JP2006270783A - テレビインターホンシステム - Google Patents

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克彦 木村
Yoshinori Muroi
義則 室井
Susumu Ito
享 伊藤
Seiji Nagatome
征二 永留
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Abstract

【課題】システムに無線カメラを付加する際に、無線アダプタを増設親機に混在させて渡り配線することで、ドアホン子器による来客映像以外に任意の場所の映像をモニタ表示することが可能なテレビインターホンシステムを提供する。
【解決手段】インターホン親機2と、インターホン親機2と通信するドアホン子器1と、インターホン親機2と有線接続する無線アダプタ3と、インターホン親機2またはドアホン子器1との間で無線アダプタ3を介して無線通信を行う無線増設親機5と、無線アダプタ3と無線通信を行う無線カメラ7と、インターホン親機2と有線接続する有線増設親機4とを備えた無線インターホンシステムにおいて、無線アダプタ3を、ドアホン子器1とは直接接続せず、インターホン親機2と有線増設親機4との接続ライン上に有線接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線アダプタを介して、モニタ付きインターホン親機や増設機器と無線通信する無線カメラを備えたテレビインターホンシステムに関するものである。
従来のテレビインターホンシステムには、カメラ付きドアホン子器、モニタ付きインターホン親機、増設親機が有線で接続されたもののほかに、無線式の監視カメラや無線式の増設親機を備えるものがある。
無線式の監視カメラは、勝手口などに増設すれば、勝手口付近の映像を居室内の親機でモニタすることができるため、防犯上、有効な手段として用いられている。
また、無線監視カメラや無線増設親機等の無線機器を備えたシステムとしては、カメラ付きドアホン子器やモニタ付きインターホン親機と通信するための無線アダプタを備えたものが知られている。
図4、図5は、この種の無線アダプタを備えたテレビインターホンシステムの例である。
図4のシステムは、カメラ付きドアホン子器101と、モニタ付きインターホン親機102とが信号線Lで接続され、さらにモニタ付き無線増設親機104と、無線監視カメラ105と、無線アダプタ103とを備えたハンズフリーインターホンシステムである。なお、図中の103n、104n、105nはそれぞれ、無線アダプタ103、モニタ付き無線増設親機104、無線監視カメラ105のアンテナを示す。
カメラ付きドアホン子器101と有線で接続されるモニタ付きインターホン親機102は、カメラ付きドアホン子器101から伝送された音声信号と映像信号を無線アダプタに出力する音声出力端子102bと、ドアホン子器101のカメラから伝送されてくる映像信号を送出する映像出力端子102cと、無線アダプタ103から音声信号を入力する音声入力端子102aと、無線アダプタ103と制御信号をやりとりする制御端子102dとを有している。
また無線アダプタ103は、モニタ付きインターホン親機102の音声出力端子102bと接続される音声入力端子103b、モニタ付きインターホン親機102の映像出力端子102cと接続される映像入力端子103c、モニタ付きインターホン親機102の制御端子102dと接続される制御端子103d、モニタ付きインターホン親機102の音声入力端子102aと接続される音声出力端子103aを備える。
インターホン親機102側で無線カメラ105用のモニタ釦(不図示)操作をすると、無線カメラ105が駆動し、無線アダプタ103を介して、インターホン親機102で映像をモニタすることができる。また、無線監視カメラ105に通話機能を備えれば、親機との間で通話も可能となる。つまり、勝手口用のカメラ付き子器としても機能させることができる。
また図5のシステムは、モニタ付きインターホン親機202とカメラ付きドアホン子器201とが信号線Lにより有線接続され、それらの間に、信号線Lによって無線アダプタ203が接続され、さらに、無線アダプタ203と無線通信可能な無線増設親機204と、無線監視カメラ205とを備えている。
