JP2006268347A - 印刷システム、プリンタスプーラ、プログラム及び印刷管理方法 - Google Patents

印刷システム、プリンタスプーラ、プログラム及び印刷管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のユーザによりドキュメントの印刷環境が共有される場合に、システム管理のコストを抑えつつセキュリティを確保することができる印刷システムを提供する。
【解決手段】 ユーザコンピュータ12は、印刷対象であるドキュメントを取得し、取得されるドキュメントに関する特徴値を生成し、生成される特徴値を出力し、取得されるドキュメントをプリンタスプーラ16に送信する。また、プリンタスプーラ16は、ユーザコンピュータ12からドキュメントを受信し、受信されるドキュメントを記憶し、印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得し、取得される特徴値が、記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断し、一致する、と判断される場合に、該ドキュメントをプリンタ14に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は印刷システム、プリンタスプーラ、プログラム及び印刷管理方法に関し、特に複数のユーザによりドキュメントの印刷環境が共有されるシステムに関する。
ユーザコンピュータに存在するドキュメント(文書、画像等を含むファイル)を印刷したい場合、ユーザは出力先のネットワークプリンタを指定して印刷ドキュメント送信を行う。ユーザコンピュータにおいてドキュメントは印刷に適したデータ形式に変換され、直ちにネットワークプリンタに送信される。変換されたドキュメントを受信したネットワークプリンタは、直ちに受信したドキュメントを印刷出力する。
しかし、場合によっては印刷指示を行う時点では出力先プリンタを特定せず、ネットワークプリンタのユーザインタフェイス(操作パネル等)を用いて、ユーザが以前に印刷指示を行ったドキュメントを印刷したいことがある。
このような場合、他のユーザが印刷指示を行ったドキュメントを無断で印刷したり、あるいは印刷しないまでも、どのようなドキュメントを印刷指示したかを知ることができたりするならば、セキュリティ上問題がある。
したがって、印刷指示を行ったユーザのみが、印刷ドキュメント指示を完遂でき、印刷指示を行っていないユーザは、他のユーザの印刷指示を知ることができないようにすべきである。
従来、このようなアクセス制御を行わせたい場合、プリントジョブをユーザのアカウント情報に関連づけておき、ユーザコンピュータにおける印刷指示やネットワークプリンタにおける出力指示を行うにあたってユーザ認証を行うことがしばしば行われていた。
しかしながら、ユーザコンピュータにおける印刷指示やネットワークプリンタにおける出力指示に際してユーザ認証を行うと、ユーザの利便性を損なう。また、アカウント情報の登録やその継続的なメンテナンスなど、システム管理のコストも嵩むことになる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の1つは、複数のユーザによりドキュメントの印刷環境が共有される場合に、システム管理のコストを抑えつつセキュリティを確保することができる印刷システム、プリンタスプーラ、プログラム及び印刷管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る印刷システムは、複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおいて、前記各ユーザコンピュータは、印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得手段と、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成手段と、前記特徴値生成手段により生成される特徴値を出力する特徴値出力手段と、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信手段と、を含む。また、前記プリンタスプーラは、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得手段と、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断手段と、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、を含む。
また、本発明に係るプリンタスプーラは、ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得手段と、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断手段と、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメントをプリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段、印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得手段、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断手段、及び前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメントをプリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。このプログラムは各種のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されてもよい。また、コンピュータは、例えば各種のサーバコンピュータのような汎用のものであってもよいし、複写機や複合機に組み込まれる専用のものであってもよい。
