JP2006274572A - ベル型トラップ - Google Patents

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Keisuke Hiraide
啓介 平出
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Abstract

【課題】紫外線殺菌手段を設けたベル型トラップを提供する。
【解決手段】トラップ部4は、汚水枡(ピット)5と、該汚水枡5の底面から上方に立設された排水筒6と、該排水筒6に被冠する椀体10とを有する。椀体10の蓋部11の下面のうち環体部12の内側領域に、紫外線LED16を搭載したベース15が固着されている。一部のLED16に光ファイバ17の一端が接続されている。この光ファイバ17は排水口7付近にまで差し込まれている。1次コイル21に交流電流を通電すると、2次コイル22に誘導電流が流れ、LED16が点灯し、紫外線が照射される。
【選択図】図1

Description

本発明は、小便器のトラップ部や浴室の排水トラップなどを構成するベル型トラップに係り、特に紫外線殺菌を行うようにしたベル型トラップに関する。
洋風便器のトラップ部の紫外線殺菌のために該トラップ部に紫外線LEDを設けることが特開2001−65035号に記載されている。
排水管の内部に光ファイバを配設し、該光ファイバの一端から紫外線光源の発する紫外線を入射し、光触媒の途中部分及び末端部分から紫外線を出射させて排水管内面の広い範囲に紫外線を照射して殺菌することが特開平8−238476号に記載されている。
特開2001−246265号の請求項56には、排水目皿、排水ピットに光触媒層を設けることが記載されている。
特開2001−65035号 特開平8−238476号 特開2001−246265号
小便器のトラップ部や浴室排水トラップを構成するベル型トラップに紫外線殺菌手段を設けることは従来提案されていない。
本発明は、紫外線殺菌手段を設けたベル型トラップを提供することを目的とする。
請求項1のベル型トラップは、汚水枡と、該汚水枡の底部から立設された排水筒と、該排水筒に対し上方から着脱可能に被冠した椀体とを備え、該排水筒の外周面と椀体内周面との間に下方から水が流入するベル型トラップにおいて、該椀体の内面に紫外線発光体を設けたことを特徴とするものである。
請求項2のベル型トラップは、請求項1において、前記紫外線発光体は、前記椀体の頂部の下面に設けられていることを特徴とするものである。
請求項3のベル型トラップは、請求項1又は2において、前記紫外線発光体からの紫外線を前記排水筒又はそれよりも下流側の排水流路内に導く導光体を設けたことを特徴とするものである。
請求項4のベル型トラップは、請求項1において、前記汚水枡と椀体との対峙部分にそれぞれ誘導コイルが設けられ、該誘導コイルを介して前記紫外線発光体に給電されるよう構成したことを特徴とするものである。
請求項5のベル型トラップは、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記汚水枡、椀体及び排水筒の少なくとも一部の表面に光触媒が保持されていることを特徴とするものである。
請求項1のベル型トラップによると、椀体内面の紫外線発光体からの紫外線が当たる部分が殺菌され、ヌメリなどの汚れ付着が防止される。この椀体は、排水筒や汚水枡と別体であり、紫外線発光体を設けた該椀体を容易に製造することができる。また、椀体をベル型トラップから取り外して紫外線発光体を容易にメンテナンスすることもできる。
請求項2のベル型トラップによると、排水筒の内部の汚れ付着が防止される。排水筒の奥や排水筒に連なる排水管等の排水流路にまで紫外線が達する場合には、かかる部分の汚れ付着も防止される。
請求項3のベル型トラップによると、この排水流路内面の汚れ付着が防止される。
請求項4のベル型トラップによると、椀体と汚水枡との間に電線を配線することなく紫外線発光体に給電することができる。
請求項5のベル型トラップによると、光触媒作用により汚れ付着防止効果が一段と向上する。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係るベル型トラップを備えた小便器の下部の縦断面図である。
この小便器1の尿受け面2と垂れ受け部3とで囲まれる鉢体の底部にトラップ部4が設けられている。このトラップ部4は、汚水枡(ピット)5と、該汚水枡5の底面から上方に立設された排水筒6と、該排水筒6に被冠する椀体10とを有する。
排水筒6内は小便器1の後面下部の排水口7に連通している。この排水口7に排水管8が接続される。
