JP2006261979A - ゲートウェイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動端末との通信においてもIP網を利用できるようにし、これにより課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供すること。
【解決手段】移動端末PS1〜PS2間の呼接続を、回線交換網XNを介して一旦確立する。この状態ではPS1〜PS2間の通信経路に着側および発側のゲートウェイ装置が介在しているので、これらのゲートウェイ装置間でのメッセージ授受を行うことができる場合がある。そこで、回線交換通信のメッセージ送受信機能を用いてこれらのゲートウェイ装置間で互いのIPアドレスを交換する。IPアドレスの交換が完了すると、発側および着側のゲートウェイ装置は回線交換網XNを介した通信経路を直ちに切断し、通信経路をIP網DN側に切り替える。
【選択図】 図3
【解決手段】移動端末PS1〜PS2間の呼接続を、回線交換網XNを介して一旦確立する。この状態ではPS1〜PS2間の通信経路に着側および発側のゲートウェイ装置が介在しているので、これらのゲートウェイ装置間でのメッセージ授受を行うことができる場合がある。そこで、回線交換通信のメッセージ送受信機能を用いてこれらのゲートウェイ装置間で互いのIPアドレスを交換する。IPアドレスの交換が完了すると、発側および着側のゲートウェイ装置は回線交換網XNを介した通信経路を直ちに切断し、通信経路をIP網DN側に切り替える。
【選択図】 図3
Description
本発明は回線交換網とIP(Internet Protocol)網とを相互に接続するゲートウェイ装置に関し、特に移動通信端末に接続可能な装置に関する。
近年になり情報通信ニーズの増大や通信の自由化が進展するにつれ、音声およびデータ通信を含む情報通信サービスが多様化してきている。このような背景から通信サービス分野に新たに参入する事業者(キャリア)も増えてきており、キャリア間のサービス競争が盛んになってきている。新規のキャリアはNCC(New Common Carrier)と称され、VoIP(Voice over IP)などの技術を用いて様々なサービスを提供している。VoIPとは音声信号をIPパケット化して伝送することにより音声系ネットワークとデータ系ネットワークとを統合する技術である。
NCCは自らの加入者回線を持たないケースが多いため、加入者回線をすでに持つ特定のキャリアから必要な設備を既定の料金で借り受けることが多い。一方、多くのNCCは自らの資金で自前のネットワーク(IP網であることが多い)を構築する。これに特定キャリアの回線交換網も加えて通信システムが形成され、一般ユーザへのサービスの提供にはこれらの設備が複合的に利用される。
この種の通信システムにおいてNCCは、固定料金に加えてトラヒック量に応じた重量課金による回線レンタル料を特定キャリアに支払わなくてはならない。この負担は自前ネットワークを最大限に利用することにより削減できる。そこで、自前ネットワーク(以下IP網とする)とキャリア網とにゲートウェイ装置を接続し、ユーザトラヒックを可能な限りIP網に流すようにすることが考えられている(例えば特許文献1を参照)。
特開2003−318994号公報
ところで、上記通信システムに移動通信網を組み入れるには、移動端末の位置情報(在圏エリア情報)をNCCが知る必要がある。しかしながら移動端末の位置情報は特定キャリア側の設備(位置情報サーバなど)により管理されており、NCCはこの位置情報サーバからの情報を取得することができない。よってNCCは移動端末の位置情報を知りえず、従って移動端末との通信においては折角の自前のIP網を利用することができないという不具合がある。
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、移動端末との通信においてもIP網を利用できるようにし、これにより課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することにある。
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、移動端末との通信においてもIP網を利用できるようにし、これにより課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様によれば、無線基地局を含む加入者網と、IP(Internet Protocol)パケットを伝送するIP網と、回線交換網とに接続されるゲートウェイ装置であって、デジタル信号を時分割多重バスを介して回線交換する交換部と、この交換部に前記時分割多重バスを介して接続され、前記デジタル信号と前記IPパケットとのインタフェース処理を行うIP変換部とを具備し、前記交換部は、前記加入者網と前記回線交換網との間の回線交換接続を実現する回線交換接続手段と、前記回線交換網経由で通信中の相手型装置のIPアドレスを前記IP網を利用して検索する通信相手検索手段と、前記回線交換網のレイヤ3メッセージ送受信機能を利用して相手型装置とIPアドレスをやり取りしてIPアドレスを決定する通信相手決定手段と、前記IP網を利用してVoIP(Voice over IP)通信を実現するVoIP接続手段と、回線交換接続による回線交換通信とIP網によるVoIP通信の接続とを切り替える網切替手段とを備え、前記IP変換部は、前記IP網上での呼制御を行い通信経路を確立する呼制御手段と、自装置と相手方装置との間で音声信号をIPパケット化してリアルタイム転送を双方向に行う通信手段とを備えることを特徴とするゲートウェイ装置が提供される。