図4のシステムと同様に、無線監視カメラ205は、モニタ付きインターホン親機202や他の増設親機からのモニタ指令により駆動し、居室内の親機で、勝手口などのモニタができるようになっている。
なお、図中の203n、204n、205nはそれぞれ、無線アダプタ203、無線増設親機204、無線監視カメラ205のアンテナを示す。
次の特許文献1には、無線の監視カメラを備えたシステムが記載されている。
特開2003−289534号公報
しかしながら、上述した図4のシステムにおいて、有線増設親機と無線増設親機を加えたインターホンシステムを構成する場合、インターホン親機には、有線増設親機を接続するための接続端子に加えて、無線アダプタを接続するための専用端子を設ける必要があるため、インターホン親機のコストが高くなり、また、インターホン親機のサイズが大きくなってしまうといった問題がある。
また、上述した図5のシステムにおいては、無線アダプタをドアホン子器、インターホン親機間の信号線に接続しているため、例えば3階建て住宅の3階居室等、玄関から遠い場所に無線アダプタを設置する場合には配線距離が長くなり、配線形態が複雑になってしまうといった問題や、無線アダプタの設置場所に制約が出てしまうといった問題がある。
特に、図4、図5のように、上記特許文献3で示した無線式の監視カメラを付加した無線機器を中心とするテレビインターホンシステムの場合には、上記のような無線アダプタの設置上の問題があれば、テレビインターホンシステムの施工に大きな制限がかかることになる。
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであり、その目的は、システムに無線監視カメラ(以下、無線カメラという)を付加する際に、無線アダプタを増設親機に混在させて渡り配線することで、ドアホン子器による来客映像以外に任意の場所の映像をモニタ表示することが可能なテレビインターホンシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のインターホンシステムは、インターホン親機と、インターホン親機と通信するドアホン子器と、インターホン親機と有線接続する無線アダプタと、インターホン親機またはドアホン子器との間で無線アダプタを介して無線通信を行う無線増設親機と、無線アダプタと無線通信を行う無線カメラと、インターホン親機と有線接続する有線増設親機とを備えた無線インターホンシステムにおいて、無線アダプタを、ドアホン子器とは直接接続せず、インターホン親機と有線増設親機との接続ライン上に有線接続するものとしたことを特徴とする。
請求項2では、システムはモニタ付きの無線増設親機をさらに備えており、無線カメラは、無線アダプタを介して、無線増設親機との映像モニタのための無線通信を行うことを特徴としている。
請求項3では、無線増設機と無線カメラとの通信は、さらにモニタ付きインターホン親機を経由して実行されることを特徴としている。
請求項4では、無線カメラは、無線アダプタを介して、モニタ付きインターホン親機との映像モニタのための無線通信を行うことを特徴としている。
請求項5では、無線カメラは、無線アダプタを介して、有線増設親機との映像モニタのための無線通信を行うことを特徴としている。
請求項1〜5に記載のテレビインターホンシステムによれば、監視用の無線カメラを有線増設親機に混在させて簡易に付加して、有線システムを無線対応システムとして構築できるテレビインターホンシステムが実現できる。
すなわち、無線アダプタを有線増設親機に混在させて渡り配線しているため、無線カメラにより、カメラ付きドアホン子器による来客映像以外に任意の場所の映像をモニタ表示することができる。つまり、無線アダプタを有線増設親機に混在させて渡り配線することにより、無線アダプタの接続位置の制約が少なくなるため、無線カメラの自由な設置が実現できる。例えば、無線カメラを有線増設親機、無線増設親機の近辺に設置して、これら増設親機とのモニタ付きインターホン親機の内線通話を相手の姿を見ながらできるようにもなるなど、無線カメラによる自由な映像モニタが可能なテレビインターホンシステムが実現できる。
