JP2006261581A - マルチチップモジュール装置及びマルチチップのシャットダウン制御方法 - Google Patents

マルチチップモジュール装置及びマルチチップのシャットダウン制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、既存の電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5を用いた簡易な構成で、優先順位に応じたシャットダウン制御を実行できるようにする。
【解決手段】
本発明は、電圧調整用半導体チップ4がアンプ用半導体チップ5における発熱の影響を受けた場合に、電圧調整用半導体チップ4から受け取った警告信号S1に基づいて基板11の外部に存在するマイクロコンピュータ10からアンプ用半導体チップ5の動作状態を制御して発熱量を低減させることができるので、既存の電圧調整用半導体チップ4とアンプ用半導体チップ5とを外部のマイクロコンピュータ10に接続するだけの簡易な構成により、優先順位に即したシャットダウン制御を実行することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチチップモジュール装置及びマルチチップのシャットダウン制御方法に関し、例えば車載用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプに適用して好適なものである。
従来、車載用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプにおいては、CD(Compact Disc)ドライブやDVD(Digital Versatile Disc)ドライブ等を駆動するための電源電圧を供給する電圧調整用半導体チップと、当該各種ドライブによって再生されたオーディオ信号を増幅するためのアンプを構成するアンプ用半導体チップとが基板上に実装された状態で封止することにより、見かけ上1つのLSI(Large Scale Integration)にした所謂マルチチップモジュールが用いられている。
この種のマルチチップモジュールにおいては、電圧調整用半導体チップ及びアンプ用半導体チップが発熱し、それぞれ予め定められた設定温度に到達したことを検出したときに、チップの破壊を防止すべく自らシャットダウンするようになされている。
しかしながらマルチチップモジュールにおいては、電圧調整用半導体チップ及びアンプ用半導体チップがそれぞれ設定温度に基づいてシャットダウンする場合であっても、例えばシャットダウン動作のバラツキが±10℃程度あった場合には、シャットダウンの優先順位が低い電圧調整用半導体チップの方がアンプ用半導体チップよりも先にシャットダウンしてしまうことがあり、電源内蔵アンプの電源供給が不可能になる場合が発生する。
このような問題を解決するため、電圧調整用半導体チップが自らシャットダウンするための設定温度よりも低い設定温度に達した時点でアンプ用半導体チップを早めにシャットダウンさせることにより、シャットダウンの優先順位を保ち、電源内蔵アンプの動作状態が不安定になることを防止するようになされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-71639公報
ところでかかる構成の特許文献1で示したマルチチップモジュールにおいては、電圧調整用半導体チップとアンプ用半導体チップとの間をバスで接続し、電圧調整用半導体チップからアンプ用半導体チップをコントロールする機構を予め準備する必要があり、その構成が複雑になるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、既存の第1の半導体チップ及び第2の半導体チップを用いた簡易な構成で、優先順位に応じたシャットダウン制御を実行し得るマルチチップモジュール装置及びマルチチップのシャットダウン制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、基板上に実装され、予め定められた第1の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第1の半導体チップと、基板上に第1の半導体チップと近接した状態で実装され、予め定められた第1の設定温度よりも低い第2の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第2の半導体チップと、基板の外部に設けられ、第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けて第1の半導体チップが第1の設定温度よりも低く定められた第3の設定温度に自らが到達したことを検出したときに出力される警告信号に応じて第2の半導体チップにおける動作状態を制御する制御手段とを設けるようにする。
これにより、第1の半導体チップが第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けた場合に、第1の半導体チップから受け取った警告信号に基づいて基板の外部に存在する制御手段から第2の半導体チップの動作状態を制御して発熱量を低減させることができるので、既存の第1の半導体チップと第2の半導体チップとを外部の制御手段に接続するだけの簡易な構成により、シャットダウンの優先順位に即したシャットダウン制御を実行することができる。
