JP2006263961A - インクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤及び生分解性インクジェット記録媒体 - Google Patents

インクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤及び生分解性インクジェット記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 環境問題に配慮した受容層を得ることができるインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を提供するとともに、このインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を塗工した生分解性インクジェット記録媒体を提供する。
【解決手段】 シリカと、シリカに対して5〜200質量%のポリ乳酸系樹脂と、シリカに対して3〜10質量%の3価以上の水溶性金属塩とを含有することを特徴とするインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤、およびこれを生分解性基材に塗工してなる生分解性インクジェット記録媒体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤に関する。さらに詳しくは、結着剤にポリ乳酸系樹脂を用い、生分解性基材との接着性に優れたインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤に関する。
インクジェットプリンターによる印刷は、高画質のフルカラー印刷が容易に行え、ランニングコストが低いことなどの利点から様々な使用条件のもとで行われている。特に近年では大型のインクジェット装置が開発され、鮮明なフルカラー印刷を施した懸垂幕や横断幕などの製造が可能になった。その印刷基材は、紙類のみならず、樹脂フィルムや繊維の布帛やメッシュなど多岐にわたる。
近年では、環境への配慮という点から、印刷基材として、廃棄時にも環境への負担が少ない生分解性樹脂からなる基材が注目されており、特にポリ乳酸樹脂は植物由来の樹脂であることなどからも最も注目され、ポリ乳酸樹脂を原料として用いたフィルム、布帛、メッシュが商品化されてきている。
また、印刷基材上に設けられるインク受容層は、インクジェット記録媒体用コーティング剤を基材上に塗工することにより形成されている。例えば、インク受容層用コーティング剤としては、特許文献1、2のような技術が開示されている。しかしながら、いずれもコーティング剤の樹脂成分として、アクリル系やアクリルスチレン系の重合体が使用されているため、廃棄時に環境に負荷を与え、また前述の環境に配慮した生分解性印刷基材に用いるには、意義の面で満足できるものではなかった。
特開2002−274014号公報 特開2004−216804号公報
本発明は、環境問題に配慮した受容層を得ることができるインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を提供するとともに、このインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を塗工した生分解性インクジェット記録媒体を提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ポリ乳酸系樹脂、シリカおよび水溶性の金属塩を含むインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤から形成された受容層は、ポリ乳酸系樹脂を結着剤として利用することで環境にやさしいのみならず、ポリ乳酸系樹脂をはじめとする生分解性を有する基材との密着性に優れていることをも見出し、この知見に基づいて本発明に到達した。
すなわち本発明の要旨は下記の通りである。
(1)シリカと、シリカに対して5〜200質量%のポリ乳酸系樹脂と、シリカに対して3〜10質量%の3価以上の水溶性金属塩とを含有することを特徴とするインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤。
(2)3価以上の水溶性金属塩がアルミニウム塩であることを特徴とする(1)記載のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤。
(3)ポリ乳酸樹脂に対して1〜50質量%の可塑剤を含有することを特徴とする(1)または(2)記載のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤。
(4)上記(1)〜(3)に記載のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を生分解性基材に塗工してなる生分解性インクジェット記録媒体。
本発明によれば、ポリ乳酸系樹脂、シリカ、および水溶性の金属塩を混合することで、ポリ乳酸系樹脂からなる基材に受容層付与できるインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤が簡便に得られ、経済的、省資源的に有利な方法で実用的かつ環境問題に配慮した生分解性インクジェット記録媒体を製造することができる。また、得られた生分解性インクジェット記録媒体は、印刷性および耐水性に優れている。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤は、ポリ乳酸系樹脂、シリカ、および水溶性の金属塩を水性媒体に含有させたものである。
