JP2006262176A - 車載用無線lan装置 - Google Patents

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稔 塩井
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Abstract

【課題】 走行中の車両の周囲に存在する複数の無線LANアクセスポイントの中から接続先として最適な無線LANアクセスポイントを選択する。
【解決手段】 位置情報をもとに目的地までのルート案内を実行する無線LAN装置であって、無線LANアクセスポイントの位置情報を記録する記録手段24と、無線LANアクセスポイントとネットワーク接続を行う無線LANモジュール30を備え、無線LANアクセスポイントより発信されるビーコンのRSSIを監視することにより現在接続可能な無線LANアクセスポイントを検出するとともに、その検出された無線LANアクセスポイントの位置情報を記録手段24から読み出して、検出された無線LANアクセスポイントの中から車両の進行方向に存在する無線LANアクセスポイントを接続先として選択する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車載用無線LAN装置に関し、特に、カーナビゲーション装置と連動可能な車載用無線LAN装置に関するものである。
近年、インターネットへの接続手段の一つとして無線LANが広く普及している。無線LANはケーブルを用いることなくネットワークを構成することができるLANの一形態である。無線LANはIEEE802.11で標準化作業が進められ、現在では、2.4GHz帯の電波を使用して最大11Mbpsの通信が可能な802.11bと、2.4GHz帯の電波を使用して最大54Mbpsの通信が可能な802.11gと、5.2GHz帯の電波を使用して最大54Mbpsの通信が可能な802.11aという3つの規格が存在している。これらの規格に準拠したネットワーク機器を用いて無線LANシステムを構築すれば、誰でも手軽に無線LANを構築することができる。例えば、無線LANモジュールが実装されたノートパソコンからアクセスポイントと呼ばれる無線基地局に接続することで、ケーブル接続なしでインターネットに接続することも可能となる。最近では、自宅に設置した個人の無線LANアクセスポイントだけでなく、屋外に設置された公共のアクセスポイント、あるいはプロバイダが提供する有料アクセスポイントに接続することも可能となっている。
さらに最近は、無線LANシステムを車両に搭載して、車で移動しながら各種情報をダウンロードする試みも種々検討されている。例えば、車両からアクセスポイントへ無線接続して、交通情報や音楽のようなエンターテイメント性のある情報を提供するテレマーケティクスサービスが開始されている。このような車載用無線LANシステムにおいては、車両が高速で移動しているため、せっかくあるアクセスポイントに接続しても、車両がそのアクセスポイントから離れていくような場合には、すぐにそのアクセスポイントとのネットワーク接続が切断されてしまい、シームレスな通信を実現できないという問題があった。無線LANアクセスポイントは電波法等の規制を受けることなく誰でも自由に設置できることから、「無線スポット」と呼ばれる無線LANアクセスポイントの通信エリアは無秩序に存在しており、無線スポットの空白地帯や過密地帯が存在している。また無線スポットの範囲も無線LANアクセスポイントから見通しで100m程度である。したがって、車載用無線LANシステムにおいてはアクセスポイントから別のアクセスポイントへの接続の切り替え(ハンドオーバー)が非常に難しいという問題がある。
この問題を解決する方法としては、例えば特開2005−009891号公報に開示された方法が知られている。この方法は、無線LANアクセスポイントが存在する位置情報を事前に入手しておき、カーナビゲーション装置で目的地までのルートを選択する場合に、無線LANアクセスポイントが多く存在するルートを選択し、これを運転者に案内するものである。
特開2005−009891号公報
しかしながら、上述した従来の方法では、無線LANが数多く存在するルートを選択するため、必ずしも目的地までの最短ルートが選択されるわけではないという問題がある。また、最適な無線LANアクセスポイントに接続されるとは限らないことから、最適なアクセスポイント選択が望まれている。
