JP2006266122A - エンジンのクランクシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型のポンプを使用せずともクランクシャフト内のオイル通路をオイルが通流しやすいように構成され、また、これに加えて複数のオイル通路を形成しやすいクランクシャフトを提供する。
【解決手段】 オイル通路47の入口47Aは、クランクジャーナル51の軸芯C1およびクランクピン52の軸芯C2の双方を含む平面Pとクランクジャーナル51の周面との交差箇所のうち、軸芯C1を基準としてクランクピン52側とは反対側に位置するジャーナル側交差箇所60からクランクジャーナル51の周方向へ離隔してその周部に形成され、出口47Bは、平面Pとクランクピン52の周面との交差箇所のうち、軸芯C2を基準としてクランクジャーナル52側とは反対側に位置するピン側交差箇所61に形成され、オイル通路47は、軸芯C1方向に沿って見た場合に、軸芯C1から離隔して形成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、エンジン内に備えられてオイル通路が形成されたクランクシャフトに関する。
エンジンには、4サイクルエンジンのように、内部でオイルを循環させて各所を潤滑及び冷却するものがある。即ち、エンジン内にはオイル通路が形成され、オイルは、クランクシャフトと連動回転するオイルポンプによって、前記オイル通路を通じて各所へ圧送される。このようなエンジンでは、クランクケース内に収容されたクランクシャフトに関しても、クランクジャーナルとジャーナル軸受部との間の摺接部分や、クランクピンとコネクティングロッドのビッグエンドとの間の摺接部分にもオイルが供給され、当該部分の潤滑及び冷却が行われる。
クランクシャフトに関する上記各摺接部分へオイルを供給する構成としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。この構成によれば、クランクシャフト(10)の回転軸芯に対して斜め方向へ、クランクジャーナル(12)の軸芯位置とクランクピン(16)の軸芯位置とを結ぶようにしてオイル通路(22)が形成されている(特許文献1の図2参照)。より詳しくは、オイル通路(22)は、クランクジャーナル(12)からクランクウェブ(14)を経由してクランクピン(16)へ延び、更にもう一方のクランクウェブ(14)を貫通して開口し、この開口には盲栓(40)が設けられている(特許文献1の図1参照)。
そして、クランクジャーナル(12)には、その径方向へ延びて該クランクジャーナル(12)を貫通する通路(20)が、オイル通路(22)に連通するように形成されている。また、クランクピン(16)には、その径方向へ延びて該クランクピン(16)を貫通する別の通路(24)が、オイル通路(22)に連通するように形成されている。
このようなクランクシャフト(10)を備えるエンジンの場合、ジャーナル軸受部(34)とクランクジャーナル(12)との隙間に供給されたオイルは、一部がジャーナル軸受部(34)とクランクジャーナル(12)との摺接部分へ供給され、残りは一方の通路(20)を通ってクランクジャーナル(12)内へ流入し、オイル通路(22)を通ってクランクピン(16)側へ送られる。更にこのオイルは、クランクピン(16)内の他方の通路(24)を通ってクランクピン(16)の外周面へ送られ、クランクピン(16)とコネクティングロッドのビッグエンドとの摺接部分へ供給されるようになっている。
実開昭61−58730号公報
ところで、エンジン内を循環するオイルは、クランクシャフトと連動回転するオイルポンプによって圧送され、一般にオイルの圧力は概ねオイルポンプの容量及びエンジンの回転数によって定められる。そして、クランクシャフト内のオイル通路を通ってクランクピンへ供給するオイルを考慮すると、エンジンの回転数が高くなるほど、換言すれば、クランクシャフトの回転数が高くなるほど、この回転数の約2乗に比例して、要求されるオイルの圧力は高くなる。
即ち、上述したようなオイル通路(22)及び通路(20,24)を有するクランクシャフト(10)の場合、はじめにオイルは通路(20)を通り、クランクジャーナル(12)の外周部から径方向に沿って、オイル通路(22)と連通するクランクジャーナル(12)の軸芯位置へ送られる。従って、クランクシャフト(12)の回転中は通路(20)内のオイルに、通流方向とは逆向きの遠心力が作用する。この遠心力はクランクシャフト(10)が高回転であればあるほど大きな値となって、オイルの通流を妨げる。