ここで、水性分散体とは、水を主成分とする分散体であり、水性媒体の60質量%以上が水であることが好ましい。水以外の溶媒を混合する場合には、親水性の有機溶剤を用いることが好ましい。親水性の有機溶剤の具体例としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、sec−アミルアルコール、tert−アミルアルコール、1−エチル−1−プロパノール、2−メチル−1−ブタノール、n−ヘキサノール、シクロヘキサノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル等のアルコール類、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸−tert−ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、炭酸ジメチル等のエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジアセトンアルコール、アセトニトリル、そのほか、アンモニアを含む、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、N−ジエタノールアミン、3−メトキシプロピルアミン、3−ジエチルアミノプロピルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン等の有機アミン化合物等を挙げることができる。
また、上記の水性媒体中に各成分が含有された状態としては、保存安定性、取り扱いの容易さ、環境保護などの理由から、ポリ乳酸系樹脂とシリカとが、いずれも水性媒体に微粒子として分散し、3価以上の水溶性の金属塩が水性媒体に溶解した状態が好ましい。
本発明で使用されるシリカに制限はないが、分散安定性の観点から1μm以下の粒子径を有するものが好ましく、特に、コロイダルシリカが好ましい。コロイダルシリカとは、コロイド状に水に分散させた超微粒子シリカゾルであり、その一次粒子径は通常2〜100nmの範囲である。コロイダルシリカはコロイダルリン酸アルミニウムやメタアルミン酸イオン等の金属イオンなどで表面処理されていてもよく、また、単分散のものであってもよいし、粒子が特殊処理によってパールネックレス状に連なったり、分岐して繁がったり、50〜500nmの凝集体になっていてもよい。
上記のコロイダルシリカの製造方法は特に限定されず、市販されたシリカ水分散体を使用することもできる。例えば、日産化学工業社製「スノーテックス」シリーズ、水沢化学社製「ミズカシル」シリーズなどがある。
本発明で使用されるポリ乳酸系樹脂の原料としては、乳酸類およびヒドロキシカルボン酸類等がある。乳酸系の具体例として、L−乳酸、D−乳酸、DL−乳酸、それらの混合物や乳酸の環状2量体のラクタイドがあげられる。また、乳酸類と併用できるヒドロキシカルボン酸類の具体例としては、グリコール酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ吉草酸、5ーヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキシカルボン酸を挙げることができ、さらに、ヒドロキシカルボン酸の環状エステル中間体、例えば、グリコール酸の2量体であるグリコライドや6−ヒドロキシカプロン酸の環状エステルであるε−カプロラクトンがあげられる。
ポリ乳酸系樹脂の製造方法は特に限定されないが、例えば、ポリ乳酸の場合、L−乳酸、D−乳酸、DL−乳酸を直接脱水重縮合する方法や、乳酸の環状2量体であるラクタイドを開環重合する方法があげられる。また、市販されているものを用いてもよい。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤には、シリカに対して5〜200質量%のポリ乳酸系樹脂を含有している必要があり、好ましくは10〜100質量%、より好ましくは30〜70質量%である。ポリ乳酸系樹脂の割合が5質量%未満では、このインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を用いて得られる受容層の基材との密着性が低下する場合がある。一方、シリカの割合が200質量%を超えると、インクの吸収性が不十分になることがある。
ポリ乳酸系樹脂を水性媒体に微粒子として分散させた際、その数平均粒子径に制限はないが、水性分散体の液混合性の観点から2μm未満が好ましく、低温造膜性およびこれにともなう密着性の観点から1μm以下がより好ましい。ポリ乳酸系樹脂の数平均粒子径が2μmを超える場合、混合安定性が不十分となる場合がある。ここで、上記ポリ乳酸系樹脂の数平均粒子径は、後述のシリカと同様動的光散乱法によって測定される。
ポリ乳酸系樹脂水性分散体の製造方法は特に限定されず、転相乳化法、強制乳化法などが挙げられ、例えば、密閉可能な容器にポリ乳酸系樹脂、塩基性化合物、親水性有機溶剤などの原料を投入し、次いで、槽内の温度を45〜200℃、好ましくは60〜150℃、さらに好ましくは80〜120℃の温度に保ちつつ、好ましくは粗大粒子が無くなるまで(例えば、5〜120分間)攪拌を続けることによりポリ乳酸系樹脂を十分に分散化させ、その後、好ましくは攪拌下で40℃以下に冷却することにより、分散体を得ることができる。槽内の温度が45℃未満の場合は、ポリ乳酸系樹脂の分散化が困難になる。槽内の温度が200℃を超える反応は不経済なので好ましくない。その後、親水性有機溶剤を留去して、ポリ乳酸系樹脂水性分散体を得ることができる。このようにして得られるポリ乳酸系樹脂水性分散体だけでなく、本発明で用いられるポリ乳酸系樹脂水性分散体としては、さらに市販されているポリ乳酸系樹脂水性分散体を用いてもよく、例えば、ユニチカ株式会社製LAEシリーズ、第一工業製薬株式会社製プラセマL110やミヨシ油脂株式会社製ランディPLシリーズなどがあげられる。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤は、3価以上の水溶性金属塩が、シリカに対して3〜10質量%含有している必要があり、好ましくは3〜8質量%、より好ましくは5〜7質量%である。3価以上の水溶性金属塩の割合が3質量%未満では、このインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を用いて得られる受容層の耐水性および発色性が不十分になることがある。一方、金属塩の割合が10質量%を超えて添加しても効果は飽和しており不経済である。