このような手段を講じることにより、通信の開始時において、回線交換網を経由するゲートウェイ装置間通信が確立される。その際、回線交換網に備えられている位置情報データベースを利用することができるので、通信相手先の移動端末の位置がIP網において未知であろうとも不都合はない。そして、一旦ゲートウェイ装置間通信が確立されると、発側および着側のゲートウェイ装置間でIPアドレスを交換することができる。この処理には回線交換網に備わるメッセージ送受機能を利用することができ、ゲートウェイ装置相互間の情報授受により、ユニキャストIPアドレスの解決を行う。そして、これ以降はIP網を利用したVoIP通信に切り替えることができる。
回線交換網のメッセージ送受機能が利用できない場合は、回線交換網の位置情報データベースと着信機能とを利用して相手移動端末までの着信を行い、回線交換網を経由したゲートウェイ装置間通信を確立後、あらかじめ取り決めたマルチキャストIPアドレスまたはブロードキャストIPアドレスを利用して着側のゲートウェイ装置から通信相手検索手段を用いて相手先のユニキャストIPアドレスを解決し、IP網での通信を確立する。
このような構成であるから、IP網において移動端末の位置が未知であろうとも、回線線交換網の機能を利用して移動端末までの着信を実現でき、それ以降はIP網がわにトラフィックを移し変えることが可能になる。従って、より低コストのIP網を利用することで課金負担を軽減でき、ユーザにとってメリットの大きいシステムを提供することが可能になる。
この発明によれば、移動端末との通信においてもIP網を利用できるようになり、これにより課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することができる。
[システム構成]
図1は、本発明に係わるゲートウェイ装置が用いられる通信システムの実施の形態を示すシステム図である。図1において加入者網SNの複数の加入者回線114は、まずゲートウェイ装置1に収容される。ゲートウェイ装置1はIP網DNに接続される。IP網DNはパケット通信網であり、NCCの独自網などとして形成される。IP網DNには他のゲートウェイ装置1が接続され、このゲートウェイ装置1には加入者端末7および交換機3が接続される。IP網DNには、ネットワーク管理装置MEが設けられる。ネットワーク管理装置MEはIP網DNを介してゲートウェイ装置1と情報を授受し、主にゲートウェイ装置1の運用状態を管理する。
図1は、本発明に係わるゲートウェイ装置が用いられる通信システムの実施の形態を示すシステム図である。図1において加入者網SNの複数の加入者回線114は、まずゲートウェイ装置1に収容される。ゲートウェイ装置1はIP網DNに接続される。IP網DNはパケット通信網であり、NCCの独自網などとして形成される。IP網DNには他のゲートウェイ装置1が接続され、このゲートウェイ装置1には加入者端末7および交換機3が接続される。IP網DNには、ネットワーク管理装置MEが設けられる。ネットワーク管理装置MEはIP網DNを介してゲートウェイ装置1と情報を授受し、主にゲートウェイ装置1の運用状態を管理する。
加入者網SNには、加入者端末5、移動電話システムの基地局CS1、および無線端末PS1などが属する。移動電話システムがPHSであれば、無線端末PS1はPIAFS通信を実施できるものとする。加入者端末5および基地局CS1は加入者回線114を介してゲートウェイ装置1に接続される。加入者回線114は複数の加入者端末5や無線端末PS1ごとに割り当てられるアクセス回線である。
ゲートウェイ装置1は、加入者網SNから発せられた信号(音声データや映像、画像データなどのディジタルデータ信号)をIP網DNに送出する。またゲートウェイ装置1は、IP網DNからの加入者網SN内の端末に宛てた信号を加入者網SN内に送出し、当該端末に着信させる。これにより、IP網DNに属する加入者端末7と、加入者端末5および無線端末PS1との間に双方向の通信経路を任意に設定することができる。
図2は、既存の音声通信システムを示すシステム図である。図2において加入者網SNの加入者端末5は、回線交換網XNの交換機3に加入者回線114を介して収容される。回線交換網XNはPSTNなどの公衆網であり、交換機3は公衆網に属する設備である。なお図1のシステムと図2のシステムとを組み合わせる場合、ゲートウェイ装置1は交換機3よりも加入者端末側に設けられる。よって加入者網SNと回線交換網XNとの網間接続点は、ゲートウェイ装置1と交換機3との間の接続箇所となる。すなわちゲートウェイ装置1は、加入者網SNと回線交換網XNとの網間接続点よりも加入者網SN側に配置される。
