JP2006274817A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デリバリパイプで発生する凝縮熱を燃料噴射弁に伝わり難くすること。
【解決手段】燃料噴射装置5は、デリバリパイプ8と、デリバリパイプ8に設けられる複数のインジェクタ9とを備える。デリバリパイプ8に圧送されるLPGを各インジェクタ9からLPGエンジンへ噴射供給する。デリバリパイプ8は、気相状態のLPGを貯留する気相貯留部11と、液相状態のLPGを貯留する液相貯留部12とを含み、その液相貯留部12に各インジェクタ9が設けられる。気相貯留部11と液相貯留部12との間には、断熱部材16が設けられる。詳しくは、互いに二分された気相貯留部11と液相貯留部12とが連通路13〜15により連通し、それら連通路13〜15に断熱部材16が設けられる。
【選択図】 図2
【解決手段】燃料噴射装置5は、デリバリパイプ8と、デリバリパイプ8に設けられる複数のインジェクタ9とを備える。デリバリパイプ8に圧送されるLPGを各インジェクタ9からLPGエンジンへ噴射供給する。デリバリパイプ8は、気相状態のLPGを貯留する気相貯留部11と、液相状態のLPGを貯留する液相貯留部12とを含み、その液相貯留部12に各インジェクタ9が設けられる。気相貯留部11と液相貯留部12との間には、断熱部材16が設けられる。詳しくは、互いに二分された気相貯留部11と液相貯留部12とが連通路13〜15により連通し、それら連通路13〜15に断熱部材16が設けられる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、デリバリパイプに圧送される燃料を燃料噴射弁から内燃機関に噴射供給する内燃機関の燃料噴射装置に関する。
従来、この種の装置として、例えば、下記の特許文献1に記載される装置がある。この装置は、複数の燃料噴射弁(インジェクタ)を設けたデリバリパイプに液相状態のLPGなどの高圧燃料を圧送し、各インジェクタを駆動させることで液相状態の燃料をエンジンに噴射供給するようになっている。図7に、デリバリパイプ31及び複数のインジェクタ32を含む燃料噴射装置の概略構成図を示す。
ところが、上記した特許文献1に記載の装置では、エンジン停止後に、デリバリパイプ31内で燃料の一部が蒸発することがあり、図7に示すように、デリバリパイプ31内の燃料が気相状態と液相状態とに二分することがある。このようにデリバリパイプ31内の燃料が二相状態となったとき、エンジンの始動に伴い燃料ポンプが起動してデリバリパイプ内の燃料が加圧されると、気相状態の燃料が加圧により液化することがある。この液化時に、凝縮熱が発生すると、その凝縮熱が各インジェクタ32の先端に伝わり、各インジェクタ32の先端部が高温となることがある。このため、各インジェクタ32から燃料が噴射されるときに、その噴射燃料の一部が気化することがあり、液相状態で噴射されるべき燃料にベーパが混入する懸念があった。この結果、特に、エンジンの始動性が悪化するおそれがあった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、デリバリパイプで発生する凝縮熱を燃料噴射弁に伝わり難くすることを可能とした内燃機関の燃料噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、デリバリパイプと、デリバリパイプに設けられる複数の燃料噴射弁とを備え、デリバリパイプに圧送される燃料を各燃料噴射弁から内燃機関へ噴射供給する内燃機関の燃料噴射装置において、デリバリパイプは、気相燃料を貯留する気相貯留部と、液相燃料を貯留する液相貯留部とを含み、液相貯留部に各燃料噴射弁が設けられることと、気相貯留部と液相貯留部との間に設けられる断熱部材とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、デリバリパイプに圧送される燃料のうち、気相状態の気相燃料は、気相貯留部に貯留され、液相状態の液相燃料は、各燃料噴射弁が設けられる液相貯留部に貯留される。ここで、気相貯留部と液相貯留部との間に断熱部材が設けられるので、気相貯留部の気相燃料が加圧により液化して凝縮熱が発生しても、その凝縮熱は、断熱部材により遮断されて気相貯留部から液相貯留部へ伝わり難くなる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、デリバリパイプと、デリバリパイプに設けられる複数の燃料噴射弁とを備え、デリバリパイプに圧送される燃料を各燃料噴射弁から内燃機関へ噴射供給する内燃機関の燃料噴射装置において、デリバリパイプは、気相燃料を貯留する気相貯留部と、液相燃料を貯留する液相貯留部とを含み、液相貯留部に各燃料噴射弁が設けられることと、気相貯留部と液相貯留部との間に設けられる吸熱部材とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、デリバリパイプに圧送される燃料のうち、気相状態の気相燃料は、気相貯留部に貯留され、液相状態の液相燃料は、各燃料噴射弁が設けられる液相貯留部に貯留される。ここで、気相貯留部と液相貯留部との間に吸熱部材が設けられるので、気相貯留部の気相燃料が加圧により液化して凝縮熱が発生しても、その凝縮熱は、吸熱部材により吸収されて気相貯留部から液相貯留部へ伝わり難くなる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、デリバリパイプは、気相貯留部と液相貯留部が互いに分離して構成され、気相貯留部と液相貯留部とが連通路により連通し、連通路に断熱部材又は吸熱部材が設けられることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、互いに分離した気相貯留部と液相貯留部が連通路により連通するので、その通路面積が小さくなり、その分だけ燃料を介しての気相貯留部から液相貯留部への凝縮熱の伝達が少なくなる。