したがって、本発明の目的は、カーナビゲーション装置と連動可能な無線LAN装置において、走行中の車両の周囲に存在する複数の無線LANアクセスポイントの中から最適な無線LANアクセスポイントを接続先として選択することにある。
本発明の上記目的は、車両の現在位置をもとに目的地までのルート案内を実行可能なカーナビゲーション装置と連動可能な車載用無線LAN装置であって、無線基地局の位置情報を記録する記録手段と、無線基地局との接続を行う無線通信モジュールを備え、無線基地局より発信される信号の受信信号強度を監視することにより接続可能な無線基地局を検出し、前記記録手段に記録された前記位置情報に基づいて、前記検出された無線基地局の中から、前記ルート案内に従って走行する前記車両の進行方向に存在するものを接続先として選択することを特徴とする車載用無線LAN装置によって達成される。
本発明においては、前記車両の進行方向に複数の無線基地局が検出された場合に、より遠方に存在する無線基地局を前記接続先として選択することが好ましい。
本発明においては、接続が確立した無線基地局のスループットが所定のレベルよりも低い場合に、当該無線基地局との接続を切断し、次候補の無線基地局を接続先として選択することがさらに好ましい。
本発明においては、前記車両の進行方向に複数の無線基地局が存在する場合に、当該無線基地局の中から受信信号強度が所定のレベルを超えている無線基地局を選択した後、当該無線基地局の中からより遠方に存在する無線基地局を接続先として選択することがさらに好ましい。
本発明においては、前記車両の進行方向に複数の無線基地局が存在する場合に、当該無線基地局の中から所定の距離範囲内にある無線基地局を選択した後、当該無線基地局の中からより遠方に存在する無線基地局を接続先として選択することがさらに好ましい。
本発明によれば、カーナビゲーション装置と連動可能な車載用無線LAN装置において、走行中の車両の周囲に存在する複数の無線LANアクセスポイントの中から最適な無線LANアクセスポイントを接続先として選択することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係る無線LANシステムの構成を示す図である。
図1に示すように、この無線LANシステム1は、任意の場所に設置された無線LANアクセスポイント10と、車両Xに搭載された無線LAN装置20とで構成されている。
無線LANアクセスポイント10は、無線ネットワークを構成するとともに無線ネットワークと有線ネットワークとを中継するネットワーク機器である。無線LANアクセスポイント10は無線LANモジュールを備えており、無線LANルータと呼ばれるネットワーク機器のように、ルータ機能、ファイアウォール機能、暗号通信機能、ユーザ認証機能、ファイルサーバ機能等、種々の機能を備えていることも多い。本実施形態の無線LANアクセスポイント10はインターネット2に接続されており、インターネット2を介してコンテンツプロバイダ3や道路交通情報センター4等に接続されている。
一方、無線LAN装置20は、カーナビゲーション装置と連動する機能を備えている。カーナビゲーション装置は周知のとおり、GPSからの位置情報等に基づいて車両Xの現在位置を特定し、さらには車両Xを所望の目的地までルート案内する装置である。詳細は後述するが、本実施形態のカーナビゲーション装置は、道路、建物、店舗、風景といった地図情報を保有している。地図情報はDVD−ROMやハードディスクドライブなどの記録手段に記録されており、カーナビゲーション装置において読み出されて処理された後、目的地までのルート案内画面としてディスプレイに表示され、音声案内としてスピーカーから出力される。
図2は、カーナビゲーション装置を含む無線LAN装置20の構成を示す図である。
図2に示すように、この無線LAN装置20は、所定のプログラムの実行により種々の演算処理を行うシステムMPU21と、GPS衛星からの信号を受信して車両とGPS衛星との間の距離及び距離の変化率を測定するGPS受信機22と、車両の走行状態を測定するジャイロセンサ23aや車速パルスセンサ23bといった各種センサ23と、地図情報等が記録されたハードディスクドライブ(HDD)24aやDVD−ROMドライブ24b等の記録媒体24と、画像処理部25を介して接続されたディスプレイ26と、音声処理部27を介して接続されたマイク28a及びスピーカー28bと、入力インターフェースとなるコントロールパネル29と、上述の無線LANアクセスポイント10に接続するための無線LANモジュール30とで構成されている。
