JP2006266648A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヘッダタンクを構成する一対の分割部材を強固に接合できるとともに、ヘッダタンクの加工工程を少なくできる熱交換器を提供する。
【解決手段】 第1の分割部材23に、第2の分割部材24と当接する当接面26より突出する突起27を設けるとともに、第2の分割部材24に、突起27が挿入される貫通孔28を設けて、この貫通孔28に突起27を挿入した後、この突起27の先端をかしめ固定する。これにより、ヘッダタンク22を構成する分割部材23,24を強固に接合できる。また、上記の突起27を貫通孔より外部へ突出させる必要がなくて済み成形量を抑制できるので、突起27の成形にプレス加工あるいは鍛造加工を用いることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、炭酸ガス(CO)などの冷媒を用いて熱交換を行なう熱交換器に関する。
図32はこの種の熱交換器の全体構成を示す斜視図であり、この図32に示す熱交換器1は、複数積層されるチューブ2およびフィン3からなるコア部4と、チューブ2の積層方向に延び、チューブ2の両端がそれぞれ接続される一対のヘッダタンク5とから構成されている。このような熱交換器1の冷媒として炭酸ガスを用いる場合に高耐圧仕様となるため、構成部品の接合部を確実にロウ付けする必要があるが、実際にはヘッダタンク5の成形時の反りや組立状態によってロウ付け不良が発生するおそれがあった。
そこで、上述した従来の問題を解決する一手段として、例えば特許文献1に記載されている熱交換器が提案されている。これは図33および図34に示すようにヘッダタンク5が、内部に冷媒が流通する一対の流通部6が形成されるタンク部材7、およびタンク部材7に接合されるプレート部材8から構成されている。タンク部材7の幅方向の中央には内柱部9が形成され、プレート部材8と当接する当接面より突起10が突出している。タンク部材7の幅方向の中央には上記の突起10が挿入される貫通孔11が設けられている。このような従来のヘッダタンク5を組み立てる際、タンク部材7およびプレート部材8を接合し、タンク部材7の突起10をプレート部材8の貫通孔11に挿入して、この貫通孔11より突出する突起10の先端を塑性変形させてかしめ固定するとともに、タンク部材7の幅方向の両端をそれぞれ折り曲げてプレート部材8の両端の表面側に当接させるようになっている。これにより、タンク部材7およびプレート部材8を強固に接合することができる。
特開平11−351783号公報(段落番号0041、図8)
しかしながら、特許文献1に記載されているものでは、図35の(a)に示すようにタンク部材7の長手方向に延びる押出し材10aを設けた後、切削加工にて所定間隔をおいて切落し部10bを設けることにより突起10を形成するようになっていた。このように突起10を形成する際に切削加工が必要であるため、加工工数が嵩んでコストが上昇するという問題があった。なお、上記の切削加工の代わりに、プレス加工あるいは鍛造加工により突起10を形成することも考えられるが、この場合には突起10の突出寸法を貫通孔11の長さ寸法より大きくする必要があるため、プレス加工あるいは鍛造加工による成形量が大きくなり、局部的にタンク部材7の板厚が減少してタンク部材7の強度面への影響が及ぶというおそれがあった。
本発明は、上記のような従来技術を考慮してなされたもので、その目的は、ヘッダタンクを構成する一対の分割部材を強固に接合できるとともに、ヘッダタンクの加工工程を少なくすることのできる熱交換器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数積層されるチューブと、これらのチューブの積層方向に延びる一対のヘッダタンクとを有し、この一対のヘッダタンクが、互いに接合され、内部に冷媒が流通する流通部が形成される一対の分割部材から構成される熱交換器であって、前記分割部材の一方に、前記分割部材の他方と当接する当接面より突出する突起を設けるとともに、前記分割部材の他方に、前記突起が挿入される貫通孔を設けて、この貫通孔に前記突起を挿入した後、この突起の先端をかしめ固定する構成にしてある。
このように構成した本発明では、ヘッダタンクを構成する一対の分割部材を組み合わせて、分割部材の一方に設けられる突起を、他方に設けられる貫通孔に挿入した後、この貫通孔の開口端から突起の先端を押圧してかしめ固定する。これにより、ヘッダタンクを構成する一対の分割部材を強固に接合できる。また、上記の突起を貫通孔より外部へ突出させる必要がなくて済み、成形量を抑制できるので、突起の成形にプレス加工あるいは鍛造加工を用いることができる。これにより、従来のようにタンク部材の長手方向に延びる押出し材を設けて切削加工にて突起を形成するものに比べて、ヘッダタンクの加工工程を少なくすることができる。
本発明では、ヘッダタンクを構成する一対の分割部材を強固に接合できるとともに、ヘッダタンクの加工工程を少なくすることができる。したがって、炭酸ガスを用いて熱交換を行なう熱交換器として高耐圧性および耐久性に優れており、かつ製作費用が安い熱交換器が得られるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態に係る熱交換器の詳細を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕本発明の第1実施形態を図1〜図10に示す。