また本発明においては、基板上に実装され、予め定められた第1の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第1の半導体チップと、基板上に第1の半導体チップと近接した状態で実装され、予め定められた第1の設定温度よりも低い第2の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第2の半導体チップとを優先順位に応じてシャットダウン制御するマルチチップのシャットダウン制御方法であって、第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けて第1の半導体チップが第1の設定温度よりも低く定められた第3の設定温度に自らが到達したことを検出したときに出力される警告信号を外部の制御手段が受け取る警告信号受信ステップと、当該警告信号に応じて第2の半導体チップにおける動作状態を外部の制御手段から制御する制御ステップとを設けるようにする。
これにより、第1の半導体チップが第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けた場合に、第1の半導体チップから受け取った警告信号に基づいて基板の外部に存在する制御手段から第2の半導体チップの動作状態を制御して発熱量を低減させることができるので、既存の第1の半導体チップと第2の半導体チップとを外部の制御手段に接続するだけの簡易な構成により、シャットダウンの優先順位に即したシャットダウン制御を実行することができる。
本発明によれば、第1の半導体チップが第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けた場合に、第1の半導体チップから受け取った警告信号に基づいて基板の外部に存在する制御手段から第2の半導体チップの動作状態を制御して発熱量を低減させることができるので、既存の第1の半導体チップと第2の半導体チップとを外部の制御手段に接続するだけの簡易な構成により、シャットダウンの優先順位に即したシャットダウン制御を実行し得、かくして既存の電圧調整用半導体チップ及びアンプ用半導体チップを用いた簡易な構成で、優先順位に応じたシャットダウン制御を実行し得るマルチチップモジュール装置及びマルチチップのシャットダウン制御方法を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)全体構成
(1−1)マルチチップモジュール装置の構成
図1に示すように、1は全体として車載用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプを構成する本発明のマルチチップモジュール装置を示し、大きく分けてマルチチップモジュール2と、当該オーディオ機器全体を統括制御するCPU(Central Processing Unit)構成でなる制御手段としてのマイクロコンピュータ10とによって構成されている。
マルチチップモジュール2は、基板3上に第1の半導体チップとしての電圧調整用半導体チップ4と、第2の半導体チップとしてのアンプ用半導体チップ5とが所定の間隔をもって実装された後に封止されることにより、1つのパッケージを形成している。
マルチチップモジュール2は、基板3上に形成されたリードフレームの配線パターンによって複数の端子4A〜4Fと電圧調整用半導体チップ4とが接続されるとともに、複数の端子5A〜5Fとアンプ用半導体チップ5とが接続されることにより、全体として12ピンの出力を有するパッケージを構成している。
マルチチップモジュール2とマイクロコンピュータ10とは、端子4E及び端子5Eを介して接続されており、電圧調整用半導体チップ4から警告信号S1(後述する)をマイクロコンピュータ10へ出力する。なおマルチチップモジュール2とマイクロコンピュータ10とは、端子4E及び端子5E以外の端子を介して接続されていても良い。
マイクロコンピュータ10は、マルチチップモジュール2の電圧調整用半導体チップ4から供給された警告信号S1に基づいて制御信号S2をアンプ用半導体チップ5へ出力し、当該アンプ用半導体チップ5の動作状態を制御するようになされており、これにより当該アンプ用半導体チップ5の発熱量を低減し得るようになされている。
ここでマルチチップモジュール装置1は、車載用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプを構成するものであるため、高出力が要求される場合が多い。またマルチチップモジュール2に実装された電圧調整用半導体チップ4は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ナビゲーションシステム等の各種デバイスに供給する電源電圧を生成するチップであり、例えば14Vから9V、5V、3V等の各種電源電圧を生成するようになされている。
一方、マルチチップモジュール2に実装されたアンプ用半導体チップ5は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ナビゲーションシステム等の各種デバイスから供給されたオーディオ信号に応じた音声をスピーカ(図示せず)から出力するための増幅動作を行うチップである。
