JP2006271051A - ブラシレスモータの固定子 - Google Patents

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Haruhiko Sumi
治彦 角
Kazuhiro Shimoda
和弘 下田
Yukio Ozaki
行雄 尾崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】300Vdc以上の高電圧で駆動されるブラシレスモータの固定子の異なる相のコイル間および同相の異極コイル間の接触させずに絶縁を確保することができ、信頼性の高いブラシレスモータの固定子を提供する。
【解決手段】ブラシレスモータの固定子30において、略環状のヨーク33と、前記ヨーク33の内周部に配置された複数のティース32からなる固定子コア31と、前記各々のティース32に集中して巻回されたコイル35とからなり、電源端子39からコイル35への引き回し線41と、中性点40からコイル39への引き回し線42に絶縁チューブ43を通し、前記コイル35には300Vdc以上の電圧を印加することを特徴としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、300Vdc以上の高電圧で駆動される、例えば、密閉型圧縮機等の各種機器に具備されるブラシレスモータの固定子に関する。
図4は、従来のブラシレスモータの固定子を示している。
固定子コア31は、その内径側に放射状に設けられた複数のティース32と、複数のティース32を連結する略環状のヨーク33から形成されている。
また、固定子コア31には、ティース32の数に等しいスロット34が、隣接するティース32およびヨーク33により形成されており、スロット34内には複数のティース32に跨るように巻回されたコイル35が挿入されている。
前記コイル35はスロット34aより出てスロット34bに入るまでにコイルエンド36として存在し、コイルエンド36uは図示のように異なる相のコイルエンド36vと隣接して存在し、このコイルエンド36uとコイルエンド36vは、相間絶縁紙37により絶縁されている。
このような構成とすることによって、異なる相のコイル35の絶縁は相間絶縁紙37により確保している。
また、コイル35aとコイル35bは同相の異極コイルであり、図示の通り隣り合って存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−136896号公報
しかしながら、上記従来のブラシレスモータの固定子においては、異なる相のコイル間は相間絶縁紙により絶縁されているが、コイルエンドの形状を使用される機器やフレームなどの形状に合わせて整形される場合、整形する形状によっては相間絶縁紙の形状が複雑になり、相間絶縁紙によって異なる相のコイル同士を接触させずに絶縁を確保することは困難である。
また、隣り合う同相の異極コイルの間は近接しているため、この同相の異極コイル同士を接触させずに絶縁を確保することは困難である。
さらに、電源端子からコイルへの引き回し線は、コイルエンドの上、または、異なる相のコイル間に存在し、引き回されるため、異なる相のコイルや同相の異極コイルと接触する可能性が高く、電源端子からコイルへの引き回し線は、異なる相のコイルや同相の異極コイルとの絶縁を確保するのは困難となる。
また、中性点からコイルへの引き回し線についても、電源端子からコイルへの引き回し線と同様に、異なる相のコイルや同相の異極コイルとの絶縁を確保するのは困難となる。
このようなブラシレスモータの固定子では、異なる相のコイル間および同相の異極コイル間には電位差が生じているため、300Vdc以上の電圧を印加して駆動される場合、
電圧を印加するインバータによっては、印加電圧より高いサージ電圧を発生することもあるため、異なる相のコイル間および同相の異極コイル間の電位差が、コロナ放電発生開始電圧よりも高くなる場合があり、この場合、コイルの被膜の劣化が生じ、絶縁不良となってしまう場合もありえる。
上記課題を解決するために本発明のブラシレスモータの固定子は、略環状のヨークと、前記ヨークの内周部に配置された複数のティースからなる固定子コアと、前記各々のティースに集中して巻回されたコイルとからなる構成としたものであって、300Vdc以上の電圧を印加して駆動される場合においても、異なる相のコイル同士および同相の異極コイル同士を接触させずに絶縁を確保することができ、信頼性の高いブラシレスモータの固定子を得ることができる。
本願発明のブラシレスモータの固定子によれば、略環状のヨークと、前記ヨークの内周部に配置された複数のティースからなる固定子コアと、前記各々のティースに集中して巻回されたコイルとからなり、電源端子からコイルへの引き回し線と、中性点からコイルへの引き回し線に絶縁チューブを通し、前記コイルには300Vdc以上の電圧を印加することを特徴としたブラシレスモータの固定子であるので、コイルを複数存在する各々のティースに集中して巻回する構成とし、電源端子からコイルへの引き回し線と、中性点からコイルへの引き回し線に絶縁チューブを通すため、異なる相のコイル同士および同相の異極コイル同士を接触させずに絶縁を確保することができる。
さらに、スロット内の異なる相のコイル間に相間絶縁紙を配置することにより、同一スロット内に配置される、異なる相のコイルを接触させることなく絶縁を確保することができる。
したがって、信頼性の高いブラシレスモータの固定子を提供することができる。
本願の請求項1に係る発明は、略環状のヨークと、前記ヨークの内周部に配置された複数のティースからなる固定子コアと、前記各々のティースに集中して巻回されたコイルとからなり、電源端子からコイルへの引き回し線と、中性点からコイルへの引き回し線に絶縁チューブを通し、前記コイルには300Vdc以上の電圧を印加することを特徴としたブラシレスモータの固定子である。
