JP2006267524A - 液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006267524A
JP2006267524A JP2005085156A JP2005085156A JP2006267524A JP 2006267524 A JP2006267524 A JP 2006267524A JP 2005085156 A JP2005085156 A JP 2005085156A JP 2005085156 A JP2005085156 A JP 2005085156A JP 2006267524 A JP2006267524 A JP 2006267524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
substrate
layer
liquid crystal
color filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005085156A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaori Aoyama
かおり 青山
Takeshi Hirase
剛 平瀬
Shingo Shirogishi
慎吾 城岸
Akira Nakagawa
朗 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005085156A priority Critical patent/JP2006267524A/ja
Publication of JP2006267524A publication Critical patent/JP2006267524A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

【課題】 基板の貼り合わせ時のアライメント誤差を考慮する必要を無くして画素の微細化や高開口率化が可能であるとともに表示品位を向上可能な液晶パネルを提供する。
【解決手段】 赤色着色層14Rは赤色のカラーフィルタを成すカラーフィルタ部分14RCとスペーサ部分14RSとに大別され、両部分14RC,14RSは単一の着色層をパターニングすることによって形成される。同様に、緑色着色層、青色着色層および暗色層も2つの部分に大別される。スペーサ14Sは、赤色着色層14Rのスペーサ部分14RSと、緑色着色層のスペーサ部分14GSと、青色着色層のスペーサ部分14BSと、暗色層のスペーサ部分14ZSとが積層されて成る。スペーサ14Sは、TFT12T(の半導体層12TA)に対向して、アレイ基板13上に配置されている。スペーサ14Sを容量配線12WCまたはゲート配線に対向して配置しても良い。
【選択図】 図3

Description

本発明は液晶パネルおよびその製造方法ならびに液晶表示装置に関する。
従来の液晶パネルは、画素電極を駆動するためのアクティブ素子が形成されたアレイ基板と、カラーフィルタおよびブラックマトリクスが形成されたカラーフィルタ基板との間に液晶を封入して成る。アレイ基板とカラーフィルタ基板との間の隙間、すなわちセルギャップはスペーサによって一定に保たれている。スペーサとして従来から球状スペーサが利用されており、当該球状スペーサを一方の基板上に散布し、その上に他方の基板を対向配置させている。
しかしながら、基板面内におけるスペーサ粒子の分布密度がばらついたり、スペーサ粒子が凝集して塊ができたりすると、基板面内においてセルギャップが不均一となり、その結果、コントラスト低下や表示むらが生じてしまう。また、散布されたスペーサ粒子が画素上に存在すると、光シャッタ機能を有しないスペーサ粒子が光シャッタ機能を有する画素領域内に存在することになり、その結果、コントラストが低下してしまう。
このような問題に対して、フォトリソグラフィー法によってすなわち感光性樹脂の塗布・露光・現像処理(エッチング)によって当該感光性樹脂を所望形状に加工して成る柱状スペーサを一方の基板上に形成し、その上に他方の基板を対向配置する技術が提案されている。このような柱状スペーサは、所望の分布密度および所望の形状で、所望の領域(画素領域以外の領域)に形成することが可能である。
特開2000−258617号公報([0004]〜[0006],[0021]〜[0023],[0031]〜[0037],[0042]〜[0043],[0046],[0049],[0052],[0059]〜[0060],図1) 特開平10−282332号公報([0006],[0030]〜[0044],図5〜図7,図5〜図7) 特開2002−55349号公報([0021]〜[0026],[0029]〜[0048],[0059]〜[0060],図1,図3〜図7) 特開平4−93924号公報(第4頁左上欄11行目〜同頁右下欄3行目,図3) 特開昭56−140324号公報(第3頁右下欄2行目〜第4頁左上欄15行目,5図5(C))
上述のフォトリソグラフィー法による柱状スペーサの形成方法は、感光性樹脂の塗布・露光・現像処理(エッチング)というプロセスが必要なので、球状スペーサを散布する方法に比べてプロセス数が増加する場合がある。これに対して、上記特許文献1〜5には、カラーフィルタ形成時にカラーフィルタ用の着色層を積層してスペーサを形成する技術が提案されており、これらの技術によれば、スペーサ形成工程を別途に有さないので、上述の柱状スペーサの別途形成する方法および球状スペーサを散布する方法に比べてプロセス数を削減できる。
しかしながら、上記特許文献1〜3の技術はいずれも着色層を積層して成るスペーサが設けられるのはカラーフィルタ基板上である。この場合、カラーフィルタ基板にカラーフィルタ、ブラックマトリクスおよび対向電極が形成され、アレイ基板にアクティブ素子や画素電極が形成される。このため、両基板の貼り合わせ時に生じうるアライメント誤差(アライメントずれ)を考慮して、画素電極、カラーフィルタ、ブラックマトリクスの各寸法等が設計する必要があり、画素の微細化や高開口率化が困難であるという問題がある。
また、特許文献3には、スペーサに付着した対向電極を除去するのではなく、アレイ基板の画素電極のうちでスペーサに対向する領域に透孔を設けることによって、カラーフィルタ基板の対向電極とアレイ基板の画素電極との短絡を防止する技術が提案されている。しかしながら、アライメントずれが生じた場合には短絡が発生してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題にかんがみてなされたものであり、基板の貼り合わせ時のアライメント誤差(アライメントずれ)を考慮する必要を無くして画素の微細化や高開口率化が可能であるとともに表示品位を向上可能な液晶パネルを提供すること、ならびに、工程を追加することなくその製造方法および液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間の隙間に封入された液晶と、を備える液晶パネルであって、前記第1基板は、アクティブ素子および/または配線を有するアレイ基板と、前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた複数の着色層と、前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた、前記隙間を規定するスペーサと、を含み、前記複数の着色層のうちの少なくとも2層は、カラーフィルタを成すカラーフィルタ部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、前記スペーサは、前記少なくとも2層の前記スペーサ部分が積層されて成り、前記アクティブ素子に対向して設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、第1基板はいわゆるカラーフィルタ・オン・アレイ構造を有するので、カラーフィルタと回路層(アクティブ素子や配線等が作り込まれた層)とが別々の基板に設けられた構造とは異なり、第1基板と第2基板との貼り合わせ時のアライメント誤差を考慮する必要を無くすことができる。したがって、画素の微細化や高開口率化を図ることができ、液晶パネルの表示品位を向上させることができる。さらに、スペーサを構成する着色層はスペーサ部分およびカラーフィルタ部分を有しているが、これら両部分は着色層のパターニングによって同時に形成可能である。すなわち、スペーサをカラーフィルタと同時に形成可能である。このため、カラーフィルタとは別途にスペーサを形成する場合と比べて、少ない工程でスペーサを形成することができる。さらに、スペーサは少なくとも2層の着色層(のスペーサ部分)が積層されて成るので、その積層数によってスペーサの高さを調整できる。このとき、複数の着色層のうちの何層をスペーサに利用するかは各着色層のパターニングによって容易に選択可能であるので、スペーサの高さ調整が容易である。さらに、スペーサは、少なくとも2層の着色層(のスペーサ部分)が積層されて成るので、遮光性を有する。特に当該遮光性のスペーサはアクティブ素子に対向して配置されているので、光によるアクティブ素子の誤作動や不安定な動作を防止することができる。
また、本発明は、第1基板が、遮光層を成す遮光層部分と前記スペーサを構成するスペーサ部分とを有し、前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた、暗色層を含む場合に、前記スペーサは、前記暗色層の前記スペーサ部分と前記複数の着色層のうちの少なくとも1層の前記スペーサ部分とが積層されて成り、前記アクティブ素子に対向して設けられていることを特徴とする。このような構成によれば、特に、スペーサは、暗色層(のスペーサ部分)を含んでいるので、着色層(のスペーサ部分)のみを積層して成るスペーサと比べて、遮光性が高い。このような遮光性の高いスペーサがアクティブ素子に対向して配置されているので、光によるアクティブ素子の誤作動や不安定な動作の防止効果がより顕著に得られる。
また、本発明は、前記スペーサは、前記複数の着色層のうちの少なくとも2層の前記スペーサ部分が積層されて成り、前記配線に対向して設けられていることを特徴とする。このような構成によれば、特に遮光性のスペーサが配線に対向して配置されているので、配線による光の反射を防止することができ、この結果、液晶パネルの表示品位を向上させることができる。
また、本発明は、第1基板が前記暗色層を含む場合に、前記スペーサは、前記暗色層の前記スペーサ部分と前記複数の着色層のうちの少なくとも1層の前記スペーサ部分とが積層されて成り、前記配線に対向して設けられていることを特徴とする。このような構成によれば、特に上述の遮光性の高いスペーサが配線に対向して配置されているので、配線による光の反射防止効果をより顕著に得られ、この結果、液晶パネルの表示品位をいっそう向上させることができる。
そして、前記カラーフィルタ部分は、前記第2基板側の表面から当該カラーフィルタ部分の内部へなだらかに続くコンタクトホールを有しており、前記第1基板は、前記カラーフィルタ部分の前記表面上および前記コンタクトホール内に延在する画素電極をさらに含むことが好ましい。このような構成によれば、コンタクトホールはカラーフィルタ部分の第2基板側の表面から当該カラーフィルタ部分の内部へなだらかに続くので、すなわちコンタクトホールの入り口は角張ったりオーバーハング状になっていないので、画素電極の形成時および形成後における当該入り口付近での画素電極の断線を防止することができる。したがって、そのような断線による表示の不具合がなく表示品位の高い液晶パネルを提供することができる。