システムMPU21は所定のプログラムを実行するほか、種々の演算のために用いられる。例えば、GPS受信機22や各種センサ23からの情報に基づいて車両Xの現在位置を算出する。GPS受信機22の測定結果はジャイロセンサ23aや車速パルスセンサ23bの測定結果とともにシステムMPU21に入力される。システムMPU21はこれらを演算処理して、車両Xの現在位置及び進行方向が算出される。このようにして算出された車両Xの現在位置に基づいて、その周辺の地図情報がハードディスクドライブ24a又はDVD−ROM24bから読み出され、車両Xの現在位置が地図情報に重ねてディスプレイ26上に表示される。また、目的地までのルート案内を行っている場合には、曲がり角その他の注意を喚起すべきポイントにおいて風景がディスプレイ26上に表示され、また音声案内がスピーカー28bから出力される。なお、地図操作や目的地の設定等の必要な操作は、コントロールパネル29やマイク28aへの音声入力により行う。
無線LAN装置20は上述した地図情報のほかに、無線LANアクセスポイント10の位置情報及びプロファイルと呼ばれる無線LANアクセスポイント10への接続に必要な情報をデータベースとして保有しており、これらはハードディスク24aやDVD−ROM24bに記録されている。これらの情報は無線LANアクセスポイントとの接続の際に使用される。無線LANアクセスポイント10の位置情報は必要に応じて地図情報とともにディスプレイ26に表示させてもよく、表示させなくてもかまわない。さらには、そのような表示/非表示を自由に切り替えられるようにしてもよい。
無線LANモジュール30は、無線LANアクセスポイント10と無線接続するための通信モジュールである。無線LANモジュール30は無線LANアクセスポイント10及び無線LAN装置20に共通して実装されるが、その形態としてはPCMCIAカードタイプ、USBスティックタイプ、PCIボードタイプ、オンボードタイプなど、種々の形態がある。無線LAN装置20と無線LANアクセスポイント10とが無線LANモジュール30を介して接続されることで、例えば、無線LAN装置20からインターネット2上のコンテンツプロバイダ3や道路交通情報センター4にアクセスし、交通情報、音楽ファイル、動画ファイル、HTMLドキュメント等の情報をダウンロードすることが可能となる。
図3は、無線LANモジュール30の構成を概略的に示すブロック図である。
図3に示すように、この無線LANモジュール30は、アクセスポイント本体あるいは無線LAN装置本体と接続するためのバスインターフェース(I/F)31と、パケット処理やCSMA/CAなどのアクセス制御を行うMAC(Media Access Control)部32と、PSK(Phase Shift Keying)変調方式やCCK(Complementary Code Keying)変調方式などによる一次変調及びスペクトラム拡散通信方式による二次変調を行うBB(Base Band)部33と、信号のRF処理を行うRF部34と、アンテナ35と、各部を制御するコントローラ36と、所定の通信プロトコルを実行させるファームウェアやMACアドレス等のデータを記憶するメモリ37を備えている。
アンテナ35で受信した信号はRF部34、BB部33、MAC部32の順に処理されてもとのパケットに再生され、バスインターフェース31を介してアクセスポイント本体側もしくは無線LAN装置本体側へ転送される。パケット送信時には、送信パケットがバスインターフェース31を介して入力された後、MAC部32、BB部33、RF部34の順に処理され、アンテナ35から電波として送信される。また無線LAN装置20において、接続可能なアクセスポイントをサーチする場合には、アクセスポイントからブロードキャストされるビーコン信号がRF部34によって受信され、そのアクセスポイントのSSID(Service Set Identifier)が取得されると共に、その受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)が測定される。取得されたSSIDや受信信号強度はバスインターフェース31を介して無線LAN装置本体側へ転送される。
