JP2006263787A - 鋳造品の固定治具 - Google Patents

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Hiroyuki Yagi
裕幸 八木
Masaki Suzuki
正樹 鈴木
Yutaka Ito
伊藤  豊
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Abstract

【課題】 比較的複雑な形状の鋳造品の湯道を切断する等に際して簡易かつ確実に鋳造品を位置決めすることができる。
【解決手段】鋳造品Wの一端部W2の略下半外周面に沿う形状に成形された位置決め面22aを有し当該位置決め面上に鋳造品Wの一端部W2を載置する第1載台部2と、鋳造品Wの他端部W1を載置する第2載台部14と、鋳造品Wの他端部W1を押圧して一端部W2の略下半外周を位置決め面22aに押し付ける押圧部材3とを具備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は鋳造品の固定治具に関し、特に、鋳造品の湯道を切断するに際等に好適に使用できる鋳造品の固定治具に関する。
鋳造品の湯道を切断する際には、後工程での加工負担を軽減するために切断を予め定めた方向へ正確に行う必要がある。そこで、切断装置たるエメリーソーの切断円盤等に対して鋳造品を正確に位置決めするための固定治具を使用する。しかし、比較的複雑な形状の鋳造品の固定には従来、二箇以上の固定治具を使用してこれらを調整する必要があり、調整に手間取るという問題があった。なお、特許文献1には、ホルダの凹部内に鋳造品を収容して、センターと、リングに形成した内周面および内側面とで鋳造品を位置決めするようにした仕上げ加工用の治具が示されている。
特開2004−42198
本発明は従来の固定治具が鋳造品の位置決めに手間取るという問題点を解決したもので、比較的複雑な形状の鋳造品の湯道を切断する等に際して簡易かつ確実に鋳造品を位置決めすることができる鋳造品の固定治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本第1発明では、鋳造品(W)の一端部(W2)の略下半外周面に沿う形状に成形された位置決め面(22a)を有し当該位置決め面上に鋳造品(W)の一端部(W2)を載置する第1載台部(2)と、鋳造品(W)の他端部(W1)を載置する第2載台部(14)と、鋳造品(W)の他端部(W1)を押圧して一端部(W2)の略下半外周を位置決め面(22a)に押し付ける押圧部材(3)とを具備している。
本第1発明においては、鋳造品の一端部と他端部をそれぞれ第1載台部と第2載台部に載せ、この状態で押圧部材により鋳造品の他端部を押して、上記一端部の略下半外周を第1載台部の位置決め面に押し付けるという簡易な手順によって、鋳造品が確実に位置決めされる。
本第2発明では、上記一端部は鋳造品本体部(W3)から突出する軸部(W2)であり、位置決め面(22a,22b)は軸部(W2)の略下半外周面と、軸部(W2)と本体部(W3)の間の段付き部(W4)の略下半外周面に沿う形状に成形されている。
本第2発明においては、位置決め面を、軸部の略下半外周面と、軸部と本体部の間の段付き部の略下半外周面に沿う形状に成形したから、鋳造品が軸方向と軸直方向で確実に位置決めされる。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の鋳造品の固定治具は、比較的複雑な形状の鋳造品の湯道を切断する等に際して簡易かつ確実に鋳造品を位置決めすることができる。
図1には固定治具の平面図を示し、図2にはその正面図を示す。また、図3には図1のIII−III線に沿う断面図を示す。固定治具は、平面視で左右に矩形の取付部11,12(図1)を有する基台1を備えており、基台1は各取付部11,12に設けた楕円形の貫通孔内にボルトを挿入して切断装置のテーブル上等に固定される。左右の取付部11,12間にはこれらに連続する第2載台部としての連結部14(図3)が形成されており、当該連結部14の上面には下方へ湾曲する円弧状の凹陥面14aが形成されて、当該凹陥面14aに、鋳造品Wの後端面中心に突出形成された他端部としての短軸部W1が載置されるようになっている。