また、本発明に係る印刷管理方法は、複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおける印刷管理方法において、前記各ユーザコンピュータにおいて、印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、前記特徴値生成ステップで生成される特徴値を出力する特徴値出力ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記ドキュメント受信ステップで受信されるドキュメントをドキュメント記憶手段に記憶するドキュメント記憶ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記特徴値取得ステップで取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記特徴値取得ステップで取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致すると前記判断ステップで判断される場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザによりドキュメントの印刷環境が共有される。このとき、プリンタスプーラにおいて特徴値が取得され、それがドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する場合に、実際にそのドキュメントの印刷ドキュメント送信が行われるようにしたので、セキュリティを確保することができる。また、特徴値は、印刷対象であるドキュメントに基づいて生成さるものであり、アカウント情報のように事前に人手で設定するものではないため、システム管理のコストを抑えることができる。なお、前記特徴値は前記ドキュメントに基づくハッシュ値であってもよい。
また、前記ドキュメント記憶手段は、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントとともに、該ドキュメントに関する特徴値をそれに対応づけて記憶するようにしてもよい。こうすれば、ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値を直ちに取得することができ、印刷ドキュメント送信を速やかに行うようにできる。
この場合、前記各ユーザコンピュータは、前記特徴値生成手段により生成される特徴値を前記プリンタスプーラに送信する特徴値送信手段をさらに含み、前記ドキュメント受信手段は、前記各ユーザコンピュータからドキュメント及び該ドキュメントに関する特徴値を受信し、前記ドキュメント記憶手段は、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメント及び該ドキュメントに関する特徴値を対応づけて記憶するようにしてもよい。こうすれば、プリンタスプーラにおいて特徴値を生成しなくて済む。
また、前記各ユーザコンピュータは、前記特徴値生成手段により生成される特徴値を前記プリンタスプーラに送信する特徴値送信手段をさらに含み、前記ドキュメント受信手段は、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信する前に、該ドキュメントに関する特徴値を受信し、受信される特徴値をその特徴値とするドキュメントが前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されているか否かに応じて、該ユーザコンピュータから該特徴値に対応するドキュメントを受信するようにしてもよい。同一のドキュメントについて同一又は異なるユーザが複数回印刷を行う場合、印刷毎にドキュメントをユーザコンピュータからプリンタスプーラに送信する、とネットワークのトラフィックが混雑する。本構成によれば、ユーザコンピュータから事前に印刷対象のドキュメントに関する特徴値を受信して、その特徴値と同一の特徴値を有するドキュメントについては、該ユーザコンピュータから受信しないようにすることができ、ネットワークのトラフィックが混雑しないようにできる。
また、前記ドキュメント取得手段は、印刷対象であるドキュメント群を取得し、前記特徴値生成手段は、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメント群に関する特徴値を生成し、前記ドキュメント送信手段は、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメント群を前記プリンタスプーラに送信し、前記ドキュメント受信手段は、前記各ユーザコンピュータからドキュメント群を受信し、前記ドキュメント記憶手段は、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメント群を記憶し、前記特徴値取得手段は、印刷対象であるドキュメント群に関する特徴値を取得し、前記判断手段は、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメント群に関する特徴値と一致するか否かを判断し、前記印刷ドキュメント送信手段は、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメント群に関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメント群の全部又は一部を前記プリンタに送信するようにしてもよい。こうすれば、ドキュメント群の全部又は一部を好適に印刷出力できる。
この場合、前記印刷ドキュメント送信手段は、前記ドキュメント群のうちユーザにより選択される全部又は一部を前記プリンタに送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザは、ドキュメント群のうち任意のドキュメントを印刷出力できるようになる。
また、本発明に係る印刷システムは、複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおいて、前記各ユーザコンピュータは、印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得手段と、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成手段と、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、前記特徴値生成手段により生成される特徴値及び前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報のペアを前記プリンタスプーラに送信する情報ペア送信手段と、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信手段と、を含み、前記プリンタスプーラは、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、前記各ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信手段と、前記情報ペア受信手段により受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを記憶する