JP2006262355A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ある一定の周波数に対して、配向を固定したまま指向性を動的に変化させることが可能なアンテナ装置を実現すること。
【解決手段】中央金属配線pの途中には、給電点FLと給電点FRから成る給電部Fが設けられており、この中央金属配線pの左側の一端CLには、第1及び第2の金属配線q1、q2がそれぞれ接続されている。また、中央金属配線pの右側の他端CRには金属配線第3及び第4の金属配線q3、q4がそれぞれ接続されている。金属配線q1、q2、q3、およびq4は、x軸方向またはy軸方向に平行な金属配線から構成されている。金属配線q1、q2、q3、およびq4のそれぞれの途中の中央金属配線pに近い各部分、即ち、金属配線q1、q2、q3、およびq4のy軸方向に伸びている各部分には、それぞれ、第1乃至第4の各可変容量素子V1、V2、V3及びV4が挿入されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、略平面状に展開された金属配線から構成されるアンテナ装置に関し、特に、その金属配線上に挿入された可変リアクタンス素子の各リアクタンス成分を可変制御する手段を有するアンテナ装置に関する。
このアンテナ装置は、アンテナの指向性を動的に変化させる必要が伴う例えば移動体通信などに大いに有用なものである。
本願発明の出願人は、先行技術として先(平成16年1月20日)に「特願2004−11327;アンテナ及びその配設方法」を出願しているが、本願発明はその先行出願に開示したアンテナに対する改良発明に相当するものである。
この先行出願に記載したアンテナと同等のアンテナの平面図を図10に示す。直線状の金属配線pの中央に、2つの給電点FL,FRから成る給電部Fが設けられている。金属配線pの一端CLには、互いに長さの異なる金属配線q11とq12とが設けられており、他端CRには、互いに長さの異なる金属配線q13とq14とが設けられている。金属配線q11とq13は、給電部Fに対して点対称の関係にある。同様に金属配線q12とq14は、給電部Fに対して点対称の関係にある。点A11と点A12とを結ぶ金属配線q11+q12の中点YLを、金属配線pの一端CLからD10だけオフセットしている。同様に点A13と点A14とを結ぶ金属配線q13+q14の中点YRを、金属配線pの他端CRからD10だけオフセットしている。
この構成のアンテナは動作周波数により、3つの共振経路の内の何れか1つの経路の経路長が、所望の動作周波数の略半波長の長さになった時に、その経路における共振モードにて良好に動作する。このときの3つの動作周波数の関係をfL<fM<fHとする。例えば、動作周波数が相対的に小さいfLの時には、経路A11−CL−FL−FR−CR−A13の長さがその周波数fLに対応する波長の略半分となる。また、動作周波数がfMのときには、経路A11−CL−A12の長さとA14−CR−A13の長さがそれぞれ、その周波数fMに対応する波長の略半分となる。また、動作周波数がfHの時には、経路A12−CL−FL−FR−CR−A14の長さがその周波数fHに対応する波長の略半分となる。
そして、これらの3つの電流経路の方向は何れも互いに異なるため、各動作周波数fL、fM、fHにより、アンテナの指向性も変化する。
しかしながら、上記の先行出願に記載したアンテナは、動作周波数を変化させることによりその指向性を変化させるものであって、ある一定の周波数での指向性はアンテナを構成する金属配線の寸法により一意に決まってしまう。したがって、上記のアンテナを単独で用いている限り、そのアンテナ1台だけではある一定の周波数に対して指向性を動的に変化させることはできない。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、ある一定の周波数に対して、配向を固定したまま指向性を動的に変化させることが可能なアンテナ装置を実現するすることである。
上記の課題を解決するためには、以下の手段が有効である。