本願の請求項2に係る発明は、スロット内の異なる相のコイル間に相間絶縁紙を配置したことを特徴とした、請求項1に記載のブラシレスモータの固定子である。
本発明の1実施例について図を用いて説明する。図1はブラシレスモータの固定子の断面図を示しており、4極6スロットの構成を一例としてあげている。図1において、略環状のヨーク33と、前記ヨーク33の内周部に配置された複数のティース32により固定子コア31が構成されている。
固定子コア31には隣接する複数のティース32と、ヨーク33とによってスロット34が構成されており、後述するコイル35と固定子コア31は、樹脂材料からなるスロット絶縁紙38によって絶縁されている。
前記コイル35はノズルなどを用いた巻線機(図示せず)によって、前記複数のティー
ス32の各々に集中して巻回されている。
この構成において、同一スロット内の隣り合う異なる相のコイル35uと35vの間は、前記のノズルなどを用いた巻線方法にて巻回されるので、一定の空間を保って配置されるため、同一スロット内の隣り合う異なる相のコイル35uと35vを接触させずに絶縁を確保することができることとなる。
また、ブラシレスモータの効率を上げるために前記となりあう異極のコイル35uと35vとの間にある隙間を埋めるように巻線することもある。この場合には、コイル35uと35vとの間に相間絶縁紙37を配置させることによって、隣り合う異なる相のコイル35uと35vの間の絶縁を確保している。
図2は、本実施例のブラシレスモータ固定子のコイル結線を模式的に示した図であり、図3はブラシレスモータの固定子の結線図である。
図において、互いに対向するコイル35uaとコイル35ub、コイル35vaとコイル35vb、またコイル35waとコイル35wbの各対にて同じ相をなしている。
また、前記コイル35は、図2および図3に示すように電源端子39と中性点40にそれぞれ、電源への引き回し線41、中性点への引き回し線42によって結線されている。
図2はコイル結線を模式的に示した図であるが、実際には、電源への引き回し線41や中性点への引き回し線42は、コイルエンド36の上に異なる相のコイル35と接触して引き回され、コイルエンド36の上で整列させてコイルエンド縛り糸(図示せず)によって固定される。
例えば、コイル35ubより電源端子39uへ向かう電源への引き回し線41vbは、異なる相のコイル35waおよびコイル35vaと接触して引き回される。
したがって、300Vdc以上の高電圧を電源端子39uと電源端子39vとの間に印加する場合、電源への引き回し線41vbがコイル35vaと接触している部分においては印加される電圧分だけ電位差が生じていることとなる。また、駆動されるインバータによっては電源電圧より高いサージ電圧を発生することもあるため、実際には電源電圧以上の電位差が生じている場合が起こりえる。
したがって、電源への引き回し線41には、樹脂材料などで作られた絶縁チューブ43を挿入することにより、電源への引き回し線41とコイル35は接触させずに絶縁を確保することができる。
また、中性点への引き回し線42も電源への引き回し線41の場合と同様に異なる相のコイル35の上を接触して引き回されるため、電源への引き回し線41の場合よりコイル35との間に生じる電位差は低いが、高電圧で駆動される時の信頼性を確保するために、絶縁チューブを挿入する形態としている。
本発明のブラシレスモータの固定子は、300vdc以上の高電圧で駆動される場合のモータの信頼性確保に最適であり、高電圧で駆動されるブラシレスモータを使用する機器などにも有用である。
本発明の実施例におけるブラシレスモータの固定子の断面図 本発明の実施例におけるブラシレスモータの固定子のコイル結線を模式的に示した図 本発明の実施例におけるブラシレスモータの固定子の結線図 従来のブラシレスモータの固定子の断面図
符号の説明
30 固定子
31 固定子コア
32 ティース
33 ヨーク
34 スロット
35 コイル
36 コイルエンド
37 相間絶縁紙
38 スロット絶縁紙
39 電源端子
40 中性点
41 電源への引き回し線
42 中性点への引き回し線
43 絶縁チューブ

Claims (2)

  1. ブラシレスモータの固定子において、略環状のヨークと、前記ヨークの内周部に配置された複数のティースからなる固定子コアと、前記各々のティースに集中して巻回されたコイルとからなり、電源端子からコイルへの引き回し線と、中性点からコイルへの引き回し線に絶縁チューブを通し、前記コイルには300Vdc以上の電圧を印加することを特徴としたブラシレスモータの固定子。
  2. スロット内の異なる相のコイル間に相間絶縁紙を配置したことを特徴とした、請求項1に記載のブラシレスモータの固定子

JP2005083093A 2005-03-23 2005-03-23 ブラシレスモータの固定子 Pending JP2006271051A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008044553A1 (fr) 2006-10-02 2008-04-17 Panasonic Corporation Procédé d'allocation de séquence dans un système de communication mobile
CN102278294A (zh) * 2010-06-11 2011-12-14 日立空调·家用电器株式会社 容积式压缩机
JP2012157207A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Panasonic Corp 電動機の固定子、圧縮機、機器

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