JPH05327598A - 自動車電話方式 - Google Patents
自動車電話方式Info
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- JPH05327598A JPH05327598A JP4122236A JP12223692A JPH05327598A JP H05327598 A JPH05327598 A JP H05327598A JP 4122236 A JP4122236 A JP 4122236A JP 12223692 A JP12223692 A JP 12223692A JP H05327598 A JPH05327598 A JP H05327598A
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- JP
- Japan
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- cell
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基地局制御装置にかかるトラフィックチャン
ネルオーバロード状態を脱する過程での負荷をセル内の
移動端末に分散することを目的とする。 【構成】 基地局制御装置２、３は対象セルおよびその
周辺のセルのトラフィックデータを収集し対象セル内の
移動端末に対して通知する手段を備え、移動端末９は基
地局制御装置２、３からトラフィックデータを受信して
その分析を行い、適当なセルに対してハンドオーバを要
求する手段を備え、さらに、基地局制御装置２、３は移
動端末９からのハンドオーバの要求を受けつけて実行す
る手段を備えたを特徴とする。 【効果】 自動車電話システムを構成するセルがトラフ
ィックチャンネルオーバロード状態を脱する過程でも基
地局制御装置でこの過程に要する処理以外の処理を余裕
をもって行える効果がある。
ネルオーバロード状態を脱する過程での負荷をセル内の
移動端末に分散することを目的とする。 【構成】 基地局制御装置２、３は対象セルおよびその
周辺のセルのトラフィックデータを収集し対象セル内の
移動端末に対して通知する手段を備え、移動端末９は基
地局制御装置２、３からトラフィックデータを受信して
その分析を行い、適当なセルに対してハンドオーバを要
求する手段を備え、さらに、基地局制御装置２、３は移
動端末９からのハンドオーバの要求を受けつけて実行す
る手段を備えたを特徴とする。 【効果】 自動車電話システムを構成するセルがトラフ
ィックチャンネルオーバロード状態を脱する過程でも基
地局制御装置でこの過程に要する処理以外の処理を余裕
をもって行える効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話システムの
トラフィック制御手段に利用する。特に、トラフィック
チャンネルのオーバロードを処理する手段に関する。
トラフィック制御手段に利用する。特に、トラフィック
チャンネルのオーバロードを処理する手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は自動車電話システムの構成例であ
る。自動車電話交換装置１は基地局制御装置２および３
を制御しており、基地局制御装置２の配下には基地局装
置４、５および６、基地局制御装置３の配下には基地局
装置７および８が存在している。移動端末９は基地局装
置４の制御下にある。図４は基地局装置４、５、６、７
および８と移動端末９との位置関係を示す図である。セ
ル４ａはセル５ａ、６ａ、７ａおよび８ａに囲まれてお
り、基地局装置４、５、６、７および８はそれぞれセル
４ａ、５ａ、６ａ、７ａおよび８ａ内の移動端末９を制
御している。図５は従来の基地局制御装置のトラフィッ
クチャンネルオーバロード検出および検出後の処理の一
例を示すフローチャートである。基地局制御装置２は、
トラフィックデータ監視タイマＴａ２を有する。基地局
制御装置２はタイマＴａ２をセットし、一連のトラフィ
ックチャンネルオーバロード検出処理を開始する（処理
５１）。基地局制御装置２は配下の基地局装置４、基地
局装置５および基地局装置６のトラフィックデータを収
集し、基地局装置毎のトラフィックチャンネルのトラフ
ィックを分析する（処理５２）。基地局制御装置２は配
下の基地局装置の中にトラフィックチャンネルオーバロ
ード状態の基地局装置が存在するか否かをチェックし