そして、前記第1基板は、前記カラーフィルタ部分に対向するように、かつ、前記スペーサの少なくとも上部は覆わないように、設けられた画素電極をさらに含み、前記第2基板は、画素形成領域全面に渡って設けられた対向電極を含むことが好ましい。このような構成によれば、第1基板の画素電極はスペーサの上部を覆わないように設けられているので、第2基板の対向電極が画素形成領域全面に渡って設けられている場合に、第1基板と第2基板とのアライメントずれが生じても画素電極と対向電極との短絡が確実に防止される。なお、このような構成によれば、特許文献3に開示された上述の透孔を設ける必要はない。
さらに、本発明は、液晶表示装置において、前記液晶パネルと、前記液晶パネルに接続されて前記液晶パネルを駆動する駆動装置とを備えることを特徴とする。このような構成によれば、画素の微細化や高開口率化が図られて、表示品位の高い液晶表示装置を提供することができる。さらに、光によるアクティブ素子の誤作動や不安定な動作が防止されて、安定的に動作可能な液晶表示装置を提供することができる。また、配線による光の反射が防止されて、表示品位の高い液晶表示装置を提供することができる。
さらに、本発明は、スペーサを介して対向配置されたアレイ基板および対向基板を備える液晶パネルの製造方法であって、アクティブ素子および/または配線を含んだアレイ基板を準備するアレイ基板準備工程と、前記アレイ基板上に第1着色層を形成する第1着色層形成工程と、前記第1着色層をパターニングして、第1カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記アクティブ素子に対向させて形成する、第1パターニング工程と、前記第1スペーサ部分に被さるように前記アレイ基板上に第2着色層を形成する第2着色層形成工程と、前記第2着色層をパターニングして、第2カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記第1スペーサ部分とともに前記スペーサを構成する第2スペーサ部分を前記第1スペーサ部分に対向させて形成する、第2パターニング工程と、前記スペーサ、前記第1カラーフィルタ部分および前記第2カラーフィルタ部分に被さるように導電膜を形成する導電膜形成工程と、前記導電膜をパターニングして、前記第1カラーフィルタ部分および前記第2カラーフィルタ部分に対向させて画素電極を形成するとともに、前記スペーサの少なくとも上部を露出させる、導電膜パターニング工程と、対向基板について対向電極を画素形成領域全面に渡るように形成する対向電極形成工程と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、いわゆるカラーフィルタ・オン・アレイ構造の液晶パネルを製造することができるので、カラーフィルタが対向基板に設けられた液晶パネルとは異なり、アレイ基板と対向基板との貼り合わせ時のアライメント誤差を考慮する必要を無くすことができる。したがって、画素の微細化や高開口率化が図られて表示品位の高い液晶パネルを製造することができる。さらに、スペーサは第1スペーサ部分と第2スペーサ部分とが積層されて成るので、すなわち着色層が積層されて成るので、当該積層スペーサは遮光性を有する。特に当該遮光性のスペーサをアクティブ素子に対向して形成するので、光によるアクティブ素子の誤作動や不安定な動作が防止された液晶パネルを製造することができる。さらに、スペーサ部分を着色層のパターニングによってカラーフィルタ部分と同時に形成するので、スペーサ部分のための、したがってスペーサのための別途の工程を必要としない。加えて、スペーサ部分の露出を導電膜のパターニングによって画素電極を形成するのと同時に実施するので、スペーサ部分を露出させるための別途の工程を必要としない。つまり、本製造方法によれば、一般的なカラーフィルタ・オン・アレイ構造の基板の製造方法に工程を追加することなく、カラーフィルタのみならずスペーサをも有するカラーフィルタ・オン・アレイ構造の基板を製造することができる。なお、カラーフィルタとは別途にスペーサを形成する製造方法と比べて、工程数が少ないことは言うまでもない。次に、対向基板にカラーフィルタおよび当該カラーフィルタ用の着色層を積層して成る積層スペーサが設けられた液晶パネルと比較する。まず、本製造方法におけるカラーフィルタと積層スペーサとの同時形成を利用すれば、対象となる基板がアレイ基板であるか対向基板であるかの相違だけで工程数に差はないと解される。さらに、スペーサを有する側の基板の工程について比較すると、対向基板にスペーサを有する場合、対向基板上のカラーフィルタおよび積層スペーサに被せて対向電極用の導電膜を形成した後に、対向基板の対向電極とアレイ基板の画素電極との短絡を回避するために、スペーサに付着した導電膜をレーザ照射やフォトリソグラフィー法によって除去する必要がある(特許文献1〜3参照)。これに対して、本製造方法では上記短絡を回避すべく行うスペーサに付着した導電膜の除去は画素電極のパターニングと同時に行われる。このとき、当該パターニング工程は上述の対向電極用導電膜の一部除去工程に相当すると捉えられるので、本製造方法によっても工程を増加させるものではないと解される。すなわちスペーサを有する側の基板についても工程数に差はないと解される。他方、スペーサを有さない側の基板の工程について比較すると、対向基板にスペーサを有する構造ではアレイ基板の画素電極をパターニングする必要が依然としてあるのに対して、本製造方法によれば上述のようにスペーサに付着した導電膜の除去によって上記短絡は回避されるので対向電極のパターニングは不要である。すなわち、本製造方法の方が工程数が少ない。この結果、本製造方法によれば、対向基板にカラーフィルタおよび積層スペーサが設けられた液晶パネルと比べて、全体の工程数が少なくてすむ。したがって、優れた生産性で以て、高い表示品位で安定的に動作可能な液晶パネルを製造することができる。
また、本発明は、スペーサを介して対向配置されたアレイ基板および対向基板を備える液晶パネルの製造方法であって、アクティブ素子および/または配線を含んだアレイ基板を準備するアレイ基板準備工程と、前記アレイ基板上に第1樹脂層を形成する第1樹脂層形成工程と、前記第1樹脂層をパターニングして、第1部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記アクティブ素子に対向させて形成する、第1パターニング工程と、前記第1スペーサ部分に被さるように前記アレイ基板上に第2樹脂層を形成する第2樹脂層形成工程と、前記第2樹脂層をパターニングして、第2部分を形成するとともに、前記第1スペーサ部分とともに前記スペーサを構成する第2スペーサ部分を前記第1スペーサ部分に対向させて形成する、第2パターニング工程と、を備え、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とについて、一方は着色層であり、他方は暗色層であり、前記第1部分と前記第2部分とについて、前記着色層に属する方はカラーフィルタ部分であり、前記暗色層に属する方は遮光層部分であり、前記製造方法は、前記スペーサ、前記カラーフィルタ部分および前記遮光層部分に被さるように導電膜を形成する導電膜形成工程と、前記導電膜をパターニングして、前記着色層の前記カラーフィルタ部分に対向させて画素電極を形成するとともに、前記スペーサの少なくとも上部を露出させる、導電膜パターニング工程と、対向基板について対向電極を画素形成領域全面に渡るように形成する対向電極形成工程と、をさらに備えることを特徴とする。
このような構成によれば、特に、スペーサは、暗色層(のスペーサ部分)を含んでいるので、着色層(のスペーサ部分)のみを積層して成るスペーサと比べて、遮光性が高い。このような遮光性の高いスペーサをアクティブ素子に対向して形成するので、光によるアクティブ素子の誤作動や不安定な動作の防止効果がより顕著に得られる液晶パネルを製造することができる。
また、本発明は、前記第1パターニング工程の代わりに、前記第1着色層をパターニングして、第1カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記配線に対向させて形成する、第1パターニング工程を備えることを特徴とする。このような構成によれば、特に遮光性のスペーサを配線に対向して形成するので、配線による光の反射を防止することができ、この結果、表示品位が向上した液晶パネルを製造することができる。
また、本発明は、前記第1パターニング工程の代わりに、前記第1樹脂層をパターニングして、第1部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記配線に対向させて形成する、第1パターニング工程を備えることを特徴とする。このような構成によれば、特に上述の遮光性の高いスペーサを配線に対向して形成するので、配線による光の反射防止効果をより顕著に得られ、この結果、表示品位がいっそう向上した液晶パネルを製造することができる。
そして、前記第1および第2着色層形成工程または前記第1および第2樹脂層形成工程は、ドライフィルムラミネート法を利用して、前記第1および第2着色層または前記第1および第2樹脂層を形成する工程であることが好ましい。このような構成によれば、着色層または樹脂層の形成にドライフィルムラミネート法を利用するので、液状樹脂によって着色層または樹脂層を形成する場合と比べて、着色層または樹脂層のスペーサ部分を所定の厚さかつ均一な厚さで形成することができる。このため、スペーサの高さの制御性が高い。したがって、液晶パネル全面においてアレイ基板と対向基板との間隔(基板間隔)を均一にすることができる。その結果、表示品位の高い液晶パネルを製造することができる。また、ドライフィルムラミネート法によれば、スペーサ部分の積層順にかかわらず、当該スペーサ部分を所定の厚さかつ均一な厚さで積層できるので、スペーサの配置数、配置位置、形状等について自由度が高い。したがって、光によるアクティブ素子の誤作動や不安定な動作の防止効果または配線による光の反射防止効果がいっそう顕著な液晶パネルを製造することができる。
本発明によれば、基板の貼り合わせ時のアライメント誤差(アライメントずれ)を考慮する必要を無くすことができるので、液晶パネルおよび液晶表示装置において画素の微細化や高開口率化を図り表示品位を向上させることができる。また、本発明によれば、工程を追加することなくそのような表示品位の高い液晶パネルを製造することができる。
図1に実施形態に係る液晶表示装置100を説明するための模式図を示す。液晶表示装置100は一般的に透過型と呼ばれる。図1に示すように、液晶表示装置100は、液晶ユニット130と、当該液晶ユニット130を駆動するための駆動装置150とを含んで構成される。より具体的には、液晶ユニット130は(第1の)液晶パネル110とバックライトユニット120とを含んで構成され、当該バックライトユニット120は液晶パネル110の表示面111とは反対側すなわち背面側に、液晶パネル110に対して光(バックライト)を照射可能に配置されている。なお、駆動装置150は液晶パネル110およびバックライトユニット120に接続されて液晶パネル110およびバックライトユニット120を駆動するための回路、装置等を総称するものとする。
図1には、液晶パネル110において画素が形成された領域である画素形成領域112を模式的に図示している。ここで、画素形成領域112は、表示面111における2次元領域のみならず、当該2次元領域を液晶パネル110の厚さ(後述の第1基板10と第2基板20の積み重ね方向(図2参照))に投影して把握される液晶パネル110中の3次元領域をも指すこととする。