情報ペア記憶手段と、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプリンタスプーラは、ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、前記ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信手段と、前記情報ペア受信手段により受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを記憶する情報ペア記憶手段と、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段、前記ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信手段、前記情報ペア受信手段により受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを記憶する情報ペア記憶手段、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段、及び前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
さらに、本発明に係る印刷管理方法は、複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおける印刷管理方法において、前記各ユーザコンピュータは、印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、前記特徴値生成ステップで生成される特徴値及び前記ユーザ識別情報取得ステップで取得されるユーザ識別情報のペアを前記プリンタスプーラに送信する情報ペア送信ステップと、前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記ドキュメント受信ステップで受信されるドキュメントをドキュメント記憶手段に記憶するドキュメント記憶ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記各ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信ステップと、前記プリンタスプーラにおいて、前記情報ペア受信ステップで受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを情報ペア記憶手段に記憶する情報ペア記憶ステップと、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得ステップと、前記ユーザ識別情報取得ステップで取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、各ユーザが特徴値を入力等しなくても、ユーザ識別情報を用いて所望のドキュメントの印刷を行うことができるようになる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、この印刷システム10は、複数のユーザコンピュータ12、複数のプリンタ14、及びプリンタスプーラ16を含んで構成されている。これらはいずれもLAN等の通信ネットワークに接続されており、相互にデータ通信が可能になっている。
このシステムによりユーザがドキュメントを印刷する場合、ユーザは自分が所持するユーザコンピュータ12において印刷ドキュメント(各種の文書データ)を取得し、それを、通信ネットワークを介して事前にプリンタスプーラ16に送信し、記憶させておく。その後、ユーザは、いずれかのプリンタ14において出力指示を行うと、プリンタ14はプリンタスプーラ16から印刷ドキュメントを受信し、印刷出力する。このとき、印刷ドキュメントを特定するのに、印刷ドキュメントに関する特徴値が用いられるようになっている。
ここでは、特徴値は、例えばSHA−256(Secure Hash Algorithm
256)等のハッシュ関数を元データである印刷ドキュメントに適用して得られるハッシュ値である。SHA−256は米国商務省のFIPSで定められ、広く利用されているハッシュ関数である。SHA−256のような暗号学的ハッシュ関数は、ハッシュ値の衝突対を生成することが困難であるという性質を有している。SHA−256のハッシュ値長は256ビットなので、SHA−256自身の脆弱性が発見されない限り、2の128乗個程度の印刷ドキュメント群に対しても、衝突は起こりえず、本印刷システムに用いるのに好適である。もちろん、SHA−256以外のハッシュ関数を用いて特徴値を生成してもよい。さらに、ここでは特徴値をハッシュ関数により生成することとするが、他の一方向性関数を用いて特徴値を生成してもよい。また、特徴値を生成する際の元データは、印刷ドキュメントの内容だけでなく、ファイル名等の属性情報を含むようにしてもよい。
図2は、ユーザコンピュータ12の構成を示す図である。ユーザコンピュータ12は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、同図に示すように記憶部12a、制御部12b、データ通信部12c、RFIDリーダライタ12dを含んで構成されている。記憶部12aは、ユーザの印刷対象となるドキュメントが記憶されるものであり、例えばハードディスク記憶装置によって構成される。制御部12bは、CPUやメモリから構成されるものであり、ユーザコンピュータ12の各部を制御する。また、RFIDリーダライタ12dは、公知のRFID(Radio Frequency IDentification)技術により、制御部12bから供給されるデータを無線ICカード18に書き込んだり、無線ICカード18からデータを読み出して制御部12bに供給したりするものである。また、データ通信部12cは、例えばLANアダプタ等によって構成されるものであり、通信ネットワークを介したプリンタスプーラ16とのデータ通信を担う。
特に、制御部12bは、印刷対象であるドキュメント(印刷ドキュメント)を記憶部12aから取得する。そして、取得されるドキュメントのハッシュ値を生成する。そして、このハッシュ値をRFIDリーダライタ12dによって無線ICカード18に書き込む。また、印刷ドキュメント及びそのハッシュ値をデータ通信部12cによってプリンタスプーラ16に送信する。
