JP2006268971A - 半導体記憶装置及びそのテスト方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アンチヒューズを用いた不良救済工程及びそのテスト工程に要する時間を短縮できる半導体記憶装置及びそのテスト方法を提供する。
【解決手段】 不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、アンチヒューズへ格納する不良アドレスを一時的に保持する、アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタとを有し、アドレスレジスタに不良アドレスを書き込む際に、予め備えたアンチヒューズの数を越える不良アドレスの書き込みを実行しようとする場合、または、アンチヒューズに不良アドレスを格納する際に、予め備えたアンチヒューズの数を越える不良アドレスの格納処理を実行しようとする場合に、その実行不能を示すオーバーフロー信号を出力する。
【選択図】 図5

Description

本発明は不良が検出されたメモリセルの救済に用いられるアンチヒューズを備えた半導体記憶装置及びそのテスト方法に関する。
近年の半導体記憶装置は、大容量化に伴うメモリセルや周辺回路等の微細化により、意図せずに作り込まれる欠陥部位が増大する傾向にある。そのため、半導体記憶装置に、通常使用されるメモリセルである正規メモリセルと、正規メモリセルで不良が検出された場合に使用する冗長メモリセルとを備え、不良が検出された正規メモリセル(以下、不良メモリセルと称す)を冗長メモリセルに置き換えることで製品の歩留りを向上させる不良救済技術が重要になってきている。
不良メモリセルを冗長メモリセルに置き換えるためには、不良メモリセルのアドレス(以下、不良アドレスと称す)を記憶しておく必要があり、そのための不揮発性の記憶素子として、導体をレーザや電流により溶断して絶縁するヒューズ、あるいは絶縁体を過電圧により絶縁破壊させて導通させるアンチヒューズ等が使用される。
従来の半導体記憶装置では、メモリチップの試験時にレーザ光を用いて物理的に導体を溶断することで不良アドレスを記憶させる、記憶素子としての特性が比較的安定しているヒューズが一般的に用いられてきた。しかしながら、レーザによりヒューズを溶断して不良アドレスを記憶させる構成では、メモリチップをパッケージに封入した(組立て)後で検出された不良を救済できないため、製品の歩留りを十分に向上させることができない問題がある。そこで、近年は組立て後における不良メモリセルの救済も可能なアンチヒューズを用いた構成が採用されつつある。
不良アドレスをアンチヒューズに記憶させるための方法としては、該不良アドレスを半導体記憶装置に備える内部レジスタ(以下、アドレスレジスタと称す)へ一旦格納し、その後、アドレスレジスタに格納された不良アドレスにしたがってアンチヒューズを短絡する(以下、プログラムと称する)方法が一般的に採用されている。不良アドレスをアドレスレジスタに格納する方法としては、メモリセルのテスト時、不良を検出する度に半導体記憶装置の内部で不良アドレスをアドレスレジスタに書き込む方法と、周知のメモリテスタ等を用いて予め不良アドレスを検出しておき、検出した不良アドレスを外部からアドレスレジスタに書き込む方法とがある。
また、アンチヒューズのプログラム方法としては、半導体記憶装置をプログラムモードに切り替え、アンチヒューズを絶縁破壊させるためのパルスを与える方法が一般的である。
なお、プログラム工程の効率を向上させるために、アンチヒューズのプログラム後の状態を検出するための構成が、例えば特許文献1に記載されている。
特開2000−90689号公報
上述した不良アドレスをアドレスレジスタに格納する方法のうち、不良を検出する度に半導体記憶装置内で不良アドレスをアドレスレジスタに書き込む方法では、半導体記憶装置内に備えるアンチヒューズの数を越える不良アドレスが検出されても、それを確認するための手段が無いため、アンチヒューズのプログラムが終了した後のテスト工程で不良メモリセルの救済不能が判明する。そのため、不良メモリセルを救済できない半導体記憶装置に対して無駄なテストを実施してしまう問題がある。
また、予め検出した不良アドレスを外部からアドレスレジスタに書き込む方法では、上述したように周知のメモリテスタ等を用いて予め不良アドレスを検出し、検出した不良アドレスを外部からアドレスレジスタに書き込み、アンチヒューズのプログラムを実行し、その後、テスト工程により不良メモリセルが救済されたか否かを確認するため、不良メモリセルを救済するための救済ルーチンが煩雑になってしまう問題がある。
また、メモリチップ単体で不良救済工程を実施し、さらにメモリチップをパッケージに封入した組立て後に不良救済工程を実施する場合のように、アンチヒューズを用いた不良救済工程を複数回実施する場合は、先の不良救済工程でプログラムされていない残りのアンチヒューズを確認する必要があるが、残りのアンチヒューズを確認できない場合は、既にプログラムしたアンチヒューズに対して2度目以降の不良救済工程でも同じプログラム処理を繰り返し実施することになるため、不良救済工程に要する時間が余分にかかってしまう問題がある。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、アンチヒューズを用いた不良救済工程及びそのテスト工程に要する時間を短縮できる半導体記憶装置及びそのテスト方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の半導体記憶装置は、不良を検出したメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
