JP2006263786A - 鋳造品の湯道切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鋳造品の湯道の切断工程を効率的に行って生産性を大幅に向上させることができる鋳造品の湯道切断装置を提供する。
【解決手段】 回転テーブル3と、回転テーブル3上に円周方向へ等間隔で設けられ、湯道付きの鋳造品がそれぞれ載置される複数の位置決め治具4と、回転テーブル3を、位置決め治具4の設置間隔分だけ間歇的に回転させるステップモータ41と、円周方向の一箇所に設けられて回転テーブル3によって移動供給された鋳造品の湯道を切断する切断刃21とを具備している。
【選択図】 図1
【解決手段】 回転テーブル3と、回転テーブル3上に円周方向へ等間隔で設けられ、湯道付きの鋳造品がそれぞれ載置される複数の位置決め治具4と、回転テーブル3を、位置決め治具4の設置間隔分だけ間歇的に回転させるステップモータ41と、円周方向の一箇所に設けられて回転テーブル3によって移動供給された鋳造品の湯道を切断する切断刃21とを具備している。
【選択図】 図1
Description
本発明は鋳造品の湯道切断装置に関し、特に、湯道の切断工程を効率的に行うことができる鋳造品の湯道切断装置に関する。
図6には従来の湯道切断装置による切断工程を示す。図6において、治具6にセットされ位置決めされた湯道HP付きの鋳造品Wは、送り装置によって切断手段7へ前進移動によって供給され(図6(1)から(2))、切断刃71によって湯道HPが切断分離された後、切断手段7から後退移動されて(図6(3))、治具6から取り出される。なお、特許文献1には、第1刃と第2刃によって鋳造品の湯道を良好に切断できるようにした切断装置が示されている。
特開平5−237643
しかし、上記従来の湯道切断装置では、図7のタイムチャートで示すように、湯道HPの切断された鋳造品Wを得られる間隔(1サイクル)が、治具6への鋳造品Wのセット、前進移動、湯道切断、後退移動と、各鋳造品W毎に直列的になされるため、切断工程の効率が悪く、生産性が向上しないという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、鋳造品の湯道の切断工程を効率的に行って生産性を大幅に向上させることができる鋳造品の湯道切断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、回転テーブル(3)と、回転テーブル(3)上に円周方向へ等間隔で設けられ、湯道(PH)付きの鋳造品(W)がそれぞれ載置される複数の位置決め治具(4)と、回転テーブル(3)を、位置決め治具(4)の設置間隔分だけ間歇的に回転させるテーブル駆動手段(41)と、円周方向の一箇所に設けられて回転テーブル(3)によって移動供給された鋳造品(W)の湯道(HP)を切断する切断手段(21)とを具備している。
本発明においては、位置決め治具にセットされた鋳造品は、位置決め治具の設置間隔分だけ間歇的に回転させられる回転テーブルによって切断手段に供給されて湯道が切断される。位置決め治具への一の鋳造品のセット、回転移動、湯道切断、回転移動の一連の切断工程が、他の鋳造品の切断工程と並行して行われるから、湯道の切断された鋳造品を得られる間隔が、従来装置に比して短くなり、生産性が大幅に向上する。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の鋳造品の湯道切断装置によれば、鋳造品の湯道の切断工程を効率的に行うことができるから生産性を大幅に向上させることができる。
図1には湯道切断装置の平面図を、図2にはその正面図を示す。湯道切断装置は矩形のハウジング1を有し、当該ハウジング1内には、中間位置を水平軸11に支持されて垂直面内で回動可能に揺動板2が設けられている。揺動板2には先端に切断手段たる円形切断刃21が垂直面内で回転できるように軸支されている。また、揺動板2の基端部上面にはモータ22が設けられて、モータ22の回転力が伝達機構23によって切断刃21に伝達される。揺動板2の基端にはハウジング1に設けた駆動シリンダ24のロッド241が連結されて、ロッド241の伸縮に応じて揺動板2が上下に揺動させられ、これに伴って、切断刃21が図2に示す上昇退避位置と、後述する鋳造品の湯道を切断する下降進出位置との間で移動させられる。
切断刃21の前方位置でハウジング1に矩形の開口12が設けられており、その前方には水平面内で回転する円形の回転テーブル3が配設されている。回転テーブル3は、ハウジング1の下半の一部から突出する支持台13上に位置して、支持台13に設けたステップモータ41によって所定時間ごとに間歇的に、後述する一定量づつ回転させられる。回転テーブル3の一部は上記開口12からハウジング1内の切断刃21の下方へ進入している。