（処理５３）、トラフィックチャンネルオーバロード状
態の基地局装置が検出されない場合はタイマＴａ２のタ
イムアウトを待って（処理５４）、処理５１に戻る。基
地局装置４がトラフィックチャンネルオーバロード状態
であった場合に基地局制御装置２はセル４ａに属する移
動端末のデータを分析し（処理５５）、移動端末に対し
て制御を他のセルに移す手順（以下、ハンドオーバとい
う）を起動できるか否かをチェックする（処理５６）。
いま、基地局制御装置２がセル４ａ内の移動端末９がセ
ル５ａに対してハンドオーバ可能であることを検出した
とすると、基地局制御装置２は移動端末９を基地局装置
４から基地局装置５へ強制的にハンドオーバさせ（処理
５７）一連の処理を終了する。
る。自動車電話交換装置１は基地局制御装置２および３
を制御しており、基地局制御装置２の配下には基地局装
置４、５および６、基地局制御装置３の配下には基地局
装置７および８が存在している。移動端末９は基地局装
置４の制御下にある。図４は基地局装置４、５、６、７
および８と移動端末９との位置関係を示す図である。セ
ル４ａはセル５ａ、６ａ、７ａおよび８ａに囲まれてお
り、基地局装置４、５、６、７および８はそれぞれセル
４ａ、５ａ、６ａ、７ａおよび８ａ内の移動端末９を制
御している。図５は従来の基地局制御装置のトラフィッ
クチャンネルオーバロード検出および検出後の処理の一
例を示すフローチャートである。基地局制御装置２は、
トラフィックデータ監視タイマＴａ２を有する。基地局
制御装置２はタイマＴａ２をセットし、一連のトラフィ
ックチャンネルオーバロード検出処理を開始する（処理
５１）。基地局制御装置２は配下の基地局装置４、基地
局装置５および基地局装置６のトラフィックデータを収
集し、基地局装置毎のトラフィックチャンネルのトラフ
ィックを分析する（処理５２）。基地局制御装置２は配
下の基地局装置の中にトラフィックチャンネルオーバロ
ード状態の基地局装置が存在するか否かをチェックし
（処理５３）、トラフィックチャンネルオーバロード状
態の基地局装置が検出されない場合はタイマＴａ２のタ
イムアウトを待って（処理５４）、処理５１に戻る。基
地局装置４がトラフィックチャンネルオーバロード状態
であった場合に基地局制御装置２はセル４ａに属する移
動端末のデータを分析し（処理５５）、移動端末に対し
て制御を他のセルに移す手順（以下、ハンドオーバとい
う）を起動できるか否かをチェックする（処理５６）。
いま、基地局制御装置２がセル４ａ内の移動端末９がセ
ル５ａに対してハンドオーバ可能であることを検出した
とすると、基地局制御装置２は移動端末９を基地局装置
４から基地局装置５へ強制的にハンドオーバさせ（処理
５７）一連の処理を終了する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、移動端末
はトラフィックデータに関する処理は行わず、各セルの
トラフィックチャンネルトラフィックデータの収集から
トラフィックチャンネルオーバロード検出後の処理に至
るまでの全てを基地局制御装置主導で行っていた。すな
わち、基地局制御装置は配下のセルがトラフィックチャ
ンネルオーバロード状態になった場合に、セル内の移動
端末をハンドオーバ可能な他のセルに移すことによりト
ラフィックチャンネルオーバロード状態を解消させてい
た。通常、他のセルに移すべき移動端末は複数存在する
ので、オーバロード状態を脱するまでの期間、基地局制
御装置に対して過大な負荷がかかり、トラフィックデー
タに無関係な処理に対しても影響を及ぼす欠点があっ
た。
はトラフィックデータに関する処理は行わず、各セルの
トラフィックチャンネルトラフィックデータの収集から
トラフィックチャンネルオーバロード検出後の処理に至
るまでの全てを基地局制御装置主導で行っていた。すな
わち、基地局制御装置は配下のセルがトラフィックチャ
ンネルオーバロード状態になった場合に、セル内の移動
端末をハンドオーバ可能な他のセルに移すことによりト
ラフィックチャンネルオーバロード状態を解消させてい
た。通常、他のセルに移すべき移動端末は複数存在する
ので、オーバロード状態を脱するまでの期間、基地局制
御装置に対して過大な負荷がかかり、トラフィックデー
タに無関係な処理に対しても影響を及ぼす欠点があっ
た。
【０００４】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、基地局制御装置が負担していたトラフィックチャン