図1および図2において、ゲートウェイ装置1は加入者網SNから発せられた信号(音声データや映像、画像データなどのデジタル信)を、交換機3またはIP網DNのいずれかに振り分けて送出する。またゲートウェイ装置1は交換機3およびIP網DNからの加入者網SN内の端末に宛てた信号を加入者網SN内に送出し、当該端末に着信させる。これにより、回線交換網XNに属する加入者端末6と、IP網DNに属する加入者端末7と、加入者端末5および移動端末PS1との間に双方向の通信経路を任意に設定することができる。
図3は、図1および図2の通信システムの動作の概要を示すシステム動作概要図である。図3において、発側移動端末PS1は着側移動端末PS2を呼び出すために発信動作を行う。この発信に伴う呼設定メッセージを基に、ゲートウェイ装置1は回線交換網XNを利用して相手の移動端末PS2への着信を行う。このとき、移動端末PS2の位置情報は回線交換網XNの位置情報サーバ20において位置情報データベース30にデータベース化されて管理されている。移動端末PS2が応答した時点でPS1→CS1→ゲートウェイ装置1→回線交換網XN→ゲートウェイ装置→CS2→PS2の通信が確立する。通信確立後に、発側ゲートウェイ装置と着側ゲートウェイ装置1の間で、お互いの固有情報(IPアドレスなど)を授受し、IP網DNを用いてのVoIP通信を開始し、回線交換通信を切断する。
他の方法として、回線交換網XNでの通信確立の前に、発側ゲートウェイ装置と着側ゲートウェイ装置1の間で、お互いの固有情報(IPアドレスなど)のやり取りを、呼設定メッセージに付加情報を追加して行い、お互いの確認ができたところで、IP網DNを用いてのVoIP通信を開始し、回線交換発信を解放する。
この付加情報のやり取りの方法として、発アドレス、着アドレス、発サブアドレス、着サブアドレス、UUI(User to User Information)情報など、複数の方法がある。特に、発アドレス、着アドレスに付加する場合には、アドレス情報が回線交換網XNで透過できるようにするために、通常の移動端末が持つ加入者番号のあとに、通常の電話番号にない“*”または“#”を用いてダイヤルの区切りを行い、その後に必要な情報を付加することで実現可能である。
図4は、図1のゲートウェイ装置1の実施の形態を示すブロック図である。図4のゲートウェイ装置1は、加入者網SNに接続される加入者回線インタフェースと11と、交換機3に接続される加入者回線インタフェース12と、交換部100と、IP変換部14とを備える。
図4において、加入者回線インタフェース11は加入者回線114を介して加入者端末5や無線基地局CS1を収容し、ISDNの交換局側インタフェースを提供する。加入者回線インタフェース12は回線交換網XNの交換機3と加入者回線115を介して接続され、ISDNの端末側インタフェースを提供する。すなわち加入者回線インタフェース12は、加入者回線115を介して交換部100を回線交換網XNに接続する。なお加入者回線115は通信容量はトラヒック需要予測に基づいてあらかじめ設計される。交換部100は回線交換網XN、IP網DN、および加入者網SNとの間で形成される複数の通信経路を交換接続し、各網に属する端末装置間に通信リンクを形成する。交換部100は時分割多重バスを介して伝送される時分割多重信号フレームのタイムスロットを入れ換えることにより、回線交換を実施する。
IP変換部14は交換部100とIP網DNとの間に設けられ、交換部100とIP網DNとの間でプロトコル変換を行う。すなわちIP変換部14は交換部100から時分割多重バスを介して与えられた時分割多重信号をIPパケットに変換する。このIPパケットは宛先IPアドレスにしたがってルーティングされてIP網DNに送出される。またIP変換部14は、IP網DNから入力されるIPパケットを交換部100とのインタフェースに適した時分割多重信号に変換する。特にIP変換部14は、図1のゲートウェイ装置1に着脱可能に設けられるハードウェア基板上に、その機能が実装される。その基板の有無はCPU(Central Processing Unit)により検出され、基板装置の検出に応じてIP変換部14の制御に係わるソフトウェアがロードされる。
ところで図4の交換部100は、回線交換接続を実現する回線交換接続処理部121、回線交換とVoIP通信の接続を切り替える網切替処理部122、回線交換網XNを利用して通信中の相手ゲートウェイ装置1をIP網を利用して検索する通信相手検索処理部123、回線交換網XNのメッセージ送受信機能を利用して通信相手ゲートウェイ装置1のIPアドレスを決定する通信相手決定処理部124、IP網DNを利用して音声通信(VoIP通信)を実現するVoIP接続処理部125、呼設定に付加する付加情報の場所および方法を設定する識別方法設定処理部128、呼設定メッセージに識別方法設定処理部128により指定された識別方法に従って付加情報を付加する識別付加処理部127、および、受信した呼設定メッセージから前記識別方法設定処理部128により指定された識別方法に従って付加情報を識別し、IP網DN側へ接続可能か否かを判定する識別判定処理部126を備える。
