JP2006273314A - 自転車の前後両立スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】後スタンドと連動して前スタンドを無理なく操作でき、前スタンドが走行の障害になることもない前後両立スタンドを提供する。
【解決手段】自転車の後輪側及び前輪側にそれぞれ両脚式の後スタンド1及び前スタンド2を取り付けた自転車の前後両立スタンドにおいて、後スタンド1と前スタンド2とを連動可能に連結して、後輪が浮き上がるように後スタンド1を立てると、前スタンド2の支持部材2eが外側へ張り出して接地するようにし、前スタンド2の両脚柱2aを繋ぐ連結棒部2bを、前スタンド2を立てたとき前輪の接地部を回避するように後方へ延長すると共に、前スタンド2を跳ね上げたとき前輪の泥除けに干渉せず、かつ、ハンドルの旋回時に車体フレームと干渉しないように中央側の幅が狭い形状とする。
【選択図】図16

Description

この発明は、自転車に装備され、駐輪時に自転車が倒れないように後輪側及び前輪側で支持するスタンドに関するものである。
一般に、子供を自転車に同乗させる際には、自転車に同乗器を取り付け、自転車の後輪側に装備されたスタンドを立てた状態で、子供を同乗器に座らせる。このとき、自転車は前輪側が固定されていないので、ハンドルがふらつきやすく、不安定となった自転車が転倒すると、子供が路面で頭部を打撲する等の大きな事故が発生する恐れがある。
その対策として、自転車の前輪側に、下記特許文献1に示されたような両脚式の前スタンドを備えることが考えられる。この前スタンドは、後輪側の後スタンドとは別個に操作するものであり、前スタンドを立てると、前輪が浮き上がるようになっている。また、前スタンドの両脚柱の接地部は幅広となり、その後部は直線状の連結棒部で繋がれている。
特開2001−63652号公報
しかしながら、上記のように、後スタンドと別個に立てたり跳ね上げたりする前スタンドでは、駐輪して自転車に子供を乗降させる際、操作するのが煩わしく感じられ、実際には前スタンドが使用されないおそれがある。
また、前スタンドを跳ね上げたとき、その連結棒部が車体フレームに干渉したり、この状態でハンドルを切ると、連結棒部が車体フレームに干渉するなど、前スタンドが走行の障害になるおそれもある。
そこで、この発明は、後スタンドと連動して前スタンドを無理なく操作でき、前スタンドが走行の障害になることもない前後両立スタンドを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、自転車の後輪側及び前輪側にそれぞれ両脚式の後スタンド及び前スタンドを取り付けた自転車の前後両立スタンドにおいて、後スタンドと前スタンドとを連動可能に連結して、後輪が浮き上がるように後スタンドを立てると、前スタンドが接地するようにし、前スタンドの両脚柱を繋ぐ連結棒部を、前スタンドを立てたとき前輪の接地部を回避するように後方へ延長すると共に、前スタンドを跳ね上げたとき、前輪の泥除けに干渉せず、かつ、ハンドルの旋回時に車体フレームと干渉しないように、中央側の幅が狭い形状としたのである。
なお、前スタンドに折畳式の支持部材を設け、脚柱の回転軸と、脚柱に並行する操作棒の回転軸とをずらして配置することにより、脚柱に対して操作棒をスライドさせ、前スタンドを立てたとき支持部材が外側へ張り出して接地し、前スタンドを跳ね上げたとき支持部材が折り畳まれるようにすると、前スタンドを跳ね上げた状態で、自転車を押して歩く際、前スタンドが邪魔になることがない。
この場合、支持部材の基端に位置するヒンジの軸線を、脚柱の軸線方向に一致させ、脚柱に対する操作棒のスライドに伴い、ヒンジが螺旋ガイドに沿って回転し、支持部材が旋回するようにすると、後スタンドに連動させて前スタンドを立てる際、これらを連結するワイヤに過大な力が作用することがなく、ヒンジの破損も防止される。
また、後スタンドと前スタンドとを連結するワイヤの芯線を、剛性を有する硬質の被覆管に挿通し、この被覆管をフレームに固定すると、ワイヤの芯線を引いたとき、その被覆が大きく変形して、後スタンドと前スタンドとの連動機能が損われる現象が防止される。