図1に示すように本実施形態の熱交換器20は、複数積層されるチューブ21と、これらのチューブ21の積層方向に延びる一対のヘッダタンク22からなり、このヘッダタンク22は、互いに接合される一対の分割部材23,24から構成されている。これらの分割部材23,24の内部に、冷媒が流通する一対の流通部25が形成されている。第1の分割部材23には、第2の分割部材24と当接する当接面26より突出する突起27が設けられるとともに、チューブ21の端部が接合されている。第2の分割部材24には、突起27が挿入される貫通孔28が設けられている。
この第1実施形態にあっては、突起27を形成する際に、図6に示すように第1の分割部材23の当接面26と反対側の下面29を図示しないパンチで押圧(プレス)して下面29側に凹部30を設けることにより、突起27を当接面26から前方(図6の上方)に押し出す。なお、図2および図3に示すように突起27の突出寸法D1は貫通孔28の長さ寸法D2以下に設定されている。
次いで、一対の分割部材23,24を組み立てる際、図5に示すように、第1の分割部材23の当接面26を第2の分割部材24に当接させるとともに、突起27を第2の分割部材24の貫通孔28に挿入する。次いで、図7の(a)に示すように、第2の分割部材24上にストリッパ(ワーク押え)31を当接した状態で、図7の(b)に示すように、上方より貫通孔28にパンチ31を挿入してプレスすることにより突起27の先端を押しつぶして、図7の(a)に示す当初の外径D3から図7の(b)に示すかしめ後の外径D4まで拡げる。また、図1および図2に示すように第1の分割部材23の両端部分を内側に折り曲げて第2の分割部材24の両端にかしめ固定する。
このようにして一対の分割部材23,24からなるヘッダタンク22を一体化した後、ヘッダタンク22内へチューブ21の端部を挿入し、この状態で加熱処理を施すことにより、ロウ材で一対の分割部材23,24を互いに接合するとともに、チューブ21端部をヘッダタンク22に接合する。
このように構成した第1実施形態では、一対の分割部材23,24の幅方向の中間部を突起27を介して連結したので、これらの分割部材23,24を強固に接合できる。さらに、突起27の先端を押しつぶすことにより分割部材23,24をかしめ固定するので、分割部材23,24間の接合箇所を確実に形成することができ、ロウ付け性の向上を図ることもできる。なお、ヘッダタンク22の内部の接合面が未接合状態にある場合には、機密検査により容易に発見できる。
また、この第1実施形態では、上記の突起27の突出寸法を貫通孔28の長さ寸法より小さく設定して成形量を抑制したので、プレス加工により第1の分割部材23の強度を損なうことなく突起27を成形することができ、従来のように切削加工にて突起を形成するものに比べて、ヘッダタンク22の加工工程を少なくできるとともに、材料の歩留まりを向上できる。
なお、上記実施形態では、突起27を円柱状に形成したが、本発明はこれに限定されず、図8に示すように、突起33の外径を根元から先端に向かって小さくなるように形成することにより、上記の突起33を第2の分割部材24の貫通孔28へ容易に挿入することができ、高精度の位置決めが要求されないため分割部材23,24の組立性を向上できる。
また、上記実施形態では、突起27および貫通孔28の各断面形状を円形とした場合を例示したが、それ以外の形状、例えば矩形に形成することもできる。
また、上記実施形態では、円柱状のパンチ31により突起27の先端をかしめ固定する場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、図9の(a)に示すように、円錐状の先端部34を有し、根元径D5より先端径D6が小さいテーパー付きパンチ35を用いることもできる。このテーパー付きパンチ35で突起27の先端をかしめ固定することにより、単位面積当たりの押圧力を高めることができるので、突起27の径方向への変形を容易に行なえる。その結果、図9の(b)に示す当初の外径D3から図9の(c)に示すかしめ後の外径D4まで突起27が拡がる。さらに、図10に示すように、先端に小径部36を有し、根元径D7より先端径D8が小さい段付きパンチ37を用いたり、あるいは上記の形状を組み合わせた先端部を有するパンチを用いても、同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、プレス加工により突起27を成形する場合を例示したが、プレス加工の代わりに鍛造加工により突起27を成形することもできる。
(第2実施形態)本発明の第2実施形態を図11〜図14に示す。なお、図11〜図14において前述した図1〜図10および図32〜図35に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
図11に示すように本実施形態では、図1〜図7に示す第1の実施形態に比べて、第2の分割部材24に段付き状の貫通孔41を形成し、この貫通孔41の当接面26側の内径D9より反対側の内径D10を大きく設定したことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