一方、IP変換部14は、IPプロトコル上での呼制御を行いIP上での通信経路を確立するVoIP呼制御処理部141、およびゲートウェイ装置1間で音声信号をパケット化してリアルタイム転送を双方向に行うRTP通信処理部142を備える。次に、この発明の実施形態の詳細を図5〜図8のフローチャートに基づいて説明する。
一方、IP変換部14は、IPプロトコル上での呼制御を行いIP上での通信経路を確立するVoIP呼制御処理部141、およびゲートウェイ装置1間で音声信号をパケット化してリアルタイム転送を双方向に行うRTP通信処理部142を備える。次に、この発明の実施形態の詳細を図5〜図8のフローチャートに基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図5はこの発明の第1の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換網XNで通信中に、回線交換網XNのメッセージ送受信機能を利用して通信相手ゲートウェイ装置1のIPアドレス情報を取得し、VoIP通信確立後に回線交換通信を切断する手順を示す。
図5はこの発明の第1の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換網XNで通信中に、回線交換網XNのメッセージ送受信機能を利用して通信相手ゲートウェイ装置1のIPアドレス情報を取得し、VoIP通信確立後に回線交換通信を切断する手順を示す。
図5において、まず着側ゲートウェイ装置(着側GW)から発側ゲートウェイ装置(発側GW)へ回線交換通信のメッセージ送受信機能を利用してIPアドレスの情報を送信し、この信号を受信した発側ゲートウェイ装置1は自装置の通信用IPアドレスを着側ゲートウェイ装置1に送信する。これにより発側、着側ともお互いの通信相手のIPアドレス情報を取得する(ステップS51、S61)。着側ゲートウェイ装置1は発側ゲートウェイ装置1にIP網DNを経由して呼接続メッセージを送出する(ステップS52)。発側ゲートウェイ装置1は呼接続メッセージを受信し、該当する回線交換呼が存在するかを確認する(ステップS62)。呼がない場合(No)は回線交換通信を継続させ無応答の処理を行う(ステップS64)。呼がありと判断できた場合は(Yes)、発側ゲートウェイ装置1は着側ゲートウェイ装置1へ応答を返し、VoIP通信時に必要となる通信能力などの各種データのやり取りを行う(ステップS65)。
着側ゲートウェイ装置1は発側ゲートウェイ装置1の応答を待ち(ステップS53)、応答がなくタイムアウトした場合(No)は回線交換通信を継続する(ステップS54)。応答があった場合は(Yes)、VoIP通信時に必要となる通信能力などの各種データのやり取りを行う(ステップS55)。続いて、音声信号をIPパケット化して通信する規格であるリアルタイム通信プロトコル(RTP)のポート番号を発側と着側ゲートウェイ装置間でやり取りし(ステップS56,S66)、RTPコネクションを確立してIPネットワーク上での通信を開始する(ステップS57,S67)。最後に、回線交換通信からVoIP通信側へ通話パスをタイムスイッチ切替にて実施し、回線交換呼を切断する(ステップS58,S68)。
このようにこの実施形態では、移動端末PS1〜PS2間の呼接続を、回線交換網XNを介して一旦確立する。この状態ではPS1〜PS2間の通信経路に着側および発側のゲートウェイ装置が介在しているので、これらのゲートウェイ装置間でのメッセージ授受を行うことができる場合がある。そこで、回線交換通信のメッセージ送受信機能を用いてこれらのゲートウェイ装置間で互いのIPアドレスを交換する。ユニキャストIPアドレスが解決されると、発側および着側のゲートウェイ装置は回線交換網XNを介した通信経路を直ちに切断し、通信経路をIP網DN側に切り替えるようにする。このように、回線交換網XNの位置情報データベース30と着信機能とを利用することにより相手側ゲートウェイ装置および相手移動端末の位置を確定することができれば、その後はIP網DNを経由するVoIP通信を行うことができるようになる。従って通信経路をより自由に設定できるようになり、対障害に強い通信システムを構成することが可能となる。また、費用の安いIP網DNへトラヒックを割り振ることで、経済性を高め、トラヒック需要に柔軟にかつ経済的に対応することの可能な通信システムを提供することができる。これらのことから、移動端末との通信においてもIP網を利用できるようになり、これにより課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
図6はこの発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換網XNで通信中に、回線交換網XNのメッセージ送受信機能が利用できない場合の処理手順を示す。