前記アドレスレジスタに前記不良アドレスを書き込む際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの書き込みを実行しようとすると、該書き込みの実行不能を示すオーバーフロー信号を出力するAF選択回路と、
を有する構成である。
または、不良を検出したメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
前記アンチヒューズに前記不良アドレスを格納する際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの格納処理を実行しようとすると、該格納処理の実行不能を示すオーバーフロー信号を出力するAF選択回路と、
を有する構成である。
一方、本発明の半導体記憶装置のテスト方法は、不良を検出したメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
を有する半導体記憶装置のテスト方法であって、
前記アドレスレジスタに前記不良アドレスを書き込む際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの書き込みを実行しようとすると、該書き込みの実行不能を示すオーバーフロー信号を出力する方法である。
または、不良を検出したメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
を有する半導体記憶装置のテスト方法であって、
前記アンチヒューズに前記不良アドレスを格納する際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの格納処理を実行しようとすると、該格納処理の実行不能を示すオーバーフロー信号を出力する方法である。
上記のような半導体記憶装置及びそのテスト方法では、アドレスレジスタに不良アドレスを書き込む際に予め備えたアンチヒューズの数を越える不良アドレスの書き込みを実行しようとする場合、またはアンチヒューズに不良アドレスを格納する際に予め備えたアンチヒューズの数を越える不良アドレスの格納処理を実行しようとする場合に、それらの実行不能を示すオーバーフロー信号を出力するため、オーバーフロー信号を監視していれば、アンチヒューズを用いた不良救済が不能になったことを外部から容易に確認できる。
本発明によれば、オーバーフロー信号を監視することで、アンチヒューズを用いた不良救済が不能になったことを外部から容易に確認することが可能になる。したがって、オーバーフロー信号を検出した時点でテストを終了することが可能であり、アンチヒューズを用いた不良救済工程及びそのテスト工程に要する時間を短縮できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
本発明の半導体記憶装置では、不良を検出した不良アドレスをアドレスレジスタに書き込む際に、内蔵するアンチヒューズの数を越える書き込みをしようとすると、例えばデータの外部入出力端子であるDQ端子からオーバーフロー信号を出力する。
または、アンチヒューズのプログラム時に、全てのアンチヒューズに対するプログラムを越えてさらにプログラムを実行しようとすると、DQ端子からオーバーフロー信号を出力する。このような構成を備えることで、アンチヒューズによる不良救済が不能になったことを外部へ通知する。
図1は本発明の半導体記憶装置の一構成例を示すブロック図であり、図2は図1に示した出力バッファの一構成例を示す回路図である。
図1に示すように、本発明の半導体記憶装置は、独立してアクセスが可能なメモリセルアレイからなる複数のメモリバンク10(図1では101〜104)と、外部から入力されるアドレス信号A0〜A15及びアクセスするメモリバンク10を選択するためのバンクセレクト信号BA0,BA1を受信し、アドレス信号A0〜A15からRowアドレスX0〜X12及びColumnアドレスY0〜Y8をそれぞれ生成するアドレスバッファ20と、アドレスバッファ20から出力されたRowアドレスX0〜X12を一時的に保持し、各メモリバンク10へ供給するRowアドレスバッファ30と、アドレスバッファ20から出力されたColumnアドレスY0〜Y8を一時的に保持するColumnアドレスバッファ40と、Columnアドレスバッファから出力されたColumnアドレスY0〜Y8を各メモリバンク10へ供給するColumnアドレスカウンタ50と、バンクセレクト信号BA0,BA1をデコードし、選択されたメモリバンク10を活性化させるバンクセレクトバッファ60と、周知のCASレイテンシ,バースト長,バーストタイプあるいはテストモード等の動作モード情報を保持するモードレジスタ70と、メモリセルの不良救済に用いられるアンチヒューズブロック80と、DQ端子から出力する出力データを一時的に保持する出力バッファ90と、DQ端子からの入力データを一時的に保持する入力バッファ100と、半導体記憶装置全体の動作を制御する制御回路110とを有する構成である。なお、図1では半導体記憶装置が4つのメモリバンク(Bank0〜4)101〜104を有する構成例を示しているが、メモリバンク10の数は4つに限定されるものではなく、いくつであってもよい。また、アドレス信号A0〜A15が16ビットである例を示しているが、これも16ビットである必要はなく、いくつであってもよい。本実施形態では、半導体記憶装置としてDRAM(Dynamic RAM)を想定して説明するが、アンチヒューズでメモリセルの不良を救済可能であれば、SRAM(Static RAM)やROM等、その他の半導体記憶装置にも適用可能である。