また、後スタンドを立てるとき、後スタンドと前スタンドとを連結するワイヤの芯線が引かれ、被覆が固定されて、前スタンドが後スタンドに連動して立てられる連動状態と、ワイヤの芯線と共に被覆が引かれて、前スタンドが後スタンドに連動せず跳上状態に保持される解放状態とを切り替える連動切替機構を設けると、前スタンドを立てる必要のない自宅での保管時や駐輪装置に駐輪する際には、連動切替機構を解放状態に設定しおくことにより、前スタンドの煩わしさが解消される。
上記のように、この自転車の前後両立スタンドでは、後スタンドを立てるだけで、これに前スタンドが連動して、前スタンドの脚柱下部が接地し、このとき自転車の前輪側を持ち上げる必要もないので、軽い力で後スタンドと共に前スタンドを立てて、自転車を安定させることができ、子供を乗降させる際の安全性が向上する。また、前スタンドを跳ね上げて走行する際、前スタンドが走行の障害になることもない。
まず、この発明の第1実施形態を図1乃至図9に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この自転車は、婦人の使用を想定した街乗り用のものであり、後輪51と前輪52とをフレーム53により支持し、ハンドル54と共に前フォーク55を旋回させて前輪52の方向を変える構造となっている。この自転車に小さな子供を乗せる際には、ハンドル54の中央部に同乗器56を取り付ける。
この自転車の後輪51側と前輪52側には、それぞれ両脚式の後スタンド1と前スタンド2とが取り付けられている。後スタンド1と前スタンド2とは、ワイヤ3a,3bと連結ロッド6とを介して連結され、連結ロッド6のスライドに伴うワイヤの3a,3bの引き合いにより、立てる方向及び跳ね上げる方向の両方向に連動するようになっている。
後スタンド1は、立てた状態において、後輪51を挟む一対の脚柱1aの間隔が下方へかけて広くなり、その下部同士が自転車の幅方向に延びる連結棒部1bで繋がれている。そして、後スタンド1を立てると、後輪51が浮き上がり、自転車の後部が安定して支持されるようになっている。
前スタンド2は、立てた状態において、前輪52を挟む一対の脚柱2aの間隔が下方へかけて広くなり、その下部同士を繋ぐ連結棒部2bは、前輪52の接地部を回避するように後方へ延長され、中央側の幅が狭いV字状とされている。
前フォーク55の下部には、前スタンド2の回転軸2cを支持する左右の受具4a,4bが取り付けられ、図3に示すように、脚柱2aと受具4a,4bの間には、前スタンド2を跳ね上げる方向に付勢する引張コイルばね5が掛けられている。
前スタンド2の回転軸2cは、前輪52の車軸52aよりも後下方に位置し、前スタンド2を立てたとき、脚柱2aの下部は、車軸52aの直下よりも10mm程度前方で接地し、連結棒部2bの後端部は、地面から10mm程度浮き上がるようになっている。
また、前輪52は、受具4a,4bにより保持され、受具4a,4bを自転車の前フォーク55に取り付ける際、図4に示すように、受具4a,4bの内側に設けた落下防止ピン4cを前フォーク55に係合させると、別途固定具等を設けなくても、前輪52の脱落が防止されるようになっている。
前スタンド2を操作するワイヤ3a,3bは、被覆に芯線をスライド自在に挿入したものであり、図3に示すように、ワイヤ3a,3bの芯線の端部は、脚柱2aの上部から両側に張り出す側棒部2dにそれぞれ接続され、被覆の端部は受具4aに保持されている。
そして、ワイヤ3a,3bは、前フォーク55に沿って後上方へ向かい、フレーム53に沿って後下方へ延びて、図5に示すように、フレーム53の下部で連結ロッド6の前端部に接続されている。
ワイヤ3a,3bと連結ロッド6の接続部では、フレーム53の下部に固着された支持枠7にワイヤ3a,3bの芯線を引き込み、各芯線の端部に取り付けた接合金具7a,7bを、連結ロッド6の端部にボルト及びナットで固定して、連結ロッド6の前後方向のスライドに伴い、ワイヤ3a,3bが引き合うようになっている。
なお、図6に示すように、ワイヤ3a,3bと連結ロッド6の接続部にワイヤ3a,3bの端部を巻きつける調整ボルト7c,7dを設け、ワイヤ3a,3bが伸びたとき、調整ボルト7c,7dを回して、ワイヤ3a,3bを引き締められるようにしてもよい。
また、図7に示すように、ワイヤ3a,3bを、連結ロッド6側で支持枠7に設けたプーリ7eに巻き掛けて、連結ロッド6の前後方向のスライドに伴い、ワイヤ3a,3bが共に前方から引き合うようにすると、ワイヤ3a,3bの動作が安定する。