次に、図3は、プリンタスプーラ16の構成を示す図である。同図に示すように、プリンタスプーラ16は、記憶部16a、制御部16b及びデータ通信部16cを含んで構成されている。記憶部16aは、ユーザコンピュータ12から送信される印刷ドキュメントやそのハッシュ値等を記憶するものであり、例えばハードディスク記憶装置によって構成される。また、制御部16bは、CPUやメモリから構成されるものであり、プリンタスプーラ16の各部を制御する。さらに、データ通信部16cは、例えばLANアダプタ等によって構成されるものであり、通信ネットワークを介したプリンタスプーラ16やプリンタ14とのデータ通信を担う。
特に、制御部16bは、データ通信部16cにより、ユーザコンピュータ12から印刷ドキュメント及びそのハッシュ値を受信する。そして、図4に示すようにして、それらのデータを互いに対応づけて記憶部16aに記憶する。また、ユーザがプリンタ14において入力したハッシュ値を、通信ネットワークを介して該プリンタ14から受信する。そして、こうしてプリンタ14から受信したハッシュ値が、図4に示すテーブルに記憶されているハッシュ値のいずれかと一致するか否かを判断する。プリンタ14から受信したハッシュ値が、図4に示すテーブルに記憶されているいずれかハッシュ値と一致する場合には、その一致したハッシュ値に対応する印刷ドキュメントを同テーブルから読み出し、それをプリンタ14に送信する。そして、プリンタ14は、この印刷ドキュメントを受信して、紙等の媒体に印刷出力する。
また、ユーザコンピュータから印刷ドキュメント及びハッシュ値を受信する場合、まずハッシュ値のみを事前に受信する。そして、受信したハッシュ値と同一のハッシュ値が既に図4に示すテーブルに記憶されているか否かを調べる。そして、未だ記憶されていなければ、受信したハッシュ値に対応する印刷ドキュメントをユーザコンピュータ12から受信する。こうして、通信ネットワークのトラフィックが混雑しないようにしている。
次に、図5は、プリンタ14の構成を示す図である。プリンタ14は、同図に示すようにRFIDリーダライタ14a、データ通信部14b、制御部14c、UI(ユーザインタフェース)部14d及び印刷部14eを含んで構成されている。RFIDリーダライタ14aは、RFIDリーダライタ12dと同様、無線ICカード18に対してデータを書き込んだり、あるいは無線ICカード18からデータを読み出したりする。データ通信部14bは、例えばLANアダプタ等によって構成されるものであり、通信ネットワークを介したプリンタスプーラ16とのデータ通信を担う。制御部14cは、CPUやメモリを中心として構成されるものであり、プリンタ14の各部を制御する。また、UI部14dは、印刷部数の指示等をユーザから受け付けるタッチパネル等の操作及び表示手段を含んでいる。さらに、印刷部14eは、制御部14cから供給される印刷データを紙等の媒体に印刷出力する。
特に、ユーザコンピュータ12のRFIDリーダライタ12dによって印刷ドキュメントのハッシュ値が書き込まれた無線ICカードが、RFIDリーダライタ14aにかざされると、制御部14cはそのハッシュ値を取得し、データ通信部14bによってプリンタスプーラ16に送信する。そして、このハッシュ値が、図4に示すテーブルに既に記憶されているものであれば、そのハッシュ値に対応する印刷ドキュメントがプリンタスプーラ16から返信されるから、それを受信して印刷部14eにより印刷出力する。
ここで、印刷システム10の動作について説明する。
図6は、印刷ドキュメントをプリンタスプーラ16に事前登録するシーケンスを示す図である。同図に示すように、印刷ドキュメントを事前登録する場合、ユーザコンピュータ12では印刷ドキュメントを記憶部12aに記憶されているドキュメントの中から選択する(C101)。そして、そのハッシュ値を計算し、記憶部12aに記憶させておく(C102)。次に、このハッシュ値をプリンタスプーラ16に送信する(C103)。
プリンタスプーラ16では、このハッシュ値を受信し、それが印刷ドキュメントとともに記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SA101)。そして、既に記憶されているものであれば、登録済みフラグbに真(1;true)を設定し(SA102)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA103)。ユーザコンピュータ12では、真の値の登録済みフラグbを受信すると(C104)、そのまま処理を終了する。
一方、記憶部16aにハッシュ値が未だ記憶されていなければ、登録済みフラグbに偽(0;false)を設定し(SA104)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA105)。ユーザコンピュータ12では、偽の値の登録済みフラグbを受信すると、C101で選択された印刷ドキュメントを、通信ネットワークを介してプリンタスプーラ16に送信し(C105)、処理を終了する。プリンタスプーラ16では、こうして送信される印刷ドキュメントを受信し、それをSA101で受信したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶させ(SA106)、処理を終了する。
次に、図7は、印刷ドキュメントをプリンタスプーラ16から読み出し、実際に印刷出力させるシーケンスを示す図である。ハッシュ値が記憶された無線ICカード18をRFIDリーダライタ14aにかざすと、図7に示すように、それがプリンタスプーラ16に送信される(P101)。プリンタスプーラ16では、このハッシュ値を受信すると、記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SB101)。そして、既に記憶されていれば、受信したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶されている印刷ドキュメントを読み出し、それをプリンタ14に返信する(SB102)。一方、ハッシュ値が記憶部16aに記憶されていないものであれば、エラーをプリンタ14に返信する(SB103)。
プリンタ14では、プリンタスプーラ16からの応答が印刷ドキュメントであるか、エラーであるかを調べ(P102)、印刷ドキュメントであればそれを印刷部14eにより印刷出力し(P104)、処理を終了する。また、エラーであればUI部14dにエラーメッセージを表示し(P103)、処理を終了する。
以上説明した印刷システム10によれば、プリンタ14を複数のユーザが共用する場合に、各印刷ドキュメントをハッシュ値により識別することができるので、アカウント情報の登録・維持などのような管理コストを不要化することができる。また、誰か一人が記憶部16aに印刷ドキュメント及びそのハッシュ値を登録しておけば、他のユーザはプリンタ14でハッシュ値を入力するだけで、それに対応する印刷ドキュメントを印刷出力することができるようになる。
実施形態2.
