JP2006268478A - クロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体 - Google Patents

クロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】対象回路の安定した最小クロック遅延値(スラック)を正確に見積もることにより、設計マージンの悲観性の緩和を図ること。
【解決手段】クロック遅延解析装置400は、入力部401に回路情報410が入力された場合、抽出部402により、回路素子遅延分布情報データベース300から、データパスDPおよびクロックパスCPを構成する回路素子の遅延分布情報を抽出する。データパス遅延分布情報算出部403の統計的畳み込みにより、データパスDPの遅延分布情報(平均値mdaおよび標準偏差σda)を算出する。クロックパス遅延分布情報算出部404の統計的畳み込みによりクロックパスCPの遅延分布情報(平均値mckおよび標準偏差σck)を算出する。遅延差分布情報算出部405により、データパスDPとクロックパスCPとの間の遅延差分布情報(平均値mおよび標準偏差σ)を算出する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、LSIなどの対象回路のクロック遅延値を見積もるクロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体に関する。
近年、プロセスの微細化によりVLSI製造における、プロセスバラツキなどの統計的要因の影響が大きくなってきており、VLSI設計においても要求された性能を持つ回路を歩留まり良く作成するためには、予めその影響を考慮する必要が生じている。このため、従来においては、いわゆる統計的手法により、対象回路のクロック遅延値の見積もりをおこなっている。
この統計的手法について、図5を用いて簡単に説明する。対象回路のクロックパスの遅延分布Pckから得られる統計的最小遅延値(d)と、データパスの遅延分布Pdaから得られる統計的最大遅延値(c)との差S2が、統計的手法におけるクロック遅延値である。なお、関連する従来の手法としては、下記特許文献1の手法が挙げられる。この特許文献1では、データパスとクロックパスとの相互遅延のバラツキを考慮した遅延時間解析をおこなっている。
特開平7−182381号公報
しかしながら、従来の手法では、統計的要因を正確に扱うことは困難であるという問題があった。たとえば、従来の静的遅延解析(STA)で統計的要因を扱う場合、要因の最悪値、すなわち、データパスの統計的最小遅延値とクロックパスの統計的最大遅延値との差によってクロック遅延値を見積もるため、かなり悲観的な結果しか得られないという問題があった。
そのため、設計マージンを満たさず回路が設計できない可能性が生じるという問題があった。特に、この統計的手法によれば、データパスの統計的最小遅延値とクロックパスの統計的最大遅延値との差によるクロック遅延値は確率的に揺らぐため、不安定な値であり、静的遅延解析の品質低下の原因にもなっていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、対象回路の安定した最小クロック遅延値(スラック)を正確に見積もることにより、設計マージンの悲観性の緩和を図ることができるクロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるクロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体は、対象回路の回路情報の入力を受け付け、入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出し、算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出し、算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出することを特徴とする。
また、上記発明において、複数の回路素子の遅延分布情報の中から、前記回路情報に記述されている、前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報と、前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報とを抽出し、抽出された前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記抽出手段によって抽出された前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することとしてもよい。
また、上記発明において、前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を畳み込むことによって、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布を畳み込むことによって、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することとしてもよい。
これらの発明によれば、データパスの遅延分布情報とクロックパスの遅延分布情報から、遅延差分布情報を得ることにより、データパスの遅延分布情報とクロックパスの遅延分布情報から得られる統計的なクロック遅延値の確率的なゆらぎを消去することができる。したがって、遅延差分布情報から確率的なゆらぎのない安定したクロック遅延値を正確に算出することができる。
本発明にかかるクロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体によれば、対象回路の安定した最小クロック遅延値(スラック)を正確に見積もることができ、これにより、設計マージンの悲観性の緩和を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるクロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(クロック遅延解析装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1において、クロック遅延解析装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)107と、ディスプレイ108と、I/F(インターフェース)109と、キーボード110と、マウス111と、スキャナ112と、プリンタ113と、を備えている。また、各構成部はバス100によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、クロック遅延解析装置の全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD106は、CPU101の制御にしたがってFD107に対するデータのリード/ライトを制御する。