JP2003082734A - 菌遮断流し台排水トラップ - Google Patents
菌遮断流し台排水トラップInfo
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の流し台排水トラップの欠点である、封水
切れの防止やトラップ封水に増殖する雑菌乃至微生物を
死滅させるためには、人手による給水をこまめに行い、
排水処理施設で汚水を処理するか、あるいは薬剤を直接
封水に注入して殺菌することであった。 【解決手段】本発明は、流し台排水トラップの封水の中
に市販されている殺菌灯６を装着し、封水内に増殖する
雑菌乃至微生物を死滅させるとともに、目皿１に光触媒
を溶射し、かつ封水面上に変形球状ろ材酸化チタン５を
配置することにより、殺菌灯６より発生する紫外線を利
用し、トラップ内の有機物を酸化還元し、水と酸化物に
分解して汚れを自然分解し脱臭効果を生じさせたり、菌
類の細胞膜を分解して殺菌を行う。又、温水器又は給湯
管から熱湯注入口４を通して断続的に熱湯をトラップ本
体２に注ぎ込み、封水内に増殖する雑菌乃至微生物を死
滅させると共にトラップ内の封水が切れて臭気が室内に
逆流することを防止するものである。なお、熱湯の供給
はタイマーにより自動的に行う。
切れの防止やトラップ封水に増殖する雑菌乃至微生物を
死滅させるためには、人手による給水をこまめに行い、
排水処理施設で汚水を処理するか、あるいは薬剤を直接
封水に注入して殺菌することであった。 【解決手段】本発明は、流し台排水トラップの封水の中
に市販されている殺菌灯６を装着し、封水内に増殖する
雑菌乃至微生物を死滅させるとともに、目皿１に光触媒
を溶射し、かつ封水面上に変形球状ろ材酸化チタン５を
配置することにより、殺菌灯６より発生する紫外線を利
用し、トラップ内の有機物を酸化還元し、水と酸化物に
分解して汚れを自然分解し脱臭効果を生じさせたり、菌
類の細胞膜を分解して殺菌を行う。又、温水器又は給湯
管から熱湯注入口４を通して断続的に熱湯をトラップ本
体２に注ぎ込み、封水内に増殖する雑菌乃至微生物を死
滅させると共にトラップ内の封水が切れて臭気が室内に
逆流することを防止するものである。なお、熱湯の供給
はタイマーにより自動的に行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上面から流入し、下部
へ排水する排水トラップ本体の封水の雑菌乃至微生物の
死滅を目的とし、室内と排水管内との菌遮断を可能にし
た脱着可能な流し台用排水トラップに関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来の排水トラップの欠点であるトラッ
プ封水に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させるために
は、人手による給水をこまめに行い、排水処理施設で排
水を処理するか、あるいは薬剤を注入して殺菌すること
であった。 【０００３】しかし、この方法では人手による排水トラ
ップへの給水作業、又は薬剤注入作業が必要であり、定
期的な作業を忘れたりすることがあった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、給水や薬剤
注入作業を軽減乃至停止させるために、排水トラップ内
に殺菌灯の設置・光触媒作用・熱水の供給により、封水
に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させ、外部との菌遮断
を可能にし、トラップ内に付着した油成分を分離排出さ
せて、衛生度を著しく高めた脱着可能な床用排水トラッ
プを開発しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、排水トラップ
の封水の中に市販されている殺菌灯６を装着し、封水内
に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させるとともに、目皿
１及びトラップ本体２の内面にに光触媒材を溶射又は焼
付し、封水内に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させる。
又、熱水器から熱水注入口４を通して断続的に熱水をト
ラップ本体２に注ぎ込み、封水内に増殖する雑菌乃至微
生物を死滅させるものである。 【０００６】 【作用】本発明の作用を述べると、排水トラップの封水
内に増殖する雑菌乃至微生物を殺菌灯・光触媒作用・熱
水の供給により死滅させることができ、外部との菌遮断
を可能にしてトラップ機能を維持改善させ、衛生的な効
果が向上された流し台用排水トラップを提供することが
できる。 【０００７】しかも断続的に熱水を供給することによ
り、封水の水量不足が原因となってトラップ機能が損な
われることを防止でき、流し排水口からの悪臭及び有害
ガスの逆流を防止することができる。 【０００８】現代では、医療施設や食品工場等におい
て、建築物、電気供給施設、給水施設、空調施設に関し
ては、目に見えない空気中の雑菌や微生物及び塵埃など
の除去に考慮が払われているが、排水トラップ内の封水
に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させて、室内との菌遮
断を可能にして、本来のトラップ機能を維持改善して衛
生的な効果を向上させることがなかったが、本発明はそ
れを改善した。 【０００９】 【実施例】今回の発明は、トラップ本体２の封水３に接
触する殺菌灯６を装着し、目皿１から流入する排水が排
