JP2006262995A - アイアンゴルフクラブセット - Google Patents

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Abstract

【課題】 セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を従来よりも小さくできるアイアンゴルフクラブセットを提供する。
【解決手段】 ロングクラブの内で最もロフト角の小さいクラブのキックポイント値が40%以上であり、ミドルクラブの内の少なくとも1本のクラブのキックポイント値が37%以上40%未満であり、ショートクラブの内で最もロフト角の大きいクラブのキックポイント値が37%未満であるアイアンゴルフクラブセットとする。更に、ロフト角の小さいクラブから順にキックポイント値をF1、F2、・・・、Fmとしたとき、F1≧F2≧・・・≧Fm とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アイアンゴルフクラブセットに関する。
アイアンゴルフクラブセットでは、通常、クラブ長さやヘッド仕様(ロフト角、ライ角、ヘッド重量等)などが各クラブ間で異なるため、クラブ毎に振りやすさが異なる。よって、クラブごとにスイング(振り方)を変える必要が生じているが、全てのクラブで好結果を得るためには、全てのクラブで振りやすさを同一とするのが望ましい。
特許文献1では、クラブセット内においてクラブ長さ及びクラブ質量配分がクラブ(番手)ごとに異なる点に鑑み、すべてのクラブにおいてフィーリング的に振りやすくすることを目的としたゴルフクラブセットが開示されている。
特開2001−170232号公報
上記従来技術では、旧来のゴルフクラブセットと大差のない仕様であることもあり、セット内の各クラブ相互間の振りやすさの差異は依然として大きかった。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであり、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を従来よりも小さくできるアイアンゴルフクラブセットを提供すること目的とする。
本発明は、ロフト角が28度未満のクラブであるロングクラブを1本以上含み、ロフト角が28度以上40度未満のクラブであるミドルクラブを1本以上含み、ロフト角が40度以上のクラブであるショートクラブを1本以上含むアイアンゴルフクラブセットであって、ロングクラブの内で最もロフト角の小さいクラブのキックポイント値が40%以上であり、ミドルクラブの内の少なくとも1本のクラブのキックポイント値が37%以上40%未満であり、ショートクラブの内で最もロフト角の大きいクラブのキックポイント値が37%未満であり、全クラブの内でロフト角の最も小さいクラブのキックポイント値をF1とし、次いでロフト角の小さいクラブのキックポイント値をF2とし、ロフト角の最も大きいクラブのキックポイント値をFmとし、ロフト角の小さいクラブから順にキックポイント値をF1、F2、・・・、Fm(mは3以上の整数)としたとき、F1≧F2≧・・・≧Fm を満たすことを特徴とするアイアンゴルフクラブセットである。
このようにすると、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を従来よりも小さくできる。
なお、本発明において、ロフト角とはリアルロフト角を意味する。
上記アイアンゴルフクラブセットにおいて、シャフト先端からGI最小位置までの長さのシャフト全長に対する割合をGI分布最小位置(%)とし、全クラブの内でロフト角の最も小さいクラブのGI分布最小位置(%)をL1とし、次いでロフト角の小さいクラブのGI分布最小位置(%)をL2とし、ロフト角の最も大きいクラブのGI分布最小位置(%)をLmとし、ロフト角の小さいクラブから順にGI分布最小位置(%)をL1、L2、・・・、Lm(mは3以上の整数)としたとき、L1≦L2≦・・・≦Lm 且つ L1<Lm を満たす構成とすると、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を更に小さくしうるので好ましい。
