JP2003284241A - 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ - Google Patents
低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータInfo
- Publication number
- JP2003284241A JP2003284241A JP2002084421A JP2002084421A JP2003284241A JP 2003284241 A JP2003284241 A JP 2003284241A JP 2002084421 A JP2002084421 A JP 2002084421A JP 2002084421 A JP2002084421 A JP 2002084421A JP 2003284241 A JP2003284241 A JP 2003284241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output current
- voltage regulator
- current consumption
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
回路を動作させないようにして消費電流の削減を図った
低消費電流回路および低消費電流化が可能なボルテージ
レギュレータ、DC−DCコンバータを提供すること。 【解決手段】 ボルテージレギュレータのIC内部に、従
来の回路素子に加えて、出力電流モニタ回路IM1とス
イッチ1(SW1)をさらに内蔵している。出力電流モ
ニタ回路IM1により出力電流をモニタし、その値によ
ってスイッチ1(SW1)をコントロールして不要な場
合はスイッチ1(SW1)を断にして保護回路1(H)
を動作させないようにしている。
Description
路の低消費電流技術に係り、特にボルテージレギュレー
タ、DC−DCコンバータなどの電源用回路の低消費電
流化に有効である。
いるが、今後ますます要求が高まっていく省エネルギー
化や環境への配慮からICの低消費電流化は避けられない
課題である。しかしながら技術の発展とともに電源ICに
は高機能化、高精度化が求められており、これによる回
路規模の拡大が消費電流の増大を招いている。回路規模
が大きくなっても回路全体の消費電流を抑えることが課
題である。
備えた従来のボルテージレギュレータの基本ブロック図
である。同図において、出力ドライバトランジスタM2
から出力される出力電圧Voutを抵抗R1とR2で分
割し、それを差動増幅器DAの一方の入力(−)に帰還
し、差動増増幅器DAの他方の入力(+)には電流源I
S、電圧源Vで生成される基準となる電圧を入力し、こ
の差動増幅器DAの出力を出力ドライバトランジスタM
2のゲートに印加し、この出力ドライバトランジスタM
2のオンオフを制御することによってボルテージレギュ
レータの出力の定電圧化を図っている。
護回路Hは常時動作しており、保護回路Hの消費電流I1
も常時流れている。しかし、一般的には数百mA以上で過
電流保護を行うので、低出力電流(数十mA)で通常動作し
ている状況においては出力電流のマージンもあり保護回
路Hは役に立っていない。保護回路Hは万一のための回
路であり、危険な状態から十分マージンがある場合にお
いては必ずしも動作している必要はない。
圧)×出力電流}で求められる。これからわかるようにI
Cが低出力電流動作をしている場合、ICの発熱量は小さ
く過熱保護回路が必要ない。このように低出力電流動作
時に不要な保護回路も多い。ICの多機能化により保護回
路規模が大きくなってくるとそこで消費される電流を無
視することはできない。
ボルテージレギュレータにおいては、低出力電流(数十m
A)で通常動作している状況においては保護回路Hは役に
立っていないにもかかわらず、保護回路Hは常時動作し
ており、消費電流I1も常時流れていて無駄な消費電流が
費やされているという問題がある。
いときは保護回路を動作させないようにして消費電流の
削減を図った低消費電流回路(請求項1〜3)および低
消費電流化が可能なボルテージレギュレータ(請求項
4)、DC−DCコンバータ(請求項5)を提供するこ
とを目的としている。特に、請求項2では保護回路を動
作させる閾値となる出力電流をウエハプロセスの後工程
で設定できるようにし歩留り向上を図ることを目的とし
ている。
するために。電源ICの出力電流値をモニタし、ある出力
電流値を超えた場合つまり必要な場合だけ保護回路を動
作させ、それ以外の場合には不要な保護回路の動作を停
止させるようにし、通常動作における低消費電流化を達
成するようにしたものである。
回路と該保護回路の動作を停止させるためのスイッチを
有する低消費電流回路であって、該低消費電流回路の出
力電流を検出するモニタ回路を備え、該モニタ回路によ
り前記出力電流が所定の値より小さいときに前記スイッ
チを制御して前記保護回路の動作を停止させることを特
徴としている。
複数の抵抗または複数のトランジスタを用意し、レーザ
トリミングにより設定可能にしたことを特徴としてい
る。請求項3記載の発明は、前記モニタ回路を、低消費
電流回路に内蔵または外付けしたことを特徴としてい
る。
路を備えたことを特徴とするボルテージレギュレータで
あり、請求項5記載の発明は、上記低消費電流回路を備
えたことを特徴とするDC−DCコンバータである。
力電流動作時に不要な保護回路の動作を停止し、回路全
体の消費電流を抑えるものである。
を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実