また電圧調整用半導体チップ4は、自身のチップが異常な温度上昇によって破壊することがないように、予め内部に設定されている第1の設定温度(例えば180℃)に到達したことを検出した時点で自らサーマルシャットダウンするようになされており、これにより消費電力の低減を図り、熱的ストレスから各チップを保護し得るようになされている。
同様にアンプ用半導体チップ5も、自身のチップが異常な温度上昇によって破壊することがないように、予め内部に設定されている第2の設定温度(例えば170℃)に到達したことを検出した時点で自らサーマルシャットダウンするようになされており、これにより消費電力の低減を図り、熱的ストレスから各チップを保護し得るようになされている。
(1−2)電圧調整用半導体チップの回路構成
図2に示すように電圧調整用半導体チップ4は、各種デバイスに供給する電源電圧を調整するための例えば5つのレギュレータ21〜25を有し、当該各種デバイスを動作させるために必要な電源電圧を生成している。
また電圧調整用半導体チップ4は、内部電源電圧と同一レベルの基準電圧Vrefを発生し、レギュレータ21〜25へ供給する基準電圧生成回路26、電圧調整用半導体チップ4内部の温度上昇を検出してシャットダウンの指示をレギュレータ21〜25へ出す温度保護回路27、例えばバッテリ電圧Vpや大容量コンデンサを用いたバックアップ電源Cbackupを介して外部から数十ボルトといった高電圧が入った場合にレギュレータ21〜25からの出力を遮断させてチップを保護する保護回路28を有している。
ここで電圧調整用半導体チップ4は、自らシャットダウンする際の基準となる第1の設定温度(180℃)に関する情報を温度保護回路27の内部に設定されている。因みに、第1の設定温度に関する情報については、温度保護回路27の内部にではなく、他に設定しておき、必要に応じて温度保護回路27が読み出すようにしても良い。
電圧調整用半導体チップ4は、基準電圧生成回路26によって生成した基準電圧Vrefをレギュレータ21〜25へ供給し、当該レギュレータ21〜25を介してCDプレーヤやDVDプレーヤ等の各種デバイスへ電源電圧を供給するようになされている。
温度保護回路27は、例えば温度変化により自身の電気抵抗値が変化するサーミスタを電源電圧と接地点との間に設け、この電気抵抗値によって温度上昇を監視し、予め内部に設定されている第1の設定温度に到達したことを検出した時点でレギュレータ21〜25からの出力を遮断してシャットダウンするようになされている。
この第1の設定温度は、電圧調整用半導体チップ4のチップが自身の発熱によって破壊することのない安全を考慮した最適な温度として定められたものである。ところで電圧調整用半導体チップ4は、第1の設定温度(180℃)よりも低い第3の設定温度(例えば170℃)に到達した時点で警告信号S1を外部のマイクロコンピュータ10へ出力するようになされている。因みに第3の設定温度(170℃)は、第1の設定温度(180℃)よりも低ければ、160℃、150℃等の何れであっても良い。
(1−3)アンプ用半導体チップの回路構成
図3に示すようにアンプ用半導体チップ5は、例えば4チャンネルのスピーカ(右前(RF)、左前(LF)、右後(RR)及び左後(LR))に対して26dBのゲインを実現するアンプ31〜34を有している。そしてこのゲインは、ミュート回路および出力調整回路35、36、37、38により、いくつかの例えば、12dBとか複数のゲインを調整する事ができ、結果として出力を調整する事ができる。
またアンプ用半導体チップ5は、例えばアンプ31〜34に対応してパワーオフ時や過大入力時等における出力ミュート機能を実現するミュート回路および出力調節回路35〜38、パワーオン時等に問題となるポップノイズを低減するためのスタンバイ/ミュート回路39、温度上昇を認識した場合にアンプ31〜34からのアンプ出力を遮断したり、誤接続を判別してアンプ出力を遮断する保護回路40〜43を備えている。
保護回路40〜43は、第2の設定温度(170℃)に到達したことを検出した時点でアンプ31〜34からのアンプ出力を遮断するようになされており、またマイクロコンピュータ10から受信した制御信号S2に基づいて当該アンプ31〜34からのアンプ出力を低減し、又は遮断し得るようになされている。
この第2の設定温度(170℃)についても、アンプ用半導体チップ5のチップが自身の発熱によって破壊することのない安全を考慮した最適な温度として定められたものであり、保護回路40の内部に設定され、必要に応じて読み出されるようになされている。
(1−4)シャットダウン動作の原理
この電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5は、温度保護回路27及び保護回路40〜43によって各々チップがそれぞれ第1の設定温度(180℃)、第2の設定温度(170℃)に到達した時点で自らシャットダウンし、このときヒートシンク(図示せず)によって冷却する冷却機能を備えているものの、一方のチップの温度上昇に伴って他方のチップも温度上昇を余儀なくされてしまう。
