JP2006270163A - 番組受信録画装置および番組受信録画プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】番組を自動で録画する機能を備えた番組受信装置において、記録媒体の種類と録画可能容量とを考慮して、好適な番組録画を実現可能な番組受信録画装置を提供する。
【解決手段】現在の番組録画に必要な録画容量に、次回の番組録画時に予想される必要最小限の録画容量を加えた録画容量を算出し、その算出した録画容量に対応した録画領域を確保して番組録画を行なう。また、現在の番組録画時に前記算出した録画容量に対応した録画領域が確保できない場合は、番組録画は現在の番組録画のみ行い、次回以降の番組録画を中止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送番組の受信録画装置及び受信録画プログラムに係り、特に利用者の嗜好条件に合致した番組を次々と記録媒体へ録画する場合に、記録媒体の種類と録画可能容量とを考慮して、好適な番組録画を実現可能な番組受信録画装置及び番組受信録画プログラムに関するものである。
放送される番組を受信し録画可能な番組受信録画装置は、近年の記録媒体の大容量化に伴い、番組を大量、かつ長時間録画することが可能となった。一方、利用者の嗜好に基づいた自動番組録画機能等によって、大量の番組を自動的に録画できる番組受信録画装置も出現している。しかし記録媒体の容量は大容量化してきてはいるものの有限である。従って、録画した番組を消去することなく自動番組録画処理を継続し続けると、いずれ録画可能領域が無くなり自動番組録画の続行が不可能となってしまうという課題がある。このような課題を解決するために、例えば特許文献1に示すような録画可能容量が十分確保でないと判定した場合には、既に録画済みの録画領域に上書きして自動番組録画を継続しようとする手法が提案されている。
特許第3360705号
しかしながら、上記のような従来の上書き手法では、記録媒体として書き換え可能媒体が前提条件であり、また書き換えは必ず成功するという前提条件もある。従って、一回のみ書き込み可能な媒体には上記手法は適用できない。また、書き換え可能媒体であっても何らかの不具合が発生し、書き込みはできるが消去ができずに書き換えが行なえない状態に陥ることも考えられる。上記手法ではこのような不具合が発生した場合、その不具合発生後の予約番組の録画が失敗してしまう可能性がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、現在の番組録画に必要な録画容量に、次回の番組録画時に予想される必要最小限の録画容量を加えた録画容量を算出し、その算出した録画容量に対応した録画領域を確保して番組録画を行なう。また、現在の番組録画時に前記算出した録画容量に対応した録画領域が確保できない場合は、番組録画は現在の番組録画のみ行い、次回以降の番組録画を中止する。
このような処理を行うことより、記録媒体が一回のみ書き込み可能な媒体であり、その記録媒体の残容量が最初に予定していた番組録画に必要な容量に満たない場合になっても、前回の番組録画時に現在の番組録画に必要な最小限の録画容量が確保されていることになるので、現在の番組録画が途中で途切れることなく番組の最後まで録画することが可能な番組受信録画装置及び番組受信記録プログラムを提供することを目的とする。
また、書き換え可能な媒体においてなんらかの不具合が発生して書き換えができない自体に陥ったとしても、前回の番組録画時に現在の番組録画に必要な最小限の録画容量が確保されていることになるので、現在の番組録画が途中で途切れることなく番組の最後まで録画することが可能な番組受信録画装置及び番組受信記録プログラムを提供することを目的とする。
そこで上記課題を解決するために本発明は、以下の装置及びプログラムを提供するものである。
(1)放送波を選局受信し復調して、復調信号を生成し、前記生成した復調信号を出力する受信手段と、
前記受信手段から入力する復調信号をデコードして、映像音声信号と電子番組表とを生成すると共に、前記復調信号を基にデジタル記録再生用のデジタル多重化信号を生成し、前記生成したデジタル多重化信号を記録用ビットレートで出力する映像音声データ処理手段と、
前記映像音声データ処理手段から入力するデジタル多重化信号を記録媒体に記録する記録手段と、
前記電子番組表から得られる将来放送予定の番組のうち少なくとも一つの番組を選択して、前記受信手段と前記映像音声データ処理手段と前記記録手段とを制御して予約録画を行なわせる録画番組指定手段と、
前記録画番組指定手段を用いて所定番組の予約録画を開始する際に、利用者または前記所定番組を放送する放送局によって予め設定されている設定ビットレートで前記所定番組を最後まで記録する為に必要な第一の記録容量と、前記映像音声デコード手段が処理可能な最少ビットレートと本装置に予め設定される番組の最大記録時間長とによって算出される第二の記録容量とを加算した第三の記録容量が、検出された未記録領域の記録容量以下であるか否かを判断し、
前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量以下と判断した場合は、前記第三の記録容量を有する記録領域を前記未記録領域に確保すると共に、前記設定ビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した第三の記録容量を有する記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定手段に通知し、