一方、後スタンド1の回転軸1cは、図8に示すように、後部ステー58に取り付けて後輪51の車軸51aと共に受具8で支持され、脚柱1aと受具8の間には、後スタンド1を跳ね上げる方向に付勢する引張コイルばね9が掛けられている。
連結ロッド6の後端部は、後スタンド1の脚柱1aの上部から一側に張り出す側棒部1dに接続され、後スタンド1がいずれの方向に揺動しても、連結ロッド6が受具8に干渉しないようになっている。
このような後スタンド1及び前スタンド2の連結機構を備えた自転車では、図1に示すように、後スタンド1を立てるだけで、これに前スタンド2が連動して、前スタンド2の脚柱2aの下部が接地し、このとき自転車の前輪52側を持ち上げる必要もないので、子供を乗降させる際、軽い力で後スタンド1と共に前スタンド2を立てて、自転車を安定させることができる。このため、ハンドルロック装置を省略することもできる。
また、後スタンド1と共に前スタンド2を跳ね上げることができ、図2に示すように、前スタンド2を跳ね上げたとき、連結棒部2bがV字状となっていることから、前輪52の泥除け57と連結棒部2bとが干渉することはなく、この状態でハンドル54を旋回させたとき、フレーム53と連結棒部2bとが干渉することもない。
なお、連結ロッド6を用いることなく、図9に示すように、ワイヤ3a,3bを後スタンド1に直接繋ぐようにしてもよい。この場合、受具8に重ねて取り付けたL字状のワイヤ受具10によりワイヤ3a,3bの被覆端部を保持し、後スタンド1の脚柱1aの上部から両側に張り出す側棒部1dにワイヤ3a,3bの芯線をそれぞれ接続するとよい。
次に、この発明の第2実施形態を図10乃至図15に基づいて説明する。なお、ここでは、上記第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図10乃至図12に示すように、この自転車の前スタンド2の脚柱2aは、第1実施形態のものより短く、前スタンド2を立てても接地しない長さとされ、その下端部には、変形コ字状の折畳式の支持部材2eがヒンジ2hを介して開閉自在に設けられている。ヒンジ2hの軸線は、前輪52の側面に並行して脚柱2aと直交する方向に向いている。
支持部材2eのヒンジ2hから中間側へやや離れた部分と、脚柱2aを支持する受具4aとは、操作棒2fを介して連結され、操作棒2fの回転軸2gは、脚柱2aの回転軸2cよりも前方下側に位置している。
このような前スタンド2を備えた自転車では、図10に示すように、前スタンド2を立てたとき、支持部材2eが操作棒2fで押されて開く方向に回動し、支持部材2eの下端部が外側へ張り出して接地するので、第1実施形態のものと同様、駐輪時に自転車が安定し、子供を安全に乗降させることができる。
また、図11に示すように、前スタンド2を跳ね上げたとき、支持部材2eが操作棒2fで引かれて閉じる方向に回動し、脚柱2aに沿うように内側へ折り畳まれるので、自転車を押して歩く際、前スタンド2が邪魔になることがない。
また、図12に示すように、脚柱2aの前側に取り付けられるワイヤ3aを受具4aに設けたプーリ4dに巻き掛けて後上方へ向きを変えると、ワイヤ3a,3bを向きが揃うように受具4aから引き出すことができるので、ワイヤ3aの煩わしさが解消され、後スタンド1と前スタンド2の連動動作も安定する。
なお、前スタンド2は、図13に示すように、操作棒2fの回転軸2gを、脚柱2aの回転軸2cよりも後方上側に位置させて、操作棒2fの先端部を、支持部材2eのヒンジから延びる梃子部分に連結するようにしてもよい。
この場合、前スタンド2を立てたとき、支持部材2eの梃子部分が操作棒2fで引かれて、これに伴い支持部材2eが開く方向に回動し、支持部材2eの下端部が外側へ張り出して接地する。また、前スタンド2を跳ね上げたとき、支持部材2eの梃子部分が操作棒2fで押されて、これに伴い支持部材2eが閉じる方向に回動し、脚柱2aに沿うように内側へ折り畳まれる。
そのほか、図14に示すように、ワイヤ3a,3bを後スタンド1の側棒部1dに直接繋ぐ場合には、脚柱1aの後側に取り付けられるワイヤ3bを受具8に設けたプーリ8aに巻き掛け、前方へ向きを変えると、ワイヤ3a,3bを向きが揃うように受具8から引き出すことができるので、ワイヤ3bの煩わしさがなくなり、後スタンド1と前スタンド2の連動動作も安定する。
また、図15に示すように、後スタンド1の上部に揺動自在にロック片1eを設け、後スタンド1を立てたとき、ロック片1eがばね9の引張力により受具8に自動的に係合して、後スタンド1の跳ね上りが防止されるようにすると、後スタンド1を忘れることなく確実にロックでき、これに伴い前スタンド2もロックされ、安全性が向上する。