なお、キックポイント値とは、各クラブに装着されたシャフトについて測定される順式フレックス及び逆式フレックスから、次式により求められる。
キックポイント値(%)=〔逆式フレックス/(順式フレックス+逆式フレックス)〕×100
また本発明において、「クラブのキックポイント値」とは、「当該クラブに装着されたシャフトのキックポイント値」を意味する。同様に、「3番アイアンのキックポイント値」などというときは、当該3番アイアンに装着されたシャフトのキックポイント値を意味する。
また、GI最小位置とは、シャフトのGI分布(捩れ剛性分布)中において最もGI値の小さい位置(シャフト長手方向位置)のことである。
キックポイント値をセット内で適切に設定したので、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を従来よりも小さくできる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるアイアンゴルフクラブセット(以下、単にクラブセット又はセットともいう)10を構成する全クラブをロフト角の小さい順に左から並べた図である。各クラブのそれぞれは、所定のロフト角を有するアイアンヘッドhと、それぞれ所定の長さとされたシャフト2と、グリップ11とを有している。シャフト2は、全て所謂カーボンシャフトであり、プリプレグシートを材料としてシートワインディング製法により作製されたものである。
アイアンゴルフクラブセット10は、ロフト角が28度未満のクラブであるロングクラブ3本と、ロフト角が28度以上40度未満のクラブであるミドルクラブ3本と、ロフト角が40度以上のクラブであるショートクラブ2本の合計8本からなる。なお、本発明はロングクラブ、ミドルクラブ、ショートクラブが各1本以上、合計3本以上のクラブセットであればよい。
ロングクラブは、セット10内の全クラブ中で最もロフト角の小さい3番アイアン(#3)と、次いでロフト角の小さい(セット10内の全クラブ中で2番目にロフト角の小さい)4番アイアン(#4)と、この4番アイアンに次いでロフト角の小さい5番アイアン(#5)とから構成されている。
ミドルクラブは、前記5番アイアン(#5)に次いでロフト角の小さい6番アイアン(#6)と、この6番アイアン(#6)に次いでロフト角の小さい7番アイアン(#7)と、この7番アイアン(#7)に次いでロフト角の小さい8番アイアン(#8)とから構成されている。
ショートクラブは、前記8番アイアン(#8)に次いでロフト角の小さい9番アイアン(#9)と、セット10内の全クラブ中で最もロフト角の大きいピッチングウエッジ(PW)とから構成されている。
ロングクラブ(3〜5番アイアン)のクラブ長さは37.5インチ以上とされており、ミドルクラブ(6〜8番アイアン)のクラブ長さは36.0インチ以上37.5インチ未満とされており、ショートクラブ(9番アイアン、ピッチングウエッジ)のクラブ長さは36.0インチ未満とされている。さらにこのクラブセット10では、ロフト角が小さいクラブほどクラブ長さが長くされている。なお、クラブ長さは、所定のライ角及びロフト角で水平面上に載置したクラブにおいて、シャフト軸線と前記水平線との交点からグリップエンド(グリップ11の握り面のBUTT側エッジ)までのシャフト軸線方向長さである。またクラブセット10では、各クラブのクラブ長さに略対応して各クラブのシャフト2の長さが調整されており、クラブ長さの長いクラブほど(ロフト角の小さいクラブほど)シャフト長さが長くなっている。
クラブセット10では、キックポイント値が次のように設定されている。ロングクラブの内で最もロフト角の小さいクラブである3番アイアン(#3)のキックポイント値は40%以上であり、ミドルクラブ(6〜8番アイアン)の内の少なくとも1本のクラブのキックポイント値が37%以上40%未満とされており、ショートクラブの内で最もロフト角の大きいピッチングウエッジのキックポイント値が37%未満である。