椀体10は、頂面部分の蓋部11と、該蓋部11の下面から下方に垂設された環体部12とを有する。この環体部12は排水筒6を取り巻くように配置され、環体部12の内周面と排水筒6の外周面との間には所定の間隔があいている。また、環体部12の外周面と前記汚水枡5の内周面との間にも所定の間隔があいている。
環体部12の下端には切欠状部13が設けられている。トラップ水は、該環体部12の内外両側において、排水筒6の上端と同レベルとなるように貯留される。
蓋部11の外周部分は、環体部12よりも側方に張り出している。この蓋部11の外周縁と汚水枡5の上縁との間には若干の隙間があいている。尿や便器洗浄水は、この隙間を通って環体部12の外周面と汚水枡5の内周面との間に流入し、前記切欠状部13を通って環体部12と排水筒6との間に流入し、次いで、排水筒6の上端を乗り越えて排水筒6内に流入し、排水口7から排水管8へ流出する。
この実施の形態では、椀体10の蓋部11の下面のうち環体部12の内側領域に、紫外線LED16を搭載したベース15が固着されている。
汚水枡5の上縁のうち尿受け面2の裏側部分に1次コイル21が設けられ、これに対峙して蓋部11の外周縁に2次コイル22が設けられている。この2次コイル22は図示しないリード線を介してLED16に接続されている。LED16は、この実施の形態では複数個設けられており、環体部12の内周面、排水筒6の外周面、内周面及び上端面にそれぞれ紫外線が照射可能とされている。
一部のLED16に光ファイバ17の一端が接続されている。この光ファイバ17は排水口7近傍の排水管8の入口付近にまで差し込まれている。ただし、光ファイバ17はこれよりも奥深くまで延設されてもよい。光ファイバ17の外周面には、部分的に光の出射部が設けられている。
この実施の形態では、環体部12の内周面、排水筒6の外周面、上端面及び内周面、該排水筒6から排水口7にかけての流路内面に酸化チタンなどの光触媒層が設けられている。
このように構成されたトラップ部4にあっては、1次コイル21に交流電流を通電すると、2次コイル22に誘導電流が流れ、LED16が点灯し、紫外線が照射される。これにより、環体部12の内周面、排水筒6の外周面、上端面及び内周面、排水筒6から排水口7にかけての排水路内面さらには排水管8の排水口7近傍部分に紫外線が照射されて殺菌され、これらの部分にヌメリなどの汚れが付着することが防止される。特に、この実施の形態では、これらの部分に光触媒層が設けられており、紫外線照射に伴って活性酸素が発生し、強い殺菌効果が得られ、汚れ付着が十分に防止される。
この椀体10は、小便器1の一部を一体的に構成する汚水枡5及び排水筒6とは別体であり、製造が容易である。また、椀体10を取り外してLED16や2次コイル22のメンテナンスを容易に行うことができる。
この実施の形態では、コイル21,22の誘導電力によりLED16を点灯させるようにしており、椀体10を汚水枡5など小便器1の本体側と結線することが不要である。このため、美観が良好になると共に、結線の断線などの故障も防止される。また、椀体10が小便器1の本体側と完全にフリーになり、椀体10のメンテナンスが容易となる。
上記実施の形態では紫外線光源としてLEDを用いているが、これに限定されるものではない。
上記実施の形態は小便器のトラップ部に関するものであるが、浴室、シャワールームなどの水回りスペースの床に設けられる各種のベル型トラップについても本発明を適用することができる。
実施の形態に係るベル型トラップをそなえた小便器の下部の縦断面図である。
符号の説明
1 小便器
4 トラップ部
5 汚水枡
6 排水筒
8 排水管
10 椀体
15 ベース
16 LED
17 光ファイバ
21 1次コイル
22 2次コイル

Claims (5)

  1. 汚水枡と、
    該汚水枡の底部から立設された排水筒と、
    該排水筒に対し上方から着脱可能に被冠した椀体とを備え、
    該排水筒の外周面と椀体内周面との間に下方から水が流入するベル型トラップにおいて、
    該椀体の内面に紫外線発光体を設けたことを特徴とするベル型トラップ。
  2. 請求項1において、前記紫外線発光体は、前記椀体の頂部の下面に設けられていることを特徴とするベル型トラップ。
  3. 請求項1又は2において、前記紫外線発光体からの紫外線を前記排水筒又はそれよりも下流側の排水流路内に導く導光体を設けたことを特徴とするベル型トラップ。
  4. 請求項1において、前記汚水枡と椀体との対峙部分にそれぞれ誘導コイルが設けられ、該誘導コイルを介して前記紫外線発光体に給電されるよう構成したことを特徴とするベル型トラップ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記汚水枡、椀体及び排水筒の少なくとも一部の表面に光触媒が保持されていることを特徴とするベル型トラップ。
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