前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量より大きいと判断した場合は、前記未記録領域の全域を前記所定番組を記録する為の記録領域として確保すると共に、その確保した領域に前記所定番組を最後まで記録することを可能とするためのビットレートを、前記未記録領域の記録容量と前記電子番組表から得られる前記所定番組の時間長とを用いて算出して、前記算出したビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した前記所定番組を記録する為の記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が不可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定手段に通知する録画領域処理手段とを有し、
前記録画番組指定手段は、前記録画領域処理手段から通知される、前記記録用ビットレートの値と、前記記録位置情報とを用いて前記所定番組の予約録画を実行すると共に、前記次番組録画可否情報が、次の番組の予約録画が可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画を実行可能な状態とし、次の番組の予約録画が不可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画の実行を停止させることを特徴とする番組受信録画装置。
(2)放送波を選局受信し復調して、復調信号を生成し、前記生成した復調信号を出力する受信機能と、
前記受信機能から入力する復調信号をデコードして、映像音声信号と電子番組表とを生成すると共に、前記復調信号を基にデジタル記録再生用のデジタル多重化信号を生成し、前記生成したデジタル多重化信号を記録用ビットレートで出力する映像音声データ処理機能と、
前記映像音声データ処理機能から入力するデジタル多重化信号を、記録手段を用いて記録媒体に記録させる記録機能と、
前記電子番組表から得られる将来放送予定の番組のうち少なくとも一つの番組を選択して、前記受信機能と前記映像音声データ処理機能と前記記録機能とを制御して予約録画を行なわせる録画番組指定機能と、
前記録画番組指定機能を用いて所定番組の予約録画を開始する際に、利用者または前記所定番組を放送する放送局によって予め設定されている設定ビットレートで前記所定番組を最後まで記録する為に必要な第一の記録容量と、前記映像音声デコード機能が処理可能な最少ビットレートと本装置に予め設定される番組の最大記録時間長とによって算出される第二の記録容量とを加算した第三の記録容量が、検出された未記録領域の記録容量以下であるか否かを判断し、
前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量以下と判断した場合は、前記第三の記録容量を有する記録領域を前記未記録領域に確保すると共に、前記設定ビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した第三の記録容量を有する記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定機能に通知し、
前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量より大きいと判断した場合は、前記未記録領域の全域を前記所定番組を記録する為の記録領域として確保すると共に、その確保した領域に前記所定番組を最後まで記録することを可能とするためのビットレートを、前記未記録領域の記録容量と前記電子番組表から得られる前記所定番組の時間長とを用いて算出して、前記算出したビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した前記所定番組を記録する為の記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が不可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定機能に通知する録画領域処理機能とをコンピュータに実現させ、
前記録画番組指定機能は、前記録画領域処理機能から通知される、前記記録用ビットレートの値と、前記記録位置情報とを用いて前記所定番組の予約録画を実行すると共に、前記次番組録画可否情報が、次の番組の予約録画が可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画を実行可能な状態とし、次の番組の予約録画が不可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画の実行を停止させる機能を有することを特徴とする番組受信録画プログラム。
本発明によれば、現在の番組録画に必要な録画容量に、次回の番組録画時に予想される必要最小限の録画容量を加えた録画容量を算出し、その算出した録画容量に対応した録画領域を確保して番組録画を行なう。また、現在の番組録画時に前記算出した録画容量に対応した録画領域が確保できない場合は、番組録画は現在の番組録画のみ行い、次回以降の番組録画を中止する。
このような処理を行うことより、記録媒体が一回のみ書き込み可能な媒体であり、その記録媒体の残容量が最初に予定していた番組録画に必要な容量に満たない場合になっても、前回の番組録画時に現在の番組録画に必要な最小限の録画容量が確保されていることになるので、現在の番組録画が途中で途切れることなく番組の最後まで録画することが可能となる。
また、書き換え可能な媒体においてなんらかの不具合が発生して書き換えができない自体に陥ったとしても、前回の番組録画時に現在の番組録画に必要な最小限の録画容量が確保されていることになるので、現在の番組録画が途中で途切れることなく番組の最後まで録画することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、実施例を示して詳細に説明する。