また、無線アダプタを有線増設親機に混在させて渡り配線することによる基本的な効果として、次のようなものがある。
すなわち、無線アダプタを、モニタ付きインターホン親機と有線増設親機との接続ライン上に有線接続するものとしたため、有線増設親機を接続するための端子とは別に、親機に無線アダプタを接続するための専用端子を増設する必要がなく、親機のコストダウンや小型化を実現できる。
さらに、無線アダプタをカメラ付きドアホン子器とは直接接続しないようにしているため、例えば3階建て住宅の3階居室等、玄関から遠い場所に無線アダプタを設置する場合においても、配線距離の長距離化や配線形態の複雑化を防止することができ、無線アダプタの設置場所に制約が出ないテレビインターホンシステムを提供できる。
請求項2では、無線カメラと無線増設親機の通信を、モニタ付きインターホン親機を介することなく無線アダプタのみで行うことができ、そのため、モニタ付きインターホン親機の負荷を軽減することができる。
請求項3では、無線増設親機と無線カメラとの通信を、さらにモニタ付きインターホン親機を介して行うようにしているので、無線アダプタの負荷を軽減することができる。
請求項4では、無線カメラとモニタ付きインターホン親機との通信を、無線アダプタを介して行う構成としているため、利便性の高いテレビインターホンシステムを提供できる。
請求項5では、無線カメラと有線増設親機との通信を、無線アダプタを介して行う構成としているため、利便性の高いテレビインターホンシステムを提供できる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
なお、以下の実施例は、居室内に設置するモニタ付きインターホン親機、有線増設親機および無線増設親機は、ハンドセット、ハンズフリーのいずれのインターホンを用いたシステムにも適用が可能である。
図1は、本発明のテレビインターホンシステムの構成を示すブロック図である。また、図2は、図1で示したテレビインターホンシステムを構成する機器の各構成要素を示す回路ブロック図である。
図1、図2に示したテレビインターホンシステムは、モニタ付きインターホン親機(以下、インターホン親機ともいう)2と、インターホン親機2に有線接続されたカメラ付きドアホン子器(以下、ドアホン子器ともいう)1と、有線増設親機4と、インターホン親機2または有線増設親機4に有線接続するための2つの接続端子3ta、3tbとを有する無線アダプタ3と、無線増設親機5と、無線カメラ7とにより構成される。
ここで、無線アダプタ3は、インターホン親機2が複数台の有線増設親機4、4を設置するために設けている2線式の信号線L上に、有線増設親機4、4と混在して渡り配線で接続される形で配置される。
後述するように、この信号線Lには、カメラ電源をベースにして、それぞれに周波数帯を区分した制御信号、音声信号、映像信号が周波数多重化方式で重畳されたものが伝送されるが、映像信号を伝送する同軸ケーブル、制御信号、音声信号、電源を伝送する信号線、電源線で接続したものであってもよい。
また、無線カメラ7は、勝手口等に設けられ、インターホン親機2、有線増設親機4、無線増設親機5のいずれかの操作により、モニタ動作を実行する機能を有するとともに、本実施例の場合はこれら機器との間で通話も可能としている。

次に、システムを構成する各機器の構成と動作について説明する。
ドアホン子器1は、スピーカ1bと、マイク1dと、スピーカアンプ1cと、マイクアンプ1eと、来客者の姿を捉えるカメラ1fと、呼出釦1gと、信号処理部1aとを備える。
マイク1dから出力されマイクアンプ1eで増幅される音声信号と、カメラ1fから出力される映像信号と、呼出釦1gの操作により発生する制御信号は、信号処理部1aによって多重化されて、伝送路(信号線L)に送出される。また、インターホン親機2からは音声信号と制御信号が電源とともに伝送路に送出されており、信号処理部1aは、インターホン親機2から送出される多重化された信号を分離する。分離された音声信号は、スピーカアンプ1cで増幅された後スピーカ1bから出力される。