例えば電圧調整用半導体チップ4は、約10W程度の内部消費電力であるのに対し、アンプ用半導体チップ5は例えば50W×4チャンネル(=200W)にもなる高い電力を供給でき、平均的には内部で20W程度の電力を消費している。
従ってマルチチップモジュール2は、通常、電圧調整用半導体チップ4が自らの発熱によりシャットダウンする場合が少ないとしても、内部消費電力の大きなアンプ用半導体チップ5からの放熱の影響を受けて温度上昇することになり、シャットダウンしてしまう場合がある。
一方、アンプ用半導体チップ5では、例えばユーザが音声ボリュームを極端に大きくした場合等に、内部発熱が増加し、保護回路40〜43によりアンプ31〜34のアンプ出力が遮断されて結果的にスピーカからの音が途切れる。その後、アンプ用半導体チップ5では、アンプ出力が遮断されたことによりチップ温度が低下すると、アンプ出力を回復させてスピーカから音を再度出力するようになる。
このようなことを短時間の間に繰り返すことになると、スピーカから出力される音が非常に細かな音切れとなって問題になるが、アンプ出力の遮断後における復帰が非常に早いため、他の機器に対する影響はほとんど無い。
一方、電圧調整用半導体チップ4が温度保護回路27によりレギュレータ21〜25からの出力を遮断すると、マルチチップモジュール装置1全体の電源が落ちてしまう。そうすると、マルチチップモジュール装置1では、スピーカから音を再度出力するまでの復帰に時間を要することになり、ユーザに不都合となってしまう。
即ち、マルチチップモジュール装置1では、電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5における各々のチップ温度が上昇した場合に、まずアンプ用半導体チップ5がシャットダウンし、その後に、電圧調整用半導体チップ4がシャットダウンすることが望ましい。
そのためマルチチップモジュール装置1では、アンプ用半導体チップ5に対するシャットダウンの優先度を上げ、電圧調整用半導体チップ4よりもアンプ用半導体チップ5に対するシャットダウンの優先順位を必ず高くする必要がある。
そこで本実施の形態におけるマルチチップモジュール装置1では、電圧調整用半導体チップ4の温度保護回路27及びアンプ用半導体チップ5の保護回路40〜43において、上述したようにシャットダウンの優先順位が高いアンプ用半導体チップ5における第2の設定温度(170℃)を、電圧調整用半導体チップ4における第1の設定温度(180℃)よりも低く設定している。
なお、マルチチップモジュール装置1では、シャットダウンの優先順位が保持でき、かつ電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5のチップが自身の発熱によって破壊することのない安全を考慮した最適な温度であれば、第1の設定温度及び第2の設定温度は何度であっても良い。
これによりマルチチップモジュール装置1では、理論上、電圧調整用半導体チップ4によりマルチチップモジュール装置1全体の電源が落ちる前に、アンプ用半導体チップ5のアンプ出力が落ち、電圧調整用半導体チップ4がシャットダウンすることによる不都合を予め回避するようになされている。
しかしながらマルチチップモジュール装置1では、電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5における温度保護回路27及び保護回路40〜43によるシャットダウンを行う場合、第1の設定温度(180℃)及び第2の設定温度(170℃)に対する実際の動作に際してバラツキが生じる。
例えばマルチチップモジュール装置1では、例えば設計値として予め規定した第1の設定温度(180℃)及び第2の設定温度(170℃)に対し、温度保護回路27と保護回路40〜43との間における動作のバラツキが±10℃存在した場合、上述の優先順位に応じて正しく動作させるためには第1の設定温度(180℃)と第2の設定温度(170℃)との間で20℃の温度差を設けなければならない。
このような場合、マルチチップモジュール装置1では、電圧調整用半導体チップ4におけるシャットダウンのための第1の設定温度(180℃)を更に高温に設定しなければならず、それによって信頼性に欠ける温度での使用を余儀なくされる。
そこで本実施の形態におけるマルチチップモジュール装置1では、シャットダウンの優先順位が低い電圧調整用半導体チップ4の温度保護回路27において、自らシャットダウンする第1の設定温度(180℃)よりも低い第3の設定温度(170℃)を定め、この第3の設定温度(170℃)に到達したことを検出したとき、警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力するようになされている。
これによりマイクロコンピュータ10は、電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が第3の設定温度(170℃)に到達した時点で供給された警告信号S1に基づき、アンプ用半導体チップ5の動作状態を制御するための制御信号S2を当該アンプ用半導体チップ5へ出力するようになされている。