図6において、まず着側ゲートウェイ装置はIP網へブロードキャストアドレス、またはマルチキャストアドレスを利用して呼情報を乗せた検索メッセージを規定の方法に従って送信する(ステップS71)。発側ゲートウェイ装置は取り決めた方法に従い、ブロードキャストアドレスまたは、マルチキャストアドレスの待ち受けを行い、検索メッセージを受信した場合は該当呼が存在するか確認する(ステップS81,S82)。呼がない場合(No)は、回線交換通信を継続させ無応答の処理を行う(ステップS83)。呼がある場合はユニキャストIPアドレスで検索メッセージへの応答を返送する(ステップS84)。これにより発側、着側ゲートウェイ装置はお互いのユニキャストIPアドレスを知ることができる。
図6はこの発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換網XNで通信中に、回線交換網XNのメッセージ送受信機能が利用できない場合の処理手順を示す。
図6において、まず着側ゲートウェイ装置はIP網へブロードキャストアドレス、またはマルチキャストアドレスを利用して呼情報を乗せた検索メッセージを規定の方法に従って送信する(ステップS71)。発側ゲートウェイ装置は取り決めた方法に従い、ブロードキャストアドレスまたは、マルチキャストアドレスの待ち受けを行い、検索メッセージを受信した場合は該当呼が存在するか確認する(ステップS81,S82)。呼がない場合(No)は、回線交換通信を継続させ無応答の処理を行う(ステップS83)。呼がある場合はユニキャストIPアドレスで検索メッセージへの応答を返送する(ステップS84)。これにより発側、着側ゲートウェイ装置はお互いのユニキャストIPアドレスを知ることができる。
着側ゲートウェイ装置は発側ゲートウェイ装置のIP網からの応答を待ち(ステップS72)、応答がなくタイムアウトした場合は回線交換通信を継続する(ステップS73)。応答があった場合は、発側IPアドレスに向けて呼接続メッセージをIPネットワーク経由で送出する(ステップS74)。呼接続メッセージを受けた発側ゲートウェイ装置はこの呼接続メッセージに応答し(ステップS85)、発側と着側ゲートウェイ装置間にてVoIP通信時に必要となる通信能力などの各種データのやり取りを行う(ステップS75、S86)。続いて、音声信号をIPパケット化して通信する規格であるリアルタイム通信プロトコル(RTP)のポート番号を発側と着側ゲートウェイ装置間でやり取りし(ステップS76,S87)、RTPコネクションを確立してIPネットワーク上での通信を開始する(ステップS77,S88)。最後に、回線交換通信からVoIP通信側へ通話パスをタイムスイッチ切替にて実施し、回線交換呼を切断する(ステップS78,S89)。以上の手順によっても発側、着側ゲートウェイ装置はお互いのユニキャストIPアドレスを知ることができる。従って回線交換網XNからより費用の安いIP網DNへトラヒックを割り振ることができ、移動端末との通信においてもIP網を利用し、課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することが可能となる。
[第3の実施形態]
図7はこの発明の第3の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換通信を開始する前に、通信相手を検索する処理手順を示す。発側ゲートウェイ装置は回線交換網XNへ通常の発信呼として呼設定メッセージを送信する(ステップS101)。着側ゲートウェイ装置は回線交換網XNからの呼設定メッセージを受信し(ステップS91)、通常の着信処理として、端末方向へ向けて呼設定メッセージを送信する(ステップS92)。次に着側ゲートウェイ装置は、通信種別判定を行い通信種別が音声かつゲートウェイに収容された端末かを判定する(ステップS93)。データ通信または、ゲートウェイ装置に収容されていないと判定した場合はVoIP化できないと判断し、回線交換接続として処理を継続する(ステップS94)。音声かつゲートウェイ装置収容の場合は、VoIP化可能と判断し、あらかじめ取り決めた方法に従って、IP網へブロードキャストアドレス、またはマルチキャストアドレスを利用して呼情報を乗せた検索メッセージを送信する(ステップS95)。
図7はこの発明の第3の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換通信を開始する前に、通信相手を検索する処理手順を示す。発側ゲートウェイ装置は回線交換網XNへ通常の発信呼として呼設定メッセージを送信する(ステップS101)。着側ゲートウェイ装置は回線交換網XNからの呼設定メッセージを受信し(ステップS91)、通常の着信処理として、端末方向へ向けて呼設定メッセージを送信する(ステップS92)。次に着側ゲートウェイ装置は、通信種別判定を行い通信種別が音声かつゲートウェイに収容された端末かを判定する(ステップS93)。データ通信または、ゲートウェイ装置に収容されていないと判定した場合はVoIP化できないと判断し、回線交換接続として処理を継続する(ステップS94)。音声かつゲートウェイ装置収容の場合は、VoIP化可能と判断し、あらかじめ取り決めた方法に従って、IP網へブロードキャストアドレス、またはマルチキャストアドレスを利用して呼情報を乗せた検索メッセージを送信する(ステップS95)。
