JP2006260190A - マージンレス判定回路 - Google Patents

マージンレス判定回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2006260190A
JP2006260190A JP2005076961A JP2005076961A JP2006260190A JP 2006260190 A JP2006260190 A JP 2006260190A JP 2005076961 A JP2005076961 A JP 2005076961A JP 2005076961 A JP2005076961 A JP 2005076961A JP 2006260190 A JP2006260190 A JP 2006260190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
clock
marginless
determination circuit
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005076961A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshida
賢司 吉田
Yoshihiko Koike
良彦 小池
Tetsuya Yoshida
哲也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005076961A priority Critical patent/JP2006260190A/ja
Priority to CNB2005100843821A priority patent/CN100517260C/zh
Priority to US11/238,957 priority patent/US7454649B2/en
Publication of JP2006260190A publication Critical patent/JP2006260190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31727Clock circuits aspects, e.g. test clock circuit details, timing aspects for signal generation, circuits for testing clocks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

【課題】 周囲条件と無関係にマージンの有無を監視し、ぎりぎりの条件までクロック信号の周波数を変更せずに電子機器の動作を可能とする。
【解決手段】 判定対象のデータを記憶する手段1と、そのデータを遅延させる手段2と、手段2の出力を記憶する手段3と、手段1の記憶内容と手段3の記憶内容とを比較し、両者が異なる時にマージンレス検出信号を出力する手段4とを備え、手段4が出力するマージンレス検出信号をクロック切替回路に対する切替制御信号として用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、システムクロック(マシンクロック)に同期して動作する電子機器におけるデータ遅延マージンの判定方式に係り、さらに詳しくは、例えば温度変化に対応してデータ遅延のマージンが低下する場合などに対してマージンレスの判定を行うためのマージンレス判定回路に関する。
一般に電子機器、例えばマイクロコンピュータの動作は環境条件、例えば温度の変化の影響を受け、一般に高温になるにしたがって動作マージンが小さくなり、極端な場合には誤動作や暴走などのエラーが生じるという問題点があった。
このため一般的に電子機器の設計時においては、その電子機器が使用される環境条件として最悪の値の想定が行われ、そのような最悪条件においても正常動作が行われるようにタイミングマージンを持たせた設計が行われる。このような場合には、マージンレスとなると予想される温度を予め設定する必要があり、製品として出荷される環境条件の中で最も厳しい条件、例えば周囲温度が設定されるため、実際に使用される温度ではマージンが残っており、結果として厳しすぎる条件が設定されるということもあった。
このような周囲温度の変化に対して、電子機器の性能と信頼性を両立させるための従来技術として次の文献がある。
特開平3−251912号 「システムクロック切替機能を持つ電子機器」
この文献には、システムクロックに同期して動作する電子機器において、周囲温度の検出結果に応じて周波数の異なる複数のクロック信号のいずれかを選択して、システムクロックの周波数を切り替える技術が開示されている。
しかしながらこの文献においても、周囲温度が予め設定された温度になった時にクロック周波数の切替が行われるために、切替温度の設定が難しいという問題点を解決することができなかった。さらに温度センサや、検出された温度をデジタルデータに変換するためのA/Dコンバータが必要となり、回路面積の増大を招くという問題点もあった。
本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、周囲温度と無関係にマージンがあるか否かを監視して、ぎりぎりの条件まで動作条件を変更せずに電子機器の動作を可能にするとともに、温度センサやA/Dコンバータを使うことなく、回路面積の増加を防止することである。
図1は、本発明のマージンレス判定回路の原理構成ブロック図である。本発明のマージンレス判定回路は、データ遅延のマージンの有無を判定するものであり、基本的には判定対象データと、その判定対象データの、例えばリードおよび/またはライトのストローブ信号とを受け取り、マージンレスと判定した時にクロック切替を行うための制御信号を出力するものである。
図1において第1のデータ記憶手段1は、判定対象のデータ、例えばバスデータを記憶するものであり、データ遅延手段2はそのデータをある一定時間だけ遅延させるものであり、第2のデータ記憶手段3はデータ遅延手段2の出力を記憶するものであり、比較手段4は第1のデータ記憶手段1の記憶内容と第2のデータ記憶手段3の記憶内容とを比較し、両者が異なる時にマージンレス検出信号を出力するものである。そして比較手段4の出力するマージンレス検出信号が、周波数の異なる複数のクロック信号の切替を行うクロック切替回路に対する切替制御信号として用いられる。
発明の実施の形態においては、比較手段4からのマージンレス検出信号の出力に対応して、クロック切替回路によってクロックの切替が行われたとき、さらに一定時間の後にクロック切替回路に対して切替前のクロックへの復帰を指示するカウンタ手段をさらに備えることもできる。