具体的にはマイクロコンピュータ10は、図4に示す動作状態制御パターン(1)のように電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5のチップ温度が双方共に170℃未満のときは第1の設定温度(180℃)及び第3の設定温度(170℃)の何れにも到達していないので、電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5を稼動状態のまま継続動作する。
これに対してマイクロコンピュータ10は、電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が170℃を超え180℃未満の範囲内にあるときは、第1の設定温度(180℃)には到達していないものの第3の設定温度(170℃)に到達しているため、このとき電圧調整用半導体チップ4から出力される警告信号S1に応じて制御信号S2をアンプ用半導体チップ5へ出力することにより、当該アンプ用半導体チップ5のアンプ31〜34における音量レベルを低下させる。
この場合、アンプ用半導体チップ5は音量レベルを下げた状態で一定時間経過し、かつマイクロコンピュータ10から制御信号S2を再度受け取った場合には、依然、第3の設定温度を下回った状態にはないことを表しており、このときアンプ31〜34におけるアンプ出力を遮断してシャットダウンするようになされている。
因みに、電圧調整用半導体チップ4は、チップ温度が第1の設定温度(180℃)に到達していない段階では自らシャットダウンすることはなく稼動状態のまま継続動作し続け、チップ温度が第1の設定温度(180℃)に到達したことを検出すると、チップが自身の発熱によって破壊することがないように自らシャットダウンするようになされている。
(1−5)シャットダウン制御処理手順
マルチチップモジュール装置1においては、上述の動作状態制御パターン(1)に対応したシャットダウン制御処理手順について図5のシーケンスチャートを用いて詳細に説明する。
ステップSP1において電圧調整用半導体チップ4は、温度保護回路27により自身のチップ温度を検出し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において電圧調整用半導体チップ4は、チップ温度が第3の設定温度(170℃)に到達したか否かを判定し、否定結果が得られると再度ステップSP2へ戻り、チップ温度が第3の設定温度(170℃)に到達するまで繰り返すのに対し、肯定結果が得られると次のステップSP3へ移る。
ステップSP3において電圧調整用半導体チップ4は、温度保護回路27によりチップ温度が第3の設定温度(170℃)に到達したことを検出したので警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力し、次のステップSP4へ移る。
一方、マイクロコンピュータ10は、ステップSP11において電圧調整用半導体チップ4から警告信号S1を受け取ると、当該電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が第3の設定温度(170℃)に到達したのでアンプ用半導体チップ5の動作状態を制御する必要があると認識し、そのための制御信号S2を当該アンプ用半導体チップ5へ出力し、次のステップSP12へ移って処理を終了する。
アンプ用半導体チップ5は、ステップSP21においてマイクロコンピュータ10から制御信号S2を受け取ると、当該制御信号S2に応じてミュート回路および出力調整回路35〜38によりアンプ31〜34の音量レベルを所定量ダウンさせ、次のステップSP22へ移る。
これによりアンプ用半導体チップ5は、アンプ31〜34の音量レベルを所定量ダウンさせたことにより当該アンプ用半導体チップ5の発熱量が下がるため、電圧調整用半導体チップ4に対する温度上昇の影響を低減させることができる。
ステップSP22においてアンプ用半導体チップ5は、アンプ31〜34の音量レベルを所定量ダウンさせた時点から一定時間(例えば0.5秒間)経過し、かつマイクロコンピュータ10から制御信号S2を受け取ったか否かを判定し、否定結果が得られると再度ステップSP2へ戻り、電圧調整用半導体チップ4によるステップSP2及びステップSP3及びマイクロコンピュータ10によるステップSP11の処理を繰り返す。
これに対してステップSP22で肯定結果が得られると、このことは一定時間を経過したにも拘らず、電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が第3の設定温度(170℃)に到達したまま下がっていないことを表しており、このときアンプ用半導体チップ5は次のステップSP23へ移る。
ステップSP23においてアンプ用半導体チップ5は、保護回路40〜43によりアンプ31〜34のアンプ出力を全てシャットダウンさせ、次のステップSP24へ移って処理を終了する。なおアンプ用半導体チップ5は、マイクロコンピュータ10から制御信号S2を受け取ることがなく、かつ、その後のチップ温度が所定レベルにまで下がったことを認識した時点で自動的に復旧するようになされている。
ところで電圧調整用半導体チップ4は、ステップSP4において、自身のチップ温度が第1の設定温度(180℃)に到達したか否かを判定し、否定結果が得られると、自らシャットダウンする必要はないと判断し、ステップSP2へ戻り、以降の処理を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において電圧調整用半導体チップ4は、自身のチップ温度が第1の設定温度(180℃)に到達しているので、チップが自身の発熱によって破壊することがないようにレギュレータ21〜25の出力を遮断することによりシャットダウンし、次のステップSP6へ移って処理を終了する。