ネルオーバロード状態を脱する処理の一部を移動端末に
分散する手段をもつ自動車電話方式を提供することを目
的とする。
で、基地局制御装置が負担していたトラフィックチャン
ネルオーバロード状態を脱する処理の一部を移動端末に
分散する手段をもつ自動車電話方式を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個のセル
に対応して設けられ、自装置の属するセル内に存在する
移動端末に対してこの移動端末がこのセル内での通信に
必要な情報であるシステム情報を送信する基地局装置
と、上記基地局装置の複数個に対応して設けられ、この
基地局装置のひとつからの要求に応じて、このひとつの
基地局装置がシステム情報を送信していた移動端末に対
して他の基地局装置にその基地局装置の属するセル内で
の通信に必要な情報であるシステム情報を送信させるハ
ンドオーバ処理を実行するハンドオーバ処理手段をもつ
基地局制御装置とを備えた自動車無線方式において、上
記基地局制御装置は、移動端末が存在するセルおよびこ
のセルの隣接セルでの呼を運搬するチャンネルの使用状
態を示すデータを収集し、このデータを自装置の属する
セル内に存在する移動端末に通知する通知手段を備え、
上記移動端末は、自端末が使用しているチャンネルの輻
輳状態が過度になったときに上記通知手段から受信した
データを分析して隣接セルの内でシステム情報の送信が
可能なセルを探索する探索手段と、この探索手段が探索
した新たなセルへのハンドオーバ処理を上記基地局制御
装置に実行させる要求の発行を自端末が存在する基地局
装置に依頼するハンドオーバ処理依頼手段とを備えたこ
とを特徴とする。
に対応して設けられ、自装置の属するセル内に存在する
移動端末に対してこの移動端末がこのセル内での通信に
必要な情報であるシステム情報を送信する基地局装置
と、上記基地局装置の複数個に対応して設けられ、この
基地局装置のひとつからの要求に応じて、このひとつの
基地局装置がシステム情報を送信していた移動端末に対
して他の基地局装置にその基地局装置の属するセル内で
の通信に必要な情報であるシステム情報を送信させるハ
ンドオーバ処理を実行するハンドオーバ処理手段をもつ
基地局制御装置とを備えた自動車無線方式において、上
記基地局制御装置は、移動端末が存在するセルおよびこ
のセルの隣接セルでの呼を運搬するチャンネルの使用状
態を示すデータを収集し、このデータを自装置の属する
セル内に存在する移動端末に通知する通知手段を備え、
上記移動端末は、自端末が使用しているチャンネルの輻
輳状態が過度になったときに上記通知手段から受信した
データを分析して隣接セルの内でシステム情報の送信が
可能なセルを探索する探索手段と、この探索手段が探索
した新たなセルへのハンドオーバ処理を上記基地局制御
装置に実行させる要求の発行を自端末が存在する基地局
装置に依頼するハンドオーバ処理依頼手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【０００６】ここで、上記基地局制御装置が収集するデ
ータは、ひとつのセルのセル識別子およびそのトラフィ
ックデータと、このセルに隣接するセルのセル識別子お
よびそのトラフィックデータと、上記ひとつのセルおよ
びその周辺セルの電界強度および電界品質を含むことが
望ましい。
ータは、ひとつのセルのセル識別子およびそのトラフィ
ックデータと、このセルに隣接するセルのセル識別子お
よびそのトラフィックデータと、上記ひとつのセルおよ
びその周辺セルの電界強度および電界品質を含むことが
望ましい。
【０００７】
【作用】基地局制御装置は対象セルおよびその周辺のセ
ルのトラフィックデータを収集して対象セル内の移動端
末に通知し、移動端末は使用中のトラフィックが過密な
ときに基地局制御装置からトラフィックデータを受信し
てその分析を行い、適当なセルに対してハンドオーバを
要求する。さらに、基地局制御装置は移動端末からのハ
ンドオーバの要求を受けつけて実行する。
ルのトラフィックデータを収集して対象セル内の移動端
末に通知し、移動端末は使用中のトラフィックが過密な
ときに基地局制御装置からトラフィックデータを受信し
てその分析を行い、適当なセルに対してハンドオーバを
要求する。さらに、基地局制御装置は移動端末からのハ