施例に係るボルテージレギュレータを説明するための図
である。
ルテージレギュレータのIC内部に図4の従来の回路素子
に加えて、出力電流モニタ回路IM1とスイッチ1(S
W1)をさらに内蔵している。出力電流モニタ回路IM
1により出力電流をモニタし、その値によってスイッチ
1(SW1)をコントロールして不要な場合はスイッチ
1(SW1)を断にして保護回路1(H)を動作させな
いようにしたものである。
のさらに詳しい構成を示した図である。図2に示すよう
に、図1の出力電流モニタIM1を出力ドライバトラン
ジスタM2のカレントミラートランジスタM1と電流モニ
タIM2によって構成し、ある出力電流のしきい値を超
えるまでスイッチ1(WS1)をオフしている。これに
よって保護回路1(H)は動作しないが、先に示したよ
うな理由により全く問題ない。
なる。所定の出力電流のしきい値を超えた場合はICの過
熱等の危険があるので、それを電流モニタIM2で検出
してスイッチ1(WS1)をオンにして保護回路Hを動
作させる。これにより保護回路Hは必要なときのみに動
作させることが可能である。
そのカレントミラートランジスタM1をMOSトランジスタ
で構成しているが、MOSトランジスタ以外のトランジス
タで構成した場合も同様である。また、出力電圧のしき
い値は抵抗またはトランジスタをあらかじめ複数個を設
けておき、選択的にレーザトリミングすることによって
任意の値に設定可能にすることで精度が向上するだけで
はなく、歩留りの向上を図ることができる。
のさらに別の構成を示した図である。図3の例では、図
1の出力電流モニタIM1をボルテージレギュレータIC
の外部に出力電流モニタIM3を設け、該出力電流モニ
タIM3からの信号を端子Aに入力した例である。
とは回路規模の問題から困難な場合がある。このような
場合には図3のように出力電流モニタIM3を外付けと
するのが便利である。これによってある出力電流のしき
い値を超えるまでスイッチ1(WS1)をオフされ、保
護回路1(H)も動作しないが、先に示したような理由
により全く問題はない。
る。請求項1によれば、低出力電流動作している場合に
不要な保護回路の動作を停止させることによって低消費
電流化が可能になる。
る出力電流を設定することを可能にしているので、IC間
のばらつき低減、歩留りの向上が期待できる。請求項3
によれば、出力電流モニタ回路をIC内蔵または外付けと
することで、回路規模の問題から内蔵が困難な場合には
外付けにし、高精度にモニタしたい場合は外付けにする
というように柔軟に対応できるようになる。
レータを説明するための図である。
い構成を示した図である。
構成を示した図である。
タの基本ブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 保護回路と該保護回路の動作を停止させ
るためのスイッチを有する低消費電流回路であって、該
低消費電流回路の出力電流を検出するモニタ回路を備
え、該モニタ回路により前記出力電流が所定の値より小
さいときに前記スイッチを制御して前記保護回路の動作
を停止させることを特徴とする低消費電流回路。 - 【請求項2】 前記所定の値は、複数の抵抗または複数
のトランジスタを用意し、レーザトリミングにより設定
可能にしたことを特徴とする請求項1記載の低消費電流
回路。 - 【請求項3】 前記モニタ回路は、前記低消費電流回路
に内蔵または外付けされることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の低消費電流回路。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の低消費
電流回路を備えたことを特徴とするボルテージレギュレ
ータ。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の低消費
電流回路を備えたことを特徴とするDC−DCコンバー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084421A JP2003284241A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084421A JP2003284241A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006318335A Division JP2007097395A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003284241A true JP2003284241A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29231779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002084421A Pending JP2003284241A (ja) | 2002-03-25 | 2002-03-25 | 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003284241A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257662A (ja) * | 2007-06-05 | 2007-10-04 | Ricoh Co Ltd | 定電圧電源回路 |
JP2008072899A (ja) * | 2007-12-04 | 2008-03-27 | Ricoh Co Ltd | 並列モニタ回路およびそれを用いた半導体装置 |