(2)動作及び効果
以上の構成において、マルチチップモジュール装置1は電圧調整用半導体チップ4が自らシャットダウンする第1の設定温度(180℃)よりも低い第3の設定温度(170℃)に到達したことを検出したときに警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力し、当該マイクロコンピュータ10から制御信号S2をアンプ用半導体チップ5へ出力することにより、アンプ用半導体チップ5における第2の設定温度(170℃)に到達したか否かとは無関係に当該アンプ用半導体チップ5の動作状態を外部のマイクロコンピュータ10から間接的に制御することができる。
これによりマルチチップモジュール装置1は、電圧調整用半導体チップ4が自らシャットダウンする第1の設定温度(180℃)よりも低い第3の設定温度(170℃)に到達した時点で強制的にアンプ用半導体チップ5の動作状態を制御することができるため、電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5の間で動作のバラツキが±10℃存在した場合であっても、優先順位に基づきアンプ用半導体チップ5、電圧調整用半導体チップ4の順番で確実にシャットダウンさせることができる。
またマルチチップモジュール装置1では、電圧調整用半導体チップ4が第3の設定温度(170℃)に到達したことを検出した時点で、その旨を示す警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力し、当該マイクロコンピュータ10から受け取った制御信号S2に基づいてアンプ用半導体チップ5の動作状態を変更させる構成を採用したことにより、従来のように電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5との間をバスで接続してコントロールするといった複雑な構成を用いる必要がない。
すなわちマルチチップモジュール装置1は、マルチチップモジュール2の電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5に対して、オーディオ機器全体を統括制御するマイクロコンピュータ10を接続し、当該マイクロコンピュータ10を介してマルチチップモジュール2の外部からアンプ用半導体チップ5の動作状態を間接的に制御することにより、マイクロコンピュータ10をシャットダウン制御に兼用し、かつ既存の電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5を僅かな改造だけで用いることができるので、全体構成を簡素化することができる。
さらにマルチチップモジュール装置1のマイクロコンピュータ10は、電圧調整用半導体チップ4から警告信号S1を受け取り、制御信号S2をアンプ用半導体チップ5へ出力することにより、当該アンプ用半導体チップ5におけるアンプ31〜34の音量レベルを下げさせることができるので、音量レベルを下げさせるだけで電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が第3の設定温度(170℃)よりも低くなったときは、アンプ用半導体チップ5をシャットダウンさせずに済むため、スピーカからの音声出力を継続し、細かな音切れが発生することを防止することができる。
この場合マルチチップモジュール装置1は、アンプ用半導体チップ5におけるアンプ31〜34の音量レベルを下げた場合で、一定時間経過したにも拘らず電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が第3の設定温度(170℃)の到達したままのときは、アンプ用半導体チップ5におけるアンプ31〜34からのアンプ出力を遮断して強制的にシャットダウンすることにより、電圧調整用半導体チップ4がアンプ用半導体チップ5からの発熱の影響を受けて第1の設定温度(180℃)に到達し、自らシャットダウンしてしまうことを防止することができる。
このようにマルチチップモジュール装置1は、アンプ用半導体チップ5の動作状態を、音量レベルのダウン及びシャットダウンの2段階に分けて制御することにより、音量レベルを下げさせるだけで電圧調整用半導体チップ4のチップ温度を第3の設定温度(170℃)よりも下げさせることができるときは、当該アンプ用半導体チップ5をいきなりシャットダウンしてしまう場合に比べて、スピーカからの音声出力の継続性を維持することができるといったオーディオ機器ならではの格別な効果を得ることができる。