<全体構成>
図1は本実施例の番組受信録画装置の構成を示す図である。
番組受信録画装置1は受信部10、映像音声データ処理部11、記録部12、録画番組指定部13、録画領域処理部14、記録媒体情報取得部15、消去処理部16、録画番組優先度取得部17、操作情報受信部18、入力装置19により構成される。
受信部10は、放送局からの放送信号aを選局受信し、受信信号を映像音声データ処理部11へ出力する。放送信号aはデジタル放送でもアナログ放送でも良い。デジタル放送の場合は、受信信号はMPEG−TS(Transport Stream)信号とよばれる映像データと音声データと番組情報データが含まれる付加データとが多重化されたデジタル信号である。またアナログ放送の場合は、受信信号はアナログ映像信号とアナログ音声信号とである。なお、アナログ映像信号には同期信号部分に番組情報データが重畳されているものとする。前記番組情報データを用いて、番組内容や放送時間を利用者に提示するための電子番組ガイド、すなわちEPG(Electric Program Guide)を生成することが可能である。番組情報データは、前述のように放送信号aから取得しても良いし、ここでは図示していないネットワーク経由で事業者が用意している番組情報提供用サーバから取得しても良い。
映像音声データ処理部11は、受信部10から入力する信号に各種処理を施す。この映像音声データ処理部11で行う処理は、受信する放送波aがデジタル放送であるかアナログ放送であるかによってその処理内容が異なる。
入力信号がデジタル放送の場合のMPEG−TS信号の場合は、多重化されている映像データと音声データと付加データとを分離し、映像データと音声データとに関しては圧縮されているのでそれぞれのデータを伸長したのち、デコード処理を行い、アナログ映像信号とアナログ音声信号とに変換して、提示装置2に出力する。付加データはデータの種類に応じて適宜処理が施されるが、このうちの番組情報データを用いて前述したEPGを生成する。そして、生成したEPGは、前記アナログ映像信号に合成されて提示装置2に出力される。また、分離した映像データと音声データと付加データとをデジタル記録する為に、それぞれのデータの記録再生において必要な情報のみを残して、冗長な情報は削除する等の最適化処理がなされた後、再度多重化して記録用多重化信号を生成し、後述する録画番組指定部13より指定される録画ビットレートにて記録部12に出力する。
入力信号がアナログ放送の場合のアナログ映像信号とアナログ音声信号との場合は、画質調整処理や音量制御処理などの各種処理を施した後に提示装置2に出力する。またアナログビデオ信号の同期信号部分に重畳されている番組情報データを分離する。そして分離した番組情報データを用いて前述したEPGを生成する。そして、生成したEPGは、前記アナログ映像信号に合成されて提示装置2に出力される。また、アナログ映像信号とアナログ音声信号とをデジタル記録する為にデジタル変換処理を行う。またその後に必要であれば情報量を減らすための圧縮処理も行う。そして生成されたデジタル映像データとデジタル音声データと番組情報データを含む付加データとを多重化して記録用多重化信号を生成し、後述する録画番組指定部13より指定される録画ビットレートにて記録部12に出力する。なお多重化する番組情報データは録画する番組に関係した情報に留め、EPGは別途、録画番組指定部13の番組情報保存部37へ格納して管理する。記録部12に録画するデータ形式は例えばMPEG−PS(Program Stream)と呼ばれる多重化方式を使用する。なお、この多重化方式は、扱う信号がデジタル放送の場合と同様にMPEG−TSとしてもよい。
また、映像音声データ処理部11は、記録部12に録画されている記録用多重化信号の読み出しと再生も行なう。多重化されている映像データと音声データと付加データとを分離し、映像データと音声データとに関してデコード処理を行い、アナログ映像信号とアナログ音声信号とに変換して、提示装置2に出力する。この時、映像データと音声データとが圧縮されているデータの場合は、伸長処理も同時に行う。
記録部12は、上記映像音声データ処理部11から入力される各デジタルデータを録画する。記録部12で用いる記録媒体としてはブルーレイディスク、DVDディスク、ハードディスクなど、主にディスクメディアを想定している。これら記録媒体は、書き換え可能な媒体もあれば、書き込みは一回のみで書き換えが不可能な媒体(ライトワンス媒体)も含まれる。
録画番組指定部13は、利用者から入力装置19、操作情報受信部18を介して、受信している番組の録画指示があったならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。
また、録画番組指定部13は、番組録画予約機能を備えており、利用者がマニュアル操作で番組の録画予約をするか、もしくは利用者の操作履歴情報により番組嗜好の分析を行い、利用者の嗜好に合った番組の自動録画予約を行う。このとき録画番組指定部13は、番組録画を開始する前に、録画領域処理部14に対し、録画対象番組を録画するための録画領域の確保と、録画する際の録画ビットレートを算出するよう要求する。
録画予約の場合、録画番組指定部13は、録画予約対象番組の放送時刻となったら、受信部10に選局指示し、選局が終了して受信信号が映像音声データ処理部11に出力がなされたならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。このときの録画ビットレートは録画領域処理部14にて算出し通知された録画ビットレートを映像音声データ処理部11に指定する。記録部12は、映像音声データ処理部11から多重化信号が入力されたならば録画を開始する。