上記の3価以上の水溶性金属塩は特に限定されないが、入手のしやすさ及び取り扱いの容易さから、特にアルミニウム塩が好ましい。アルミニウム塩としては、硫酸アルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硝酸アルミニウム、乳酸アルミニウム等が挙げられ、これらは2種類以上混合して用いてもよい。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の製造方法は、特に限定されない。例えば、ポリ乳酸系樹脂粒子とコロイダルシリカとの分散安定性の観点から、ポリ乳酸系樹脂の水性分散体と、コロイダルシリカと、金属塩またはその水溶液とを別々に調製しておき、これを混合して得る方法が好ましい。
別々の操作によって得られたポリ乳酸系樹脂水性分散体と、コロイダルシリカと、金属塩またはその水溶液とを混合する場合には、ポリ乳酸系樹脂水性分散体に、コロイダルシリカと、金属塩またはその水溶液とを加えて混合してもよく、コロイダルシリカに、ポリ乳酸系樹脂水性分散体と、金属塩またはその水溶液とを加えて混合してもよく、金属塩の水溶液に、ポリ乳酸樹脂系水性分散体と、コロイダルシリカとを混合してもよく、混合順序は任意である。使用する装置としては、液/液撹拌装置として広く知られている装置を使用することが可能であり、混合液の分散性が良好であるため、極めて短時間かつ簡単な混合操作でよい。また、混合液の分散安定性を維持するために、必要に応じて、混合液のpHが8〜12になるようにpH調整を行うことが好ましい。さらに、混合後の固形分濃度の調整方法としては、例えば、所望の固形分濃度となるように水性媒体を留去したり、水により希釈したりする方法が挙げられる。また、塗工性能を向上させるために沸点が100℃以下の親水性有機溶剤、例えばメタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン等のエーテル類があげられ、2種以上混合してもよい。これらの親水性有機溶剤の中でも、低温乾燥性の点からエタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコールが特に好ましい。これらの親水性有機溶剤を加える場合は、ポリ乳酸系樹脂水性分散体と、コロイダルシリカと、金属塩またはその水溶液とを混合した後に加えるのが好ましい。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤における固形分濃度すなわちポリ乳酸系樹脂、シリカ、および金属塩の総濃度は1〜40質量%が好ましい。固形分濃度が1質量%以下では、基材に塗工する際に十分な厚さの被膜を形成しにくくなる傾向があり、一方40質量%を超えると、シリカの分散性が不十分になることがある。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤には、柔軟性、造膜性および接着性を向上させるために可塑剤を配合することが好ましい。可塑剤の配合割合は、ポリ乳酸系樹脂に対して1〜50質量%の範囲であることが好ましく、5〜30質量%の範囲であることがより好ましく、10〜20質量%の範囲であることが特に好ましい。配合量が1質量%未満であると添加効果が小さく、50質量%を超えると耐ブロッキング性や被膜の耐水性が低下する傾向にある。
可塑剤としては、エーテルエステル系可塑剤、オキシ酸エステル系可塑剤、グリセリンエステル系可塑剤、多塩基酸エステル系可塑剤、多価アルコールエステル系可塑剤、ロジンエステル系可塑剤、フタル酸誘導体系可塑剤、ポリヒドロキシカルボン酸系可塑剤などが挙げられる。
エーテルエステル系可塑剤の具体例としては、ビスメチルジエチレングリコールアジペート、ビスブチルジエチレングリコールアジペート、ビス[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]アジペート、トリエチレングリコールジプロピオネートなどが挙げられる。
オキシ酸エステル系可塑剤の具体例としては、アセチルリシノール酸メチル、アセチルリシノール酸ブチル、アセチルクエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリブチルアセテート、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチルなどが挙げられる。
グリセリンエステル系可塑剤の具体例としては、グリセリンモノカプレート、グリセリンモノラウレート、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレート、グリセリンジパルミテート、グリセリンジステアレート、グリセリンジオレート、グリセリントリアセテート、グリセリントリプロピオネート、グリセリントリブチレート、グリセリンジアセトモノカプリレート、グリセリンジアセトモノカプレート、グリセリンジアセトモノラウレート、グリセリンジアセトモノミリスチレート、グリセリンジアセトモノパルミテート、グリセリンジアセトモノステアレート、グリセリンジアセトモノオレート、グリセリンジアセトモノリノレネート、グリセリンモノアセトジカプリレート、グリセリンモノアセトジカプレート、グリセリンモノアセトジラウレート、ジグリセリン酢酸エステルなどが挙げられる。