更に、クラブセット10を構成する全クラブの内でロフト角の最も小さいクラブ(3番アイアン)のキックポイント値をF1とし、次いでロフト角の小さいクラブ(4番アイアン)のキックポイント値をF2とし、5番アイアン(#5)のキックポイント値をF3とし、ロフト角の最も大きいクラブ(ピッチングウエッジ)のキックポイント値をF8とし、ロフト角の小さいクラブから順にキックポイント値をF1、F2、F3、・・・、F8としたとき、F1≧F2≧F3≧・・・≧F8 を満たしている。このような構成のクラブセット10とすると、セット内クラブ相互間の振りやすさの差異がキックポイント値の変化によって相殺されるため、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を従来よりも小さくできる。
更にクラブセット10においては、全クラブの内でロフト角の最も小さいクラブ(3番アイアン)のGI分布最小位置(%)をL1とし、次いでロフト角の小さいクラブ(4番アイアン)のGI分布最小位置(%)をL2とし、5番アイアンのGI分布最小位置(%)をL3とし、ロフト角の最も大きいクラブ(ピッチングウエッジ)のGI分布最小位置(%)をL8とし、ロフト角の小さいクラブから順にGI分布最小位置(%)をL1、L2、L3、・・・、L8としたとき、L1≦L2≦L3≦・・・≦L8 且つ L1<L8 を満たしている。このような構成とすると、セット内クラブ相互間の振りやすさの差異がGI分布最小位置(%)の変化によって相殺されるため、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を小さくする効果(以下、差異縮小効果ともいう)を更に高めることができる。
上述した発明よりも更に好ましいキックポイント値の設定としては、F1≧F2≧・・・≧Fm(mは3以上の整数)を満たし、且つ、(ロングクラブの内の最小のキックポイント値)>(ミドルクラブの内の最大のキックポイント値)とし、且つ、(ミドルクラブの内の最小のキックポイント値)>(ショートクラブの内の最大のキックポイント値)とするのがよい。そして、更に好ましくは、F1>F2>・・・>Fm(mは3以上の整数)とするのがよい。このようにすると、セット内の番手別設計がより一層顕著となるので、差異縮小効果を更に高めうる。
また、上述した発明よりも更に好ましいGI分布最小位置(%)の設定としては、L1<L2<・・・<Lmとするのがよい。この場合も、セット内の番手別設計がより一層顕著となるので、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を更に小さくしうる。
上述したように、ロングクラブの内で最もロフト角の小さいクラブのキックポイント値は40%以上とする。この場合、上記差異縮小効果に加え、打出し角が小さすぎて飛距離が低下しやすい最低ロフト角のロングアイアンにおいて打ち出し角を高くすることができ、飛距離の増加に寄与しうる。また、ロングクラブの内で最もロフト角の小さいクラブのキックポイント値の上限としては、60%以下が好ましい。60%を超えると、シャフト先端付近が柔らかすぎてスイング時にタイミングをとりにくくなる場合がある。よってロングクラブのキックポイント値は50%以下が更に好ましい。
そして、好ましくは、全てのロングクラブのキックポイント値を40%以上とするのがよい。この場合、セット内の番手別設計がより一層顕著となるので、セット内の各クラブ相互間における振りやすさの差異を更に小さくでき、また全てのロングクラブで打出し角が高くなり飛距離が増加しやすくなる。また、全てのロングクラブのキックポイント値を60%以下、更には50%以下とすると、上述した効果が全てのロングクラブにおいて奏されるので更に好ましい。
また、上述したように、ミドルクラブの内の少なくとも1本のクラブのキックポイント値は37%以上40%未満とする。このようにしたのは、上述した差異縮小効果に加えて以下の理由による。37%未満の場合、シャフトのグリップ側が柔らかくなりすぎ且つ先端側が硬くなりすぎて、ミドルクラブにおいて求められる打出し角が得られず飛距離が低下するからであり、よって37.5%以上とするのがより好ましい。また40%以上の場合、ミドルクラブにおいて求められるコントロール性が得られないからであり、よって39.5%以下とするのがより好ましい。