このような状況から、特許文献1に開示されたエンジンにおいて、高速回転中に適切にオイルを各所へ供給するためには、より大型のオイルポンプを備えてより高いオイルの圧力を確保する必要がある。しかしながら、オイルポンプが大型になると機械損失も大きくなる。
他方、上記特許文献1に示す構成の場合、オイル通路(22)と通路(20,24)とが、互いに異なる方向へ延設されている。従って、穿孔時に穿孔装置又はクランクシャフト(10)の向きの変更及び固定等の作業が必要であり、穿孔作業の容易化が困難である。
そこで本発明は、大型のオイルポンプを使用せずとも、クランクシャフト内のオイル通路をオイルが通流し易いように構成されたクランクシャフトを提供することを目的とする。また、これに加えて、オイル通路を比較的容易に形成することができるクランクシャフトを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであり、本発明は、エンジン内に備えられ、クランクジャーナル側からクランクピン側へオイルを導くオイル通路を有するクランクシャフトであって、前記オイル通路の入口は、前記クランクジャーナルの軸芯および前記クランクピンの軸芯の双方を含む平面と前記クランクジャーナルの周面との交差箇所のうち、前記クランクジャーナルの軸芯を基準として前記クランクピン側とは反対側に位置する交差箇所であるジャーナル側交差箇所から、前記クランクジャーナルの周方向へ離隔して、該クランクジャーナルの周部に形成され、前記オイル通路の出口は、前記平面と前記クランクピンの周面との交差箇所のうち、前記クランクピンの軸芯を基準として前記クランクジャーナル側とは反対側に位置する交差箇所であるピン側交差箇所に形成され、前記オイル通路は、前記クランクジャーナルの軸芯方向に沿って見た場合に、該クランクジャーナルの軸芯から離隔して形成されている。
このような構成とすることにより、オイル通路内を流れるオイルは、クランクジャーナルの軸芯へは向かわない。従って、クランクシャフトの回転中にオイルに作用する遠心力は低減され、クランクシャフト内のオイル通路をオイルが通流し易くなる。また、オイル通路の両開口が入口と出口とを構成することとなるため、盲栓を付ける必要もない。
更に、クランクピンとコネクティングロッドとの摺接部分へ好適にオイルを供給することができる。即ち、エンジンの燃焼室での爆発に伴って、クランクピンの周部の特定箇所に、大きな荷重(最大爆発荷重)が加わる。この特定箇所(最大爆発荷重点)とは、上記ピン側交差箇所からクランクシャフトの回転方向とは反対側へ向かった近傍に位置している。従って、上述したようにオイル通路の出口がクランクピンのピン側交差箇所に形成されることにより、エンジンの回転中、クランクピンの周部の最大爆発荷重点へオイルを適切に供給することができ、この部分を好適に潤滑及び冷却することができる。
また、前記オイル通路は、前記入口から前記出口へ至る間を直線通路状に形成してもよい。このような構成とすることにより、穿孔作業が容易化する。
また、前記オイル通路の入口は、前記ジャーナル側交差箇所に対し、前記クランクジャーナルの回転方向とは反対の周方向へ離隔して設けられ、クランクジャーナルの拡径方向に対して前記回転方向側へ向いて開口していてもよい。このような構成とすることにより、クランクシャフトの回転中、クランクジャーナルとジャーナル軸受部との間のオイルは、オイル通路の入口部分によってすくい上げられるようにしてオイル通路内へ導かれるため、オイルをオイル通路内へ供給しやすくなる。
また、前記オイル通路は、前記クランクジャーナルと、該クランクジャーナルを挟んで設けられた2つのクランクピンの夫々との間に設けられ、夫々のオイル通路は略平行に形成してもよい。このような構成とすることにより、複数のオイル通路が略平行に存在するため、オイル通路を形成するための穿孔作業が容易に行える。
本発明によれば、大型のオイルポンプを使用せずとも、クランクシャフト内のオイル通路をオイルが通流し易いように構成されたクランクシャフトを提供することができる。また、これに加えて、オイル通路を比較的容易に形成することができるクランクシャフトを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るエンジンのクランクシャフトについて、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、ロードスポーツタイプの自動二輪車の左側面図である。以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す自動二輪車1に搭乗したライダー(図示せず)から見た方向の概念と一致するものとする。