多塩基酸エステル系可塑剤の具体例としては、ジメチルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジイソブチルアジペート、ジブチルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジブチルジグリコールアジペート、ジブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケートなどが挙げられる。
多価アルコールエステル系可塑剤の具体例としては、ジエチレングリコールジベンゾエート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノオレイルエーテル、ジエチレングリコールジアセテート、トリエチレングリコールジアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノオレイルエーテルなどが挙げられる。
ロジンエステル系可塑剤の具体例としては、アビエチン酸メチル、アビエチン酸ジエチルグリコール、2−ヒドロアビエチン酸ジエチレングリコール、2−ヒドロキシアビエチン酸ジエチレングリコール、ロジンのモノエチレングリコールエステル、ロジンのペンタエリトリットエステルなどが挙げられる。
フタル酸誘導体系可塑剤の具体例としては、エチルフタリルエチルグリコレート、エチルフタリルブチルグリコレート、ブチルフタリルブチルグリコレートなどが挙げられる。
ポリヒドロキシカルボン酸系可塑剤の具体例としては、ポリカプロラクトン、ポリプロピオラクトンなどが挙げられる。
これらの可塑剤は単独で使用してもよく、あるいは2種類以上を併用してもよい。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤には、より接着性を向上させるために粘着付与剤を配合してもよい。粘着付与剤の配合割合は、ポリ乳酸系樹脂に対して5〜100質量%の範囲であることが好ましく、10〜70質量%の範囲であることがより好ましく、20〜50質量%の範囲であることが特に好ましい。配合量が5質量%未満であると添加効果が小さく、100質量%を超えると耐ブロッキング性や被膜が著しく低下する傾向にある。
粘着付与剤としては天然物系粘着付与樹脂が好ましく、天然物系粘着付与樹脂としては、テルペン系樹脂やロジン系樹脂が挙げられる。テルペン系樹脂としては、テルペン樹脂、テルペンフェノール系樹脂、芳香族変性テルペン樹脂等が挙げられる。一方、ロジン系樹脂としては、ロジン、重合ロジン、水添ロジン、ロジンエステル、水添ロジンエステル、ロジンフェノール樹脂等が挙げられる。
これらは、混合の容易さから水性分散体の形態をとっていることが好ましく、水性分散体の液混合性の観点からその数平均粒子径は2μm未満が好ましい。また、これらの粘着付与剤は単独で使用してもよく、あるいは2種類以上を併用してもよい。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤には、耐溶剤性等の性能を向上させるために架橋剤を配合してもよい。架橋剤の配合割合は、ポリ乳酸系樹脂に対して0.1〜30質量%の範囲であることが好ましく、0.1〜20質量%の範囲であることがより好ましい。配合量が0.1質量%未満であると添加効果が小さく、30質量%を超えるとフィルムとの密着性が低下する傾向にある。
架橋剤としては、自己架橋性を有する化合物、カルボキシル基と反応する官能基を分子内に複数個有する化合物、多価の配位座を有する金属塩等を用いることができ、例えば、イソシアネート化合物、メラミン化合物、尿素化合物、エポキシ化合物、カルボジイミド化合物、オキサゾリン基含有化合物、ジルコニウム塩化合物、シランカップリング剤等が好ましい。
これらの架橋剤は単独で使用してもよく、あるいは2種類以上を併用してもよい。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤には、防炎性能を向上させるために難燃剤を配合してもよい。
難燃剤としては、ハロゲン系難燃剤、リン系難燃剤、無機系難燃剤、窒素含有化合物系難燃剤、シリコーン化合物系難燃剤等従来公知の難燃剤が何れも使用可能である。ハロゲン系難燃剤としては、ヘキサブロモシクロドデカン、テトラブロモビスフェノールA、ポリブロモビスフェニルエーテル類などが挙げられる。リン系難燃剤としては、リン酸エステル化合物、リン酸アンモニウム化合物、リン酸アミド化合物、リン酸メラミン化合物等が挙げられる。無機物系難燃剤としては、アンチモン化合物、亜鉛化合物、スズ化合物、マグネシウム化合物、アルミニウム化合物等が挙げられる。窒素含有化合物系難燃剤としては、トリメチロールメラミン、N−メチロールアクリルアミドなどが挙げられる。シリコーン化合物系難燃剤としては、シリコーンエラストマー、シリコーンオイル類などが挙げられる。しかしながら、環境汚染問題への配慮からハロゲン系難燃剤やアンチモン化合物を含む難燃剤の使用は避けたほうがよい。
これらの難燃剤は単独で使用してもよく、あるいは2種類以上を併用してもよい。
また、本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤には、その特性が損なわれない範囲で、顔料、耐候剤、酸化防止剤、滑剤、着色剤、安定化剤、湿潤剤、増粘剤、起泡剤、消泡剤、凝固剤、ゲル化剤、沈降防止剤、老化防止剤、軟化剤等を添加することができる。これらの種類は特に限定されない。