この場合、ロック片1eに軸支された押板1fの長穴に、受具8に設けた突軸1gを挿入し、後スタンド1の回動に伴い、押板1fの長穴の両端に突軸1gが当接して、ロック片1eの揺動が規制されるようにすると、ロック片1eの摺動に伴う受具8等の磨耗が防止され、アルミ材を使用しても、耐久性に問題が生じることがない。
次に、この発明の第3実施形態を図16乃至図19に基づいて説明する。なお、この実施形態は、上記第2実施形態をさらに改良したものであるので、上記第1,2実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図16乃至図18に示すように、この自転車の前スタンド2では、支持部材2eの基端に位置するヒンジ2hの軸線が脚柱2aの軸線方向に一致し、脚柱2aに対する操作棒2fのスライドに伴い、ヒンジ2hが螺旋ガイド2iに沿って回転し、支持部材2eが旋回するようになっている。
ここで、円筒状のヒンジ2hは、操作棒2fの連結部材を挟んで脚柱2aに嵌められ、脚柱2aの外周に刻まれた溝状の螺旋ガイド2iに、ヒンジ2hの内側へ突出するガイド軸2jの先端部が挿入されている。ガイド軸2jは、脚柱2aの貫穴に挿通したボルトや圧入したピンとし、その先端に球状部を形成したり、先端と螺旋ガイド2iの間にボールを挟み込んで、摩擦を軽減するとよい。
また、脚柱2aの基部には、前スタンド2を立てる方向に回動させるワイヤ3aのみが連結され、前スタンド2を跳ね上げる方向への回動は、ばね5の引張力により行うようになっている。そして、ワイヤ3aの芯線は、フレーム53及び後部ステー58に沿った部分において、金属等の剛性を有する硬質の被覆管3cにスライド自在に挿入され、被覆管3cの両端とワイヤ3aの軟質の被覆とが継手を介して接続されている。
このような前スタンド2を備えた自転車では、後スタンド1に連動させて前スタンド2を立てる際、後スタンド1と前スタンド2とを連結するワイヤ3aに過大な力が作用することがないので、ワイヤ3aの被覆の変形に伴い、後スタンドと前スタンドとの連動機能が損われる現象が防止され、ヒンジ2hの破損も防止される。
また、前スタンド2を跳ね上げた際、支持部材2eが折り畳まれつつ、脚柱2aの基部側へ移動するので、走行時や押し歩き時に支持部材2eが邪魔になることもない。
なお、ヒンジ2hを操作棒2fに嵌め、前スタンド2の上下に伴い、脚柱2aに対する軸方向への移動が規制されたヒンジ2hが回転して、支持部材2eが旋回するようにしてもよく、ヒンジ2hの外周に設けた段板状の螺旋ガイド2iを操作棒2fの先端が押圧して、ヒンジ2hが回転し、支持部材2eが旋回するようにしてもよい。
そのほか、上記実施形態に係る自転車において、後スタンド1の基部に、後スタンド1を立てるとき、前スタンド2が後スタンド1に連動して立てられる連動状態と、前スタンド2が後スタンド1に連動せず跳上状態に保持される解放状態とを切り替える連動切替機構11を設けてもよい。
この連動切替機構11は、図19に示すように、ワイヤ3aの芯線を挿通した被覆管3cをスライド板3dに溶接固着し、後スタンド1の脚柱1aの延長部に連結した止具3eにワイヤ3aの芯線の端部を調整ボルト3fを介して係止し、受具8に切替レバー11aを取り付け、切替レバー11aにロックレバー11bをばね11cにより付勢して取り付けた構成とされている。
この連動切替機構11では、切替レバー11aがスライド板3dの後端に当接した状態で、ワイヤ3aの芯線が引かれると、被覆管3cの後方へのスライドが切替レバー11aで阻止されて、前スタンド2が後スタンド1に連動し、ロックレバー11bによるスライド板3dの挟持を解除して切替レバー11aを上方へ退避させた状態で、ワイヤ3aの芯線が引かれると、ワイヤ3aの芯線と共に被覆管3cが引かれて、前スタンド2は後スタンド1に連動せず、跳上状態に保持される。
上記のような連動切替機構11を備えた自転車では、前スタンド2を立てる必要のない自宅での保管時や駐輪装置に駐輪する際、切替レバー11aを上方へ退避させて、連動切替機構11を解放状態に設定しおくことにより、前スタンド2の下降及び支持部材2eの両側方への張り出しが阻止されるので、前スタンド2の煩わしさが解消される。