図1に示すRowアドレスバッファ30から出力されたRowアドレスX0〜X12及びColumnアドレスカウンタ50から出力されたColumnアドレスY0〜Y8は、メモリバンク101〜104が備えるRowデコーダ及びColumnデコーダにそれぞれ供給され、該Rowデコーダ及びColumnデコーダによりデコードされてアクセス先のメモリセルに対するデータの書き込み/読み出しが実行される。
各メモリバンク10と入力バッファ100及び出力バッファ90とはリードライトバス(RW−BUS)120を介して接続され、DQ端子(例えば16ビット分備える)より入力されたデータは入力バッファ100及びリードライトバス120を介してアクセス先のメモリバンク10に供給され、各メモリバンク10に対応して設けられたメインアンプによりアドレス信号で指定されたメモリセルへ書き込まれる。また、アドレス信号で指定されたメモリセルに格納されたデータは、メインアンプにより読み出され、リードライトバス120及び出力バッファ90を介してDQ端子から出力される。
なお、図1に示すリフレッシュカウンタ130は、半導体記憶装置がDRAMである場合に必要となる周知のリフレッシュ動作を制御するためのタイミング生成回路である。また、DQSバッファ140は周知のDQストローブ信号を保持するためのバッファ回路であり、DLL回路140はデータの送受信タイミングに応じてDQストローブ信号を遅延させるための回路である。これらの回路は本発明と関係しないため、その詳細な説明は省略する。
また、Columnアドレスカウンタ50は、半導体記憶装置に対して複数のデータを一度に読み書きする(バースト)動作モードや複数のデータをインタリーブで読み書きする動作モードのために必要な回路であり、これについても本発明と関係しないため、その詳細な説明は省略する。
図1に示す半導体記憶装置は、連続する(隣接する)4つのアドレス単位でアクセスすることを前提とした構成であるため、アンチヒューズブロック80へは最下位の2ビットを除いたColumnアドレスY2〜Y8が供給される。
モードレジスタ70は、外部入力端子から入力される/RAS(Row Address Strobe command),/CAS(Column Address Strobe command),/WE(Write Enable),CKE(Clock Enable),/CS(Chip Select),A0〜A15,BA0,BA1の組合せによって制御回路110にて生成される各種の動作モードを示す情報を保持する。また、テストモード時に制御回路110から出力されるMRS(Mode Register Set)信号に基づき、アンチヒューズブロック80を初期状態に設定するためのイニシャライズ信号INT_B、出力バッファ90によるオーバーフロー信号OVERFLOWの受付を可能にするためのテストモード信号TOF、及びアンチヒューズのプログラム時であることを示すプログラムモードフラグTAF PGM等を出力する。
テストモード時、図1に示す半導体記憶装置では、16×4=64ビット単位で予め書き込まれたデータと読み出したデータとを比較することで全メモリセルの不良の有無を検出する。検出結果はメモリバンク10毎に集約され、メモリバンク101〜104に対応するバンクエラー検出信号ERR0〜3として出力される。アンチヒューズブロック80へはメモリセルからのデータ読み出し時にアクセス先のアドレス信号が順次供給され、バンクエラー検出信号ERR0〜3の論理和であるエラー検出信号ERRORが検出されたとき、対応するアクセス先のアドレス信号がアドレスレジスタで保持される。また、アンチヒューズブロック80は、バンクエラー検出信号ERR0〜3をエンコードすることで不良を検出したメモリバンク10を識別する。
さらに、アンチヒューズブロック80は、不良救済時、アンチヒューズに格納された不良アドレスと外部から入力されたアドレス信号(アドレスバッファ20から出力されたRowアドレスX0〜X12、バンクセレクト信号BA0,BA1及びColumnアドレスY2〜Y8)とをビット単位で比較し、それらが一致するとき不良メモリセルへのアクセスであることを示すバンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITを出力する。バンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITは、アクセス先のメモリバンク10に対応していずれか一つが出力される。また、アンチヒューズブロック80は、バンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITの論理和結果であるアンチヒューズヒット信号AFHIT_Bを各メモリバンク10へそれぞれ供給する。