以上の構成によれば、マルチチップモジュール装置1は電圧調整用半導体チップ4が自らシャットダウンする第1の設定温度(180℃)よりも低い第3の設定温度(170℃)に到達したことを検出したときに警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力し、当該マイクロコンピュータ10から制御信号S2をアンプ用半導体チップ5へ出力することにより、当該アンプ用半導体チップ5における第2の設定温度(170℃)に到達したか否かとは無関係に当該アンプ用半導体チップ5の動作状態を外部のマイクロコンピュータ10によって間接的に制御することができ、かくして既存の電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5を用いた簡易な構成で、優先順位に応じたシャットダウン制御を実行することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、電圧調整用半導体チップ4のチップ温度を保護回路40によって検出することにより優先順位に応じたシャットダウン制御を実行し得るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図1との対応部分に同一符号を付して示す図6に示すように、マルチチップモジュール装置50ではマイクロコンピュータ10に外部温度センサ11を設け、マルチチップモジュール2の外部に位置するCDプレーヤ、DVDプレーヤ等の等の各種デバイスによる雰囲気温度を当該外部温度センサ11により検出し、第1の設定温度(180℃)よりも低い第4の設定温度(例えば160℃)に到達した時点で警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力し、当該マイクロコンピュータ10を介して制御信号S2を出力することによりアンプ用半導体チップ5の動作状態を間接的に制御するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、電圧調整用半導体チップ4から警告信号S1をマイクロコンピュータ10へ出力するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図1との対応部分に同一符号を付して示す図7に示すように、マルチチップモジュール装置60では端子4Eと端子5Eとを直列接続し、警告信号S1を電圧調整用半導体チップ4からアンプ用半導体チップ5へ直接供給し、当該アンプ用半導体チップ5を警告信号S1に基づいてシャットダウンさせるようにしても良い。ただしこの場合は、電圧調整用半導体チップ4からの警告信号S1の信号仕様がアンプ用半導体チップ5の端子仕様に合致する必要がある。
この場合、マルチチップモジュール装置50では、電圧調整用半導体チップ4及びアンプ用半導体チップ5との間をバスで接続してコントロールするといった複雑な構成を用いることのない極めて簡易な構成で優先順次に応じたシャットダウン制御を実現することができる。
この場合、マルチチップモジュール装置70では、警告信号S1を電圧調整用半導体チップ4からアンプ用半導体チップ5へ直接供給することにより当該アンプ用半導体チップ5を警告信号S1に基づいて音量レベルをダウンさせることができる一方、マイクロコンピュータ10が警告信号S1を所定時間以上続けて受け取った場合には、制御信号S2をアンプ用半導体チップ5へ出力することにより当該アンプ用半導体チップ5を強制的にシャットダウンさせることができる。
さらに上述の実施の形態においては、図4に示した動作状態制御パターン(1)に従ってアンプ用半導体チップ5における保護回路40〜43により音量レベルダウンやシャットダウンを行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電圧調整用半導体チップ4が例えば2つ以上の出力端子を持ち、それによって2種類以上の警告信号S1及びS1´をマイクロコンピュータ10へ出力することができる場合には、図8に示す動作状態制御パターン(2)に従って検出時点における電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が警告信号S1に対応した第3の設定温度(170℃)のときは音量レベルを下げ、検出時点における電圧調整用半導体チップ4のチップ温度が警告信号S1´に対応した第5の設定温度(175℃)のときはシャットダウンするようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、電圧調整用半導体チップ4が第3の設定温度(170℃)に到達したことを検出した時点でアンプ用半導体チップ5におけるアンプ出力の音量レベルを下げるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アンプ出力をミュートさせるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明のマルチチップモジュール装置1を車載用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプに適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、家庭用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプや、ポータブル用のオーディオ機器に用いられる電源内蔵アンプ等、その他種々の電源内蔵アンプに適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、第2の半導体チップとしてアンプ用半導体チップ5を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第2の半導体チップとしてモータ駆動用半導体チップを用いるようにしても良い。