以上のような構成を有する無線LAN装置20は、無線LANアクセスポイント10との間でネットワーク接続を確立して通信を行うが、このとき無線LAN装置20は、次のようなアルゴリズムで周辺に存在する複数の無線LANアクセスポイント10の中から最適な接続先を選択する。
図4は、無線LANアクセスポイントの選択アルゴリズムを説明するための模式図である。
図4に示すように、道路Wの周辺に4台の無線LANアクセスポイントAP1、AP2、AP3及びAP4が存在しており、車両Xが矢印方向に走行している場合を考える。携帯電話やPHS等の無線基地局とは異なり、無線LANアクセスポイントは個人や企業が私的に使用する目的で、あるいはプロバイダ等の事業者が有料又は無料でインターネット接続サービスを提供する目的で任意の場所に設置されることから、無線LANアクセスポイント10による無線スポットは無秩序に点在しており、無線スポットの空白地帯や過密地帯が存在していることは既に説明したとおりである。図4において、A地点を走行する車両Xは無線LANアクセスポイントAP4の無線スポットSP4の外であるが、無線LANアクセスポイントAP1,AP2,AP3の無線スポットSP1,SP2及びSP3内に入っていることから、無線LAN装置20は無線LANアクセスポイントAP1,AP2,AP3のいずれかにネットワーク接続することが可能である。ここで、通常は車両Xに最も近い無線LANアクセスポイントAP3からの信号の受信信号強度(RSSI)が最も大きいことから、A地点に留まっているのであれば、無線LANアクセスポイントAP3に接続することが望ましいと考えられる。
しかし本実施形態においては、無線LAN装置20が保有する無線LANアクセスポイントの位置情報と、目的地までのルート設定情報等から得られる車両Xの進行方向とに基づいて、車両Xがこれから近づこうとしている無線LANアクセスポイントをネットワーク接続先として選択する。ここでは、車両Xの進行方向に無線LANアクセスポイントAP2が存在しているので、無線LANアクセスポイントAP2に対してネットワーク接続を試みる。なお、車両の進行方向は無線LANアクセスポイントを選択する際の基準となるにすぎず、厳密な方向性を要求するものではない。すなわち、車両の進行方向はある程度の幅又は角度をもつと考えてよい。無線LANアクセスポイントをこのように選択することで、1つの無線LANアクセスポイントへの接続時間をできるだけ長く確保することができ、無線LANアクセスポイントへ接続した途端に無線スポットの圏外となって他のアクセスポイントへの接続を余儀なくされるといった事態を防止することができる。
図5は、無線LANアクセスポイントへの接続手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、無線LAN装置20はまずアクセスポイントからブロードキャストされているビーコンのRSSIをサーチして(S501)、自車の現在位置の周辺に存在している無線LANアクセスポイントのRSSIリストを作成し(S502)、現時点で利用可能な無線LANアクセスポイントを特定する。
図6はRSSIリストの一例を示す図である。RSSIリストには検出したビーコンに含まれている情報が登録される。この例では、「リストNo.」、「SSID」及び「RSSI」が示されている。なお、SSIDはネットワークの識別に用いられるIDであって、無線LANネットワークを論理的にグループ分けする役割を果たす。最近ではSSIDに代えてESSID(Extended Service Set Identifier)が用いられることもある。
次に、無線LAN装置20は、自車の現在位置の周辺に存在している無線LANアクセスポイントのリスト(周辺アクセスポイントリスト)を読み出す(S503)。この周辺アクセスポイントリストは無線LAN装置20が予め作成して保有するものであり、定期的に最新の情報に更新されている。
図7は周辺アクセスポイントリストの一例を示す図である。この例では、「No.」、「SSID」、無線LANアクセスポイントの「位置情報」及び「プロファイル」が示されている。なお、プロファイルは無線LANアクセスポイントへの接続に必要な情報が含まれた設定ファイルであり、例えばMACアドレス、暗号化方式及びその暗号化キーが含まれる。暗号化方式としては、WEP、TKIP、AES等を挙げることができる。ナビゲーション装置はまた、自車の目的地までのルート設定情報を読み出して(S504)、自車の現在位置とルート設定情報から車両の進行方向を特定する(S505)。
