JP2006259224A - アクティブマトリックス表示装置 - Google Patents
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Abstract
1F反転駆動のアクティブマトリクス表示装置の画質を向上する。
【解決手段】
マトリックス状に配列された画像表示素子15と、画像表示素子を列方向に走査し、画像データを前記列方向に接続された画素線に供給する水平ドライバ回路13と、画像表示素子を行方向に走査する垂直ドライバ回路11,12と、画素線を介して画像データの信号表示期間前に所定の電位を有するユニフォミティイ信号を供給するプリチャージドライバ回路14とを有し、プリチャージドライバでユニフォミティ信号を画素線に所定期間供給し、縦クロストーク、シェーディングを改善し画質を向上する。
【選択図】図1−A
Description
ここで、Vsig(図6(A),図7(A))は1H期間の映像信号の波形を示し、PSW(PreCharge)はプリチャージスイッチ波形でプリチャージ期間を示している(図6(C),図7(C))。このPSWは水平ブランキング(HBLK)期間より短く設定されている。
PSWパルスは信号ラインにプリチャージ信号を供給するためのSW(スイッチ)を制御するタイミングを示していて、その期間は第1のプリチャージ期間である。
また、第1のプリチャージ期間以外に第2のプリチャージを設け、PSW期間と第1のプリチャージ期間の時間差を表す期間に第2のプリチャージ信号(電圧)をデータ線に供給するようにしている。
Psigはプリチャージ信号(Precharge Signal)を表しているが、実際表示画素のデータ線に供給されるのは、BLK期間内に存在するPSWの期間であり、BLK期間以後はたとえば映像信号が供給される(図6(B),図7(B))。
このため、データ線から画素への影響は1H反転では毎Hキャンセルされるのに対して、1F反転では毎H増大されるため、画面上下で輝度差が生じ、1F反転ではシェーディングが問題となっている。
また、WINDOW(ウインドウ)表示を行った時に発生する縦クロストークに関しては、1H反転駆動では図6のように毎水平期間のブランキング期間中に、映像信号と同極性の2種類の信号を2ステップで入力することによって改善しているが、1F反転駆動ではH反転と同様に毎水平期間のブランキング期間中に、映像信号と同極性の2種類の信号を2ステップで入力する(図7参照)と、縦クロストークは改善されるが、シェーディングは悪化する。
図8−Bにユニフォミティ改善信号(単にユニフォミティ信号とも記載する)を入力しない時の1H反転駆動における画素電位を示す。この各部の電圧波形は図8−Aの表示パネルの各位置(A,B,C,D)に対応する。
AとBとの差がシェーディングであり、AとC(またはBとD)との差が縦クロストークである。
図8−Aから分かるようにシェーディングはほとんどないが、WINDOWを表示する場合は黒側にリークするため、縦クロストークが発生する。これを対策するために、図9−Bのように毎水平期間のブランキング期間中に、映像信号と同極性のユニフォミティ改善信号を入力している。(一括プリチャージ方式:特許文献2参照)
この信号により、画面全体が黒側にリークすることによって縦クロストークを目立たなくしている(図9−A参照)。
点順次プリチャージ方式はサンプリングする直前にユニフォミティ改善信号を入力するもので、目的は同様である。(特許文献1参照)
これを対策するために、1H反転と同様に毎水平期間のブランキング期間中に、映像信号と同極性のユニフォミティ改善信号を入力した場合を図11−A、図11−Bに示す。
この信号により、AとCおよびBとDの画素電位の差は小さくなるため、縦クロストークは改善されるが、AとBの画素電位の差がユニフォミティ改善信号を入力しない場合よりも大きくなるため、シェーディングはさらに悪化してしまう。
本発明のフィールド反転駆動のアクティブマトリックス表示装置は、マトリックス状に配列された画像表示素子と、前記画像表示素子を列方向に走査し、画像データを画素線に供給する水平ドライバと、前記画像表示素子を行方向に走査する垂直ドライバと、前記画像データの各画素信号をサンプリングする直前に、前記画素線を介して所定の電位を有するユニフォミティ信号を供給するプリチャージドライバとを有する。
また、縦クロストークとシェーディングを同時に改善した。
さらに、1F反転駆動のアクティブマトリックス装置において、一括プリチャージ方式だけでなく、点順次プリチャージ方式においても画質が向上した。