次に、図2に実施形態に係る第1の液晶パネル110を説明するための断面図を示す。図2では液晶パネル110の第1基板10を簡略に図示しており、より詳細な断面図を図3に示す。また、図4に液晶パネル110を説明するための平面図を示す。図4では図面の煩雑を避けるため一部の要素の図示を省略しており、省略した要素の1つである暗色層14Zを説明するための平面図を図5に示す。なお、図2および図3は図4中のA−A線における断面図に相当する。図2および図3では、配向膜の図示を省略している。なお、図2〜図5および後出の図面はいずれも画素形成領域112(図1参照)内の図面である。
図2に示すように、液晶パネル110は、第1基板10と、当該第1基板10に対向して配置された第2基板(または対向基板)20と、液晶30と、不図示の偏光板とを含んで構成される。第1基板10のスペーサ14S(後に詳述する)によって、第1基板10と第2基板20との間には隙間50すなわちセルギャップ50が存在し、当該隙間50に液晶30が封入されている。なお、不図示の偏光板は第1基板10および第2基板20それぞれの外表面に配置される。液晶パネル110は、第1基板10がバックライトユニット120に対向するように、すなわち第2基板20が表示面111を成すように配置されて、液晶表示装置100(図1参照)を構成する。
まず、第1基板10を説明する。図2および図3に示すように、第1基板10は、ガラスやプラスチック等から成る透明基板11と、回路層12と、赤色カラーフィルタ14RCと、緑色カラーフィルタ14GC(図4参照)と、青色カラーフィルタ14BC(図4参照)と、スペーサ14Sと、ブラックマトリクスを成す遮光層14ZC(図5参照)と、画素電極15と、不図示の配向膜とを含んで構成される。
図3および図4に示すように、回路層12は、ゲート電極12TGを成す部分を含んだゲート配線12WGと、絶縁層12TIと、半導体層12TAと、ソース電極12TSと、ドレイン電極12TDと、ソース配線12WSと、ドレイン配線12WDと、容量配線12WCと、絶縁層12Pとを含んでいる。このとき、半導体層12TAと、絶縁層12TIと、ゲート電極12TGと、ソース電極12TSと、ドレイン電極12TDとによって、アクティブ素子としての薄膜トランジスタ(以下「TFT」とも呼ぶ)12Tが構成されるので、回路層12はTFT12Tを含んでいる。TFT12Tは画素ごとに設けられている。なお、回路層12は、第1基板10において透明基板11よりも第2基板20(図2参照)の側に配置されている。
詳細には、透明基板11の第2基板20(図2参照)側の表面上にゲート配線12WGおよび容量配線12WCが配置されており、ゲート配線12WGおよび容量配線12WCは、全体としてストライプ状に配置されている。すなわち、両電極12WG,12WCは、全体として定方向(図4においては紙面左右方向)に延在しており、当該延在方向(すなわち上記定方向)に直交する方向(図4においては紙面上下方向)に交互に並んでいる。ゲート配線12WGはその延在方向に直交する方向に突出した部分を有し、当該突出部分がTFT12Tのゲート電極12TGを成す。
そして、ゲート配線12WGおよび容量配線12WCに被せて絶縁層12TIが透明基板11上に配置されている。絶縁層12TIを介してゲート電極12TGと対向するように半導体層12TAが配置されており、当該半導体層12TAに接するが互いには接しないようにソース電極12TSおよびドレイン電極12TDが配置されている。
そして、ソース電極12TSに接してソース配線12WSが絶縁層12TI上に配置されている。ソース配線12WSは、全体として上記ゲート配線12WGの延在方向と直交する方向に延在し、ゲート配線12WGの延在方向に並んでいる。すなわち、ストライプ状に配置されている。他方、ドレイン電極12TDに接してドレイン配線12WDが絶縁層12TI上に配置されており、ドレイン配線12WDはその一部または一端が絶縁層12TIを介して容量配線12WCに対向するパターンに形成されている。
そして、上述の要素12WG,12WC,12TI,12TA,12TS,12TD,12WS,12WDに被せて例えば有機材料から成る絶縁層12Pが透明基板11上に配置されている。
ここでは透明基板11と回路層12とから成る構成をアレイ基板13と呼ぶことにするが、回路層12から絶縁層12Pを除いた構成を「回路層」と呼ぶこともでき、この場合にはそのような回路層と透明基板11とから成る構成が「アレイ基板」にあたる。なお、ゲート配線12WGと、ソース配線12WSと、ドレイン配線12WDと、容量配線12WCとを総称して配線12W(図4参照)と呼ぶことにする。
なお、回路層12の上述の構成は一例であり、その他の公知の構成を適用しても構わない。例えば、3端子のアクティブ素子であるTFT12Tに替えて、2端子のアクティブ素子であるMIM(Metal Insulator Metal)素子を適用しても構わない。
ここで、上述のゲート配線12WGは全体として画素形成領域112(図1参照)においてストライプ状に配置されており、ソース配線12WSについても同様である。このとき、上述のようにゲート配線12WGとソース配線12WSとは延在方向が直交しているので、図4に示すように平面視において画素形成領域112(図1参照)は両配線12WG,12WSによって格子状に区画され、各区画または格子パターンの各開口(ここでは四角形)が1つの画素に相当する。これにより、画素形成領域112内に2次元マトリクス状に画素が配列されることになる。
特に第1基板10は、図3〜図5に示すように、回路層12よりも第2基板20(図2参照)の側に(したがってTFT12Tおよび配線12Wよりも第2基板20の側に)、赤色の着色層14Rと、緑色の着色層14Gと、青色の着色層14Bと、暗色層(例えば黒色層)14Zとを含んでおり、これらの層14R,14G,14B,14Zからカラーフィルタ14RC,14GC,14BCと、スペーサ14Sと、遮光層14ZCが構成される。なお、着色層14R,14G,14Bは暗色層14Zよりも光透過性に優れ、逆に言えば暗色層14Zは着色層14R,14G,14Bよりも遮光性に優れる。
詳細には、赤色着色層14Rは赤色のカラーフィルタを成すカラーフィルタ部分14RCとスペーサ部分14RSとに大別され、緑色着色層14Gは緑色のカラーフィルタを成すカラーフィルタ部分14GCとスペーサ部分14GSとに大別され、青色着色層14Bは青色のカラーフィルタを成すカラーフィルタ部分14BCとスペーサ部分14BSとに大別される。また、暗色層14Zはいわゆるブラックマトリクスを成す遮光層部分14ZCとスペーサ部分14ZSとに大別される。
各層14R,14G,14B,14Zは例えば所定の顔料入り樹脂材料から成る。このため、後述の製造方法の説明からも分かるように、赤色着色層14Rの両部分14RC,14RSは同じ材料から成り、緑色着色層14Gの両部分14GC,14GSは同じ材料から成り、青色着色層14Bの両部分14BC,14BSは同じ材料から成り、暗色層14Zの両部分14ZC,14ZSは同じ材料から成る。
このとき、緑色カラーフィルタ部分14GCは平面視(図4参照)においてゲート配線12WGとソース配線12WSとが成す格子の所定位置の開口を塞ぐように絶縁層12Pの第2基板20(図2参照)側の表面上に設けられており、これによって緑色画素が形成される。同様に、青色カラーフィルタ部分14BCは他の所定位置の開口を塞ぐように絶縁層12Pの第2基板20(図2参照)側の表面上に設けられており、これによって青色画素が形成される。
他方、赤色着色層14Rはカラーフィルタ部分14RCとスペーサ部分14RSとが一体化しており(図3参照)、赤色着色層14R全体で残りの開口を塞ぐように絶縁層12Pの第2基板20(図2参照)側の表面上に設けられており、これによって赤色画素が形成される。
具体的には、第1基板10では、赤色着色層14RのうちでTFT12T(の半導体層12TA)に対向する部分がスペーサ部分14RSにあたり、残りの部分が赤色カラーフィルタ部分14RCにあたる。TFT12Tの配置位置にもよるが、図4の例では平面視においてスペーサ部分14RSは、カラーフィルタ部分14RCに取り囲まれ、当該カラーフィルタ部分14RCに切れ目なく接して一体化している。
そして、図3に示すように、赤色着色層14Rのスペーサ部分14RSの第2基板20(図2参照)側の表面上に、緑色着色層14Gのスペーサ部分14GSと、青色着色層14Bのスペーサ部分14BSと、暗色層14Zのスペーサ部分14ZSとがこの順序で積層されており、これらのスペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSから成る積層体がスペーサ14Sを成す。スペーサ14Sは、回路層12よりも(したがってTFT12Tおよび配線12Wよりも)第2基板20(図2参照)の側に配置されている。より具体的には、スペーサ14Sは、赤色着色層14のカラーフィルタ部分14RCとともに絶縁層12P上に配置されており、当該カラーフィルタ部分14RCに取り囲まれかつカラーフィルタ部分14RCに接している。なお、赤色着色層14Rのうちで、緑色着色層14Gのスペーサ部分14GSの下の部分またはスペーサ部分14GSが接する部分が、当該赤色着色層14Rのスペーサ部分14RSにあたるとも捉えられる。
特に第1基板10では、上述のように赤色着色層14Rのスペーサ部分14RSがTFT12T(の半導体層12TA)に対向して設けられており、このためスペーサ14SはTFT12T(の半導体層12TA)に対向して設けられている。
図3および図4の例では、各スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSは平面視において同じ寸法の四角形としており、このためスペーサ14Sは角柱状をしている。
なお、カラーフィルタ部分14GC,14BCおよび赤色着色層14Rは上記開口の形状に対応して平面視四角形をしているが、後述のコンタクトホール16を有している(図3参照)。
一般的に、近接する赤色画素、緑色画素および青色画素の3つがカラー表示における1単位(単位領域)を形成する。このとき、各色の画素の配列順は図4に示す例に限られない。
図2に示すようにスペーサ14Sが第2基板20と接触することによって第1基板10と第2基板20との間に隙間(セルギャップ)50が形成され、当該スペーサ14Sの高さ(スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSの積層方向または第1基板10と第2基板20との積み重ね方向における寸法)によって隙間50の高さが決まる。例えば、着色層14R,14G,14B(のスペーサ部分14RS,14GS,14BS)の厚さが1層あたり1〜3μm、暗色層14Z(のスペーサ部分14ZS)の厚さが約1.5μmとすると、スペーサ14Sの高さは4.5〜10.5μmになり、カラーフィルタ部分14RCの厚さを差し引いても(図2参照)、およそ3.5〜7.5μmの隙間50が形成されることになる。なお、隙間(セルギャップ)50はアレイ基板13(図2および図3)と対向基板(第2基板)20との間隔すなわち基板間隔に相関する。
暗色層14Zの遮光層部分14ZCは平面視において、いわゆるブラックマトリクスのパターンに形成されている。すなわち、遮光層部分14ZCは、画素形成領域112(図1参照)内においてはゲート配線12WGおよびソース配線12WSが成す格子パターンと同様のパターンを有しており(図5参照)、当該パターンの部分は両配線12WG,12WSに対向して設けられている。また、遮光層部分14ZCは、画素形成領域112外においては画素形成領域112を取り囲むパターンを有している。このため、遮光層部分14ZCは全体として額縁の中に格子が形成されたようなパターンを有している。遮光層部分14ZCは絶縁層12Pの第2基板20(図2参照)側の表面上に配置されており、その一部はカラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCに重なっている。なお、このとき、遮光層部分14ZCは回路層12中(のTFT12Tおよび配線12W)よりも第2基板20(図2参照)の側に配置されている。