左右の取付部11,12の前端間には別体の第1載台部2(図1)が架設されている。第1載台部2は板体で、その前面の左右位置に設けた楕円形の貫通孔21内にボルトを挿入してそれぞれ左右の取付部11,12に固定される。第1載台部2は上面の略半部が他部材との干渉を避けるために傾斜面になっている。そして、上面中央には凹陥する第1位置決め面22aが形成されるとともに、これに連続して第2位置決め面22bが形成されている。第1位置決め面22aは、大略上方へ開放するU字形断面をなし、鋳造品の前端中心に突出形成された一端部たる長軸部W2の下半外周面に1μm程度の誤差で沿う形状に成形されて、上記長軸部W2が載置されるようになっている。第2位置決め面22bは、第1載台部2の後面に、第1位置決め面22a方向へ下り傾斜する傾斜面として形成されており、長軸部W2から鋳造品Wの本体部W3に向かう段付き部W4の略下半外周面に1μm程度の誤差で沿う形状に成形されている。後述する押圧部材で鋳造品Wを押圧していない状態では、第2位置決め面22bと段付き部W4の略下半外周面との間には0.5mm程度の隙Sが生じるようになっている。
左右の取付部11,12の後端間には押圧部材3が設けられている。この押圧部材3は側面視で逆L字形(図3)の厚肉板体で、取付部11,12間に架設された回転軸31に貫通固定されて、回転軸31を中心に回動可能である。押圧部材3の前端面には、下面が上方へ湾曲する円弧状の凹陥面に形成された押圧凸部32が形成されている。押圧部材3は非使用時には図3の鎖線で示すように、自重でその前端部が第2載台部14から離れた上方に位置し、傾斜した退避姿勢になっている。押圧部材3の後端下面が、切断装置側に設けられた油圧ロッド33によって押し上げられると、押圧凸部32の凹陥面が鋳造品の短軸部W1の略上半外周面に接する進出姿勢となり(図3の実線)、凸部32の先端面で鋳造品Wを、第1載台部2の第2位置決め面22bに向けて上記隙Sが無くなるように移動させるようになっている。
このような構造の固定治具を使用する場合には、押圧部材3を退避姿勢にした状態で、長軸部W2の先に湯道PT(図1)が残った鋳造品Wを、長軸部W2を第1載台部2上に、短軸部W1を連結部(第2載台部)14上に載せて固定治具にセットする。この後、油圧ロッド33によって押圧部材3の後端下面を押し上げてこれを進出姿勢にし、第1載台部2の第2位置決め面22bに向けて鋳造品Wを隙Sが無くなるように移動させる。鋳造品Wは移動する過程で、傾斜する上記第2位置決め面22bによってガイドされて当該位置決め面22bと第1位置決め面22aに密接し、エメリーソーの切断円盤に対して所定の位置に正確に位置決めされる。この状態で、切断円盤によって、その切断線L(図1)に沿って湯道PHを切断すると、長軸部W2の端面は予め定めた方向へ正確に切断されるから、後工程での加工負担が軽減される。
本発明の一実施形態を示す固定治具の平面図である。 固定治具の正面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。
符号の説明
1…基台、14…連結部、2…第1載台部、22a…第1位置決め面、22b…第2位置決め面、W…鋳造品、W2…長軸部、W3…本体部、W4…段付部。

Claims (2)

  1. 鋳造品の一端部の略下半外周面に沿う形状に成形された位置決め面を有し当該位置決め面上に前記鋳造品の一端部を載置する第1載台部と、前記鋳造品の他端部を載置する第2載台部と、前記鋳造品の他端部を押圧して前記一端部の略下半外周を前記位置決め面に押し付ける押圧部材とを具備する鋳造品の固定治具
  2. 前記一端部は鋳造品本体部から突出する軸部であり、前記位置決め面は前記軸部の略下半外周面と、軸部と本体部の間の段付き部の略下半外周面に沿う形状に成形されている鋳造品の固定治具。
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