本発明において、画素特性のH(電圧のハイレベル)側リークが大きいという特徴を利用して、ユニフォミティ改善信号を1F反転用に最適化することで、画質不良を改善するものである。ユニフォミティ改善信号の入力方式であるプリチャージ方式には、図1−Aに示す一括プリチャージ方式(水平ブランキング期間に入力)と図1−Bに示す点順次プリチャージ方式(映像信号をサンプリングする直前に入力)があるが、ここでは一括プリチャージ方式を採用した場合の例を説明する。図1−Bに示す点順次プリチャージ方式のアクティブマトリクス表示装置はPドライバ回路14から出力されるφP1〜φPnパルスでスイッチPSW(1〜n)を駆動する回路構成とその動作が図1−Aに示す一括プリチャージ方式のアクティブマトリクス表示装置と異なっている。しかしユニフォミティ改善信号1,2を用いて画像を最適化する基本的考え方は、両者とも同じである。
個々の液晶画素LCは薄膜トランジスタTr(TFT)により駆動される。薄膜トランジスタTrのソース電極は対応する信号線Yに接続され、ゲート電極は対応する信号線Xに接続され、ドレイン電極は対応する液晶画素LCに接続されている。
垂直ドライバ回路11、12が左右に設けられたことにより、薄膜トランジスタTrのゲート線Xの端部が開放されず、そのインピーダンスを半分にすることができ、時定数が小さくなり、信号に対する応答速度が速くなる利点がある。
垂直ドライバ(Va,Vbドライバ)回路11、12は、シフトレジスタやバッファ回路で構成されている。このシフトレジスタは垂直スタート信号VSTと垂直走査駆動信号(VCK)に同期して、選択パルスφV1,φV2,φV3,・・・,φVmを発生し、バッファを介して各ゲート線Xに走査信号を出力する。その結果、液晶画素を構成する薄膜トランジスタTrが開閉される。
この水平走査回路13はシフトレジスタやトランスファーゲートなどで構成されている。シフトレジスタはHCK1、HCK2に同期してサンプリングクロックφH1,φH2,φH3,・・・,φHnを発生する。
各信号線Yの一端には水平スイッチング素子HSW1,HSW2,HSW3,・・・,HSWnが設けられており、各水平スイッチング素子HSW1,HSW2,HSW3,・・・,HSWnの一方の接点はビデオライン16に接続され、映像信号Vsigの供給を受ける。
シフトレジスタから出力されたサンプリングクロックφH1,φH2,φH3,・・・,φHnに同期して、トランスファーゲートはスイッチHSW1,HSW2,HSW3,・・・,HSWnを順次開閉し、映像信号線16に供給されている映像信号Vsigを各信号線Yに順次転送し、サンプルホールドする。
このように、Hドライバ回路13は1H内で映像信号Vsigを各信号線Yに順次サンプリングし、垂直ドライバ回路11、12によって選択された1行分の液晶画素LCに点順次で映像信号Vsigを書き込む。
Pドライバ回路14にはPCG(プリチャージ)信号が供給され、その出力はn個のスイッチPSWの制御端子に接続され、各スイッチをON/OFF制御している。
このPドライバ回路14は、1H毎に垂直同期信号と水平同期信号に同期して、サンプリングパルスを出力する。これらのサンプリングパルスによりプリチャージスイッチング素子PSWは開閉される。
一括プリチャージ方式の場合、各信号線Yの端部に接続されたn個のプリチャージスイッチング素子PSWを同時に開閉して各信号線Yにプリチャージ信号Psigを供給するが、点順次プリチャージ方式の場合、水平同期期間の画素駆動用のクロックHCKに同期して順次水平方向に各SWが開閉し、サンプリング期間のPSW期間、SWが閉じた液晶画素の薄膜トランジスタTrのデータ(信号)線にPsigを供給していく。
1H反転時のユニフォミティ改善信号は、水平ブランキング期間中に映像信号の最大振幅付近の電位(Signal Centerに対して±4〜±6V)であるユニフォミティ改善信号1を1ステップ目に、映像信号振幅の中間付近の電位(Signal Centerに対して±1.5〜±2.5V)であるユニフォミティ改善信号2を2ステップ目に、映像信号と同極性で毎H入力することを特徴としていた。
しかし、本発明におけるユニフォミティ改善信号は、水平ブランキング期間中に映像信号の最低電圧付近の電位(Signal Centerに対して-4〜-6V)をもったユニフォミティ改善信号1を1ステップ目に、映像信号振幅の中間付近の電位(Signal Centerに対して±1.5〜±2.5V)をもったユニフォミティ改善信号2を2ステップ目に入力し、ユニフォミティ改善信号1は2回の水平ブランク期間内に1回以上(2H毎に1回以上)、ユニフォミティ改善信号2は映像信号と同極性で毎H入力することを特徴とする。
1フィールド(F)は正極性のVsig波形を、2フィールド(F)は負極性のVsig波形を示し、各フィールドの最初の3H期間のみを示す。
毎水平ブランキング期間中に映像信号の最低電圧付近の電位(Signal Centerに対して−4〜−5V)であるユニフォミティ改善信号1を1ステップ目に、映像信号振幅の中間付近の電位(Signal Centerに対して±1.5〜±2.5V)であるユニフォミティ改善信号2を2ステップ目に入力し、ユニフォミティ改善信号2は映像信号と同極性で入力することを特徴としている(図2(B))。