図1に示すように、自動二輪車1は前輪2及び後輪3を備え、前輪2は上下方向に延びるフロントフォーク5の下部にて回転自在に支持され、該フロントフォーク5の上部にはバー型のステアリングハンドル4が取り付けられている。フロントフォーク5は、これと平行に設けられたステアリングシャフト(図示せず)に支持されており、該ステアリングシャフトはヘッドパイプ6によって回転自在に支持されている。従って、ライダーがステアリングシャフト4を時計回り又は反時計回りに回動操作することにより、前輪2を所望の方向へ転向させることができる。
ヘッドパイプ6からは、車体の骨格を構成する左右一対のメインフレーム7(図1では左側のメインフレーム7のみを示している)が後方へ延設されており、該メインフレーム7の後部からは、ピボットフレーム(スイングアームブラケットともいう)8が下方へ延設されている。このピボットフレーム8に設けられたピボット9には、スイングアーム10の前端部が軸支されており、該スイングアーム10の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。
メインフレーム7の上方であってステアリングハンドル4の後方には燃料タンク12が設けられ、該燃料タンク12の後方には騎乗用のシート13が設けられている。また、左右のメインフレーム7間の下方にはエンジンEが搭載されている。このエンジンEは4気筒の4サイクルエンジンであり、後述するクランクシャフト50が車体の左右方向に一致するようにして設けられている。また、該エンジンE内には、後述するようにオイルを導く通路40〜48(図2参照)が形成されており、該通路40〜48を通じて潤滑用のオイルが各所へ供給される。このエンジンEの出力は、チェーン14を介して後輪3へ伝えられ、該後輪3が回転駆動することによって自動二輪車1に推進力が付与される。
自動二輪車1の前側部分、即ち、フロントフォーク5の上部、及びエンジンEの側方部分を覆うようにして、一体的に形成されたカウリング15が設けられている。ライダーは、シート13に跨って自動二輪車1に搭乗し、ステアリングハンドル4の端部に設けられたグリップ4Aを握り、且つエンジンEの後部近傍に設けられたステップに足を載せて走行する。
図2は、図1に示すエンジンEが備えるオイルの供給システムを示す模式図である。図2に示すようにエンジンEは、クランクケース20に一体に形成されて各気筒21,21,…を区分けするバルクヘッド20Aを備えている。各バルクヘッド20Aには中心を一致させて左右方向へ貫通する穴が形成され、該穴には筒状のメタル22が配されてジャーナル軸受23を構成している。そして、エンジンEが備えるクランクシャフト50は、そのクランクジャーナル51が上記ジャーナル軸受23によって回転自在に支持されている。なお、図2に示すクランクシャフト50は、4気筒のうち端から順に第1気筒21(211)及び第2気筒21(212)の2気筒分のみを表している。
一方、エンジンEは、クランクケース20の下方に潤滑用のオイルを蓄えるオイルパン25を備えている。また、オイルパン25の内底部の近傍にはストレーナ26が配設され、該ストレーナ26からはオイルポンプ27の入口へ至る通路40が延設されている。従って、オイルパン25内のオイルは、ストレーナ26から通路40を通じてオイルポンプ27へ吸い上げられるようになっている。
オイルポンプ27の出口からは、別の通路41がオイルフィルタ28の入口まで延設されており、オイルポンプ27から圧送されたオイルは該オイルフィルタ28にて異物を除去される。オイルフィルタ28の出口は、更に別の通路42を介してメインギャラリ43に通じている。該メインギャラリ43は、エンジンEが備えるオイル供給システムの大動脈を構成するものであってクランクケース20の壁部内を左右方向へ延設され、ここからエンジンE内の各方面へ適宜オイルが配送される。