録画領域処理部14は、録画番組指定部13から録画領域確保の要求を受けたならば、消去処理部16、記録媒体情報取得部15を用いて、録画対象番組を録画するための録画領域を確保すると同時に、録画ビットレートを決定する。そして録画領域を確保した結果と、決定した録画ビットレートを録画番組指定部13に通知する。
消去処理部16は、録画領域処理部14から要求を受けたならば、番組録画優先度取得部17から、録画している全ての番組の保存優先度情報を取得し、この保存優先度の低い録画番組順に、記録部12に対して消去処理を実施する。
記録媒体情報取得部15は、記録部12で使用する記録媒体の情報を取得する。記録媒体の情報としては記録媒体種別、すなわち書き換え可能媒体かライトワンス媒体かの情報が含まれる。
<自動録画予約処理>
次に利用者の番組視聴の嗜好を分析して自動録画予約を行う際の処理方法を説明する。
利用者の嗜好を分析し自動録画を行う処理は録画番組指定部13で行う。この録画番組指定部13の内部構成を、図2に示す。利用者の番組に対する嗜好を学習する番組嗜好学習部31、その嗜好学習結果に基づき、番組の検索を行う嗜好番組検索部32、記録部12へ保存する番組に対する録画の開始と終了を制御する録画制御部33、利用者の機器操作履歴を保存する操作履歴保存部36、過去及び将来放送予定の番組の番組情報データを保存する番組情報保存部37、利用者の番組嗜好特性を保存する利用者番組嗜好情報保存部38、利用者がマニュアルで録画予約番組を登録するマニュアル録画予約リスト保存部35、嗜好番組検索結果の番組リストを保存する嗜好録画予約リスト保存部39、EPGを表示し、そのEPGから所望の番組を利用者に選択させて番組録画予約を行なう番組表示選択部34から構成されている。
利用者は、図1に示す番組受信装置1の入力装置19を用いて番組の選局等の操作を行う。そしてその利用者の操作情報は、逐次、操作履歴保存部36に操作履歴情報として記録される。この操作履歴情報は、視聴した番組を区別する番組識別情報と、何の操作を行ったかを示す操作識別情報との組み合わせで構成される。操作識別情報は、例えば録画予約、番組の録画操作、放送の視聴、録画番組の視聴、録画番組の削除などの操作の情報であり、それぞれの操作に対して固有の識別子を当てる。また、番組識別情報は、視聴時刻情報と視聴チャンネル情報と番組情報との組み合わせで構成される。なお、このときの番組情報は、視聴時刻情報と視聴チャンネル情報とによって、番組情報保存部37に保存してある全ての番組情報を参照することにより得られる。
このようにして得られた各操作履歴情報の頻度を分析し、得られる利用者の番組嗜好情報を利用者番組嗜好情報保存部38へ保存する。番組嗜好情報には番組に対応する番組情報に含まれる番組ジャンル、キーワード、出演者などの出現頻度情報も含まれる。
嗜好番組検索部32は、利用者番組嗜好情報保存部38に保存されている利用者の番組嗜好情報と、番組情報保存部37に保存されている将来放送予定の全ての番組とに対し、相互の相関性を算出する。そして将来放送予定のその中から相関性の高い番組順に嗜好録画予約リスト保存部39へ保存する。例えば、当日、あるいは約1週間先までの番組について、利用者の嗜好と相関性の高い番組を検索し、相関の高い番組順に推薦番組として予約番組情報を嗜好録画予約リスト保存部39へ保存する。
この推薦番組結果を基に、対象となる番組の放送時間になったならば、録画制御部33は、受信部10に選局指示し、選局が終了して受信信号が映像音声データ処理部11に出力がなされたならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。記録部12は、映像音声データ処理部11から多重化信号が入力されたならば録画を開始する。
以上のような処理により、利用者の番組視聴の嗜好を分析して自動録画予約を行なう。
<マニュアル録画予約処理>
次に、録画番組指定部13において、上記で説明した自動録画予約機能は使用せず、利用者がマニュアル操作で録画予約する場合について図2を用いて説明する。
マニュアル操作での録画予約は、番組表示選択部34で生成するEPGを利用者に表示し、そのEPG表示画面から所望の番組を選択させることで行なう。EPGは番組情報保存部37から得られる番組情報から生成される。また、利用者の番組選択情報は、図1に示す入力装置19、操作情報受信部18を介して、番組表示選択部34に入力される。
利用者は録画予約番組を選択した後、必要であれば、毎週録画設定、録画画質のモード設定などの各種録画予約設定を行う。必要な録画予約設定が終了したならば、その録画予約情報は、マニュアル録画予約リスト保存部35へ予約登録される。
なお、以上はEPGを用いたマニュアル録画予約方法の説明であるが、EPGを用いずに、放送局(チャンネル)と放送開始/終了時刻をマニュアル操作にて直接設定したものを予約情報としてマニュアル録画予約リスト保存部35へ予約登録するマニュアル録画予約方法でもよい。
録画制御部33はマニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組を参照し、予約番組の放送時間になったならば、受信部10に選局指示し、選局が終了して受信信号が映像音声データ処理部11に出力がなされたならば、映像音声データ処理部11に対して、記録用多重化信号を生成して記録部12に録画するように指示する。記録部12は、映像音声データ処理部11から多重化信号が入力されたならば録画を開始する。
なお、番組録画の優先度は、嗜好録画予約リスト保存部39の予約番組より、マニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組のほうを高く扱う。従って、嗜好録画予約リスト保存部39の予約番組とマニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組の放送時間が重なった場合は、マニュアル録画予約リスト保存部35の予約番組の方を優先して録画する。
