JP2006262979A - 留置針セット - Google Patents

留置針セット Download PDF

Info

Publication number
JP2006262979A
JP2006262979A JP2005081788A JP2005081788A JP2006262979A JP 2006262979 A JP2006262979 A JP 2006262979A JP 2005081788 A JP2005081788 A JP 2005081788A JP 2005081788 A JP2005081788 A JP 2005081788A JP 2006262979 A JP2006262979 A JP 2006262979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
engagement
connector
housing
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005081788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4723267B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Abe
一博 阿部
Shigeaki Funamura
重彰 船村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Covidien Ltd
Original Assignee
Nippon Covidien Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Covidien Ltd filed Critical Nippon Covidien Ltd
Priority to JP2005081788A priority Critical patent/JP4723267B2/ja
Publication of JP2006262979A publication Critical patent/JP2006262979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4723267B2 publication Critical patent/JP4723267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 外針への取り付けが容易で、かつ不用意に外針から外れることを防止できるコネクターを備えた留置針セットを提供すること。
【解決手段】 カニューレ21と、内部に開閉孔25aを有する弁体25が設置されたハウジング22とからなる外針20と、金属針31とハブ32とからなる内針30と、コネクター40とで留置針セットAを構成した。そして、ハウジング22にガイド溝27と係合穴28とを連通して設け、コネクター40に、可撓性片43aを設けるとともに、可撓性片43aの外側面に、係合穴28に係合できガイド溝27の最狭部27aを通過できない係合突起43bを設けた。さらに、係合突起43bの外側端面に、コネクター40の中心軸側に押圧することにより、可撓性片43aを撓ませて係合穴28と係合突起43bとの係合を解除させる押圧部45を設けた。
【選択図】 図15

Description

本発明は、血液透析等を行う際に血管に留置される留置針を備えた留置針セットに関する。
従来から、留置針セットを用いて、患者の血管に対して、血液透析を行ったり、所定の薬液等を供給したりする処置が行われている。このような場合に用いられる留置針セットは、患者の血管内に留置するための外針と、外針の内部に挿入され、外針を患者の血管に穿刺する処置をスムーズにするための内針とを備えている。そして、使用の際には、内針を外針内に挿入し、内針の先端部を外針の先端部から僅かに突出させた状態で、外針を内針とともに血管に穿刺する。ついで、外針を血管に留置した状態で、内針を外針(血管)から抜き取り、外針の後端部に所定の血液や薬液等を供給するためのチューブ部材等を接続することによって血液透析や薬液等の供給が行われる。
また、このような留置針セットが備える留置針の中には、外針から内針を抜き取る際に、血液が外針の後端部から吐出することを防止するための弁体や、外針とチューブ部材等を接続するためのコネクターを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この留置針では、外針の後端部に弁体が取り付けられており、この弁体に、内針を液密的に挿通させるとともに、内針を抜いたときには閉塞する開閉孔が設けられている。そして、コネクターは、弁体の開閉孔に挿通可能な挿通管と内周面にねじが形成された筒状のスクリューアダプターとで構成されており、スクリューアダプターのねじを、外針の後端外周部に形成された環状突起に螺合させることにより、外針に対して位置変更可能な状態で取り付けられている。
