JP2006259116A - レンズ移動機構及びカメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 ナットとリードスクリューの食い付き防止のために特別な付勢部材を使用するレンズ移動機構及びカメラモジュールの提供。
【解決手段】 レンズ移動機構11において、非線形な弾性特性を有するコイルバネ18を使用することにより、リードスクリュー23とナット24間、ナットとレンズ保持枠14間の光軸方向の弱い付勢を行う。更に、レンズ保持枠がコイルバネ18に接近する方向に移動し、レンズ保持枠の通常の移動範囲を越える機械的な端点に近づくと、非線形コイルバネはレンズ保持枠に対して強い付勢力が発生する特性を持つため、モータの回転が停止する。停止した後に、モータの回転方向を逆転させると、ナットとリードスクリューが食い付くことなく、レンズ保持枠を反転移動させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズ移動機構に関するもので、詳しくは、モータとリードスクリューを使用して、レンズ群を光軸方向に移動させる機構を有する光学系のレンズ移動機構及びこれを用いたカメラモジュールに関する。
近年、デジタルスチルカメラ等の撮像装置においては、携帯性の向上・使い勝手の良化が求められ、装置全体の小型化が行われており、撮像装置に用いられる光学系鏡筒及びレンズの小型化も進められているが、更なる高画質化・高画素化の要望は非常に強く、レンズ移動機構を小型化することによって光学系鏡筒としての小型化が要望される。
最近は、デジタルスチルカメラより小型かつ薄型のカメラモジュールを搭載する携帯電話にも、オートフォーカス機能や光学ズーム機能が搭載される状況になり、更なる光学系鏡筒としての薄型化、低コスト化が要求されている。特に携帯電話用のカメラモジュールにおいては、位置決め精度及びモータの制約から、リードスクリューを使用したレンズ駆動機構が有利であり、スペースの制約からフォトインタラプタ等のレンズ位置検出用センサの搭載数も限られるため、フォトインタラプタ等の位置検出デバイスを使用して、光学的なレンズの基準位置を設定し、この基準位置に基づき、ステップモータの入力信号のカウントによるソフトウェア制御によってレンズ移動範囲を設定する場合が多い。
一方で、組立直後やレンズ移動機構動作時の電源遮断等の状態など、所定のレンズ移動範囲を越える可能性も想定して、カメラモジュールに使用されるレンズ移動機構に対しては、レンズ保持枠若しくはナットとリードスクリューとの食い付き防止対策も必要とされている。
この食い付き防止対策を備えた、従来のレンズ移動機構の一例として、リードスクリューと、このリードスクリューと螺合する雌ネジ部を含むナットと、前記ナットを介して、光軸方向である光軸方向へ移動するレンズ保持枠と、このレンズ保持枠に当接し、レンズ保持枠をナットに付勢するレンズ保持枠の付勢部材と、レンズ保持枠とリードスクリューとの食い付き防止用に前記付勢部材とは別の付勢部材(コイルバネ)を設けた特開平11−84107号公報に記載されたものが知られている。このレンズ移動機構は、駆動機構のリードスクリューの両端部に空転部が設けられ、一方の端部にナットが到達した場合は、レンズ保持枠の付勢部材の収縮力を利用し、他の一方の端部にナットが到達した場合は、食い付き防止用コイルバネの反発力を利用して、再度、リードスクリューに螺合させる。
また、食い付き防止機能を備えたバネを備えた、従来のレンズ移動機構の他の一例として、前記バネとレンズ保持枠の付勢用のコイルバネを兼用し、リードスクリューの一方の端部のみ空転部を設けた特開2004−341392号公報に記載されたものが知られている。このレンズ移動機構は、駆動機構のリードスクリューの両端部のうち、ナットと当接するアームが配置される側のみに空転部が設けられている。(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。
特開平11−84207号公報(第4頁、第3図) 特開2004−341392号公報(第5〜6頁、第4図)
しかしながら、前者のレンズ移動機構では、レンズ保持枠の光軸方向のガタ寄せを行なう付勢部材以外に、食い付き防止用のコイルバネ等の別体の付勢部材を使用する必要があった。
後者のレンズ移動機構では、コイルバネが配置され、アームが配置される側の一端の食い付きについては防止できるが、他の一端の食い付きについては防止できないため、両端部の食い付きを防止するためには、前記付勢用コイルバネ別の食い付き防止用のコイルバネともう一方のリードスクリューの端部に空転部が必要であった。
一方、双方のレンズ移動機構とも、通常の線形特性を有するバネを使用しているためにレンズ保持枠の位置によって必要な駆動力の変動が大きく、モータ単体の駆動力のバラツキを考慮すると、モータの駆動力を高く設定する必要があり、レンズ保持枠若しくはナットとリードスクリューと食い付く可能性がより高まる恐れがあった。