この第2実施形態にあっては、一対の分割部材23,24を組み立てる際、図14に示すように、第1の分割部材23の当接面26を第2の分割部材24に当接させるとともに、突起27を第2の分割部材24の貫通孔41に挿入する。次いで、突起27の先端をかしめ固定することにより、図11に示すように、突起27の先端が段付き状の貫通孔41内で径方向に押し広げられて、その結果、突起27の先端につば部42が形成される。
このように構成した第2実施形態でも、図1〜図7に示す第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに、上記第2実施形態では、突起27の先端に形成されるつば部42が段付き状の貫通孔41に嵌合するので、ヘッダタンク22を構成する一対の分割部材23,24間の接合面をより確実に密着されることができ、上記の接合面のロウ付け性を一層向上できる。
(第3実施形態)本発明の第3実施形態を図15〜図18に示す。なお、図15〜図18において前述した図1〜図14および図32〜図35に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
図15〜図18に示す第3実施形態では、図1〜図7に示す第1実施形態に比べて、第2の分割部材24に逆円錐状の貫通孔43を形成し、この貫通孔43の当接面26側の内径D11より反対側の内径D12を大きく設定したことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
この第3実施形態にあっては、一対の分割部材23,24を組み立てる際、図18に示すように、第1の分割部材23の当接面26を第2の分割部材24に当接させるとともに、突起27を第2の分割部材24の貫通孔43に挿入する。次いで、突起27の先端をかしめ固定することにより、図15に示すように、突起27が逆円錐状の貫通孔43内で径方向に押し広げられて、その結果、逆円錐状の突起44が形成される。
このように構成した第3実施形態でも、図1〜図7に示す第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに、上記第3実施形態では、突起27の先端をかしめ固定することにより形成した逆円錐状の突起44が貫通孔43に嵌合するので、ヘッダタンク22を構成する一対の分割部材23,24間の接合面が密着する方向に力が作用して、より確実にかしめ固定することができ、上記の接合面のロウ付け性を一層向上できる。
(第4実施形態)本発明の第4実施形態を図19〜図21に示す。なお、図19〜図21において前述した図1〜図18および図32〜図35に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
図19に示す第4実施形態では、図1〜図7に示す第1実施形態に比べて、突起27の成形工程をヘッダタンク22のプレス成形工程に組み込んだことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
この第4実施形態にあっては、図19に示すように、第1の分割部材23をストリッパ51上に置いて第1の分割部材23上にダイ52を載置し、突起27の断面積より大きな断面積を有するパンチ53で後方(図19の下側)から第1の分割部材23をプレスすることにより、当接面26より前方(図19の上側)へ突起27を押し出す。次いで、第1の分割部材23上からダイ52を取除き、第2の分割部材24を組み付けてプレス加工により突起27の先端をかしめ固定するとともに、第1の分割部材23の両端部分を内側に折り曲げて第2の分割部材24の両端にかしめ固定する。
このように構成した第4実施形態でも、図1〜図7に示す第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに、上記第4実施形態では、突起27の成形工程をヘッダタンク22のプレス成形工程に組み込んだので、ヘッダタンク22のプレス成形工程とは別に突起27の成形を行なう必要がなくて済み、ヘッダタンク22の加工工数を削減できる。
なお、上記第4実施形態では、第1の分割部材23から突起27を前方へ押し出す場合を例示したが、図20に示すように第1の分割部材23をダイ54上に置いてパンチ55で前方からプレスすることにより、突起27のみを残して周囲の部分を後方へ押し出す場合や、図21に示すように第1の分割部材23をストリッパ56上に置いて第1の分割部材23上にダイ57を載置し、突起27の断面積と同等の断面積を有するパンチ58で第1の分割部材23をプレスすることにより、突起27を前方へ押し出す場合も、それぞれ同様の効果が得られる。
(第5実施形態)本発明の第5実施形態を図22〜図25に示す。なお、図22〜図25において前述した図1〜図21および図32〜図35に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
図22〜図25に示す第5実施形態の熱交換器60では、図1〜図7に示す第1実施形態に比べて、第2の分割部材24に突起27が挿入される凹部61を設けて、この凹部61に突起27を挿入した後、第2の分割部材24を凹部61の反対側(図23の上側)から押圧(プレス)することにより、突起27をかしめ固定するようにしたことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