そして、車両Xの進行方向とRSSIリストと周辺アクセスポイントリストに基づいてネットワーク接続すべき無線LANアクセスポイントを選択し(S506)、当該無線LANアクセスポイントに対してネットワーク接続を試みる(S507)。具体的には、無線LAN装置20は、SSIDを基に周辺アクセスポイントリストを参照してRSSIリストに記載されているアクセスポイントの位置情報を取得し、その位置情報と車両Xの進行方向とに基づいて自車の進行方向に存在する無線LANアクセスポイントを選択し、当該無線LANアクセスポイントに接続を試みる。接続が確立した後は、通信状態やアクセスポイントとの距離を監視して(S508)、接続の維持が困難となった時点で上述した一連の接続手順を再開する(S508Y,S501−S507)。
図8は、「周辺アクセスポイントリスト」の作成(更新)手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、無線LAN装置はまずGPSデータを受信し(S801)、各種センサの出力結果とともにGPSデータを処理して自車の正確な位置を算出する(S802)。次に、このようにして得られた自車の位置情報に基づいて、無線LAN装置20は、すべての無線LANアクセスポイントの情報が記録されたデータベースの中から自車の現在位置周辺の無線LANアクセスポイントをリストアップすることにより(S803)、図7に示した周辺アクセスポイントリストを作成する(S804)。以上のステップを定期的に繰り返すことにより周辺アクセスポイントリストは更新され、最新の状態が維持される。無線LANアクセスポイントを選択する際にこの周辺アクセスポイントを参照することで、最適な接続先を素早く選択することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、自車の現在位置周辺に存在する複数の無線LANアクセスポイントの中から、自車の進行方向に存在する無線LANアクセスポイントをネットワーク接続先として選択するので、1つの無線LANアクセスポイントへの接続をできるだけ長く維持することができ、安定した無線LAN通信を実現することができる。
次に、図9乃至図11を参照しながら、本発明の他の好ましい実施形態について説明する。走行中の車両の現在位置周辺にさらに多くの無線LANアクセスポイントが存在している場合には、車両の進行方向に複数の無線LANアクセスポイントが存在することもあり得る。そのような場合、本実施形態においては、無線LANアクセスポイントのスループットや無線LANアクセスポイントまでの距離を考慮しながらできるだけ遠方の無線LANアクセスポイントを選択する。
図9は、無線LANアクセスポイントの選択アルゴリズムを説明するための模式図である。また、図10は無線LANアクセスポイントの選択手順を示すフローチャートであり、図11(a)乃至(d)はRSSIリストを概略的に示す図である。
図9に示すように、道路Wを走行する車両Xの周辺に14台の無線LANアクセスポイントAP1乃至AP14が存在している場合を考える。まずナビゲーション装置20はチャネル周波数をスキャンし、無線LANアクセスポイントからブロードキャストされているビーコンのRSSIをサーチして、無線LANアクセスポイントのRSSIリストを作成する(S901)。ここでは図11(a)に示すように、無線LANアクセスポイントAP1〜AP6、AP9〜AP13は通信圏内にあるためRSSIリストに登録されるが、AP7、AP8、AP14は圏外のためRSSIリストには登録されない。
次に、周辺アクセスポイントリストを参照して、RSSIリストに掲載されている無線LANアクセスポイントの中から現在接続可能な無線LANアクセスポイントを絞り込む(S902)。ここでは図11(b)に示すように、プロファイルを知らない等の理由から利用することができない無線LANアクセスポイントAP10〜AP14がRSSIリストから削除され、利用可能な無線LANアクセスポイントがAP1〜AP6に絞り込まれる。このとき前述の場合と同様に、RSSIリストからはSSIDを基に周辺アクセスポイントリストに記載されるアクセスポイントの位置情報を参照可能である。