複数の印刷ドキュメントをまとめてプリンタスプーラ16に事前登録しておき、そこから一部又は全部を選択して、印刷出力するようにしてもよい。この場合、図8に示すように、印刷ドキュメント群とその印刷ドキュメント群に関するハッシュ値とが、対応づけられて記憶部16aに事前登録される。
以下、実施形態2に係る印刷システムの動作について説明する。システムの構成自体は実施形態1と同様である。
図9は、印刷ドキュメント群をプリンタスプーラ16に事前登録するシーケンスを示す図である。同図に示すように、印刷ドキュメント群を事前登録する場合、ユーザコンピュータ12では印刷ドキュメント群が格納されたディレクトリ(フォルダ)を記憶部12aに記憶されているディレクトリの中から選択する(C201)。そして、そのディレクトリに関するハッシュ値を再帰的に計算し、記憶部12aに記憶させておく(C202)。例えば、ディレクトリ構造をXML(eXtensible Markup Language)により表現し、そのハッシュ値を当該ディレクトリの内容を表すハッシュ値として扱う。また、ファイル(印刷ドキュメント)については、そのハッシュ値を当該ファイルの内容を表すハッシュ値として扱う。こうした計算を再帰的に行うことにより、ディレクトリに関するハッシュ値を計算する。あるいは、RFC2803で規定されているDOMHASHのようにXMLのような中間的な符号化を経由することなく木構造から直接再帰的にハッシュ値を計算させてもよい。こうした過程で算出されるハッシュ値をプリンタスプーラ16に送信する(C203)。
プリンタスプーラ16では、このハッシュ値を受信し、それが印刷対象のディレクトリとともに記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SA201)。そして、既に記憶されているものであれば、登録済みフラグbに真を設定し(SA202)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA203)。ユーザコンピュータ12では、真の値の登録済みフラグbを受信すると(C204)、そのまま処理を終了する。
一方、記憶部16aにハッシュ値が未だ記憶されていなければ、登録済みフラグbに偽を設定し(SA204)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA205)。ユーザコンピュータ12では、偽の値の登録済みフラグbを受信すると、C201で選択されたディレクトリ全体を、通信ネットワークを介してプリンタスプーラ16に送信し(C205)、処理を終了する。プリンタスプーラ16では、こうして送信されるディレクトリ全体を受信し、それをSA201で受信したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶させ(SA206)、処理を終了する。
次に、図10は、印刷ドキュメントを含むディレクトリをプリンタスプーラ16から読み出し、そこに含まれる印刷ドキュメントの全部又は一部を選択的に印刷出力させるシーケンスを示す図である。ハッシュ値が記憶された無線ICカード18をRFIDリーダライタ14aにかざすと、図7に示すように、それがプリンタスプーラ16に送信される(P201)。プリンタスプーラ16では、このハッシュ値を受信すると、記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SB201)。そして、既に記憶されていれば、受信したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶されているディレクトリを読み出し、それをプリンタ14に返信する(SB202)。一方、ハッシュ値が記憶部16aに記憶されていないものであれば、エラーをプリンタ14に返信する(SB203)。
プリンタ14では、プリンタスプーラ16からの応答がディレクトリであるか、エラーであるかを調べ(P202)、ディレクトリであればその内容をUI部14dに表示し、ディレクトリに格納された印刷ドキュメントのうちUI部14dにより指示された一部又は全部を印刷部14eにより印刷出力し(P204)、処理を終了する。また、エラーであればUI部14dにエラーメッセージを表示し(P203)、処理を終了する。
以上説明した実施形態2によれば、複数の印刷ドキュメントをそれらが格納されたディレクトリごとプリンタスプーラ16に登録しておき、その中から任意のものを選択してプリンタ14において印刷出力することができ、ユーザの利便性が向上する。
実施形態3.