請求項1に記載の発明によれば、デリバリパイプで発生する凝縮熱を燃料噴射弁に伝わり難くすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、デリバリパイプで発生する凝縮熱を燃料噴射弁に伝わり難くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に対し、デリバリパイプで発生する凝縮熱を燃料噴射弁に更に伝わり難くすることができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明における内燃機関の燃料噴射装置を具体化した第1の実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。この実施形態では、燃料噴射装置を、液化ガス燃料の一つである液化石油ガス(LPG)を使用したLPGエンジンに具体化して説明する。
以下、本発明における内燃機関の燃料噴射装置を具体化した第1の実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。この実施形態では、燃料噴射装置を、液化ガス燃料の一つである液化石油ガス(LPG)を使用したLPGエンジンに具体化して説明する。
図1に、この実施形態の燃料噴射装置を含む燃料供給装置を概略構成図により示す。車両に搭載されたLPGエンジンシステムは、LPGエンジン1と、そのエンジン1にLPGを燃料として供給する燃料供給装置2とを備える。燃料供給装置2は、LPGを液相状態で貯留する燃料タンク3と、燃料タンク3に内蔵された燃料ポンプ4と、燃料噴射装置5と、燃料ポンプ4から燃料噴射装置5へ延びる燃料通路6と、燃料噴射装置5から燃料タンク4へ延びる戻り通路7とを備える。この実施形態で、燃料ポンプ4は、モータによりインペラを回転させることで燃料を吸入して吐出するタイプのものである。燃料タンク3は、互いに隔壁3aで区画されてなるメインタンク3b及びサブタンク3cを含む。燃料ポンプ4はサブタンク3cの中に配置されて設けられる。
この実施形態で、LPGエンジン1は、4気筒のレシプロタイプのものであり、このエンジン1に対応して燃料噴射装置5が設けられる。燃料噴射装置5は、デリバリパイプ8と、そのデリバリパイプ8に設けられる複数(この実施形態では4つ)の燃料噴射弁(インジェクタ)9とを備える。各インジェクタ9は、LPGエンジン1の各気筒に対応して設けられる。燃料ポンプ4から吐出される液相状態のLPGは、燃料通路6を通じてデリバリパイプ8に圧送される。圧送された液相状態のLPGは、各インジェクタ9が動作することにより、LPGエンジン1の各気筒に対応した吸気ポートへと液相状態で噴射される。各インジェクタ9から噴射される液相状態のLPGは、吸気通路(図示略)に取り込まれた空気と共に可燃混合気を形成して各気筒に取り込まれる。デリバリパイプ8で余った液相状態のLPGは、戻り燃料として戻り通路7を通じて燃料タンク3へ戻される。戻り通路7の先端部には、燃料圧力、すなわちLPG圧力を一定値に調整するためのプレッシャーレギュレータ10が設けられる。各インジェクタ9は、電子制御装置(ECU)20により制御されるようになっている。
図2に、燃料噴射装置5の構成を一部破断して具体的に示す。デリバリパイプ8は、互いに分離して構成された気相貯留部11と液相貯留部12とを含む。気相貯留部11は、気相燃料を貯留するための部分である。液相貯留部12は、液相燃料を貯留するための部分である。気相貯留部11及び液相貯留部12は、それぞれ円筒状をなし、互いに平行に配置される。デリバリパイプ8のLPGエンジン1における配置は、気相貯留部11が天側で、液相貯留部12が地側となっている。気相貯留部11と液相貯留部12の上流側及び下流側は、それぞれ上流側連通路13と下流側連通路14により連通する。複数のインジェクタ9は、液相貯留部12に取り付けられる。この実施形態で、デリバリパイプ8は、トップフィードタイプのインジェクタ9に対応するように構成される。各インジェクタ9の配置に整合するように、気相貯留部11と液相貯留部12との間には、複数の中間連通路15が設けられる。これら中間連通路15により気相貯留部11と液相貯留部12が互いに連通する。上流側連通路13、下流側連通路14及び中間連通路15は、気相貯留部11及び液相貯留部12よりも小径な配管により構成される。そして、各連通路13〜15の中間部分には、断熱部材16が設けられる。すなわち、各連通路13〜15の中間部部には、それぞれ一対をなすフランジ継手13a,14a,15aが設けられ、これらフランジ継手13a〜15aの間に断熱部材16が挟まれて取り付けられる。断熱部材16の中心には、LPGの流通を許容する孔16aが形成される。ここで、断熱部材16として、例えば、「フェノール樹脂」が適用される。そして、デリバリパイプ8に圧送されるLPGのうち、気相状態のLPGは上流側連通路13を通じて気相貯留部11に導入され、液相状態のLPGは、液相貯留部12に導入される。また、気相貯留部11にて液化したLPGは、各中間連通路15を通じて液相貯留部12へ流れる。