特開2001―46507号公報
しかしながら、前述した従来の留置針セットでは、コネクターの外針への取り付けを、外針の環状突起とコネクターのねじとの螺合によって行うため操作が面倒であるという問題がある。また、従来の留置針の中には、単に、外針の後端部に挿通管を挿し込むだけでコネクターを外針に取り付けるものもあるが、これによると、使用中にコネクターが緩んでしまう恐れがある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたのもで、その目的は、外針への取り付けが容易で、かつ不用意に外針から外れることを防止できるコネクターを備えた留置針セットを提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係る留置針セットの構成上の特徴は、内腔を備えたカニューレと、カニューレの基部に連結され内部にカニューレの内腔に連通する流路が設けられたハウジングとからなる外針と、内腔を備えカニューレの先端開口部から先端部を突出させた状態で外針内に挿入可能な金属針と、金属針の基部に連結されたハブとからなる内針と、ハウジング内に設けられ外針内に挿入される金属針を液密的に通すことができるとともに金属針が挿通していないときには流路を閉塞する開閉孔を有する弁体と、弁体の開閉孔に液密的に挿通できる挿通管を備え、内針が外針から取り外されているときに、挿通管を開閉孔に挿通させた状態で、外針のハウジングに連結できるコネクターとを備えた留置針セットであって、ハウジングとコネクターとに、係合突部と係合凹部とからなり、係合突部と係合凹部のうちの一方側をハウジングまたはコネクターの外周面側から中心軸側に向けて押圧することにより解除できる係合機構を複数個設けるとともに、係合突部と係合凹部との一方側をハウジングまたはコネクターの外周面側から中心軸側に押圧するための係合解除部を設けたことにある。
前述したように構成した本発明の留置針セットでは、ハウジングとコネクターとに、互いに係合する係合突部と係合凹部とからなる係合機構を設けて、コネクターを外針に連結できるようにしている。この場合、例えば、コネクターをハウジング内に差し込むことにより外針に連結することができる。したがって、外針へのコネクターの取り付けが容易になるとともに、コネクターが外針から外れることを防止できるようになる。
また、コネクターを外針から外す際には、係合解除部を押圧することにより係合突部と係合凹部との係合を解除できるため、その操作も容易になる。また、係合機構および係合解除部は複数個で構成されているため、すべての係合解除部を押圧しなければ係合機構の係合解除が行われず、不用意にコネクターが外針から外れることがなくなる。この場合、ハウジングに係合凹部を設けて、コネクターに係合突部を設けてもよいし、ハウジングに係合突部を設けて、コネクターに係合凹部を設けてもよい。また、本発明において、液密的とは、弁体の開閉孔の周面が金属針の周面に密着した状態になり、その間に液体が浸入できない状態とする。
また、本発明に係る留置針セットの他の構成上の特徴は、係合機構を、ハウジングにおけるコネクターの挿入口側端部からカニューレ側に向かって設けられたガイド溝と、ガイド溝の奥端部に連通して設けられガイド溝の奥端部の幅よりも大きな幅を有する係合穴とからなる係合凹部と、コネクターに設けられハウジング内に挿入可能であるとともにコネクターの中心軸に向かって撓むことのできる可撓性片と、可撓性片の外側面に設けられガイド溝の奥端部の幅よりも大きな幅を備えているとともに係合穴内に入って係合穴に係合できる係合突起とからなる係合突部とで構成し、係合解除部を、係合突起の外側端面に設けられガイド溝を通過できる押圧部で構成し、押圧部を押圧して可撓片をコネクターの中心軸側に撓ませることにより係合凹部と係合突部を係合させたり、その係合を解除させたりすることができるようにしたことにある。
このように構成した留置針セットでは、係合機構の係合突部を、可撓性片と可撓性片の外側面に設けられた係合突起とで構成し、係合凹部を、ガイド溝とガイド溝の奥端部に設けられた係合穴とで構成している。そして、係合突起の幅をガイド溝の奥端部の幅よりも大きく、係合穴の幅よりも小さくしている。したがって、係合突起は、係合穴内に入って係合穴に係合し、コネクターをハウジングに固定することはできるが、ガイド溝の奥端部を通過することはできなくなっている。このため、係合突起が係合穴に係合した状態で、コネクターをハウジングから引き抜こうとしてもコネクターはハウジングから外れない。
また、係合解除部を、係合突起の外側端面に設けられた押圧部で構成し、この押圧部がガイド溝の奥端部を通過できるようにしている。このため、押圧部をコネクターの中心軸側に押すことにより可撓性片を撓ませて係合突起と係合穴との係合を解除することができる。この場合、係合突起は、ハウジングの内部側に位置し、押圧部が係合穴に位置するようになる。したがって、この状態で、コネクターをハウジングの開口から引き出すように移動させることにより、押圧部がガイド溝内を通過するため、コネクターをハウジングから取り外すことができる。