即ち、メインギャラリ43の途中から通路44が分岐して設けられ、この通路44を通じて分配される一部のオイルはトランスミッション(図示せず)へ送られる。トランスミッションへ送られたオイルは、図示しないメインシャフト及びカウンターシャフトの支持部分や各ギヤの噛合部分を潤滑する。また、メインギャラリ43の左右の端部からは、クランクケース20の外壁部内を通る通路45(図2では左右の通路45のうち一方を示している)が延設されている。該通路45はクランクケース20の外壁部に沿って上方へ延びて、クランクケース20の上方に配置されたシリンダヘッド(図示せず)まで達しており、メインギャラリ43からの一部のオイルは、シリンダヘッドの上部に備えられた図示しないカムシャフト等へ、これらを潤滑するために送られる。
更に、メインギャラリ43の途中からは、別の通路46がバルクヘッド20A内を通ってジャーナル軸受23まで延設されている。ジャーナル軸受23を構成するメタル22は、その内周壁に周回溝22Aを有すると共に、該周回溝22Aにてメタル22の内外を貫通する複数の貫通孔(図示せず)を有している。この貫通孔は前記通路46に連通し、該通路46を通じてメインギャラリ43から供給されたオイルは、貫通孔を通じてメタル22の周回溝22A及びその周辺部分へ供給される。メタル22の周回溝22Aから漏れ出るオイルは、クランクジャーナル51とジャーナル軸受23との間の摺接部分を潤滑する。
後述するように、クランクシャフト50にはオイル通路47が形成されており、該オイル通路47は、クランクジャーナル51からクランクピン52へ向けて延設されている。即ち、図2においては、第1気筒211と第2気筒212とを区分けするバルクヘッド20Aに設けられたジャーナル軸受23に支持されるクランクジャーナル51から、第1気筒21(211)内に位置するクランクピン52(521)へ延びるオイル通路47(471)と、第2気筒21(212)内に位置するクランクピン52(522)へ延びるオイル通路47(472)とが設けられている。なお、本実施の形態においては、第1気筒211及び第2気筒212と、第3気筒及び第4気筒とは、互いに左右対称に構成されている。
これらのオイル通路47(471,472)は、クランクジャーナル51の周部にて開口する入口47Aを有し、該入口47Aを介してジャーナル軸受23のメタル22に形成された周回溝22Aとクランクジャーナル51の周部との間に形成された隙間に連通している。一方、クランクピン52には、上部にピストン54が連結されたコネクティングロッド53のビッグエンド53Aが回転自在に連結されている。そして、オイル通路47は、クランクピン52の周部にて開口する出口47Bを有し、該出口47Bを介してクランクピン52の周部とコネクティングロッド53のビッグエンド53Aの内周部との隙間に連通している。また、ビッグエンド53Aには、内周部と外部とを連通する通路48が貫通して形成されている。
従って、メインギャラリ43から通路46を通じてジャーナル軸受23の周回溝22Aへ供給されたオイルは、オイル通路47内を入口47Aから出口47Bへと送られ、コネクティングロッド53のビッグエンド53Aとクランクピン52との摺接箇所を潤滑する。更に、オイル通路47の出口47Bから排出されたオイルは、コネクティングロッド53のビッグエンド53Aに形成された通路48を通り、ピストン54の裏面へ噴射される。
図3は、図2に示すクランクシャフト50の全体構成を示す正面図であり、図4は、図3のIV矢視方向に沿って見たクランクシャフト50の平面図である。また、図5は、図3に示すクランクシャフト50をV-V矢視線によって切断したときの構成を示す断面図であり、便宜上、最も手前に存在するクランクピン522を実線で、その紙面裏側に存在するクランクジャーナル512を破線で、該クランクジャーナル512の更に紙面裏側に存在するクランクピン521を二点鎖線で示している。
既に一部を説明したが、図3及び図4に示すように、4気筒のエンジンEに備えられるクランクシャフト50は、一側方から他側方へ向かって5箇所にクランクジャーナル51(511〜515)を有し、隣り合う各クランクジャーナル51,51間には、第1〜第4気筒に対応してクランクピン52(521〜524)が配設されている。そして、隣り合うクランクジャーナル51,51と、その間に配設されたクランクピン52とは、クランクウェイト54が一体に形成されたクランクウェブ55によって接続されている。また、図5に示すように、エンジンE(図1参照)が駆動している間にクランクシャフト50は、図3のV-V矢視方向へ向いて見た場合にその軸芯C1を中心として時計回りに回転する。