そして好ましくは、全てのミドルクラブにおいてキックポイント値を37%以上40%未満とするのがよい。この場合、セット内の番手別設計がより一層顕著となるので、差異縮小効果を増大でき、かつ上述した飛距離やコントロール性の効果も全てのミドルクラブで得られる。同様に、全てのミドルクラブで上記効果を得るべく、全てのミドルクラブでキックポイント値を37.5%以上とするのがより好ましく、全てのミドルクラブでキックポイント値を39.5%以下とするのがより好ましい。
また、上述したように、ショートクラブの内で最もロフト角の大きいクラブのキックポイント値が37%未満とする。この場合、上記差異縮小効果に加え、ショートクラブに求められるコントロール性が得られる。即ち、キックポイント値が37%以上であると、コントロール性が低下し、ショートクラブにおいて特に要求されるコントロール性が得られない。よってショートクラブの内で最もロフト角の大きいクラブのキックポイント値は、36.5%以下が更に好ましく、特には36%以下が好ましい。
そして好ましくは、全てのショートクラブでキックポイント値を37%未満とするのがよい。この場合、セット内の番手別設計がより一層顕著となるので、差異縮小効果を増大でき、また上記コントロール性も全てのショートクラブで得られる。また全てのショートクラブで上記効果を得るべく、全てのショートクラブにおいてキックポイント値を36.5%以下、更には36%以下とするのが好ましい。
GI分布最小位置(%)の具体的数値に関しては、以下とするのが好ましい。
ロングクラブのGI分布最小位置(%)は5%以上が好ましく、6%以上がより好ましく、7%以上が更に好ましい。ロングクラブの場合、打球時に作用する捩れ応力が特に大きく、且つ、GI分布最小位置(%)が小さすぎるとGI最小位置がヘッドに近くなるので、打球時における先端部の捩れが過大となり、この捩れに起因して先端部のシャフト強度が低下しやすくなる。また、ロングクラブのGI分布最小位置(%)は10%未満が好ましく、9.5%以下がより好ましく、9%以下が特に好ましい。ロングクラブのGI分布最小位置(%)が大きすぎると、ミドルクラブとのGI分布最小位置(%)の差が小さくなり、上述した差異縮小効果が少なくなりやすい。
ミドルクラブのGI分布最小位置(%)は10%以上が好ましく、10.5%以上がより好ましく、11%以上が更に好ましい。ミドルクラブのGI分布最小位置(%)が小さすぎるとロングクラブのGI分布最小位置(%)との差が小さくなり上述した差異縮小効果が低下しやすくなるとともに先端部分のシャフト強度が低下しやすくなる。またミドルクラブのGI分布最小位置(%)は15%未満が好ましく、14.5%以下がより好ましく、14%以下が更に好ましい。ミドルクラブのGI分布最小位置(%)が大きすぎるとヘッドからGI最小位置までの距離が長くなるので、スイング中におけるクラブの捩れ挙動が過度に抑制され、フィーリングが悪化しやすくなる。
ショートクラブのGI分布最小位置(%)は15%以上が好ましく、15.5%以上がより好ましく、16%以上が更に好ましい。ショートクラブのGI分布最小位置(%)が小さすぎると、ミドルクラブのGI分布最小位置(%)との差異が小さくなり上述した差異縮小効果が低下しやすくなるとともに先端部分のシャフト強度が低下しやすくなる。また、ショートクラブのGI分布最小位置(%)は20%以下が好ましく、19.5%以下がより好ましく、19%以下が更に好ましい。ショートクラブのGI分布最小位置(%)が大きすぎるとヘッドからGI最小位置までの距離が長くなるので、スイング中におけるクラブの捩れ振動が過度に抑制され、フィーリングが悪化しやすくなる。
本発明では、シャフトの製造方法は特に限定されず、スチールシャフト等の金属製シャフトやCFRP(炭素繊維強化プラスチック)よりなるカーボンシャフトなどを採用できるが、設計自由度が高いカーボンシャフトが好ましく、中でもプリプレグシートを材料としたシートワインディング製法により製造されたカーボンシャフトはキックポイント値やGI分布最小位置(%)の設計自由度が特に高いので更に好ましい。
以下、キックポイント値やGI分布最小位置(%)を変化させる手法について説明する。
キックポイント値を小さくするためには、順式フレックスを逆式フレックスに対して相対的に大きくすれば良く、そのためには、例えば次のような手法を採ることができる。