また、コネクターをハウジングに取り付ける際にも、押圧部を押さえた状態で、ガイド溝内を通過させることにより、コネクターをハウジング内に挿入することができる。そして、押圧部が係合穴に位置したときに押圧部を放すことにより、可撓性片が、その弾性によって元の押圧されてない状態に復元し、係合突起と係合穴とが係合する。この結果、コネクターを引っ張っても、係合突起がガイド溝を通過できないため、コネクターはハウジング内に係合された状態を維持する。また、係合機構が複数個設けられているため、例え、係合機構の1個が不注意で解除されても、他の係合機構は係合した状態を維持し、コネクターがハウジングから外れることはない。
また、本発明に係る留置針セットにおいては、ハウジング内における内針の挿入口側に針先保護具を設置し、この針先保護具に、金属針に対して係合可能な金属針挿通孔と、金属針が金属針挿通孔内に位置しているときには、金属針の側部によってハウジングの所定部分に押圧されて針先保護具をハウジング内に固定した状態に維持し、金属針が金属針挿通孔から引き抜かれるとハウジングの所定部分への押圧が解除されて針先保護具を移動可能な状態にする弾性部材とを設け、金属針が金属針挿通孔から引きぬかれるときに、針先保護具が金属針の先端部を被覆した状態で、金属針とともに、ハウジングから引き出されるようにすることもできる。
このように構成すると、患者の血管に外針および内針の先端部を穿刺したのちに、外針から内針を抜き取ると、針先保護具が内針の先端部を被覆した状態で内針とともに外針から抜き取られる。このため、操作者が内針の先端部で怪我をすることがなくなり安全性が向上する。
以下、本発明に係る留置針セットを図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る留置針セットAを示しており、この留置針セットAは、患者の血管に留置される留置針等で構成されている。すなわち、留置針セットAは、収容ケース10と、患者の血管に刺し込まれる外針20と、外針20の内部に挿入可能な先端部を有する内針30と、外針20の後端部に接続可能なコネクター40とで構成されている。収容ケース10は、図2に示したように組み付けられた外針20と内針30とを収容するケース本体11と、コネクター40を収容するコネクター収容部12とを備えている。
ケース本体11は、一端が閉塞された長い筒状の容器で構成され、他端開口部にケース本体11の開口を開閉する長いキャップ状の蓋部13が着脱可能に取り付けられている。また、蓋部13の他端は、コネクター収容部12の一端に着脱可能になっている。コネクター収容部12は、一端が閉塞された短い筒状の容器で構成され、他端開口部にコネクター収容部12の開口を開閉する短いキャップ状の蓋部14が着脱可能に取り付けられている。このため、収容ケース10は、ケース本体11と蓋部13との内部に、組み付けられた状態の外針20と内針30とを出し入れ自在に収容し、コネクター収容部12と蓋部14との内部にコネクター40を出し入れ自在に収容している。そして、蓋部13とコネクター収容部12とを組み付けることにより、これらを一体的にすることができる。
外針20は、図3および図4に示したように、細管状のカニューレ21と、カニューレ21の基部(図示の右側に位置する後端部)に連結されたハウジング22とを備えている。そして、ハウジング22は、中央に位置しハウジング22の本体部分を構成するハウジング本体22aと、カニューレ21とハウジング本体22aとを接続する接続部22bと、ハウジング本体22aの後端部に形成され、外針20にコネクター40を連結するための連結部22cとで構成されている。
カニューレ21の先端部は、患者の血管内に留置されて、血管から血液を取り出したり、血管に薬液等を供給したりする。接続部22bは、先端側が細くなった先細りの筒状に形成されており、細径側先端部にカニューレ21の後端部が接続され、大径側後端部にハウジング本体22aが接続されている。ハウジング本体22aは、接続部22bの後端部外周を覆うようにして接続部22bに接続されており、後端部内周には、内径が接続部22bの内径と略同一に設定されたフランジ状の突部23が形成されている。そして、ハウジング本体22aの内部における接続部22bの後端面と突部23との間には、フィルター24と弁体25とが並んで設けられている。
フィルター24は、疎水性材料をリング状に形成したものであり、空気等の気体は通過させるが血液等の液体は通過させない性質を有している。また、弁体25は、弾性を備えたイソプレンゴムからなっており中心軸に沿った部分に開閉孔25a形成されている。この開閉孔25aは通常時には、図5に示したように閉塞状態を維持しているが、図1および図2に示したように、外針20内に内針30を挿入したときや、後述するように、外針20にコネクター40を挿入したときには、内針30の先端側挿入部分やコネクター40の先端側挿入部分を液密的に通すことができる。また、ハウジング本体22aと接続部22bとの境界部には、接続部22bの内部側からフィルター24を通過した気体を外部に放出するための気体通路26が形成されている。