本発明のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤は、基材上に均一に塗工され、この後、加熱・乾燥することにより、基材上にインク受容層の被膜が形成される。塗工方法としては、マイヤーバー法、ディップコート法、はけ塗り法、ロールコート法、スプレーコート法、グラビアコート法、カーテンフローコート法、各種印刷法などが挙げられ、乾燥としては、熱風循環型のオーブンや赤外線ヒーターなどを用いる。乾燥温度としては、60〜140℃が好ましい。乾燥時間は15〜30秒間行われる。このとき形成される受容層の厚さとしては5〜50μmが好ましく、10〜40μmがより好ましく、20〜30μmがさらに好ましい。5μm未満ではインクの吸収容量が不足する場合があり、一方、50μmを超えると強度が不足する場合がある。
基材としては、生分解性を有するシート状のものが好ましく、特に限定されるものではない。和紙、クラフト紙、ライナー紙、アート紙、コート紙、カートン紙等の紙類、ポリ乳酸系樹脂を用いた生分解性フィルムや、天然多糖類のキトサンを用いた生分解性フィルム等のフィルム類およびこれらのフィルムを用いた合成紙類、ポリ乳酸系樹脂繊維からなる織布、編布、不織布等の布帛等があげられる。各種基材は難燃処理や防湿処理、帯電防止処理等各種処理が施されていてもよい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらにのみ限定されるものではない。なお、各種の物性については以下の方法によって測定又は評価した。
(1)ポリ乳酸系樹脂の粒子径およびコロイダルシリカの粒子径(μm)
マイクロトラック粒度分布計UPA150(日機装株式会社製、MODEL No.9340)を用い、数平均粒子径(mn)を求めた。
(2)受容層の厚さ
接触式膜厚計により、生分解性インクジェット記録媒体の全体の厚さを求め、その結果から基材の厚さを減じて求めた。
(3)インク受容層強度
テープ剥離により評価した。受容層上に粘着テープ(ニチバン社製TF−12)を貼り付けた後、勢いよくテープを剥離し、受容層の剥がれ具合を下記の基準で評価した。
◎:粘着テープに付着した受容層の面積が10%未満
〇:粘着テープに付着した受容層の面積が10%以上、30%未満
△:粘着テープに付着した受容層の面積が30%以上、60%未満
×:粘着テープに付着した受容層の面積が60%以上
(4)印刷性
Canon社製の、水性顔料タイプインク用のインクジェットプリンター(機種名:BJ F850)で、色材として純正の水性顔料タイプインクを使用して印刷を行い、目視にてその印刷性を下記の基準で評価した。
〇:問題なく印刷されている
△:やや隣り合ったインクが混ざり合っている
×:インクが流れて混ざり合い実用的でない
(5)耐水性
上記(4)と同様の印刷を行い、印刷10分後に印刷物を1分間流水中にさらした後のインクの流出の度合いを目視で観察し、下記の基準で評価した。
〇:流出が殆どない
△:流出が発生し、事実上支障有り
×:流出が著しく、事実上支障有り
基材の調製
L-乳酸99.3%およびD-乳酸0.7%からなるポリ乳酸(融点172℃、ガラス転移点57℃、重量平均分子量14万)を常法によって溶融紡糸し、続いて延伸加工を行うことにより、ポリ乳酸からなるマルチフィラメント糸(250デシテックス/48フィラメント)を得た。このポリ乳酸繊維を撚り数120回/mでS方向に撚糸した後、経密度57本/吋、緯密度46本/吋で1/1平組織の織物基材Aを得た。
実施例1
60.7gのコロイダルシリカ(日産化学工業社製、スノーテックス−HS−L、固形分濃度:30.5質量%、数平均粒子径:165nm、以下「HS−L」と略称する)に、硫酸ナトリウムアルミニウムを0.9g(HS−Lの固形分に対し5質量%)添加した。さらにポリ乳酸樹脂水性分散体(ユニチカ社製、LAE−013N、固形分濃度:52.0質量%、数平均粒子径:600nm、以下「013N」と略称する)を10.7g(HS−Lの固形分に対し固形分が30質量%)添加し、さらに水を27.7g添加することで固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤J−1を得た。
得られたインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を基材Aの片面にフィルムアプリケータ−(安田精機製作所社製、542−AB)を使用して塗工し、その後、125℃で5分間乾燥することにより、基材に厚さ5μmの受容層を形成した生分解性インクジェット記録媒体を得た。そして、この生分解性インクジェット記録媒体について、各種評価を行った。
実施例2
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、013Nの添加量を17.8g(HS−Lの固形分に対し013Nの固形分が50質量%)とした以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤J−2を作製し、各種物性の評価を行った。
実施例3
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、硫酸ナトリウムアルミニウムの添加量を1.3g(HS−Lの固形分に対し7質量%)とした以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤J−3を作製し、各種物性の評価を行った。
実施例4〜7