即ち、本発明の第1の手段は、略平面状に展開された金属配線から構成されるアンテナ装置において、2点の給電点からなる1組の給電部Fと、この給電部Fが途中に挿入された1本の中央金属配線pと、この中央金属配線pの一端CLに一端が接続された第1金属配線q1と、その一端CLに一端が接続された第2金属配線q2と、上記の中央金属配線pの他端CRに一端が接続された第3金属配線q3と、その他端CRに一端が接続された第4金属配線q4と、上記の第1金属配線q1上に挿入された第1可変リアクタンス素子V1と、上記の第2金属配線q2上に挿入された第2可変リアクタンス素子V2と、上記の第3金属配線q3上に挿入された第3可変リアクタンス素子V3と、上記の第4金属配線q4上に挿入された第4可変リアクタンス素子V4とを設け、更に、上記の第1可変リアクタンス素子V1、第2可変リアクタンス素子V2、第3可変リアクタンス素子V3、および第4可変リアクタンス素子V4がそれぞれ供する各リアクタンス成分を可変制御するリアクタンス制御手段を設けることである。
また、本発明の第2の手段は、上記の第1の手段において、上記の2点の給電点の中点に対して、第1金属配線q1と第3金属配線q3とを略点対称に配置し、第2金属配線q2と第4金属配線q4とを略点対称に配置し、第1可変リアクタンス素子V1と第3可変リアクタンス素子V3とを略点対称に配置し、第2可変リアクタンス素子V2と第4可変リアクタンス素子V4とを略点対称に配置し、第1可変リアクタンス素子V1のリアクタンス値X1と第3可変リアクタンス素子V3のリアクタンス値X3とを略一致させ、第2可変リアクタンス素子V2のリアクタンス値X2と第4可変リアクタンス素子V4のリアクタンス値X4とを略一致させ、かつ、上記のリアクタンス値X1とリアクタンス値X2とを不一致にすることである。
また、本発明の第3の手段は、上記の第1又は第2の手段において、上記の2点の給電点上を通る直線に対して、第1金属配線q1と第2金属配線q2とを略線対称に配置し、第3金属配線q3と第4金属配線q4とを略線対称に配置することである。
また、本発明の第4の手段は、上記の第1乃至第3の何れか1つの手段において、上記の第1リアクタンス素子V1、第2リアクタンス素子V2、第3リアクタンス素子V3、及び第4リアクタンス素子V4をそれぞれ何れも可変容量素子で構成することである。
また、本発明の第5の手段は、上記の第1乃至第4の何れか1つの手段において、第1金属配線q1の少なくとも一部分と、第2金属配線q2の少なくとも一部分と、第3金属配線q3の少なくとも一部分と、第4金属配線q4の少なくとも一部分とをそれぞれ何れも互いに略平行に配置することである。
また、本発明の第6の手段は、上記の第5の手段において、第1金属配線q1と第3金属配線q3において互いに略平行に配置されている部位の間の距離D1が、所望の動作周波数f0に対応する波長λ0 に対して0.0 5λ0 ≦D1≦0.3λ0 を満たすように、その距離D1を設定することである。
また、本発明の第7の手段は、上記の第1乃至第6の何れか1つの手段において、中央金属配線pの長さD2が、所望の動作周波数f0に対応する波長λ0 に対して、0.005λ0 ≦D2≦0.15λ0 を満たすように、その長さD2を設定することである。
また、本発明の第8の手段は、上記の第1乃至第7の何れか1つの手段において、給電部Fに対して給電する2本の互いに略平行な給電線路を設け、その2本の給電線路間の距離D3が、所望の動作周波数f0に対応する波長λ0 に対して、0.000 1λ0 ≦D3≦0.02λ0 を満たすように、その距離D3を設定することである。
以上の本発明の手段により、前記の課題を効果的、或いは合理的に解決することができる。
以上の本発明の手段によって得られる効果は以下の通りである。
即ち、本発明の第1の手段によれば、共振方向や指向性の相異なる複数の共振モードを1台のアンテナ上に実現することができる点は前述の先行出願と同様であるが、更に、本発明の第1の手段によれば、各金属配線q1、q2、q3およびq4の途中に設けた各可変リアクタンス素子V1、V2、V3及びV4の各リアクタンス値を、上記のリアクタンス制御手段によって可変制御することにより、各金属配線q1、q2、q3およびq4の等価的な長さを動的に変化させることができる。このため、上記と同様の共振方向や指向性を有する各共振モードについて何れも、所定の周波数帯域内における任意の動作周波数に対して生成することが可能となる。したがって、本発明の第1の手段によれば、所定の周波数帯域内における所望の周波数において、動的にアンテナの指向性を可変制御することができる。
また、本発明の第2の手段によれば、電流経路の異なる3つの共振モードを生成することができるので、指向性を動的に変化させる範囲を広くすることができる。特に、8の字型の指向性の最大放射方向については、それをアンテナを含む面上で360°回転させることができる。