以上説明したこの実施形態の燃料噴射装置5によれば、デリバリパイプ8に圧送されるLPGのうち、気相状態のLPGは、上流側連通路13を通じて気相貯留部11に導入されて貯留され、液相状態のLPGは、各インジェクタ9が設けられる液相貯留部12に貯留される。
ここで、LPGエンジン1の始動に伴い、燃料ポンプ4が起動してデリバリパイプ8内のLPGが加圧されると、気相貯留部11では、気相状態のLPGが加圧により液化して凝縮熱が発生することがある。しかし、この燃料噴射装置5では、気相貯留部11と液相貯留部12との間の各連通路13〜15に断熱部材16が設けられるので、気相貯留部11で凝縮熱が発生しても、その凝縮熱が断熱部材16により遮断されて液相貯留部12へ伝わり難くなる。この結果、デリバリパイプ8で発生する凝縮熱を各インジェクタ9に伝わり難くすることができる。これにより、インジェクタ9の先端部が凝縮熱を受けて高温となってインジェクタ9から噴射される液相状態のLPGの一部が気化することを防止することができ、液相状態のLPGにベーパが混入するのを防止することができる。このため、LPGエンジン1の始動性を向上させることができる。
また、この実施形態では、互いに二分された気相貯留部11と液相貯留部12とが各連通路13〜15により連通するので、その通路面積が小さくなり、 その分だけLPGを介しての気相貯留部11から液相貯留部12への凝縮熱の伝達が少なくなる。このため、デリバリパイプ8で発生する凝縮熱を各インジェクタ9に対して更に伝わり難くすることができる。
図3に、エンジンの始動開始タイミング後にインジェクタに導入される燃料温度とエンジン回転速度の挙動をタイムチャートに示す。このチャートで、実線は本実施形態の計測値を示し、破線は従来例(従来のデリバリパイプを使用)の計測値を示す。このチャートから分かるように、従来例では、「燃料温度」は、始動開始タイミング後から「液化温度」よりも一旦上昇してから低下することで「液化温度」を下回り、やがて一定温度となっている。この「燃料温度」の初期上昇は、凝縮熱の発生に起因するものと推測される。この「燃料温度」の初期上昇に伴い、エンジン回転速度の立ち上がり、すなわち、エンジン始動が遅れる傾向にあることが分かる。これに対し、本実施形態では、「燃料温度」は、始動開始タイミング後から「液化温度」を上回ることなく低下して一定温度となっている。この「燃料温度」の速やかな低下に伴い、エンジン回転速度の立ち上がり、すなわち、エンジンの始動が従来例より早くなっていることが分かる。つまり、本実施形態では、エンジンの始動性が向上していることが分かる。
[第2の実施形態]
次に、本発明における内燃機関の燃料噴射装置を具体化した第2の実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施形態で、第1の実施形態と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略し、以下には異なった点を中心に説明する。
次に、本発明における内燃機関の燃料噴射装置を具体化した第2の実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施形態で、第1の実施形態と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略し、以下には異なった点を中心に説明する。
図4に、この実施形態の燃料噴射装置21の概略構成を斜視図により示す。図5に、同じく燃料噴射装置21の一部を正面図により示す。図6に、図5のA−A線断面図を示す。
この実施形態では、第1の実施形態とは異なり、デリバリパイプ22が一つの部品としコンパクトに構成される。すなわち、円筒状のデリバリパイプ22が、板状をなす断熱部材23により上下に二分されることで、その天側が気相貯留部24に、地側が液相貯留部25にそれぞれ構成される。デリバリパイプ22は上下に二分割されたケーシング22a,22bより構成され、その上ケーシング22aと下ケーシング22bとの間に挟まれて板状の断熱部材23が取り付けられる。そして、上ケーシング22aにより気相貯留部24が構成され、下ケーシング22bにより液相貯留部25が構成される。液相貯留部25には、複数のインジェクタ9が取り付けられる。また、断熱部材23には、各インジェクタ9に対応して孔23aが形成される。この実施形態でも、図示しないが、燃料ポンプ4から延びる燃料通路6が気相貯留部24と液相貯留部25の両方に連通する。
従って、この実施形態でも、気相貯留部24で凝縮熱が発生しても、その凝縮熱が断熱部材23により遮断されて液相貯留部25へ伝わり難くなる。この結果、デリバリパイプ22で発生する凝縮熱を各インジェクタ9に伝わり難くすることができる。これにより、インジェクタ9から噴射される液相状態のLPGの一部が気化することを防止することができ、液相状態のLPGにベーパが混入するのを防止することができ、LPGエンジン1の始動性を向上させることができる。
この実施形態では、デリバリパイプ22が一つの部品とし構成されるので、気相貯留部11と液相貯留部12とに分離した第1の実施形態のデリバリパイプ8に比べて、デリバリパイプ22がコンパクトとなり、LPGエンジン1に対する搭載性を向上させることができる。