<録画領域処理部の動作>
次に録画領域処理部14での番組録画実行時の録画領域確保と録画する際のビットレートの決定手順について図1の構成図及び図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
ステップS01では、番組録画予約を開始するあたり、図2に示す録画番組指定部13のマニュアル録画予約リスト保存部35あるいは嗜好録画予約リスト保存部39に保存してある予約番組情報を、録画制御部33を介して取得する。
予約番組情報には、録画予約番組の放送局識別情報、番組開始時刻、番組録画時間長、録画パラメータなどが含まれる。録画パラメータにはその番組を録画する場合の単位時間の指定符号量情報、すなわち録画指定ビットレートが含まれる。この録画指定ビットレートはデジタル放送の場合は、放送局から送出される多重化信号に付随して送られてくるものを使用しても良いし、利用者が設定する録画画質モードに対応するビットレートを使用しても良いし、直接利用者が設定するビットレートを使用しても良い。またアナログ放送の場合は、映像音声データ処理部11にてデジタル変換され多重化信号を生成する際に、以下に述べる有効ビットレートの範囲内の所定レートに利用者または映像音声データ処理部11が設定する値を使用しても良い。
映像音声データ処理部11において、デコードや記録用多重化信号を生成するために処理可能なビットレートを有効ビットレートと呼ぶ。有効ビットレートには上限値である最大録画ビットレートから下限値である最小録画ビットレートまでの所定の範囲がある。この有効ビットレートの上限値から下限値までの所定範囲は、映像音声データ処理部11の設計仕様(性能)により決まる。
ステップS02では、記録部12で録画可能な領域の容量、すなわち未録画領域容量を、消去情報処理部16から取得する。この処理は、記録媒体情報取得部15が処理可能であれば、そちらで行ってもよい。そして、取得した未録画領域容量を番組録画時間長で割って、その予約番組を録画する場合の録画可能ビットレートを算出する。
ステップS03では、基準ビットレートを算出する。この基準ビットレートとは、現在の予約番組の録画を録画指定ビットレートで行なった場合に、次回の予約番組の録画がビットレートを変更すれば可能であるか否かを録画可能ビットレートと比較して判定するためのビットレートである。この判定は後述するステップ04にて行う。
この基準ビットレートは、現在の録画指定ビットレートのまま録画した場合に必要となる録画領域のサイズに対し、次回の予約録画番組を最低限録画可能とする録画領域のサイズを補正値として加え、その値を番組録画時間長で割って求める。すなわち、基準ビットレートは下記式1から求める。
この基準ビットレートが録画可能ビットレート以下の値であれば、現在の予約番組の録画は録画指定ビットレートのままで番組の最後まで録画が可能となり、現在の予約番組の次の予約番組の録画はビットレートを変更すれば番組の最後まで録画が可能となると判断できる。また、この基準ビットレートが録画可能ビットレートより大きい値であれば、現在の予約番組の録画を番組の最後まで録画するためにビットレートを変更する可能性があり、現在の予約番組の次の予約番組の録画は不可能であると判断する。
ここで(録画指定ビットレート×番組録画時間長)が今回録画する番組の記録容量である。
補正値は次に録画する予定の番組の想定容量である。例えば、最小録画ビットレートに最大番組録画時間長を掛けて算出した値とする。
最小録画ビットレートは前述した有効ビットレートのうちの下限値である。
最大番組録画時間長は以下のようにして決定する固定値とする。
統計的に得られる番組放送時間の最大値を装置内にデフォルト値として設定しておく。あるいは利用者が各番組の最大録画時間を考慮して装置に設定する。但し決定方法はこれに限らずどのような方法でもよい。
更に番組を確実に録画するために、予約リストに対しては次の制限を行っておくものとする。
すなわち、マニュアル録画予約リスト保存部35にある予約番組により録画が行われる録画領域と、嗜好録画予約リスト保存部39にある予約番組により録画が行われる録画領域とが記録部12の記録媒体上で区別されている場合には、嗜好録画予約リスト保存部39に登録する予約番組の番組録画時間長は、最大番組録画時間長以下となるようにする。
一方、マニュアル録画予約リスト保存部35にある予約番組により録画が行われる録画領域と、嗜好録画予約リスト保存部39に予約番組により録画が行われる録画領域とが記録部12の記録媒体上で区別されていない場合には、マニュアル録画予約リスト保存部35および嗜好録画予約リスト保存部39に登録する予約番組の番組録画時間長は、最大番組録画時間長以下となるようにする。
そして、例えば最小録画ビットレートが1.2メガビット/秒、最大番組録画時間長が2時間の場合、補正値は8640メガビットとなる。
また今回録画する番組の録画指定ビットレートが5メガビット/秒、番組録画時間長が1時間とすると、18000メガビットとなり、上記補正値とともに式1に代入すると基準ビットレートは、7.4メガビット/秒となる。
なおここではビットレートの単位で比較を行なっているが、この比較処理が請求項における「第三の記録容量が、検出された未記録領域の記録容量以下であるか否かを判断し」の処理に相当する。各容量を番組録画時間長で割ったものがビットレートである。つまり、「基準ビットレート」が、「第三の記録容量」を番組録画時間長で割った値であり、「録画可能ビットレート」が「未記録領域の記録容量」を番組録画時間長で割った値である。このようにビットレートで比較した方が後の処理がし易いので実施例ではビットレートで比較を行なっている。