また、本発明の第3の手段によれば、アンテナの配線パターンが給電部Fに対して略点対称形状となるので、アンテナの利得を最大にすることが可能となる。
また、本発明の第4の手段によれば、既存のバラクタダイオード等の周知の一般的な可変容量素子で可変リアクタンス素子を容易かつ簡潔に構成することができるので、本発明の第4の手段によれば、アンテナの構成を簡略化することができる。
また、本発明の第5の手段によれば、アンテナの金属配線パターンが占有する設置面積を小さくすることができるので、狭く限られた設置領域へのアンテナの配設が可能または容易となる。したがって、例えば、自動車のフロントガラスの上部などの極限られた領域にアンテナを、運転者の視界を妨げることなく搭載することができる。
また、本発明の第6の手段によれば、指向性や整合特性を劣化させることなく、アンテナを小形化することが可能となる。より望ましくは、0.1λ0 〜0.2λ0 程度が良い。このD1の値が小さ過ぎると幅広く良好に指向性を確保したり可変制御したりすることが難しくなる。また、このD1の値が大き過ぎるとアンテナの小形化が難しくなる。
また、本発明の第7の手段によれば、小形のアンテナ形状を維持しつつ、指向性や整合特性をより向上させることができる。より望ましくは、0.02λ0 〜0.08λ0 程度が良い。このD2の値が小さ過ぎると幅広く良好に指向性を確保したり可変制御したりすることが難しくなる。また、このD2の値が大き過ぎるとアンテナの小形化が難しくなる。
また、本発明の第8の手段によれば、小形のアンテナ形状や良好な整合特性を維持しながら、平衡線路−不平衡線路変換器とアンテナとを同一面上で接続することが可能または容易となる。従って、本発明の第8の手段によれば、不平衡線路である例えば同軸線路やマイクロストリップ線路などに対して、アンテナを接続することが可能または容易となる。
なお、金属配線上の電流が大きい部分に可変リアクタンス素子を装荷すると、等価的な長さの可変制御範囲も広くなる。したがって、中央金属配線pの端点CLまたはもう一方の端点CRに近い領域に上記の各可変リアクタンス素子V1〜V4をそれぞれ設けると良い。
また、上記の可変リアクタンス素子の構成要素としてインダクタ素子を用いる場合には、そのインダクタ素子と他の可変容量素子とを並列または直列に接続することによって、その複合体を可変インダクタ素子として動作させると良い。この場合、その可変容量素子の容量値を可変制御することにより、その複合体を可変インダクタ素子として動作させることができる。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
ただし、本発明の実施形態は、以下に示す個々の実施例に限定されるものではない。
本実施例1のアンテナAN1の平面図を図1に示す。以下、本実施例1ではアンテナAN1の長手方向(図1の左右の方向)にx軸をとり、このx軸に垂直な方向に、即ち図面の上下方向にy軸をとる。また、図面に垂直な方向にz軸をとるものとする。更に、このxy平面上における角度φを、x軸の正の向きから反時計回り(即ちy軸の正の向きに向う向き)に測った角度として定義する。
1.回路構成
本アンテナAN1の中央に配置された給電部Fによって左右に分断された直線状の中央金属配線pはx軸方向に伸びており、この方向が本アンテナAN1の長手方向となっている。即ち、長さD2を有する上記の中央金属配線pの途中には、給電点FLと給電点FRから成る上記の給電部Fが設けられており、この中央金属配線pの左側の一端CLには、第1及び第2の金属配線q1、q2がそれぞれ接続されている。また、中央金属配線pの右側の他端CRには金属配線第3及び第4の金属配線q3、q4がそれぞれ接続されている。以下、第1金属配線q1の中央金属配線pに接続されていない他端を端点A1と言う。また、端点A2、端点A3、端点A4についても同様に定義する。
また、上記の第1金属配線q1のことを以下では金属配線q1または単にq1と書くことがある。また、第2乃至第4の金属配線q2、q3、およびq4についても同様である。これらの金属配線q1、q2、q3、およびq4は、x軸方向またはy軸方向に平行な金属配線から構成されている。金属配線q1、q2、q3、およびq4のそれぞれの途中の中央金属配線pに近い各部分、即ち、金属配線q1、q2、q3、およびq4のy軸方向に伸びている各部分には、それぞれ、第1乃至第4の各可変容量素子V1、V2、V3及びV4が挿入されている。以下、この第1可変容量素子V1のことを可変容量素子V1または単にV1と書くことがある。また、第2乃至第4の可変容量素子V2、V3及びV4についても同様である。