更に、双方のレンズ移動機構とも、光学的な精度に大きく影響する光軸ぶれ等のレンズ保持枠のラジアル方向のぶれを解消できない点と、複数のレンズを移動させる構成を想定しておらず、複数のレンズ保持枠が当接して発生する食い付きには対応できない点が課題であった。
本発明は、前記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、レンズ保持枠の光軸方向のガタツキの抑制を図りつつ、部品点数の削減による移動機構の小型化、低コスト化を実現することにより、レンズ保持枠若しくはナットとリードスクリューとの食い付きを解消したレンズ移動機構を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明のレンズ移動機構は、駆動源と、レンズを内包し、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、リードスクリューと、該リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、前記リードスクリューの回転に応じて、光軸方向に移動し、前記レンズ保持枠に駆動力を伝達する第1の移動部材と、前記レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構であって、前記レンズ保持枠を前記第1の移動部材に当接する方向へ付勢する付勢部材を備え、該付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有することを特徴としている。
又、前記課題を解決するために、本発明のレンズ移動機構は、駆動源と、リードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構であって、前記レンズ保持枠を光軸方向に付勢する付勢部材を備え、該付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有することを特徴としている。
この発明では、前記発明において、前記付勢部材として、レンズ保持枠を光軸方向に付勢し、かつ、光軸方向に対して垂直となるラジアル方向にレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用する場合も含んでいる。
又、前記課題を解決するために、本発明のレンズ移動機構は、駆動源と、リードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動する第1及び第2のレンズ保持枠と、該第1及び第2のレンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構であって、前記第1のレンズ保持枠に一端を係止し、他の一端を前記第2のレンズ保持枠に係止して光軸方向へ付勢する非線形の弾性特性を有する非線形コイルバネを使用することを特徴としている。
この発明は、前記非線形コイルバネとして、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向に第1のレンズ保持枠と第2のレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用した場合も含んでいる。
又、前記課題を解決するために、本発明のカメラモジュールは、駆動源と、レンズを内包し、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、リードスクリューと、該リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、前記リードスクリューの回転に応じて、光軸方向に移動し、前記レンズ保持枠に駆動力を伝達する第1の移動部材と、前記レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構を含むカメラモジュールであって、レンズ保持枠を第1の移動部材に当接する方向へ付勢する付勢部材を備え、前記付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有するレンズ移動機構を含むことを特徴としている。
又、前記課題を解決するために、本発明のカメラモジュールは、駆動源と、リードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構を含むカメラモジュールであって、レンズ保持枠を光軸方向に付勢する付勢部材を備え、前記付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有するレンズ移動機構を含むことを特徴とする。
この発明は、前記付勢部材として、レンズ保持枠を光軸方向に付勢し、かつ、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向にレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用したカメラモジュールも含んでいる。