このクランクシャフト50には、4本のオイル通路47(471〜474)が形成されている。即ち、第1気筒211及び第2気筒212(図2参照)に対応するクランクピン52(521,522)の夫々と、その間に位置するクランクジャーナル51(512)との間には、オイル通路47(471,472)が形成され、第2気筒及び第3気筒(図示せず)に対応するクランクピン52(523,524)の夫々と、その間に位置するクランクジャーナル51(514)との間には、オイル通路47(473,474)が形成されている。これらのオイル通路471,472とオイル通路473,474とは、クランクシャフト50の長手方向の中央位置を通ってクランクシャフト50の軸芯(即ち、クランクジャーナル51の軸芯)C1に直交する線分を基準として互いに対称(本実施の形態においては左右対称)に形成されている。従って、重複した説明を避けるため、以下ではオイル通路471,472について詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、オイル通路471は直線的な通路形状に構成され、クランクジャーナル512からクランクピン521へ向かって延設されている。そして、オイル通路471の入口47A(471A)は、クランクジャーナル512の周部における特定の位置に形成され、出口47B(471B)は、クランクピン521の周部における特定の位置に形成されている。
即ち、図5に示すように、クランクジャーナル512の軸芯C1及びクランクピン521の軸芯C2の双方を含む平面Pを想定する。該平面Pとクランクジャーナル512との交差箇所(線分)は該クランクジャーナル512の周面上に2つ存在し、そのうちクランクジャーナル512の軸芯C1を基準としてクランクピン521側とは反対側に位置する交差箇所をジャーナル側交差箇所60とする。すると、オイル通路471の入口471Aは、クランクジャーナル512の周部において、ジャーナル側交差箇所60から反時計回りの周方向(即ち、クランクジャーナル512の回転方向とは反対の周方向)へ離隔した位置に形成されている。更に、図5において、クランクジャーナル512の軸芯C1及びジャーナル側交差箇所60を結ぶ線分と、軸芯C1及び入口471の開口中心を結ぶ線分とが間に形成する角度Aは鋭角になっている。
また、平面Pとクランクピン521との交差箇所(線分)は該クランクピン521の周面上に2つ存在し、そのうちクランクピン521の軸芯C2を基準としてクランクジャーナル512側とは反対側に位置する交差箇所をピン側交差箇所61とする。すると、オイル通路471の出口471Bは、クランクピン521の周部においてピン側交差箇所61に形成されている。より詳しくは、図5において、出口471Bの開口内に上記ピン側交差箇所61を含むように該出口471Bは構成されている。
このような入口471A及び出口471B間を結んで、オイル通路471は直線通路状に形成されているため、クランクジャーナル512の軸芯C1に沿って見た場合、オイル通路471は該軸芯C1から離隔した位置を通って延設されている。また、入口471Aは、クランクジャーナル512の拡径方向に対し、該クランクジャーナル512の回転方向側へ傾斜して開口している。
他方、図3及び図4に示すように、オイル通路472も直線的な通路形状に構成され、クランクジャーナル512からクランクピン522へ向かって延設されている。このオイル通路472は、上述したオイル通路471と略平行にして形成されており、クランクジャーナル512の周部における特定の位置に入口472Aを有し、クランクピン522の周部における特定の位置に出口472Bを有している。そして、入口472A及び出口472Bの構成を含むオイル通路472の構成は、上述したオイル通路471の構成に関する説明において、クランクピン521をクランクピン522に置き換えることによって説明されるので、ここでは省略する。
図6は、上述したような構成のクランクシャフト50が回転したときのオイルの流れを説明するための模式的図面であり、説明の便宜上から、主にオイル通路471を流れるオイルの説明に関連する構成を示している。図6に示すように、クランクシャフト50が時計回りに回転すると、ジャーナル軸受23(図2参照)が有するメタル22の周回溝22Aとクランクジャーナル512の外周面との隙間に存在するオイルは、入口471Aを通ってオイル通路471へ流入する。