そして、各画素において、透明導電膜から成る画素電極15がカラーフィルタ部分14RC,14GC,14BC(の第2基板20(図2参照)側の表面)上に配置されている。すなわち、画素電極15はカラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCに対向して配置されている。画素電極15は平面視においてカラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCと略同じパターンに形成されている。具体的には、緑色画素および青色画素の画素電極15は四角形をしている一方、赤色画素では上述のようにカラーフィルタ部分14RCは赤色着色層14Rのうちでスペーサ部分14RSを除いた部分であるため、赤色画素の画素電極15はスペーサ部分14RSおよびスペーサ14Sに掛からないようなパターン(カラーフィルタ部分14RCの外輪郭から成る四角形から、スペーサ部分14RSの配置位置において当該部分14RSに相当の四角形をくりぬいたパターン)に形成されている。
なお、スペーサ14Sの少なくとも上部(スペーサ14Sの頂上面およびその付近)が画素電極15に覆われていなければ液晶パネル110において画素電極15と対向電極25との接触すなわち短絡を回避可能であるので、上記上部を除いてスペーサ14Sの側壁上に画素電極15が及んでいても構わない。
図3に示すように、各画素において、容量配線12WCとドレイン配線12WDとの重なり位置に、カラーフィルタ部分14RC,14GCまたは14BCおよび絶縁層12P内を通ってドレイン配線12WDに至るコンタクトホール16が設けられている。そして、カラーフィルタ部分14RC,14GCまたは14BCの第2基板20側の表面S上およびコンタクトホール16内に延在しており、当該コンタクトホール16を介して、画素電極15がドレイン配線12WDに電気的に接続している。
カラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCはコンタクトホール16の入り口において角張ったり、オーバーハング状になっておらず、コンタクトホール16外から当該コンタクトホール16内へ向かってなだらかな形状をしている。すなわち、コンタクトホール16は、カラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCの第2基板20側の表面Sから当該カラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCの内部および絶縁層12Pの内部へなだらかに続いている。コンタクトホール16の入り口が角張っていたり、オーバーハング状になっていたりすると画素電極15に断線が生じやすくなるが、このなだらかな形状によって画素電極15の形成時および形成後における断線が防止される。その結果、断線による表示の不具合が無くして高い表示品位が得られる。なお、このような形状は、後述の製造方法における露光・現像の条件(露光時間、紫外線の波長や強度、露光マスクのパターン、現像時間、現像液の種類、等)の設定によって形成可能である。
なお、不図示の配向膜が画素電極15およびスペーサ14Sに被さるように全面的に設けられている。
次に、第2基板20を説明する。図2に示すように、第2基板20は、ガラスやプラスチック等から成る透明基板21と、インジウム錫酸化物(ITO)等の透明導電膜から成る対向電極25と、不図示の配向膜とを含んで構成される。詳細には、透明基板21の第1基板10側の表面上に対向電極25が設けられている。対向電極25は、画素ごとに設けられる画素電極15(図3参照)とは異なり、画素形成領域112(図1参照)内の全面に渡って設けられている。なお、不図示の配向膜は対向電極25に被さるように全面的に設けられている。
上述のような構造を有する第1基板10および第2基板は、スペーサ14Sが第2基板20に接触するように重ねられて貼り合わされる。そして第1基板10と第2基板20との間に隙間50に液晶30が封入されている。
次に、図6〜図17に液晶パネル110の製造方法を説明するための断面図を示す。なお、図6〜図11、図12〜図14中の(A)および図15〜図17は図4中のA−A線における断面図に相当し、図12〜図14中の(B)は図4中のB−B線における断面図に相当する。これらの図および既述の図1〜図5を参照しつつ液晶パネル110の製造方法を説明する。
まず、図6および図7に示すように、例えば公知の製造方法によって、アレイ基板13を準備する(アレイ基板準備工程)。具体的には、図6に示すように、透明基板11の表面上にゲート電極12TGを含むゲート配線12WG(図4参照)と、容量配線12WCと、絶縁層12TIと、半導体層12TAと、ソース電極12TSと、ドレイン電極12TDと、ソース配線12WSと、ドレイン配線12WDとを形成する。そして、図7に示すように、これらの要素12WG,12WC,12TI,12TA,12TS,12TD,12WS,12WDに被さるように、例えば有機材料によって絶縁層12Pを形成する。その後、フォトリソグラフィー法を用いて、容量配線12WCとドレイン配線12WDとの重なり位置において絶縁層12Pにコンタクトホール16を形成し、コンタクトホール16内に容量配線12WCを露出させる。
次に、図8〜図11に示すように、ドライフィルムラミネート法によって赤色着色層14Rを形成する(着色層(樹脂層)形成工程)。以下に詳述する。
まず、着色層を形成する表面すなわち絶縁層12Pの露出表面を洗浄し、その後、当該露出表面上に赤色のドライフィルム14R0を圧着し貼り付ける。なお、ドライフィルム14R0はベースフィルム14R3と、中間層14R2(酸素遮断層とクッション層とが積層されて成る)と、赤色用顔料によって着色された樹脂から成る感光性着色層14R1とが積層されて成る。このとき、図8に示すように、感光性着色層14R1を絶縁層12Pに接触させてドライフィルム14R0を貼り付ける。なお、赤色ドライフィルム14R0等の着色層として例えばトランサーフィルム(富士写真フィルム株式会社製の商品名)を用いることができる。貼り付け後、ベースフィルム14R3を剥離する(図9参照)。
そして、図10に示すように、感光性着色層14R1上方に適切にマスク版91を位置合わせし、当該マスク版91を通して感光性着色層14R1に紫外線90を照射して、当該着色層14R1を露光する。マスク版91のマスクパターンは、感光性着色層14R1に対して、着色層14R(図3および図4参照)のカラーフィルタ部分14RCおよびスペーサ部分14RSに相当する部分に紫外線90が照射されるように(ただしコンタクトホール16に相当する部分は紫外線90が遮断されるように)形成されている。露光後、現像処理によって中間層14R2および感光性着色層14R1のうちの未露光部分を取り除く。かかる露光および現像から成るパターニング工程によって、感光性着色層14R1のうちで露光されて硬化した部分が着色層14Rとして残存する(図11参照)。
なお、このときの露光・現像の条件(露光時間、紫外線の波長や強度、露光マスクのパターン、現像時間、現像液の種類、等)によって、コンタクトホール16の入り口付近において赤色カラーフィルタ部分14RCのテーパー形状を調節することができる。テーパー形状によって、当該カラーフィルタ部分14RCの表面Sからコンタクトホール16内へなだらかな表面を得ることができる。この点は後述の緑色カラーフィルタ部分14GCおよび青色カラーフィルタ部分14BCの形成についても同様である。
その後、赤色ドライフィルム14R0と同様にして、図12に示すように緑色ドライフィルム14G0を圧着し貼り付ける(着色層(樹脂層)形成工程)。このとき、ドライフィルム14G0を既に形成されている赤色着色層14Rに被さるようにアレイ基板13上に配置する。すなわち、ドライフィルム14G0は、図12の(A)に示すように既に赤色着色層14Rが形成されている部分では当該着色層14R上に貼り付けられ、図12の(B)に示すようにその他の部分では絶縁層12P上に貼り付けられる。なお、ドライフィルム14G0はベースフィルム14G3と、中間層14G2(酸素遮断層とクッション層とが積層されて成る)と、緑色用顔料によって着色された感光性着色層14G1とが積層されて成り、貼り付け後、ベースフィルム14G3を剥離する(図13参照)。
そして、図13に示すように、マスク版92を通して感光性着色層14G1に紫外線90を照射して、当該着色14G1を露光し、現像する(パターニング工程)。マスク版92のマスクパターンは、感光性着色層14G1に対して、着色層14G(図3および図4参照)を成すカラーフィルタ部分14GCおよびスペーサ部分14GSに相当する部分に紫外線90が照射されるように(ただしコンタクトホール16に相当する部分は紫外線90が遮断されるように)形成されている。露光後の現像処理によって感光性着色層14G0のうちで露光されて硬化した部分が緑色着色層14Gとして残存する(図14参照)。
その後、緑色着色層14Gの着色層(樹脂層)形成工程およびパターニング工程と同様にして、カラーフィルタ部分14BCとスペーサ部分14BSとから成る青色着色層14Bを形成する(図15および図4参照)。
次に、着色層14R,14G,14Bの着色層(樹脂層)形成工程およびパターニング工程と同様にして、ドライフィルムラミネート法によって、遮光層部分14ZCおよびスペーサ部分14ZSから成る暗色層14Zを形成する。すなわち、圧着貼り付け、ベースフィルムの剥離、マスク版を用いた露光、現像によって、暗色のドライフィルムをパターニングする(図15参照)。なお、マスク版のマスクパターンは、感光性樹脂層に対して、暗色層14Z(図5参照)の遮光層部分14ZCおよびスペーサ部分14ZSに相当する部分に紫外線が照射されるように形成されている。
その後、図16に示すように、透明導電膜95をスパッタリング等で成膜する。このとき、透明導電膜95は、スペーサ14Sおよびカラーフィルタ部分14RC,14GC,14BC(図4参照)に被さり、コンタクトホール16内に露出しているドレイン配線12WDに接触するように形成する(導電膜形成工程)。
そして、透明導電膜95をフォトリソグラフィー法によってパターニングして画素電極15(図3参照)を形成する(導電膜パターニング工程)。具体的には、図17に示すように、透明導電膜95上にフォトレジスト94を塗布し、当該フォトレジスト94にマスク版93を通して紫外線90を照射してフォトレジスト94を露光する。マスク版93のマスクパターンは、フォトレジスト94に対して、画素電極15に相当する部分に紫外線90が照射されないように形成されており、このとき透明導電膜95のうちでスペーサ14Sに付着した部分には紫外線90が照射される。現像処理によってフォトレジスト94の露光部分を取り除いた後、残存したフォトレジスト94をマスクとして用いて透明導電膜95をエッチングする。その結果、カラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCに対向して画素電極15がパターン形成されると同時に透明導電膜95のうちでスペーサ14Sに付着した部分が除去されて当該スペーサ14Sが露出する。以上のプロセスによって図3の状態の第1基板10が得られる。
なお、スペーサ14Sの少なくとも上部(頂上面およびその付近)が露出するように透明導電膜95をパターニングすれば液晶パネル110において画素電極15と対向電極25との接触(短絡)を回避可能であるので、スペーサ14Sにおいて上記上部を除いた側壁上に透明導電膜95が残存していても構わない。