ンドオーバの要求を受けつけて実行する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図１はこの実施例での基地局制御装置の
トラフィックデータ処理の一例を示すフローチャート、
図２は移動端末のトラフィックチャンネルオーバロード
検出および検出後の処理の一例を示すフローチャートで
ある。
して説明する。図１はこの実施例での基地局制御装置の
トラフィックデータ処理の一例を示すフローチャート、
図２は移動端末のトラフィックチャンネルオーバロード
検出および検出後の処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【０００９】この実施例は、図１〜図４に示すように、
複数個のセルに対応して設けられ、自装置の属するセル
内に存在する移動端末９に対してこの移動端末９がこの
セル内での通信に必要な情報であるシステム情報を送信
する基地局装置４〜８と、基地局装置４〜８に対応して
設けられ、この基地局装置４〜８のひとつからの要求に
応じて、このひとつの基地局装置がシステム情報を送信
していた移動端末９に対して他の基地局装置にその基地
局装置の属するセル内での通信に必要な情報であるシス
テム情報を送信させるハンドオーバ処理を実行するハン
ドオーバ処理手段をもつ基地局制御装置２および３とを
備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、基地局
制御装置２および３は、移動端末９が存在するセルおよ
びこのセルの隣接セルでの呼を運搬するチャンネルの使
用状態を示すデータを収集し、このデータを自装置の属
するセル内に存在する移動端末に通知する通知手段を備
え、移動端末９は、自端末が使用しているチャンネルの
輻輳状態が過度になったときに上記通知手段から受信し
たデータを分析して隣接セルの内でシステム情報の送信
が可能なセルを探索する探索手段と、この探索手段が探
索した新たなセルへのハンドオーバ処理を上記基地局制
御装置に実行させる要求の発行を自端末が存在する基地
局装置に依頼するハンドオーバ処理依頼手段とを備え
る。
複数個のセルに対応して設けられ、自装置の属するセル
内に存在する移動端末９に対してこの移動端末９がこの
セル内での通信に必要な情報であるシステム情報を送信
する基地局装置４〜８と、基地局装置４〜８に対応して
設けられ、この基地局装置４〜８のひとつからの要求に
応じて、このひとつの基地局装置がシステム情報を送信
していた移動端末９に対して他の基地局装置にその基地
局装置の属するセル内での通信に必要な情報であるシス
テム情報を送信させるハンドオーバ処理を実行するハン
ドオーバ処理手段をもつ基地局制御装置２および３とを
備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、基地局
制御装置２および３は、移動端末９が存在するセルおよ
びこのセルの隣接セルでの呼を運搬するチャンネルの使
用状態を示すデータを収集し、このデータを自装置の属
するセル内に存在する移動端末に通知する通知手段を備
え、移動端末９は、自端末が使用しているチャンネルの
輻輳状態が過度になったときに上記通知手段から受信し
たデータを分析して隣接セルの内でシステム情報の送信
が可能なセルを探索する探索手段と、この探索手段が探
索した新たなセルへのハンドオーバ処理を上記基地局制
御装置に実行させる要求の発行を自端末が存在する基地
局装置に依頼するハンドオーバ処理依頼手段とを備え
る。
【００１０】次に、この実施例の動作を説明する。ま
ず、基地局制御装置２の処理について図１を用いて説明
する。基地局制御装置２はトラフィックデータ収集タイ
マＴｃ２を有する。基地局制御装置２はタイマＴｃ２を
セットしてトラフィックデータ処理を開始する（処理１
１）。基地局制御装置２はトラフィックデータの収集お
よび更新を行う。基地局装置４の制御下にある移動端末
９を処理の対象とし、セル４ａ内の移動端末に対して通
知されるデータについて考える。基地局制御装置２はセ
ル４ａとその周囲のセル５ａ、６ａ、７ａおよび８ａと
についてトラフィックチャンネルトラフィックデータを
収集し、常に最新データを有する（処理１２）。基地局
制御装置２は、セル４ａ内に定期的に送信する移動端末
９がセル内で通信を行うために必要な情報（以下、シス
テム情報という）として処理１２で収集したデータをマ
ッピングする。情報内容としては、自セル４ａのトラフ
ィックデータおよびセル識別子、続いて隣接セル５ａ、