連結部22cは、内径がハウジング本体22aの外径と略同じ大きさに設定された軸方向の長さが短い円筒状に形成されている。そして、連結部22cの上部および下部には、連結部22cの後端縁部から連結部22cの軸方向に沿った中央側に延びるガイド溝27がそれぞれ形成され、ガイド溝27の奥端部に係合穴28が形成されている。図6に示したように、ガイド溝27は、後端側が幅広で先端側に行くほど徐々に幅が狭くなるように形成されており、係合穴28は、ガイド溝27の最狭部27aの幅よりも直径が大きくなった略円形の穴部で構成されている。
内針30は、図7に示したように、ステンレス製の金属針31と、金属針31の基端側部分(図示の右側に位置する後端部)に固定されたハブ32と、ハブ32の後端部に着脱可能に取り付けられたプラグ33とで構成されている。金属針31は細管状の注射針からなっており、先端部31aが軸方向に対して傾斜して形成された先鋭部で構成されている。また、金属針31における先端部31aよりもやや後端側部分に、段部31bが形成されており、この段部31bを挟んで先端側の直径が後端側の直径よりもやや大きくなるように設定されている。この金属針31は、カニューレ21の先端部を患者の血管に刺し込む際に、その刺し込みがスムーズに行えるようにするためのもので、外針20の後端部から差し込まれ、弁体25の開閉孔25aを通過してカニューレ21の先端開口から先端部31aを外部に突出させた状態で使用される。
ハブ32は、内針30を持つための把持部として機能する部分であり、金属針31の後端部の外周部を被覆するようにして金属針31に固定されている。このハブ32は、中央部に位置して金属針31を固定するハブ本体32aと、金属針31の周面から所定間隔を保った状態でハブ本体32aの前部側に形成された筒状の収容部32bと、ハブ本体32aの後部側に形成され、後方に向って開口した凹部を備えた筒状のプラグ取付部32cとで構成されている。そして、収容部32bの前端周縁部にフランジ状の鍔部32dが形成されている。
プラグ33は、プラグ取付部32cの開口を開閉するための蓋として用いられるもので、プラグ取付部32cの凹部内に着脱可能に押し込むことのできる円筒状の栓部33aと、栓部33aの後端部に固定され、後方に向って開口した凹部を備えた把持部33bとで構成されている。そして、把持部33bの凹部内の奥端部にはセルロース製のフィルター33cが設けられている。このフィルター33cは、空気は通すが血液は通さないように構成されている。
このように構成された外針20と内針30とは、使用前には、図2に示したように組み付けられており、その際には、外針20と内針30との境界部に、針先保護具35が設置されている。この針先保護具35は、図8に示したように構成されており、外針20の連結部22c内に挿入可能な円筒箱状のばね収容部36と、内針30の収容部32b内に挿入可能な筒状の挿入部37とを備えている。そして、ばね収容部36内の上下方向の中央よりもやや下方部分に係止部36aが設けられ、ばね収容部36の上面には突出用孔36bが設けられている。また、ばね収容部36の前面における略中央には、金属針31が挿通できる挿通孔36cが設けられている。
また、ばね収容部36内における係止部36aとばね収容部36の上面部との間に、昇降台38aと、昇降台38aの上面中央から上方に向かって延び突出用孔36bから外部に向って突出できる突出棒38bとからなる昇降部材38が設けられている。そして、突出棒38bの外周に、ステンレス製のコイルばね39が取り付けられている。このコイルばね39の直径は突出用孔36bの直径よりも大きく設定され、突出用孔36bから突出できなくなっている。したがって、昇降台38aを上方に移動させたときには、突出棒38bが突出用孔36bから外部に突出し、コイルばね39は、昇降台38aを上方に移動させる力に抗して収縮する。
また、挿入部37の内部には、内径が金属針31の先端側部分の外径と略等しく設定された挿通孔37aが形成されている。そして、この挿通孔37aの後端部には、内径がやや小さくなった小径部37bが形成されており、この小径部37bの端に形成される段が、金属針31の段部31bと係合可能になっている。この挿通孔37aは、ばね収容部36内の空間部を介して挿通孔36cに連通している。このように構成された針先保護具35は、挿通孔37a,36cに金属針31を挿通させ、挿入部37を収容部32b内に挿入させた状態で内針30に組み付けられる。その際、金属針31によって昇降部材38が上方に押し上げられ、突出棒38bをハウジング22の係合穴28内に係合させた状態で、針先保護具35は、外針20の連結部22c内に設置される。この突出棒38bと係合穴28との係合によって、針先保護具35は、ハウジング22内に固定された状態を維持する。