インターホン親機2は、スピーカ2bと、マイク2dと、スピーカアンプ2cと、マイクアンプ2eと、ドアホン子器1または無線カメラ7で捉えた映像を映し出すためのモニタ2fと、子器モニタ釦2gと、内線呼出釦2hと、無線モニタ釦2iと、信号処理部2aとを備える。
なお、この無線モニタ釦2iは無線カメラ7を動作させるためのものであり、ドアホン子器1の操作用の子器モニタ釦2gとは区別される。有線増設親機4、無線増設親機5の無線モニタ釦についても同様である。
ドアホン子器1から送出される多重化された信号は、信号処理部2aにて、音声信号、映像信号、制御信号に分離され、音声信号はスピーカアンプ2cで増幅された後、スピーカ2bに出力され、映像信号はモニタ2fに出力される。また、マイク2dから出力された音声信号はマイクアンプ2eで増幅された後、子器モニタ釦2gの操作により発生する制御信号と、信号処理部2aにて多重化され、電源に重畳されて伝送路に送出される。
さらに、インターホン親機2は、ドアホン子器1と無線増設親機5が通信を行う際には、ドアホン子器1から送出される信号を信号処理部2aより無線アダプタ3に出力し、無線アダプタ3により送出される信号を信号処理部2aよりドアホン子器1に送出する機能を有する。
また、無線カメラ7から送出される多重化された信号は、信号処理部2aにて、音声信号、映像信号、制御信号に分離され、音声信号はスピーカアンプ2cで増幅された後、スピーカ2bに出力され、映像信号はモニタ2fに出力される。
無線アダプタ3は、2つの接続端子3ta、3tbと、信号処理部3aと、無線部3rと、無線部3rに付随するアンテナ3nとを有し、インターホン親機2から送出された音声信号、映像信号、制御信号を信号処理部3aにて信号処理を行った後、無線部3rにて変調してアンテナ3nから送信する。また、無線増設親機5から送信された音声信号、制御信号をアンテナ3nで受信し、無線部3rで復調した後、信号処理部3aを介してインターホン親機2に信号を送出する。
無線増設親機5は、スピーカ5bと、マイク5dと、スピーカアンプ5cと、マイクアンプ5eと、ドアホン子器1または無線カメラ7で捉えた映像を映し出すためのモニタ5fと、子器モニタ釦5gと、内線呼出釦5hと、無線カメラ7を動作させるための無線モニタ釦5iと、信号処理部5aと、無線部5rと、無線部5rに付随するアンテナ5nとを備え、通話時においては、無線アダプタ3から送信された音声信号、映像信号、制御信号をアンテナ5nで受信し、無線部5rにて復調し信号処理部5aで処理した後、音声信号をスピーカ5bに出力し、映像信号をモニタ5fに出力する。また、マイク5dから出力される音声信号と制御信号を信号処理部5aにて処理した後、無線部5rにて変調してアンテナ5nから送信する。
有線増設親機4は、スピーカ4bと、マイク4dと、スピーカアンプ4cと、マイクアンプ4eと、ドアホン子器1または無線カメラ7で捉えた映像を映し出すためのモニタ4fと、子器モニタ釦4gと、内線呼出釦4hと、無線カメラ7を動作させるための無線モニタ釦4iと、信号処理部4aとを備える。
有線増設親機4では、インターホン親機2から送出される多重化された信号は、信号処理部4aにて、音声信号、映像信号、制御信号に分離され、音声信号はスピーカアンプ4cで増幅された後、スピーカ4bに出力され、映像信号はモニタ4fに出力される。また、マイク4dから出力された音声信号はマイクアンプ4dで増幅された後、子器モニタ釦4gの操作により発生する制御信号と信号処理部4aにて多重化され、電源に重畳されて伝送路に送出される。
なお、本実施例では、有線増設親機4、無線増設親機5のいずれでも無線カメラ7の映像をモニタできるようにしているが、インターホン親機2のみでモニタできるようなシステムであってもよい。
無線カメラ7は、スピーカ7bと、マイク7dと、スピーカアンプ7cと、マイクアンプ7eと、カメラ7fと、信号処理部7aと、無線部7rと、無線部7rに付随するアンテナ7nとを備え、通信時においては、カメラ7fに入力される映像信号とマイク7dに入力される音声信号と制御信号を信号処理部7aにて多重化処理した後、無線部7rにて変調してアンテナ7nから送信する。