無線IDカードにはユーザIDのみが記憶され,ユーザIDのみに基づいてプリンタがプリンタスプーラにドキュメントを要求するようにしてもよい。この場合、プリンタスプーラ16の記憶部16aには、図11に示すように、ユーザIDと該ユーザIDにより識別されるユーザが登録した印刷ドキュメントのハッシュ値とが対応づけて記憶される。
以下、実施形態3に係る印刷システムの動作について説明する。実施形態3に係る印刷システムも、その構成は実施形態1と同様である。
図12は、印刷ドキュメントをプリンタスプーラ16に事前登録するシーケンスを示す図である。同図に示すように、印刷ドキュメントを事前登録する場合、ユーザコンピュータ12では印刷ドキュメントを記憶部12aに記憶されているドキュメントの中から選択する(C301)。そして、そのハッシュ値を計算し、記憶部12aに記憶させておく(C302)。次に、このハッシュ値をユーザIDとともにプリンタスプーラ16に送信する(C103)。ユーザIDは、予め記憶部12aに記憶されるようにしてもよいし、図示しない操作手段によりユーザが入力してもよい。ここでは、無線ICカード18にユーザIDが記憶されており、それが読み出されるものとする。ユーザIDの詐称が困難なように構成すれば、セキュリティの観点からより好ましい。
プリンタスプーラ16では、これらハッシュ値及びユーザIDを受信し、図11に示すようにして、記憶部16aに記憶する(SA301)。さらに、ユーザコンピュータ12から受信したハッシュ値が印刷ドキュメントとともに記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SA302)。そして、既に記憶されているものであれば、登録済みフラグbに真を設定し(SA303)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA304)。ユーザコンピュータ12では、真の値の登録済みフラグbを受信すると(C104)、そのまま処理を終了する。
一方、記憶部16aにハッシュ値が未だ記憶されていなければ、登録済みフラグbに偽を設定し(SA305)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA306)。ユーザコンピュータ12では、偽の値の登録済みフラグbを受信すると、C301で選択された印刷ドキュメントを、通信ネットワークを介してプリンタスプーラ16に送信し(C305)、処理を終了する。プリンタスプーラ16では、こうして送信される印刷ドキュメントを受信し、それをSA301で受信したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶させ(SA307)、処理を終了する。
次に、図13は、印刷ドキュメントをプリンタスプーラ16から読み出し、実際に印刷出力させるシーケンスを示す図である。ユーザIDが記憶された無線ICカード18をRFIDリーダライタ14aにかざすと、図13に示すように、ユーザIDがプリンタスプーラ16に送信される(P301)。プリンタスプーラ16では、ユーザIDを受信すると対応するハッシュ値を検索し、そのハッシュ値が記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SB301)。そして、既に記憶されていれば、検索したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶されている印刷ドキュメントを読み出し、それをプリンタ14に返信する(SB302)。一方、ハッシュ値が記憶部16aに記憶されていないものであれば、エラーをプリンタ14に返信する(SB303)。ユーザIDの詐称が困難なように構成すれば,セキュリティの観点からより好ましい。
プリンタ14では、プリンタスプーラ16からの応答が印刷ドキュメントであるか、エラーであるかを調べ(P302)、印刷ドキュメントであればそれを印刷部14eにより印刷出力し(P304)、処理を終了する。また、エラーであればUI部14dにエラーメッセージを表示し(P303)、処理を終了する。
実施形態4.
実施形態2に係る印刷ファイル群の事前登録、及び実施形態3に係るユーザIDの使用を組合せてもよい。
以下、実施形態4に係る印刷システムの動作について説明する。システムの構成自体は実施形態1と同様である。
図14は、印刷ドキュメント群をプリンタスプーラ16に事前登録するシーケンスを示す図である。同図に示すように、印刷ドキュメント群を事前登録する場合、ユーザコンピュータ12では印刷ドキュメント群が格納されたディレクトリを記憶部12aに記憶されているディレクトリの中から選択する(C401)。そして、そのディレクトリに関するハッシュ値を計算し、記憶部12aに記憶させておく(C402)。その後、こうして算出されるハッシュ値を、ユーザIDとともにプリンタスプーラ16に送信する(C403)。
プリンタスプーラ16では、これらハッシュ値及びユーザIDのペアを受信し、それを記憶部16aに記憶させる(SA401)。さらに、ユーザコンピュータ12から受信したハッシュ値が、印刷対象のディレクトリとともに記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SA402)。そして、既に記憶されているものであれば、登録済みフラグbに真を設定し(SA403)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA404)。ユーザコンピュータ12では、真の値の登録済みフラグbを受信すると(C404)、そのまま処理を終了する。
一方、記憶部16aにハッシュ値が未だ記憶されていなければ、登録済みフラグbに偽を設定し(SA405)、その値をユーザコンピュータ12に返信する(SA406)。ユーザコンピュータ12では、偽の値の登録済みフラグbを受信すると、C401で選択されたディレクトリ全体を、通信ネットワークを介してプリンタスプーラ16に送信し(C405)、処理を終了する。プリンタスプーラ16では、こうして送信されるディレクトリ全体を受信し、それをSA401で受信したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶させ(SA407)、処理を終了する。
次に、図15は、印刷ドキュメントを含むディレクトリをプリンタスプーラ16から読み出し、そこに含まれる印刷ドキュメントの全部又は一部を選択的に印刷出力させるシーケンスを示す図である。ユーザIDが記憶された無線ICカード18をRFIDリーダライタ14aにかざすと、図15に示すように、それがプリンタスプーラ16に送信される(P401)。プリンタスプーラ16では、ユーザIDを受信すると、対応するハッシュ値を検索し、そのハッシュ値が記憶部16aに既に記憶されているものであるか否かを調べる(SB401)。そして、既に記憶されていれば、検索したハッシュ値に対応づけて記憶部16aに記憶されているディレクトリを読み出し、それをプリンタ14に返信する(SB402)。一方、ハッシュ値が記憶部16aに記憶されていないものであれば、エラーをプリンタ14に返信する(SB403)。
プリンタ14では、プリンタスプーラ16からの応答がディレクトリであるか、エラーであるかを調べ(P402)、ディレクトリであればその内容をUI部14dに表示し、ディレクトリに格納された印刷ドキュメントのうちUI部14dにより指示された一部又は全部を印刷部14eにより印刷出力し(P404)、処理を終了する。また、エラーであればUI部14dにエラーメッセージを表示し(P403)、処理を終了する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の説明では印刷ドキュメントやそのディレクトリのハッシュ値をユーザコンピュータ12からプリンタサーバ16に送信するようにしたが、プリンタスプーラ16にて同じやり方でハッシュ値を生成するようにすれば、このような送信は不要である。また、プリンタスプーラ16では、図4や図8に対応するハッシュ値との対応表を失ったとしても,印刷ドキュメントやそのディレクトリから再び対応表を再生することができる.また,本発明におけるドキュメントやディレクトリの識別子は特定のプリンタスプーラには依存せず,ドキュメントやディレクトリ自身から定まる値であるので、プリンタスプーラが複数存在し,それらを分散協調させることもたやすい。