第1実施形態に係る後スタンド及び前スタンドを立てた状態を示す斜視図 同上の後スタンド及び前スタンドを跳ね上げた状態を示す斜視図 同上の前スタンドの取付部を示す前輪部分の右側面図 同上の前スタンドの取付部を後方から見た状態を示す図 同上のワイヤと連結ロッドの接続部を示す右側面図 同上のワイヤ張力の調整ボルトを備えた例を示す底面図 同上のプーリを用いた例を示す上面図 同上の後スタンドの取付部を示す後輪部分の右側面図 同上のワイヤ直結式の例を示す後輪部分の右側面図 第2実施形態に係る後スタンド及び前スタンドを立てた状態を示す斜視図 同上の後スタンド及び前スタンドを跳ね上げた状態を示す斜視図 同上の前スタンドの取付部を示す前輪部分の右側面図 同上の前スタンドの取付部の他例を示す前輪部分の右側面図 同上の後スタンドの取付部を示す後輪部分の右側面図 同上の後スタンドの自動ロック機構を示す左側面図 第3実施形態に係る後スタンド及び前スタンドを立てた状態を示す斜視図 同上の後スタンド及び前スタンドを跳ね上げた状態を示す斜視図 同上の前スタンドの取付部を示す前輪部分の左側面図 同上の連動切替機構を示す左内側面図
符号の説明
1 後スタンド
1a 脚柱
1b 連結棒部
1c 回転軸
1d 側棒部
1e ロック片
1f 押板
1g 突軸
2 前スタンド
2a 脚柱
2b 連結棒部
2c 回転軸
2d 側棒部
2e 支持部材
2f 操作棒
2g 回転軸
2h ヒンジ
2i 螺旋ガイド
2j ガイド軸
3a,3b ワイヤ
3c 被覆管
3d スライド板
3e 止具
3f 調整ボルト
4a,4b 受具
4c 落下防止ピン
4d プーリ
5 ばね
6 連結ロッド
7 支持枠
7a,7b 接合金具
7c,7d 調整ボルト
7e プーリ
8 受具
8a プーリ
9 ばね
10 ワイヤ受具
11 連動切替機構
11a 切替レバー
11b ロックレバー
11c ばね
51 後輪
51a 車軸
52 前輪
52a 車軸
53 フレーム
54 ハンドル
55 前フォーク
56 同乗器
57 泥除け
58 後部ステー

Claims (5)

  1. 自転車の後輪側及び前輪側にそれぞれ両脚式の後スタンド及び前スタンドを取り付けた自転車の前後両立スタンドにおいて、後スタンドと前スタンドとを連動可能に連結して、後輪が浮き上がるように後スタンドを立てると、前スタンドが接地するようにし、前スタンドの両脚柱を繋ぐ連結棒部を、前スタンドを立てたとき前輪の接地部を回避するように後方へ延長すると共に、前スタンドを跳ね上げたとき、前輪の泥除けに干渉せず、かつ、ハンドルの旋回時に車体フレームと干渉しないように、中央側の幅が狭い形状としたことを特徴とする自転車の前後両立スタンド。
  2. 請求項1に記載の自転車の前後両立スタンドにおいて、前スタンドに折畳式の支持部材を設け、脚柱の回転軸と、脚柱に並行する操作棒の回転軸とをずらして配置することにより、脚柱及び操作棒の回転に伴い、脚柱に対して操作棒をスライドさせ、前スタンドを立てたとき支持部材が外側へ張り出して接地し、前スタンドを跳ね上げたとき支持部材が折り畳まれるようにしたことを特徴とする自転車の前後両立スタンド。
  3. 請求項2に記載の自転車の前後両立スタンドにおいて、支持部材の基端に位置するヒンジの軸線を、脚柱の軸線方向に一致させ、脚柱に対する操作棒のスライドに伴い、ヒンジが螺旋ガイドに沿って回転し、支持部材が旋回するようにしたことを特徴とする自転車の前後両立スタンド。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の自転車の前後両立スタンドにおいて、後スタンドと前スタンドとを連結するワイヤの芯線を、剛性を有する硬質の被覆管に挿通し、この被覆管をフレームに固定したことを特徴とする自転車の前後両立スタンド。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の自転車の前後両立スタンドにおいて、後スタンドを立てるとき、後スタンドと前スタンドとを連結するワイヤの芯線が引かれ、被覆が固定されて、前スタンドが後スタンドに連動して立てられる連動状態と、ワイヤの芯線と共に被覆が引かれて、前スタンドが後スタンドに連動せず跳上状態に保持される解放状態とを切り替える連動切替機構を設けたことを特徴とする自転車の前後両立スタンド。
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