FD107は、FDD106の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD107に記憶されたデータをクロック遅延解析装置に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F109は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク114に接続され、このネットワーク114を介して他の装置に接続される。そして、I/F109は、ネットワーク114と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F109には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード110は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス111は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ112は、画像を光学的に読み取り、クロック遅延解析装置内に画像データを取り込む。なお、スキャナ112は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ113は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ113には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
つぎに、この発明の実施の形態にかかる解析対象回路の一例について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかる対象回路の一例を示す回路図である。図2において、対象回路200は、クロックソースCSと、2個のFF1、FF2と、8個のバッファB1〜バッファB8と、から構成されている。この対象回路200において、クロックソースCSからバッファB1〜バッファB5を経由してFF2のデータピンまでの経路がデータパスDPであり、クロックソースCSからバッファB6〜バッファB8を経由してFF2のクロックピンまでの経路がクロックパスCPである。
つぎに、回路素子遅延分布情報データベースについて説明する。図3は、回路素子遅延分布情報データベースの記憶内容を示す説明図である。回路素子遅延分布情報データベース300は、回路素子ごとに、回路素子遅延分布情報300−1〜300−nを格納している。回路素子遅延分布情報300−1〜300−nは、回路素子ごとに、回路素子名とクロックの遅延分布パラメータを有している。
また、遅延分布パラメータは、その回路素子のクロック遅延値の平均値および標準偏差を有している。たとえば、回路素子名Ciの回路素子300−iについては、クロック遅延の平均値miおよび標準偏差σiを有しており、その分布関数は、正規分布となる確率密度関数Piである。なお、回路素子としては、バッファ、インバータ、論理ゲートなどが挙げられる。
(クロック遅延解析装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析装置の機能的構成について説明する。図4は、この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析装置の機能的構成を示すブロック図である。図4において、クロック遅延解析装置400は、図3に示した回路素子遅延分布情報データベース300と、入力部401と、抽出部402と、データパス遅延分布情報算出部403と、クロックパス遅延分布情報算出部404と、遅延差分布情報算出部405と、クロック遅延値算出部406と、から構成されている。
まず、入力部401は、対象回路200の回路情報410の入力を受け付ける。回路情報410は、対象回路200を構成する回路素子の接続関係を示す情報である。たとえば、RTLのHDL記述を論理合成することによって得られたネットリストを用いることができる。
また、抽出部402は、回路素子遅延分布情報データベース300に記憶された回路素子遅延分布情報300−1〜300−nの中から、回路情報410に記述されている、データパスDPを構成する各回路素子の遅延分布情報と、クロックパスCPを構成する各回路素子の遅延分布情報とを抽出する。図2に示した対象回路200では、データパスDPを構成する回路素子は、バッファB1〜バッファB5であるため、バッファB1〜バッファB5の遅延分布情報を抽出する。たとえば、バッファB1の回路素子名が『C1』である場合、バッファB1の遅延分布情報300−1として、平均値『m1』および標準偏差『σ1』からなる遅延分布パラメータを抽出する。
同様に、図2に示した対象回路200では、クロックパスCPを構成する回路素子は、バッファB6〜バッファB8であるため、バッファB6〜バッファB8の遅延分布情報を抽出する。たとえば、バッファB6の回路素子名が『C6』である場合、バッファB6の遅延分布情報300−6として、平均値『m6』および標準偏差『σ6』からなる遅延分布パラメータを抽出する。
また、データパス遅延分布情報算出部403は、抽出部402によって抽出されたデータパスDPを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、データパスDPの遅延分布情報を算出する。具体的には、データパスDPを構成する各回路素子の遅延分布情報を畳み込むことによって、すなわち、数学的な畳み込みによって、データパスDPの遅延分布情報を算出する。
ここで、図2に示したデータパスDPを構成するバッファB1〜バッファB5のクロック遅延の平均値をmd1〜md5、標準偏差をσd1〜σd5とすると、データパスDPの遅延分布情報の遅延分布パラメータであるクロック遅延の平均値mdaおよび標準偏差σdaは、下記式(1)、(2)によって算出することができる。
mda=md1+md2+md3+md4+md5・・・(1)
Figure 2006268478
この場合、データパス遅延分布情報は、平均値mdaおよび標準偏差σdaを遅延分布パラメータとする正規分布によってあらわすことができる。
また、クロックパス遅延分布情報算出部404は、抽出部402によって抽出されたクロックパスCPを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、クロックパスCPの遅延分布情報を算出する。具体的には、クロックパスCPを構成する各回路素子の遅延分布情報を畳み込むことによって、すなわち、数学的な畳み込みによって、クロックパスCPの遅延分布情報を算出する。