このアンテナAN1は、給電部Fの中心点、即ち給電点FLと給電点FRとの中点に対して点対称即ち2直角回転対称の形状となっている。更に、このアンテナAN1では、中央金属配線pに対して、金属配線q1と金属配線q2とが線対称の関係にあり、金属配線q3と金属配線q4とが線対称の関係にある。また、給電部Fの中心点を通るy軸方向の中心線に対して、金属配線q1と金属配線q4とが線対称の関係にあり、金属配線q2と金属配線q3とが線対称の関係にある。
ここで、給電部Fからの各端点A1、端点A2、端点A3及び端点A4までの各経路長は全て等しくなっており、更に、給電部Fからの各可変容量素子V1、V2、V3及びV4までの各経路長も全て等しくなっている。
2.基本動作
以下、このアンテナAN1の動作について、図2、図3、図4及び図5を用いて説明する。図2、図3、図4は、アンテナAN1上に生じる電流の分布とアンテナAN1の指向性との関係を示している。アンテナAN1の指向性を制御する場合、給電部Fに対して点対称に位置する可変容量素子の容量値を同じ値とする。即ち、可変容量素子V1とV3の容量値をC1、可変容量素子V2とV4の容量値をC2とする。
(C1=C2の場合)
例えば、C1=C2の場合の、アンテナAN1上に生じる電流の分布と、xy面上におけるこのアンテナAN1の指向性との関係を図2に例示する。この場合、1つの共振モードaIのみが生じる。そして、この共振モードaIでは、経路A1−CL−FL−FR−CR−A3、A1−CL−FL−FR−CR−A4、A2−CL−FL−FR−CR−A3、およびA2−CL−FL−FR−CR−A4の各長さは、等価的に全て等しくなり、この共振モードにおいては、経路の等価的な長さが動作周波数f0に対応する波長λ0 の略半分の長さとなる。
そして、上記の共振モードaIでは、y方向に流れる電流は図示する各電流が互いに各放射作用を打ち消し合う様に流れ、x方向に流れる電流は同時に同じ向きに流れる。従って、x方向の電流のみが放射に寄与し、xy面上における指向性はy軸方向に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(C1<C2の場合)
また、C1<C2の場合のアンテナAN1上の電流分布とそのxy面上における指向性のグラフを図3に例示する。一般に、可変容量の容量値を小さくすると、その可変容量素子が挿入された金属配線の長さが等価的に短くなる。従って、C1<C2と設定した場合には、図3に示すように、金属配線q1とq3は、金属配線q2とq4よりも等価的に短くなる。また、容量値C1とC2の選び方により、電流経路の異なる3 つの共振モードbI、bII、およびbIII が生じる。
(1)例えば、共振モードbIでは、経路A2−CL−FL−FR−CR−A4が等価的に略0.5λ0 の長さとなる。このとき、xy面上におけるアンテナの指向性は、第1象限(0°<φ<90°)と、その反対側に位置する第3象限(−180°<φ<−90°)にそれぞれ最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(2)また、共振モードbIIでは、経路A1−CL−A2と経路A4−CL−A3が等価的に略0.5λ0 の長さとなる。このとき、xy面上における指向性はx軸方向に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(3)更に、共振モードbIII では、経路A1−CL−FL−FR−CR−A3が等価的に略0.5λ0 の長さとなる。このとき、xy面指向性は、第2象限(90°<φ<180°)と、その反対側に位置する第4象限(−90°<φ<0°)にそれぞれ最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(C1>C2の場合)
また、同様にC1>C2の場合の電流分布とxy面指向性の概念図を図4に示す。C1>C2では、図4に示すように、金属配線q2とq4は、金属配線q1とq3よりも等価的に短くなる。また、容量値C1とC2の選び方により、電流経路の異なる3 つの共振モードcI、cII、およびcIII が生じる。