正極性の第1フィールドにおいて、Pドライバ回路14で、時刻t1から時刻t1bの期間、垂直同期信号と水平同期信号に同期してプリチャージ(PSW)パルスが発生される。このPSWパルスが発生している期間は水平BLK(ブランキング)期間より短く設定されている(図2(C))。
また、このPSWパルスが存在する期間で、時刻t1〜t1aの期間、ユニフォミティ改善信号1がPドライバ回路14から各PSWを介して液晶画素の信号線Yに供給される。
次の時刻t1a〜時刻t1bまでの期間、同様にPドライバ回路14からユニフォミティ改善信号2が液晶画素の信号線Yに供給される。これと同様に、2番目の水平周期の時刻t5、3番目の時刻t9でも繰り返される。
つぎに、負極性の第2フィールドにおいても同様に、第1水平同期信号の時刻t15〜時刻t15aの期間、プリチャージのユニフォミティ改善信号1が出力され、また時刻t15a〜時刻t15bの期間ユニフォミティ改善信号2が液晶画素の信号線Yに出力される。
以後同様に、時刻t19,t23,t27においてもプリチャージ動作が行われる。
マトリクス状に配列された液晶画素のある列Xが選択されると、Hドライバ回路13において、水平方向の走査を行う。
各水平同期期間にHドライバ回路13により、クロック信号φH1,φH2,φH3,・・・,φHnにより、順次水平方向に駆動され、それに伴って各液晶画素の列に接続されているHSW1,HSW2,HSW3,・・・,HSWnが順次ONされ、そしてVsig信号が信号線Yを介して液晶画素用薄膜トランジスタTrに供給される。これは正極性の第1フィールドの時も負極性の第2フィールドにおいても同じである。
まず、1フィールド期間の時刻t1〜時刻t14の期間において、信号線電位(中間調)はプリチャージ期間2.5Vで、プリチャージ(PSW)以後の期間は10.0Vとなっている。一方、画素電位の画面上部の点Aは時刻t1のプリチャージ期間の2.5Vを除いて、1フィールド期間常に10.0Vである。
その結果、時刻t2,t3,・・・,時刻t13のプリチャージ期間画面上部の点Aの画素電位(中間調)10.0Vが信号線電位2.5Vより高いので、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrでリークが発生する。しかし、プリチャージ以外の期間、画像上部の点Aの画素電位は信号線位(中間調)と同じであるので、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrではリーク電流は発生しない。
つぎに2フィールド目の時刻t15〜時刻t27の期間において、時刻t15,t16,t17,・・・,時刻t27のプリチャージ期間信号、信号線電位(中間調)は2.5Vで、画素上部の点Aの画素電位は時刻t15のプリチャージ期間を除いて5.0Vであるから、時刻t16,t17,t18,・・・,時刻t27のプリチャージ期間画素電位が信号線電位(中間調)より高いので、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流が発生している。しかし、プリチャージ期間以外は画面上位部の点Aの画素電位と信号線電位(中間調)はいずれも5.0Vであるので、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流は発生しない。
画面下部の点Bの画素電位は時刻t1〜時刻t13まで5.0Vで、一方信号線電位(中間調)はプリチャージ期間2.5Vでそれ以後は10.0Vとなっているので、プリチャージ期間は画面下部の点Bの画素電位が信号線電位(中間調)より高い。その結果、時刻t1〜時刻t12のプリチャージ期間、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrからリーク電流が流れる。プリチャージ期間以後の期間は信号線電位(中間調)の電位がLCD画素を構成する薄膜トランジスタTrより高いのでLCD画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流は流れない。
つぎに、2フィールド目について述べる。時刻t15〜時刻t28の期間、画面下部の点Bの画素電位は常に10.0Vである。一方、信号線電位(中間調)はプリチャージ期間2.5Vでそれ以降の期間は5.0Vである。プリチャージ期間だけでなく2フィールド期間常に、画面下部の点Bの画素電位が信号電位(中間調)より高くなっている。その結果、2フィールド期間常にLCD画素を構成する薄膜トランジスタTRからリーク電流が発生している。
1フィールド期間において、信号線電位(中間調/黒)はプリチャージ期間2.5V、それ以外の時刻t1〜時刻t4の期間10.0Vであり、図3−Aの黒色BOX(ボックス)を示す時刻t4〜時刻t11までの期間12.5V、また時刻t11〜時刻t14の期間は10.0Vである。