また、無線アダプタ3から送信された音声信号、制御信号をアンテナ7nで受信し、無線部7rにて復調し信号処理部7aで処理した後、音声信号をスピーカ7rに出力する。
次に、上記インターホンシステムの基本動作を、来客のドアホン子器1からの呼出と、親機2、4、5の無線カメラ7による映像モニタと、親機2、4、5間の内線呼出とに分けて説明する。
まず、ドアホン子器1からの呼出と、それにともなう応答、通話、モニタについて説明する。
ドアホン子器1からインターホン親機2を呼び出すと、インターホン親機2、有線増設機器4、無線増設機器5から呼出音が出力される。いずれかで応答すると、インターホン親機2は、応答した機器とドアホン子器1とを接続して、通話を可能とする。
より具体的には、来客がドアホン子器1の呼出釦1gを操作して呼出をしたときは、待機電圧がレベルダウンすることをインターホン親機2で検知する。呼出信号がインターホン親機2で検知されると、インターホン親機2は、有線増設親機4と無線アダプタ3に通知し、さらに無線アダプタ3からの無線信号にて無線増設親機5に伝達される。
その後、例えば無線増設親機5が応答すると、無線増設親機5は、無線アダプタ3経由で、ドアホン子器1側の音声と映像が多重化された信号を無線信号にて受信し、結果として、無線増設親機5のスピーカ5bにはドアホン子器1側の音声が出力され、無線増設親機5のモニタ5fにはドアホン子器1側の映像が出力され、ドアホン子器1との通話ができる。
次に、インターホン親機2、有線増設親機4、無線増設親機5の、無線カメラ7による映像モニタ動作について説明する。
例えば、無線増設親機5で無線モニタ釦5iが操作されると、モニタ指令信号が無線信号の形で無線アダプタ3に送出される。その後、無線アダプタ3は、独自の判断で、モニタ指令信号を無線カメラ7に伝達する。この場合、インターホン親機2が全システムの監視を行う構成であれば、インターホン親機2にはモニタ実施中の信号を送出する。
モニタ指令信号を受けた無線カメラ7は、カメラ7fにより撮像した映像信号を無線信号の形で、無線アダプタ3を介して無線増設親機5に送出する。信号を受信した無線増設親機5は、モニタ5fに受信したカメラ映像を出力する。また、無線増設親機5と無線カメラ7との間では通話も可能となる。
このようなシステムでは、無線増設親機5、無線カメラ7間の通信を、インターホン親機2を介することなく無線アダプタ3のみで行うことができるため、インターホン親機2の負荷を抑えることができる。
もちろん、無線増設親機5、無線カメラ7間の通信についても、インターホン親機2を介在させて、インターホン親機2が信号を相互に伝達させてもよく、このようなシステムでは、無線アダプタ3の構成を簡略にできる。
インターホン親機2または有線増設親機5から無線カメラ7を作動させてモニタする場合についても同様に、無線アダプタ3を介して信号伝送が行われる。それらの基本動作については説明を省略する。
また、この無線カメラ7を室内に設置すれば、内線呼出先の映像を見ながら内線通話をすることもできる。
すなわち、無線カメラ7を有線増設親機4や無線増設親機5の近辺に設置しておけば、インターホン親機2が、これらの増設親機の内線呼出をするとともに、無線カメラ7を駆動すれば、呼び出された相手の姿を見ながら内線通話をすることができる。さらに、インターホン親機2、他の増設親機4、5すべてに対応させて無線カメラ7を設置すれば、居室内のテレビ内線通話が実現できる。
無線機器の中継となる無線アダプタ3を、有線増設親機4に混在させて渡り配線しているため、無線アダプタ3の接続位置の制約が少なく、そのため、このように無線カメラ7の設置場所にも制約がなく、また複数の無線カメラを設置することもでき、無線カメラによる自由な映像モニタが可能なテレビインターホンシステムが実現できる。
最後に、親機間の内線呼出と、それにともなう応答、通話について説明する。
例えば、インターホン親機2から無線増設親機5への内線呼出の場合には、次のような動作が実行される。
居住者がインターホン親機2の内線呼出釦2hを操作して内線呼出をしたときは、内線呼出信号が無線アダプタ3を通じて、呼出先の無線増設親機5に呼出信号を送出し、呼出を受けた無線増設親機5が応答すると、無線アダプタ3経由で、インターホン親機2と呼び出された無線増設親機5との通話が開始される。