他方、第2基板20(図2参照)は、透明基板21上に対向電極25としてインジウム錫酸化物(ITO)等の透明導電膜を画素形成領域112(図1参照)全面に渡るように形成することによって、得られる(対向電極形成工程)。なお、必要に応じて、画素形成領域112に対応した開口を有するマスクを利用してもよい。
その後、第1基板10と第2基板20とを貼り合わせ、液晶30を注入することによって、液晶パネル110が得られる。
なお、上述の説明ではスペーサ14が角柱状の場合を例示したが、例えば円柱状でも構わない。また、図18に示すように略角錐体状に形成することもできる。すなわち、パターン形成時の露光・現像の条件によっては、カラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCのコンタクトホール16の入り口付近のテーパー形状のみならず、スペーサ部分14GS,14BS,14ZSのテーパー形状も同時に調節することもできる。このとき、図18に示すように、スペーサ部分14GS,14BS,14ZSにおいて第2基板20に近いスペーサ部分ほど(換言すれば第1基板10の透明基板11から遠いスペーサ部分ほど)平面視寸法を小さくすることによって、スペーサ14Sが全体として略角錐体状に形成される。同様にして、略円錐体状に形成してもよい。なお、図18では画素電極15の図示を省略している。
このように、第1基板10はいわゆるカラーフィルタ・オン・アレイ構造を有するので、カラーフィルタ14RC,14GC,14BCと回路層12とが別々の基板に設けられた構造とは異なり、第1基板10と第2基板20との貼り合わせ時のアライメント誤差(アライメントずれ)を考慮する必要を無くすことができる。したがって、液晶パネル110によれば、画素の微細化や高開口率化を図ることができ、表示品位が向上する。
また、スペーサ14Sを構成する着色層14R,14G,14Bはスペーサ部分14RS,14GS,14BSおよびカラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCを有しているが、これら両部分は着色層14R1,14G1(図10および図13参照)等のパターニングによって同時に形成可能である。また、暗色層14Zはスペーサ部分14ZSおよび遮光層部分14ZCを有しているが、これら両部分は暗色層用の感光性樹脂層のパターニングによって同時に形成可能である。すなわち、スペーサ14Sをカラーフィルタ14RC,14GC,14BCおよび遮光層14ZCと同時に形成可能である。このため、カラーフィルタ14RC,14GC,14BCおよび遮光層14ZCとは別途にスペーサを形成する場合と比べて、工程数が少なくてすむ。
上述の例ではスペーサ14Sが4つのスペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZS、すなわち4層から成る場合を説明したが、積層数はこれに限られるものではなく、例えば、暗色層14Zについてはスペーサ部分14ZSを形成しない構成も可能である。このとき、積層数によってスペーサ14Sの高さを調整できる。すなわち、着色層14R,14G,14Bおよび暗色層14Zのうち少なくとも2層がスペーサ部分を有すれば、第1基板10と第2基板20との間に、液晶が封入される隙間50(図2参照)を形成可能であり、当該隙間50の所望値に合わせて積層数を設定すればよい。このとき、何層を積層するかは、着色層用の感光性着色層および暗色層用の感光性樹脂層に対してスペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSをパターン形成するか否かによって容易に調整可能であるので(このような選択的形成はマスク版のパターン変更で容易に可能である)、スペーサ14Sの高さすなわち隙間50の調整・設定が容易である。
着色層14R,14G,14Bは、それぞれ単体では光透過性を有するが、積層されると遮光性を呈する。このとき、着色層14R,14G,14B(のスペーサ部分14RS,14GS,14BS)が積層されて成るスペーサ14SはTFT12Tに対向して配置されているので、光によるTFT12Tの誤作動や不安定な動作を防止することができる。特にスペーサ14Sはさらに暗色層14Z(のスペーサ部分14ZS)を含んでいるので、着色層14R,14G,14B(のスペーサ部分14RS,14GS,14BS)のみを積層して成る場合と比べて、遮光性が高い。このため、上述の誤作動や不安定な動作の防止効果がより顕著に得られる。
したがって、液晶表示装置100によれば、高い表示品位が得られるとともに、光によるTFT12Tの誤作動や不安定な動作が防止されて安定動作が可能である。
ここで、液晶パネル110の製造方法について検討する。
まず、上述の製造方法によれば、スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSを、着色層14R,14G,14Bおよび暗色層14Z(用の感光性樹脂層14R1,14G1等)のパターニングによって、カラーフィルタ部分14RC,14GC,14BCおよび遮光層部分14ZCと同時に形成するので(図10,図11,図13,図14参照)、スペーサ部分14RS,14GS,14BSのための、したがってスペーサ14Sのための別途の工程を必要としない。加えて、スペーサ14Sの露出を導電膜95のパターニングによって画素電極15を形成するのと同時に実施するので(図17参照)、スペーサ14Sを露出させるための別途の工程を必要としない。つまり、本製造方法によれば、一般的なカラーフィルタ・オン・アレイ構造の基板の製造方法に工程を追加することなく、カラーフィルタ14RC,14GC,14BCおよび遮光層14ZCのみならずスペーサ14Sをも有するカラーフィルタ・オン・アレイ構造の基板10を製造することができる。なお、カラーフィルタ14RC,14GC,14BCおよび遮光層14ZCとは別途にスペーサ14Sを形成する製造方法と比べて、工程数が少ないことは言うまでもない。
次に、対向基板にカラーフィルタ14RC,14GC,14BC、遮光層14ZC、およびスペーサ14Sが設けられた液晶パネルと比較する。まず、上述の製造方法におけるカラーフィルタ14RC,14GC,14BCおよび遮光層14ZCと積層スペーサ14Sとの同時形成を利用すれば、対象となる基板がアレイ基板であるか対向基板であるかの相違だけで工程数に差はないと解される。
さらに、スペーサ14Sを有する側の基板の工程について比較すると、対向基板にスペーサ14Sを有する場合、対向基板上のカラーフィルタ14RC,14GC,14BC、遮光層14ZCおよび積層スペーサ14Sに被せて対向電極用の導電膜を形成した後に、対向基板側の対向電極とアレイ基板側の画素電極との短絡を回避するために、スペーサに付着した導電膜をレーザ照射やフォトリソグラフィー法によって除去する必要がある(特許文献1〜3参照)。これに対して、液晶パネル110の上述の製造方法では上記短絡を回避すべく行うスペーサ14Sに付着した導電膜95の除去は画素電極15のパターニングと同時に行われる(図17参照)。このとき、当該パターニング工程は上述の対向電極用導電膜の一部除去工程に相当すると捉えられるので、液晶パネル110の製造方法によっても工程を増加させるものではないと解される。すなわちスペーサ14Sを有する側の基板についても工程数に差はないと解される。
他方、スペーサ14Sを有さない側の基板の工程について比較すると、対向基板にスペーサ14Sを有する構造ではアレイ基板の画素電極をパターニングする必要が依然としてあるのに対して、液晶パネル110の上述の製造方法によればスペーサ14Sに付着した導電膜95の除去によって上記短絡は回避されるので対向電極25のパターニングは不要である。すなわち、液晶パネル110の製造方法の方が工程数が少ない。
この結果、液晶パネル110の上述の製造方法によれば、対向基板にカラーフィルタ14RC,14GC,14BC、遮光層14ZC、および積層スペーサ14Sが設けられた液晶パネルと比べて、全体の工程数が少なくてすむ。
したがって、優れた生産性で以て、高い表示品位で安定的に動作可能な液晶パネル110を製造することができる。
着色層14R,14G,14Bおよび暗色層14Zは、上述のドライフィルムラミネート法に替えて、液状樹脂を用いる方法、例えば、スリットを有する塗工機、遠心力によって液状の樹脂を均一に広げるスピンコータ、インクジェット法等によって形成しても構わない。このとき、ドライフィルムラミネート法によれば、ドライフィルムの着色層14R1,14G1(図10および図13参照)等はあらかじめ所定の厚さに形成されているので、液状樹脂によって着色層14R,14G,14Bおよび暗色層14Zを形成する場合と比べて、スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSを所定の厚さかつ均一な厚さで形成することができる。このため、スペーサの高さの制御性が高い。したがって、液晶パネル110全面において第1基板10と第2基板20との間の隙間50、換言すればアレイ基板13と対向基板20との間隔(基板間隔)を均一にすることができる。その結果、表示品位の高い液晶パネル110を製造することができる。
ドライフィルムラミネート法によれば、図19の平面図に示す第2の液晶パネル110Bを構成することが可能である。詳細には、図19に示すように、液晶パネル110Bは、上述の液晶パネル110(図4参照)において緑色画素および青色画素に対してもTFT12T(の半導体層12TA)に対向させてスペーサ14Sを設けた構成を有している。このとき、緑色カラーフィルタ部分14GCおよび青色カラーフィルタ部分14BCは、赤色カラーフィルタ部分14RCと同様に、スペーサ14S(のスペーサ部分14RS)を取り囲むパターンをしている。なお、液晶パネル110Bは、液晶パネル110に替えて液晶表示装置100(図1参照)に適用可能である。
ドライフィルムラミネート法によれば、液状樹脂を用いる方法とは異なり、緑色画素内に第1層目としての赤色着色層14Rのスペーサ部分14RSが既に配置されていても、当該スペーサ部分14RSに被さるようにかつ所定の厚さで、アレイ基板13上に第2層目としての緑色着色層14Gを貼り付け可能である。同様に、第3層目としての青色着色層14Bもスペーサ部分14RS,14GSの積層体に被さるようにかつ所定の厚さで、アレイ基板13上に貼り付け可能である。すなわち、ドライフィルムラミネート法によれば、液状樹脂を用いる方法とは異なり、スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSの積層順にかかわらず、当該スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSを所定の厚さかつ均一な厚さで積層できるので、スペーサ14Sの配置数、配置位置、形状等について自由度が高い。
したがって、図19の液晶パネル110Bのように、各画素のTFT12にスペーサ14Sを設けることによって、光によるTFT12Tの誤作動や不安定な動作の防止効果がいっそう顕著に得られる。なお、液晶パネル110Bでは3色全ての画素にスペーサ14Sを設けたが、いずれか2色でも構わない。
次に、図20および図21に実施形態に係る第3の液晶パネル110Cを説明するための平面図を示す。液晶パネル110Cは、既述の液晶パネル110(図4等参照)においてスペーサ14Sを配置位置を変更した構成を有し、その他の構成は液晶パネル110と同様であり、液晶パネル110に替えて液晶表示装置100(図1参照)に適用可能である。液晶パネル110Cにおいてスペーサ14Sはゲート配線12WGに対向して設けられている。図20の例では赤色着色層14Rにおいてカラーフィルタ部分14RCの外周とスペーサ部分14RSの外周とが接して両要素14RC,14RSが一体化しているが、図21に示すように互いに離れていても構わない。