６ａ、７ａおよび８ａのトラフィックデータおよびセル
識別子がそれぞれ必要である。トラフィックチャンネル
トラフィックデータの情報であるのでＳＡＣＣＨを使っ
て送られ、隣接セル情報を含む。システムインホメーシ
ョンタイプ５メッセージとしてマッピングされる（処理
１３）。セル４ａ内にシステムインホメーションタイプ
５メッセージが送出されるときに（処理１４）、トラフ
ィックチャンネルトラフィックデータはセル４ａ内の移
動端末９に対して通知される（処理１５）。システムイ
ンホメーションタイプ５メッセージが送出されることな
くタイマＴｃ２がタイムアウトした場合には、一連の処
理を終了する（処理１６）。
ず、基地局制御装置２の処理について図１を用いて説明
する。基地局制御装置２はトラフィックデータ収集タイ
マＴｃ２を有する。基地局制御装置２はタイマＴｃ２を
セットしてトラフィックデータ処理を開始する（処理１
１）。基地局制御装置２はトラフィックデータの収集お
よび更新を行う。基地局装置４の制御下にある移動端末
９を処理の対象とし、セル４ａ内の移動端末に対して通
知されるデータについて考える。基地局制御装置２はセ
ル４ａとその周囲のセル５ａ、６ａ、７ａおよび８ａと
についてトラフィックチャンネルトラフィックデータを
収集し、常に最新データを有する（処理１２）。基地局
制御装置２は、セル４ａ内に定期的に送信する移動端末
９がセル内で通信を行うために必要な情報（以下、シス
テム情報という）として処理１２で収集したデータをマ
ッピングする。情報内容としては、自セル４ａのトラフ
ィックデータおよびセル識別子、続いて隣接セル５ａ、
６ａ、７ａおよび８ａのトラフィックデータおよびセル
識別子がそれぞれ必要である。トラフィックチャンネル
トラフィックデータの情報であるのでＳＡＣＣＨを使っ
て送られ、隣接セル情報を含む。システムインホメーシ
ョンタイプ５メッセージとしてマッピングされる（処理
１３）。セル４ａ内にシステムインホメーションタイプ
５メッセージが送出されるときに（処理１４）、トラフ
ィックチャンネルトラフィックデータはセル４ａ内の移
動端末９に対して通知される（処理１５）。システムイ
ンホメーションタイプ５メッセージが送出されることな
くタイマＴｃ２がタイムアウトした場合には、一連の処
理を終了する（処理１６）。
【００１１】なお、トラフィックチャンネルトラフィッ
クデータはシステム情報として送出されるので、タイマ
Ｔｃ２はシステム情報送出周期と等しい４８０ｍｓｅｃ
にセットされ、次に移動端末９の処理の一例について図
２を用いて説明する。個別にチャネルを割り当てられて
いる移動端末９はＳＡＣＣＨ上でシステム情報を受信し
ている（処理２１）。移動端末９は基地局装置４よりシ
ステムインホメーションタイプ５メッセージを受信する
と、トラフィックチャンネルトラフィックデータの分析
を行う（処理２２）。移動端末９は自セル４ａのトラフ
ィックチャンネルトラフィックデータをチェックし、過
負荷状態となっている場合には（処理２３）、ハンドオ
ーバ可能セルのチェックを行う。移動端末９自身が測定
した自セル４ａと周囲のセル５ａ、６ａ、７ａおよび８
ａとの電界強度および電界品質、基地局装置４から受信
したトラフィックチャンネルトラフィックデータに基づ
きハンドオーバ可能セルをチェックする（処理２４）。
いま、セル４ａはトラフィックチャンネルオーバロード
状態であり、処理２４でデータを分析した結果、ハンド
オーバ可能セルとしてセル５ａが候補に上がったとす
る。移動端末９はハンドオーバ可能セルが存在するので
（処理２５）、移動端末９主導でハンドオーバを駆動す
る。
クデータはシステム情報として送出されるので、タイマ
Ｔｃ２はシステム情報送出周期と等しい４８０ｍｓｅｃ
にセットされ、次に移動端末９の処理の一例について図
２を用いて説明する。個別にチャネルを割り当てられて
いる移動端末９はＳＡＣＣＨ上でシステム情報を受信し
ている（処理２１）。移動端末９は基地局装置４よりシ
ステムインホメーションタイプ５メッセージを受信する
と、トラフィックチャンネルトラフィックデータの分析
を行う（処理２２）。移動端末９は自セル４ａのトラフ
ィックチャンネルトラフィックデータをチェックし、過
負荷状態となっている場合には（処理２３）、ハンドオ
ーバ可能セルのチェックを行う。移動端末９自身が測定
した自セル４ａと周囲のセル５ａ、６ａ、７ａおよび８
ａとの電界強度および電界品質、基地局装置４から受信