(1)例えば、共振モードcIでは、経路A1−CL−FL−FR−CR−A3が等価的に略0.5λ0 の長さとなる。このとき、xy面指向性は、第4象限(−90°<φ<0°)と第2象限(90°<φ<180°)にそれぞれ最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(2)また、共振モードcIIでは、経路A2−CL−A1と経路A3−CL−A4が等価的に略0.5λ0 の長さとなる。このとき、xy面指向性はx軸方向に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(3)更に、共振モードcIII では、経路A2−CL−FL−FR−CR−A4が等価的に略0.5λ0 の長さとなる。このとき、xy面指向性は、第3象限(−180°<φ<−90°)と第1象限(0°<φ<90°)にそれぞれ最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
3.最大放射方向の設定方法
上述のように容量値C1とC2の選び方により、xy面における8の字形の指向性の最大放射方向を任意の方向に選ぶことができる。
(1)例えば、8の字形の指向性の最大放射方向をy軸方向にするには、C1=C2として共振モードaIを励振させればよい。一方、8の字形の指向性の最大放射方向をx軸方向にするには、例えば、C1<C2として共振モードbIIを励振させればよい。また、C1>C2として共振モードcIIを励振させてもよい。
(2)また、8の字形の指向性の最大放射方向を第3象限(−180°<φ<−90°)と第1象限(0°<φ<90°)に配置するには、例えば、上記の容量値をC1<C2として共振モードbIを励振させればよい。また、C1>C2として共振モードcIII を励振させてもよい。
(3)また、同様に、8の字形の指向性の最大放射方向を第4象限(−90°<φ<0°)と第2象限(90°<φ<180°)に配置するには、例えば、C1>C2として共振モードcIを励振させればよい。あるいは、C1<C2として共振モードbIII を励振させてもよい。
4.具体的な容量値と指向性との関係
可変リアクタンス素子の容量値C1とC2を変化させたときの、動作周波数f0におけるアンテナAN1のxy面上における各指向性のグラフ(典型例)を図5−A〜Fに例示する。これらのグラフから、最大放射方向が時計回りに回っている様子がわかる。
(1)例えば、C1=C2=1pFのときは、共振モードaIが励振され、図5−Aに示されるように、y軸方向に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
(2)また、C1=1pF、C2=2pFのとき、およびC1=1pF、C2=5pFのときは、共振モードbIが励振され、図5−B、および図5−Cに示されるように、第3象限(−180°<φ<−90°)と第1象限(0°<φ<90°)に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。図5−Aの最大放射方向を基準としたときの角度変化量に関しては、図5−Bの角度変化量より図5−Cの角度変化量のほうが大きい。
(3)更に、C1=1pF、C2=8pFのときは、共振モードbIIが励振され、図5−Dに示されるように、x軸方向に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
なお、図5−E、および図5−Fに示される指向性はそれぞれ、図5−Cおよび図5−Bに示される指向性をx軸、またはy軸に対して線対称に変換したものである。即ち、C1とC2の値をそれぞれ入れ換えた場合の指向性である。C1=5pF、C2=1pFのとき、およびC1=2pF、C2=1pFのときは、共振モードcIが励振され、図5−E、および図5−Fに示されるように、第4象限(−90°<φ<0°)と第2象限(90°<φ<180°)に最大放射方向をもつ8の字形の指向性となる。
5.本実施例1における効果
以上の構成に従えば、上記の容量値C1,C2を適当に可変制御すれば、この制御によって、アンテナAN1の指向性を動的に任意に可変制御することができる。
また、部分的に互いに平行な金属配線q1と金属配線q2の平行部分の距離D1は、所望の動作周波数f0に対応する波長λ0 に対して、0.0 5λ0 ≦D1≦0.3 λ0 を満たすように、その距離D1が設定することによって、このアンテナAN1では、指向性、および整合特性を劣化させることなく、アンテナを小形に形成することができた。