ステップS04では、前述したとおり、録画可能ビットレートと基準ビットレートとを比較し、録画可能ビットレートのほうが小さいか否かを確認する。番組録画時に実際に使用するビットレートを録画ビットレートと呼び、記録部12の保存領域は録画領域と呼ぶことにする。
ステップS05は、ステップS04にて録画可能ビットレートが基準ビットレート以上と判断した場合に実行する。録画指定ビットレートを録画ビットレートに代入し、その録画ビットレートに番組録画時間長を掛けて番組録画容量を算出する。そして、その算出した番組録画容量を録画可能な領域を録画領域として確定する。
この確定した録画領域の領域サイズは、現在の録画予約番組を番組指定ビットレートで録画できる領域サイズに、次回の録画予約の際に、予約番組リストにあるどの番組が指定されても最悪の場合でも録画ビットレートを最小録画ビットレートにすることにより、次回の録画予約番組全てを録画可能となることが補償される領域サイズを加えた領域サイズとなっている。
なお、前記予約番組リストは、ステップ03での説明と同様に、マニュアル録画予約リスト保存部35にある予約番組により録画が行われる録画領域と、嗜好録画予約リスト保存部39にある予約番組により録画が行われる録画領域とが記録部12の記録媒体上で区別されている場合は、嗜好録画予約リスト保存部39に保存してある予約番組リストを用いる。一方、マニュアル録画予約リスト保存部35にある予約番組により録画が行われる録画領域と、嗜好録画予約リスト保存部39に予約番組により録画が行われる録画領域とが記録部12の記録媒体上で区別されていない場合は、マニュアル録画予約リスト保存部35に保存してある予約番組リストと嗜好録画予約リスト保存部39に保存してある予約番組リストの両方の予約番組リストを用いる。
ステップS06は、ステップS04にて録画可能ビットレートが基準ビットレート未満であると判断した場合に実行する。録画可能ビットレートに最も近い有効ビットレートを録画ビットレートに代入し、その録画ビットレートに番組録画時間長を掛けて番組録画容量を算出する。そして、その算出した番組録画容量を録画可能な領域を録画領域候補として予約する。なお、前記有効ビットレートが録画指定ビットレートより大きい場合には、番組指定ビットレートより大きいビットレートで録画することになるが、デジタル放送の場合は録画番組の画質や音質は番組指定ビットレートを上限として決定されるので、この番組指定ビットレート以上のビットレートで録画しても意味がない。従ってこの場合は録画指定ビットレートを録画ビットレートに代入してもよい。一方、アナログ放送の場合は、番組指定ビットレートよりビットレートを高くすることは画質、音質面で歪みを低減させる効果が期待できるため、ビットレートの変更を行う。ただし、その上限値は受信装置1で扱える最大録画ビットレートに制限される。
なおステップS06で予約する録画領域候補の領域サイズは、最悪の場合でも録画ビットレートを最小録画ビットレートにすることにより録画番組全てを録画可能となることが補償される領域サイズとなる。なぜならば、このステップ06に処理が移行するのは、ステップS04の判断により、今回録画分の録画領域は確保できても、次回番組録画分までの録画領域は確保できない可能性が発生する場合であるので、ステップ06に移行する前には必ずステップS05の処理が実行されているはずであるからである。ステップS05では、次の録画予約に備えた分の領域サイズを確保している。
ステップS07では、記録媒体の種別を記録媒体情報取得部15へ問い合わせ、記録部12で使用する記録媒体が書き換え可能媒体であるかライトワンス媒体であるかを判断する。
ステップS11は、ステップS07にて、記録媒体がライトワンス媒体と判断した場合に実行する。録画領域候補は録画領域として確定する。そして、ステップS04での判定結果と、ライトワンス媒体であるので録画領域の拡張が不可能であることから、録画は今回の録画予約番組までが可能であると判断し、次回以降の録画を中断とする。
ステップS08は、ステップS07にて、記録媒体が書き換え可能媒体と判断した場合に実行する。録画予約番組の番組録画時間長に録画指定ビットレートを掛けた値を番組録画容量とする。そして、図1に示す消去処理部16に、記録部12の録画済み領域に対して前記番組録画容量分の消去を要請し、消去領域作成完了を待つ。
ステップS09では、消去領域作成完了後、消去処理部16から返される成功または失敗通知により、領域消去に成功したか失敗したかの判定を行う。
ステップS10は、ステップS09にて、領域消去に成功したと判断した場合に実行する。消去領域内に録画領域を確保する。また、録画指定ビットレートを録画ビットレートに再度代入する。
ステップS11は、ステップS09にて、何らかの原因で領域消去に失敗したと判断した場合に実行する。そして、ステップS04での判定結果と、消去失敗の情報より録画領域の拡張が不可能であることから、録画は今回の録画予約番組までが可能であると判断し、次回以降の録画を中断する。
ステップS12では、以上の処理が終了したなら、本処理により確定した録画領域と、録画ビットレートとを録画番組指定部13に通知する。この際、次回以降の番組録画が可能か否か次回録画制御情報も通知する。
録画番組指定部13は、録画領域処理部14より処理結果を入手する。次回録画制御情報が録画停止である場合は、次回以降の番組録画はストップさせる。
<消去処理部の動作>
次に消去処理部16の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。消去処理部16は、録画領域処理部14からの指示によって動作する。なお、消去処理部16では未録画領域容量も取得可能である。
ステップS21では、番組録画容量を録画領域処理部14より取得する。