したトラフィックチャンネルトラフィックデータに基づ
きハンドオーバ可能セルをチェックする（処理２４）。
いま、セル４ａはトラフィックチャンネルオーバロード
状態であり、処理２４でデータを分析した結果、ハンド
オーバ可能セルとしてセル５ａが候補に上がったとす
る。移動端末９はハンドオーバ可能セルが存在するので
（処理２５）、移動端末９主導でハンドオーバを駆動す
る。
【００１２】従来の自動車電話システムでは、移動端末
９より基地局装置４、基地局制御装置２に対してハンド
オーバの駆動を要求するメッセージは定義されていない
ので、これを追加する必要がある。移動端末９はセル５
ａのセル識別子を含んだハンドオーバリクエストメッセ
ージを作成し、これを基地局装置４を介して基地局制御
装置２に送信し、セル５ａへのハンドオーバを要求する
（処理２６）。基地局制御装置２は移動端末９からハン
ドオーバリクエストメッセージを受信すると、このメッ
セージに基づいて新セル５ａに対してハンドオーバの要
求を行う。以降の手順は従来の自動車電話システムにお
ける基地局制御装置のトラフィックチャンネルオーバロ
ード検出および検出後の処理の一例を示す図５のフロー
チャートの（処理５７）と等しい。
９より基地局装置４、基地局制御装置２に対してハンド
オーバの駆動を要求するメッセージは定義されていない
ので、これを追加する必要がある。移動端末９はセル５
ａのセル識別子を含んだハンドオーバリクエストメッセ
ージを作成し、これを基地局装置４を介して基地局制御
装置２に送信し、セル５ａへのハンドオーバを要求する
（処理２６）。基地局制御装置２は移動端末９からハン
ドオーバリクエストメッセージを受信すると、このメッ
セージに基づいて新セル５ａに対してハンドオーバの要
求を行う。以降の手順は従来の自動車電話システムにお
ける基地局制御装置のトラフィックチャンネルオーバロ
ード検出および検出後の処理の一例を示す図５のフロー
チャートの（処理５７）と等しい。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、基地局
制御装置に対してトラフィックデータの収集および移動
端末への通知機能を設け、移動端末に対してトラフィッ
クデータの受信および分析機能とハンドオーバを起動す
る機能とを設け、さらに、基地局制御装置に対して移動
端末からのハンドオーバ要求を受信し、実行する機能を
設けることにより、トラフィックチャンネルオーバロー
ド状態のセルがこの状態を脱する際に、基地局制御装置
にかかっていた負荷がセル内の全移動端末に分散される
ので、基地局制御装置でのトラフィック処理以外の処理
を支障なく実行できる効果がある。
制御装置に対してトラフィックデータの収集および移動
端末への通知機能を設け、移動端末に対してトラフィッ
クデータの受信および分析機能とハンドオーバを起動す
る機能とを設け、さらに、基地局制御装置に対して移動
端末からのハンドオーバ要求を受信し、実行する機能を
設けることにより、トラフィックチャンネルオーバロー
ド状態のセルがこの状態を脱する際に、基地局制御装置
にかかっていた負荷がセル内の全移動端末に分散される
ので、基地局制御装置でのトラフィック処理以外の処理
を支障なく実行できる効果がある。
【図１】本発明実施例で行われる処理の内容を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図２】本発明実施例で行われる処理の内容を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図３】本発明実施例および従来例が用いられるシステ
ムの構成を示す構成図。
ムの構成を示す構成図。
【図４】図３に含まれる構成要素の位置関係を示す図。
【図５】従来例で行われる処理の内容を示すフローチャ
ート。
ート。
１ 自動車電話交換装置（ＭＳＣ） ２、３ 基地局制御装置（ＯＳＣ） ４〜８ 基地局装置（ＯＴＳ） ４ａ〜８ａ セル ９ 移動端末（ＭＳ）
Claims (2)
- 【請求項１】 複数個のセルに対応して設けられ、自装
置の属するセル内に存在する移動端末に対してこの移動
端末がこのセル内での通信に必要な情報であるシステム
情報を送信する基地局装置と、 上記基地局装置の複数個に対応して設けられ、この基地
局装置のひとつからの要求に応じて、このひとつの基地
局装置がシステム情報を送信していた移動端末に対して