また、中央金属配線pの長さD2が、その動作周波数f0に対応する波長λ0 に対して、0.005λ0 ≦D2≦0.15λ0 を満たすように、その長さD2を設定することによって、指向性、および整合特性を最適に設定することができた。
6.リアクタンス制御手段
(1)リアクタンス制御手段の回路構成
図6に、上記のアンテナAN1の各容量値C1,C2を可変制御するリアクタンス制御手段の回路図を例示する。
給電線路r1はバランBL(平衡線路−不平衡線路接続器)と給電点FLとを接続する線路である。また、給電線路r2はバランBL(平衡線路−不平衡線路接続器)と給電点FRとを接続する線路である。この回路(アンテナAN1)のバランBLと直流カット用の容量素子Ca0とを除いた部分については、少なくとも論理的には、左右対称に形成されている。また、2つの給電点FL,FRよりもバランBL寄りの部位を除けば、それらの部分については、少なくとも論理的には、上下対称に形成されている。ただし、ここで、x軸方向が左右の方向であり、y軸方向が上下の方向である。
ワイヤーw1は、バラクターから成る第1可変容量素子V1の容量値(C1)を可変制御するための配線であり、この容量C1は点cの直流電位を可変制御することによって可変制御される。同様に、ワイヤーw2は、バラクターから成る第2可変容量素子V2の容量値(C2)を可変制御するための配線であり、この容量C2は点bの直流電位を可変制御することによって可変制御される。
図7−A,−B,−Cに、図6の部分的な拡大図を示す。図7−Aは容量素子Ca1の構成詳細及び接続形態を示すものである。容量素子Ca1は容量素子Ca1aと容量素子Ca1bとを図示する様に直列に接続したものであり、これらの容量素子は前述の動作周波数f0を効率よく透過させる容量に設定されている。容量素子Ca1aと容量素子Ca1bとの接続点P6には給電線路r1が接続されており、容量素子Ca1aの他端にはワイヤーw1が、容量素子Ca1bの他端P1にはワイヤーw2が、それぞれ接続されている。
また、図7−Bは容量素子Ca2の構成詳細及び接続形態を示すものである。容量素子Ca2は容量素子Ca2aと容量素子Ca2bとを図示する様に直列に接続したものであり、これらの容量素子は前述の動作周波数f0を効率よく透過させる容量に設定されている。容量素子Ca2aと容量素子Ca2bとの接続点P5には中央金属配線pが接続されており、容量素子Ca2bの他端にはワイヤーw1が、容量素子Ca2aの他端P2にはワイヤーw2が、それぞれ接続されている。
また、図7−Cは容量素子Ca3の接続形態を示すものである。この容量素子Ca3は前述の第2金属配線q2の途中に、即ち接続点P3と接続点P4の間に挿入されており、前述の動作周波数f0を効率よく透過させる容量に設定されている。この右側の接続点P3には、上記のワイヤーw2の端部が接続されている。また、左側の接続点P4は、インダクタ素子CL2の一端が接続されている。インダクタ素子CL2は、チョークコイルとして作用して、動作周波数f0の交流がここを透過するのを阻止している。このインダクタ素子CL2の他端は、第2可変容量素子V2の一端と接続されており、その接続点は、直流カット用の容量素子Ca4と第2金属配線q2を通して、端点A2に接続されている。
なお、容量素子Ca2が具備されていれば、容量素子Ca1,容量素子Ca3は、必ずしも必要ではないが、高周波に対する抵抗や励振動作の安定性の観点から容量素子Ca1や容量素子Ca3は容量素子Ca2とともに図示する様に配設することが望ましい。また、給電線路r1または中央金属配線pのワイヤーw2に対する間隔や立体的な対峙面積などを最適化することによって、これらの配線間に容量を持たせることも可能であり、そのように形成した容量を上記の容量素子Ca1,Ca2,Ca3の代りに、または、上記の容量素子Ca1,Ca2,Ca3の補足として用いることもできる。
(2)リアクタンス制御手段の回路動作
これらの回路によって、上記の第2可変容量素子V2の容量値(C2)を可変制御することができる。例えば、点bの直流電位を高くすると、直流電流が以下の経路を通って、アースにまで落ちる。即ち、その電流は、点bからw2上のインダクタ素子CL0b、図7−Aのワイヤーw2上の端点P1、図7−Bの端点P2、図7−Cの端点P3を通って第2金属配線q2に移り、第2可変容量素子V2、インダクタ素子CL2、図7−Cの端点P4、第2金属配線q2、端点CL、中央金属配線p上の接続点P5(図7−B)、給電点FL、給電線路r1上の接続点P6(図7−A)、及びインダクタ素子CL0Lを順次通ってアースにまで落ちる。