発側ゲートウェイ装置1は規定の方法に従い、ブロードキャストアドレス、またはマルチキャストアドレスから、検索メッセージを受信した場合は該当する呼が存在するか確認する(ステップS102、S103)。呼がない場合は回線交換通信を継続させ無応答の処理を行う(ステップS104)。呼がある場合はユニキャストIPアドレスで検索メッセージへの応答を返送する(ステップS105)。これにより発側、着側ゲートウェイ装置1はお互いのユニキャストIPアドレスを知ることができる。
着側ゲートウェイ装置1は発側ゲートウェイ装置1のIP網からの応答を待ち(ステップS96)、応答がなくタイムアウトした場合は回線交換通信を継続する(ステップS97)。応答があった場合は、発側IPアドレスに向けて呼接続メッセージをIPネットワーク経由で送出する(ステップS98)。呼接続メッセージを受けた発側ゲートウェイ装置はこの呼接続メッセージに応答し(ステップS106)、発側と着側ゲートウェイ装置間にてVoIP通信時に必要となる通信能力などの各種データのやり取りを行う(ステップS99、S107)。次に発側ゲートウェイ装置1は回線交換網への発信をキャンセルし回線交換通信を解放する(ステップS108)。
ここで、着側端末からの応答を待ち(ステップS9a)、応答がきた時点で、タイムスイッチの接続による端末とIP網側の接続を行い、音声信号をIPパケット化して通信する規格であるリアルタイム通信プロトコル(RTP)のポート番号を発側と着側ゲートウェイ装置間でやり取りし(ステップS9b,S109)、RTPコネクションを確立してIPネットワーク上での通信を開始し、音声通信を実現する(ステップS9c,S10a)。以上の手順によっても発側、着側ゲートウェイ装置はお互いのユニキャストIPアドレスを知ることができる。従って回線交換網XNからより費用の安いIP網DNへトラヒックを割り振ることができ、移動端末との通信においてもIP網を利用し、課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することが可能となる。
[第4の実施形態]
図8はこの発明の第4の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換通信を開始する前に、回線交換用のメッセージを利用して通信相手を決定し、通信する場合の処理手順を示す。
図8はこの発明の第4の実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、回線交換通信を開始する前に、回線交換用のメッセージを利用して通信相手を決定し、通信する場合の処理手順を示す。
図8において、発側ゲートウェイ装置は端末からの発信を受信すると(ステップS110)、通信種別がパケット通信かを確認する(ステップS111)。パケット通信であれば、パケット通信処理へ移行する(ステップS112)。パケット通信でない場合は着信先がゲートウェイ装置に収容されているかをダイヤル番号などを用いて判定する(ステップS113)。着信相手がゲートウェイ装置に収容されている場合には、識別方法設定処理部128により指定された方法に従って呼設定メッセージへ発側ゲートウェイの固有情報(IPアドレスなど)を設定し(ステップS114)、呼設定メッセージを回線交換網XNへ送信する(ステップS115)。
着側ゲートウェイ装置は呼設定メッセージを回線交換網XNから受信し、着信動作のために端末側に呼設定メッセージを送信する(ステップS121)。このとき必要であれば、付加された発側ゲートウェイ装置の固有情報を削除して呼設定メッセージを送信することもある。
次に着側ゲートウェイ装置は、通信種別が音声か否かを判定し、データ通信の場合はVoIP化できないと判断し、回線交換処理を継続する(ステップS123)。音声の場合は、呼設定メッセージに含まれる固有情報から発側ゲートウェイ装置のIPアドレスを抽出し、該IPアドレスへVoIP呼制御として呼設定応答メッセージを送信する(ステップS124)。
発側ゲートウェイ装置1は呼設定応答を待ち受け、呼設定が回線交換網からきた場合は回線交換処理を継続し(ステップS118)、IP網からの場合は、発側と着側ゲートウェイ装置間にてVoIP通信時に必要となる通信能力などの各種データのやり取りを行う(ステップS119、S125)。次に発側ゲートウェイ装置1は回線交換網への発信をキャンセルし回線交換通信を解放する(ステップS11a)。