又、前記課題を解決するために、第1及び第2の駆動源と、第1及び第2のリードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動する第1及び第2のレンズ保持枠と、該第1及び第2のレンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構を含むカメラモジュールであって、前記第1のレンズ保持枠に一端を係止し、他の一端を第2のレンズ保持枠に係止して光軸方向に付勢する非線形の弾性特性を有する非線形コイルバネを使用したレンズ移動機構を含むことを特徴とする。
この発明は、前記非線形コイルバネとして、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向に第1のレンズ保持枠と第2のレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用したカメラモジュールも含んでいる。
本発明のレンズ移動機構によれば、レンズ保持枠を付勢する手段として、非線形な弾性特性を有するコイルバネを使用することにより、別体のコイルバネ等を使用することなく、レンズ保持枠若しくはナットとリードスクリュー間に発生する食い付きを防止し、レンズ保持枠の光軸方向の付勢も行い、レンズ保持枠の光軸方向のガタツキを防止することが可能となる。したがって、安定した駆動力がリードスクリューからレンズ保持枠に伝達され、レンズ及びレンズ保持枠は所望の位置に高精度に位置決めされる。
また、隣接するレンズ保持枠間に非線形な弾性特性を有するコイルバネを配置することにより、レンズ保持枠同士が接触して、レンズ保持枠若しくはナットとリードスクリュー間のおける食い付きを防止することが可能となる。
更に、前記コイルバネの代わりに光軸方向に非線形な弾性特性を有し、かつ光軸方向と実質垂直方向であるラジアル方向にも付勢力を有するねじりコイルバネを使用することにより、光軸方向の付勢力を発生させ、それぞれのレンズ保持枠に対して、ガイド軸及び回転止め軸と当接するように付勢することにより、レンズ保持枠のラジアル方向のガタ(光軸ぶれ)も防止することもが可能となる。
更に、光軸方向及びラジアル方向の付勢力が所望の値となるよう、コイルバネの材質、サイズ、形状を規定することにより、駆動源となるモータの小型化、機構全体の小型化、部品点数の削減による低コスト化、レンズ保持枠の位置精度を確保しつつ、レンズ保持枠若しくはナットとリードスクリュー間における食い付きを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のレンズ移動機構11を示す分解斜視図であり、ベース部材12と、レンズ13と、レンズ13を保持するレンズ保持枠14と、レンズ保持枠14を光軸方向に案内するガイド軸15と、前記レンズ保持枠14の回り止めの機能を備える回り止め軸16と、ガイド軸15と回り止め軸16を保持する押え部材17と、ガイド軸15と回り止め軸と固定された押え部材17とレンズ保持枠14間に配置され、レンズ保持枠の光軸方向の付勢を行なう非線形なたわみ―荷重特性を有する非線形コイルバネ18と、ベース部材12に対してレンズ保持枠14を光軸方向に進退させる駆動源であるモータ21と、モータの駆動力を伝達する第1減速歯車22、回転方向の駆動力を光軸方向にの駆動力に変換するリードスクリュー23と、リードスクリュー23と螺合し、レンズ保持枠14に駆動力を伝達するナット24を、その基本構成として備えている。
ベース部材12及び押え部材17は、それぞれ中央部に光を通す開口部12a,17aが形成され、光軸方向と平行にガイド軸15及び回り止め軸16が保持されている。ベース部材12には、駆動源となるモータ21が固定され、1番減速歯車22及び歯車23a付きのリードスクリュー23が回転自在に支持されている。
レンズ保持枠14は、樹脂材料により略円筒形状に形成されており、その内周にレンズ13を保持する。一方、その外周の一部には、径方向外側に向かって伸長し、ナット24の係合部24bと当接する係合部14bを有する突起部14aが形成され、リードスクリューの回転に伴うナット自体の回転を防止する回転止め機能(図示しない)を備え、ガイド軸15を内挿する挿入部14cと、回り止め軸16に当接する回り止め部14dが形成されている。
ナット24は、リードスクリュー23のネジ溝に螺合する雌ネジ部24aが形成されている。また、レンズ保持枠14の係合部14bに当接する係合部24bを有する。
図2は、非線形コイルバネ18の形状とその変化を示す断面図である。図2(a)はレンズ保持枠14がベース部材12側に位置する状態、図2(b)は押え部材17側に位置する状態を示す。非線形コイルバネ18は材質、線断面形状、コイル径は均一であり、線間のピッチP1からなる部分とこのP1より長いピッチP2からなる部分で構成されている不等ピッチコイルバネである。レンズ保持枠14の押え部材17側への移動に伴い、非線形コイルバネは収縮し、線間のピッチが短いP1の部分で最初に線同士が接触して、弾性特性が変化し、最終的にはP2の部分においても線同士が接触することにより、レンズ保持枠14の移動が不能となる。