また実施の形態においては、マージンレス判定回路がコンピュータにおけるデータリード時に動作し、図1において第1のデータ記憶手段1、データ遅延手段2に与えられるデータがバス上のリードデータであることもできる。あるいはマージンレス判定回路がコンピュータにおけるデータストア時の両方の場合に動作し、判定対象となるデータがバス上のライトデータであることもできる。
また実施の形態において、マージンレス判定回路がコンピュータにおけるデータのリード時、およびデータのストア時の両方の場合に動作し、判定対象データがバス上のリードデータ、またはライトデータであることもできる。
さらに実施の形態においては、マージンレス判定回路に対して外部、例えばユーザからの指示に対応してマージンレス判定動作の開始/停止を制御する制御回路を備え、またこの制御回路がマイクロコンピュータの中央処理装置に組み込まれることもでき、さらにこの制御回路がマイクロコンピュータの中央処理装置に高周波信号を供給するPLL発振回路において最高逓倍率が選択されたことを示す信号の入力に応じて前記マージンレス判定動作の開始を指示することもできる。
さらに実施の形態においては、クロック切替回路によって切り替えられたシステムクロックが、マイクロコンピュータの中央処理装置の周辺回路に供給されることもできる。
次に本発明のマージンレス判定回路は、判定対象のデータを記憶するデータ記憶手段と、そのデータをそれぞれ異なる遅延時間だけ遅延させる複数のデータ遅延手段と、複数のデータ遅延手段の出力をそれぞれ記憶する複数の遅延データ記憶手段と、複数の遅延データ記憶手段のそれぞれの記憶内容とデータ記憶手段の記憶内容とを比較し、両者が異なる時それぞれ不一致検出信号を出力する複数の比較手段と、複数の比較手段から出力される不一致検出信号の値に対応して周波数の異なるクロック信号の切替を行うクロック切替手段とを備える。
発明の実施の形態においては、クロック切替手段が、複数の比較手段から出力される不一致検出信号に対応して、例えば高周波から低周波までの異なるクロック信号を段階的に切り替えることもできる。
以上のように本発明によれば、判定対象データと、その判定対象データのリードおよび/またはライトのストローブ信号とを受け取り、判定対象データの記憶結果と、そのデータを遅延させて記憶した記憶結果とを比較して、両者が異なるときにマージンレスと判定し、クロック切替を行うための制御信号が出力される。
本発明によれば、温度センサやA/Dコンバータを用いた温度検出などを行うことなく、データの遅延に対するマージンがあるか否かを常に監視することができ、マージンがあるぎりぎりの条件まで動作条件を変更せずに電子機器を動作させることが可能となる。
本発明の実施形態の詳細な説明の前に、まず図2から図4を用いて本発明におけるマージンレス判定とクロック切替方式について概略的に説明する。図2は、マイコン10の内部にCPUと独立したマージンレス判定回路が備えられるマージンレス判定方式の基本構成ブロック図である。同図においてマージンレス判定回路11がマイコン10のCPU12と独立して備えられ、CPU12からはリードストローブ信号とバスデータがマージンレス判定回路11に与えられる。
マージンレス判定回路11は、さらにマシンクロック信号φを用いてバスデータに遅延マージンがあるか否かを判定し、マージンレスとなっていると判定した場合には、それを示すフラグをクロック切替回路13に出力する。クロック切替回路13は、このフラグの入力に応じて一般的に複数個、例えば2つのクロック信号φ1、φ2のいずれかを切り替え、切替結果をφaとしてCPU12に供給する。なおマージンレス判定回路11に与えられるマシンクロックφと、クロック切替回路13からCPU12に与えられるクロック信号φaとは例えば同一のクロックを表す。
図3は、図2のマージンレス判定回路11の基本構成ブロック図である。同図においてマージンレス判定回路11は、バスデータがそのまま入力されるレジスタ15、バスデータの遅延セル18による遅延結果が入力されるレジスタ16、レジスタ15とレジスタ16の内容を比較する比較回路17、レジスタ15、16に対してデータ取り込みのためのクロック入力を供給するANDゲート19、ANDゲート19の出力を遅延させて比較回路17に対して比較タイミングとしてのクロック入力を与える遅延セル20を備えている。なおANDゲート19に対しては、図2においてCPU12から与えられるリードストローブ信号と、マシンクロック信号φとが入力される。このマージンレス判定回路11の動作については、後述の図5、および図6において更に詳細に説明する。
なお、本発明の特許請求の範囲、第1項における第1、第2のデータ記憶手段はそれぞれレジスタ15、16に、データ遅延手段は遅延セル18に、また比較手段は比較回路17に相当する。
図4は、図2におけるクロック切替回路13の説明図である。クロック切替回路13に対しては、マージンレス判定回路11の内部の比較回路17が出力するフラグと、周波数の異なる複数のクロック信号、ここでは2つのクロック信号φ1とφ2とが入力され、フラグの値に応じてφ1、またはφ2のいずれかをクロックφaとしてCPU12に出力する。
続いて本発明の実施例についてさらに詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施例におけるマージンレス判定回路の構成ブロック図である。同図を図3の基本構成図と比較すると、比較回路17に相当するEXNORゲート23、およびフラグレジスタ24が備えられており、またレジスタ15、16はそれぞれ、例えばD−FF、すなわちDラッチによって構成されている。またこのDラッチ15、16の出力はEXNORゲート23に入力され、EXNORゲート23の出力がフラグレジスタ24に与えられ、遅延セル20の出力がフラグレジスタ24に対するクロック入力として用いられる。
図5においてリードストローブ信号とマシンクロックφとが入力されるANDゲート19の出力は図3におけると同様にDラッチ15、16に対するクロック入力として与えられる。同様にANDゲート19の出力は遅延セル20によって遅延されたクロック信号φ’としてフラグレジスタ24のクロック入力に与えられる。これらDラッチ15、16、およびフラグレジスタ24の動作はネガティブエッジトリガ型であり、クロック入力の立下りにおいて動作し、それぞれデータ入力Dに与えられるデータがその立下りタイミングにおいてレジスタに取り込まれる。