(1)シャフト先端付近を部分的に補強する材料(以下、先端補強材料ともいう)を増やす。
(2)先端補強材料の繊維弾性率を大きくする。
(3)先端補強材料の長さ(シャフト長手方向長さ)を長くする。
(4)シャフト後端付近を部分的に補強する材料(以下、後端補強材料ともいう)を減らす。
(5)後端補強材料の繊維弾性率を小さくする。
(6)シャフトの全体形状におけるテーパー角(先細り度合い)を小さくする。
逆に、キックポイント値を大きくするためには、順式フレックスを逆式フレックスに対して相対的に小さくすれば良く、そのためには、例えば次のような手法を採ることができる。
(7)先端補強材料を減らす。
(8)先端補強材料の繊維弾性率を小さくする。
(9)先端補強材料の長さ(シャフト長手方向長さ)を短くする。
(10)後端補強材料を増やす。
(11)後端補強材料の繊維弾性率を大きくする。
(12)シャフトの全体形状におけるテーパー角(先細り度合い)を大きくする。
GI分布最小位置(%)を変化させるためには、例えばバイアス層(AP層)の繊維弾性率、繊維目付量、あるいは繊維配向角度などの仕様を当該バイアス層内で部分的に相違させた部分的相違領域を設ければよい。そして、GI分布最小位置(%)を変化させるためには、上述した部分的相違領域のシャフト長手方向位置を適宜変化(移動)させればよい。
具体的には、GI分布最小位置(%)を小さくするためには、例えばシャフト先端部分のバイアス層に用いられている繊維を当該バイアス層における他の部分の繊維よりも低弾性率とすればよい。また、シャフト先端部分のバイアス層の繊維配向角度を45度よりも小さくし、且つ他の部分のバイアス層の繊維配向角度は45度とすることもできる。
また、GI分布最小位置(%)を大きくするためには、例えばシャフト後端部分のバイアス層に用いられている繊維を当該バイアス層における他の部分の繊維よりも低弾性率とすればよい。また、シャフト後端部分のバイアス層の繊維配向角度を45度よりも小さくし、且つ他の部分のバイアス層の繊維配向角度は45度とすることもできる。
更に、GI分布最小位置(%)を変化させるためには、シャフトの捩れ剛性を部分的に補強する部分的バイアス層を設けても良い。この部分的バイアス層は、シャフト長手方向全長よりも短い長さのバイアス層であり、当該部分的バイアス層のシャフト長手方向配置位置を適宜調整することにより、GI分布最小位置(%)を調整することが可能である。また、シャフト長手方向で部分的にバイアス層が存在しないバイアス層不存在部分を設けることでGI分布最小位置(%)を移動させてもよい。例えば、シャフト先端部分やシャフト後端部分などにバイアス層不存在部分を設けることができる。
次に、本発明におけるキックポイント値を決定するための順式フレックス及び逆式フレックスの測定方法について説明する。
順式フレックス及び逆式フレックスは、クラブに装着される状態(各クラブの長さに合わせて所定長さとされた状態)のシャフト2をシャフト単体で測定する。
順式フレックスは、図4(a)に示すように、シャフト2のグリップ取付端(シャフト後端又はBUTT端とも称される)b側の2点である下側支点P1及び上側支点P2によりシャフト2を水平に固定し、シャフト2のヘッド取付端t(シャフト先端又はTIP端とも称される)側に2.75kgfの錘W1を吊り下げたときのTIP端tにおける撓み量(mm)である。下側支点P1と上側支点P2との間隔(シャフト軸方向間隔)は140mmとする。また、錘W1の吊り下げ位置や支点P1,P2の位置は測定されるシャフトの全長によって変更する。即ち、測定されるシャフトの全長をLs(mm)とすると、TIP端tから錘W1吊り下げ位置までのシャフト長手方向長さAは64mmとし、錘W1吊り下げ位置から下側支点P1までのシャフト長手方向長さBは〔Ls−255〕mmとする。
逆式フレックスは、図4(b)に示すように、シャフト2のヘッド取付端t側の2点である下側支点P3及び上側支点P4によりシャフト2を水平に固定し、シャフト2のグリップ取付端b側に1.3kgfの錘W2を吊り下げたときのBUTT端bにおける撓み量(mm)である。下側支点P3と上側支点P4との間隔(シャフト軸方向間隔)は140mmとする。また、錘W2の吊り下げ位置や支点P3,P4の位置は測定されるシャフトの全長によって変更する。即ち、測定されるシャフトの全長をLs(mm)とすると、TIP端tから上側支点P4までのシャフト長手方向長さCは12mmとし、下側支点P3から錘W2吊り下げ位置までのシャフト長手方向長さDは〔Ls−344〕mmとする。