ここで、着側端末からの応答を待ち(ステップS126)、応答がきた時点で、タイムスイッチの接続による端末とIP網側の接続を行い、音声信号をIPパケット化して通信する規格であるリアルタイム通信プロトコル(RTP)のポート番号を発側と着側ゲートウェイ装置間でやり取りし(ステップS11b,S127)、RTPコネクションを確立してIPネットワーク上での通信を開始し、音声通信を実現する(ステップS11c,S128)。以上の手順によっても発側、着側ゲートウェイ装置はお互いのIPアドレスを知ることができる。従って回線交換網XNからより費用の安いIP網DNへトラヒックを割り振ることができ、移動端末との通信においてもIP網を利用し、課金負担の軽減を図ったゲートウェイ装置を提供することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば図8のステップS113は、着側端末が認識できる範囲の付加情報であれば無条件に付加することも可能である。さらに本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…ゲートウェイ装置、5…加入者端末、7…加入者端末、114…加入者回線、CS1…基地局、DN…IP網、ME…ネットワーク管理装置、PS1…無線端末、SN…加入者網、XN…回線交換網、11…加入者回線インタフェース、12…加入者回線インタフェース、100…交換部、14…IP変換部、121…回線交換接続処理部、122…網切替処理部、123…通信相手検索処理部、124…通信相手決定処理部、125…VoIP接続処理部、128…識別方法設定処理部、127…識別付加処理部、126…識別判定処理部、141…VoIP呼制御処理部、142…RTP通信処理部
Claims (13)
- 無線基地局を含む加入者網と、IP(Internet Protocol)パケットを伝送するIP網と、回線交換網とに接続されるゲートウェイ装置であって、
デジタル信号を時分割多重バスを介して回線交換する交換部と、
この交換部に前記時分割多重バスを介して接続され、前記デジタル信号と前記IPパケットとのインタフェース処理を行うIP変換部とを具備し、
前記交換部は、
前記加入者網と前記回線交換網との間の回線交換接続を実現する回線交換接続手段と、
前記回線交換網経由で通信中の相手型装置のIPアドレスを前記IP網を利用して検索する通信相手検索手段と、
前記回線交換網のレイヤ3メッセージ送受信機能を利用して相手型装置とIPアドレスをやり取りしてIPアドレスを決定する通信相手決定手段と、
前記IP網を利用してVoIP(Voice over IP)通信を実現するVoIP接続手段と、
回線交換接続による回線交換通信とIP網によるVoIP通信の接続とを切り替える網切替手段とを備え、
前記IP変換部は、
前記IP網上での呼制御を行い通信経路を確立する呼制御手段と、
自装置と相手方装置との間で音声信号をIPパケット化してリアルタイム転送を双方向に行う通信手段とを備えることを特徴とするゲートウェイ装置。 - 前記回線交換接続手段により前記回線交換網を利用してゲートウェイ装置間で形成された回線交換通信呼に対し、
前記通信相手検索手段によりIP網、または通信中の前記回線交換網を利用してゲートウェイ装置の相互のIPアドレスを解決して相互のIPアドレスを認識し、
前記VoIP接続手段によるVoIP通信を確立し、
前記VoIP通信の確立の後、前記網切替手段により通信経路を回線交換通信呼からVoIP通信に切り替えることを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。 - 前記通信相手検索手段は、通信相手のゲートウェイ装置検索処理にブロードキャストメッセージを利用することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
- 前記通信相手検索手段は、通信相手のゲートウェイ装置検索処理にマルチキャストメッセージを利用することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
- 前記回線交換接続手段により前記回線交換網を利用してゲートウェイ装置間で形成された回線交換通信呼に対し、
前記通信相手決定手段により相手型装置のIPアドレス情報を前記回線交換網のレイヤ3メッセージ送受信機能を利用して決定して相互のIPアドレスを認識し、
前記VoIP接続手段によりVoIP通信を確立し、
前記VoIP通信の確立の後、前記網切替手段により通信経路を回線交換通信呼からVoIP通信に切り替えることを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。 - 無線基地局を含む加入者網と、IP(Internet Protocol)パケットを伝送するIP網と、回線交換網とに接続されるゲートウェイ装置であって、
デジタル信号を時分割多重バスを介して回線交換する交換部と、
この交換部に前記時分割多重バスを介して接続され、前記デジタル信号と前記IPパケットとのインタフェース処理を行うIP変換部とを具備し、
前記交換部は、
前記加入者網と前記回線交換網との間の回線交換接続を実現する回線交換接続手段と、
前記回線交換網経由で通信の開始に先立ち相手型装置のIPアドレスを前記IP網を利用して検索する通信相手検索手段と、
前記回線交換網のレイヤ3メッセージ送受信機能を利用して相手型装置とIPアドレスをやり取りしてIPアドレスを決定する通信相手決定手段と、
前記IP網を利用してVoIP(Voice over IP)通信を実現するVoIP接続手段とを備え、
前記IP変換部は、