次に、前記レンズ移動機構の動作について、図1〜2に基づき説明する。レンズ保持枠14が停止状態の場合、レンズ保持枠14は、非線形コイルバネ18のベース部材12方向の付勢力により、レンズ保持枠14とナット24間のガタ寄せとナット24とリードスクリュー23間のガタ寄せが行なわれて、安定した状態で保持されている。後述する制御部の駆動信号により、モータ21が正転されると、モータ歯車21a、第1減速歯車22、リードスクリュー歯車23aを介して所定の速度に減速され、リードスクリュー23が正転し始め、レンズ保持枠14が目標位置まで繰り出される。この繰り出し動作中においても、ナット24とリードスクリュー23とはガタ寄せされた状態を維持しており、更に、ナット24とレンズ保持枠14も当接した状態を維持している。
一方、制御部の復帰信号により、モータ21が逆転されると、モータ歯車21a、第1減速歯車22、リードスクリュー歯車23aを介して所定の速度に減速され、リードスクリュー23が逆転し始め、レンズ保持枠14が目標位置まで繰り込まれる。この繰り込み動作中においても、ナット24とリードスクリュー23とはガタ寄せされた状態を維持しており、更に、ナット24とレンズ保持枠14も当接した状態を維持している。
次に、図3に基づき、非線形コイルバネの特性と駆動力の関係について、詳細説明する。
図3(a)の線形コイルバネのたわみ−荷重特性、図3(b)は非線形コイルバネのたわみ−荷重特性を示すグラフである。
F1及びF1´は、レンズ保持枠が移動範囲の上端点まで駆動するために必要な駆動力の条件であり、F2及びF2´はコイルバネの線同士が密着し、レンズ保持枠の移動が不能となり、ナットとリードスクリューが食い付く可能性が高くなる駆動力の条件を示す。
図3(a)のグラフから、要求される輪列やリードスクリュー間の損失を含めた実効的な駆動力Fの条件は、F1<F<F2となる。一方、非線形コイルバネの場合、図3(b)のグラフから、非線形コイルバネ18は荷重の増加に伴って、線間のピッチが短いP2の部分で線同士が接触し、弾性特性が変化する変曲点を持つ。この変曲点の前後でたわみ−荷重の関係が大きく変化するため、レンズ保持枠の移動に必要な駆動力F´の条件は、F1´<F´<F2´であり、線形コイルバネに必要な駆動力Fより広い範囲となる。よって、モータの駆動力、輪列及びリードスクリュー等の損失の個体差を考慮すると、実効的な駆動力の対応範囲が広い非線形コイルバネを使用する方が、レンズ保持枠のスムーズな駆動及びナットとリードスクリューの食い付き防止対策に有利である。
なお、本発明におけるレンズ移動機構における非線形コイルバネは、前述したコイルバネのピッチが変化する不等ピッチコイルバネに限定するものではなく、コイルバネのバネ径が変化する円錐コイルバネや線径が変化するテーパーコイルバネ等、コイル形状や線材の形状及び材質が変化する非線形コイルバネについても、適用可能である。
図4は、本発明に係るレンズ移動機構の他の実施形態を示すものであり、前述の実施形態に対して、ナットを使用する代わりに、レンズ保持枠に雌ネジ部を形成して、この雌ネジ部とリードスクリューを螺合し、レンズ保持枠を光軸方向に駆動するレンズ移動機構である。
図4に示すレンズ移動機構11aは、図1で示したレンズ移動機構11とほぼ同様の構成であるが、ナット24の代わりに、ガイド軸15を内挿する挿入部14cと、回り止め軸16に当接する回り止め部14dを外周部に形成し、ガイド軸15をとリードスクリュー23のネジ部と螺合する雌ネジ部19bを有する突起部19aを外周部に形成したレンズ保持枠19を使用することにより、レンズ保持枠19をリードスクリュー23で直接駆動するように構成されている。
この実施形態に係る移動機構の動作については、前述のレンズ移動機構と基本的に同様である。したがって、本構成についても、レンズ保持枠の光軸方向のガタツキを防止しつつ、レンズ保持枠をスムーズに駆動させ、レンズ保持枠とリードスクリューの食い付きを防止することができる。
図5は、本発明に係るレンズ移動機構の他の実施形態を示すものであり、前述の実施形態に対して、レンズの光軸傾きと光軸ぶれを抑制することを目的として、非線形コイルバネの代わりに非線形ねじりコイルバネを使用したレンズ移動機構である。
図5に示すレンズ移動機構11bは、図1で示したレンズ移動機構11とほぼ同様の構成であるが、非線形コイルバネ18の代わりに非線形ねじりコイルバネ20を使用し、非線形ねじりコイルバネ20の一端を押え部材17に係合し、他の一端をガイド軸15及び回り止め軸16に対して回転規制されたレンズ保持枠14に係合することにより、光軸方向と実質垂直方向となるラジアル方向aにも付勢するように構成されている。
したがって、ガイド軸15に対してレンズ保持枠14の挿入部14cの内面の一部を常時接触させ、回り止め軸16に対してレンズ保持枠14の回り止め部の内面の一部を常時接触させることにより、レンズ保持枠14のラジアル方向のガタツキを防止し、内包するレンズ13の光軸傾きと光軸ぶれを防止する。