この第5実施形態にあっては、凹部61を設ける際に、第2の分割部材24の当接面26側を図示しないパンチで押圧(プレス)することにより、第2の分割部材24の反対側(図24の上側)に凸部62が形成される。次いで、一対の分割部材23,24を組み立てる際、図23に示すように、第1の分割部材23の当接面26を第2の分割部材24に当接させるとともに、突起27を第2の分割部材24の凹部61に挿入する。次いで、第2の分割部材24の凸部62を押圧して突起27をかしめ固定する。
このように構成した第5実施形態でも、図1〜図7に示す第1実施形態と同様に、一対の分割部材23,24の幅方向の中間部を突起27を介して連結したので、これらの分割部材23,24を強固に接合できる。さらに、突起27をかしめることにより分割部材23,24を固定するので、分割部材23,24間の接合箇所を確実に形成することができ、ロウ付け性の向上を図ることもできる。
また、この第5実施形態では、上記の突起27の突出寸法を第2の分割部材24の厚さより小さく設定して成形量を抑制したので、プレス加工により第1の分割部材23の強度を損なうことなく突起27を成形することができ、従来のように切削加工にて突起を形成するものに比べて、加工工程を少なくすることができるとともに、材料の歩留まりを向上できる。
なお、上記実施形態では、突起27および凹部61の各断面形状を円形としたが、それ以外の形状、例えば矩形に形成することもできる。
(第6実施形態)本発明の第3実施形態を図26〜図28に示す。なお、図26〜図28において前述した図1〜図25および図32〜図35に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
図26〜図28に示す第6実施形態では、図22〜図25に示す第5実施形態に比べて、第2の分割部材24に円錐状の凹部71を形成し、この凹部71の内径を入口側(図26の下側)から先端側(図26の上側)に向かって小さくなるように形成したことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
この第6実施形態にあっては、突起27を形成する際に、図26に示すように第1の分割部材23の当接面26と反対側の下面29を図示しないパンチで押圧(プレス)して凹部30を設けることにより、突起27を当接面26から押し出す。また、円錐状の凹部71を形成する際に、第2の分割部材24の当接面26側を図示しない円錐状のパンチで押圧(プレス)することにより、第2の分割部材24の反対側(図26の上側)に凸部72が形成される。
次いで、一対の分割部材23,24を組み立てる際、図27に示すように、第1の分割部材23をダイ73上に載せて、第1の分割部材23の当接面26を第2の分割部材24に当接させるとともに、突起27を第2の分割部材24の凹部71に挿入する。次いで、第2の分割部材24上にストリッパ(ワーク押え)74を当接した状態で、図28に示すように、パンチ75で凸部72をプレスして押し下げることによって、凸部72の下部が変形して突起27がかしめられる。
このように構成した第6実施形態でも、図22〜図25に示す第5実施形態と同様の効果が得られる。さらに、上記第6実施形態では、第2の分割部材24に形成した円錐状の凹部71は先細り形状になっているので、この凹部71に突起27を容易に挿入することができる。
なお、上記第6実施形態では、第1の分割部材23に円柱形の突起27を形成し、第2の分割部材24に円錐状の凹部71を形成したが、図29〜図31に示すように、第1の分割部材23に、外径が根元から先端に向かって小さくなるように円錐状の突起33を形成し、第2の分割部材24に円柱状の凹部61を形成する場合も、同様の効果が得られる。
本発明は、炭酸ガスを用いて熱交換を行なう熱交換器として高耐圧性および耐久性に優れており、かつ製作費用が安い熱交換器が得られるという効果があるので、高圧状態の炭酸ガス(CO)などの冷媒を用いる超臨界冷凍サイクル装置内のガスクーラや蒸発器に適用でき、その他通常の冷凍サイクル装置や車両エンジン用のクーラの用途にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係わる熱交換器を示す斜視図である。 第1実施形態の断面図である。 第1実施形態に設けられる第2の分割部材の断面図である。 第1実施形態に設けられる第1の分割部材の断面図である。 第1実施形態に設けられる第1の分割部材および第2の分割部材を組み合わせた状態を示す断面図である。 第1実施形態に設けられる第1の分割部材の成形工程を示す断面図である。 第1実施形態に設けられる突起をかしめ固定する工程を示す断面図である。 第1実施形態に設けられる突起の変形例を示す断面図である。 第1実施形態に用いられるテーパー付きパンチを示す説明図である。 第1実施形態に用いられる段付きパンチを示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係わる熱交換器を示す断面図である。 第2実施形態に設けられる第2の分割部材の断面図である。 