尚、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することもできる。
(1)前記各実施形態では、気相貯留部11,24と液相貯留部12,25との間に断熱部材16,23を設けたが、断熱部材16,23の代わりに凝縮熱を吸収する吸熱部材を設けてもよい。吸熱部材として、例えば「ペルチェ素子」を適用することができる。
(2)前記各実施形態では、LPGを使用した燃料噴射装置2に具体化したが、LPGに限らず、LNG、ディメチルエーテル又は水素ガスを使用した燃料噴射装置に具体化することもできる。
(3)前記各実施形態では、各インジェクタ9から吸気ポートに燃料を噴射するタイプのLPGエンジン1に具体化したが、インジェクタから各気筒へ燃料を直接噴射するタイプのエンジンに具体化してもよい。
1 LPGエンジン
5 燃料噴射装置
8 デリバリパイプ
9 インジェクタ(燃料噴射弁)
11 気相貯留部
12 液相貯留部
13 上流側連通路
14 下流側連通路
15 中間連通路
16 断熱部材
21 燃料噴射装置
22 デリバリパイプ
23 断熱部材
24 気相貯留部
25 液相貯留部
5 燃料噴射装置
8 デリバリパイプ
9 インジェクタ(燃料噴射弁)
11 気相貯留部
12 液相貯留部
13 上流側連通路
14 下流側連通路
15 中間連通路
16 断熱部材
21 燃料噴射装置
22 デリバリパイプ
23 断熱部材
24 気相貯留部
25 液相貯留部
Claims (3)
- デリバリパイプと、前記デリバリパイプに設けられる複数の燃料噴射弁とを備え、前記デリバリパイプに圧送される燃料を前記各燃料噴射弁から内燃機関へ噴射供給する内燃機関の燃料噴射装置において、
前記デリバリパイプは、気相燃料を貯留する気相貯留部と、液相燃料を貯留する液相貯留部とを含み、前記液相貯留部に前記各燃料噴射弁が設けられることと、
前記気相貯留部と前記液相貯留部との間に設けられる断熱部材と
を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。 - デリバリパイプと、前記デリバリパイプに設けられる複数の燃料噴射弁とを備え、前記デリバリパイプに圧送される燃料を前記各燃料噴射弁から内燃機関へ噴射供給する内燃機関の燃料噴射装置において、
前記デリバリパイプは、気相燃料を貯留する気相貯留部と、液相燃料を貯留する液相貯留部とを含み、前記液相貯留部に前記各燃料噴射弁が設けられることと、
前記気相貯留部と前記液相貯留部との間に設けられる吸熱部材と
を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。 - 前記デリバリパイプは、前記気相貯留部と前記液相貯留部が互いに分離して構成され、前記気相貯留部と前記液相貯留部とが連通路により連通し、前記連通路に前記断熱部材又は前記吸熱部材が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005090755A JP2006274817A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005090755A JP2006274817A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006274817A true JP2006274817A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37209833
Family Applications (1)
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JP2005090755A Withdrawn JP2006274817A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006274817A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012251443A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Aisan Industry Co Ltd | 燃料供給制御装置及び内燃機関への燃料供給方法 |
JP2014196712A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社デンソー | 燃料供給装置 |
JP2016014374A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 株式会社デンソー | 燃料供給装置 |
-
2005
- 2005-03-28 JP JP2005090755A patent/JP2006274817A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012251443A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Aisan Industry Co Ltd | 燃料供給制御装置及び内燃機関への燃料供給方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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