GI分布最小位置(%)は、シャフトのGI分布を測定し、当該シャフトにおけるGI最小位置を求めることにより得られる。シャフトのGI分布も、上記順式及び逆式フレックスと同様、クラブに装着される状態(各クラブの長さに合わせて所定長さとされた状態)のシャフト2をシャフト単体で測定する。
GI分布を求めるには、シャフト長手方向の複数位置におけるGI(捩れ剛性)を測定する。具体的には、図5に示すように、所定間隔Xを介したシャフト2上の2カ所をエアチャック方式のチャック70,71により所定の圧力でチャックし、当該チャック70,71間に13.9(kgf・cm)のトルク(ねじりモーメント)を加えて、当該チャック70,71間の捩れ角度fを測定する。チャック間隔Xは100mmとし、シャフト長手方向で複数設定されるGI測定位置e(図5に示す両チャック70,71間の中点)は、TIP端tからシャフト長手方向に25mmおきに設定された各点とする。
そして、各測定位置eにおける捩れ剛性GIpは、公知である丸棒の捩れ剛性の算出式から、以下のように求められる。
GIp=〔チャック間隔X(mm)〕×〔ねじりモーメント(kgf・mm)〕/〔捩れ角度f(度)〕
そして、シャフト2において捩れ剛性GIpが最も小さい測定位置eを、当該シャフト2におけるGI最小位置とする。
〔実施例による効果確認〕
実施例1〜3及び比較例1,2により本発明の効果を検証した。
全ての例(実施例1〜3及び比較例1,2)において、ヘッド、グリップは共通のものを用い、クラブの長さ体系も同一とした。全ての例で採用した各番手のロフト角及びクラブ長さは以下の表1の通りである。なお、表中の「基準距離」とは、各番手における飛距離の評価基準値であり、これについては後述する。
Figure 2006262995
上記のようなロフト角体系としたので、各例においてはロングクラブが3〜5番アイアンとなり、ミドルクラブが6〜8番アイアンとなり、ショートクラブが9番アイアン及びPW、AW、SWとなる。よって各例は、ロングクラブが3本、ミドルクラブが3本、ショートクラブが4本の合計10本セットのアイアンゴルフクラブセットである。
各例の仕様及び評価結果を表2〜表6に示す。なお、各例のそれぞれにおいて、各クラブ種類(ロングクラブ、ミドルクラブ、ショートクラブ)内ではキックポイント値やGI分布最小位置(%)の仕様を共通とした。
Figure 2006262995
Figure 2006262995
Figure 2006262995
Figure 2006262995
Figure 2006262995
実施例及び比較例のシャフトの製造方法等について説明する。
全ての例のシャフトは、プリプレグを材料とするシートワインディング製法により作製されたものである。具体的には、プリプレグを芯金に巻き付けた後、ポリエチレンテレフタレート樹脂製等のテープでラッピングしてオーブン中で加熱加圧し樹脂を硬化させて一体的に成形し、その後、芯金を引き抜いて適宜研磨等を行いシャフトとしたものである。
全ての例におけるシャフトの基本的なプリプレグ積層構成は、図2に示すように、シャフト全長に亘って設けられバイアス層を構成する2枚のプリプレグb1,b2と、繊維の配向角度が0度でありシャフト全長に亘って配置されたストレート層を構成する2枚のプリプレグs1,s2と、繊維の配向角度が0度でありシャフトの先端部分のみに配置された先端補強層を構成する2枚のプリプレグs3,s4とからなる。プリプレグb1,b2の繊維の配向角度(シャフト軸方向を0度としたときの配向角度)は、後述のバイアス置換プリプレグ部分を除き±45度としている。プリプレグb2を裏返してプリプレグb1と貼り合わせ、これを芯金(図示せず)に巻き付けることにより、±45度のバイアス層となる。