この実施形態に係るレンズ移動機構の動作については、前述のレンズ移動機構と基本的に同様である。したがって、本構成についても、リードスクリューとナット間、ナットとレンズ保持枠間の光軸方向のガタ寄せを行ないつつ、レンズ保持枠をスムーズに駆動させ、ナットとリードスクリューの食い付きを防止することができる。
なお、図1から図5に示すレンズ移動機構において、非線形コイルバネ18若しくは非線形ねじりコイルバネ20の一端を押え部材17に係止するように構成されているが、非線形コイルバネ18若しくは非線形ねじりコイルバネ20をレンズ保持枠とベース部材の間に配置し、それぞれのコイルバネの一端をベース部材に係止し、他の一端をレンズ保持枠に係止するように構成することも可能である。ただし、図1のレンズ移動機構に適用する場合、ナット24の当接面に対して、非線形コイルバネ18がレンズ保持枠14を押し付けるように構成する必要がある。
図6は、本発明に係るレンズ移動機構の他の実施形態を示す分解斜視図であり、複数のレンズ保持枠を、それぞれ異なるモータ、歯車、リードスクリューで駆動するズームレンズ移動機構101に本発明を適応したものである。
1〜4群レンズ102〜105、1群レンズを保持する押え部材106、2,3群レンズ保持枠107〜108、4群レンズを保持するベース部材109と、1〜4群レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド軸110と、回り止めの機能を備える回り止め軸111と、ベース部材109に対して2,3群レンズ保持枠107,108をそれぞれ光軸方向に進退させる駆動源である第1のレンズ駆動用モータ121、第2のレンズ駆動用モータ131と、第1減速歯車122,132と、回転方向の駆動力を光軸方向の駆動力に変換する第1のリードスクリュー123、第2のリードスクリュー133からなり、第1のリードスクリューに螺合する雌ネジ部を有する2群レンズ保持枠107、第2のリードスクリューに螺合する雌ネジ部を有する3群レンズ保持枠108でレンズ移動機構が構成され、2群レンズ保持枠107と3群レンズ保持枠108との間に、2,3群レンズ保持枠を光軸方向に付勢する非線形コイルバネ112を配置するように構成されている。
ベース部材109は、4群レンズ保持枠109を内包し、光軸と平行にガイド軸110と回り止め軸111が保持され、2群レンズ保持枠107の駆動源となる第1のモータ121が固定され、第1減速歯車122と、歯車付きの第1のリードスクリュー123が回転自在に支持され、更に、3群レンズ保持枠108の駆動源となる第2のモータ131が固定され、第1減速歯車132、歯車付の第2のリードスクリュー133が回転自在に支持されている。
押さえ部材106は、1群レンズ保持枠107を内包し、ガイド軸110、回り止め軸111が固定され、第1のリードスクリュー123と第2のリードスクリュー133が回転自在に支持されている。
2群,3群レンズ保持枠107,108は、樹脂材料により略円筒形状に形成されており、その内周にそれぞれ、2,3群レンズ103,104を保持する。また、図4に示すレンズ移動機構のレンズ保持枠と同様に、2群レンズ保持枠107の外周の一部には、径方向外側に向かって伸長し、第1のナット124と当接する係合部を備える突起部が形成され、さらに、ガイド軸110、回り止め軸111を内挿する挿入部、回り止め部が形成されている。同様に、3群レンズ保持枠108の外周の一部には、径方向外側に向かって伸長し、第2のナット134と当接する係合部を備える突起部が形成され、さらに、ガイド軸110、回り止め軸111をそれぞれ内挿する挿入部、回り止め部が形成されている。
次に、前記ズームレンズ移動機構の動作について、図7に基づき説明する。図7(a)〜(b)は、テレ端からワイド端における1〜4群レンズ位置を軌跡を示す説明図である。図7(c)は、ズームレンズ移動機構の動作を説明する説明図である。
最初に、2群レンズ保持枠107、3群レンズ保持枠108が停止状態の場合、双方のレンズ保持枠が反発する方向に、非線形コイルバネ112の付勢力が加わり、2群レンズ保持枠107と第1のリードスクリュー123間、3群レンズ保持枠108と第2のリードスクリュー133間のガタ寄せが行なわれて、それぞれ安定した状態で保持されている。ズーム制御により、2群レンズ保持枠107と3群レンズ保持枠108を繰り出す場合は、後述するカメラモジュールの制御部から駆動信号が出力されると、第1のモータ121及び第2のモータ131が正転し、減速歯車を介して、リードスクリュー123、133が正転し始める。すると、ガイド軸110及び回り止め軸111によって光軸方向にガイドされ、2群レンズ保持枠107、3群レンズ保持枠108が目標位置まで繰り出される。