したがって、この直流電流の電流経路を用いた場合、上記の点bの電位を可変制御すれば、第2可変容量素子V2の端子間の電位差を所望の値に可変制御することができるので、これによって、第2可変容量素子V2の容量値(C2)を動的に所望の値に可変制御することができる。
また、その他の変容量素子Vm(m=1,3,4)の各容量値(C1またはC2)についても、図6の回路の上下左右の対称性に基づいて、上記と略同様に可変制御することができる。したがって、以上の構成に従えば、アンテナAN1が有する上記の各容量値(C1,C2)を動的に可変制御することにより、図1のアンテナAN1の指向性を動的に任意に可変制御することができる。
本実施例2のアンテナAN2の平面図を図8に示す。アンテナAN2は、金属配線q1、q2、q3、およびq4を図示する様に部分的にメアンダ形状とした点が、図1に示すアンテナAN1とは異なっている。メアンダ形状の金属配線は、x軸方向に平行な金属配線とy軸方向に平行な金属配線からなり、x軸方向の金属配線の各1辺がy軸方向の金属配線の各1辺より長くなっている。そして、この構成によれば、実施例1のアンテナAN1よりもアンテナをさらに小型化することが可能となる。
なお、本実施例2のアンテナAN2においては、給電部Fを構成する2点FLとFRに対して給電する2本の略平行な給電線路r1とr2が、アンテナAN2の各金属配線と同一平面上に設けられているが、この構成によれば、アンテナAN2とバランBL(平衡線路−不平衡線路変換器)とを、給電線路r1とr2を介して同一平面上で接続することができる。
従って、不平衡型のアンテナAN2から受信電力を取り出す場合、または送信電力を送る場合、不平衡線路である同軸線路やマイクロストリップ線路を平衡線路−不平衡線路変換器(バランBL)に接続可能となる。このとき、2本の給電線路r1とr2の距離D3が、動作周波数f0に対応する波長λ0 に対して、0.0001λ0 ≦D3≦0.02λ0 を満たすように設定されていれば、良好な整合特性を確保することができる。
本実施例3のアンテナAN3の平面図を図9に示す。図8に示すアンテナAN2のメアンダ形状を構成する金属配線q1,q2,q3及びq4では、x軸方向の金属配線の個々の辺がy軸方向の金属配線の各1辺より長くなっていたが、本図9に図示するこのアンテナAN3のように、y軸方向の金属配線の各1辺をx軸方向の金属配線の各1辺よりも長くしてもよい。この様な構成によっても、実施例1のアンテナAN1よりもアンテナをさらに小型化することが可能となる。
本発明のアンテナ装置は、アンテナの指向性を動的に変化させる必要が伴う例えば移動体通信などに大いに有用なものである。また、本発明のアンテナ装置は、平面化や小形化や細線化などが容易であるので、特に、視界の確保や美観の維持が要求される車両の窓ガラスなどに搭載するのに好適である。
第1実施例のアンテナAN1の平面図 アンテナAN1における電流分布と指向性との関係を例示するグラフ アンテナAN1における電流分布と指向性との関係を例示するグラフ アンテナAN1における電流分布と指向性との関係を例示するグラフ アンテナAN1における指向性を例示するグラフ アンテナAN1における指向性を例示するグラフ アンテナAN1における指向性を例示するグラフ アンテナAN1における指向性を例示するグラフ アンテナAN1における指向性を例示するグラフ アンテナAN1における指向性を例示するグラフ 第1実施例のアンテナAN1のリアクタンス制御手段の回路図 図6の部分的な拡大図 図6の部分的な拡大図 図6の部分的な拡大図 第2実施例のアンテナAN2の平面図 第3実施例のアンテナAN3の平面図 先行出願のアンテナAN10の平面図
符号の説明
AN1、AN2、AN3 : アンテナ
F : 給電部
p、q1、q2、q3、q4 : 金属配線
r1、r2 : 給電線路
V1、V2、V3、V4 : 可変容量素子
C1、C2 : 可変容量素子の容量値
D1 : 金属配線q1と金属配線q2の距離
D2 : 中央金属配線pの長さ
D3 : 略平行な2本の給電線路r1とr2の距離

Claims (8)