図6は、第1の実施例におけるマージンレス判定動作のタイムチャートである。同図において左側のタイムチャートはマージン有りと判定される例である。同図において2つのレジスタ15、16に対するデータの取り込みは、リードストローブ信号がHであり、マシンクロックφが立ち下がる時点t=t1において行われる。このとき、レジスタ15に対してはデータ1が取り込まれる。レジスタ16に対しては遅延セル18による遅延動作が行われるが、この場合にはまだ取り込まれるデータはデータ1であり、同じデータがレジスタ15、16に取り込まれることになる。したがってEXNORゲート23の出力はLとなり、マシンクロックφの遅延セル20による遅延結果としてのクロック信号φ’の立下りにおいてフラグレジスタ24に取り込まれるデータはLとなり、フラグの値もLとなる。
図6の右上側のタイムチャートは、マージン無しと判定される例である。この例においては左側の図と比較して、バス22上のデータ1のタイミングがリードストローブ信号がHとなる時刻を基準としてさらに遅れており、このためバスデータ取込時点t=t1におけるレジスタ16への入力データ、すなわちDI’はデータ0となり、レジスタ15に取り込まれるデータ1とは異なるものとなる。したがってEXNORゲート23の出力はHとなり、クロックφ’の立下り時点t=t2においてフラグの値はHとなり、マージン無しと判定されることになる。
右側の下の図は、右上の図においてマージン無しと判定された後に、マシンクロックがより周波数の低い信号に切り替えられた後の動作のタイムチャートである。マシンクロックが周波数の低いクロック信号に切り替えられることによって、クロックパルスの幅は当然のこととして、対応するリードストローブパルスの幅も広くなり、その結果として時刻t=t1においてレジスタ15、16に取り込まれるデータはともにデータ2となり、したがって時刻t=t2においてマージン有りと判定され、フラグの値はLとなる。
図7は、本発明の第2の実施例としてのクロック切替回路の構成ブロック図である。この第2の実施例としてのクロック切替回路は、マージンレス判定回路においてマージンレスと判定されてフラグの値がHとなり、クロックの切り替えが行われた後に再びマージンレスの判定動作が行われ、マージン有りと判定されてフラグの値がLとなった後にも、例えば周囲温度が再び変化してマージンレス状態になる可能性を考えて、フラグがLとなった後にもある程度時間を置いた後に元のクロックに戻すこともできるようなクロック切替方式を提供するものである。
図7においてクロック切替回路は、クロック切替タイミング調整部26、cks(クロック・セレクト)引き伸ばし部27、およびセレクタ28によって構成されている。クロック切替タイミング調整部26はORゲート30、ANDゲート31、およびDラッチ32によって構成され、またcks引き伸ばし部27はカウンタ33によって構成されている。
ORゲート30には、セレクタ28に与えられるcks(クロック・セレクト)信号と、マージンレス判定回路から出力されるフラグとが入力され、その出力はDラッチ32のデータ入力端子に与えられる。ANDゲート31には、リードストローブ信号とマシンクロックφとが与えられ、その出力はDラッチ32のクロック入力端子(ネガティブエッジ動作)に与えられる。
cks引き伸ばし部27を構成するカウンタ33のカウントイネーブル(EN)端子にはDラッチ32の出力が与えられ、クリア(CLR)入力端子(負論理)にはカウンタ33の出力(RUN)としてのcks信号が与えられ、またクロック入力端子にはマシンクロックφが与えられる。さらにセレクタ28はcks信号が“0”の時にφ1、“1”の時にφ2をクロック信号φaとして出力する。ここでクロックφ2はクロックφ1より低周波であるものとする。
図7のクロック切替回路において、エッジフラグの値がHとなると、その後のリードストローブ信号がHの区間におけるマシンクロックφのネガティブエッジに同期してDラッチ32にデータとしてHがラッチされ、Dラッチ32の出力Qがカウンタ33に対するカウントイネーブル信号ENとして与えられる。その時点でカウンタ33の出力RUNはHとなり、その結果セレクタ28の出力としてのφaはφ2となる。カウンタ33が一定値をカウントしてオーバーフローすると、RUNの値がLとなり、その結果カウンタ33はクリアされる。これは前述のようにフラグがHとなった後にクロックがφ2に切り替えられ、さらにその後フラグの値がLとなった場合にも、カウンタ33のカウント値がオーバーフローするまでは、クロックφaを元のクロックφ1に戻さないようにするためである。
図7のクロック切替回路の動作について図8の動作例のタイムチャートを用いてさらに説明する。図8において最初フラグの値はLであり、セレクタ28によってクロックφaとしてφ1が出力されているものとする。時刻t1においてマージンレス判定回路内部の2つのレジスタにデータが取り込まれ、時刻t2においてマージンレスの判定が行われ、マージンレスと判定されてフラグの値がHとなる。その後のリードストローブ信号のHの区間内のマシンクロックφの立下りにおいてマシンクロックがφ2に切り替えられ、この時点t3で信号EN、RUN、およびcksはいずれもHとなる。その後カウンタ33はカウントを開始し、次のマシンクロックφの立ち上がり(t4)においてカウンタ33のカウント値は“01”となる。なおデータXは不定値を示す。
その後t5でカウント値は“10”となり、時刻t6でバスデータの取込み、t7でマージンレスの判定が行われ、ここでははマージン有りと判定されてフラグの値がLとなる。そしてt8でカウント値は“11”となり、t9でカウンタがオーバーフローし、信号RUN、およびcksが“0”となり、カウンタ33はクリアされる。なおここではカウンタ33は2bitカウンタであるものとする。
ここでORゲート30への2つの入力、すなわちフラグとcks信号とが共にLとなるため、その次のクロックφの立下り時点、すなわちt10においてEN信号がLとなる。
図7においてカウンタ33によって構成されるcks引き伸ばし部27を用いることによって、フラグの値がLに落ちた後にも、ある程度時間がたつまで、すなわちカウンタ33がオーバーフローするまでクロックの元の値への復帰を延期することも可能となるが、このような動作をカウンタ33を用いることなく、例えば図8の時刻t7においてマージン有りと判定されてフラグの値がLとなった直後のマシンクロックφの立下りにおいて、クロック切替を行うことによって実現することもできる。クロックの周波数が高い場合には当然この時間は短くなるが、クロック切替の不必要な繰り返しを防止するためには有効と考えられる。また図7ではリードストローブ信号を用いてクロック切替タイミングの調整を行っているが、リードストローブ信号の代わりにアドレスラッチイネーブル信号を使用することも可能である。アドレスラッチイネーブル信号は、例えばメモリにデータをリード、またはライトする場合のアドレス取り込み用の期間を表す信号であり、後述する第8の実施例におけるようにバスデータのリード動作とライト動作の両方にあたってマージンレスの判定を行うような場合には、このアドレスラッチイネーブル信号を利用することも可能である。