コネクター40は、図9に示したように、基管41と、基管41の先端部から前方に延びる細径の挿通管42と、基管41の先端外周部の上下部分から前方に延びる一対の係合突部43と、基管41の先端外周部の左右部分から前方に延びる一対の弾性ガイド部44とで構成されている。コネクター40は、外部のチューブ部材46(図14および図15参照)等に接続されて、チューブ部材46等から供給される薬液等を外針20に送るためのもので、基管41の後端外周部には、チューブ部材46等の端部を接続するためのねじ部41aが形成されている。
挿通管42は、内径が均一で外径が基管41側の基部42aが大きく、先端側の挿入部42bが小さく設定された段状の管で構成されており、挿入部42bは、弁体25の開閉孔25aに液密的に挿入可能になっている。また、係合突部43は、それぞれ基管41の先端外周部から延びる弾性を備えた薄板状の可撓片43aと、可撓片43aの外側面から外部側に向って突出した短い円柱状の係合突起43bとで構成されている。そして、係合突起43bの端面中央部から外側に向って、係合突起43bよりも細径に形成された円柱状の本発明の係合解除部としての押圧部45が突出している。また、弾性ガイド部44は、基管41の先端外周部から延びる四角状の薄板で構成されている。
コネクター40は、挿入部42bを弁体25の開閉孔25aに挿入させ、可撓片43aおよび弾性ガイド部44を連結部22c内に挿入させた状態でハウジング22に連結される。その際、図10に示したように、係合突起43bが、係合穴28に係合し、押圧部45が連結部22cの外部に突出した状態になる。また、ハウジング22にコネクター40を取り付ける場合や、ハウジング22からコネクター40を取り外す際には、図11に示したように、押圧部45を連結部22cの内部側に押して、係合突起43bを連結部22cの内部側に位置させる。これによって、押圧部45の太さがガイド溝27の最狭部27aの幅よりも小さいため、押圧部45はガイド溝27内を移動可能になり、コネクター40のハウジング22への取り付けや取り外しが可能になる。
なお、ガイド溝27と係合穴28とで本発明に係る係合凹部が構成され、可撓片43aと係合突起43bとで本発明に係る係合突部が構成される。そして、この係合凹部と係合突部とで本発明に係る係合機構が構成される。また、外針20とコネクター40とで留置針が構成される。さらに、留置針セットAを構成する収容ケース10はポリスチレンで構成され、外針20、内針30の金属針31以外の部分、針先保護具35のコイルばね39以外の部分およびコネクター40は、透明または半透明のポリプロピレンで構成されている。また、内針30のハブ32は、金属針31を介して内部に血液が入ったときにその確認ができるように透明材料で構成されている。
この構成において、留置針セットAを使用する場合には、まず、図1に示したように、収容ケース10内に収容された外針20等を取り出して、外針20と内針30とを組み合わせた状態で、カニューレ21の先端部を金属針31の先端部31aとともに患者の例えば腕に穿刺して血管まで到達させる。これによって、血管内の血液が、金属針31内に浸入して、ハブ32のハブ本体32a内に入り込む。この結果、ハブ32の色が赤くなるため、金属針31の先端部31aが血管に到達したことを確認することができる。この際、金属針31内の空気は、血液によって金属針31内の後端側に押し込まれ、フィルター33cを通過して外部に放出される。
ついで、外針20を患者の血管に留置したままの状態で、図12に示したように、内針30を外針20の後部側に引いていく。これによって、内針30の収容部32bから針先保護具35の挿入部37が抜け、金属針31が弁体25の開閉孔25aや挿入部37の挿通孔37aの周面に摺接しながら外針20から後退していく。さらに、内針30を外針20の後部側に引いていき、金属針31の先端部31aが、針先保護具35のばね収容部36内を通過すると、コイルばね39の復元力によって、昇降部材38が下降し、突出棒38bと係合穴28との係合が解除される。
これによって、針先保護具35は移動可能な状態になり、金属針31の段部31bと挿入部37の挿通孔37aの小径部37bの端に形成される段との係合によって、針先保護具35は金属針31とともにハウジング22から抜け出て、図13の状態になる。この場合、金属針31は、弁体25の開閉孔25a内を通過して出ていくが、金属針31と開閉孔25aの内周面とは液密的に密着しているため、開閉孔25aから血液が外部に漏れ出ることがない。また、外針20から内針30を抜き取ったのちには、開閉孔25aは閉塞状態になるため、ハウジング22の後端部から血液が吐出することもない。