一方、ズーム制御により、2群レンズ保持枠107が繰り込み、3群レンズ保持枠108が繰り出す場合は、第1のモータ121が逆転し、第2のモータ131が正転し、減速歯車を介して、第1のリードスクリュー123が逆転し、第2のリードスクリュー133が正転し始め、2群レンズ保持枠107が目標位置まで繰り込まれ、3群レンズ保持枠108が目標位置まで繰り出される。2群レンズ保持枠107と3群レンズ保持枠108との間隔が狭くなると、双方のレンズ保持枠に加わる非線形コイルバネ112の付勢力が非線形的に大きくなり、所定の間隔より狭くなる場合、双方のレンズ保持枠と螺合するリードスクリューとの食い込みを防止することが可能となる。
次に、ズーム制御により、2群レンズ保持枠107が3群レンズ保持枠108に対して、より大きく繰り出す場合は、2群レンズ保持枠107と3群レンズ保持枠108との間隔が広くなり、双方のレンズ保持枠に加わる非線形コイルバネ112の付勢力が小さくなる。特に、通常の移動範囲を越える場合には、双方のレンズ保持枠が互いに引き合う方向に付勢力が加わることにより、2群レンズ保持枠107と螺合する第1のリードスクリュー123との食い込みを防止することが可能となる。
一方、ズーム制御により、3群レンズ保持枠108が2群レンズ保持枠107に対して、より大きく繰り込む場合は、2群レンズ保持枠107と3群レンズ保持枠108との間隔が広くなり、双方のレンズ保持枠に加わる非線形コイルバネ112の付勢力が小さくなる。この状態でも、3群レンズ保持枠108が通常の移動範囲を越える場合には、双方のレンズ保持枠が互いに引き合う方向に付勢力が加わることにより、3群レンズ保持枠108と螺合する第2のリードスクリュー133との食い込みを防止することが可能となる。
以上述べた実施形態においては、移動部材として切り欠け部を持たない雌ネジ部を含むナットを含むように構成しているが、前記ナットの代わりに雌ネジ部の一部に切り欠け部を有する、いわゆるラックを使用しても、本発明を適用可能である。
図8は図1に示したレンズ移動機構を含むカメラモジュール201の概略を示したブロック図である。カメラモジュール201は、図1で説明したレンズ移動機構11、レンズを駆動する駆動源となるモータに対して、必要な駆動信号を出力するモータドライバ202、レンズ位置を検出する検出部203、CPUやメモリを含み、前記検出部及び後述する映像信号に基づきレンズ移動機構の制御を行なう制御部204、レンズによって収束される光を電気信号に変換する撮像素子205、撮像素子が出力する信号を処理し、制御部へ映像信号として出力する信号処理部206で構成される。なお、表示部207は、カメラモジュール201が組み込まれた電子機器に設けられていて、撮像素子205で得られた画像情報やその他の制御情報等を表示する。
図9は図6に示した複数のレンズを駆動するズームレンズ移動機構を含むカメラモジュール301の概略を示したブロック図である。カメラモジュール301は、図6で説明したレンズ移動機構101、レンズを駆動する駆動源となるモータ121,131に対して、必要な駆動信号を出力するモータドライバ302、レンズ位置を検出する検出部303、CPUやメモリを含み、検出部303と映像信号に基づきレンズ移動機構の制御を行なう制御部304、レンズによって収束される光を電気信号に変換する撮像素子305、撮像素子が出力する信号を処理し、制御部へ映像信号として出力する信号処理部306で構成される。なお、表示部307は、カメラモジュール301が組み込まれた電子機器に設けられていて、撮像素子305で得られた画像情報やその他の制御情報等を表示する。
本発明による第1の実施形態のレンズ移動機構を示す分解斜視図である。 本発明による第1の実施形態のレンズ移動機構における、非線形コイルバネの形状変化を示す詳細断面図である。 本発明による第1の実施形態のレンズ移動機構における、線形コイルバネと非線形コイルバネの弾性特性を比較した説明図である。 本発明による他の実施形態のレンズ移動機構を示す分解斜視図である。 本発明による他の実施形態のレンズ移動機構を示す分解斜視図である。 本発明によるレンズ移動機構を適用し、複数のレンズを駆動するズームレンズ移動機構を示した分解斜視図である。 本発明によるレンズ移動機構を適用し、複数のレンズを駆動するズームレンズ移動機構の動作を示す説明図である。 本発明によるレンズ移動機構を備えたカメラモジュールの概略を示したブロック図である。 本発明によるレンズ移動機構を適用し、複数のレンズを駆動するズームレンズ移動機構を備えたカメラモジュールの概略を示したブロック図である。
符号の説明
11 レンズ移動機構
12、109 ベース部材
13、102〜105 レンズ
14、19、107、108 レンズ保持枠
15、110 ガイド軸
16、111 回転止め軸
17、106 押え部材
18、112 非線形コイルバネ
20 非線形ねじりコイルバネ
21、121、131 モータ
22、122、132 第1減速歯車
23、123、133 リードスクリュー
24 ナット
101 ズームレンズ移動機構
201、301 カメラモジュール

Claims (10)