ステップS22では、録画番組優先度情報リストを録画番組優先度取得部17より取得する。録画番組優先度取得部17で作成される録画番組優先度情報リストは、記録部12に録画されている番組に対し、どの番組の保存優先度が高いかを示す情報である。ここでは優先度の低い順に録画番組情報が取得される。優先度の低い順とは、例えば単純に録画が最も古くかつ、消去防止となっていない番組順などである。また、視聴頻度の高いものは優先度を上げる、もしくは利用者の意図によって優先度を上げることもありうる。
ステップS23では、消去容量が録画指定容量以上になるために、録画番組優先度情報リストが最下位のものから順にどの録画番組を記録部12より消去したらよいかを判定する。そして消去する録画番組が確定後、消去を実行する。消去する録画番組数は必要に応じて複数の番組が選択されることになる。
ステップS24では、録画番組の消去が終了したならば、再度、記録部12の未録画領域容量を確認し、目的のサイズ以上を消去できたかを確認する。
確認した結果、消去前の状態と比較して録画指定容量以上の容量が増加している場合は、ステップS25で正常終了を返す。
録画指定容量以上の容量が増加していない場合は、ステップS26で非正常終了を録画領域処理部14へ返す。
以上の処理について、記録部12の記録媒体上の保存状態の側面より、図5を用いて再度説明する。
初期状態として、記録部媒体が(a)に示すように既に番組が保存されている録画済み領域と、保存されていない未録画領域に分かれている場合を考える。(a)では次の録画に備えて、未録画領域に対し、録画領域を予約する(ステップS01〜ステップS03)。
予約した後も、記録部媒体の有効録画領域に未録画領域が存在する場合は、(b)に遷移し、録画領域として確定させ、そこに予約番組を録画する。番組録画後は(a)に遷移し、再度処理を繰り返す。(ステップS04、ステップS05)
一方、録画領域の予約によって記録媒体の有効録画領域のほぼ全領域が割り当てられた状態となった場合、その領域は録画領域候補とし、(c)に遷移する(ステップS04、ステップS06)。
(c)において、記録媒体が書き換え可能媒体か、ライトワンス媒体かを判定する(ステップS07)。
記録媒体がライトワンス媒体の場合は(d)に遷移する。(d)では、録画領域候補を録画領域として確定させ、そこに予約番組を録画する。録画領域へ予約番組を録画後はその後の記録媒体への録画を停止する(ステップS11)。
一方、記録媒体が書き換え可能媒体であった場合は(e)に遷移する。(e)では既存の録画済み領域に対し、再度、録画領域確保のために領域消去を行う(ステップS08)。
この際に何らかの原因で録画領域の一部に対し、消去処理ができなかった場合は(d)に遷移する。(d)では、録画領域候補を録画領域として確定させ、そこに予約番組を録画する。回録画領域へ予約番組を録画後はその後の記録媒体への録画を停止する(ステップS09、ステップS11)。
一方、消去処理ができ、指定サイズ以上の消去領域が作成できた場合には、(f)に遷移する。(f)では、録画領域候補は未録画領域として開放させ、一方、消去領域はその一部を録画領域として確定させ、そこに予約番組を録画する(ステップS09、ステップS10)。 録画後は(a)に遷移し、再度処理を繰り返す。
また、本発明は上記した番組受信録画装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、記録媒体から読み取られてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
以上のように本発明を用いれば、記録部12で用いる記録媒体の特性には関係なく、少なくとも次に予定している番組までの録画が可能であることが保障される。また、記録部12の記録媒体上の録画領域についても有効に活用した録画が可能である。特に、自動録画において、記録部12で用いる記録媒体が書き換え可能媒体である場合には、連続した録画が実現可能である。


本発明の実施例の構成図である。 本実施例の録画番組指定部の構成図である。 本実施例の録画領域処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例の消去処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例の書き換え可能記録媒体の記録状態を示す説明図である。
符号の説明
1 番組受信装置
2 提示装置
10 受信部
11 映像音声データ処理部
12 記録部
13 録画番組指定部
14 録画領域処理部
15 記録媒体情報取得部
16 消去処理部
17 録画番組優先度取得部
18 操作情報受信部
19 入力装置







Claims (2)

  1. 放送波を選局受信し復調して、復調信号を生成し、前記生成した復調信号を出力する受信手段と、
    前記受信手段から入力する復調信号をデコードして、映像音声信号と電子番組表とを生成すると共に、前記復調信号を基にデジタル記録再生用のデジタル多重化信号を生成し、前記生成したデジタル多重化信号を記録用ビットレートで出力する映像音声データ処理手段と、
    前記映像音声データ処理手段から入力するデジタル多重化信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記電子番組表から得られる将来放送予定の番組のうち少なくとも一つの番組を選択して、前記受信手段と前記映像音声データ処理手段と前記記録手段とを制御して予約録画を行なわせる録画番組指定手段と、
    前記録画番組指定手段を用いて所定番組の予約録画を開始する際に、利用者または前記所定番組を放送する放送局によって予め設定されている設定ビットレートで前記所定番組を最後まで記録する為に必要な第一の記録容量と、前記映像音声デコード手段が処理可能な最少ビットレートと本装置に予め設定される番組の最大記録時間長とによって算出される第二の記録容量とを加算した第三の記録容量が、検出された未記録領域の記録容量以下であるか否かを判断し、