本実施形態の半導体記憶装置では、上述したように、アドレスレジスタに不良アドレスを書き込む際に、アンチヒューズブロック80が備えるアンチヒューズの数を越える書き込みを実行しようとすると、アンチヒューズブロック80からオーバーフロー信号OVERFLOWを出力する。または、アンチヒューズのプログラム時に、全てのアンチヒューズに対するプログラムを越えてさらにプログラムを実行しようとすると、アンチヒューズブロック80からオーバーフロー信号OVERFLOWを出力する。
図2に示すように、出力バッファ90は、セレクタ回路91及びバッファ回路92を備え、モードレジスタ70から供給されるテストモード信号TOFにしたがって、リードライトバス(RW−BUS)120から供給されるデータまたはアンチヒューズブロック80から供給されるオーバーフロー信号OVERFLOWのいずれか一方を出力する。なお、図2に示す出力バッファ90は、各DQ端子に対応する全ての回路に適用する必要はなく、任意の一つの出力バッファのみ図2に示した構成を備えていればよい。オーバーフロー信号OVERFLOWの出力に利用しない出力バッファでは、図2に示すバッファ回路92のみを備えていればよい。
次に、図1に示したアンチヒューズブロック80の構成について、図3〜図7を用いて説明する。
図3は図1に示したアンチヒューズブロックの一構成例を示すブロック図であり、図4は図3に示したヒューズブロックの一構成例を示す回路図である。また、図5は図3に示したAF選択回路の一構成例を示す回路図であり、図6は図3に示した比較回路の一構成例を示す回路図であり、図7は図3に示したプログラムモード用カウンタの一構成例を示す回路図である。
図3に示すように、アンチヒューズブロック80は、複数のアンチヒューズ及びそれらに対応する複数のアドレスレジスタを備えたヒューズブロック81と、アドレスレジスタへの書き込み時及びアンチヒューズのプログラム時に用いる、不良を検出したメモリバンク10を特定するためのエンコード信号BA0,BA1及びバンクエラー検出信号ERR0〜3の論理和結果であるエラー信号ERRORを生成するAFバンクエンコーダ82と、不良アドレスを格納するアンチヒューズを選択するためのアンチヒューズ選択信号AFNSEL,AF0SEL〜AF3SEL、及び全てのアンチヒューズが使用済みであることを示すオーバーフロー信号OVERFLOWを出力するAF選択回路83と、アンチヒューズのプログラム時に用いるタイミング信号を生成するプログラムモード用カウンタ84と、アンチヒューズで保持された不良アドレスと外部から入力されるアドレス信号の一致/不一致を検出する比較回路85と、アンチヒューズに格納された不良アドレスを読み出すために用いる基準電圧Refを生成するリファレンスレベル発生回路86とを有する構成である。
図4に示すように、ヒューズブロック81は、例えば各メモリバンク10に対応する4つのアンチヒューズセット(AF0〜3)を備えた構成である。アンチヒューズセットAF0〜3は、アンチヒューズ、アドレスレジスタ、2つの論理積回路及びコンパレータを備えたブロックを、RowアドレスX0〜X12、ColumnアドレスY2〜Y8、バンクセレクト信号BA0,BA1、及びアンチヒューズの使用済みフラグAF0EN〜AF3ENの生成用にそれぞれ備えた構成である。したがって、図4に示した例では、アドレスのビット数23×セット数4=92個のアンチヒューズ及びアドレスレジスタを含むブロックを備えている。
図5に示すように、AF選択回路83は、アンチヒューズ選択信号AFNSEL,AF0SEL〜AF3SELをそれぞれ生成する、直列に接続された複数のフリップフロップ831(図5では8311〜8316)と、アンチヒューズの使用済みフラグAF0ENL〜AF3ENLから各フリップフロップ831の値をセットする複数の論理和回路832(図5では8321〜8325)と、エラー検出信号ERROR、またはプログラムモード用カウンタから出力される、1つのアンチヒューズセットに対するプログラムの終了を示すカウント信号PCOUNT_MAXから各フリップフロップ831をシフト動作させるための選択ヒューズシフト信号AFSHIFTを生成する論理和回路833とを有する構成である。
また、AF選択回路83は、イニシャライズ信号INT_Bのタイミングでアンチヒューズの使用済みフラグAF0EN〜AF3ENからその反転信号であるAF0ENL〜AF3ENLをそれぞれ生成するゲート回路834と、モードレジスタ70から出力されるプログラムモードフラグTAF PGMを遅延させた第1の初期設定信号PGMINIT1、及び第1の初期設定信号PGMINIT1をさらに遅延させた第2の初期設定信号PGMINIT2をそれぞれ生成する遅延回路825とを備えている。
論理和回路832は、使用済みフラグAF0ENL〜AF3ENLが有意な値になると、次に選択されるアンチヒューズセットに対応するフリップフロップ831のセット入力端子Sに有意な値を出力する。各フリップフロップ831は、プログラムモード用カウンタ84のカウント信号PCOUNT_MAX、またはエラー検出信号ERRORに加えて、第1の初期設定信号PGMINIT1が有意な値になった場合も、次に使用するアンチヒューズセットを選択するためのアンチヒューズ選択信号AF0SEL〜AF3SELを順次出力する。