水トラップ内で残存した封水に増殖する雑菌乃至微生物
を死滅させる。 【００１０】今回の発明は、目皿１及びトラップ本体２
の内面に酸化チタンの光触媒材を溶射し、かつ水面上部
に変形球状酸化チタンを配置し、殺菌灯６より発生する
紫外線を利用し、トラップ内の有機物を酸化還元し、水
と酸化物に分解して汚れを自然分解し脱臭効果を生じさ
せたり、菌類の細胞膜を分解して、封水に増殖する雑菌
乃至微生物を死滅させる。 【００１１】今回の発明は、トラップ本体２に湯沸器か
ら供給された熱水が熱水注入口４から断続的に注ぎ込む
ことによりトラップ内の封水切れを防止するとともに、
封水の水温を６０℃で３０分間保持できるように制御盤
で制御し、熱によって封水に増殖する雑菌乃至微生物を
死滅させる。 【００１２】本発明は、流し台用排水トラップの封水が
蒸発乃至拡散により減水することを防止するとともに、
封水に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させて、室内との
菌遮断を可能にしたが、他のトラップにも応用が可能で
ある。 【００１３】 【発明の効果】従来の流し台用排水トラップでは不可能
であった自然蒸発による封水の減水を防止し、排水トラ
ップの機能を損なうことなく、封水に増殖する雑菌乃至
微生物を死滅させることができ、トラップ機能が維持改
善され、衛生的効果が向上された流し台用排水トラップ
を提供することができるばかりか、室内との菌遮断を可
能にした。
へ排水する排水トラップ本体の封水の雑菌乃至微生物の
死滅を目的とし、室内と排水管内との菌遮断を可能にし
た脱着可能な流し台用排水トラップに関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来の排水トラップの欠点であるトラッ
プ封水に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させるために
は、人手による給水をこまめに行い、排水処理施設で排
水を処理するか、あるいは薬剤を注入して殺菌すること
であった。 【０００３】しかし、この方法では人手による排水トラ
ップへの給水作業、又は薬剤注入作業が必要であり、定
期的な作業を忘れたりすることがあった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、給水や薬剤
注入作業を軽減乃至停止させるために、排水トラップ内
に殺菌灯の設置・光触媒作用・熱水の供給により、封水
に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させ、外部との菌遮断
を可能にし、トラップ内に付着した油成分を分離排出さ
せて、衛生度を著しく高めた脱着可能な床用排水トラッ
プを開発しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、排水トラップ
の封水の中に市販されている殺菌灯６を装着し、封水内
に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させるとともに、目皿
１及びトラップ本体２の内面にに光触媒材を溶射又は焼
付し、封水内に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させる。
又、熱水器から熱水注入口４を通して断続的に熱水をト
ラップ本体２に注ぎ込み、封水内に増殖する雑菌乃至微
生物を死滅させるものである。 【０００６】 【作用】本発明の作用を述べると、排水トラップの封水
内に増殖する雑菌乃至微生物を殺菌灯・光触媒作用・熱
水の供給により死滅させることができ、外部との菌遮断
を可能にしてトラップ機能を維持改善させ、衛生的な効
果が向上された流し台用排水トラップを提供することが
できる。 【０００７】しかも断続的に熱水を供給することによ
り、封水の水量不足が原因となってトラップ機能が損な
われることを防止でき、流し排水口からの悪臭及び有害
ガスの逆流を防止することができる。 【０００８】現代では、医療施設や食品工場等におい
て、建築物、電気供給施設、給水施設、空調施設に関し
ては、目に見えない空気中の雑菌や微生物及び塵埃など
の除去に考慮が払われているが、排水トラップ内の封水
に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させて、室内との菌遮
断を可能にして、本来のトラップ機能を維持改善して衛
生的な効果を向上させることがなかったが、本発明はそ
れを改善した。 【０００９】 【実施例】今回の発明は、トラップ本体２の封水３に接
触する殺菌灯６を装着し、目皿１から流入する排水が排
水トラップ内で残存した封水に増殖する雑菌乃至微生物
を死滅させる。 【００１０】今回の発明は、目皿１及びトラップ本体２
の内面に酸化チタンの光触媒材を溶射し、かつ水面上部
に変形球状酸化チタンを配置し、殺菌灯６より発生する
紫外線を利用し、トラップ内の有機物を酸化還元し、水
と酸化物に分解して汚れを自然分解し脱臭効果を生じさ
せたり、菌類の細胞膜を分解して、封水に増殖する雑菌
乃至微生物を死滅させる。 【００１１】今回の発明は、トラップ本体２に湯沸器か
ら供給された熱水が熱水注入口４から断続的に注ぎ込む
ことによりトラップ内の封水切れを防止するとともに、
封水の水温を６０℃で３０分間保持できるように制御盤
で制御し、熱によって封水に増殖する雑菌乃至微生物を
死滅させる。 【００１２】本発明は、流し台用排水トラップの封水が
蒸発乃至拡散により減水することを防止するとともに、