  1. 略平面状に展開された金属配線から構成されるアンテナ装置であって、
    2点の給電点からなる1組の給電部Fと、
    前記給電部Fが途中に挿入された1本の中央金属配線pと、
    前記中央金属配線pの一端CLに一端が接続された第1金属配線q1と、
    前記一端CLに一端が接続された第2金属配線q2と、
    前記中央金属配線pの他端CRに一端が接続された第3金属配線q3と、
    前記他端CRに一端が接続された第4金属配線q4と、
    前記第1金属配線q1上に挿入された第1可変リアクタンス素子V1と、
    前記第2金属配線q2上に挿入された第2可変リアクタンス素子V2と、
    前記第3金属配線q3上に挿入された第3可変リアクタンス素子V3と、
    前記第4金属配線q4上に挿入された第4可変リアクタンス素子V4と、
    前記第1可変リアクタンス素子V1、前記第2可変リアクタンス素子V2、前記第3可変リアクタンス素子V3、および前記第4可変リアクタンス素子V4がそれぞれ供する各リアクタンス成分を可変制御するリアクタンス制御手段と
    を有する
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記2点の給電点の中点に対して、
    前記第1金属配線q1と前記第3金属配線q3とが略点対称に配置され、
    前記第2金属配線q2と前記第4金属配線q4とが略点対称に配置され、
    前記第1可変リアクタンス素子V1と前記第3可変リアクタンス素子V3とが略点対称に配置され、
    前記第2可変リアクタンス素子V2と前記第4可変リアクタンス素子V4とが略点対称に配置され、
    前記第1可変リアクタンス素子V1のリアクタンス値X1と、前記第3可変リアクタンス素子V3のリアクタンス値X3とが略一致し、
    前記第2可変リアクタンス素子V2のリアクタンス値X2と、前記第4可変リアクタンス素子V4のリアクタンス値X4とが略一致し、
    前記リアクタンス値X1と前記リアクタンス値X2とが一致していない
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記2点の給電点上を通る直線に対して、
    前記第1金属配線q1と前記第2金属配線q2とが略線対称に配置されており、
    前記第3金属配線q3と前記第4金属配線q4とが略線対称に配置されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1リアクタンス素子V1、前記第2リアクタンス素子V2、前記第3リアクタンス素子V3、及び前記第4リアクタンス素子V4は、
    それぞれ何れも可変容量素子である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1金属配線q1の少なくとも一部分と、
    前記第2金属配線q2の少なくとも一部分と、
    前記第3金属配線q3の少なくとも一部分と、
    前記第4金属配線q4の少なくとも一部分とが、
    それぞれ何れも互いに略平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1金属配線q1と前記第3金属配線q3において互いに略平行に配置されている部位の間の距離D1は、
    所望の動作周波数f0 に対応する波長λ0 に対して、
    0.05λ0 ≦D1≦0.3λ0
    を満たすように設定されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記中央金属配線pの長さD2は、
    所望の動作周波数f0 に対応する波長λ0 に対して、
    0.005λ0 ≦D2≦0.15λ0
    を満たすように設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記給電部Fに対して給電する2本の互いに略平行な給電線路を有し、
    2本の前記給電線路間の距離D3は、
    所望の動作周波数f0 に対応する波長λ0 に対して、
    0.0001λ0 ≦D3≦0.02λ0
    を満たすように設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のアンテナ装置。
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