図6に示すように、比較回路85は、各アンチヒューズセットAF0〜3に格納された不良アドレスAF0_X0〜AF0_Y8、AF1_X0〜AF1_Y8、AF2_X0〜AF2_Y8、AF3_X0〜AF3_Y8と外部から入力されるアドレス信号(アドレスバッファ20から出力されたRowアドレスX0〜X12、バンクセレクト信号BA0,BA1及びColumnアドレスY2〜Y8)との一致/不一致をビット単位で検出する複数の排他的論理和回路851と、検出結果をメモリバンク10毎に集約し、バンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITとして出力する複数の論理積回路852と、バンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITを集約してアンチヒューズヒット信号AFHIT_Bとして出力する論理和回路853とを有する構成である。
また、図7に示すように、プログラムモード用カウンタ84は、外部から供給されるテスト用クロックODTに同期してアンチヒューズのプログラム時に使用するパルス信号PCOUNTER0〜22、及びカウント信号PCOUNT_MAXを生成するカウンタ回路によって構成される。
図4に示すアンチヒューズセットAF0〜3が備えるアドレスレジスタは、制御端子/GA、GBの入力値にしたがって入力端子A、Bへ供給される信号のいずれか一方を出力端子Yから出力するセレクタとして動作すると共に、出力信号を保持するラッチ回路として動作する。具体的には、制御端子/GAが“Low”のとき入力端子Aから入力された信号を出力端子Yから出力し、制御端子GBが“High”のとき入力端子Bから入力された信号を出力端子Yから出力する。また、制御端子/GAが“High”のとき入力端子Aから入力された信号を保持して出力し、制御端子GBが“Low”のとき入力端子Bから入力された信号を保持して出力する。但し、それらの動作が重なるときは制御端子/GA、GBの最後の入力値にしたがって出力値が設定される。
アドレスレジスタへの書き込み時、外部から供給されるアドレス信号によってRowアドレスX0〜X12、バンクセレクト信号BA0,BA1、及びColumnアドレスY2〜Y8が順次設定されることで、メモリセルアレイ10の全てのビットがスキャンされる。ここで、任意のメモリセルで不良が検出されると、AFバンクエンコーダ82からエラー信号ERRORが出力され、使用済みフラグAF0ENL〜AF3ENLの設定に応じてAF選択回路83から次のアンチヒューズセットを選択するためのアンチヒューズ選択信号(AF0SEL〜AF3SELのいずれか一つ)が出力される。選択されたアンチヒューズセットに対応するアンチヒューズ選択信号AF0SEL〜AF3SELは“High"に設定され、各アドレスレジスタの出力端子Yからは、RowアドレスX0〜X12、バンクセレクト信号BA0,BA1、及びColumnアドレスY2〜Y8の値がそれぞれ出力される。そして、次のアンチヒューズ選択信号が“High"に設定されたとき”Low“に切り替わり、入力されていたRowアドレスX0〜X12、バンクセレクト信号BA0,BA1、及びColumnアドレスY2〜Y8の値がそれぞれアドレスレジスタで保持される。すなわち、アンチヒューズ選択信号AF(n+1)SEL(n=0〜3)が“High”になると、アンチヒューズ選択信号AF(n)SELが“Low”となり、対応するアンチヒューズセットに入力されているアドレス信号(不良アドレス)が各アドレスレジスタで保持される。また、同時に対応するアンチヒューズセットの使用済みフラグ用のアドレスレジスタにより入力されているエラー信号ERRORが保持され、使用済みフラグ(AF0EN〜AF3ENのいずれか一つ)として出力される。
アンチヒューズのプログラム時、プログラムモード用カウンタから出力されるパルス信号PCOUNTER0〜22が各アンチヒューズセットへ順次供給され、アドレスレジスタに格納された不良アドレスにしたがって各アンチヒューズにパルスが印加され、プログラムされる。
プログラムが完了したアンチヒューズセットでは、アンチヒューズの状態(短絡または開放)に応じてコンパレータの入力電圧が設定され、コンパレータにより基準電圧Refとの差が増幅されてアドレスレジスタの入力端子Aへ供給される。そして、イニシャライズ信号INT_Bの入力時、アドレスレジスタの入力端子Aに対する入力信号が選択・出力され、その後、アドレスレジスタにてコンパレータの出力電圧が不良アドレスとして保持される。
比較回路85は、各アンチヒューズセットの出力AF0_X0〜AF0_Y8、AF1_X0〜AF1_Y8、AF2_X0〜AF2_Y8、AF3_X0〜AF3_Y8と外部から入力されるアドレス信号(アドレスバッファから出力されたRowアドレスX0〜X12、バンクセレクト信号BA0,BA1及びColumnアドレスY2〜Y8)とをそれぞれ排他的論理和回路で比較し、アンチヒューズセットの出力とアドレス信号とが一致するとき、対応するバンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITを出力する。また、バンクヒューズヒット信号AF0HIT〜AF3HITのいずれか一つが有意な値になると、論理和回路よりアンチヒューズヒット信号AFHIT_Bを出力する。