回転テーブル3上には円周方向へ等間隔で複数の位置決め治具4が設けられており、これら位置決め治具4に湯道の付いた鋳造品Wがセットされる。位置決め治具4の平面図を図3に示し、その断面図を図4に示す。位置決め治具4は矩形厚肉の基板41を有し、基板41は板面の二箇所に設けた長穴状の取付穴411によって回転テーブル3の外周面上に固定される。基板41上には立壁42が設けられて、立壁42上端部の左右位置に押圧部材43が内設されている。押圧部材43は棒状体でその周囲に配設されたバネ部材431によって、前方(図3の下方)へ進出するように付勢されている。基板41には前辺に沿って支持部材5が固定されている。支持部材5は前後位置に上方へ突出する壁部51,52を備えており、各壁部51,52の上面には上記押圧部材43と対応する左右位置にそれぞれ位置決め溝511,521が形成されている。なお、壁部51の位置決め溝511は三角溝であり、一方、壁部52の位置決め溝521は、鋳造品Wの前側軸部W1の外周に倣った形状になっている。そして、これらの位置決め溝511,521は押圧部材43とほぼ同一高さに位置している。
鋳造品Wを位置決め治具4にセットする場合には、押圧部材43をバネ力に抗して後退させた状態で、鋳造品Wの前側軸部W1とこれに付着した湯道HPをそれぞれ位置決め溝511,521内に載せる、その後、押圧部材43をバネ力で進出させて鋳造品Wの後側軸部W2の端面を押圧する。これにより、鋳造品Wが位置決め治具4上にセットされる。なお、各位置決め治具4にはそれぞれ一対の鋳造品Wをセットできるが、図3には単一の鋳造品Wをセットした場合を示す。湯道HPを切断した鋳造品Wを位置決め治具4から取り外す場合には、押圧部材43をバネ力に抗して後退させた状態で行う。
鋳造品Wの位置決め治具4へのセットおよび当該治具4からの取り外しは、例えば図1のX位置で示すように、位置決め治具4が最外方位置へ至ったときに行う。位置決め治具4にセットされた鋳造品Wは、位置決め治具4の設置間隔分だけ間歇的に回転させられる回転テーブル3によってハウジング開口12を経てハウジング1内の切断刃21の下方へ進入し、ここで、下降した切断刃21によって図3の切断線Lに沿って前側軸部W1に付着した湯道HPが切断される。
このような切断装置による切断工程のタイムチャートの一例を図5に示す。本実施形態の切断装置では、位置決め治具4への一の鋳造品Wのセット、回転移動、湯道切断、回転移動の一連の切断工程が、他の鋳造品Wの切断工程と並行して行われ、一の鋳造品Wのセット時に同時に他の鋳造品Wの切断がなされるから、湯道HPの切断された鋳造品Wを得られる間隔(1サイクル)が、従来の装置に比して(図7参照)短くなり、生産性を大幅に向上させることができる。
1…ハウジング、2…揺動板、21…切断刃、3…回転テーブル、4…位置決め治具、41…ステップモータ、HP…湯道、W…鋳造品。
Claims (1)
- 回転テーブルと、当該回転テーブル上に円周方向へ等間隔で設けられ、湯道付きの鋳造品がそれぞれ載置される複数の位置決め治具と、前記回転テーブルを、前記位置決め治具の設置間隔分だけ間歇的に回転させるテーブル駆動手段と、円周方向の一箇所に設けられて前記回転テーブルによって移動供給された前記鋳造品の湯道を切断する切断手段とを具備する鋳造品の湯道切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005087409A JP2006263786A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 鋳造品の湯道切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005087409A JP2006263786A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 鋳造品の湯道切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006263786A true JP2006263786A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37200291
Family Applications (1)
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JP2005087409A Pending JP2006263786A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 鋳造品の湯道切断装置 |
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JP (1) | JP2006263786A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104001909A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-27 | 中机中联工程有限公司 | 筒形薄壁铸件浇道自动切除设备 |
CN110200711A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-09-06 | 杭州微钢新材料科技有限公司 | 被动型牙齿矫治器 |
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2005
- 2005-03-25 JP JP2005087409A patent/JP2006263786A/ja active Pending
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