GI分布最小位置(%)を調整するため、各例のバイアスプリプレグb1,b2は、図3に示す如く、部分的に仕様を異ならせたバイアス置換プリプレグ部分btを有している。このバイアス置換プリプレグ部分btは、所定の台形形状を有するプリプレグb1,b2の一部を置換したものである。即ちプリプレグb1及びb2では、バイアス置換プリプレグ部分bt以外の部分である主要部sbは同一のプリプレグからなり且つ繊維配向角度は±45度、繊維弾性率は40t、繊維目付量は75g/mとなっているが、バイアス置換プリプレグ部分btはそのプリプレグ仕様(繊維配向角度、繊維弾性率、又は単位面積当たりの繊維目付量の少なくともいずれか)が主要部sbと相違している。バイアス置換プリプレグ部分btは、主要部sbの繊維配向角度(即ち±45度)に沿って所定幅分だけ除去された主要部sbを置換している。そして、このバイアス置換プリプレグ部分btのシャフト長手方向位置を調整することによりGI分布最小位置(%)を調整している。バイアス置換プリプレグ部分btは主要部sbの繊維方向に沿って置換されているので、バイアス層内における繊維切断部分が最小限とされ、捩れ強度の低下が抑制されている。
図3に示すように、バイアス置換プリプレグ部分btにおける最もTIP側の位置からTIP端tまでの距離αのシャフト全長Lsに対する割合〔(α/Ls)×100〕をTIP側位置(%)とし、バイアス置換プリプレグ部分btにおける最もBUTT側の位置からTIP端tまでの距離βのシャフト全長Lsに対する割合〔(β/Ls)×100〕をBUTT側位置(%)とすると、各例のシャフトにおけるこれらの値は表7のようになる。また、各例におけるバイアス置換プリプレグ部分btの繊維配向角度(度)、繊維目付量(g/m)及び繊維弾性率(t)も併せて表7で示す。
Figure 2006262995
各例に用いた具体的なプリプレグ品種名は次の通りである。
まず、ストレート層の材料は全例共通であり、プリプレグs1には東レ株式会社製の8255S−12(繊維弾性率30t)を用い、プリプレグs2には東レ株式会社製の3255G−12(繊維弾性率24t)を用い、先端補強のプリプレグs3及びs4には東レ株式会社製の3255G−10(繊維弾性率24t)を用いた。
次にバイアス層であるが、バイアス層b1,b2の主要部sbには全例共通で三菱レイヨン株式会社製のHRX350C−075S(三菱レイヨン株式会社製、繊維弾性率40t)を用いた。また、バイアス置換プリプレグ部分btは以下を用いた。
実施例1 :TR350C−075S(三菱レイヨン株式会社製、繊維弾性率24t)
実施例2 :HRX350C−050S(三菱レイヨン株式会社製、繊維弾性率40t)
実施例3 :HRX350C−075S
比較例1 :TR350C−075S
比較例2 :TR350C−075S
また、各例のキックポイント値を調整するための手法は次の通りとした。即ち、先端補強層を構成するプリプレグs3,s4のシャフト長手方向長さP(図2参照)及び巻回数(プライ数)と、シャフト全長に亘るストレート層を構成するプリプレグs1,s2の巻回数(プライ数)とを調整することにより、各例のシャフトのキックポイント値を調整した。プリプレグs3,s4の長さPを長くしたり同s3,s4の巻回数を多くするとキックポイント値を小さくでき、加えてプリプレグs1,s2の巻回数を減らすとキックポイント値の減少量を更に大きくできる。また、プリプレグs3,s4の長さPを短くしたり同s3,s4の巻回数を少なくするとキックポイント値を大きくでき、加えてプリプレグs1,s2の巻回数を増やすとキックポイント値の増大量を更に大きくできる。
上記表で示した各評価項目の評価方法及び評価基準は以下の通りである。いずれも4段階評価であり、評価の良い順に◎、○、△、×である。各クラブについて評価したところ、各例のそれぞれにおいて、同一のクラブ種類(ロングクラブ、ミドルクラブ、ショートクラブ)では同一の評価が得られた。
〈振りやすさ〉
ハンディキャップ5〜20のゴルファー50名により試打テストを行い、タイミングよくスイングすることができる度合いについて以下の4段階で官能評価した。
タイミング良くスイングできず、非常にスイングしにくいものを×
タイミング良くスイングできず、スイングしにくいものを△
タイミング良くスイングできるものを○
タイミング良くスイングでき、非常にスイングしやすいものを◎