また、上記各実施形態では、プリンタ14におけるハッシュ値やユーザIDの入力に無線ICカード18を用いるようにしたが、UI部14dにより手入力させるようにしてもよい。あるいは、赤外線通信等の適宜の通信手段により、それらの情報を入力するようにしてもよい。
また、プリンタスプーラ16は、いずれかのプリンタ14と一体化させてもよい。さらに、印刷ドキュメントやディレクトリのハッシュ値を、プリンタ14に入力させて、そこからプリンタスプーラ16に転送させる代わりに、ユーザにプリンタスプーラ16に直接それらの情報を入力させるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る印刷システムの全体構成を示す図である。 ユーザコンピュータの構成を示す図である。 プリンタスプーラの構成を示す図である。 プリンタスプーラの記憶部に記憶される印刷用ドキュメントデータを模式的に示す図である。 プリンタの構成を示す図である。 実施形態1に係る印刷ドキュメント登録手続を示すシーケンス図である。 実施形態1に係る印刷ドキュメント出力手続を示すシーケンス図である。 プリンタスプーラの記憶部に記憶される印刷用ドキュメントデータを模式的に示す図である。 実施形態2に係る印刷ドキュメント登録手続を示すシーケンス図である。 実施形態2に係る印刷ドキュメント出力手続を示すシーケンス図である。 プリンタスプーラの記憶部に記憶される仮アカウント情報を模式的に示す図である。 実施形態3に係る印刷ドキュメント登録手続を示すシーケンス図である。 実施形態3に係る印刷ドキュメント出力手続を示すシーケンス図である。 実施形態4に係る印刷ドキュメント登録手続を示すシーケンス図である。 実施形態4に係る印刷ドキュメント出力手続を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 印刷システム、12 ユーザコンピュータ、12a,16a 記憶部、12b,14c,16b 制御部、12c,14b,16c データ通信部、12d,14a RFIDリーダライタ、18 無線ICカード、14d ユーザインタフェース部、14e 印刷部。

Claims (14)

  1. 複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおいて、
    前記各ユーザコンピュータは、
    印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得手段と、
    前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成手段と、
    前記特徴値生成手段により生成される特徴値を出力する特徴値出力手段と、
    前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信手段と、
    を含み、
    前記プリンタスプーラは、
    前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、
    前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得手段と、
    前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、
    を含むことを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
    前記特徴値は前記ドキュメントに基づくハッシュ値である、
    ことを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷システムにおいて、
    前記ドキュメント記憶手段は、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントとともに、該ドキュメントに関する特徴値をそれに対応づけて記憶する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記各ユーザコンピュータは、
    前記特徴値生成手段により生成される特徴値を前記プリンタスプーラに送信する特徴値送信手段をさらに含み、
    前記ドキュメント受信手段は、前記各ユーザコンピュータからドキュメント及び該ドキュメントに関する特徴値を受信し、
    前記ドキュメント記憶手段は、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメント及び該ドキュメントに関する特徴値を対応づけて記憶する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記各ユーザコンピュータは、
    前記特徴値生成手段により生成される特徴値を前記プリンタスプーラに送信する特徴値送信手段をさらに含み、
    前記ドキュメント受信手段は、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信する前に、該ドキュメントに関する特徴値を受信し、受信される特徴値をその特徴値とするドキュメントが前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されているか否かに応じて、該ユーザコンピュータから該特徴値に対応するドキュメントを受信する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷システムにおいて、
    前記ドキュメント取得手段は、印刷対象であるドキュメント群を取得し、
    前記特徴値生成手段は、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメント群に関する特徴値を生成し、
    前記ドキュメント送信手段は、前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメント群を前記プリンタスプーラに送信し、
    前記ドキュメント受信手段は、前記各ユーザコンピュータからドキュメント群を受信し、
    前記ドキュメント記憶手段は、前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメント群を記憶し、
    前記特徴値取得手段は、印刷対象であるドキュメント群に関する特徴値を取得し、
    前記判断手段は、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメント群に関する特徴値と一致するか否かを判断し、
    前記印刷ドキュメント送信手段は、前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメント群に関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメント群の全部又は一部を前記プリンタに送信する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  7. 請求項6に記載の印刷システムにおいて、
    前記印刷ドキュメント送信手段は、前記ドキュメント群のうちユーザにより選択される全部又は一部を前記プリンタに送信する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  8. 複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおいて、
    前記各ユーザコンピュータは、
    印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得手段と、
    前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成手段と、
    ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記特徴値生成手段により生成される特徴値及び前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報のペアを前記プリンタスプーラに送信する情報ペア送信手段と、