  1. 駆動源と、レンズを内包し、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、リードスクリューと、該リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、前記リードスクリューの回転に応じて、光軸方向に移動し、前記レンズ保持枠に駆動力を伝達する第1の移動部材と、前記レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構であって、
    前記レンズ保持枠を前記第1の移動部材に当接する方向へ付勢する付勢部材を備え、該付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有するレンズ移動機構。
  2. 駆動源と、リードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構であって、
    前記レンズ保持枠を光軸方向に付勢する付勢部材を備え、該付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有するレンズ移動機構。
  3. 前記付勢部材として、レンズ保持枠を光軸方向に付勢し、かつ、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向にレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用した請求項1及び2記載のレンズ移動機構。
  4. 駆動源と、リードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動する第1及び第2のレンズ保持枠と、該第1及び第2のレンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構であって、
    前記第1のレンズ保持枠に一端を係止し、他の一端を前記第2のレンズ保持枠に係止して光軸方向に付勢する非線形の弾性特性を有する非線形コイルバネを使用したレンズ移動機構。
  5. 前記非線形コイルバネとして、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向に第1のレンズ保持枠と第2のレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用した請求項4記載のレンズ移動機構。
  6. 駆動源と、レンズを内包し、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、リードスクリューと、該リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、前記リードスクリューの回転に応じて、光軸方向に移動し、前記レンズ保持枠に駆動力を伝達する第1の移動部材と、前記レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構を含むカメラモジュールであって、
    レンズ保持枠を第1の移動部材に当接する方向へ付勢する付勢部材を備え、
    前記付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有するレンズ移動機構を含むカメラモジュール。
  7. 駆動源と、リードスクリューと、レンズを内包し、前記リードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動するレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構を含むカメラモジュールであって、
    レンズ保持枠を光軸方向に付勢する付勢部材を備え、
    該付勢部材が光軸方向に非線形の弾性特性を有するレンズ移動機構を含むカメラモジュール。
  8. 前記付勢部材として、前記レンズ保持枠を光軸方向に付勢し、かつ、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向に前記レンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用した請求項6または7記載のカメラモジュール。
  9. 第1及び第2の駆動源と、第1及び第2のリードスクリューと、レンズを内包し、前記第1及び第2のリードスクリューのネジ部と螺合する雌ネジ部を含み、光軸方向に移動する第1及び第2のレンズ保持枠と、該第1及び第2のレンズ保持枠を光軸方向にガイドするガイド部材と、前記レンズ保持枠の回転を防止する回り止め部材を備えたレンズ移動機構を含むカメラモジュールであって、
    前記第1のレンズ保持枠に一端を係止し、他の一端を前記第2のレンズ保持枠に係止して光軸方向に付勢する非線形の弾性特性を有する非線形コイルバネを使用したレンズ移動機構を含むカメラモジュール。
  10. 前記非線形コイルバネとして、光軸方向に対して実質垂直方向となるラジアル方向に第1のレンズ保持枠と第2のレンズ保持枠を付勢する非線形ねじりコイルバネを使用した請求項9記載のカメラモジュール。
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