JP2008253067A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nec Corp | 携帯端末 |
JP2009268288A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Rohm Co Ltd | スイッチ駆動装置 |
US8174854B2 (en) | 2007-03-20 | 2012-05-08 | Fuji Electric Co., Ltd. | Switching power supply system with reduced current consumption at light load |
-
2002
- 2002-03-25 JP JP2002084421A patent/JP2003284241A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8174854B2 (en) | 2007-03-20 | 2012-05-08 | Fuji Electric Co., Ltd. | Switching power supply system with reduced current consumption at light load |
JP2008253067A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nec Corp | 携帯端末 |
JP2007257662A (ja) * | 2007-06-05 | 2007-10-04 | Ricoh Co Ltd | 定電圧電源回路 |
JP2008072899A (ja) * | 2007-12-04 | 2008-03-27 | Ricoh Co Ltd | 並列モニタ回路およびそれを用いた半導体装置 |
JP2009268288A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Rohm Co Ltd | スイッチ駆動装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9052728B2 (en) | Start-up circuit and method thereof | |
US7454640B1 (en) | System and method for providing a thermal shutdown circuit with temperature warning flags | |
EP2076951B1 (en) | System and method for detection multiple current limits | |
US7635969B2 (en) | Power supply unit and portable device | |
EP2082244B1 (en) | Current limit detector | |
JP4889398B2 (ja) | 定電圧電源回路 | |
US7408816B2 (en) | Memory voltage generating circuit | |
JP2007206948A (ja) | 定電圧回路 | |
JP2006508628A5 (ja) | ||
JP2007252140A (ja) | 電源装置の制御回路、電源装置及びその制御方法 | |
US7882376B2 (en) | Power control for a core circuit area of a semiconductor integrated circuit device | |
EP3565120B1 (en) | Circuit and method for reducing current leakage during a low-power or inactive mode | |
JP2007004591A (ja) | 定電圧回路、複数の定電圧回路を有する電源システム装置及びその制御方法 | |
JP2003142999A (ja) | 内部降圧回路 | |
TWI569568B (zh) | 積體電路裝置、電路系統、電路板及操作積體電路裝置之方法 | |
JP2009169503A (ja) | 過電流保護回路及びその過電流保護回路を備えた定電圧回路 | |
KR20060087219A (ko) | 대기모드에서 소비 전력을 감소시킬 수 있는 전압레귤레이터 | |
US8975776B2 (en) | Fast start-up voltage regulator | |
KR20060026282A (ko) | 내부 전원 전압을 발생하는 장치 | |
JP4705088B2 (ja) | 電源供給装置及び電源供給方法 | |
JP2003284241A (ja) | 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ | |
JP2007097395A (ja) | 低消費電流回路および該低消費電流回路を備えたボルテージレギュレータならびにdc−dcコンバータ | |
JP2008083850A (ja) | レギュレータ回路 | |
JP2000099172A (ja) | 内部降圧電源回路 | |
TW201206004A (en) | Methods and circuits for power switching |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060919 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061027 |