次に、ルート設定情報及び自車の位置情報を基に車両Xの進行方向が特定され、その車両Xの進行方向及びアクセスポイントの位置情報に基づいて無線LANアクセスポイントがさらに絞り込まれる(S903)。ここでは、車両Xの進行方向に存在する無線LANアクセスポイントはAP5及びAP6である。したがって、図11(c)に示すように無線LANアクセスポイントAP1乃至AP4はRSSIリストから削除され、無線LANアクセスポイントはAP5及びAP6に絞り込まれる。
その後、無線LAN装置20はまず、絞り込まれた無線LANアクセスポイントの位置情報及び自車の位置情報を基にして、より遠方の無線LANアクセスポイントAP6を選択し(S904)、当該無線LANアクセスポイントへの接続を試みる(S905)。ネットワーク接続が確立し、スループットが所定のレベル以上であれば(S906Y)この接続を維持する(S907)。しかし、スループットが所定のレベルよりも低ければ(S906N)、無線LANアクセスポイントAP6とのネットワーク接続を切断し、次候補の無線LANアクセスポイントAP5への接続を試みる(S908,S905)。図11(d)には、無線LANアクセスポイントAP6との接続が条件に合わず、次候補の無線LANアクセスポイントAP5が選択された状態が示されている。
なお、スループットとアクセスポイントとの距離との間に一定の相関があることを考慮し、スループットが所定のレベル以上であるかどうかの判断(ステップS906)に代えて、アクセスポイントまでの距離を判断基準としてもよい。すなわち、選択されたアクセスポイントまでの距離が所定の距離よりも近い場合には当該アクセスポイントとの接続を維持し、遠い場合には当該アクセスポイントを選択せず次候補のアクセスポイントを選択してもよい。
また、スループットとRSSIとの間に一定の相関があることを考慮し、図12に示すように、ステップS904による無線LANアクセスポイントの選択の前にRSSIによる無線LANアクセスポイントの更なる絞込みを行ってもよい(ステップS911)。すなわち、車両の進行方向に複数の無線LANアクセスポイントが検出された場合に、これらの無線LANアクセスポイントの中からRSSIが所定のレベルを超えているものを選択した後(S911)、さらにその中からより遠方に存在する無線LANアクセスポイントを選択する(S904)。このようにすることで、無線LANアクセスポイント選択のさらなる最適化を図ることができる。
さらにまた、スループットと無線LANアクセスポイントまでの通信距離との間に一定の相関があることを考慮し、図13に示すように、ステップS904による無線LANアクセスポイントの選択の前に、無線LANアクセスポイントまでの距離による無線LANアクセスポイントの更なる絞込みを行ってもよい(ステップS912)。すなわち、車両の進行方向に複数の無線LANアクセスポイントが検出された場合に、これらの無線LANアクセスポイントの中から所定の距離範囲内にある無線LANアクセスポイントを選択した後(S912)、さらにその中からより遠方に存在する無線LANアクセスポイントを選択する(S904)。このようにすることで、無線LANアクセスポイント選択のさらなる最適化を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ルート案内に従って走行する車両の現在位置周辺に存在する複数の無線LANアクセスポイントの中から、車両の進行方向に存在する無線LANアクセスポイントをネットワーク接続先として選択し、車両の進行方向に複数の無線LANアクセスポイントが存在する場合には車両から最も遠い無線LANアクセスポイントを接続先として選択するので、1つの無線LANアクセスポイントへの接続時間をさらに長く確保することができ、安定した無線LAN通信を実現することができる。また、車両の進行方向にある複数の無線LANアクセスポイントの中から接続先を選択する際、スループットやRSSI等の通信品質、あるいはアクセスポイントまでの距離を考慮して接続先を決定するので、アクセスポイントへの接続時間は長いけれども通信品質が良くないといった事態を回避することができ、アクセスポイント選択のさらなる最適化を図ることができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、カーナビゲーション装置を含む無線LAN装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、無線LANモジュールが実装された車載コンピュータをカーナビゲーション無線LAN装置とは別に用意し、車載コンピュータとカーナビゲーション装置とを連動させて本発明を実現させることも可能である。