つぎに、図14に示したように、コネクター40の基管41にチューブ部材46の接続部47を接続する。この接続は、基管41のねじ部41aに接続部47の内周面に設けられた突部47aを係合させることにより行う。そして、ハウジング22内に、コネクター40を挿し込んで、図15の状態にする。この場合、前述したように、コネクター40の両押圧部45を押さえた状態で、コネクター40をハウジング22内に押し込む。そして、チューブ部材46に接続された薬液等の供給装置を作動させて、薬液等を血管に供給する。以上のようにして、留置針セットAの使用が行われる。なお、コネクター40をハウジング22に連結する際に、予め、少量の薬液等を挿入部42bから出しておく。これによって、カニューレ21内に空気が入ることを防止できる。
このように、この留置針セットAでは、ハウジング22にガイド溝27と係合穴28を設け、コネクター40に、中心軸側に撓むことのできる可撓片43aと、可撓片43aの外側面に設けられ係合穴28に係合できるがガイド溝27内を通過できない係合突起43bとを設けている。さらに、係合突起43bの端面中央部に突部からなる押圧部45を設けている。したがって、押圧部45を押して可撓片43aを撓ませた状態で、コネクター40をハウジング22内に差し込むことにより容易に外針20に連結することができる。また、係合突起43bと係合穴28との係合により、コネクター40が外針20から外れることを防止できる。
さらに、コネクター40を外針20から外す際には、押圧部45を押圧することにより係合突起43bと係合穴28との係合を解除できるため、押圧部45を押した状態で、コネクター40をハウジング22から引き出すことにより容易に外針20から外すことができる。また、係合突部と係合凹部とからなる係合機構を2組設けているため、双方の押圧部45を押圧しなければ係合機構の係合解除が行われず、不用意にコネクター40が外針20から外れることがなくなる。
また、本発明に係る留置針セットは、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した実施形態では、係合凹部をガイド溝27と係合穴28とで構成しているが、このガイド溝27は省略することができるし、上下に貫通したものでなく、ハウジング22の内面に形成された溝部で構成することもできる。この場合、押圧部45がハウジング22の内部側を通過するようにする。また、前述した実施形態では、コネクター40に設けられた押圧部45を押圧することにより係合突起43bと係合穴28との係合を解除するようにしているが、ハウジングに係合穴を備えた可撓片を設けるとともに、コネクターの内周面に係合穴と係合可能な係合突起を設けることもできる。この場合、係合解除部はハウジング側に設ける。
さらに、前述した実施形態では、外針20、内針30の金属針31以外の部分、針先保護具35のコイルばね39以外の部分およびコネクター40をポリプロピレンで構成しているが、これらを構成する材料についても、適宜変更することができる。例えば、ハウジング22、ハブ32、コネクター40については、ポリカーボネート、ポリウレタン、ナイロン、シリコーン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ABS樹脂、ポリエチレン等の各材料を用いて形成することができる。
また、カニューレ21は、フッ素樹脂、ポリウレタン等の材料を用いて形成することができる。さらに、弁体25については、シリコーン、ポリ塩化ビニール、軟質ウレタン等の材料を用いて形成することができ、コイルばね39については、チタン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート等の材料を用いて形成することができる。さらに、本発明に係る留置針セットは、血管に限らず、十二指腸等の腸、腎盂、膀胱などの体内の部位に対しても使用することができる。
本発明の一実施形態に係る留置針セットを示した断面図である。 外針と内針を組み付けた状態を示した断面図である。 外針を示した側面図である。 図3に示した外針の断面図である。 図3の5−5断面図である。 ガイド溝と係合穴を示した平面図である。 内針を示した断面図である。 針先保護具を示した断面図である。 コネクターを示しており、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は断面図である。 係合穴に係合突起を係合させた状態を示しており、(a)は平面図、(b)は断面図である。 係合穴と係合突起とを係合またはその係合を解除する状態を示した断面図である。 外針から内針を引き抜いていく状態を示した断面図である。 外針から内針を引き抜いた状態を示した断面図である。 コネクターにチューブ部材を接続させた状態を示した断面図である。 コネクターを外針に接続させた状態を示した断面図である。
符号の説明
20…外針、21…カニューレ、22…ハウジング、22a…ハウジング本体、22b…接続部、22c…連結部、25…弁体、25a…開閉孔、27…ガイド溝、27a…最狭部、28…係合穴、30…内針、31…金属針、31a…先端部、32…ハブ、32a…ハブ本体、32b…収容部、32c…プラグ取付部、40…コネクター、41…基管、42…挿通管、42b…挿入部、43…係合突部、43a…可撓片、43b…係合突起、45…押圧部、A…留置針セット。