本発明のマルチチップモジュール装置及びマルチチップのシャットダウン制御方法は、例えば第1の半導体チップと第2の半導体チップとが近接した状態で基板に取り付けられることによるマルチチップモジュール技術に適用することができる。
本発明の一実施の形態におけるマルチチップモジュール装置の構成を示す略線図である。 電圧調整用チップの回路構成を示す略線的ブロック図である。 アンプ用半導体チップの回路構成を示す略線的ブロック図である。 動作状態制御パターン(1)を示す略線図である。 シャットダウン制御処理手順を示すフローチャートである。 他の実施の形態におけるマルチチップモジュール装置(1)の構成を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチチップモジュール装置(2)の構成を示す略線図である。 他の実施の形態における動作状態制御パターン(2)を示す略線図である。
符号の説明
1、50、60……マルチチップモジュール装置、2……マルチチップモジュール、3……基板、4……電圧調整用半導体チップ、5……アンプ用半導体チップ、10……マイクロコンピュータ、11……外部温度センサ、12、13……ダイオード、21〜25……レギュレータ、26……基準電圧生成回路、27……温度保護回路、28、40〜43……保護回路、31〜34……アンプ、35〜38……ミュート回路。

Claims (7)

  1. 基板上に実装され、予め定められた第1の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第1の半導体チップと、
    上記基板上に上記第1の半導体チップと近接した状態で実装され、予め定められた上記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第2の半導体チップと、
    上記基板の外部に設けられ、上記第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けて上記第1の半導体チップが上記第1の設定温度よりも低く定められた第3の設定温度に自らが到達したことを検出したときに出力される警告信号に応じて上記第2の半導体チップにおける動作状態を制御する制御手段と
    を具えることを特徴とするマルチチップモジュール装置。
  2. 上記制御手段は、上記動作状態の制御内容として、上記警告信号に応じて上記第2の半導体チップからの出力を下げる
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチチップモジュール装置。
  3. 上記制御手段は、上記動作状態の制御内容として、上記警告信号に応じて上記第2の半導体チップを強制的にシャットダウンさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチチップモジュール装置。
  4. 上記第2の半導体チップは、当該第2の半導体チップからの出力を下げた状態で所定時間経過した後は強制的にシャットダウンさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチチップモジュール装置。
  5. 上記制御手段は、上記第1の半導体チップ及び上記第2の半導体チップ以外のデバイスが放熱する雰囲気温度を検出する外部温度センサを有し、当該外部温度センサから供給される上記雰囲気温度に応じて上記第2の半導体チップにおける動作状態を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチチップモジュール装置。
  6. 上記第3の設定温度は、上記第2の設定温度よりも低い
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチチップモジュール装置。
  7. 基板上に実装され、予め定められた第1の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第1の半導体チップと、上記基板上に上記第1の半導体チップと近接した状態で実装され、予め定められた上記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度に到達したときに自らシャットダウンする第2の半導体チップとを優先順位に応じてシャットダウン制御するマルチチップのシャットダウン制御方法であって、
    上記第2の半導体チップにおける発熱の影響を受けて上記第1の半導体チップが上記第1の設定温度よりも低く定められた第3の設定温度に自らが到達したことを検出したときに出力される警告信号を外部の制御手段が受け取る警告信号受信ステップと、
    上記警告信号に応じて上記第2の半導体チップにおける動作状態を上記外部の制御手段から制御する制御ステップと
    を具えることを特徴とするマルチチップのシャットダウン制御方法。
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