また、図22に実施形態に係る第4の液晶パネル110Dを説明するための平面図を示す。液晶パネル110Dも、既述の液晶パネル110(図4等参照)においてスペーサ14Sを配置位置を変更した構成を有し、その他の構成は液晶パネル110と同様であり、液晶パネル110に替えて液晶表示装置100(図1参照)に適用可能である。液晶パネル110Dにおいてスペーサ14Sは容量配線12WCに対向して設けられている。なお、図22の例では、液晶パネル110(図4等参照)と同様に、赤色着色層14Rにおいて平面視上、スペーサ部分14RSがカラーフィルタ部分14RCに取り囲まれている。
液晶パネル110C,110Dによれば、液晶パネル110と同様の効果が得られる一方、スペーサ14Sの配置位置の違いに起因して次のような効果が得られる。すなわち、既述のようにスペーサ14Sは遮光性を有し、当該遮光性のスペーサ14Sが配線14WG,14WCに対向して配置されているので、配線14WG,14WCによる光の反射を防止することができ、この結果、液晶パネル110C,110Dによれば表示品位を向上させることができる。このとき、スペーサ14Sは暗色層14Z(のスペーサ部分14ZS)を含んでいるので、より高い遮光性によって上記光反射防止効果が顕著に得られ、表示品位をいっそう向上させることができる。すなわち、液晶パネル110C,110Dを適用した液晶表示装置100によれば、高い表示品位が得られる。
スペーサ14Sの配置位置の変更は各色の着色層14R,14G,14Bの形成時の露光マスク版91,92(図10および図13参照)等のパターンを変更すれば可能である。このとき、液晶パネル110の製造方法における既述の効果を発揮して、液晶パネル110C,110Dを製造することができる。
なお、液晶パネル110C,110Dについても、液晶パネル100B(図19参照)と同様に、2色以上の画素に対してスペーサ14Sを設けても良い。また、液晶パネル110,110C,110Dにおけるスペーサ14Sの配置位置を組み合わせても良い。
さて、スペーサ部分14RS,14GS,14BS,14ZSの積層順は上述の例に限られない。例えば、暗色層14Zのスペーサ部分14ZSを第1層目として形成してもよい。なお、スペーサ14Sにおいて暗色層14Zのスペーサ部分14ZSよりも上すなわち対向基板(第2基板)20の側に、着色層14R,14G,14Bのスペーサ部分14RS,14GS,14BSのうちの1または2以上が配置される場合には、暗色層14Z用の感光性樹脂層が「第1樹脂層」にあたり、上記1または2以上のスペーサ部分が属する着色層用の感光性着色層14R1,14G1等が「第2樹脂層」にあたる。逆に、スペーサ14Sにおいて暗色層14Zのスペーサ部分14ZSよりも下すなわちアレイ基板13の側に着色層14R,14G,14Bのスペーサ部分14RS,14GS,14BSのうちの1または2以上が配置される場合には、当該1または2以上のスペーサ部分が属する着色層用の感光性着色層14R1,14G1等が「第1樹脂層」にあたり、暗色層14Z用の感光性樹脂層が「第2樹脂層」にあたる。
液晶パネル110,110B,110C,110D等は液晶表示装置100(図1参照)からバックライトユニット120を取り除いた構成を有する、いわゆる反射型の液晶表示装置に対しても適用することができる。
は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置を説明するための模式図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルを説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの第1基板を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルを説明するための平面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの暗色層を説明するための平面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルの製造方法を説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第1の液晶パネルを説明するための断面図である。 は、本発明の実施形態に係る第2の液晶パネルを説明するための平面図である。 は、本発明の実施形態に係る第3の液晶パネルを説明するための平面図である。 は、本発明の実施形態に係る第3の液晶パネルを説明するための平面図である。 は、本発明の実施形態に係る第4の液晶パネルを説明するための平面図である。
符号の説明
10 第1基板
12T TFT(アクティブ素子)
12W 配線
13 アレイ基板
14R,14G,14B 着色層
14RC,14GC,14BC カラーフィルタ部分
14RS,14GS,14BS スペーサ部分
14R1,14G1 着色層(樹脂層)
14S スペーサ
14Z 暗色層
14ZC 遮光層部分
14ZS スペーサ部分
15 画素電極
16 コンタクトホール
20 第2基板(対向基板)
25 対向電極
30 液晶
50 隙間
95 透明導電膜
100 液晶表示装置
110,110B,110C,100D 液晶パネル
112 画素形成領域
150 駆動装置
S 表面

Claims (12)

  1. 対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間の隙間に封入された液晶と、を備える液晶パネルであって、
    前記第1基板は、
    アクティブ素子を有するアレイ基板と、
    前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた複数の着色層と、
    前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた、前記隙間を規定するスペーサと、を含み、
    前記複数の着色層のうちの少なくとも2層は、カラーフィルタを成すカラーフィルタ部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、
    前記スペーサは、前記少なくとも2層の前記スペーサ部分が積層されて成り、前記アクティブ素子に対向して設けられていることを特徴とする液晶パネル。
  2. 対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間の隙間に封入された液晶と、を備える液晶パネルであって、
    前記第1基板は、
    アクティブ素子を有するアレイ基板と、
    前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた暗色層および複数の着色層と、
    前記アクティブ素子よりも前記第2基板の側に設けられた、前記隙間を規定するスペーサと、を含み、
    前記暗色層は、遮光層を成す遮光層部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、
    前記複数の着色層のうちの少なくとも1層は、カラーフィルタを成すカラーフィルタ部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、
    前記スペーサは、前記暗色層の前記スペーサ部分と前記少なくとも1層の前記スペーサ部分とが積層されて成り、前記アクティブ素子に対向して設けられていることを特徴とする液晶パネル。
  3. 対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間の隙間に封入された液晶と、を備える液晶パネルであって、
    前記第1基板は、
    配線を有するアレイ基板と、
    前記配線よりも前記第2基板の側に設けられた複数の着色層と、
    前記配線よりも前記第2基板の側に設けられた、前記隙間を規定するスペーサと、を含み、
    前記複数の着色層のうちの少なくとも2層は、カラーフィルタを成すカラーフィルタ部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、
    前記スペーサは、前記少なくとも2層の前記スペーサ部分が積層されて成り、前記配線に対向して設けられていることを特徴とする液晶パネル。
  4. 対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間の隙間に封入された液晶と、を備える液晶パネルであって、
    前記第1基板は、
    配線を有するアレイ基板と、
    前記配線よりも前記第2基板の側に設けられた暗色層および複数の着色層と、
    前記配線よりも前記第2基板の側に設けられた、前記隙間を規定するスペーサと、を含み、
    前記暗色層は、遮光層を成す遮光層部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、
    前記複数の着色層のうちの少なくとも1層は、カラーフィルタを成すカラーフィルタ部分と、前記スペーサを構成するスペーサ部分と、を有し、
    前記スペーサは、前記暗色層の前記スペーサ部分と前記少なくとも1層の前記スペーサ部分とが積層されて成り、前記配線に対向して設けられていることを特徴とする液晶パネル。
  5. 前記カラーフィルタ部分は、前記第2基板側の表面から当該カラーフィルタ部分の内部へなだらかに続くコンタクトホールを有しており、
    前記第1基板は、前記カラーフィルタ部分の前記表面上および前記コンタクトホール内に延在する画素電極をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の液晶パネル。
  6. 前記第1基板は、前記カラーフィルタ部分に対向するように、かつ、前記スペーサの少なくとも上部は覆わないように、設けられた画素電極をさらに含み、
    前記第2基板は、画素形成領域全面に渡って設けられた対向電極を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の液晶パネル。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の液晶パネルと、
    前記液晶パネルに接続されて前記液晶パネルを駆動する駆動装置とを備えることを特徴とする液晶表示装置。
  8. スペーサを介して対向配置されたアレイ基板および対向基板を備える液晶パネルの製造方法であって、
    アクティブ素子を含んだアレイ基板を準備するアレイ基板準備工程と、
    前記アレイ基板上に第1着色層を形成する第1着色層形成工程と、
    前記第1着色層をパターニングして、第1カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記アクティブ素子に対向させて形成する、第1パターニング工程と、
    前記第1スペーサ部分に被さるように前記アレイ基板上に第2着色層を形成する第2着色層形成工程と、
    前記第2着色層をパターニングして、第2カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記第1スペーサ部分とともに前記スペーサを構成する第2スペーサ部分を前記第1スペーサ部分に対向させて形成する、第2パターニング工程と、