図9は、第3の実施例におけるマージンレス判定回路の構成ブロック図である。同図を第1の実施例における図5と比較すると、遅延セル181から183、レジスタ161から163、EXNORゲート231から233、およびフラグレジスタ241から243がそれぞれ3個ずつ備えられ、遅延セル181から183による遅延量d1からd3としてそれぞれ異なる値を設定することによって、異なるマージンに対応するマージンレス判定を行うことが可能となる。なおここで遅延量としてはd1が最も小さく、d2、d3の順で大きくなるものとする。
図10は第3の実施例におけるクロック切替回路の構成図である。同図においては、図9のマージンレス判定回路の構成に対応して3つのフラグ、すなわちフラグ1からフラグ3の値に対応して、4つのクロック信号φ1からφ4のうちのいずれかがクロック信号φaとして出力されるクロック切替回路の構成を示している。その構成は、基本的に図7で説明したクロック切替回路におけるクロック切替タイミング調整部とcks引き伸ばし部とが3組備えられた構成となっており、フラグ3が一度Hになると、信号cks1がHの間はφaとしてφ2が出力され、フラグ3とフラグ2の両方がHとなると信号cks2がHの間はφaとしてφ3が出力され、またフラグ3からフラグ1の全てがHになると信号cks3がHの間はφaとしてφ4が出力され、それ以外の場合にはφaとしてφ1が出力されることになる。なおクロックの周波数はφ4が最も低く、φ3、φ2、φ1の順序で高くなる。
図11から図13は、第3の実施例における動作例のタイムチャートである。図11は動作例(その1)のタイムチャートであり、図9の3つのフラグレジスタ241から243までのそれぞれが出力するフラグのうちフラグ3だけがHとなり、図10における4つのクロック信号のうちでφ1からφ2への切替が行われる例のタイムチャートである。
図11において、リードストローブ信号の最初のHの区間におけるバスデータ取込時点t=t1において3つのレジスタ161、162、163のそれぞれにデータが取り込まれるが、特にレジスタ163に対するデータの遅延量d3が大きいために、レジスタ163に取り込まれるデータDI3’だけがデータ0となり、その他のレジスタ内のデータ、すなわちデータ1とは異なるデータとなる。その結果マージンレス判定時刻t=t2においてフラグレジスタ243の出力するフラグ3だけがHとなる。
その後、次のリードストローブ信号がHの区間において、マシンクロックφのネガティブエッジにおいて図10のクロック選択信号cks1がHとなり、t=t3でクロックの切り替えが行われ、その後のマシンクロックφは、φ1からφ2になる。その後さらに次のリードストローブ信号がHの区間においてt=t4で再びマージンレスの判定が行われるが、ここではこの判定においてもレジスタ163に取り込まれるデータだけが依然異なっているものとすると、マシンクロックとしてはφ2がそのまま継続して用いられることになる。
ここでレジスタ163に取り込まれたデータが他のレジスタに取り込まれたデータと同じになれば、システムクロックは当然再びφ1に切り替えられることになる。図11ではシステムクロックがφ2に切り替えられてもフラグ3がHのままであるため、さらに低い周波数のクロック信号φ3への切り替えを行うことも考えられるが、遅延セル183による遅延量d3が十分大きく、それ以上のマージンを用いる必要がないものとして、ここではさらなるクロックの切り替えは行わないものとする。
図12は、第3の実施例におけるマージンレス判定動作例(その2)のタイムチャートである。同図は、図9におけるフラグレジスタ241から243までの3つのフラグレジスタのうちで、フラグレジスタ242、243の出力するフラグ2とフラグ3とがHとなる例のタイムチャートである。
同図において時刻t=t1において各レジスタにデータが取り込まれるが、この時レジスタ15と161に対してはデータ1が、レジスタ162と163に対してはデータ0が取り込まれる。その結果遅延クロックφ’のネガティブエッジ、すなわちt=t2においてフラグ2とフラグ3がHとなる。そして次のリードストローブ信号がHの区間におけるクロックφのネガティブエッジ、すなわちt=t3においてクロック選択信号cks1、およびcks2がHとなり、cks2がHとなることによってクロックφはφ1からφ3に、すなわち2段階周波数の低いクロックに切り替えられることになる。そして時刻t=t4においてマージンレスの判定が再び行われるが、この時点ではまだレジスタ162と163に取り込まれたデータは不定値としてのデータXとなっており、レジスタ15、および161に取り込まれたデータ2とは異なるため、フラグ2とフラグ3とは共にHの値が継続することになる。
その後、次のリードストローブ信号がHの区間内のt=t5において各レジスタへのデータの取り込みが行われるが、この時点でレジスタ163に取り込まれるデータだけが不定値のデータXであるものとすると、その後のマージンレス判定時刻t=t6においてフラグレジスタ242の出力するフラグ2はHからLとなるが、フラグレジスタ243の出力するフラグ3はHのままの値が継続する。そしてフラグ2がLとなった後、前述のようにある一定時間の後にクロック選択信号cks2がLとなり、この時点以後クロックφはφ2に戻ることになる。
図13は、第3の実施例におけるマージンレス判定動作例(その3)のタイムチャートである。同図は、図9の3つのフラグレジスタ241から243までの出力する3つのフラグがすべてHとなる例のタイムチャートである。
図13において時刻t=t1においてデータのレジスタへの取り込みが行われるが、この時点でレジスタ15に取り込まれるデータはデータ1、他の3つのレジスタ161から163までに取り込まれるデータはデータ0であるものとすると、マージンレス判定時刻t=t2において3つのフラグレジスタの出力するフラグはすべてHとなり、その後t=t3においてクロックの切り替えが行われ、クロック信号φは最も低周波のクロックφ4に切り替えられる。時刻t=t4におけるマージンレス判定においてもレジスタ15と他の3つのレジスタ161から163までのデータが異なっており、フラグ1からフラグ3はすべてHの値が継続する。
クロックがφ4に切り替えられた後、時刻t=t5で各レジスタに取り込まれるデータのうち、レジスタ161と162に取り込まれたデータはレジスタ15に取り込まれたデータと同じとなり、時刻t=t6においてフラグ1とフラグ2の値はLとなり、その後クロック選択信号cks2、cks3がLとなることによってマシンクロックφはφ2に切り替えられる。
