JP2006266479A - 圧送排水用管継手装置 - Google Patents
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Abstract
り、圧送排水用管継手として長時間の脈動水圧に耐え、耐振動性を持ち、必要十分な耐引き抜き力を発揮し、継手接続の信頼性を確保する。
【解決手段】 排水部から外部排出部に排水を圧送する管体を接続するための管継手装置について、管体11の外周面と継手リング15の内側斜面19との間に、複数個の剛体球25を配置したパッキング20を挿入し、継手リング15の締め付け時に内側斜面19の分力によって剛体球25を管体11の外周面に加圧する構成を有し、かつ継手リング15を締め付けるのとは独立に管体11の外周面を締め付ける、グリップ部30を継手部18とは別部品として有し、グリップ部30と継手リング15とを数箇所のボルト34によって共締めする構成を有する。
【選択図】 図1
Description
1)接続する2本の管端部に、円周廻りに多数のボルト孔を設けたフランジを溶接し、両フランジ間に例えばゴムから成るパッキングを挟み、両フランジをボルト締めして耐圧接続するものと、
2)接続する2本の管端部の外周にネジを切り、シーリングテープで防水処理後、両端に雌ねじ嵌合部を持った圧送用継手装置で両管を回転挿入し、耐圧接続するものがあった。しかし近年、耐久性、防音性及び環境性能の向上のために、内周に防錆樹脂処理を行った排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管(いわゆるDVLP)が多用されるようになり、管外層を加工する上記従来の方法を使用することができなくなってきた。
中、長さの単位はmmである。試験により、剛体球がクリープ(滑動)を起こして抜落に到ることが分かる(図8)。
る、管抜け防止用の締め付け金具も提供されている。しかし、この締め付け金具は、パッキングを内包する継手金具とともに数箇所のボルトによって共締めする構造であり、肉厚が均一であるため、ボルトナットを締め付けても、締め付け金具の内径変位は僅かであ
り、管外周面に対する締め付け金具内面による全面接触は行われず、把持力の向上を望むことは殆んどできないと考えられる。前記と同様に30cmの管材を継手装置で接続し、引き抜き荷重を印加する試験を行ったところ、A継手は2KN〜20KNで抜け出したのに対して、締め付け金具付きの継手は20KN〜30KNと、ばらつきは減少するが、引き抜き耐荷重は1.5倍程度増加するに過ぎず、摩擦力のみによる把持の限界を示している。なお摩擦力による把持では、ボルトにゆるみがある場合には、著しく把持力が低下する。剛体球を有するB継手では40KN〜60KNという耐引き抜き荷重を有するが、クリープ現象を阻止することができないため、圧送排水用管継手として十分な性能を発揮するものとはいえない。
で、例えば、建物の排水システムにおいて、排水部である内部の排水槽からポンプ等を用いて、外部排出部である外部排出路に圧送するケースなどが該当する。本発明を適用する管体については種類を問うものではなく、前記したDVLP管と称される排水用の硬質塩化ビニルライニング鋼管にも、また従来から使用されて来た鋼管にも適用可能である。
り、耐抜け出し力を向上させることができる。継手リングの締め付けの際には管上に挿入されているパッキングも締め付けられて前記A継手、B継手の場合と同じように摩擦力を増大し、管の抜け出し防止に寄与する。
き、この場合、各グリップ部分は各々の中央部にて2分されるため2部品となり、かつ予め離して設けられた端部を閉じる方向へボルトにより締め付ける構成を取る(図3参照)。各グリップ部分は、例えば円形を数等分し個々のグリップ部分がほぼ同形、同大のものとする。さらに、グリップ部は、管体外周面と接触可能な内周面に、管体の抜け方向力に対抗して摩擦抵抗力を高めるための摩擦増大部を有することが望ましい(図6参照)。摩擦増大部は、グリップ部の内周面に溝又は突部を形成すること、或いは摩擦抵抗力の大きいライニングなどを施すことによって得ることができる。
り、リング状のものをほぼ2等分したグリップ部分41、42は、2個1対のほぼ半円形状のものである。従って開閉可能な端部は左右2箇所31、32、31′、32′とな
り、左右夫々の開口部36、36′が締め付け手段のボルト、ナット34、35、34′、35′によって締め付けられ、1対のグリップ部分41、42の弾性で管体11を確実に把持する。
11 管体
12 継手管
14、14′ ボルト締め部
15 継手リング
16 ボルト
18 継手部
19、19′、19″ 内側斜面
20 パッキング
21 環状部
22 一端部分
23 他端部分
25 剛体球
30、40 グリップ部
31、32、31′、32′ 端部
33 ボルト穴
34、34′ ボルト
35、35′ ナット
36、36′ 開口部
41、42 グリップ部分
45 摩擦増大部
Claims (6)
- 排水部から外部排出部に排水を圧送する管体を接続するための管継手装置であって、管体の外周面と継手リングの内側斜面との間に、複数個の剛体球を配置したパッキングを挿入し、継手リングの締め付け時に内側斜面の分力によって剛体球を管体の外周面に加圧する構成を有し、かつ継手リングを締め付けるのとは独立に管体の外周面を締め付ける、グリップ部を継手部とは別部品として有し、グリップ部と継手リングとを数箇所のボルトによって共締めした構成を有することを特徴とする圧送排水用管継手装置。
- グリップ部は、開閉可能な端部を有するC−クランプ型の正面形状を有し、上記端部を閉じる方向へボルトにより締め付けるように構成されている請求項1記載の圧送排水用管継手装置。
- グリップ部は、挿入すべき管体の外径以下の内径を有しており、挿入時に端部を拡げて内径を管体の外径以上とし、挿入後、端部を拡げることを止めて径差により管体の外周面を締め付ける請求項1又は2記載の圧送排水用管継手装置。
- グリップ部は、弾性力によって把持力を発揮するもので、開閉可能な端部から次第に厚みの増す構造を有している請求項1又は2記載の圧送排水用管継手装置。
- グリップ部は、1対のほぼ半円形状のグリップ部分から成り、各グリップ部分は各端部を閉じる方向へボルトにより締め付けるように構成されている請求項1記載の圧送排水用管継手装置。
- グリップ部は、管体外周面と接触可能な内周面に管体の抜け方向力に対抗して摩擦抵抗を高めるための摩擦増大部を有している請求項1記載の圧送排水用管継手装置。
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JP2005089601A JP2006266479A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 圧送排水用管継手装置 |
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2005
- 2005-03-25 JP JP2005089601A patent/JP2006266479A/ja active Pending
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