    前記スペーサ、前記第1カラーフィルタ部分および前記第2カラーフィルタ部分に被さるように導電膜を形成する導電膜形成工程と、
    前記導電膜をパターニングして、前記第1カラーフィルタ部分および前記第2カラーフィルタ部分に対向させて画素電極を形成するとともに、前記スペーサの少なくとも上部を露出させる、導電膜パターニング工程と、
    対向基板について対向電極を画素形成領域全面に渡るように形成する対向電極形成工程と、を備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  9. スペーサを介して対向配置されたアレイ基板および対向基板を備える液晶パネルの製造方法であって、
    アクティブ素子を含んだアレイ基板を準備するアレイ基板準備工程と、
    前記アレイ基板上に第1樹脂層を形成する第1樹脂層形成工程と、
    前記第1樹脂層をパターニングして、第1部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記アクティブ素子に対向させて形成する、第1パターニング工程と、
    前記第1スペーサ部分に被さるように前記アレイ基板上に第2樹脂層を形成する第2樹脂層形成工程と、
    前記第2樹脂層をパターニングして、第2部分を形成するとともに、前記第1スペーサ部分とともに前記スペーサを構成する第2スペーサ部分を前記第1スペーサ部分に対向させて形成する、第2パターニング工程と、を備え、
    前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とについて、一方は着色層であり、他方は暗色層であり、
    前記第1部分と前記第2部分とについて、前記着色層に属する方はカラーフィルタ部分であり、前記暗色層に属する方は遮光層部分であり、
    前記製造方法は、
    前記スペーサ、前記カラーフィルタ部分および前記遮光層部分に被さるように導電膜を形成する導電膜形成工程と、
    前記導電膜をパターニングして、前記着色層の前記カラーフィルタ部分に対向させて画素電極を形成するとともに、前記スペーサの少なくとも上部を露出させる、導電膜パターニング工程と、
    対向基板について対向電極を画素形成領域全面に渡るように形成する対向電極形成工程と、をさらに備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  10. スペーサを介して対向配置されたアレイ基板および対向基板を備える液晶パネルの製造方法であって、
    配線を含んだアレイ基板を準備するアレイ基板準備工程と、
    前記アレイ基板上に第1着色層を形成する第1着色層形成工程と、
    前記第1着色層をパターニングして、第1カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記配線に対向させて形成する、第1パターニング工程と、
    前記第1スペーサ部分に被さるように前記アレイ基板上に第2着色層を形成する第2着色層形成工程と、
    前記第2着色層をパターニングして、第2カラーフィルタ部分を形成するとともに、前記第1スペーサ部分とともに前記スペーサを構成する第2スペーサ部分を前記第1スペーサ部分に対向させて形成する、第2パターニング工程と、
    前記スペーサ、前記第1カラーフィルタ部分および前記第2カラーフィルタ部分に被さるように導電膜を形成する導電膜形成工程と、
    前記導電膜をパターニングして、前記第1カラーフィルタ部分および前記第2カラーフィルタ部分に対向させて画素電極を形成するとともに、前記スペーサの少なくとも上部を露出させる、導電膜パターニング工程と、
    対向基板について対向電極を画素形成領域全面に渡るように形成する対向電極形成工程と、を備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  11. スペーサを介して対向配置されたアレイ基板および対向基板を備える液晶パネルの製造方法であって、
    配線を含んだアレイ基板を準備するアレイ基板準備工程と、
    前記アレイ基板上に第1樹脂層を形成する第1樹脂層形成工程と、
    前記第1樹脂層をパターニングして、第1部分を形成するとともに、前記スペーサを構成する第1スペーサ部分を前記配線に対向させて形成する、第1パターニング工程と、
    前記第1スペーサ部分に被さるように前記アレイ基板上に第2樹脂層を形成する第2樹脂層形成工程と、
    前記第2樹脂層をパターニングして、第2部分を形成するとともに、前記第1スペーサ部分とともに前記スペーサを構成する第2スペーサ部分を前記第1スペーサ部分に対向させて形成する、第2パターニング工程と、を備え、
    前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とについて、一方は着色層であり、他方は暗色層であり、
    前記第1部分と前記第2部分とについて、前記着色層に属する方はカラーフィルタ部分であり、前記暗色層に属する方は遮光層部分であり、
    前記製造方法は、
    前記スペーサ、前記カラーフィルタ部分および前記遮光層部分に被さるように導電膜を形成する導電膜形成工程と、
    前記導電膜をパターニングして、前記着色層の前記カラーフィルタ部分に対向させて画素電極を形成するとともに、前記スペーサの少なくとも上部を露出させる、導電膜パターニング工程と、
    対向基板について対向電極を画素形成領域全面に渡るように形成する対向電極形成工程と、をさらに備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  12. 前記第1および第2着色層形成工程または前記第1および第2樹脂層形成工程は、ドライフィルムラミネート法を利用して、前記第1および第2着色層または前記第1および第2樹脂層を形成する工程であることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
JP2005085156A 2005-03-24 2005-03-24 液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法 Pending JP2006267524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005085156A JP2006267524A (ja) 2005-03-24 2005-03-24 液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005085156A JP2006267524A (ja) 2005-03-24 2005-03-24 液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006267524A true JP2006267524A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37203585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005085156A Pending JP2006267524A (ja) 2005-03-24 2005-03-24 液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006267524A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008152864A1 (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha カラーフィルタ基板の製造方法、液晶表示装置の製造方法、カラーフィルタ基板、及び、液晶表示装置
WO2009037874A1 (ja) * 2007-09-19 2009-03-26 Fuji Electric Holdings Co., Ltd. 色変換フィルタ、ならびに色変換フィルタおよび有機elディスプレイの製造方法
JP2010128495A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Samsung Electronics Co Ltd 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
WO2010143467A1 (ja) * 2009-06-09 2010-12-16 シャープ株式会社 カラーフィルタの製造方法およびカラーフィルタ
WO2011024513A1 (ja) * 2009-08-28 2011-03-03 シャープ株式会社 カラーフィルタ基板、液晶表示パネル及び液晶表示装置
CN102109628A (zh) * 2011-01-28 2011-06-29 深圳市华星光电技术有限公司 彩色滤光片构造及其制造方法
WO2011104962A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 シャープ株式会社 液晶表示パネル
JP2012042739A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Seiko Epson Corp 光フィルター、光フィルターの製造方法および光機器
CN103676294A (zh) * 2013-12-03 2014-03-26 京东方科技集团股份有限公司 基板及其制作方法、显示装置
CN106094317A (zh) * 2015-04-30 2016-11-09 三星显示有限公司 显示面板
WO2017117835A1 (zh) * 2016-01-05 2017-07-13 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示面板、阵列基板及其制造方法
US20180088403A1 (en) * 2016-09-29 2018-03-29 Samsung Display Co., Ltd. Display device
KR20190095970A (ko) * 2018-02-07 2019-08-19 삼성디스플레이 주식회사 표시패널, 표시패널의 제조 방법, 및 이를 포함하는 표시장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1068956A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 Toshiba Corp 液晶表示素子及びその製造方法
JPH10197877A (ja) * 1996-12-28 1998-07-31 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置
JPH11258589A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Toshiba Corp 液晶表示素子
JP2000122074A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Toshiba Electronic Engineering Corp 液晶表示装置
JP2001221909A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Fuji Photo Film Co Ltd カラーフィルター
JP2002107734A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Toshiba Corp 液晶表示装置