続いて本発明の第4の実施例について説明する。図14は、第4の実施例におけるマージンレス判定回路、およびクロック切替回路の構成ブロック図であり、図15は第4の実施例におけるマージンレス判定回路動作例のタイムチャートである。
図14のマージンレス判定回路の構成を第3の実施例における図9と比較すると、各フラグレジスタ241から243までのクロック入力端子に接続される遅延セル20の代わりに分周カウンタ51が用いられ、分周カウンタ51に対しては、ANDゲート19の出力に代わってマシンクロックφが与えられる点が異なっている。
すなわち図14においては、図9においてマシンクロックφを遅延させた遅延クロック信号φ’のネガティブエッジにおいてマージンレスの判定が行われるのに比較して、マシンクロックφを分周した結果としての分周クロックφ’のネガティブエッジにおいてマージンレスの判定が行われることになる。また図14内のクロック切替回路としてのセレクタ28には第3の実施例と異なってフラグレジスタ241から243までの出力するフラグの値が与えられ、そのフラグ出力値に応じてクロックの切り替えが行われる。
図15の動作タイムチャートは、第1の実施例における図6のタイムチャートと比較して、マージンレスの判定タイミングが図6においては遅延クロックφ’のネガティブエッジにおいて行われるのに対して、図15においては分周クロックφ’のネガティブエッジにおいて行われる点を除いてはその動作は基本的に同じであり、その詳細な説明を省略する。
次に本発明の第5の実施例について図16から図17を用いて説明する。図16は、第5の実施例におけるマイコンの構成ブロック図である。同図を基本構成ブロック図としての図2と比較すると、CPU12とマージンレス判定回路11との間に制御回路52が備えられている点が異なっている。この制御回路52はマージンレス判定回路11の動作、すなわちマージンレスの判定を行うか否かとしてのマージンレス判定動作の開始/停止を制御するものであり、その制御は、例えばCPU12から与えられるリードストローブ信号をマージンレス判定回路11に与えるか与えないかによって行われる。本発明においては、例えば図6で説明したようにマージンレス判定動作はリードストローブ信号に対応して行われるものであり、このリードストローブ信号がマージンレス判定回路11に与えられないことによって、マージンレス判定回路11の動作が停止される。
制御回路52の内部にはこのマージンレス判定回路11の動作の開始/停止を制御するための制御レジスタが備えられており、CPU12からその制御レジスタに対するデータのリード/ライトを可能とすることによって、例えばユーザからCPU12に対してプログラム内で与えられる指示に対応して制御レジスタの書き替えが行われて、その結果としての制御レジスタの内容を用いて制御回路52によってマージンレス判定回路の動作の開始/停止が制御される。なおこの制御回路52をCPU12の内部に組み込むことも当然可能である。
図17は図16の制御回路52の構成ブロック図である。この制御回路52は、CPU12から与えられるリードストローブ信号を、マージンレス判定回路11の動作を許可する場合にはそのままマージンレス判定回路11に与え、判定回路の動作を許可しない場合にはマージンレス判定回路11にリードストローブ信号を与えないように制御を行うものである。同図において、アドレスデコーダ55はマージンレス判定回路の動作の許可/不許可を示すデータを格納する制御レジスタ57を特定するためのものである。このアドレスデコーダ55の出力と制御レジスタ57にデータを書き込むためのライトストローブ信号とがANDゲート56に与えられると、ANDゲート56の出力は制御レジスタ57のクロック入力端子に与えられ、バスの1bit分に割当てられた判定回路動作の許可/不許可のデータが制御レジスタ57に取り込まれる。そしてこのデータが“1”である時には、CPU12からのリードストローブ信号がANDゲート58を介してマージンレス判定回路11に出力される。
図18は、第5の実施例におけるPLL逓倍率選択信号の利用の説明図である。同図においてPLL発振回路61はCPU12に対して高周波信号などを供給するものであるが、このPLL発振回路61において最高の逓倍率が選択された時に、その選択を示す最高逓倍率選択信号が制御回路52に与えられ、この最高逓倍率選択信号が入力された時にのみ制御回路52はマージンレス判定回路11に動作を行わせるよう制御を行う。
図19は、第6の実施例におけるマイコンの構成ブロック図である。図2で説明したように本実施形態においては、マージンレス判定回路11によってマージンレスを示すフラグがクロック切替回路13に出力された時、クロック切替回路13に入力される複数のクロックのうちいずれかのクロックへの切り替えが行われ、クロック切替回路13の出力φaがマシンクロックφとして用いられるが、このマシンクロックが図19においてはCPU12に供給されるだけでなく、マイコン10内の一般に複数の周辺回路621、622に供給され、切り替え結果のクロックが周辺回路に対してもマシンクロックとして供給される。
図20は、第7の実施例におけるマージンレス判定方式の説明図である。図2で説明したように、第6の実施例までにおいてはCPU12からマージンレス判定回路11に対してリードストローブ信号が与えられ、データのリード動作、例えばメモリからのデータのリードにあたってバスデータの遅延を対象としてマージンレスの判定が行われる。これに対して図20においては、CPU12からマージンレス判定回路11に対してバスデータと共にライトストローブ信号が与えられ、例えばデータのメモリへのライト動作にあたってマージンレスの判定が行われる。
最後に図21から図23を用いて第8の実施例について説明する。この第8の実施例においては、第1から第6、および第7の実施例と異なって、データのリード動作とライト動作の両方にあたってバスデータに対するマージンレスの判定が行われる。
図21は、第8の実施例におけるマージンレス判定方式の説明図である。同図においてCPU12からマージンレス判定回路11に対してリードストローブ信号とライトストローブ信号の両方がバスデータと共に与えられ、マージンレス判定回路11はデータのリード動作、およびライト動作の両方にあたってバスデータを対象とするマージンレスの判定を行うことになる。