ここで、図2に示したクロックパスCPを構成するバッファB6〜バッファB8のクロック遅延の平均値をmc1〜mc3、標準偏差をσc1〜σc3とすると、クロックパスCPの遅延分布情報の遅延分布パラメータであるクロック遅延の平均値mckおよび標準偏差σckは、下記式(3)、(4)によって算出することができる。
mck=mc1+mc2+mc3・・・(3)
Figure 2006268478
この場合、クロックパス遅延分布情報は、平均値mckおよび標準偏差σckを遅延分布パラメータとする正規分布によってあらわすことができる。
ここで、データパスDPの遅延分布と、クロックパスCPの遅延分布とを示す。図5は、データパスDPの遅延分布と、クロックパスCPの遅延分布とを示すグラフである。図5において、遅延分布Pdaは、データパスDPの遅延分布情報の遅延分布パラメータ(mda,σda)を用いた正規分布となる確率密度関数である。また、遅延分布Pckは、クロックパスCPの遅延分布情報の遅延分布パラメータ(mck,σck)を用いた正規分布となる確率密度関数である。
なお、図5中、aはタイミング解析(STA)から得られたデータパスDPの最大遅延値であり、bはタイミング解析(STA)から得られたクロックパスCPの最小遅延値である。したがって、S1(S1=b−a)は、従来におけるクロック遅延値をあらわしている。同様に、図5において、cはデータパスDPの統計的最大遅延値であり、dはクロックパスCPの統計的最小遅延値である。したがって、S2(S2=d−c)は、従来の統計的手法によるクロック遅延値である。
また、図4において、遅延差分布情報算出部405は、データパス遅延分布情報算出部403によって算出されたデータパスDPの遅延分布情報と、クロックパス遅延分布情報算出部404によって算出されたクロックパスCPの遅延分布情報とを用いて、データパスDPとクロックパスCPとの間の遅延差分布情報を算出する。
ここで、データパスDPとクロックパスCPとの間の遅延差分布情報は、データパスDPとクロックパスCPとの間の遅延差分布におけるクロック遅延値の平均値mおよび標準偏差σからなる遅延差分布パラメータによってあらわされる正規分布である。たとえば、図2に示した対象回路200においては、上記式(1)で求めたデータパスDPの遅延分布Pdaの平均値mdaと、上記式(3)で求めたクロックパスCPの遅延分布Pckの平均値mckとの差によって、遅延差分布の平均値mを算出する(下記式(5)を参照)。
m=mda−mck・・・(5)
同様に、上記式(2)で求めたデータパスDPの遅延分布Pdaの標準偏差σdaと、上記式(4)で求めたクロックパスCPの遅延分布Pckの標準偏差σckとを用いて、遅延差分布の標準偏差σを算出する(下記式(6)を参照)。
Figure 2006268478
この場合、遅延差分布情報は、平均値mおよび標準偏差σを遅延分布パラメータとする正規分布によってあらわすことができる。図6は、この発明の実施の形態にかかる遅延差分布を示すグラフである。図6において、遅延差分布Pは、上記式(5)、(6)で求めた遅延分布パラメータ(m,σ)を用いた正規分布となる確率密度関数である。
また、図4において、クロック遅延値算出部406は、遅延差分布情報算出部405によって算出された遅延差分布情報に基づいて、対象回路200のクロック遅延値を算出する。このクロック遅延値は、いわゆるスラック値であり、遅延差分布Pから得ることができる。たとえば、S3(S3=m−3σ)が、求めるべき対象回路200のクロック遅延値となる。
具体的に説明すると、クロック遅延値S3を展開すると下記式(7)によってあらわすことができる。
Figure 2006268478
また、図5で示した統計的手法のクロック遅延値S2を展開すると下記式(8)によってあらわすことができる。
S2=mck−3σck−(mda+3σda)
=mck−mda−3(σck+σda)・・・(8)
式(7)、(8)の差をとると、下記式(9)を得ることができる。
Figure 2006268478
上記式(9)において、右辺は遅延差分布Pの標準偏差σであり(式(6)を参照)、クロック遅延値S3における式(7)の末尾の項をあらわしている。一方、左辺はクロック遅延値S2における式(8)の末尾の項をあらわしている。標準偏差σck、σdaはともに、σck>0、σda>0を満たすため、式(9)の右辺の値は、左辺の値以下となる。したがって、S2≦S3となるため、クロック遅延値S3の方がクロック遅延値S1、S2よりもスラックを大きくとることができる。
なお、上述した入力部401、抽出部402、データパス遅延分布情報算出部403、クロックパス遅延分布情報算出部404、遅延差分布情報算出部405、およびクロック遅延値算出部406は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105などの記録媒体に記録されたプログラムを、CPU101が実行することによって、またはI/F109によって、その機能を実現する。
(クロック遅延解析処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析処理手順について説明する。図7は、この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析処理手順を示すフローチャートである。図7において、まず、入力部401に回路情報410が入力された場合(ステップS701:Yes)、抽出部402により、回路素子遅延分布情報データベース300から、データパスDPおよびクロックパスCPを構成する回路素子の遅延分布情報を抽出する(ステップS702)。
そして、データパス遅延分布情報算出部403の統計的畳み込みにより、データパスDPの遅延分布情報(平均値mdaおよび標準偏差σda)を算出する(ステップS703)。同様に、クロックパス遅延分布情報算出部404の統計的畳み込みにより、クロックパスCPの遅延分布情報(平均値mckおよび標準偏差σck)を算出する(ステップS704)。これにより、図5に示した正規分布Pda,Pckを得ることができる。
このあと、遅延差分布情報算出部405により、データパスDPとクロックパスCPとの間の遅延差分布情報(平均値mおよび標準偏差σ)を算出する(ステップS705)。これにより、図6に示した遅延差分布Pを得ることができる。最後に、この遅延差分布Pから対象回路200のクロック遅延値S3を算出する(ステップS706)。
この実施の形態によれば、クロックパスCPとデータパスDPの遅延差分布Pを用いることにより、統計的要因を考慮した最小スラック値を正確に見積もることができ、従来手法での悲観的なマージン(見積もり)を緩和することができる。これにより、従来に比べ、実LSIデータで最大15%程度の向上を図ることができる。したがって、手戻りの少ない効率的な設計作業を実現することができる。