封水に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させて、室内との
菌遮断を可能にしたが、他のトラップにも応用が可能で
ある。 【００１３】 【発明の効果】従来の流し台用排水トラップでは不可能
であった自然蒸発による封水の減水を防止し、排水トラ
ップの機能を損なうことなく、封水に増殖する雑菌乃至
微生物を死滅させることができ、トラップ機能が維持改
善され、衛生的効果が向上された流し台用排水トラップ
を提供することができるばかりか、室内との菌遮断を可
能にした。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の菌遮断流し台排水トラップ断面図
【図２】本発明の菌遮断流し台排水トラップ平面図
【図３】本発明の菌遮断流し台排水トラップ装置立体図
【符号の説明】
１ 目皿
２ トラップ本体
３ 封水
４ 熱湯注入口
５ 変形球状ろ材酸化チタン
６ 殺菌灯
７ ゴミ収集ネット
８ 水温感知センサー
９ 排水管
１０ 電磁弁
１１ 弁
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｃ０２Ｆ 1/40 Ｃ０２Ｆ 1/40 Ａ
1/72 １０１ 1/72 １０１
ＺＡＢ ＺＡＢ
Ｅ０３Ｃ 1/126 Ｅ０３Ｃ 1/126
// Ａ６１Ｌ 2/04 Ａ６１Ｌ 2/04 Ａ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 流し台用排水トラップ内でトラップ機能
を有する封水内に増殖する雑菌乃至微生物を死滅させる
ために、排水トラップ内に殺菌灯を装着し、トラップ内
に光触媒材を溶射又は焼付し、トラップ内に断続的に熱
水を供給することにより、雑菌乃至微生物の死滅及びト
ラップ内の油成分を分離排出し、清潔度を著しく高めた
脱着可能な床用排水トラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001268644A JP2003082734A (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 菌遮断流し台排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001268644A JP2003082734A (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 菌遮断流し台排水トラップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003082734A true JP2003082734A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19094594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001268644A Pending JP2003082734A (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 菌遮断流し台排水トラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003082734A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006274572A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Inax Corp | ベル型トラップ |
| CN104314144A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-01-28 | 常熟市轻工装饰材料有限公司 | 一种多功能除臭下水管 |
| CN110694342A (zh) * | 2019-10-12 | 2020-01-17 | 陈国荣 | 一种实验室用微生物过滤机 |
| CN111762939A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-10-13 | 大连工业大学 | 一种智能杀菌消毒过滤装置 |
-
2001
- 2001-09-05 JP JP2001268644A patent/JP2003082734A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006274572A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Inax Corp | ベル型トラップ |
| CN104314144A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-01-28 | 常熟市轻工装饰材料有限公司 | 一种多功能除臭下水管 |
| CN110694342A (zh) * | 2019-10-12 | 2020-01-17 | 陈国荣 | 一种实验室用微生物过滤机 |
| CN111762939A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-10-13 | 大连工业大学 | 一种智能杀菌消毒过滤装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050802 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20070828 |