Claims (2)

  1. 内腔を備えたカニューレと、前記カニューレの基部に連結され内部に前記カニューレの内腔に連通する流路が設けられたハウジングとからなる外針と、
    内腔を備え前記カニューレの先端開口部から先端部を突出させた状態で前記外針内に挿入可能な金属針と、前記金属針の基部に連結されたハブとからなる内針と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記外針内に挿入される金属針を液密的に通すことができるとともに前記金属針が挿通していないときには前記流路を閉塞する開閉孔を有する弁体と、
    前記弁体の開閉孔に液密的に挿通できる挿通管を備え、前記内針が前記外針から取り外されているときに、前記挿通管を前記開閉孔に挿通させた状態で、前記外針のハウジングに連結できるコネクターとを備えた留置針セットであって、
    前記ハウジングと前記コネクターとに、係合突部と係合凹部とからなり、前記係合突部と前記係合凹部のうちの一方側を前記ハウジングまたは前記コネクターの外周面側から中心軸側に向けて押圧することにより解除できる係合機構を複数個設けるとともに、前記係合突部と前記係合凹部との一方側を前記ハウジングまたは前記コネクターの外周面側から中心軸側に押圧するための係合解除部を設けたことを特徴とする留置針セット。
  2. 前記係合機構を、前記ハウジングにおける前記コネクターの挿入口側端部から前記カニューレ側に向かって設けられたガイド溝と、前記ガイド溝の奥端部に連通して設けられ前記ガイド溝の奥端部の幅よりも大きな幅を有する係合穴とからなる係合凹部と、
    前記コネクターに設けられ、前記ハウジング内に挿入可能であるとともに、前記コネクターの中心軸に向かって撓むことのできる可撓性片と、前記可撓性片の外側面に設けられ前記ガイド溝の奥端部の幅よりも大きな幅を備えているとともに、前記係合穴内に入って前記係合穴に係合できる係合突起とからなる係合突部とで構成し、
    前記係合解除部を、前記係合突起の外側端面に設けられ、前記ガイド溝を通過できる押圧部で構成し、前記押圧部を押圧して前記可撓片を前記コネクターの中心軸側に撓ませることにより前記係合凹部と前記係合突部を係合させたり、その係合を解除させたりすることができるようにした請求項1に記載の留置針セット。
JP2005081788A 2005-03-22 2005-03-22 留置針セット Active JP4723267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081788A JP4723267B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 留置針セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081788A JP4723267B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 留置針セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006262979A true JP2006262979A (ja) 2006-10-05
JP4723267B2 JP4723267B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37199549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005081788A Active JP4723267B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 留置針セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4723267B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102824666A (zh) * 2012-09-26 2012-12-19 张亚根 具有双压功能的囊卡静脉留置针
CN105126193A (zh) * 2014-05-26 2015-12-09 上海康德莱企业发展集团股份有限公司 一种用于预充式导管冲洗器芯杆的内芯杆
CN113041441A (zh) * 2021-01-08 2021-06-29 湛江健力源医疗用品有限公司 密闭式无针连接外接头及其应用的留置针

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08243171A (ja) * 1995-03-10 1996-09-24 Terumo Corp 医療用コネクター、医療用コネクターを備えた輸液用バッグおよび医療用コネクターを備えた医療用器具