次に、図8〜図11を用いて本発明の半導体記憶装置のアドレスレジスタに対する不良アドレスの書き込み時の動作及びアンチヒューズに対するプログラム時の動作について具体的に説明する。
図8は使用済みのアンチヒューズセットが無い場合のアドレスレジスタに対する不良アドレスの書き込み時の動作を示すタイミングチャートであり、図9は使用済みのアンチヒューズセットが2セットである場合のアドレスレジスタに対する不良アドレスの書き込み時の動作を示すタイミングチャートである。また、図10は使用済みのアンチヒューズセットが無い場合のアンチヒューズに対するプログラム時の動作を示すタイミングチャートであり、図11は使用済みのアンチヒューズセットが2セットである場合のアンチヒューズに対するプログラム時の動作を示すタイミングチャートである。
なお、図8,9では、テストモード時におけるデータ読み出し処理によって任意のメモリセルで不良が検出されたときの動作のみを示している。実際にデータを読み出すためには、各メモリセルに対するデータの書き込み動作、各メモリセルのプリチャージ動作等がデータを読み出す前に必要となる。
まず、アドレスレジスに対する不良アドレスの書き込み動作について図8及び図9を用いて説明する。
図8、9に示すように、外部から入力される/RAS,/CAS,/WE,CKE,/CS,A0〜A15,BA0,BA1等の各種制御信号により制御回路からMRS信号が出力されると、モードレジスタ70からイニシャライズ信号INT_Bが出力され、アンチヒューズブロック80が初期状態に設定される。
このとき、既にプログラムされているアンチヒューズセットからは使用済みフラグが出力され、AF選択回路83の対応するフリップフロップ831がセットされる。例えば図8に示すように使用済みのアンチヒューズセットが無い場合は、その状態を示すアンチヒューズ選択信号AFNSELが“High”となり、図9に示すように使用済みのアンチヒューズセットが2セット(AF0,AF1が使用済み)の場合は、その状態を示すアンチヒューズ選択信号AF1SELが“High”となる。
次に、外部から入力される制御信号によって半導体記憶装置がテストモードに設定されると、モードレジスタ70からテストモード信号TOFが出力され、出力バッファ90はアンチヒューズブロック80から出力されるオーバーフロー信号OVERFLOWの受付けが可能な状態となる。
続いて、外部から入力される制御信号によりデータの読み出し(READ)コマンドが発行されると、READコマンドと共に入力されるアドレス信号にしたがって各メモリバンクから順次データが読み出される。このとき、任意のメモリバンクで不良(Fail)が検出されると、バンクエラー検出信号ERR0〜3がアンチヒューズブロックへ供給され、AFバンクエンコーダ82よりエラー検出信号ERRORが出力される。
エラー検出信号ERRORを受信したAF選択回路83は、選択ヒューズシフト信号AFSHIFTによりフリップフロップ831をシフトさせ、使用済みに設定されていない次のアンチヒューズセットを選択するためのヒューズ選択信号AF(n+1)SEL(n=0〜3)を出力する。
図8に示す例ではアンチヒューズセットAF0〜AF3がいずれも使用済みではないため、任意のメモリバンクで不良(Fail)が検出される度に出力される選択ヒューズシフト信号AFSHIFTにより、ヒューズ選択信号AF0SEL、AF1SEL、AF2SEL、AF3SELが順次“High”に切り替わり、さらに次の不良(Fail)が検出された時点でオーバーフロー信号OVERFLOWが出力される。
このとき、アンチヒューズセットAF0〜AF3の各アドレスレジスタには、ヒューズ選択信号AF0SEL、AF1SEL、AF2SEL、AF3SELが“High”から“Low”になるタイミングで不良アドレスがそれぞれ書き込まれる。また、アンチヒューズセットAF0〜AF3の使用済みフラグ用のブロックでは、ヒューズ選択信号AF0SEL、AF1SEL、AF2SEL、AF3SELが“High”から“Low”になるタイミングで使用済みフラグがアドレスレジスタに書き込まれる。
また、図9に示す例ではアンチヒューズセットAF0,AF1が使用済みであるため、任意のメモリバンクで不良(Fail)が検出される度に出力される選択ヒューズシフト信号AFSHIFTにより、ヒューズ選択信号AF2SEL、AF3SELが順次“High”に切り替わり、さらに不良(Fail)が検出された時点でオーバーフロー信号OVERFLOWが出力される。
このとき、アンチヒューズセットAF2,AF3の各アドレスレジスタには、ヒューズ選択信号AF2SEL、AF3SELが“High”から“Low”になるタイミングで不良アドレスがそれぞれ書き込まれる。また、アンチヒューズセットAF2,AF3の使用済みフラグ用のブロックでは、ヒューズ選択信号AF2SEL、AF3SELが“High”から“Low”になるタイミングで使用済みフラグが書き込まれる。