なお、上述した実施の形態の回路素子遅延分布情報データベース300において、各回路素子の遅延分布情報として、正規分布をあらわす平均値mおよび標準偏差σからなる遅延分布パラメータを用いたが、回路素子の種別や特性の違いにより、正規分布とは異なった確率分布に従う場合もある。このような回路素子の場合には、回路素子遅延分布情報データベース300に、図8に示す遅延分布パラメータを記憶する。
図8は、回路素子遅延分布情報データベース300の他の記憶内容を示す説明図である。図8において、回路素子遅延分布情報データベース300は、回路素子ごとに、回路素子遅延分布情報800−1〜800−nを格納している。回路素子遅延分布情報800−1〜800−nは、回路素子ごとに、代表点座標となる遅延分布パラメータを有している。たとえば、回路素子遅延分布情報800−iにおいて、回路素子名Ciの回路素子のクロック遅延が確率分布Qiに従う場合、代表点座標ri1〜ri5を遅延分布パラメータとして記憶する。これにより、確率分布Qiは、代表点座標ri1〜ri5から得られる確率密度関数によってあらわすことができる。
この場合、データパス遅延分布情報算出部403およびクロックパス遅延分布情報算出部404においては、各回路素子の確率密度関数を畳み込むことによって、データパスDPの遅延分布情報およびクロックパスCPの遅延分布情報を算出することができる。この図8に示した回路素子遅延分布情報800−1〜800−nを用いることにより、不規則な確率分布を持つ回路素子にも対応することができ、汎用性の向上を図ることができる。
以上説明したように、クロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体によれば、対象回路の安定した最小クロック遅延値(スラック)を正確に見積もることにより、設計マージンの悲観性の緩和を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明したクロック遅延解析方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)対象回路の回路情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段によって入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出する遅延分布情報算出手段と、
前記遅延分布情報算出手段によって算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出する遅延差分布情報算出手段と、
前記遅延差分布情報算出手段によって算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出するクロック遅延値算出手段と、
を備えることを特徴とするクロック遅延解析装置。
(付記2)複数の回路素子の遅延分布情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の回路素子の遅延分布情報の中から、前記回路情報に記述されている、前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報と、前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報とを抽出する抽出手段と、を備え、
前記遅延分布情報算出手段は、
前記抽出手段によって抽出された前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記抽出手段によって抽出された前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することを特徴とする付記1に記載のクロック遅延解析装置。
(付記3)前記遅延分布情報算出手段は、
前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を畳み込むことによって、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布を畳み込むことによって、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することを特徴とする付記1または2に記載のクロック遅延解析装置。
(付記4)対象回路の回路情報の入力を受け付ける入力工程と、
前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出する遅延分布情報算出工程と、
前記遅延分布情報算出工程によって算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出する遅延差分布情報算出工程と、
前記遅延差分布情報算出工程によって算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出するクロック遅延値算出工程と、
を含んだことを特徴とするクロック遅延解析方法。
(付記5)複数の回路素子の遅延分布情報の中から、前記回路情報に記述されている、前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報と、前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報とを抽出する抽出工程と、を含み、
前記遅延分布情報算出工程は、
前記抽出工程によって抽出された前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記抽出工程によって抽出された前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することを特徴とする付記4に記載のクロック遅延解析方法。
(付記6)前記遅延分布情報算出工程は、
前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を畳み込むことによって、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布を畳み込むことによって、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することを特徴とする付記4または5に記載のクロック遅延解析方法。
(付記7)対象回路の回路情報の入力を受け付けさせる入力工程と、
前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出させる遅延分布情報算出工程と、
前記遅延分布情報算出工程によって算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出させる遅延差分布情報算出工程と、