他の基地局装置にその基地局装置の属するセル内での通
信に必要な情報であるシステム情報を送信させるハンド
オーバ処理を実行するハンドオーバ処理手段をもつ基地
局制御装置とを備えた自動車無線方式において、 上記基地局装置制御装置は、移動端末が存在するセルお
よびこのセルの隣接セルでの呼を運搬するチャンネルの
使用状態を示すデータを収集し、このデータを自装置の
属するセル内に存在する移動端末に通知する通知手段を
備え、 上記移動端末は、自端末が使用しているチャンネルの輻
輳状態が過度になったときに上記通知手段から受信した
データを分析して隣接セルの内でシステム情報の送信が
可能なセルを探索する探索手段と、この探索手段が探索
した新たなセルへのハンドオーバ処理を上記基地局制御
装置に実行させる要求の発行を自端末が存在する基地局
装置に依頼するハンドオーバ処理依頼手段とを備えたこ
とを特徴とする自動車電話方式。 - 【請求項２】 上記基地局装置制御装置が収集するデー
タは、ひとつのセルのセル識別子およびそのトラフィッ
クデータと、このセルに隣接するセルのセル識別子およ
びそのトラフィックデータと、上記ひとつのセルおよび
その周辺セルの電界強度および電界品質を含む請求項１
記載の自動車電話方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122236A JPH05327598A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 自動車電話方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122236A JPH05327598A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 自動車電話方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05327598A true JPH05327598A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14830952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122236A Pending JPH05327598A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 自動車電話方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05327598A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100542702B1 (ko) * | 1998-12-02 | 2006-04-21 | 엘지전자 주식회사 | 무선 교환 시스템에서 무선 채널 사용 방법 |
| JP2006262176A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Tdk Corp | 車載用無線ｌａｎ装置 |
| US7356003B2 (en) | 2005-02-07 | 2008-04-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Radio communication system and its mobile communication terminal |
| JP2008118171A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Fujitsu Ltd | 移動体通信ネットワークにおける輻輳制御方法および装置 |
| JP2009188883A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Toyota Motor Corp | 車両用通信装置、通信システム、通信制御方法 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4122236A patent/JPH05327598A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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