一方、画面上部の点Cの画素電位は、時刻t1のプリチャージ期間2.5Vであるが、それ以外の期間すなわち、時刻t1のプリチャージ期間以後の1フィールド期間に渡って常に10.0Vである。したがって、信号線電位(中間調/黒)のプリチャージ期間、画面上部の点Cの画素電位が信号電位(中間調/黒)より高い。その結果、信号線電位(中間調/黒)のプリチャージ期間、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrからリーク電流が流れる。プリチャージ期間以外は、画面上部の点Cの画素電位は信号電位(中間調/黒)より低いのでLCD画素を構成する薄膜トランジスタTrからリーク電流は発生しない。
つぎに2フィールド目について述べる。時刻t15〜時刻t17のプリチャージ期間の信号線電位(中間調/黒)は2.5V、またプリチャージ期間以外は5.0Vである。時刻t18〜時刻t25の黒色BOXを示す時刻と時刻t25〜時刻t28のプリチャージ期間は2.5Vであり、それ以外の期間は5.0Vである。
これに対して、時刻t16,時刻t17のプリチャージ期間、画面中央部の黒色を示すBOX領域の時刻t18〜時刻t25の期間、画面上部の点Cの画素電位は信号線電位(中間調/黒)より高い。その結果、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrからリーク電流発生する。
このプリチャージ期間とBOX表示期間以外は、画面上位の点Cの画素電位が信号線電位(中間調/黒)より低いので、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流は発生しない。
プリチャージ以外の期間、画面下部の点Dの画素電位は信号線電位(中間調/黒)より低いので、LCDの画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流は発生しない。
つぎに、2フィールド目の動作について説明する。信号線電位(中間調/黒)については上述した通りである。一方、画面下部の点Dの画素電位は、時刻t15〜時刻t27は期間10.0Vである。したがって、この期間画面下部の点Dの画素電位は信号線電位(中間調/黒)より高いので、LCD画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流が発生する。
一方、時刻t28のプリチャージ期間は画面下の点Dの画素電位は2.5V、一方信号線電位(中間調/黒)は2.5Vであるので、LCDの画素を構成する薄膜トランジスタTrでリーク電流は発生しない。
また、2フィールド目は、フィールド反転の場合、映像信号と同極性のユニフォミティ改善信号1とユニフォミティ改善信号2を供給するようにしている。そのため、黒色BOXの場合でも、そのBOX期間以外のプリチャージ期間にLCDの画素を構成する薄膜トランジスタTrからリーク電流が発生している。
具体的には、H反転時のユニフォミティ改善信号は、水平ブランキング期間中に映像信号の最大振幅付近の電位(Signal Centerに対して±4〜±6V)であるユニフォミティ改善信号1を1ステップ目に、映像信号振幅の中間付近の電位(Signal Centerに対して±1.5〜±2.5V)であるユニフォミティ改善信号2を2ステップ目に、映像信号と同極性で毎H入力している。
すなわち、画面においては、見かけ上画面上部の点Aと画面上部の点C、また画面下部の点Bと画面下部の点Dは同じ明るさになり、平均化されて、明るさのむらが少なくなり画面が見易くなる。
また、画面上部の点Aと画面下部の点Bの画素電位の差も小さくなるため、シェーディングも改善される。
その結果、改善された画面の状態を模式的に図3−Aに示す。
図4(A)において、Vsig信号は1フィールド目は正極性、2フィールド目は負極性を示している。また、この図4(A)において、動作を理解し易くするため、各フィールドを3Hまで示した。
PSW(図4(C))はプリチャージSW波形で、BLK期間以内に設定されている。また、PSW(図4(C))のパルス幅はプリチャージ期間を示し、Psig(図4(B))はプリチャージ信号を示している。
このようなユニフォミティ改善信号を入力した場合も図3−Aと図3−Bに示した本発明の第1実施形態例のアクティブマトリックス表示装置と同様の効果が得られる。
毎水平ブランキング期間中に映像信号Vsig(図5(A))の最低電圧付近の電位(Signal Centerに対して−4〜−6V)と映像信号の最高電圧付近の電位(Signal Centerに対して+4〜+6V)とを合わせたユニフォミティ改善信号1を1ステップ目に、映像信号振幅の中間付近の電位(Siganal Centerに対して±1.5〜±2.5V)であるユニフォミティ改善信号2を2ステップ目に入力し、ユニフォミティ改善信号1は映像信号と逆極性→同極性の順で入力し、ユニフォミティ改善信号2は映像信号と同極性で入力することを特徴とする(図5(B))。このようなユニフォミティ改善信号を入力した場合も本発明の第1実施形態例のアクティブマトリック表示装置と同様の効果が得られる。