また、上記実施形態の無線LAN装置は、カーナビゲーション機能と無線LAN機能の両方を備えた車載コンピュータ、あるいはカーナビゲーション機能を備えたカーナビゲーション装置と見ることもできる。すなわち、本発明は、無線LAN機能とカーナビゲーション機能とが連動するものであれば、その形態としては種々の形態をとり得るものである。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係る無線ネットワークシステムの構成を示す図である。 図2は、無線LAN装置20の構成を示す図である。 図3は、無線LANモジュール30の構成を概略的に示すブロック図である。 図4は、無線LANアクセスポイントの選択アルゴリズムを説明するための模式図である。 図5は、無線LANアクセスポイントへの接続手順を示すフローチャートである。 図6は、RSSIリストの一例を示す図である。 図7は、周辺アクセスポイントリストの一例を示す図である。 図8は、周辺アクセスポイントリストの作成(更新)手順を示すフローチャートである。 図9は、アクセスポイントの選択アルゴリズムを説明するための模式図である。 図10は、アクセスポイントの選択手順を示すフローチャートである。 図11(a)乃至(d)はRSSIリストを概略的に示す図である。 図12は、アクセスポイントの選択手順の他の例を示すフローチャートである。 図13は、アクセスポイントの選択手順の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 無線ネットワークシステム
2 インターネット
3 コンテンツプロバイダ
4 道路交通情報センター
10 無線LANアクセスポイント
20 無線LAN装置
21 システムMPU
22 GPS受信機
23 各種センサ
23a ジャイロセンサ
23b 車速パルスセンサ
24 記録媒体
24a ハードディスクドライブ
24b DVD−ROM
25 画像処理部
26 ディスプレイ
27 音声処理部
28a マイク
28b スピーカー
29 コントロールパネル
30 無線LANモジュール
31 バスインターフェース
32 MAC部
33 BB部
34 RF部
35 アンテナ
36 コントローラ
37 メモリ
AP1〜AP14 無線LANアクセスポイント
SP1〜SP4 無線スポット
W 道路
X 車両

Claims (5)

  1. 車両の現在位置をもとに目的地までのルート案内を実行可能なカーナビゲーション装置と連動可能な車載用無線LAN装置であって、
    無線基地局の位置情報を記録する記録手段と、
    無線基地局との接続を行う無線通信モジュールを備え、
    無線基地局より発信される信号の受信信号強度を監視することにより接続可能な無線基地局を検出し、前記記録手段に記録された前記位置情報に基づいて、前記検出された無線基地局の中から、前記ルート案内に従って走行する前記車両の進行方向に存在するものを接続先として選択することを特徴とする車載用無線LAN装置。
  2. 前記車両の進行方向に複数の無線基地局が検出された場合に、より遠方に存在する無線基地局を前記接続先として選択することを特徴とする請求項1に記載の車載用無線LAN装置。
  3. 接続が確立した無線基地局のスループットが所定のレベルよりも低い場合に、当該無線基地局との接続を切断し、次候補の無線基地局を接続先として選択することを特徴とする請求項2に記載の車載用無線LAN装置。
  4. 前記車両の進行方向に複数の無線基地局が存在する場合に、当該無線基地局の中から受信信号強度が所定のレベルを超えている無線基地局を選択した後、当該無線基地局の中からより遠方に存在する無線基地局を接続先として選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載用無線LAN装置。
  5. 前記車両の進行方向に複数の無線基地局が存在する場合に、当該無線基地局の中から所定の距離範囲内にある無線基地局を選択した後、当該無線基地局の中からより遠方に存在する無線基地局を接続先として選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載用無線LAN装置。
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