JP2002277899A (ja) * 2001-01-11 2002-09-25 Nec Corp アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1068956A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 Toshiba Corp 液晶表示素子及びその製造方法
JPH10197877A (ja) * 1996-12-28 1998-07-31 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置
JPH11258589A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Toshiba Corp 液晶表示素子
JP2000122074A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Toshiba Electronic Engineering Corp 液晶表示装置
JP2001221909A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Fuji Photo Film Co Ltd カラーフィルター
JP2002107734A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Toshiba Corp 液晶表示装置
JP2002277899A (ja) * 2001-01-11 2002-09-25 Nec Corp アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008152864A1 (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha カラーフィルタ基板の製造方法、液晶表示装置の製造方法、カラーフィルタ基板、及び、液晶表示装置
US8310628B2 (en) 2007-06-11 2012-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha Production method of color filter substrate, production method of liquid crystal display device, color filter substrate, and liquid crystal display device
US8446091B2 (en) 2007-09-19 2013-05-21 Sharp Kabushiki Kaisha Color conversion filter and manufacturing method of the organic EL display
WO2009037874A1 (ja) * 2007-09-19 2009-03-26 Fuji Electric Holdings Co., Ltd. 色変換フィルタ、ならびに色変換フィルタおよび有機elディスプレイの製造方法
KR101391326B1 (ko) 2007-09-19 2014-05-07 샤프 가부시키가이샤 색변환 필터 및 색변환 필터와 유기 el 디스플레이의 제조방법
US8304265B2 (en) 2007-09-19 2012-11-06 Sharp Kabushiki Kaisha Color conversion filter and manufacturing method of the organic EL display
JP2010128495A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Samsung Electronics Co Ltd 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
WO2010143467A1 (ja) * 2009-06-09 2010-12-16 シャープ株式会社 カラーフィルタの製造方法およびカラーフィルタ
WO2011024513A1 (ja) * 2009-08-28 2011-03-03 シャープ株式会社 カラーフィルタ基板、液晶表示パネル及び液晶表示装置
US9019459B2 (en) 2010-02-26 2015-04-28 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display panel
WO2011104962A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 シャープ株式会社 液晶表示パネル
JP2012042739A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Seiko Epson Corp 光フィルター、光フィルターの製造方法および光機器
CN102375229A (zh) * 2010-08-19 2012-03-14 精工爱普生株式会社 滤光器、滤光器的制造方法以及光设备
CN102375229B (zh) * 2010-08-19 2015-10-21 精工爱普生株式会社 滤光器、滤光器的制造方法以及光设备
US9921402B2 (en) 2010-08-19 2018-03-20 Seiko Epson Corporation Optical filter, method of manufacturing optical filter, and optical instrument
CN102109628A (zh) * 2011-01-28 2011-06-29 深圳市华星光电技术有限公司 彩色滤光片构造及其制造方法
CN103676294B (zh) * 2013-12-03 2016-02-03 京东方科技集团股份有限公司 基板及其制作方法、显示装置
CN103676294A (zh) * 2013-12-03 2014-03-26 京东方科技集团股份有限公司 基板及其制作方法、显示装置
CN106094317A (zh) * 2015-04-30 2016-11-09 三星显示有限公司 显示面板
US10914979B2 (en) 2015-04-30 2021-02-09 Samsung Display Co., Ltd. Display panel
US9971221B2 (en) 2016-01-05 2018-05-15 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd Liquid crystal display panel, array substrate and manufacturing method for the same
WO2017117835A1 (zh) * 2016-01-05 2017-07-13 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示面板、阵列基板及其制造方法
US20180088403A1 (en) * 2016-09-29 2018-03-29 Samsung Display Co., Ltd. Display device
US10459277B2 (en) * 2016-09-29 2019-10-29 Samsung Display Co., Ltd. Display device
CN107884997A (zh) * 2016-09-29 2018-04-06 三星显示有限公司 显示设备
TWI746607B (zh) * 2016-09-29 2021-11-21 南韓商三星顯示器有限公司 顯示裝置
KR20190095970A (ko) * 2018-02-07 2019-08-19 삼성디스플레이 주식회사 표시패널, 표시패널의 제조 방법, 및 이를 포함하는 표시장치
KR102577603B1 (ko) * 2018-02-07 2023-09-14 삼성디스플레이 주식회사 표시패널, 표시패널의 제조 방법, 및 이를 포함하는 표시장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006267524A (ja) 液晶パネル、液晶表示装置および液晶パネルの製造方法
KR100270360B1 (ko) 칼라필터기판및액정표시소자
US7755737B2 (en) Liquid crystal panel and method of manufacturing the same
US7961288B2 (en) Liquid crystal display panel and method of manufacturing the same
JP4473236B2 (ja) ゲートインパネル構造の液晶表示装置及びその製造方法
KR101232988B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조 방법
KR101146532B1 (ko) 액정표시패널 및 그 제조방법
KR101954979B1 (ko) 컬러필터 기판과 이를 포함하는 액정 표시 장치 및 컬러필터 기판 제조 방법
JP2004118200A (ja) 液晶表示装置用表示板及びその製造方法とこれを利用した液晶表示装置
US20060093928A1 (en) Manufacturing method of color filter on TFT array and manufacturing method of LCD panel
JP5538106B2 (ja) 液晶表示パネル
JP6691974B2 (ja) カラーフィルタ基板の製作方法及び液晶パネルの製作方法
JP3938680B2 (ja) 液晶表示装置用基板及びその製造方法及びそれを備えた液晶表示装置
US7470491B2 (en) Method of fabricating color filter panel using back exposure and structure of color filter panel
KR101564925B1 (ko) 컬러필터 기판 및 이의 제조 방법
US20110285955A1 (en) Display device and method for manufacturing display device
KR20170039855A (ko) 액정표시장치 및 그의 제조 방법
US20050001967A1 (en) Liquid crystal display panel and fabricating method thereof
JP2009075303A (ja) 電気光学装置の製造装置及び製造方法
CN110703492B (zh) 液晶显示面板及其制造方法
JP4703570B2 (ja) 積層基板
JP2007025066A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP2007108610A (ja) カラーフィルター及びそれを用いた液晶表示装置とその製造方法
JP4561552B2 (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法、及び、電子機器
JP2019060973A (ja) 液晶セルおよび液晶セルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070302

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928