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、硫酸ナトリウムアルミニウムに替えて、硫酸アンモニウムアルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、乳酸アルミニウムを用いた以外は実施例1と同様にして、それぞれインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤J−4(実施例4)、J−5(実施例5)、J−6(実施例6)、J−7(実施例7)とした。これらを用いて各種物性の評価を行った。
実施例8
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、可塑剤(クエン酸トリブチルアセテート、田岡化学工業社製、ATBC、以下「ATBC」と略称する)を1.1g(013Nの固形分に対し20質量%)添加した以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤J−8を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例1
インクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、013Nを単独で用いて固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−1を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例2
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、HS−Lを添加しなかった以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−2を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例3
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、硫酸ナトリウムアルミニウムを添加しなかった以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−3を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例4
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、硫酸ナトリウムアルミニウムに替えて酢酸リチウムを用いた以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−4を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例5
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、硫酸ナトリウムアルミニウムに替えて酢酸マグネシウムを用いた以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−5を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例6
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、013Nの添加量を355.8g(HS−Lの固形分に対し013Nの固形分が1000質量%)とした以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−6を作製し、各種物性の評価を行った。
比較例7
実施例1のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤の調製において、013Nの添加量を3.6g(HS−Lの固形分に対し013Nの固形分が10質量%)とした以外は実施例1と同様にして固形分濃度25.0質量%のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤H−7を作製し、各種物性の評価を行った。
実施例1〜8、比較例1〜7で得られた測定結果等を表1に示す。
実施例1〜8では、印刷性および耐水性に優れたものが得られた。特に、実施例8では可塑剤を添加したことでより結着性に優れた生分解性インクジェット記録媒体が得られた。
これに対し、比較例1、2はシリカを配合していないため印刷性に乏しいものになった。また比較例3は3価以上の水溶性金属塩が配合されていないため耐水性に乏しいものになった。比較例4、5は、金属塩が本発明の範囲外で、耐水性に劣っていた。比較例6はポリ乳酸系樹脂の配合量が本発明の範囲を超えるため、印刷性と耐水性に劣るものであった。比較例7はポリ乳酸系樹脂の配合量が本発明の範囲より少ないため、インク受容層の強度が劣るものであった。

Claims (4)

  1. シリカと、シリカに対して5〜200質量%のポリ乳酸系樹脂と、シリカに対して3〜10質量%の3価以上の水溶性金属塩とを含有することを特徴とするインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤。
  2. 3価以上の水溶性金属塩がアルミニウム塩であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤。
  3. ポリ乳酸樹脂に対して1〜50質量%の可塑剤を含有することを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録媒体用生分解性コーティング剤を生分解性基材に塗工してなる生分解性インクジェット記録媒体。
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