その他、インターホン親機4、有線増設親機4間、有線増設親機4、無線増設親機4間、無線増設親機5同士などの場合も、内線呼出釦の操作により内線呼出信号が送出され、インターホン親機2が呼出元と呼出先を結び付けて、応答、通話が行われるが、呼出元、呼出先のいずれかが無線増設親機5の場合には、さらに無線アダプタ3が介される。
以上に説明したように、無線アダプタ3を、インターホン親機2と有線増設親機4との渡り配線の信号線L上に有線接続するものとしたため、有線増設親機4を接続するための端子とは別に、インターホン親機2に無線アダプタ3を接続するための専用端子を増設する必要がなく、親機のコストダウンや小型化を実現できる。
また、無線アダプタ3をドアホン子器1とは直接接続しないようにしているため、例えば3階建て住宅の3階居室等、玄関から遠い場所に無線アダプタ3を設置する場合においても、配線距離の長距離化や配線形態の複雑化を防止することができ、無線アダプタ3の設置場所に制約が出ないインターホンシステムを提供できる。
特に、無線カメラ7などの無線機器を有線増設親機4に混在させて簡易に付加できる構成であるため、有線システムを、無線機器を多く採り入れた無線中心のシステムとして構築できるインターホンシステムが実現できる。
また、上記図1の例では、無線アダプタ3を、有線増設親機4、4間の信号線Lに配置させているが、信号線Lを渡り配線にしているため、無線アダプタ3を、インターホン親機2と有線増設親機4との信号線L上の任意の位置に接続することができる。例えば図3に示すように、無線アダプタ3を、信号線L上の終端に位置するよう配置してもよい。
なお、図3に示したインターホンシステムを構成する機器および動作については、図1に示したシステムと同様であるため、構成機器について同一の符号を付して説明を省略する。
本発明のインターホンシステムの構成を示すブロック図である。 本発明のインターホンシステムを構成する機器の構成要素を示した図である。 本発明のインターホンシステムの他例を示すブロック図である。 従来のインターホンシステムを示すブロック図である。 従来のインターホンシステムを示すブロック図である。
符号の説明
1 カメラ付きドアホン子器
2 モニタ付きインターホン親機
3 無線アダプタ
4 有線増設親機
5 無線増設親機
7 無線カメラ
L 有線接続ライン

Claims (5)

  1. インターホン親機と、
    インターホン親機と通信するドアホン子器と、
    インターホン親機と有線接続する無線アダプタと、
    インターホン親機またはドアホン子器との間で無線アダプタを介して無線通信を行う無線増設親機と、
    無線アダプタと無線通信を行う無線カメラと、
    インターホン親機と有線接続する有線増設親機と、を備えた無線インターホンシステムにおいて、
    無線アダプタを、ドアホン子器とは直接接続せず、インターホン親機と有線増設親機との接続ライン上に有線接続するものとしたことを特徴とする、インターホンシステム。
  2. 請求項1において、
    システムは、モニタ付きの無線増設親機をさらに備えており、
    上記無線カメラは、上記無線アダプタを介して、上記無線増設親機との映像モニタのための無線通信を行うことを特徴とする、テレビインターホンシステム。
  3. 請求項2において、
    上記無線増設親機と上記無線カメラとの通信は、さらに上記モニタ付きインターホン親機を経由して実行されることを特徴とする、テレビインターホンシステム。
  4. 請求項1において、
    上記無線カメラは、上記無線アダプタを介して、上記モニタ付きインターホン親機との映像モニタのための無線通信を行うことを特徴とする、テレビインターホンシステム。
  5. 請求項1において、
    上記有線増設親機はモニタ付きであり、
    上記無線カメラは、上記無線アダプタを介して、上記有線増設親機との映像モニタのための無線通信を行うことを特徴とする、テレビインターホンシステム。
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