第2実施形態に設けられる第1の分割部材の断面図である。 第2実施形態に設けられる第1の分割部材および第2の分割部材を組み合わせた状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係わる熱交換器を示す断面図である。 第3実施形態に設けられる第2の分割部材の断面図である。 第3実施形態に設けられる第1の分割部材の断面図である。 第3実施形態に設けられる第1の分割部材および第2の分割部材を組み合わせた状態を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係わる熱交換器の成形工程を説明する断面図である。 第4実施形態で用いられる他の成形工程を説明する断面図である。 第4実施形態で用いられるその他の成形工程を説明する断面図である。 本発明の第5実施形態に係わる熱交換器を示す斜視図である。 第5実施形態の断面図である。 第5実施形態に設けられる第2の分割部材の断面図である。 第5実施形態に設けられる第1の分割部材の断面図である。 本発明の第6実施形態に係わる熱交換器を示す斜視図である。 第6実施形態に設けられる突起をかしめる前の状態を示す断面図である。 第6実施形態に設けられる突起をかしめ固定した状態を示す断面図である。 第6実施形態に設けられる突起の変形例を示す断面図である。 図29に示す突起をかしめる前の状態を示す断面図である。 図29に示す突起をかしめ固定した状態を示す断面図である。 熱交換器の全体構成を示す斜視図である。 従来のヘッダタンクの断面図である。 図33のヘッダタンクの斜視図である。 図33のヘッダタンクに設けられる突起の成形工程を示す斜視図である。
符号の説明
20 熱交換器
21 チューブ
22 ヘッダタンク
23 第1の分割部材
24 第2の分割部材
25 流通部
26 当接面
27 突起
28 貫通孔
32 パンチ
33 突起
35 パンチ
37 パンチ
41 貫通孔
42 つば部
43 貫通孔
44 突起
51 ストリッパ
52 ダイ
53 パンチ
54 ダイ
55 パンチ
56 ストリッパ
57 ダイ
58 パンチ
60 熱交換器
61 凹部
62 凸部
71 凹部
72 凸部

Claims (7)

  1. 複数積層されるチューブ(21)と、これらのチューブ(21)の積層方向に延びる一対のヘッダタンク(22)とを有し、この一対のヘッダタンク(22)が、互いに接合され、内部に冷媒が流通する流通部(25)が形成される一対の分割部材(23,24)から構成される熱交換器(20)であって、
    前記分割部材の一方(23)に、前記分割部材の他方(24)と当接する当接面(26)より突出する突起(27,33)を設けるとともに、前記分割部材の他方(24)に、前記突起(27,33)が挿入される貫通孔(28,41,43)を設けて、この貫通孔(28,41,43)に前記突起(27,33)を挿入した後、この突起(27,33)の先端をかしめ固定するようにしたことを特徴とする熱交換器(20)。
  2. 複数積層されるチューブ(21)と、これらのチューブ(21)の積層方向に延びる一対のヘッダタンク(22)とを有し、この一対のヘッダタンク(22)が、互いに接合され、内部に冷媒が流通する流通部(25)が形成される一対の分割部材(23,24)から構成される熱交換器(60)であって、
    前記分割部材の一方(23)に、前記分割部材の他方(24)と当接する当接面(26)より突出する突起(27,33)を設けるとともに、前記分割部材の他方(24)に、前記突起(27,33)が挿入される凹部(61,71)を設けて、この凹部(61,71)に前記突起(27)を挿入した後、前記分割部材の他方(24)を前記凹部(61,71)の反対側から押圧することにより、前記突起(27,33)をかしめ固定するようにしたことを特徴とする熱交換器(60)。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱交換器(20,60)であって、前記突起(33)の外径を、根元から先端に向かって小さくなるように形成したことを特徴とする熱交換器(20,60)。
  4. 請求項1に記載の熱交換器(20)であって、前記分割部材の一方(23)にプレス加工または鍛造加工を施すことにより前記突起(27、33)を形成し、この突起(27,33)の突出寸法を前記貫通孔(28,41,43)の長さ寸法以下に設定したことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器(20)。
  5. 請求項1に記載の熱交換器(20)であって、前記貫通孔(41)を、前記当接面(26)側の内径より反対側の内径が大きい段付き状に形成したことを特徴とする熱交換器(20)。
  6. 請求項1に記載の熱交換器(20)であって、前記突起(27)の先端を、先端径が根元径より小さいパンチ(35,37)によりかしめたことを特徴とする熱交換器(20)。
  7. 請求項2に記載の熱交換器(60)であって、前記凹部(61)の内径を、入口側から先端側に向かって小さくなるように形成したことを特徴とする熱交換器(60)。
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