図22は、第8の実施例におけるマージンレス判定回路11の構成ブロック図である。同図を第1の実施例における図5と比較すると、図5においてリードストローブ信号とマシンクロックφとが入力されるANDゲート19の前段に、リードストローブ信号とライトストローブ信号とが入力されるORゲート65が追加され、ORゲート65の出力がマシンクロックφと共にANDゲート19に入力される点が異なっている。
図23は第8の実施例におけるクロック切替回路の構成ブロック図である。同図を例えば第2の実施例に対応する図7と比較すると、クロック切替タイミング調整部26の内部にリードストローブ信号とライトストローブ信号とが入力され、その出力がANDゲート31への1つの入力として与えられるORゲート66が追加されている点が異なっている。
(付記1) データ遅延のマージンの有無を判定する判定回路であって、
データを記憶する第1のデータ記憶手段と、
該データを遅延させるデータ遅延手段と、
該データ遅延手段の出力を記憶する第2のデータ記憶手段と、
該第1のデータ記憶手段の記憶内容と、第2のデータ記憶手段の記憶内容とを比較し、両者が異なる時にマージンレス検出信号を出力する比較手段とを備えることを特徴とする判定回路。
(付記2) 前記比較手段の出力するマージンレス検出信号が、クロック切替回路への切替制御信号として用いられることを特徴とする付記1記載の判定回路。
(付記3) 前記マージンレス検出信号の出力に対応して、前記クロック切替回路によって、クロックの切替が行われたとき、さらに一定時間の後に該クロック切替回路に対して切替前のクロックへの復帰を指示するカウンタ手段をさらに備えることを特徴とする付記2記載の判定回路。
(付記4) 前記マージンレス検出信号の入力に対応して、前記クロック切替回路によって切り替えられたクロック信号が、マイクロコンピュータの中央処理装置に供給されることを特徴とする付記2記載の判定回路。
(付記5) 前記切り替えられたクロック信号が、前記マイクロコンピュータ内の中央処理装置の周辺回路にさらに供給されることを特徴とする付記4記載の判定回路。
(付記6) 前記判定回路が、コンピュータにおけるデータリード時に動作し、
前記データがバス上のリードデータであることを特徴とする付記1記載の判定回路。
(付記7) 前記判定回路がコンピュータにおけるデータストア時に動作し、
前記データがバス上のライトデータであることを特徴とする付記1記載の判定回路。
(付記8) 前記判定回路がコンピュータにおけるデータのリード時、およびデータのストア時に動作し、
前記データがバス上のリードデータ、またはライトデータであることを特徴とする付記1記載の判定回路。
(付記9) 前記判定回路に対して、外部からの指示に対応して判定動作の開始/停止を制御する制御回路を備えることを特徴とする付記1記載の判定回路。
(付記10) 前記制御回路が、マイクロコンピュータの中央処理装置に組み込まれることを特徴とする付記9記載の判定回路。
(付記11) 前記制御回路が、前記マイクロコンピュータの中央処理装置にPLL信号を供給する発振器において最高逓倍率が選択されたことを示す信号の入力に応じて、前記マージンレス判定動作の開始を指示することを特徴とする付記9記載の判定回路。
(付記12) データ遅延のマージンの有無を判定する判定回路であって、
データを記憶するデータ記憶手段と、
該データをそれぞれ異なる遅延時間だけ遅延させる複数のデータ遅延手段と、
該複数のデータ遅延手段の出力をそれぞれ記憶する複数の遅延データ記憶手段と、
該複数の遅延データ記憶手段のそれぞれの記憶内容と、前記データ記憶手段の記憶内容とをそれぞれ比較し、両者が異なる時、不一致検出信号を出力する複数の比較手段と、
該複数の比較手段の出力値に応じて、周波数の異なるクロック信号の切替を行うクロック切替手段とを備えることを特徴とする判定回路。
(付記13) 前記クロック切替回路によって切り替えられたクロック信号が、マイクロコンピュータの中央処理装置に供給されることを特徴とする付記12記載の判定回路。
(付記14) 前記複数の比較手段の出力の値に対応して、前記クロック切替手段が高周波から低周波までの前記周波数の異なる複数のクロック信号を段階的に切り替えることを特徴とする付記12記載の判定回路。
(付記15) データ遅延のマージンの有無を判定する判定回路であって、
判定対象データと、該判定対象データのリードおよび/またはライトのストローブ信号とを受け取り、マージンレスと判定した時にクロック切替を行うための制御信号を出力することを特徴とする判定回路。
本発明のマージンレス判定回路の原理構成ブロック図である。 本実施形態におけるマージンレス判定方式の基本構成ブロック図である。 図2におけるマージンレス判定回路の構成ブロック図である。 図2におけるクロック切替回路の動作説明図である。 第1の実施例におけるマージンレス判定回路の構成ブロック図である。 第1の実施例におけるマージンレス判定動作例のタイムチャートである。 第2の実施例におけるクロック切替回路の構成ブロック図である。 第2の実施例におけるマージンレス判定動作例のタイムチャートである。 第3の実施例におけるマージンレス判定回路の構成ブロック図である。 第3の実施例におけるクロック切替回路の構成ブロック図である。 第3の実施例におけるマージンレス判定動作例(その1)のタイムチャートである。 第3の実施例におけるマージンレス判定動作例(その2)のタイムチャートである。 第3の実施例におけるマージンレス判定動作例(その3)のタイムチャートである。 第4の実施例におけるマージンレス判定回路、およびクロック切替回路の構成ブロック図である。 第4の実施例におけるマージンレス判定動作例のタイムチャートである。 第5の実施例におけるマージンレス判定方式の説明図である。 第5の実施例における制御回路の構成を示すブロック図である。 PLL発振回路が用いられる場合のマージンレス判定方式の説明図である。 第6の実施例におけるクロック切替結果の周辺回路への出力を説明する図である。 第7の実施例におけるマージンレス判定方式の説明図である。 第8の実施例におけるマージンレス判定方式の説明図である。 第8の実施例におけるマージンレス判定回路の構成ブロック図である。 第8の実施例におけるクロック切替回路の構成ブロック図である。
符号の説明
1 第1のデータ記憶手段
2 データ遅延手段
3 第2のデータ記憶手段
4 比較手段
10 マイコン
11 マージンレス判定回路
12 CPU(中央処理装置)
13 クロック切替回路
15、16、32 レジスタ
17 比較回路
18、20 遅延セル
19、31、56、58 ANDゲート
22 バス
23 EXNORゲート
24 フラグレジスタ
26 クロック切替タイミング調整部
27 cks(クロックセレクト)引伸ばし部
28 セレクタ
30、65、66 ORゲート
33 カウンタ
51 分周カウンタ