特にこの場合は、ユニフォミティ改善信号の振幅が全体としてSignal Centerに対して対称となるため、上述した本発明の第1実施形態例、第2実施形態例と比較して、縦スジなどの画質不良が発生するリスクが少ない。
また、この場合のユニフォミティ改善信号1は第2実施形態例と同様に2回の水平ブランク期間内に1回(2H毎に1回)入力する方式でも良い。
また、縦クロストークとシェーディングを同時に改善した。
さらに、1F反転駆動のアクティブマトリックス装置において、一括プリチャージ方式だけでなく、点順次プリチャージ方式においても画質が向上する。
Claims (14)
- フィールド反転駆動のアクティブマトリックス表示装置であって、
マトリックス状に配列された画像表示素子と、
前記画像表示素子を列方向に走査し、画像データを前記列方向に接続された画素線に供給する水平ドライバと、
前記画像表示素子を行方向に走査する垂直ドライバと、
前記画素線を介して前記画像データの信号表示期間前に所定の電位を有するユニフォミティ信号を供給するプリチャージドライバと
を有する
アクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記ユニフォミティ信号を水平ブランキング期間内のプリチャージ期間に前記画素線に供給する
請求項1記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記ユニフォミティ信号として、前記画像信号の最低電圧付近の電位である第1のユニフォミティ信号と前記画増信号振幅の中間付近の電位である第2のユニフォミティ信号を組み合わせた形で周期的に入力する
請求項2記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第1のユニフォミティ信号の信号電位を前記画像信号のセンターに対して所定電位低く設定した
請求項2記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第2のユニフォミティ信号の信号電位を前記画像信号のセンター電位に対して所定電位の範囲に設定した
請求項1記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第2のユニフォミティ信号を2回の水平ブランク期間内に少なくとも1回以上入力する
請求項2記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第2のユニフォミティ信号を前記画像信号と同極性の信号を毎水平ブランキング期間に入力する
請求項2記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第1のユニフォミティ信号を前記第2のユニフォミティ信号の前にだけ入力する
請求項2記載のアクティブマトリックス表示装置。 - フィールド反転駆動のアクティブマトリックス表示装置において、
マトリックス状に配列された画像表示素子と、
前記画像表示素子を列方向に走査し、画像データを画素線に供給する水平ドライバと、
前記画像表示素子を行方向に走査する垂直ドライバと、
前記画像データの各画素信号をサンプリングする直前に、前記画素線を介して所定の電位を有するユニフォミティ信号を供給するプリチャージドライバと
を有する
アクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記ユニフォミティ信号として、前記画像信号の最低電圧付近の電位である第1のユニフォミティ信号と前記画像信号振幅の中間付近の電位である第2のユニフォミティ信号を組み合わせた形で周期的に入力する
請求項9記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第1のユニフォミティ信号の信号電位を前記画像信号のセンターに対して所定電位低く設定した
請求項9記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記第2のユニフォミティ信号の信号電位を前記画像信号のセンター電位に対して所定電位の範囲に設定した
請求項9記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記ユニフォミティ信号の第1のユニフォミティ信号を2回の水平ブランク期間内に少なくとも1回以上入力する
請求項9記載のアクティブマトリックス表示装置。 - 前記プリチャージドライバは、前記ユニフォミティ信号の第2のユニフォミティ信号を前記画像信号と同極性の信号を毎水平ブランキング期間に入力する
請求項9記載のアクティブマトリックス表示装置。
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