    前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量以下と判断した場合は、前記第三の記録容量を有する記録領域を前記未記録領域に確保すると共に、前記設定ビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した第三の記録容量を有する記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定手段に通知し、
    前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量より大きいと判断した場合は、前記未記録領域の全域を前記所定番組を記録する為の記録領域として確保すると共に、その確保した領域に前記所定番組を最後まで記録することを可能とするためのビットレートを、前記未記録領域の記録容量と前記電子番組表から得られる前記所定番組の時間長とを用いて算出して、前記算出したビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した前記所定番組を記録する為の記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が不可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定手段に通知する録画領域処理手段とを有し、
    前記録画番組指定手段は、前記録画領域処理手段から通知される、前記記録用ビットレートの値と、前記記録位置情報とを用いて前記所定番組の予約録画を実行すると共に、前記次番組録画可否情報が、次の番組の予約録画が可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画を実行可能な状態とし、次の番組の予約録画が不可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画の実行を停止させることを特徴とする番組受信録画装置。
  2. 放送波を選局受信し復調して、復調信号を生成し、前記生成した復調信号を出力する受信機能と、
    前記受信機能から入力する復調信号をデコードして、映像音声信号と電子番組表とを生成すると共に、前記復調信号を基にデジタル記録再生用のデジタル多重化信号を生成し、前記生成したデジタル多重化信号を記録用ビットレートで出力する映像音声データ処理機能と、
    前記映像音声データ処理機能から入力するデジタル多重化信号を、記録手段を用いて記録媒体に記録させる記録機能と、
    前記電子番組表から得られる将来放送予定の番組のうち少なくとも一つの番組を選択して、前記受信機能と前記映像音声データ処理機能と前記記録機能とを制御して予約録画を行なわせる録画番組指定機能と、
    前記録画番組指定機能を用いて所定番組の予約録画を開始する際に、利用者または前記所定番組を放送する放送局によって予め設定されている設定ビットレートで前記所定番組を最後まで記録する為に必要な第一の記録容量と、前記映像音声デコード機能が処理可能な最少ビットレートと本装置に予め設定される番組の最大記録時間長とによって算出される第二の記録容量とを加算した第三の記録容量が、検出された未記録領域の記録容量以下であるか否かを判断し、
    前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量以下と判断した場合は、前記第三の記録容量を有する記録領域を前記未記録領域に確保すると共に、前記設定ビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した第三の記録容量を有する記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定機能に通知し、
    前記第三の記録容量が、前記未記録領域の記録容量より大きいと判断した場合は、前記未記録領域の全域を前記所定番組を記録する為の記録領域として確保すると共に、その確保した領域に前記所定番組を最後まで記録することを可能とするためのビットレートを、前記未記録領域の記録容量と前記電子番組表から得られる前記所定番組の時間長とを用いて算出して、前記算出したビットレートを前記記録用ビットレートとして確定し、前記確定した記録用ビットレートの値と、前記確保した前記所定番組を記録する為の記録領域の位置を示す記録位置情報と、前記所定番組の予約録画の次の番組の予約録画が不可能であることを示す次番組録画可否情報とを前記録画番組指定機能に通知する録画領域処理機能とをコンピュータに実現させ、
    前記録画番組指定機能は、前記録画領域処理機能から通知される、前記記録用ビットレートの値と、前記記録位置情報とを用いて前記所定番組の予約録画を実行すると共に、前記次番組録画可否情報が、次の番組の予約録画が可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画を実行可能な状態とし、次の番組の予約録画が不可能であることを示す情報の場合は、次の番組の予約録画の実行を停止させる機能を有することを特徴とする番組受信録画プログラム。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130286A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Funai Electric Co Ltd テレビ視聴およびテレビ録画システム、hddレコーダ、およびテレビ

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