52 制御回路
55 アドレスデコーダ
57 制御レジスタ
61 PLL発振回路
62 周辺回路

Claims (10)

  1. データ遅延のマージンの有無を判定する判定回路であって、
    データを記憶する第1のデータ記憶手段と、
    該データを遅延させるデータ遅延手段と、
    該データ遅延手段の出力を記憶する第2のデータ記憶手段と、
    該第1のデータ記憶手段の記憶内容と、第2のデータ記憶手段の記憶内容とを比較し、両者が異なる時にマージンレス検出信号を出力する比較手段とを備えることを特徴とする判定回路。
  2. 前記比較手段の出力するマージンレス検出信号が、クロック切替回路への切替制御信号として用いられることを特徴とする請求項1記載の判定回路。
  3. 前記マージンレス検出信号の出力に対応して、前記クロック切替回路によって、クロックの切替が行われたとき、さらに一定時間の後に該クロック切替回路に対して切替前のクロックへの復帰を指示するカウンタ手段をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の判定回路。
  4. 前記判定回路が、コンピュータにおけるデータリード時に動作し、
    前記データがバス上のリードデータであることを特徴とする請求項1記載の判定回路。
  5. 前記判定回路がコンピュータにおけるデータストア時に動作し、
    前記データがバス上のライトデータであることを特徴とする請求項1記載の判定回路。
  6. 前記判定回路がコンピュータにおけるデータのリード時、およびデータのストア時に動作し、
    前記データがバス上のリードデータ、またはライトデータであることを特徴とする請求項1記載の判定回路。
  7. 前記判定回路に対して、外部からの指示に対応して判定動作の開始/停止を制御する制御回路を備えることを特徴とする請求項1記載の判定回路。
  8. 前記制御回路が、マイクロコンピュータの中央処理装置に組み込まれることを特徴とする請求項7記載の判定回路。
  9. データ遅延のマージンの有無を判定する判定回路であって、
    データを記憶するデータ記憶手段と、
    該データをそれぞれ異なる遅延時間だけ遅延させる複数のデータ遅延手段と、
    該複数のデータ遅延手段の出力をそれぞれ記憶する複数の遅延データ記憶手段と、
    該複数の遅延データ記憶手段のそれぞれの記憶内容と、前記データ記憶手段の記憶内容とをそれぞれ比較し、両者が異なる時、不一致検出信号を出力する複数の比較手段と、
    該複数の比較手段の出力値に応じて、周波数の異なるクロック信号の切替を行うクロック切替手段とを備えることを特徴とする判定回路。
  10. データ遅延のマージンの有無を判定する判定回路であって、
    判定対象データと、該判定対象データのリードおよび/またはライトのストローブ信号とを受け取り、マージンレスと判定した時にクロック切替を行うための制御信号を出力することを特徴とする判定回路。
JP2005076961A 2005-03-17 2005-03-17 マージンレス判定回路 Pending JP2006260190A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076961A JP2006260190A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 マージンレス判定回路
CNB2005100843821A CN100517260C (zh) 2005-03-17 2005-07-19 无容差状态判断电路
US11/238,957 US7454649B2 (en) 2005-03-17 2005-09-30 Marginless status determination circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076961A JP2006260190A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 マージンレス判定回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006260190A true JP2006260190A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37002689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005076961A Pending JP2006260190A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 マージンレス判定回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7454649B2 (ja)
JP (1) JP2006260190A (ja)
CN (1) CN100517260C (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4267002B2 (ja) * 2006-06-08 2009-05-27 エルピーダメモリ株式会社 コントローラ及びメモリを備えるシステム
KR101045088B1 (ko) * 2009-03-31 2011-06-29 주식회사 하이닉스반도체 데이터 패턴 감지회로 및 이를 포함하는 출력드라이버
US9183417B2 (en) * 2012-08-17 2015-11-10 Broadcom Corporation Security central processing unit monitoring of on-chip conditions

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756885A (ja) * 1993-08-20 1995-03-03 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ
JPH09179819A (ja) * 1995-10-26 1997-07-11 Hitachi Ltd 同期データ転送システム
JPH10308729A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Nec Corp 同期回路制御装置
JP2003162412A (ja) * 2001-11-22 2003-06-06 Yamaha Corp Cpuの省電力回路