そして、50名のゴルファーが各例の10本のクラブについて評価を行い、最も多い評価を当該クラブの評価とした。
〈飛距離〉
長さ45インチのドライバー(W#1)使用時におけるヘッドスピードが40〜45m/sであるゴルファー50名に各例の10本のクラブを試打してもらい、各番手における基準距離以上の飛距離が出た人が6割以上いるクラブを◎とし、4割以上6割未満のクラブを○とし、2割以上4割未満のクラブを△とし、2割未満のクラブを×の評価とした。そして、クラブの評価を集計し、最も多い評価を当該クラブの評価とした。
なお、クラブ各番手の基準距離は表1に示す。
〈コントロール性〉
ハンディキャップが5〜20のゴルファー50名が各例の10本のクラブを試打し、コントロール性が非常に良いと感じたものを◎、コントロール性が良いと感じたものを○、コントロール性が悪いと感じたものを△、コントロール性が非常に悪いと感じたものを×として4段階評価した。そして、各クラブの評価を集計し、最も多い評価を当該クラブの評価とした。
〈フィーリング〉
ハンディキャップが5〜20のゴルファー50名が各例の10本のクラブを試打し、打球の際に手に振動もしくは衝撃が残るか否かを官能評価した。振動又は衝撃が非常に大きいものを×、振動又は衝撃を感じるものを△、振動又は衝撃が少ないものを○、振動又は衝撃が非常に少ないものを◎として4段階評価した。そして、各クラブの評価を集計し、最も多い評価を当該クラブの評価とした。
表に示すように、4つの評価項目を総合すると、実施例1〜3は比較例1,2よりも評価が高い結果となった。特に、全ての実施例では、セット内の全クラブにおいて振りやすさの差異が小さいため、ロングクラブ、ミドルクラブ、ショートクラブの全てで振りやすさが高評価となった。一方、全ての比較例では、セット内の全クラブにおいて振りやすさの差異が大きいため、ロングクラブ、ミドルクラブ、ショートクラブの全てで振りやすさが低評価となった。
本発明の一実施形態であるアイアンゴルフクラブセット10を並べた図である。 実施例及び比較例に用いたシャフトのプリプレグ展開図である。 実施例及び比較例に用いたシャフトのバイアス層を構成するプリプレグの展開図である。 (a)は、順式フレックスの測定方法を示す図であり、(b)は、逆式フレックスの測定方法を示す図である。 GI(捩れ剛性)の測定方法を示す図である。
符号の説明
2 シャフト
10 アイアンゴルフクラブセット

Claims (2)

  1. ロフト角が28度未満のクラブであるロングクラブを1本以上含み、ロフト角が28度以上40度未満のクラブであるミドルクラブを1本以上含み、ロフト角が40度以上のクラブであるショートクラブを1本以上含むアイアンゴルフクラブセットであって、
    ロングクラブの内で最もロフト角の小さいクラブのキックポイント値が40%以上であり、
    ミドルクラブの内の少なくとも1本のクラブのキックポイント値が37%以上40%未満であり、
    ショートクラブの内で最もロフト角の大きいクラブのキックポイント値が37%未満であり、
    全クラブの内でロフト角の最も小さいクラブのキックポイント値をF1とし、次いでロフト角の小さいクラブのキックポイント値をF2とし、ロフト角の最も大きいクラブのキックポイント値をFmとし、ロフト角の小さいクラブから順にキックポイント値をF1、F2、・・・、Fm(mは3以上の整数)としたとき、F1≧F2≧・・・≧Fm を満たすことを特徴とするアイアンゴルフクラブセット。
  2. シャフト先端からGI最小位置までの長さのシャフト全長に対する割合をGI分布最小位置(%)とし、全クラブの内でロフト角の最も小さいクラブのGI分布最小位置(%)をL1とし、次いでロフト角の小さいクラブのGI分布最小位置(%)をL2とし、ロフト角の最も大きいクラブのGI分布最小位置(%)をLmとし、ロフト角の小さいクラブから順にGI分布最小位置(%)をL1、L2、・・・、Lm(mは3以上の整数)としたとき、L1≦L2≦・・・≦Lm 且つ L1<Lm を満たすことを特徴とする請求項1に記載のアイアンゴルフクラブセット。
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