前記IP網上での呼制御を行い通信経路を確立するVoIP呼制御手段と、
自装置と相手方装置との間で音声信号をIPパケット化してリアルタイム転送を双方向に行う通信手段とを備え、
通信の開始前に前記通信相手検索手段により前記IP網を利用して自装置と相手方装置との相互のIPアドレスを解決して相互のIPアドレスを認識し、
IPアドレスの解決ののち前記VoIP接続手段によりVoIP通信を確立してVoIP通信を開始することを特徴とするゲートウェイ装置。 - 前記通信相手検索手段は、通信相手のゲートウェイ装置の検索処理にブロードキャストメッセージを利用することを特徴とする請求項6に記載のゲートウェイ装置。
- 前記通信相手検索手段は、通信相手のゲートウェイ装置の検索処理にマルチキャストメッセージを利用することを特徴とする請求項6に記載のゲートウェイ装置。
- 前記回線交換接続手段による前記回線交換網を利用したゲートウェイ装置間での通信の形成前に、
通信の開始前に通信相手決定手段により相手型装置のIPアドレス情報を前記回線交換網のレイヤ3メッセージ送受信機能を利用してやり取りして相互のIPアドレスを認識し、
相互のIPアドレスを認識したのちに前記VoIP呼制御手段によりVoIP通信を確立してVoIP通信を開始することを特徴とする請求項6に記載のゲートウェイ装置。 - 無線基地局を含む加入者網と、IP(Internet Protocol)パケットを伝送するIP網と、回線交換網とに接続されるゲートウェイ装置であって、
デジタル信号を時分割多重バスを介して回線交換する交換部と、
この交換部に前記時分割多重バスを介して接続され、前記デジタル信号と前記IPパケットとのインタフェース処理を行うIP変換部とを具備し、
前記交換部は、
前記加入者網と前記回線交換網との間の回線交換接続を実現する回線交換接続手段と、
前記回線交換網で発信時に使用する呼設定メッセージに付加する付加情報の場所および方法を設定する識別方法設定手段と、
前記呼設定メッセージに前記識別方法設定手段により指定された識別方法に基づいて付加情報を付加する識別付加手段と、
受信した呼設定メッセージから前記識別方法設定手段により指定された識別方法に基づいて付加情報を識別し、IPアドレスを認識して前記IP網側へ接続可能か否かを判定する識別判定手段と、
前記IP網を利用してVoIP(Voice over IP)通信を実現するVoIP接続手段とを備え、
前記IP変換部は、
前記IP網上での呼制御を行い通信経路を確立するVoIP呼制御手段と、
自装置と相手方装置との間で音声信号をIPパケット化してリアルタイム転送を双方向に行う通信手段とを備え、
前記識別付加手段は、通信の開始前に前記識別情報設定手段により設定された情報付加方法に基づいて呼設定メッセージへ固有情報の付加を行い、
前記呼設定メッセージを受信した識別情報判定手段は、受信した呼設定メッセージから前記識別方法設定手段により指定された識別方法に基づいて付加情報を識別してIPアドレスを認識し、
IPアドレスを認識したのちに前記VoIP呼制御手段によりVoIP通信を確立してVoIP通信を開始することを特徴とするゲートウェイ装置。 - 前記識別方法設定手段、前記識別付加手段、および、前記識別判定手段は、前記IPアドレスを含むゲートウェイ装置固有情報の識別に、呼設定メッセージ内のレイヤ3メッセージ情報要素の発/着アドレスを用いることを特徴とする請求項10に記載のゲートウェイ装置。
- 前記識別方法設定手段、前記識別付加手段、および、前記識別判定手段は、前記IPアドレスを含むゲートウェイ装置固有情報の識別に、呼設定メッセージ内のレイヤ3メッセージ情報要素の発/着サブアドレスを用いることを特徴とする請求項10に記載のゲートウェイ装置。
- 前記識別方法設定手段、前記識別付加手段、および、前記識別判定手段は、前記IPアドレスを含むゲートウェイ装置固有情報の識別に、呼設定メッセージに付加可能なUUI情報(ユーザ・ユーザ・インフォメーション)を用いることを特徴とする請求項10に記載のゲートウェイ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005075631A JP2006261979A (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | ゲートウェイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
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JP2022143620A (ja) * | 2021-03-18 | 2022-10-03 | 日本電気株式会社 | 通信装置、通信システム、通信装置の制御方法及び制御プログラム |
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005075631A patent/JP2006261979A/ja active Pending
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