    前記ドキュメント取得手段により取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信手段と、
    を含み、
    前記プリンタスプーラは、
    前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、
    前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    前記各ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信手段と、
    前記情報ペア受信手段により受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを記憶する情報ペア記憶手段と、
    ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、
    を含むことを特徴とする印刷システム。
  9. ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、
    前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得手段と、
    前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメントをプリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、
    を含むことを特徴とするプリンタスプーラ。
  10. ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段、
    前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段、
    印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得手段、
    前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断手段、及び
    前記特徴値取得手段により取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致する、と前記判断手段により判断される場合に、該ドキュメントをプリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおける印刷管理方法において、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、前記特徴値生成ステップで生成される特徴値を出力する特徴値出力ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記ドキュメント受信ステップで受信されるドキュメントをドキュメント記憶手段に記憶するドキュメント記憶ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、印刷対象であるドキュメントに関する特徴値を取得する特徴値取得ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記特徴値取得ステップで取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致するか否かを判断する判断ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記特徴値取得ステップで取得される特徴値が、前記ドキュメント記憶手段に記憶されるドキュメントに関する特徴値と一致すると前記判断ステップで判断される場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信ステップと、
    を含むことを特徴とする印刷管理方法。
  12. ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、
    前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    前記ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信手段と、
    前記情報ペア受信手段により受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを記憶する情報ペア記憶手段と、
    ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段と、
    を含むことを特徴とするプリンタスプーラ。
  13. ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信手段、
    前記ドキュメント受信手段により受信されるドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段、
    前記ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信手段、
    前記情報ペア受信手段により受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを記憶する情報ペア記憶手段、
    ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段、及び
    前記ユーザ識別情報取得手段により取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  14. 複数のユーザコンピュータと、プリンタと、前記複数のユーザコンピュータ及び前記プリンタと通信接続されたプリンタスプーラと、を含む印刷システムにおける印刷管理方法において、
    前記各ユーザコンピュータは、印刷対象であるドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントに関する特徴値を生成する特徴値生成ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、前記特徴値生成ステップで生成される特徴値及び前記ユーザ識別情報取得ステップで取得されるユーザ識別情報のペアを前記プリンタスプーラに送信する情報ペア送信ステップと、
    前記各ユーザコンピュータにおいて、前記ドキュメント取得ステップで取得されるドキュメントを前記プリンタスプーラに送信するドキュメント送信ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記各ユーザコンピュータからドキュメントを受信するドキュメント受信ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記ドキュメント受信ステップで受信されるドキュメントをドキュメント記憶手段に記憶するドキュメント記憶ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記各ユーザコンピュータから特徴値及びユーザ識別情報のペアを受信する情報ペア受信ステップと、
    前記プリンタスプーラにおいて、前記情報ペア受信ステップで受信される特徴値及びユーザ識別情報のペアを情報ペア記憶手段に記憶する情報ペア記憶ステップと、
    ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得ステップと、
    前記ユーザ識別情報取得ステップで取得されるユーザ識別情報とペアで前記情報ペア記憶手段に記憶されている特徴値に対応するドキュメントが、前記ドキュメント記憶手段に既に記憶されている場合に、該ドキュメントを前記プリンタに送信する印刷ドキュメント送信ステップと、
    を含むことを特徴とする印刷管理方法。
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