ここで、上述したように入口471Aは、クランクジャーナル512の拡径方向に対して該クランクジャーナル512の回転方向側へ傾いて開口しているため、オイルが流入しやすくなっている。即ち、図7に示すように、入口471Aの近傍に位置し、単位体積を有する密度ρのオイルX1(図7中では黒丸で示している)に着目すると、このオイルX1には自身の圧力に起因して全方位へ向く力fPが作用している。また、クランクジャーナル512の回転により、入口471Aに対してオイルX1は相対速度vで接近する。すると、入口471Aの開口方向(即ち、オイル通路471の延設方向)と相対速度vの方向とが形成する角を角度αと置くと、単位体積を有するオイルX1に生じる入口471Aの開口方向の運動量p1は、
1=fP・Δt+ρ・v・cosα …(1)
となる。
一方、仮に入口471Aが傾斜せずにクランクジャーナル512の拡径方向へ向いて開口していた場合、単位体積を有するオイルに生じる入口471Aの開口方向の運動量p2は、上記(1)式における右辺第1項のみで表される。従ってp1とp2とを比較するとp1>p2であり、本実施の形態に係るオイル通路471の入口471Aは、オイルが流れ込みやすい構成になっていることが分かる。
次に、入口471Aから流入したオイルは、オイル通路471を通ってその出口471Bへ向かう。この途中、オイル通路471がクランクジャーナル512の軸芯C1から離隔した構成になっているため、オイルは出口471B側へ通流しやすくなっている。即ち、図8に示すように、オイル通路471の全長のうち、入口471Aから、クランクジャーナル512の軸芯C1に最近接する地点までの領域471C(図8中では濃い網掛けをしてその領域を示している)に存在するオイルに着目すると、クランクジャーナル512の回転中、この領域471Cのオイルにはクランクジャーナル512の拡径方向へ向く遠心力F1が作用する。そして、この遠心力F1のうち、オイルの通流方向成分をF2とすると、
2=F1・cosβ …(2)
である。ここでβは、遠心力F1の方向とオイルの通流方向(オイル通路471の延設方向)とが形成する鋭角である。このように本実施の形態に係るオイル通路471の場合、領域471C内のオイルには、拡径方向への遠心力F1のうちの分力F2(<F1)のみが作用するため、遠心力に起因する通流抵抗を低減することができ、オイルが出口471Bへ向かって流れやすい構成になっている。なお、オイル通路471において領域471Cよりも出口471B寄りに位置するオイルには、出口471Bへ向かう遠心力が作用している。
図6に示すように、オイル通路471内を通流したオイルは、クランクピン521の周部におけるピン側交差箇所61にて開口する出口471Bから排出される。排出されたオイルは、クランクピン521とコネクティングロッド53のビッグエンド53Aとの隙間を満たす。出口471Bから排出されたオイルはクランクピン521の回転に伴い、出口471Bから、クランクピン521の回転方向とは反対方向へと流れやすい。従って、クランクピン521の周上であって、出口471Bからクランクピン521の回転方向とは反対方向の近傍に位置する部分62には、特に十分な量のオイルが供給される。
この部分62には十分にオイルを供給することが好ましく、上述したクランクシャフト50はこの点においても好適な構成になっている。詳説すると、エンジンEは各気筒の燃焼室(図示せず)内で適切な爆発が生じることによって駆動する。図2に示す第1気筒211を例にすると、第1気筒211の燃焼室(図示せず)内で適切な爆発が生じると、燃料ガスの膨張に伴ってピストン54は下降する。ピストン54の下降によりコネクティングロッド53は押し下げられ、そのビッグエンド53Aはクランクシャフト50のクランクピン521に強く接触する。この接触荷重のうち最大値を有するのが最大爆発荷重であり、この最大爆発荷重が加わるクランクピン521の周上の位置は、上述した部分62(図6参照)と概ね一致し、ピン側交差箇所61からクランクピン521の回転反対方向へ向かって近傍に位置している。従って、本実施の形態に係るクランクシャフト50の場合、クランクピン521の周上において、最大爆発荷重が加わる部分62に十分な量のオイルが供給されるため、適切に潤滑が行われるという顕著な効果を得ることができる。
上述したように、本実施の形態に係るクランクシャフト50は、オイル通路471をオイルが通流しやすいため、オイルポンプ27の大型化を抑制しつつクランクピン521側へ十分にオイルを供給することができる。また、供給されたオイルは、クランクピン521の周上において最大爆発荷重が加わる部分62を適切に潤滑可能である。これらの作用及び効果は、オイル通路471及びクランクピン521のみならず、他のオイル通路472〜474及びクランクピン522〜524についても同様に生じる。