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03251912A (ja) 1990-03-01 1991-11-11 Toshiba Corp システムクロック切替え機能を持つ電子機器
US5870404A (en) * 1996-08-08 1999-02-09 International Business Machines Corporation Self-timed circuit having critical path timing detection
US6247138B1 (en) * 1997-06-12 2001-06-12 Fujitsu Limited Timing signal generating circuit, semiconductor integrated circuit device and semiconductor integrated circuit system to which the timing signal generating circuit is applied, and signal transmission system
DE69836201T2 (de) * 1998-04-24 2007-03-08 Freescale Semiconductor, Inc., Austin Funkgerät mit Schlaf-Schaltung und -Verfahren
US6219813B1 (en) * 1998-06-29 2001-04-17 International Business Machines Corporation Programmable timing circuit for testing the cycle time of functional circuits on an integrated circuit chip
JP2000236657A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Nec Kyushu Ltd 昇圧回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756885A (ja) * 1993-08-20 1995-03-03 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ
JPH09179819A (ja) * 1995-10-26 1997-07-11 Hitachi Ltd 同期データ転送システム
JPH10308729A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Nec Corp 同期回路制御装置
JP2003162412A (ja) * 2001-11-22 2003-06-06 Yamaha Corp Cpuの省電力回路

Also Published As

Publication number Publication date
US7454649B2 (en) 2008-11-18
CN1834937A (zh) 2006-09-20
US20060208745A1 (en) 2006-09-21
CN100517260C (zh) 2009-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4192273B2 (ja) 半導体記憶素子における遅延同期ループ及びその同期方法
JP4310636B2 (ja) デジタル遅延固定ループ
US6438060B1 (en) Method of reducing standby current during power down mode
JP5055448B2 (ja) ディレイロックループのディレイロック状態の情報の使用が可能な半導体素子
JP4524662B2 (ja) 半導体メモリチップ
US7889581B2 (en) Digital DLL circuit
US20060006909A1 (en) Clock switching circuit
US7605622B2 (en) Delay locked loop circuit
JP2007166623A (ja) 遅延セル及びこれを備える遅延ライン回路
JP2006516839A (ja) 位相調整のための適応入力ロジック
US20090238016A1 (en) Circuits to delay signals from a memory device
US7679408B2 (en) Glitchless clock multiplexer optimized for synchronous and asynchronous clocks
US7030676B2 (en) Timing circuit for separate positive and negative edge placement in a switching DC-DC converter
JP2006260190A (ja) マージンレス判定回路
WO2019212683A1 (en) Apparatuses and methods for avoiding glitches when switching clock sources
US20070208963A1 (en) Semiconductor integrated circuit, and method of supplying a clock to internal blocks provided in a semiconductor integrated circuit
US6442579B1 (en) Low power linear feedback shift registers
US7003683B2 (en) Glitchless clock selection circuit
US20150113236A1 (en) Memory controller
US8729943B2 (en) Phase interpolating apparatus and method
JP2007193431A (ja) バス制御装置
US12081200B2 (en) Clock switching device
US20050213699A1 (en) Highly scalable glitch-free frequency divider
JP2006011704A (ja) クロック切り替え回路
JP2010277608A (ja) クロック制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110607