設けてあり、少なくとも一条の突起は直線部分および凹円弧部分ならびに両者の境界部分のすべてにわたって連続的に形成され、
    ブーツの前記窪みおよび前記突起はブーツの大径取付部の外周面に設けたバンド溝の幅の範囲内に位置していることを特徴とするブーツ付き等速自在継手。
  2. 第一の回転軸とトルク伝達可能に結合する外側継手部材と、第二の回転軸とトルク伝達可能に結合する内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してトルクの伝達をするトルク伝達部材と、外側継手部材と第二の回転軸との間に装着したブーツとを具備したブーツ付き等速自在継手において、
    前記外側継手部材の外形は、円周方向に交互に現れる第一および第二の凸円弧部分からなり、第一の凸円弧部分はトルク伝達部材が転動するトラック溝の位相に位置して外側継手部材の軸心と異なる中心をもち、第二の凸円弧部分は外側継手部材の軸心と同心で隣り合った第一の凸円弧部分をつないでおり、
    前記ブーツは、外側継手部材のブーツ取付部の外形に沿う内周面と円筒形状の外周面とからなり全容積をブーツ材料により充足された大径取付部を有し、
    外側継手部材の第一の凸円弧部分のブーツ取付部には突出部が設けてあり、それに対応する位相のブーツの大径取付部には前記突出部と嵌合するための窪みが設けてあり、
    第二の凸円弧部分のブーツ取付部は軸方向断面が平滑で、そこに嵌合するブーツの内周面は第二の凸円弧部分に沿った形状であり、
    ブーツの大径取付部の内周面には一条以上の円周方向に延びる突起が設けてあり、少なくとも一条の突起は大径取付部の内周面の全周にわたって連続的に形成され、
    ブーツの前記窪みおよび前記突起は、ブーツの大径取付部に設けたバンド溝の幅の範囲内に位置していることを特徴とするブーツ付き等速自在継手。
  3. ブーツの大径取付部の内周面に設けた肩当てが外側継手部材の端面に当接することを特徴とする請求項1または2のブーツ付き等速自在継手。
  4. ブーツの大径取付部の内周面に円周方向に連続した突起が形成してあり、前記突起の横断面形状が、頂点がブーツの軸心側を向いた三角形であり、前記突起が外側継手部材のブーツ取付部に形成した軸方向断面が平滑なブーツ溝と密着することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかのブーツ付き等速自在継手。
  5. 外側継手部材のブーツ取付部の端面付近に突出部が形成してあり、ブーツの大径取付部の内周面に前記突起と嵌合する窪みが形成してあることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかのブーツ付き等速自在継手。
  6. ブーツの大径取付部の端面から軸方向に1mm以上にわたり軸線に対する角度が20°以上60°以下の面取りを施したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかのブーツ付き等速自在継手。
  7. ブーツの大径取付部に設けたバンド溝の端面側側壁を構成する突部が、円周上3箇所以上の奇数個に等配分され、その突起高さが0.6mm以上1.2mm以下で、軸方向突起幅が0.6mm以上2.0mm以下、円周方向の突起幅が10°以上25°以下であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかのブーツ付き等速自在継手。
  8. ブーツがJIS K 6253によるタイプDデュロメータ硬さが35以上50以下の熱可塑性ポリエステル系エラストマー製であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかのブーツ付き等速自在継手。
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