更に、オイル通路471,472は互いに略平行に構成されているため、クランクシャフト50にオイル通路471,472を穿孔する作業も容易に行える。即ち、オイル通路471,472が互いに略平行であるため、一方の通路を穿孔した後に他方の通路を穿孔する際、穿孔装置の向きを変更したり、クランクシャフト50の向きを変えて固定し直したりする必要がない。オイル通路473,474に関しても同様である。
本実施の形態では、ロードスポーツタイプの自動二輪車1に搭載した直列4気筒のエンジンEを例にして説明したが、これに限られない。例えば、他のタイプの自動二輪車や、四輪車に搭載したエンジンのクランクシャフトに適用してもよく、直列4気筒に換えて並列多気筒やV型多気筒エンジンのクランクシャフトに適用してもよい。
本発明に係るクランクシャフトは、クランクピンへより適切にオイルを供給する必要のあるクランクシャフトに適用することができる。また、これに加えて本発明は、オイル通路を比較的容易に形成しようとするクランクシャフトに適用することができる。
本発明の実施の形態に係るクランクシャフトを備えるエンジンを搭載した自動二輪車の左側面図である。 図1に示すエンジンが備えるオイルの供給システムを示す模式図である。 図2に示すクランクシャフトの全体構成を示す正面図である。 図3のIV矢視方向に沿って見たクランクシャフトの平面図である。 図3に示すクランクシャフトをV-V矢視線によって切断したときの構成を示す断面図である。 本実施の形態に係るクランクシャフトが回転したときのオイルの流れを説明するための模式的図面である。 図6に示すクランクシャフトのオイル通路内及びその入口近傍に存在するオイルに生じる通流方向の力を説明するための模式的図面である。 図6に示すクランクシャフトのオイル通路内のオイルに生じる遠心力を説明するための模式的図面である。
符号の説明
40〜48 通路
43 メインギャラリ
47,471〜474 オイル通路
47A,471A,472A 入口
47B,471B,472B 出口
50 クランクシャフト
51,511〜515 クランクジャーナル
52,521〜524 クランクピン
60 ジャーナル側交差箇所
61 ピン側交差箇所
1 軸芯(クランクジャーナルの軸芯)
2 軸芯(クランクピンの軸芯)
E エンジン

Claims (4)

  1. エンジン内に備えられ、クランクジャーナル側からクランクピン側へオイルを導くオイル通路を有するクランクシャフトであって、
    前記オイル通路の入口は、前記クランクジャーナルの軸芯および前記クランクピンの軸芯の双方を含む平面と前記クランクジャーナルの周面との交差箇所のうち、前記クランクジャーナルの軸芯を基準として前記クランクピン側とは反対側に位置する交差箇所であるジャーナル側交差箇所から、前記クランクジャーナルの周方向へ離隔して、該クランクジャーナルの周部に形成され、
    前記オイル通路の出口は、前記平面と前記クランクピンの周面との交差箇所のうち、前記クランクピンの軸芯を基準として前記クランクジャーナル側とは反対側に位置する交差箇所であるピン側交差箇所に形成され、
    前記オイル通路は、前記クランクジャーナルの軸芯方向に沿って見た場合に、該クランクジャーナルの軸芯から離隔して形成されていることを特徴とするクランクシャフト。
  2. 前記オイル通路は、前記入口から前記出口へ至る間が直線通路状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフト。
  3. 前記オイル通路の入口は、前記ジャーナル側交差箇所に対し、前記クランクジャーナルの回転方向とは反対の周方向へ離隔して設けられ、クランクジャーナルの拡径方向に対して前記回転方向側へ向いて開口していることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランクシャフト。
  4. 前記オイル通路は、前記クランクジャーナルと、該クランクジャーナルを挟んで設けられた2つのクランクピンの夫々との間に設けられ、夫々のオイル通路は略平行に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のクランクシャフト。
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