前記遅延差分布情報算出工程によって算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出させるクロック遅延値算出工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするクロック遅延解析プログラム。
(付記8)複数の回路素子の遅延分布情報の中から、前記回路情報に記述されている、前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報と、前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報とを抽出させる抽出工程と、をコンピュータに実行させ、
前記遅延分布情報算出工程は、
前記抽出工程によって抽出された前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記抽出工程によって抽出された前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出させることを特徴とする付記7に記載のクロック遅延解析プログラム。
(付記9)前記遅延分布情報算出工程は、
前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を畳み込むことによって、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布を畳み込むことによって、前記クロックパスの遅延分布情報を算出させることを特徴とする付記7または8に記載のクロック遅延解析プログラム。
(付記10)付記7〜9のいずれか一つに記載のクロック遅延解析プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
以上のように、本発明にかかるクロック遅延解析装置、クロック遅延解析方法、クロック遅延解析プログラム、および記録媒体は、LSIのクロック遅延解析に有用であり、特に、VLSIのクロック遅延解析に適している。
この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる対象回路の一例を示す回路図である。 回路素子遅延分布情報データベースの記憶内容を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析装置の機能的構成を示すブロック図である。 データパスの遅延分布と、クロックパスの遅延分布とを示すグラフである。 この発明の実施の形態にかかる遅延差分布を示すグラフである。 この発明の実施の形態にかかるクロック遅延解析処理手順を示すフローチャートである。 回路素子遅延分布情報データベースの他の記憶内容を示す説明図である。
符号の説明
200 対象回路
300 回路素子遅延分布情報データベース
400 クロック遅延解析装置
401 入力部
402 抽出部
403 データパス遅延分布情報算出部
404 クロックパス遅延分布情報算出部
405 遅延差分布情報算出部
406 クロック遅延値算出部
410 回路情報
CP クロックパス
DP データパス

Claims (5)

  1. 対象回路の回路情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段によって入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出する遅延分布情報算出手段と、
    前記遅延分布情報算出手段によって算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出する遅延差分布情報算出手段と、
    前記遅延差分布情報算出手段によって算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出するクロック遅延値算出手段と、
    を備えることを特徴とするクロック遅延解析装置。
  2. 複数の回路素子の遅延分布情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の回路素子の遅延分布情報の中から、前記回路情報に記述されている、前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報と、前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報とを抽出する抽出手段と、を備え、
    前記遅延分布情報算出手段は、
    前記抽出手段によって抽出された前記データパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記抽出手段によって抽出された前記クロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出することを特徴とする請求項1に記載のクロック遅延解析装置。
  3. 対象回路の回路情報の入力を受け付ける入力工程と、
    前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出する遅延分布情報算出工程と、
    前記遅延分布情報算出工程によって算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出する遅延差分布情報算出工程と、
    前記遅延差分布情報算出工程によって算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出するクロック遅延値算出工程と、
    を含んだことを特徴とするクロック遅延解析方法。
  4. 対象回路の回路情報の入力を受け付けさせる入力工程と、
    前記入力工程によって入力された回路情報に基づいて、前記対象回路のデータパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記データパスの遅延分布情報を算出するとともに、前記対象回路のクロックパスを構成する各回路素子の遅延分布情報を用いて、前記クロックパスの遅延分布情報を算出させる遅延分布情報算出工程と、
    前記遅延分布情報算出工程によって算出された前記データパスの遅延分布情報と前記クロックパスの遅延分布情報とを用いて、前記データパスと前記クロックパスとの間の遅延差分布情報を算出させる遅延差分布情報算出工程と、
    前記遅延差分布情報算出工程によって算出された遅延差分布情報に基づいて、前記対象回路のクロック遅延値を算出させるクロック遅延値算出工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするクロック遅延解析プログラム。
  5. 請求項4に記載のクロック遅延解析プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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