JPH09103486A (ja) * 1995-09-22 1997-04-22 Becton Dickinson & Co フランジレス注射器用バックストップ装置
JP2000107300A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Becton Dickinson & Co 抗汚染コネクタ―
JP2000126295A (ja) * 1998-10-29 2000-05-09 Terumo Corp シールド付注射器
JP2001046507A (ja) * 1999-08-04 2001-02-20 Medikit Kk 留置針

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08243171A (ja) * 1995-03-10 1996-09-24 Terumo Corp 医療用コネクター、医療用コネクターを備えた輸液用バッグおよび医療用コネクターを備えた医療用器具
JPH09103486A (ja) * 1995-09-22 1997-04-22 Becton Dickinson & Co フランジレス注射器用バックストップ装置
JP2000107300A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Becton Dickinson & Co 抗汚染コネクタ―
JP2000126295A (ja) * 1998-10-29 2000-05-09 Terumo Corp シールド付注射器
JP2001046507A (ja) * 1999-08-04 2001-02-20 Medikit Kk 留置針

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102824666A (zh) * 2012-09-26 2012-12-19 张亚根 具有双压功能的囊卡静脉留置针
CN105126193A (zh) * 2014-05-26 2015-12-09 上海康德莱企业发展集团股份有限公司 一种用于预充式导管冲洗器芯杆的内芯杆
CN105126193B (zh) * 2014-05-26 2022-09-02 上海康德莱企业发展集团股份有限公司 一种用于预充式导管冲洗器芯杆的内芯杆
CN113041441A (zh) * 2021-01-08 2021-06-29 湛江健力源医疗用品有限公司 密闭式无针连接外接头及其应用的留置针

Also Published As

Publication number Publication date
JP4723267B2 (ja) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1946791B1 (en) Indwelling needle
US8939938B2 (en) Needle tip protector
JP4775638B2 (ja) 連通部材、およびそれを用いた医療用容器、並びに輸液調剤用具セット
JP3754704B2 (ja) 自動封止バルブを有する胸腔穿刺用カテーテル器具
WO2007038643A1 (en) Catheter connection systems
KR20070110125A (ko) 유치침 장치
JP2022136158A (ja) 弁付き針組立体および留置針組立体
WO2016158627A1 (ja) 穿刺針保護用組立体、注射器組立体及びその製造方法
JP4723267B2 (ja) 留置針セット
JPWO2013002320A1 (ja) コネクタ組立体およびオス型コネクタ
WO2016088424A1 (ja) カテーテル組立体及びその製造方法
JP2010051702A (ja) 皮下注入器
JP2017153658A (ja) 留置針
JPWO2016143362A1 (ja) コネクタ及び医療機器セット
KR20240043763A (ko) 분리형 커넥터
JP4292145B2 (ja) 流路連通用ロックコネクタ装置
JP2016064032A (ja) クランプ装置
KR20220042387A (ko) 유체 주입 시스템의 점적 챔버용 프라이밍 장치
JP4559284B2 (ja) 留置針セット
JP4778259B2 (ja) 留置針セット
JP2007007240A (ja) 留置針の包装容器
KR20090059873A (ko) 정맥내 카테터 삽입장치
US20200171293A1 (en) Hemostasis Valve Device
US20220257856A1 (en) Drug solution injection controller
JP7070817B1 (ja) コネクタ洗浄器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4723267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250