次に、アンチヒューズに対するプログラム時の動作について図10及び図11を用いて説明する。
図10、11に示すように、外部から入力される/RAS,/CAS,/WE,CKE,/CS,A0〜A15,BA0,BA1等の各種制御信号により半導体記憶装置がテストモード(プログラムモード)に設定されると、モードレジスタ70からテストモード信号TOFが出力され、出力バッファ90はアンチヒューズブロック80から出力されるオーバーフロー信号OVERFLOWの受付けが可能な状態となる。また、モードレジスタ70からはプログラムモードレジスタTAF PGMが出力され、AF選択回路83の遅延回路835から第1の初期設定信号PGMINIT1が出力され、AF選択回路83の各フリップフロップ831が初期状態となる。このとき、既にプログラムされているアンチヒューズセットからは使用済みフラグが出力され、AF選択回路83の対応するフリップフロップ831がセットされる。例えば図10に示すように使用済みのアンチヒューズセットが無い場合は、その状態を示すアンチヒューズ選択信号AFNSELが“High”となり、図11に示すように使用済みのアンチヒューズセットが2セット(AF0,AF1が使用済み)の場合は、その状態を示すアンチヒューズ選択信号AF1SELが“High”となる。
続いて、AF選択回路83の遅延回路835から第2の初期設定信号PGMINIT2が出力されると、外部から供給されるテスト用クロックODTに同期してプログラムモード用カウンタ84によるカウント動作が開始される。このとき、プログラムモード用カウンタ84からは、テスト用クロックODTの23パルス毎にPCOUNT_MAXが出力され、それに同期して選択ヒューズシフト信号AFSHIFTが出力される。
AF選択回路83は、選択ヒューズシフト信号AFSHIFTのタイミングでフリップフロップ831をシフトさせ、アンチヒューズセットを選択するためのヒューズ選択信号AF(n+1)SEL(n=0〜3)を出力する。
図10に示す例では、アンチヒューズセットAF0〜AF3がいずれもプログラムされていないため、プログラムモード用カウンタ84から出力されるPCOUNT_MAXのタイミング毎にヒューズ選択信号AF0SEL、AF1SEL、AF2SEL、AF3SELが順次“High”に切り替わり、さらにプログラムを実行しようとするとオーバーフロー信号OVERFLOWが出力される。
このとき、アンチヒューズセットAF0〜AF3の各アンチヒューズには、対応するアドレスレジスタで保持された不良アドレスにしたがってプログラムモード用カウンタ84から出力されたパルス信号PCOUNTER0〜22が印加され、不良アドレスが書き込まれる。
また、図11に示す例では、アンチヒューズセットAF0,AF1がプログラム済みであるため、プログラムモード用カウンタ84から出力されるPCOUNT_MAXのタイミング毎にヒューズ選択信号AF2SEL、AF3SELが順次“High”に切り替わり、さらにプログラムを実行しようとするとオーバーフロー信号OVERFLOWが出力される。
このとき、アンチヒューズセットAF2,AF3の各アンチヒューズには、対応するアドレスレジスタで保持された不良アドレスにしたがってプログラムモード用カウンタ84から出力されたパルス信号PCOUNTER0〜22が印加され、不良アドレスが書き込まれる。
以上説明したように、本発明の半導体記憶装置によれば、アンチヒューズブロック80が備えるアドレスレジスタに不良アドレスを書き込む際に予め備えたアンチヒューズの数を越える不良アドレスの書き込みを実行しようとする場合、またはアンチヒューズに不良アドレスを格納する際に予め備えたアンチヒューズの数を越える不良アドレスの格納処理を実行しようとする場合に、それらの実行不能を示すオーバーフロー信号を出力するため、オーバーフロー信号を監視していればアンチヒューズを用いた不良救済が不能になったことを外部から容易に確認できる。したがって、オーバーフロー信号を検出した時点でテストを終了することが可能であり、アンチヒューズを用いた不良救済工程及びそのテスト工程に要する時間を短縮できる。
本発明の半導体記憶装置の一構成例を示すブロック図である。 図1に示した出力バッファの一構成例を示す回路図である。 図1に示したアンチヒューズブロックの一構成例を示すブロック図である。 図3に示したヒューズブロックの一構成例を示す回路図である。 図3に示したAF選択回路の一構成例を示す回路図である。 図3に示した比較回路の一構成例を示す回路図である。 図3に示したプログラムモード用カウンタの一構成例を示す回路図である。 使用済みのアンチヒューズセットが無い場合のアドレスレジスタに対する不良アドレスの書き込み時の動作を示すタイミングチャートである。 使用済みのアンチヒューズセットが2セットである場合のアドレスレジスタに対する不良アドレスの書き込み時の動作を示すタイミングチャートである。 使用済みのアンチヒューズセットが無い場合のアンチヒューズに対するプログラム時の動作を示すタイミングチャートである。 使用済みのアンチヒューズセットが2セットである場合のアンチヒューズに対するプログラム時の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 メモリバンク
20 アドレスバッファ
30 Rowアドレスバッファ
40 Columnアドレスバッファ
50 Columnアドレスカウンタ
60 バンクセレクトバッファ
70 モードレジスタ
80 アンチヒューズブロック
81 ヒューズブロック
82 AFバンクエンコーダ
83 AF選択回路
84 プログラムモード用カウンタ
85 比較回路
86 リファレンスレベル発生回路
90 出力バッファ
91 セレクタ回路
92 バッファ回路
100 入力バッファ
110 制御回路
120 リードライトバス
130 リフレッシュカウンタ
140 DQSバッファ
150 DLL回路
831 フリップフロップ
832、833、853 論理和回路
834 ゲート回路
835 遅延回路
851 排他的論理和回路
852 論理積回路

Claims (8)

  1. 不良が検出されたメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
    前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
    前記アドレスレジスタに前記不良アドレスを書き込む際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの書き込みを実行しようとすると、該書き込みの実行不能を示すオーバーフロー信号を出力するAF選択回路と、
    を有する半導体記憶装置。
  2. 不良が検出されたメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
    前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
    前記アンチヒューズに前記不良アドレスを格納する際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの格納処理を実行しようとすると、該格納処理の実行不能を示すオーバーフロー信号を出力するAF選択回路と、
    を有する半導体記憶装置。
  3. 前記不良アドレスが前記アンチヒューズに既に格納されたことを示す使用済みフラグが前記アンチヒューズに格納され、
    前記AF選択回路は、
    前記使用済みフラグに基づき、次に不良が検出されたメモリセルの不良アドレスの格納先として、使用済みではないアンチヒューズ及びアドレスレジスタを選択するための選択信号を生成する請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  4. 通常動作時、前記メモリセルから読み出されたデータを前記データの入出力外部端子であるDQ端子から外部へ出力し、半導体記憶装置のテスト時、前記オーバーフロー信号を前記DQ端子から外部へ出力するための出力バッファを有する請求項1から3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  5. 不良が検出されたメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
    前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
    を有する半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記アドレスレジスタに前記不良アドレスを書き込む際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの書き込みを実行しようとすると、該書き込みの実行不能を示すオーバーフロー信号を出力させ、
    前記オーバーフロー信号を検出した場合はテストを終了する半導体記憶装置のテスト方法。
  6. 不良が検出されたメモリセルのアドレスである不良アドレスが格納される、不揮発性の記憶素子である複数のアンチヒューズと、
    前記アンチヒューズへ格納する前記不良アドレスを一時的に保持する、前記アンチヒューズに対応してそれぞれ設けられた複数のアドレスレジスタと、
    を有する半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記アンチヒューズに前記不良アドレスを格納する際に、予め備えた前記アンチヒューズの数を越える前記不良アドレスの格納処理を実行しようとすると、該格納処理の実行不能を示すオーバーフロー信号を出力させ、
    前記オーバーフロー信号を検出した場合はテストを終了する半導体記憶装置のテスト方法。
  7. 前記不良アドレスが前記アンチヒューズに既に格納されたことを示す使用済みフラグを前記アンチヒューズに格納し、
    前記使用済みフラグに基づき、次に不良が検出されたメモリセルの不良アドレスの格納先として、使用済みではないアンチヒューズ及びアドレスレジスタを選択する請求項5または6記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  8. 前記オーバーフロー信号を、データの入出力外部端子であるDQ端子から外部へ出力する請求項5から7のいずれか1項記載の半導体記憶装置のテスト方法。

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